今週取り上げる最新映画は、痛快ヒット作『キック・アス』(2010年)の原作者&監督コンビが放つ刺激と笑いが満載の英国製アクションと、江口洋介&本木雅弘共演で原発テロ犯との戦いを描く和製サスペンス。いずれもスリリングな展開が持ち味だが、前者が毒のあるユーモア、後者が家族愛を強調している点はそれぞれのお国柄といったところか。 『キングスマン』(公開中、R15+指定)は、マーク・ミラーのコミックを原作に、マシュー・ボーン監督が『英国王のスピーチ』(10年)のコリン・ファース主演で映画化したスタイリッシュで過激な新感覚スパイアクション。ロンドンの高級スーツ店を隠れみのにする独立諜報機関、「キングスマン」のエリートスパイ・ハリー(ファース)は、かつて自分の命を救った亡き同僚の息子エグジー(タロン・エガートン)から連絡を受ける。無軌道に生きていたエグジーを、ハリーはキングスマンの新人試験に推薦。候補生たちが危険な選考試験で絞り込まれる頃、IT富豪のヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)が、秘かに人類抹殺計画を進めていた。 英国紳士然として華麗に敵を倒すコリン・ファースと、やんちゃな熱血青年に扮する映画初出演のタロン・エガートンの組み合わせが、スパイ物というジャンル映画の温故知新に挑む本作のスタンスを端的に示している。ある事情でハリーが暴走する長尺のアクションや、とある状況下で大物たちの首が次々に飛ぶ終盤のスペクタクルなどは、残酷なのに絶妙なブラックユーモアのおかげで爆笑してしまう。ヴァレンタインの片腕で両足の義足が鋭利なブレードになっている美女ガゼル(ソフィア・ブテラ)も、『殺し屋1』を彷彿とさせる踵(かかと)落としが恐ろしくも魅力的な強烈キャラ。今年はスパイ映画の話題作が続々封切られているが、その中でも過激さと笑いの点で群を抜く大傑作だ。 『天空の蜂』(9月12日公開)は、東野圭吾が1995年に発表した同名小説を、『20世紀少年』シリーズの堤幸彦監督が映画化したサスペンス大作。95年8月、自衛隊用の最新大型ヘリコプター「ビッグB」を開発した設計士の湯原(江口洋介)は、妻と息子・高彦を連れて納入式典の会場を訪れる。高彦がこっそり乗り込んだビッグBが、何者かにより遠隔操作されて飛び立ち、福井県にある原子力発電所「新陽」の真上に静止。犯人は国内の全原発を破棄するよう要求し、従わなければ爆発物を積んだビックBを原発に墜落させると脅してくる。湯原は新陽の設計士・三島(本木雅弘)と協力し、高彦の救出と大惨事の回避を試みる。 まず驚かされるのは、今から20年も前に原発テロを題材とする小説を書き上げていた東野圭吾の先見性。安保法制をめぐる議論で原発テロのリスクも指摘される昨今、実にタイムリーな劇場公開となった。堤監督による演出は緊張感のコントロールが巧みで、実力派俳優らによる気迫のこもった演技も画面を引き締める。仲間由紀恵、綾野剛、柄本明ら共演陣も豪華。3・11を経験した私たちに、絵空事とは思えない切実なテーマを突きつけてくる意欲作だ。 (文=映画.com編集スタッフ・高森郁哉) 『キングスマン』作品情報 <http://eiga.com/movie/81623/> 『天空の蜂』作品情報 <http://eiga.com/movie/80517/>(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation
日別アーカイブ: 2015年9月11日
部族間抗争に備え……? 中国山奥に「象形拳」の達人だらけの武術村があった!
中国内陸部の貴州省の深い山間にある村落の知られざる実態がレポートされ、話題になっている。ミャオ族(苗族)やトン族(侗族)が暮らす貴州省天柱県の山奥にある村の住人たちが、実は皆、武術の達人だからだ。 「騰訊新聞」(8月27日付)などによると、貴州省と湖南省の境にある同村落では、100を超える世帯が畑仕事に従事する傍ら、日々武術の練習に明け暮れているというのだ。棒と釵(さい)の対練(2人で行う形稽古)をする村人たち
同地に暮らす村人は、明朝洪武帝の頃(およそ750年前)、江西省から戦火を逃れて同地に住みついた人々の子孫。陶、陳、陸、楊、袁、宋6つの姓を持つ者しかおらず、123世帯が暮らしているという。姓ごとにそれぞれ異なる武術の門派(流派)を伝え、龍、蛇、虎、豹など動物の動きを模した「象形拳」と呼ばれる徒手を操る。また、刀や槍、果ては農耕具を使った武器術も伝えられているという。 村人が武術を練習することになった理由には、2つの説があるとされる。ひとつは、その昔、村落が猛獣に襲撃され、畑を荒らされた上、家畜や人に危害を加えるようになった説。もうひとつは村落同士の争いがあり、自衛のために外部から2人の武術家を招いて、青年、壮年期の男性が武術を習い始め、やがて老若男女に広まっていったという説だ。 さらに、こんな伝説もある。ある時、村人8人が他の村のもの30人に囲まれ乱闘となった際、この8人はケガひとつせず、相手5人をやっつけたのだ。これが周囲に知れ渡り、徐々にこの村へ武術を学ぶために訪れる者が増え、そのまま住み着いたという話だ。 中国では現在でも、こうした村が数多く残っているとされており、有名な場所としては、700万人が暮らす都市となった今なお、約50もの独立した門派がひしめき合っている河北省滄州市や、太極拳の発祥地として源流を今に伝える河南省焦作市温県の陳家溝などがある。特に少林寺で知られる河南省登封県は、寺が存続の危機に晒された際には周辺の村人によって武術が外部に保存伝承され、寺に平和が戻ると武術を“返還”したという歴史もある。中国に武術留学経験のある日本人大学生は言う。叩いてよし、剣や刀をへし折るのもよし、武器であり、捕具でもある特殊武器、鐗(かん)を扱う70代の老人
「中国ではそれこそ、数千年前から現代になっても、村落間や氏族間の武力闘争が日常的に起こっている。こうした武力闘争は『械闘』(かいとう)といって、地元警察も介入できない規模になることもある。昨年1月に広西チワン族自治区で起こった械闘では、2,000人もの村人が衝突し、刀剣類はもちろん、自作の大砲まで使用された。こういう風土ですから、どの村も外部との抗争に備え自衛していて、武術も自衛手段のひとつというわけです」 「高手在民間(達人は民間にいる)」の言葉通り、中国にはまだまだ世に出ていない武術村が存在しているのかもしれない。 (取材・文=五月花子)4歳から武術の練習を始めたという女の子。クラスの男の子はちょっかいを出せないとか
山奥で武術の修行に明け暮れる村民たち。まさにカンフー映画そのもの。
川島なお美の会見ドレス衣装に読み取った、中森明菜との共通項とは
川島なお美公式ブログより
――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!
◎確認事項
「通常営業」だったら、あれはやせすぎと判断せざるを得ないのだが。「がん手術後」というファクターの存在により「めったなこと言えない」という空気に包まれた川島なお美会見。
グラドル鈴木ゆきが、キッチンでエプロン姿になって脱ぎ出す!? 「エロイと思いました、ヤバイです(笑)」
グラビアアイドルの鈴木ゆき が、18作目のDVD & BD『鈴の音 -スズノネ』を発売し、東京・秋葉原で記念のイベントを行った。 4月に宮古島で撮影したという本作。初めての衣装やシチュエーションに挑んだ意欲作だという。詳しい内容についても聞いてみた。 ――内容を教えてください。 「今回は海の女というか、漁港の女に扮して、今まで着たことのない衣装を追求しました(笑)。ゴム引きのツナギみたいなやつも(ゴム胴とか胴付き、あるいは単にカッパと言うそうです)着ました! 下にはなんにも着ていません! そこでちょっと頼りない漁師の男の子を励ますという物語です(笑)。漁船にも乗りました!」
――オススメのシーンは? 「例によって、クラシックバレエのシーンが今回もありまして(笑)、今回は衣装もガチなら踊りもガチ、本気で踊りました! とってもキレイに撮れていると思います!」 ――セクシーなシーンは? 「一番エロイのは、私がキッチンでエプロン姿になって、そこから脱ぎ出すというパッケージにも使われているシーンです(笑)。キッチンでというシチュエーションがエロイと思いました、ヤバイです(笑)」 今後もワンマンライブも予定されており、ノリノリのイベントとなったこの日。駆け付けたファンとも交歓を楽しんでいた。 鈴木ゆき オフィシャルブログ「ゆっこ RoCk DAys」 <http://www.diamondblog.jp/official/kkoro/>
「入浴後に膣からお湯がジャバー」現象に悩む女子が多いって知ってた?
女同士でシモの話ってしないなぁ。最近つくづくそう思うのです。ここで毎週のようにバイブだローターだクリトリスだアンダーヘアだと話しているじゃないか、というツッコミはしばしお待ちを。狭義の意味でのシモについてはかまびすしく話している私ですが、広義でのシモというとまだまだ話していない領域も多いのです。
たとえば、「お風呂あがりに膣から水が漏れてくる」という悩み。こういう女性が少なくないことは知っていましたが、私はここに〈経産婦の女性は〉〈一時的に〉という条件がつくと思い込んでいました。そう書いてあるものをたびたび読んできたからです。骨盤の底にはりめぐらされている骨盤底筋群が出産後は一時的にゆるむため、湯船でお湯が膣内に入るわ、尿漏れになるわ。でも、出産後しばらくすれば自然に元どおりとなる人がほとんど……という説です。もしくは、年配の女性。エイジングによって骨盤底筋が衰えると同じ悩みが生じるそうです。
でも現実には、若い女性、出産経験のない女性にも〈風呂あがりに膣からジャバー〉現象に頭を抱える人がけっこういるということがわかりました。こう書くと、「それってつまりアソコがユルいってことだろ?」で片づけられそうですが、さにあらず。聞くかぎりでは〈ジャバー〉現象が起きる女性がセックス面でネガティブな経験をしているとは限らないようです。
実態を知りたいと思っていたところ、都会の秘宝館こと「バイブバー・ワイルドワン」で〈女性力UP☆今話題のちつトレ講座!〉が開かれるというではありませんか。以前から耳にしていた〈ジャバー〉現象と、この講座に集まった女子から聞いた同現象をあわせて紹介します。
◎膣ジャバー派のナマの声
・お風呂で湯船に浸かると、膣内にお湯が入りまくる。そして湯上り、タオルで身体を拭いているときにジャバジャバ出てくる。ひどいときは、下着を履いてパジャマを着たあとになっても水が漏れてきて困る。尿漏れもあり(31歳/経産婦)
・産後ずっと、湯上がりにジャバー。妊娠がわかって以降セックスレスになって早2年(32歳/経産婦)
・いつからか膣にお湯が入るようになった。セックスしまくってるけど、ユルいと指摘されたことは特になし(31歳/未産婦)
・お風呂で膣にお湯が入る? いままでの人生まったく経験したことなし! ただしセックスにおいては性交痛の悩みあり(40代/未産婦)
・必ずジャバーとなるので、入浴後1、2時間はナプキンがマスト。ナプキンなしだと、下着どころかスウェットにまで染み出してしまう。最近、初めての彼氏ができて初体験したばかり。バージンのときからジャバーでした(大学生/未産婦)
・性風俗店に勤めているので、よく注入型のローションを使用するが、デリバリーの移動中に流れ出てしまう。下着も汚れるし、太ももあたりまで垂れることがあるので、お客さまにもローションを仕込んだことがバレバレ。当然、お風呂でもジャバー。ただし、仕事でもプライベートでもユルいといわれたことはない(20代/未産婦)
と、ま~出るわ出るわ。私自身はジャバーの経験がないので、正直驚きました。冒頭でも書きましたように、このジャバー問題とか尿漏れとか、すなわち広義でのシモについて女性同士で語られることはあまりありません。話題にのぼらず情報交換もできないと、どうしても自分自身を基準にして考えがちです。そして、「自分がそうだから、みんなそう」と思い込み、「でも誰も『困る』って言ってないんだから、これは我慢すべきことなんだな」となるのです。
ジャバー現象、たしかに病気ではないですが、QOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)は確実に下がりますよね。「悩むほどのことじゃない」と放置するのではなく、然るべきところに相談したり友人同士で情報交換したり、解消に努めるべきものです。講座で教えてもらったところによると、骨盤底筋群が弱っているのは確かなので、解消するのはズバリ〈膣トレ〉しかないとのことでした。
膣トレについて紹介する前に、もうひとつ考えたいのが、〈ジャバーとなる人はアソコがユルいのか問題〉です。たったこれだけのケースで判断するのはよろしくないのでしょうが、私はやっぱり〈ユルい膣〉というのは男性が創りだしたものだと見ています。実際、今回のヒアリングでも「ユルいといわれたことはない」という女性が複数いますよね。結局は、己のサイズが小さいのを(小さい=悪い、ではなく!)女性の膣のせいにしている、もしくは女性をまったく感じさせていない事実を認めたくなくて「そもそもお前の膣が悪い」と責任転嫁しているってだけの話。快感によって膣内の充血と収縮が引き起こされれば、そうユルくはならないはずですから。
◎QOL向上には膣トレあるのみ!
膣トレとは、そんな独善的な男のためではなく、自身のQOLのためにするものです。といっても、私には〈膣トレしているつもり〉だった過去があるため、骨盤底筋のトレーニングが簡単ではないことを知っています。あ、やり方は簡単なんですよ。でも、コツをつかむまでは見当違いのところを締めて膣トレした気になっているケースが多いだろうと推測できるのです。
そんなむずかしい膣トレの相棒となるのが、「フェミメイト」。昨年の【膣圧コンテスト messy杯】で活躍したトレーニングアイテムですが、私自身これを使うなかでやっと「あ~、締めるのはココなのね! いままでは入口を締めていただけだった!!」と身体でダイレクトに理解できたのです。
◯秒締めて●秒ゆるめる……というふうに、効率的なトレーニングがプログラムされているし、結果が数値化されるので「骨盤底筋、鍛えられている!」という手応えがあり、継続への意欲も増します。膣トレ、続けないと意味ないですからね。ジャバー防止は一日にしてならず。
でもそれよりも何よりも、まずは
「ジャバーとなる人ってけっこう多いらしいよ」
「恥ずかしいことでもなんでもないんだって」
「解消するなら、膣トレを続けないと」
「そのためのグッズもあるしね!」
っていう有益なシモネタを女性同士でどんどんすることから始めませんか? 自分だけでなく女性全体のQOLがきっと高まりますから。
■桃子/オトナのオモチャ約200種を所有し、それらを試しては、使用感をブログにつづるとともに、グッズを使ったラブコミュニケーションの楽しさを発信中。著書『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』ブックマン社。
国分太一、結婚で“リセット”なるか!? 評判ガタ落ちの理由は「身内」だが……
先月下旬から、堀北真希・山本耕史、上地雄輔、吉澤ひとみ、戸次重幸・市川由衣と連日の結婚報道にマスコミも大忙しだが、11日、新たにビッグニュースが飛び込んできた。TOKIO・国分太一の結婚である。 国分は『ジャニーズファミリークラブ』が郵送するお知らせで結婚を報告。お相手は2009年3月に女性誌でスクープされた、3歳年下の元TBS社員・Aさんだ。 ジャニーズのアイドルグループはこれまで、SMAPの木村拓哉、V6の井ノ原快彦など「1グループ結婚1人」となっていたが、国分の属するTOKIOはすでに山口達也が08年に結婚しているため、これで異例の「結婚2人」となった。これまで「1グループ1人」の体制を崩すことはなかったジャニーズ事務所だったが、なぜ国分は結婚できたのか。それは、彼自身の“近況”が影響しているのではと、関係者は見ている。 「昨年の国分太一は、テレビ番組出演(延べ)本数ランキングで初の年間王者を獲得、今年の上半期も首位をキープと表面上は絶好調に見えます。しかし、その内情はボロボロ。“土曜編集長”を務めた『すぽると!』(フジテレビ系)ではインタビューの際に用意された質問を読むだけ。勉強不足なので選手の専門的な話を掘り下げることもできず、視聴者からも大ブーイングの中、昨年いっぱいで降板となりました。さらに、14年度の1年間で打ち切りとなった朝のニュース番組『いっぷく!』(TBS系)、その後継番組である『白熱ライブ ビビット』と連続で国分がMCを務めていますが、常に視聴率3%程度をさまよう惨状です。国分の態度に関するスタッフからの悪評も叫ばれており、イメージが急落する中での今回の結婚報道。本人や事務所としても、これを機に“リセット”したかったのでは」(芸能記者) 表面的な好調ぶりとは裏腹に、なんとも危うい状況となっている国分太一。結婚で文字通り「新たな道」を歩みたいということか。だが、実際のところ今の国分は、タレントとして極めて“皮肉”な状況にあるという。 「『すぽると!』での国分は、『Going!Sports&News』(日本テレビ系)で積極的に選手や監督とコミュニケーションをとる亀梨和也と常に比較されてきました。同じく『いっぷく!』『白熱ライブ ビビット』に関しても、放送時間が丸かぶりで高視聴率を連発する『あさイチ』(NHK)の井ノ原快彦と好感度でかなりの差をつけられています。悲しいことに、国分の評価が下がるのは、優秀すぎる“身内”の影響も大きいんです。ジャニーズ事務所としても頭が痛いところですよね」(同) 結婚しても、国分の復活に直結するわけではないらしい。彼にはぜひとも家庭の幸せを積み上げていってほしいが、仕事に関しては、まずはこれまでのマイナスを埋める作業が必要だということか。国分太一
交通事故の相手は仲良しの隣人だった! お互いの不注意で収めようと思ったのに相手は謎の強気!
【作品名】「事故中な女」(前編) 【作者】美紗登『ご近所の悪いうわさ』
【作品紹介】ある日、仲良しのお隣さんと交通事故を起こしてしまった私。お互いの不注意でおさめようと歩み寄ったのに、いわれのない過失をかぶせられ――。
【サイゾーウーマンリコメンド】これはぜひ、全国の教習所で冊子にして配っていただきたい社会派マンガ! 授業で事故の映像を流した後は、このマンガの読書タイムにするってのはどうでしょう!? 事故は友情も金も信頼も失う、そう教えてくれる硬派作品です。
「おならをしたら自己申告」「緊張したら靴を脱ぐ」、ジェシカ・シンプソンが相変わらずの天然発言
「ウケるってことがすべて」ちまたで話題のカオスバンド・NATURE DANGER GANGってなんだ?
男はフロアに飛び込んで服を脱がされ、女は亀甲縛りに、グライダーとシャベルで火花を散らせたかと思えば、着物で踊っている人がいたり……。 メンバー構成も、ラッパー、ドラマー、DJ、漫画家、元・落語家……等々、総勢十数人(不定)とグッチャグチャ! そんな、とにかくメチャクチャで「面白いだけ」なバンドNATURE DANGER GANGが、ちまたのヤングの間で話題となっている。 こんな人たちが、アンダーグラウンドなライブハウスやクラブで活躍しているだけならともかく、アイドルと対バンしたり、夏フェスに出たりするなんて、ホントに世も末だ! 一体、彼らは何者なのか? そして、どういうつもりでやっているのか? リーダー(?)でMCのSEKIを問い詰めた。 ■いろいろ足していったら、変な感じになっちゃった
――NATURE DANGER GANG(以下、NDG)を始めたきっかけは? SEKI とりあえずライブが決まったんで。 ――え、バンドもないのにライブが? SEKI 「Juke/Footwork」っていうダンスミュージックのジャンルがあるんですけど、そのイベントが新宿ロフトでやっていたんで、よく行って暴れてたら、主催者の人から「今度のイベント、DJで出て」って言われて……。 ――全然DJじゃないですね。 SEKI そのイベントで「どついたるねん」とか「Have A Nice Day!」とかを見てて、「やっぱバンドやりてえ」って思ってたんで、急遽メンバーを集めてバンドで出ることにしたんです。 ――結構メチャクチャなメンバーたちですけど、どうやって集めたんですか? SEKI 単純に知り合いに声をかけて「お前とお前とお前、来てくれ。曲は作るから、ラップなり歌なり勝手にやってくれ!」って。 ――その結果、こういう感じになったと……。 SEKI 最初は「Juke/Footwork」をやりたかったんですけど……できなかったのは、オレの技術不足です! 技術不足を補うためにいろいろ足していったら、なんか変な感じになっちゃって。 ――そもそもメンバーが多すぎですからね。ライブをするにあたって、練習はしたんですか? SEKI 最初のライブをするまでは、すげぇ気合入れて練習してたんですけど、いざライブになったら、練習したことなんてなんにもやってなかった(笑)。だから、ノリで行ったほうがいいんだなって。そこから全員で練習したことはないっすね。 ――じゃあ、ライブ本番に「お前、そんなことやるのかよ!?」みたいなことも? SEKI あります、あります。ユキちゃんが最初に出た時は「金髪のヅラかぶって、おむつはいて出たいと思うんですけど、どうですか?」って相談されてたんですけど、本当におむつをはいてきたのにはビックリしました。 ――もはや、最初にやろうと考えていたものとは、かなり違っちゃってるんじゃないですか? SEKI 全然違いますけど……。まあ。ウケるってことがすべてなんで。そもそも、やりたいことがそこまでないし。YouTubeより
■「あなたの息子はキチガイです」 ――そんなSEKIさんのルーツを探っていきたいんですけど、子どもの頃はどんな子だったんですか? SEKI 目立ちましたね、すごく。MCをやってる野村ってのが小学生の時から一緒なんですが、アイツいわく「子どもの頃は、本当にただのチンパンジーだった」っていう。 ――チンパンジー!? SEKI 小6の時に三者面談があったんですけど、先生が親に向かって真顔で「関さん、あなたの息子はキチガイです」って言ったんですよ! とにかくずっとしゃべってて、落ち着きがなかったんですよね。 ――触っちゃヤバイ系の子どもとか? SEKI 触っても大丈夫ですけどね。友達にはフレンドリーで、社交性はあったんで。 ――中学で部活はやっていましたか? SEKI バスケ部。『スラムダンク』を読んで「マジ、バスケかっけぇな」って。 ――あ、意外と王道なルートじゃないですか。クラスで目立ってて、バスケやってて。どこで歪んだんですかねぇ? SEKI えー、オレ、歪むことなく真っすぐ来てますよ!? 高校で『BECK』を読んで、「俺らもバンド組もうぜ!」とか。 ――ああー、直球ですね! SEKI で、赤羽の地元の友達と組んで「赤羽ロットンパンクス」っていうパンクバンドを始めました。パートはドラム! ――あ、ドラムだったんですね。「ドラムじゃ、目立てない!」とか思わなかったんですか? SEKI メチャクチャ思ってました! フロントメンバーがすげえ楽しそうにしていても、ドラムは絶対に動くことが許されないじゃないですか。で、NDGでフロントマンになってみたら、ビックリするくらいウケて……。ドラムなんて、さっさとやめておけばよかったですよ。俺の10年間は……っていう感じ。
■長い飲み会の中で30分ライブする ――こういう過激なパフォーマンスを売りにしていると、どんどんエスカレートしていかなきゃならないという問題がありますよね。「1回脱いだら、もう毎回脱ぐしかない」みたいな。 SEKI ホント、それはありますね。でも、とりあえず脱ぎ続けてればいいかなって……。マンネリ化してきたら新しいことしたいっていうのはありますけど、基本的にいつも思いつきでやってるんで。 ――毎回、どういうモチベーションでライブに臨んでいるんですか? SEKI ただの飲み会って感じですよね。長い飲み会の中で、30分ライブするみたいな。イベントだからいろんな対バンも見られるし、酒もコンビニで買えば安いし、プリングルズ食いながら「ライブの時間だ! やべぇ!」って(笑)。ライブ自体、ボタン押して好き勝手なことをやってるだけですから。 ――ボタン? SEKI 全部曲がつながってるんで、ライブの最初にシーケンサーのボタンをピッて押したら、何があろうが最後まで曲が流れちゃうんですよ。だからその間、何やっててもオッケー! ――ああー……。メンバーがこれだけたくさんいると、ライブのスケジュールを合わせるのも大変そうですよね。 SEKI 最初の頃は「来られないなら来なくてもいい」みたいな感じでしたね。だから、3人の時とかもありましたもん。最近は、ある程度先のスケジュールが立てられるようになったんで、それに合わせて「(仕事)休んでください」とか言ってますけど。
■黒人とヤギとギタリストを入れたい ――これから追加でメンバーを入れる予定は? SEKI うーん……ギターを入れたいです。 ――今さらギター!? 遅いですねー(笑)。 SEKI メタルみたいな格好で、ピロピロ弾いてくれるギターが欲しくて。もう曲に合ってなくてもいいんで! ギターソロって盛り上がるじゃないですか、とりあえず。あとはまあ……黒人が欲しいですよね。 ――アフリカ系に限定しないで、中東・アジア系まで含めれば結構いそうですけどね。 SEKI あー。中東系でも全然いいっすね。うちの家の真ん前のアパートとか、すごいっすよ。全部、中東の人が入ってて。たまに入国管理局とかが来ると、必ず空っぽになるんですよ。 ――こういうノリが、メディアでは「カオスだ」なんて言われていますが、自分たち的にはどう思っているんですか? SEKI カオスに失礼だなって。この程度で「カオスだ」なんて言われるのはちょっと心苦しいんで、期待に応えられるようにしたいなと。 ――皆さんの期待に応えて、カオスになりたいと。 SEKI カオスになりたいんですけど、難しいっすね。会場が狭かったらまだなんとかなるんですけど、広いとまあ大変ですよ。だだっ広いステージだと、ちょっとやそっとじゃカオスになれない! だからホント、後ろのほうで見ないでほしい。なるべく近くで見て! ――今週末には、青森で行われるフェス「夏の魔物」への出演がありますけど、あの規模になると相当大変ですよね。 SEKI だから、メンバーをもっと入れまくりたいですよ! 30人ぐらいステージにいれば、なんとかなると思うんで(笑)。 ――ステージの大きさに合わせて、どんどんメンバーが増えていくと(笑)。 SEKI 最終的にはやっぱ……150人くらいで武道館ライブをやりたいですね。ノーギャラの150人が武道館でライブをやってたら、面白いじゃないですか。交通費、昼飯代ぐらいは欲しいっすけどね。「いいんすか!?」みたいな感じで、150人が喜々としてお弁当を食ってるという(笑)。 ――じゃあ、今後の目標は武道館ですね。 SEKI あとは、メジャーデビューしたいっすね、いずれは。……avexで! やっぱ憧れですから、TK(小室哲哉)。TKとやりたいです。 ――TK、メンバーで入ってくれないですかね? SEKI TK入ってくれたら、メッチャうれしいですよね。それと、黒人と動物とギターが入ってくれたら完璧です。 ――動物? SEKI ヤギとか入れたいっす。悪魔崇拝的なイメージで。あれ、とんでもない声出すじゃないですか。 ――角の生えた黒人のギタリストがいたら、ちょうどいいですね。 SEKI ああ、それがいいです! そんなメンバーを引き連れて、テレビにも進出したいっすね。『Mステ』に! ――無理でしょう……。 (取材・文=北村ヂン) ●ネイチャー・デンジャー・ギャング ジューク、ゲットーベース、ハードコア、ヒップホップ……といった音楽ジャンルをのみ込み、狂熱のライブ・パフォーマンスが各所で話題となっている東京のバンド。2013年に結成。音源としては、これまでに『THE BEST OF NDG NONSTOP MEGAMIX』(オモチレコード)と『THE BEST OF NDG +α』(ローソンHMVエンタテイメント)を発表。今週末にはロックフェス「夏の魔物」に出演予定。 <http://nature-danger-gang.tumblr.com/>
ホームページ立ち上げに非難殺到! 元少年Aは、まだ本当の“恐怖”を知らない――
前代未聞だ。1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件の「元少年A」を名乗る人物が、公式ホームページを立ち上げ、物議を醸している。 宣伝になるのでサイト名は割愛するが、そこにはAのプロフィールや趣味で描いたというイラスト、写真、本や映画のレビュー、そして著書『絶歌』(太田出版)に対する自画自賛の紹介文が掲載されている。 その中の「ギャラリー」には自身が書いた不気味なイラストのほか、顔を布で覆ったAと思しき写真も数点確認できる。「まるで自分の才能をアピールしているかのよう。こんなことを許していいのか。腹立たしい気持ちです」とは週刊誌デスク。 犯罪史上に名を残す「悪のヒーロー」であることを自覚し、世間を挑発しているかのようだ。 だが、いつまでも調子に乗らせとくわけにもいくまい。同ホームページにはメールフォームが設置されており、現在、Aには殺害予告に近い誹謗中傷が殺到しているという。 さらにAには“泣きどころ”がある。某週刊誌記者が声を潜めて語る。 「実は6月に『絶歌』を出版したあと、某マスコミがAの近影を撮っているんです。もちろん実名も把握しています。プライバシー的な問題で掲載は見送ったようですが、今回の騒動で『やっぱり出すべきだ』という議論が高まっているといいます」 法的には罪を償なっているだけに、掲載を強行すれば人権団体から編集部に抗議電話が殺到するのは確実だが……。 「それでもかつての週刊誌『フォーカス』(光文社)は少年Aの顔写真を載せた。現在のAを写真付きで実名報道すれば、雑誌は飛ぶように売れるでしょう。すでに動いている社もあると聞いています」(同) 目立ちすぎたAは、ここから本当の“恐怖”を味わうことになりそうだ。『絶歌』(太田出版)
















