月9『恋仲』生放送に「余計なことすんな!」視聴者に“おんぶにだっこ”のフジテレビが情けない

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『恋仲』公式サイト(フジテレビ)
 せっかくの盛り上がりに、自ら水を差すような行動に出るとは……「開いた口がふさがらない」とは、まさにこのことだ。  福士蒼汰・本田翼主演のフジテレビ系“月9”ドラマ『恋仲』(毎週月曜 後9:00)は、7日放送の第8話を含めラスト2回となったが、14日放送の最終回が、放送時間を15分拡大し一部“生放送”となることが発表された。 「ん? ドラマで生放送?」と、誰もがこの発表に首をかしげたに違いない。プロデューサーの藤野良太氏(フジテレビドラマ制作センター)によれば、「最終回では生放送ならではの仕掛けを計画しております」と語り、「ネットと連動した演出」も盛り込まれるということらしいのだが、この発表にポジティブなイメージを持つ視聴者はほぼいないのではと、関係者は見ている。 「初回9.8%とドン底のスタートを切ったものの、3話以降は1ケタ数字が一度だけと、同ドラマは尻上がりに視聴率を上げてきました。TwitterなどSNSを利用して盛り上がる“リアルタイム視聴”と、甘酸っぱい三角関係の青春ストーリーが若い世代にマッチしたということでしょう。『ネット×テレビ』の新たな可能性を見出せたという点で、フジテレビにとってこのドラマは“成功”と思っていたんですが、まさか“生放送”とは…。“リアルタイム視聴”色をより強める方策なんでしょうが、視聴者からは『意味あるの?』『メリットがない』『そんなの求めてない』とネガティブワードのオンパレードですよ」(芸能関係者)  SNSとドラマによる“相乗効果”が、これほど顕著に出たドラマは珍しい。『恋仲』は視聴率以上に、今後のドラマの新たな道筋を示したとも言える。しかし、だからといってその新たな方法に“おんぶにだっこ”するのが良いとは限らない。視聴者が求めているのは「『恋仲』が面白いかどうか」であり、浮き足立った制作陣による「企画」ではないのだ。 「以前、木村拓哉主演の『PRICELESS』(フジテレビ系)最終回でも同様に一部生放送を行いましたが、視聴率の大幅増には結びつきませんでした。視聴者が『生ドラマ』を求めていないという良い例です。何より、生放送で万が一NGを出してしまったら、これまで積み重ねた感動すら全てひっくり返ってしまう。『PRICELESS』はキムタク、香里奈、中井貴一と、役者として十分なキャリアを積んだキャストだったので安心できましたが、主演の福士蒼汰、本田翼、野村周平に『難なくこなしてくれる』と言えるほどの信頼は置けませんよ。まあ、上り調子なのに余計なことをしてバタバタするのが、今のフジらしいといえばらしいんですがね(笑)」(同) 「百害あって一利なし」にも思える今回の「生放送決定」。ネット上では「ネット投票で、本田翼がどっちの男を選ぶか決めさせてから、それに合わせて演技するのでは」との憶測も飛んでいる。もし結末まで視聴者に委ねるとすれば、今のフジがいかに自信を失っているのかがわかる。情けない話だ。

「マスコミ大嫌い」のプロ野球巨人・高橋由伸“不倫ベッド写真”報道で次期監督も絶望!?

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『週刊現代 9/19日号』(講談社)
今週の注目記事・1位 「山口組分裂 すべてを知る親分が私に語ったこと」(「週刊現代」9/19号) 「やくざ100人が証言する『山口組分裂』の真実とガセ」(「週刊ポスト」9/18号) 「山口組大分裂で銀座・六本木・赤坂の治安はどう変わるのか?」(「週刊新潮」9/10号) 「<伊勢志摩サミットにも暗雲> どうなる山口組? <名古屋VS.神戸>」(「週刊文春」9/10号) 同・2位 「激増『老後破産』誰でもハマる危険がある悪いパターン」(「週刊新潮」9/10号) 「老後破産はこうして防げ 65歳からの資産防衛術」(「週刊文春」9/10号) 「失業息子、行き遅れ娘と同居すると『老後破産』!」(「週刊ポスト」9/18号) 「親の骨を『捨てる人々』が増えている『下流老人』のあまりに哀しい末路」(「週刊ポスト」9/18号) 同・3位 「巨人・高橋由伸『乱倫なベッド写真』」(「週刊文春」9/10号) 同・4位 「ショック! ペットを飼ったら『胃がん』になる」(「週刊現代」9/19号) 同・5 「イケメンリーダー奥田愛基・23 独白90分 安倍首相に『バカかお前は』SEADLsって何者?」(「週刊文春」9/10号) 番外 現代、ポストのSEX記事の勝者はどっちだ!  今週はイマイチの記事が多い。現代とポストは今週も寝屋川中学1年男女惨殺事件を扱っていないが、他誌もこれといった情報はない。  文春は「鬼畜 山田浩二を知る3人の女」というタイトルで事件の続報をやっているが、新味はない。だが「黙秘を続けている山田。物証も乏しく、殺人での立件は容易いことではない」(文春)という指摘は気になる。  新潮は巻頭で大阪維新の会をつくるといい出した橋下徹大阪市長の「嘘」を並べ立てているが、今さらこの人間の毀誉褒貶をいい立ててみても読む気にはならない。  文春の巻頭特集は、あの未成年男性買春疑惑の武藤貴也議員が、また他の未成年男性を買っていたという話だが、こちらは少々食傷気味。  武藤議員を応援してきた、富士谷英正近江八幡市長がいっているように、「武藤は辞めるべきや。復党なんかできまへんわ。そんなことあったら滋賀県の自民党崩壊するわ」。議員辞職は時間の問題だろう。  芸能ものでも今週は目新しいものはなかった。結婚に厳しい歌舞伎界が、片岡愛之助と藤原紀香の結婚を許したらしいと新潮が報じているが、40半ばの男と女がどうしようと、反対するほうが時代錯誤であろう。  少し気になったのはフライデーが報じた「人気女子アナ不倫SEX写真」だ。今週の現代もやっているが、この女子アナは、「可憐な顔立ちとスレンダーなスタイルから多くのファンがおり、現在もキー局の看板ワイドショーに出演している」(現代)というのだから、コンドームを持って笑っている写真が流出した夏目三久アナどころの衝撃ではない。  さらに大学生の時代から芸能活動を始め、ミスキャンパスにも輝いたというから、ネットでは執拗な本人捜しが行われているだろうと覗いてみた。  Xという女性が名指しされている。真偽のほどはわからないが、検索した画像を見ると可愛い娘ではないか。  だが、ネットの中で「リベンジポルノ」にフライデーが手を貸したのではないかという指摘があった。夏目の場合は、彼女が付き合っていた男が二股を掛けていて、片方の女が嫉妬して写真を流したのではないかといわれているようだが、今回の写真は、Xの別れた男が復讐するためにネットにばらまいたのかもしれないというのである。  もしそうだとしたら、そうした卑劣な行為にメディアが乗ってしまったということになる。難しい問題を含んだ写真であることは間違いない。  今週の話題は山口組分裂騒動と老人破産の2つが目立つだけで、これといった記事がない。そのため今週は順位はつけない。  さて、まずは現代とポストのSEX記事比べ。セクシーグラビアは現代が女性ポートレートの名手・大竹省二氏の「女優の品格」。扉の松坂慶子がとってもいい。私はちょうどこの頃に松坂に会っているが、あまりの美しさにインタビューを忘れて見入ってしまったぐらいだ。  時は残酷である。今のように中年太りした松坂に往時の面影はほとんどないが、私の中学校の美しすぎる後輩は、この後の人生でさまざまな試練に会遭い乗り越えてきたのだ。  後半は女優「不二子『迫真』」と「安枝瞳『圧巻のヒップ』」、袋とじが「日本初公開! 殿様が愛した『春画』」。細川家18代の細川護煕氏が解説しているのがおかしい。  ポストは、「白石まるみ 業界初の母娘手ブラ」。母が白石で53歳ぐらいになるのか。娘は守永真採といって24歳ぐらい。なかなか母親も魅力的である。  あとは「川上ゆう『女の核心』」。セクシーグラビアは両者互角というところか。  SEX記事では圧倒的な強さを誇るポストだが、気になるのは、それ以外の特集に気合いが入っていないのではないかと思わせる点だ。  巻頭が、世界同時株安で37億円稼いだCiS氏という人物を取り上げているが、実用にも株価予測にも役立たない話ではないかと思って読んだ。  そのほかには安倍昭恵の「夜遊び話」と「習近平の暗殺」についてだが、どちらも二番煎じと思わざるを得ない。  唯一おもしろかったのはビートたけしの連載ページに「そろそろ滝クリは東京五輪の『や・り・な・お・し』を宣言しろっての」という見出しだけというのは寂しくないか?  SEX記事へ戻ろう。こうしたSEX記事の体験談が好きだ。私は、週刊現代の現役時代にトルコ風呂(今のソープランド)の記事をずいぶんヤラされた。ヤルことは同じだから、手を変え品を変えて工夫するのだが、これが今考えてみると編集者としての勉強になった。  ポストからも「死ぬまでSEX」をやっている中から、優秀な編集者が出てくると思う。  今週は、米国の不倫サイト『アシュレイ・マディソン』の探訪記事。「人生一度。不倫をしましょう。」をキャッチフレーズにして世界中で3,800万人の会員を集めるサイトで、一昨年に日本版が開設された。  だが、今年8月にハッキングによる情報流出が騒動となった。その際ハッカー集団が、会員の95%は男性で、女性会員はサクラばかりだと暴露した。  そのためカナダでは、情報流出を苦にした2人が自殺したといわれる。現在、日本の同サイトの登録者は約180万人とされているそうである 「本当に不倫希望の女性はいるのか?」、疑問を確かめるために、文春の中年記者が会員となってガチンコの1カ月体験レポートを敢行したという。  登録してから9日後に「遅くなってごめん」という返信が届いたそうだ。プロフィールには「見た目はキレイといわれます」と書いた34歳の主婦・里美(仮名)からだという。  メッセージのやりとりをしてわかったのは、彼女は10年ほど前から東京で暮らす既婚者で、1年前にサイトを利用し始め、夫のいない日中に会える男性を求めているということ。  東京・山手線の鶯谷の待ち合わせ場所に現れた里美は、加藤あい似のスレンダー美人だった。  だが記者を不安にさせたのは、東京暮らしが長いはずなのに関西弁がきつく、「はよ、ホテル行こ」と急かせることだった。 「ひょっとして美人局じゃないか」と焦る心を抑えてホテル街へと向かった。  だが彼女は携帯をいじり、誰かに連絡をしている。ホテル街に入ると里美はスタスタと歩き「ここや」と古びたラブホテルを指さした。  不安に駆られた記者が「どこか別のホテルにしていいかな」と提案したが、「そんなのダメや!」と受け入れないばかりか、無理矢理ホテルに連れ込もうとしてくる。  誰が見てもこれはおかしいと感じるはずだ。身の危険を感じた記者は、その場から脱兎の如く逃げたそうである。  しかし、記者は諦めず今度はAKB48の小嶋陽菜を思わせる主婦に性懲りもなく突撃するのだ。  今度の待ち合わせ場所は新宿のイタリアンだったという。  そこで彼女の身の上話を聞きながら夜が更け、そのまま歌舞伎町のラブホテルにチェックインしたそうだ。性交じゃなくて成功!  だが、これを読むだけでは、このサイトが美人局目的の危険な連中の集まった出会い系サイトなのか、それなりに信用できるサイトなのかはよくわからない。もう少し記者に頑張ってもらって、そのあたりをしっかり確かめてほしいものである。安全確立60%ぐらいあれば、私も登録してみようかな。  現代はポストの影響を受けたのだろう、「ひさびさ登場『セックス大特集』」を組んできた。ぶち抜き10ページ。「60過ぎてもセックスは上手くなる」だが、新鮮味はない。  中で興味を引いたのは、エビオスという「弱った胃腸を整える」薬を、精液が増えるという理由で購入する人が後を絶たないという情報だ。  51歳の男性は、精液の減少に悩んでいてエビオスを購入してみたそうだ。 「毎食後10錠ずつ、それを2ヵ月続け、満を持してソープランドへ行ってきました。(中略)以前より飛ぶ……という感覚はありませんでしたが、量が全然違う。それまでは冗談ではなく、目薬ほどの量だった精液がソープ嬢の手から溢れるほど出たのです」  当然のことながらエビオスの製造元は、これに関して因果関係などの調査はしていないと答えている。  今週もポストの意気込みを買って、ポストの勝ち!  ところで、最近よく「SEALDs」という名を聞く。奥田愛基くんという23歳の若者がリーダーの学生組織で、先月に23日に行われた「安保反対」集会で、安倍首相の国会でのヤジを逆手に取り、「どうでもいいなら首相をやめろ。バカか、お前は」といい放ったことで官邸の怒りを買っているという。  文春によれば、彼は1992年福岡県生まれで、西表島の北にある鳩間島という離島で中学を卒業後、島根県の高校へ進み、現在は明治学院大学の4年生だそうだ。  父親は、北九州市内でホームレスの支援活動を続ける牧師さんだそうで、NHKの『プロフェッショナルの流儀』で取り上げられたこともあるという。 「SEALDs」のデモのスタイルは一風変わっていて、太鼓を叩きラップのリズムに乗って「戦争するな」「安倍はやめろ」と短いフレーズで盛り上げていく。  文春が彼にインタビューしている。いくつか紹介してみよう。 「(父親について=筆者注)二十年コツコツやってきて、ようやく注目されるようになりましたけど、それまでの孤独な闘いも見ているので。この社会は、タフにやるべきことを淡々とやっていくことが一番大事だと学びました。僕は十四歳で家を出ていますが、何をするにも自分で決めて選んだ道の結果は自分で引き受けなければならないということを覚えましたね」 「安全保障上の戦略はシールズ内でも人によってバラバラです。ただ、今回のフルスペックの集団的自衛権の内容は、これまでの憲法と国家の歩みからするとかなりハードルが高いことをしている。それなのに首相補佐官が『法的安定性は関係ない』と発言するほど憲法が軽んじられているから、憲法を守るべきだという点は共有しています」 「(シールズは=筆者注)各班のリーダーを『副司令官』と呼んでいるんです。これはメキシコのサパティスタ民族解放軍というゲリラ組織の影響です。彼らは非暴力で革命を目指しているのですが、そのリーダーのマルコスが自分のことを『副司令官』と名乗っているんです。なぜかと言えば、『人民こそが司令官だから』。それ聞いて、かっこいいなあ! と(笑)」  いいではないか。反戦活動も政権を倒せ運動も、かつては格好よかったのだ。  60年安保闘争の時の全学連委員長だった唐牛健太郎(かろうじけんたろう)を調べている佐野眞一氏は、唐牛はすごく格好いい男だったといっている。「ベ平連」の小田実もそうだった。この奥田くんもそこそこイケメンである。安保法制が山場を迎えているが、彼らの反対運動がどこまで盛り上がるか、下流老人も国会へ行ってみよう。  お次は現代の「ペットを飼ったら胃がんになる」という特集。私も老犬を飼っているから気になる記事である。  現代によれば、今年6月の日本ヘリコバクター学会で発表されたそうだ。北里大学薬学部の中村正彦准教授らのグループによる研究が元になっていて、胃がんを引き起こす原因とされているのが「ヘリコバクター・ハイルマニ」と呼ばれる細菌だそうだ。  この細菌は、胃がんの原因として知られるピロリ菌の亜種にあたり、胃MALTリンパ腫という胃がんの一種を発症させると考えられているという。  北海道大学大学院医学研究科特任講師の間部克裕氏がこう語る。 「ハイルマニ感染者はピロリ菌感染者に比べて、胃MALTリンパ腫が発症する確率が7倍も高くなったというデータもあります」  もっとも感染の危険性が高いのは、口の周りをペットに舐められることだという。  また、フンや吐瀉物を手袋なしで処理することも非常に危険で、なぜなら、この細菌は排泄物にも潜んでいるからだそうだ。  したがって、ペットのフンを処理するときは必ず手袋をつけ、片付けた後は水洗いだけでなく、石鹸や消毒液を使うことを心がけろという。  カワイイ雌老犬だが、毎朝のキスの習慣を見直すか、残念だが。  今週の文春のスクープは、巨人軍の次期監督候補・高橋由伸(40)の「乱倫なベッド写真」である。  昨年の春の沖縄キャンプの時、高橋と親しい矢野謙次(34、今年日ハムに移籍)が、矢野と親しい銀座のママと2人のホステスを東京から沖縄のホテルに呼び寄せ、高橋を連れて深夜その部屋を訪れたというのだ。  グラビアには2人の女性と高橋、矢野が一緒に写っている写真と、ベッドでママと矢野が寝ているそばで、高橋が背の高いホステスに抱きついている写真が掲載されている。  この写真を撮ったホステスが別の部屋に出て行き、件のホステスが高橋とセックスしたというのである。写真も証言も、その夜、セックスの相手にならなかったホステスが提供したのだろう。  いまは太ってしまった高橋だが、若い頃はなかなかいい男でバッティングも天才肌だった。だが極端な秘密主義で、元日テレの小野寺麻衣アナ(39)との結婚披露宴にも球団関係者は長嶋茂雄と原辰徳の2人しか呼ばなかったという。 「彼は長嶋茂雄が『無味無臭な奴』と称したほどで、目立つことが大嫌い。メディア嫌いで用心深く、銀座や六本木のクラブに通う若手選手たちを見て、『優先順位の一番は遊びなのか? まずは野球じゃないのか』と説教したこともあった。家庭では二児の父として良きパパだと聞いています」(球団関係者)  高橋は文春の取材に総務部を通して、部屋で一緒に飲んだことはあるが肉体関係を持ったことはないと答えている。  読んでみてチョッピリ高橋が気の毒に思えた。東京から押しかけてきて、あわよくば高橋とセックスしたいと鼻の穴を膨らませているホステスにいい寄られ、その気になったのかもしれないが、こんな写真を公表されたら、もし監督になっても若手に説教できないだろう。何より自分が守ってきた「目立たない、メディアが嫌い」という姿勢がこの記事で吹っ飛んでしまったことに、高橋自身が一番落ち込んでいるのではないだろうか。  さて「下流老人」という言葉が流行っている。イヤな言葉だが、昨今は週刊誌はもちろんのことNHKスペシャルなども「下流老人」「老後破産」問題を扱い、身につまされる悲惨なケースを紹介している。  この言葉は1982年生まれの藤田孝典氏がつくったものだが、下流老人の定義は「生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者」というものである。彼の書いた『下流老人』(朝日新書)は10万部を超えるベストセラーになっている。  それを読むと、現在の非正規労働者はもちろんのこと、40代で年収600万ぐらいあるサラリーマンも下流老人予備軍だという。  私は中流の“並”ぐらいだと考えていたが、年金生活が長くなると自分が下流老人化していっているのが実感としてわかる。  文春によれば、厚労省の国民生活基礎調査(13年)では一世帯あたりの年金収入は月額約17万7000円。だが、高齢者世帯の1カ月の平均支出は約21万7000円といわれるから、毎月4万円程度の赤字になる。  そのほか家のリフォームや車の買い替え、孫への小遣いなどといった「特別支出」もあり、そうしたものを入れると退職金が3000万円程度あっても、長生きすれば安心はできない。  病気、熟年離婚でもすればあっという間に“晴れて”下流老人の仲間入りするのは間違いない。高齢者世帯の相対的貧困率は22%だが、これが離婚して「お一人様」になると年金が減るから、男性が38.3%、女性は52.3%と急上昇する。  先週の週刊ポストでは来年予定されている消費税10%が実施されれば、藤田氏のいう「一億総下流時代」が早くも到来するのではないかと警鐘を鳴らしていた。  ポストによれば、消費税が10%に引き上げられると、年収300万円未満の世帯でも年9万5882円の負担増になると「みずほ総研」が試算しているという。下流老人層には死活問題である。  それでなくてもアベノミクスの円安のせいで、食品などの輸入原材料も軒並み値上がりしている。さらにそこに消費税アップ時の便乗値上げがあれば、下流老人予備軍が真性・下流老人になって貧困層が拡大することは間違いない。  今週のポストでも、年金生活でカツカツの暮らしをしてきた高齢者が、子どもが失業したり、結婚しない娘が家に帰ってきたりすると、年金が減らされあっという間に下流に落ちていくケースを報じている。  また親が死んでも納骨できずに、神社や寺院の境内、電車の網棚に遺骨を置いて行ってしまうケースが、このところ増えているとポストは書いている。貧困層は間違いなく広がってきているのだ。  下流老人半歩手前の私も、この問題に無関心ではいられない。埼玉県さいたま市にあるNPO法人「ほっとプラス」を訪ね、藤田氏に話を聞いた。  小柄だが明るく、はっきりした話し方をする素敵な若者である。彼は貧困は自己責任ではなく、今の社会構造が必然的に生み出しているものだから、生活保護をもらうのを躊躇することはない、「社会保障を受けることは権利です」といい切る。  申請主義を止めることはもちろんのこと、生活保護を「救貧対策」ではなく「防貧対策」に使うべきだと主張する。  いまの制度では完全におカネが底をつき、にっちもさっちもいかなくならなければ支給されない。だがそうなった人は、すでにうつ病などの症状が出ているか重篤な病気にかかっているケースが多く、働くことができないのはもちろんのこと即入院・治療となってしまう。  病気予防のように、そうならない前に下流老人たちを補足して救わなければいけないはずなのに、そうなっていないのはおかしいという。まことにもっともな意見である。  ちなみに貧困者の補足率は日本は15~30%程度だが、ドイツは64.6%、フランスは91.6%もあるそうだ。それは社会保障政策がきめ細かく行われていることの証左である。  日本は家賃にかかる割合が欧米などと比べても大きく、年金の半分が家賃に消えてしまうという高齢者が多い。ヨーロッパ各国では少子化対策として民間借家への家賃補助制度や公立住宅の建設を増やすことなど住宅政策を転換したことで効果を上げているという。日本も早急にそうするべきである。  このままいけば日本の年金制度は5年、10年後には必ず破綻する。したがって若者に無理矢理年金を払わせるのではなく、貧困対策基本法を作り国民の防貧や救貧対策を国家戦略として強化するべきだ。フランスの経済学者ピケティのいうように、一部の富裕層から徴収して再配分するなど社会保障を手厚くしていくことこそが喫緊の課題だと藤田氏は続けた。  消費税を8%に上げるとき、そのほとんどを福祉の充実に使うと公約したはずである。それがゼネコンや株式市場に湯水の如くカネを垂れ流し、福祉はやせ細っていく一方である。  新潮、文春が資産、年金の増やし方を伝授しているが、これはまだ資産が何千万か残っている人のことである。生命保険や医療保険はいらない。住宅ローンは前倒しで払ってしまえ。病気をしないように身体を鍛えろ。みなごもっともだが、結局、この中で私が頷くのは、いかに節約するかを考えろということでしかない。  04年に導入された「マクロ経済スライド」によって、65歳のとき年金が月20万4000円ある人も、70歳で19万円、75歳で17万4000円、80歳で15万8000円と減らされていくのである。国は長生きはするなといっているのだ。  今週は各誌が山口組分裂の話を扱っている。現代はヤクザに詳しいノンフィクション・ライターの溝口敦氏の「緊急寄稿」、ポストはやはりヤクザに詳しいフリーライターの鈴木智彦氏に書かせている。  だが、なぜ分裂が起きたのか、その真相やこれからについてはまだまだ情報が少ないようだ。文春でこう語っているのは山口組某幹部だ。 「拳銃や防弾チョッキの値段が高騰していて、すでに品薄状態です。抗争になると、相手方の構成員を拉致し、人質交渉が行われることがありますが、今回、ウチの組では『組員がさらわれても一切交渉はしない。自己責任で身辺に注意するように』と通達が出ています。これは、『どんな犠牲を出してでも徹底的に戦う』という意思表示です」  不謹慎だが、私のような『仁義なき戦い』世代は、自分にさえ火の粉が降りかかってこなければ、この手の話は大好きである。  山口組は、14年末の時点で構成員・準構成員などを合わせると約2万3400人、全国の暴力団の43.7%を占める国内最大の暴力団組織である。  一枚岩だと思われていたが、そうではなかった。分裂の火種は、名古屋対神戸の対立だという。傘下団体幹部がこう話す。 「先代の渡辺芳則五代目が神戸の山健組だったように、それまでは関西から組長が選ばれてきた。司六代目は関西以外の組織で初めてトップに立った。山口組には『本部』と『本家』という考え方がある。本部は神戸の総本部で、本家は組長の出身組織。つまり現在の本部は神戸で本家は名古屋になる。それに違和感を覚える直参は少なくない。山口組は日本中に組員を抱えるが、やはり中心は関西であるべきだという考え方は根強い」  また、司六代目組長の方針に対する反発も強かったようだ。 「六代目は組の統制をことのほか重んじていた。直参は関西に来たら必ず本部(神戸)に顔を出さなければいけない決まりがあった。(中略)上納金制度も厳しかった。組の規模によって違うが、およそ月に80万円。それ以外にも本部が販売するミネラルウォーター、石鹸や歯ブラシなどの日用品の購入の強制、各組長の誕生日会へのお祝い金など、とにかく金銭の支払いが発生する。暴排条例(暴力団排除条例)などの締め付けでヤクザのシノギが限定されて稼げない時代だけに、厳しい上納に不満を抱く組は多かったようだ。雑貨屋のようなシノギしか認めず、しかもトラブルを起こすな。これでヤクザといえるのか?」(同)  別の傘下団体幹部もこう語る。 「今年の夏前、司六代目が七代目に弘道会の幹部を指名しようとしているという情報が出回った。これには、“次は関西に実権が戻ってくる”と思っていた直参たちが猛反発。さらに、将来的には本家を名古屋に移動させる案があるという話も出た。それからしばらくして、この脱退騒動が起きた。造反した組長たちには、“名古屋から山口組を取り戻す”という思いがあるはずだ」  文春で、来年行われる伊勢志摩サミットの玄関口である名古屋に山口組が移転するなど許さないと警察庁幹部が息巻いているが、破門された組長たちは新団体を「神戸山口組」とし「代紋は本家山口組と同じく、山菱を使用し、その真ん中に“神戸”の文字が入る」(新潮)といわれているそうだから「名神戦争」勃発は避けられないだろう。  分裂となればシマの奪い合いで都内の盛り場、銀座、赤坂、新宿はどうなるのか? 新潮で溝口敦氏が、暴排条例があるので表立ってはみかじめ料を取るわけにはいかないが、クラブやキャバクラではいまでも払っているところがあるし、アングラカジノや風俗店などはトラブル処理を警察に頼むわけにはいかないから、暴力団に頼まざるを得ないと語っている。 「暴力団のシマ(縄張り)は地域ではなく、店ごとに分かれています。これから、山口組が押さえているシマの分捕り合戦が始まる可能性が高い」(溝口氏)  これに最近勢力を伸ばしているといわれる「半グレ」集団が加われば、都心の歓楽街が血の海になるかもしれない。恐いけど見てみたい気もするが。 (文=元木昌彦)

金属バット暴行傷害で逮捕の大相撲・熊ケ谷親方、過去5年間で25人も運転手を替えていた……!?

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日本相撲協会公式サイトより
 5年間で25人──!?  運転手への傷害容疑で警視庁に逮捕された大相撲・宮城野部屋の熊ケ谷親方が、雇っていた運転手を短期間で替えていたことがわかった。その数が「約5年間で25人」という話もあるからビックリだ。  熊ケ谷親方こと山村和行容疑者は、名古屋場所終盤戦の7月23~27日に、滞在先で30歳の運転手男性の腰などを金属バットで数十回殴打して全治2週間のケガを負わせた容疑で2日に逮捕。山村容疑者は「間違いなく私がしてしまったこと」とこれを認めている。  日頃の態度は温厚で知られていた山村容疑者だが、部屋の関係者によると「常に付け人みたいな若い人を個人で雇っていて、見るたびに人が替わっていた。今回の被害者は昨年の春ぐらいからで、一番長く雇われていたので、よほど仲が良いのかと思っていた」という。 「そういう人を連れるようになったのは5年ぐらい前からで、見かけた人物を数えると25人になる。みんながみんな運転手だったかはわかりませんが、早い人は1週間でいなくなっていたり、突然、姿を消したような者もいたので、もしかすると殴られたりしたことがあったからかも」  仮に5年間で延べ25人もの人をひとりずつ雇った場合、単純計算すると2~3カ月にひとりのペースで交代していたことになる。正確なところは不明だが「10人以下ということはありえない」と関係者。  警視庁によると山村容疑者はこうした部下を「仕事のミスがあるときに手を出すことがあり、最初はデコピン程度だったのがエスカレートしていったようだ」といい、金属バット以外にも鉄製のハンマーで殴ることもあったという。  別の関係者は「熊ケ谷親方は面倒見がいいから、不器用そうで仕事がないような若者を自分から呼び込むことがよくあった。でも、相撲の厳しさを一般人にも押し付けるから無理があったんじゃないかな。やる気を出させるために小遣いを渡したら、そのままいなくなったのもいた」と話す。  山村容疑者は元十両の金親で、1985年に初土俵。90年代前半に十両に定着し95年には自己最高位の東十両2枚目まで番付を上げたが、98年に幕下に陥落、2004年に現役を引退した。その後、先代宮城野親方(元小結・廣川)の次女と結婚して娘婿となったことから宮城野部屋を継承したが、愛人女性に八百長を仲介したことを告白する会話がテープで録音されて大きな報道となり、結果的に部屋付き親方に降格していた。  この八百長告白問題は後に日本相撲協会がメディアを訴えて裁判で勝訴しているが、山村容疑者は降格の際、「今後また問題を起こした場合は解雇処分を受け入れる」という内容の始末書を提出しているという。  過去、親方の暴行により若手力士が死亡する事件もあったことから、暴力行為に関しては非常に神経質な角界とあって、山村容疑者が今回の件で追放となる可能性も低くはない。関係者は「過去にたくさん運転手がいたなら、ほかにも『俺も殴られた』って人が出てくるかも」と余罪に戦々恐々だ。 (文=ジャーナリスト・片岡亮)

ファミコンといじめ。ひとり親への偏見を子供に伝えないで!

 娘ちゃんから「かぁか〜! Wiiとマリオカート欲しい!」とねだられたら「ねー! かぁかもマリカー欲しい!!! でも、かぁかデッドオアアライブ(格ゲー)の方が好きなんだよね~」と、適当に流し続けて早2カ月。シングルマザー女子大生の上原由佳子です。

 今回は……の前に! 皆様にお知らせがあります。なんと、今週から「シングルマザー女子大生・上原由佳子の事件簿」が、隔週から毎週になりました☆ この連載の話をいただいた時もドキドキしましたが、まさか編集部から毎週連載の提案があるとは思っていなかったので、嬉しさのあまりスキップしたい気持ちでいっぱいです。というわけで、皆様これからもよろしくお願いします。

 前々回、「昭和家電と貧困」について書きましたが、上原家はゲーム機も昭和のまま。そう、いまだファミリーコンピューターから更新されていないのです。平成生まれの娘ちゃんが遊んでいるソフトももちろんファミコン。「テトリス」「スーパーマリオ」「星のカービー」「ロックマン」ばかりやっています(笑)。

 読者の皆様が小学生のころは、どんなゲームが流行っていましたか? それこそこの原稿を書いている横で娘ちゃんが遊んでいるファミコンのソフトや、「たまごっち」「ポケモン」などでしょうか? そして流行のゲームとともに思い出すのは友達から、「え? お前、ゲーム持ってないの? ダサッ!!(笑)」と言われた/言った/言われているのを見たといった、ほろ苦い記憶じゃないでしょうか?

 上原が小学生の頃も同級生の間ではそんな「人と違うこと」が許されない空気がありました。でも大人になるにつれて、いろんな価値観を自分なりに受け入れる努力をする人が増えていく……はずです。そうであって欲しいと思いますし、そうありたいと上原は思っています。

 ひとり親世帯の子どもが「お前ん家、お父さん/お母さんいないくせに!!」とか、あるいは祖父母に預けられているために「お父さんもお母さんもいないんだろ!!」と友達からイジられて、傷つくことも珍しくないと思います。今となっては、上原と娘ちゃんの間で笑い話になっていますが、実は娘ちゃんも「人と違うこと」で傷ついていた時期がありました。今回は「人と違うこと」という、ちょっぴりデリケートなテーマに触れてみたいと思います。

◎「親いないだろ!」と言われた娘ちゃん

 上原の娘ちゃんは、学校のお友達が大好きで、先生のお手伝いも率先してやる子です。趣味はパズルとLEGOで、好きなテレビ番組はサスペンス系ドラマ。少しぬけている部分もありますが、保護者面談では「落ち着きがないね★」「いつもキャッキャッしている」という評価を受ける、どこにでもいる明るい6歳児です。しかし、そんな娘ちゃんが保育園に通っていた4歳児の頃、一度だけ「保育園行きたくない」と泣きついてきたことがありました。

 娘ちゃんに、「どうして?」と理由を聞いたところ、「お友達がね、『お前!! お父さんもお母さんもいないくせに!!!!!』って言うの」とのこと。娘ちゃんが保育園に通い始めた頃に、上原はフルタイムのアルバイトを始めていました。朝8時には家を出て18時に退社。それから猛ダッシュで高校に行き、22時半ごろに帰宅する生活でしたから、保育園の送り迎えは祖母にお願いしていました。

 まあ、想定できる範囲の子ども同士のいざこざではあるのですが、まさか保育園児が、しかも4歳児クラスで「親いないだろ」発言があるとは考えもしませんでした。「小学生くらいになったらあるだろうな〜」程度に思っていた上原が甘かった(苦笑)。

 とりあえず、娘ちゃんに「かぁかは仕事も高校も行ってるから、事情を知らない人から見ると親がいないように思えるのかもしれない。でも、ちゃんと娘ちゃんとの時間は大切にしたいと思ってるし、かぁかが出来ることはするつもりだよ。本当にごめんね」と謝り、「ひとり親世帯に対する世間のイメージ」と「人と違うこと」について話してみました。

 恋愛の原稿にも書いたとおり、ひとり親世帯はあまり良いイメージを持たれていないことが多いこと、そして少数派だからイジられるネタになってしまうこと、「人と違うこと」を受け入れられない人も少なからず存在して、受け入れられない人にも理由があって、そういった人達の考えも理解する必要があることを伝えてみました。4歳児に(笑)。

 すると「お友達に、どうしてあんなこと言ったのか聞いてみる!!」と娘ちゃん。上原は娘ちゃんが話し合おうとする姿勢を持ったことに、嬉しくて涙腺が緩みそうになりました。

◎なんとなくかわいそう、なんとなく叩く

 後日、友達に話を聞いた娘ちゃんから報告を受けた上原は、激しい憤りを覚えます。

「お友達のお母さんが言ってたんだって!!」

 話し合いができた達成感と、友達が直接的に「親が送迎しないなんてヘンだ」と思っていないことを素直に受け止め、屈託ない笑顔で話す娘ちゃん。でも上原には娘ちゃんの笑顔がとても切ないものに見えたし、どう返事して良いのかも分かりませんでした。

「そっか〜。ちゃんと話できたなら良かったね!! かぁかは保育園の送り迎えはできないし、学校あるから行事に参加するのも難しいし、お友達のお母さんの“普通”とウチは違うんだろうね」とだけ話しました。

 大人になると多様性を受け入れようとする。そんな考えは甘かったと後悔しています。ゴシップ的なネタとして、自分と違う人達の存在を扱ってしまう大人も少なくないかもしれない。娘ちゃんの友人の保護者がどんな話をしていたのか詳しくはわかりませんが、それでも、娘ちゃんのことを思うと、この保護者が自身の子どもに話した内容は、上原の理解を絶するものです。これが、保育園児同士だったから良かったのかもしれませんが、幼稚園児や小学生になると話はより深刻になります。少しずつ子供同士の仲良しグループが作られるようになる時期ですし、「人と違うこと」が排除の対象になりかねません。

 誰かを吊るし上げて人を傷付けて楽しさを感じても、それは一瞬の快楽でしかなく、自身の快楽のために人を傷付け続けるのは好ましくありません。ましてや、その快楽のために大人が、「自分と違う人」排除することを子ども達のコミュニティにまで持ち込むなんてもってのほかです。

 でも、よくよく考えてみると大人同士でのひとり親に対する偏見って、目を背けたくなるくらい酷いものばかり。普段から「子どもがかわいそうだ」とか言われるし、何か悲しい事件が起これば「ひとり親だからだ」とか言われるし、若い母親なら性的な対象として攻撃されますし……。

 表面的な部分だけを面白おかしく取り上げて、課題としては考えてないんだろうな、と思ってしまいます。上原としては、そういう扱いをする人達の考えも理解したいです。とはいえ、どんなに理解しようとしても、正直……かなり難しいです。

 上原の周りだけかもしれませんが「かわいそうだ」とか、「ひとり親だから」とか、そういう論調の人達ほど、ひとり親が置かれている環境をデータで見たことが無かったり、どうしてそうなるのか考えたことが無かったり、思考停止している気がしています。こちらが理由を尋ねても「なんとなく」とか、「だって、かわいそうじゃん?」とか、感情論での返答が多いため、共感することはできないし、理解するのも難しくなってしまいます。どうしたら理解を得られるのかは、上原の今後の課題にとっておきます(笑)。

 まあ上原としては煮え切らない部分もあるのですが、娘ちゃんいわく「え? かぁか居るし、かぁかも学校行ってるんだから仕方ないでしょ」らしいので、何も言うまい!!!(笑)

 ……とはいえ、未だにファミリーコンピューターで時が止まっている上原家。そして今日もファミコンのスーパーマリオをしている娘ちゃん。きっと、同級生はNintendoDSやWiiで遊んでいるはず。ファミコンという「人と違うこと」がきっかけで、また娘ちゃんがイジられることがないよう、かぁかは願っています☆

■上原由佳子/1988年生まれ。沖縄県在住。シングルマザー女子大生。女子力の欠片もなさを小学1年生の娘ちゃんから指摘される、どうしようもない系アラサー女子。

「意識高い系www」と語る刺客が参上! 「AneCan」が“残念な自分”に気付き始めた?

<p> 「AneCan」(小学館)9月号、ファッション特集は「夏のおしゃれは安くていい!だからUNIQLO、ZARA、GAP、PLST、無印良品LOVE」と、プリプラブランドに大フォーカスです。うーん、見ていて正直飽きてきてしまうのが、この手の「お安い」というか、そんなにお安い気もしないブランドで固めたコーディネート。誌面で「みんなどっか5大ブランドが、かぶってマス♪ 今、”おそろコーデ”がむしろ楽しい!」なんてページもありましたが、そんな特集をしなくとも、どのスタイリングも”おそろ”に十分見えましたよ、全部~!</p>

このドラマにとって“仲間”とは何を指すのか? 『ど根性ガエル』第8話

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『ど根性ガエル』(日本テレビ)
今クールのドラマの中から、注目の作品を1本ピックアップし、毎週追っていく新コーナー。  『ど根性ガエル』の第8話は、ゴリライモが出馬した区議会議員選挙の投開票の一日を追った話だ。といってもゴリライモだけに焦点を当てているわけではない。全ての登場人物に対して敬意を持って描き、作り手の意図を前には出さず、しっかりとその人物を見つめる『ど根性ガエル』だけあって、ゴリライモに関わる全ての人物が有機的に絡み合う、愛おしい時間がそこにはあった。  冒頭からゴリライモがひろしに、当選したらヒロインの京子ちゃんにプロポーズすることを告げる。「お前にだけは先に宣言しておこうと思ってな」というゴリライモの台詞が憎い。ひろしとピョン吉はゴリライモの応援のために集会で漫才を披露するのだが、いちいち京子ちゃんの表情を確認するひろしは嫌になるくらいに人間的で、ぐっと心を掴まれる。  投票の際も、ゴリライモに一票を投じるのか悩むひろし。仲間であるゴリライモには当選してほしいが京子ちゃんと結婚されるのも悔しいのだ。夜になって、みんなが集まる選挙事務所にも行かずに独り家でいじけているひろし。そこへ迎えに来るのはやはり五郎だ。五郎は「いじけてる先輩を連れて行くのは自分の役目」と言い、ひろしを選挙事務所へ連れて行く。  そう、誰もが、誰かのために行動している。そう書いてしまうと少し恥ずかしく思えてしまうが、これまでの『ど根性ガエル』が描いてきた登場人物の個々のキャラクターが魅力的なだけに、その行動が一切偽善的に見えない。こいつだったらこうするだろう、と思えるようなこれまでの人物造形があるから、決して説教くさい話にならない。これは連続ドラマというフォーマットならではの、そして『ど根性ガエル』ならではの美しさだと言えるだろう。  そして選挙事務所についたひろしは、自身の提案により、ゴリライモにピョン吉のシャツを着させる。 「根性出るだろ? 弱気の虫はこいつが追っ払ってくれるからよ」  実はゴリライモがピョン吉を着るのは、このときが人生で初めての経験だということも明かされる。小学生時代、こっそり羨ましいと思っていたゴリライモの回想もあり、ひろしがゴリライモのために、ゴリライモのことを思ってピョン吉を着させるという意味もより深くなる。  結果、わずか一票差でゴリライモは当選。ひろしが自分の気持ちよりもゴリライモの当選を願った一票が、当選を決めた。誰かのために、という思いが結末を変える。この、誰かのために、という思いは「選挙」であり「政治」の本質そのものであって、ゴリライモを応援した誰もが喜んでいる。そしてゴリライモは、誰かのために、という思いを知っているからこそ、良い政治家になるだろうということも示唆される。  今回、仲間というものを描いた『ど根性ガエル』はこのままハッピーエンドに向かおうとするのだが、ここで終わらないのがまた『ど根性ガエル』だ。そこへ着いていけていない人物が、実は一人いる。ヒロインの京子ちゃんだ。彼女は涙を流しながら、本心を吐露する。 「女とかじゃなくて、人として、もっとちゃんとして生きたいの。人として、仲間に入れてよ。お願い。お願いします」  確かに京子ちゃんは、ひろしにとってもゴリライモにとっても、片思いの対象ではあるが、実はそれだけの存在でしかないと言えばそうかもしれない。いや、実際には勿論ひろしにとってもゴリライモにとってもそれだけの存在のはずはないのだけれど、京子ちゃん自身はそう思ってしまっている。人としての仲間には、入れていないと。  ここに『ど根性ガエル』が、仲間というものをどう捉えているかが描かれている。ただ単純に一緒にいれば仲間というわけではない。そして、目的を同じくして行動しているという状態でさえも、おそらく仲間ではない。自分を一人の個人として見てもらうこと。そういった個人として存在することを許されるということ。それが仲間なのだ。  これまでこの連載で描いてきたように、『ど根性ガエル』は人々の多様性を是とする。そうであるならば、目的や行動も違っていて良い。だがそれでも、仲間であることは出来る。むしろその人、個人の多様性や個性、あるいは面倒くささも全て含めて引き受けるというのが、仲間になるということであり、それはおそらくどんな場面でも許されているのだろう。  ひろしは京子ちゃんにこう告げる。 「決まってんじゃないですか。人として仲間なんて、当たり前じゃないですか。何があったってね、仲間は仲間ですよ。死ぬまでね、いや、死んだって仲間だよ」  そばにいるから仲間なのではない。仲間でいることを決めるからこそ、人は仲間になる。そしてそれはきっと、本当は誰にだって出来ることなのだ。 (文=相沢直) ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは@aizawaaa

料理したこともないけれど……娘の1泊保育のために「おにぎり」を作りましたよ!

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(C)倉田真由美

 福岡にいる息子まーが来年に高校受験を控えているということもあり、最近、妻くらたまは最低で月1回、場合によっては月2回、1週間ほど福岡に帰っています。そこで息子に勉強を教えているみたい。妻も大変だとは思いますが、妻が月に2週間もいなくなるのはオレも大変になるわけですよ! 家事、育児、仕事を1人でこなさなきゃならないんでね。

 タイミング悪く、妻がいない週に、娘ココが通う幼稚園恒例の1泊保育がありました。今年も千葉のマザー牧場に行くわけですが、旅行に行く前の準備がいろいろある。まず出発1週間前から「健康カード」なる書類をもとに、毎日朝と夜の体温や睡眠時間、3食のごはんの量をチェックするんです。頭・ノド・おなかの痛みがないか、便は出たか、疲れてないか……と「項目多すぎじゃないか?」っていうくらい面倒!

大統領選へ出馬宣言したカニエ・ウェストを、テイラー・スウィフトがキュートな冗談で応援

<p> ラッパー、音楽プロデューサー、デザイナーと、さまざまな顔を持つカニエ・ウェスト。欲しいものは全て手に入れてきた彼は相当な自信家で、真面目な顔で「オレは神」「宇宙一のロックスター」などと発言。恋焦がれてきたお騒がせセレブのキム・カーダシアンと結婚してからというもの、一層ナルシシズムが加速している。</p>

AKB48・島崎遥香の仰天“彼氏”発言!? ファン離れの「フルコース」でアイドル道から脱線確実

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島崎遥香
「ぱるる」こと、AKB48・島崎遥香がSNSでまたも“暴走発言”だ。6日、島崎はトークアプリ「755」で「好きな男性の話もするし好きな芸能人の話もする!」「ニュースになって騒がれようと私は1人の女の子として21歳らしくしたいんだ!」と発言し、騒然となっている。 「755」内での「どんな男性に憧れるか」というファンからの質問に対し「面白い人」「自由にやりたい!アイドルだけど(略)私は自由が1番似合うと思う!」などと回答した上での今回の発言。質問をしたファンからは「ぶっちゃけてくれてうれしい」との返答があったものの、読み方によっては“恋愛中”であるかのような発言に、「信じたくない」「残念」など悲しみのフレーズが多く上がった。  しかし、それ以上にネット上に投稿されたのは「一般人らしく生活したいならもう辞めたら」「じゃあもう卒業して好きなだけ恋愛して下さい」「そんなにAKB嫌いならやめればいいのに」と、現役アイドルとしての“責任”を放棄するような発言を繰り返す島崎への、冷淡な意見の数々だ。 「以前から『ほかのメンバーが出てるテレビはストレスがたまるから見ない』と言い放つなど、その放言ぶりは問題視されてきました。6月には、テレビ番組で『なんか仕事で嫌なモノを見たら、イケメンで癒されます』と答え、『握手会でブサイクな男性を見た後、イケメンに癒される』というファン軽視発言をしているようだと大バッシングを受けたんです。 “塩対応”が彼女のウリではありますが、単に“KY”“プロの自覚がない”だけと捉えられても仕方ないですね。その上での今回の発言は、粘り強く応援してくれたファンにトドメをさすようなもの」(芸能記者)  6月6日に行われた「第7回AKB48選抜総選挙」では9位にランクインし、前回の7位から順位を落としてしまった島崎。その際は、「私たちに力を貸してください」と大号泣しながら頭を下げていたのだが……。 「彼女の運営サイドも頭が痛くて仕方ないでしょうね。島崎はビッグアップルというバーニングプロダクション系列の事務所に所属。仕事は今後も順調に得られるでしょうが、出演のたびに発言が物議をかもすようなら猛プッシュもしづらくなります。『好きな男性の話もする』が仮に“彼氏”のことだとしても、バーニング系列ならもみ消すことは簡単。ゴリ押しに恋愛にKY発言。今の島崎は、ファンや視聴者に嫌われる要素をフルコースで持ってしまっています」(同)  音楽番組でのやる気のない態度や、グループの隊列から離れる“奇行”も何度となく指摘されている島崎。「卒業するための布石」という憶測も流れているが、仮にもアイドルである以上、本人が無理なら、まずは周囲の大人が彼女の暴走を防ぐことに全力を注ぐべきではないだろうか。