ロビン・シックとファレルの盗作裁判を弁護士が再検証 なぜ「曲の感じ」に著作権が認められたか?

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『Blurred Lines』

【リアルサウンドより】 「ファレルと俺でスタジオに入ったとき、俺はマーヴィン・ゲイの『Got to Give It Up』がこの世で一番好きな曲の1つだって彼に言ったんだ。『よし、ああいう感じの曲、ああいうグルーヴの曲を作ろうぜ!』って感じだったよ」(ロビン・シック)  今年3月11日、ロサンゼルスの裁判所は、ロビン・シックとファレル・ウィリアムスに対し、2人の2013年の大ヒット曲「Blurred lines」がマーヴィン・ゲイの1977年の曲「Got to Give It Up」の著作権を侵害しているとして、マーヴィン・ゲイの遺族に730万ドル(およそ8億8千万円)を支払うよう命じた。2人は即座に「この判決は音楽とクリエイティヴィティの未来にとって恐ろしい前例となるもので、非常に落胆している」とコメント。この判決は各方面で大いに議論を呼んだ。  アメリカでは、この手のいわゆる「盗作裁判」は今までも決して珍しくない。その中で、この判決が特別に騒がれた理由は、もちろん盗作裁判としては史上最高額となった損害額のせいでもあるが、それ以上に、この裁判で争われたのが単に「マーヴィン・ゲイの曲が盗まれたか」ではなくて、「マーヴィン・ゲイの曲の『感じ』が盗まれたか」だったからだ。たとえばジョージ・ハリスンの「My Sweet Lord」とジョディ・ミラーの「He’s So Fine」のようなメロディーの類似性が争われた事例とは異なり、雰囲気、空気、グルーヴといった「感じ」が似ていることが著作権侵害にあたるとマーヴィン・ゲイの遺族は主張し、裁判所がその主張を認められたことが画期的だとされたのだ。  判決の直後の4月28日に、マーク・ロンソンとブルーノ・マーズの今年の大ヒット曲「Uptown Funk!」がギャップ・バンドの「Oops,Up Side Your Head」に似ているとギャップ・バンドが主張していた件で、「Uptown Funk!」の作曲クレジットにギャップ・バンドの5人の名前が加わった。この決定の背後には「Blurred Lines」判決があると言われており、さっそく判決の影響が広がっているようだ。  確かに、メロディーならともかく「感じ」にまで著作権が認められることになったら、波及する範囲は広いだろう。  かつて、ビズ・マーキーとギルバート・オサリヴァンが「Alone Again」の無断サンプリングを巡って争った裁判を機に、ヒップホップでのサンプリング使用は不可能とは言わないまでも、かなり難しいものになった。そこで、本物そっくりのサウンドを生演奏で再現した上で、サンプリングして使用するという手法を取ったアーティストもいたが、「感じ」にまで著作権が認められるのであれば、その方法も不可能だ。  もっと言えば、「初期ビートルズ風」とか「70年代ソウル風」とかを意識して音楽を作る、なんてことすらできなくなってしまうのかもしれない。  この判決にどこまでの影響力がありそうか、検証してみた。  そもそも、ある曲が別の曲の著作権を侵害している、盗作だというのは、法的にはどういうことだろうか。法律自体に規定があるわけではないので、具体的な裁判例の中から見ていくしかない。  日本では、そもそも裁判になった例自体が少ないが、その中でも代表例と言われているのが、平成14年に判決が出た「どこまでも行こう事件」だ。  これは、TV番組『あっぱれさんま大先生』で使われた平成4年発表の「記念樹」という曲が、昭和41年発表のブリヂストンCMソング「どこまでも行こう」の盗作だとして作曲者同士が争った事件で、600万円の損害賠償が認められている。  この事件の判決文で目を引くのは、2つの曲が似ているか判断する上で、音楽はメロディー、リズム、ハーモニー(旋律)といった要素によって構成されるが、その中でも「少なくとも旋律を有する通常の楽曲に関する限り、……相対的に重視されるべき要素として主要な地位を占めるのは、旋律である」として、メロディーを判断の中心に置いている点だ。そして、メロディーが似ているか判断する上で、2曲を同じハ長調に移調し小節の長さを調整した上で、楽譜を並べ、音符がどれだけ一致するか数え上げることまでしている(約72%が一致した)。日本のポップミュージックが海外に比べメロディー中心だということはよく指摘されるが、この判決はまさに日本的な判断方法を採用していると言えるかもしれない。  それに比べて、アメリカではリズムやグルーヴが重視されることの反映が今回の裁判結果だ、と言うことなら分かりやすいが、話はそこまで単純でもない。  アメリカでは長い間、音楽の著作権の対象は「楽譜」に限られていた。1710年にはじめて著作権法が制定されたとき、著作権とは出版社の印刷物を保護する権利だった。1831年になって音楽も保護対象に加わったが、その対象はあくまで「紙に書かれたもの」、つまりは楽譜であり、著作権者は楽譜出版社だった。著作権とは要は、出版社が楽譜を出版する権利を保護するものだったのだ。日本とは法律の構成自体が異なるが、アメリカでいわゆるサウンド・レコーディング、録音された音楽自体がミュージシャンの著作権の保護対象とされたのは、1976年の著作権法改正からだ。カセットテープの普及を背景とした海賊版の脅威への対策という面があったらしい。  この歴史的経緯は、実は今回の裁判と大いに関係がある。  アメリカ著作権法が改正されたのが1976年で、「Got to Give It Up」の発表が1977年。でも、改正された法が実際に施行されたのは1978年。つまり、「Got to Give It Up」発表時点ではサウンド・レコーディング自体はぎりぎり著作権の保護対象になっていない。「Got to Give It Up」の場合はそれ以前の法律にのっとり、マーヴィン・ゲイの遺族が権利を持っているのは基本的に楽譜に限られる。だから、裁判の場でも、楽譜同士を比べて著作権が侵害されているか判断すべきだ。シック/ファレル側の弁護士は法廷でそう主張した。この主張を突き詰めると、一致する音符の数を数え上げる「どこまでも行こう事件」方式の判断方法がふさわしいということになるだろうし、そうやって比べていれば、結果は違っていただろう。  しかし、勝ったのはマーヴィン・ゲイの遺族だった。  何が勝因だったのか。  著作権の及ぶ範囲についてのシック/ファレル側の主張は通り、裁判の場で実際に2曲を流して聴き比べるべきだ、という遺族側の主張は認められなかったのに、なぜ陪審員は遺族を勝たせたのだろうか。  ある曲が別の曲と似ている、と感じることは誰でもある。でも、ある曲が別の曲の著作権を侵害している、盗作であると具体的な証拠に基づいて判断することは、それとまったく異なる、正解のない作業だ。音楽は形のない芸術で、感性に訴えかける部分が大きい。「この曲はパクリだ!」と感性で判断することは簡単でも、それを理屈に落とし込むのはとても難しい。「どこまでも行こう事件」の音符数え上げ方式は、形のない音楽を形にして捕まえるための一つのやり方、しかも相当苦しいやり方に過ぎず、正しい公式など存在しない。この裁判の陪審員だって、何を手がかりに判断していいか、きっと困ったはずだ。  でも実は、この事件には1つ、決定的な、形のある、音符を数え上げなくても分かる手がかりがあった。  それが、冒頭に挙げたロビン・シックのインタビューでの発言だ。2013年にこの曲がヒットした直後、まさか裁判が待ち受けているなど夢にも思わない頃、ロビン・シックはマーヴィン・ゲイからの影響をこんなに無邪気にしゃべっていた。  その曲がどんなミュージシャンの音楽に影響を受け、どんな風に作られたか。ミュージシャンのインタビューとしてはごくありふれた内容だ。でも、この発言が命取りになってしまった。陪審員がどんな思考回路をたどって結論にたどりついたのかはもちろん分からないが、事の経緯を追うと、そうとしか思えない。  そもそも、なぜこの裁判で「2つの曲の『感じ』が似ているか」が争点になったかといえば、裁判以前にこの発言が存在していたことで、「『感じ』や『グルーヴ』が似ていたとしても、盗作にはあたらないはずだ」とシック/ファレル側が主張せざるを得なかったから、ということのようだ。  シック/ファレルの弁護士はあの手この手でこの発言の影響を打ち消そうとしていた。まず、ロビン・シックはレコーディング当時、アルコールとバイコディン(中毒性のある処方薬)でハイになっており、正常な精神状態ではなかったと主張。さらに、「Blurred Lines」は2人(とラッパーのT.I.)の共作クレジットになっているが、実はロビン・シックは作曲に関わっていない、ほぼ全部ファレルが作った、ロビン・シックがレコーディングスタジオに入った時にはもうファレルは曲を完成させていた、とまで主張した。先の発言の主であるロビン・シックが作曲に関わっていないとすれば、少なくとも発言と実際の曲との関係は断ち切れる、というわけだ。真相は分からないが、少なくともロビン・シックが、自らクレジットが虚偽であることを告白するところまで追い詰められていたことは確かだ。  そして、ゲイ側の弁護士の声明によれば、追い詰められたシック/ファレル側の言うことが変わっていくごとに、じゃあ最初のインタビューの発言はなんだったんだ、こんなコロコロと言うことが変わる人間は信用できない、という風に、陪審員の雰囲気が変わっていったという。その結果が、ゲイ側の勝利だった。  実は、日本の「どこまでも行こう事件」の判決でも何気ない発言が大きな役割を果たしているようにも見える箇所がある。  裁判になる以前、この盗作問題がワイドショーで騒がれていた時期があり、その頃、「記念樹」の作曲者はワイドショーの記者に対し、「ああそうか、この曲ねって感じ」と答えたことがあった。この発言が、「記念樹」の作曲者が「どこまでも行こう」の存在を知っていた、つまり盗作の機会があったことの証拠の1つとなったのだ。  「Blurred Lines」裁判の判決に対する意見は様々だ。負けた2人のように、ジャンルやグルーヴ、フィーリングは誰の所有物でもない、そんなことが認められたら音楽を創作することなんかできない、という人もいる。音楽を殺す気か、と発言した日本のミュージシャンもいる。一方で、アフリカ系アメリカ人の財産を白人が堂々と盗んできたポピュラーミュージックの歴史の中で、ついにグルーヴの著作権が認められたことは歴史的進歩だ、という人もいる。いやいや、それ以前に「Blurred Lines」は楽譜だけ並べても立派にマーヴィン・ゲイの著作権を侵害しているじゃないか、この判決が別に何も新しくない、という人だっている。  職業裁判官が判断する日本の裁判と異なり、一般市民が裁く陪審員裁判による判決だから、また別の事件でも同様に判断されるかは不透明という面もある。ただ、サウンド・レコーディングが著作権の保護対象と認められる1978年施行の著作権法改正以前の曲について、このような判断がされたことの意味は大きいだろう。少なくとも、1978年以降発表の曲については、「感じ」が似ていたら著作権侵害にあたるとされる可能性は高い、と判断した方が安全かもしれない。ちなみに、先に挙げた、「Uptown Funk!」の元ネタと主張されたギャップ・バンドの「Oops,Up Side Your Head」は1979年発表だ。  いずれにせよ、音楽は形のない芸術だから、この判決が今後の音楽にどんな影響が出るのか、確かなことを言うのは現時点では難しい。  でも、1つだけ、この事件から確かに導くことができて、しかも分かりやすい教訓がある。それは、「インタビューでの発言に気をつけろ」ということだ。影響を受けた音楽について話す際には、特に気をつけろ。アメリカの弁護士がどこで見てるか分からないぞ。  夢のない話になってしまった。この判決が「音楽とクリエイティヴィティの未来にとって恐ろしい前例」になるかは分からない。でも、「ミュージシャンのインタビューの未来にとって恐ろしい前例」になる可能性は、それなりに高そうだ。  ここまで周辺事情ばかり語ってきた。でも、本来大事なのは、音楽それ自体のはずだということで、改めて2曲を聞き比べてみたい。

Robin Thicke - Blurred Lines ft. T.I., Pharrell

GOT TO GIVE IT UP - MARVIN GAYE

 うーん、著作権侵害にあたるかどうかは判断が分かれるだろうが、「Blurred Lines」が「Got to Give It Up」の「感じ」を目指して作られているのは、かなり確かだろうという気がする。メロディーは似てないが、「感じ」はそっくりだ。  ……でも、この感想自体、ロビン・シックの発言が頭にあったから、そう思ってしまったのかもしれない。ちょうどこの裁判の陪審員がそうだったかもしれないように。 ■小杉俊介 弁護士、ライター。音楽雑誌の編集、出版営業を経て弁護士に。

SMAP・稲垣吾郎、“ヒロくん”で女性関係の質問回避! マスコミからは「さすが」と皮肉

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吾郎ちゃん、言うよね~!

 SMAPの稲垣吾郎が14日、都内で行われた主演舞台『No.9-不滅の旋律-』(東京・赤坂ACTシアター、10月10日~)の製作発表会見に元AKB48の大島優子と出席した。

 稲垣といえば、かねてからその存在を明かしていた半同居状態の友人・ヒロくん(50代半ば、会社経営者男性)を、今年3月23日放送の『中居正広のISORO』(フジテレビ系)において顔出しで紹介し、話題になった。有名芸能リポーターが揃い踏みした今回の囲み会見では、同席した大島にはほとんど質問が振られず、稲垣が盛り上げ役に。自らヒロくんネタを切り出すサービス精神で、会場を沸かせたという。

フジテレビ『グッディ!』惨敗は想定内!? 安藤優子をリストラに追い込む“口実作り”か

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『直撃LIVE グッディ!』フジテレビ
 視聴率が低迷するフジテレビの情報番組『直撃LIVE グッディ!』が、7月14日放送分で開始以来最低の1.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。翌日の定例会見で亀山千広社長は「夏休みが正念場」としたが、局内では「想定内の流れ」という声が聞かれる。  フジは今年4月、全日3割以上の大改編を行い、その目玉となったのが『グッディ!』だった。夕方の看板番組『スーパーニュース』で2000年から長くキャスターを務めてきた安藤優子アナウンサーが、昼のワイドショーに参入した形だ。  しかし実際、局内では「安藤さんをリストラするための口実作り」という陰口がささやかれていたという。 「安藤さんは、ワイドショーのターゲットである主婦層に受けが良くないタイプで、『グッディ!』が数字を稼ぐなんて誰も思っていない。編成局は、ギャラの高い安藤さんに一線を退いてもらうきっかけにしようとしている」(フジテレビ関係者)  フジは、平日の午後5時間の生放送で速報力を強化し、今後は地方局とも連携してさらに長時間の生中継に取り組むともいわれている。それだけに、安藤アナの起用は表向き「重要な役割」とされていたが、戦前から敗戦予想は少なくなかった。  何しろ『グッディ!』が参入したのは、安定した視聴率を誇る日本テレビ系の『情報ライブ ミヤネ屋』の時間帯。近年、フジはこの枠でドラマの再放送などを流していたことから、もともと情報番組が定着しておらず、慣れないスタッフも番組作りに苦戦中だ。 「スタジオのセットもバラエティ番組みたいにカラフルにしすぎてしまって、深刻なニュースを報じるとアンバランス。こういうところも、不慣れな印象」(同)  安藤アナはキャスターとして優秀な人材だが、『スーパーニュース』の視聴率でも日テレ、テレ朝を下回ることが多くなり、人気に陰りが見えていた。そんなタイミングで大苦戦が予想されるワイドショーへの異動は、関係者から見れば“散り際”に見えたわけだ。 「長年の功労者である安藤さんの肩を叩ける人はいないから、テレビ界の絶対的な指針である視聴率を示すというのは、巧妙なリストラ策でしょう」(同)  「夏が正念場」と亀山社長が明言したのも、言い換えれば『グッディ!』のリミットが短いということ。数字がこのまま低迷すれば、秋の改編で番組の打ち切り、もしくは出演者の入れ替えなどのリニューアルは避けられない。  ただ、安藤アナが退いた『スーパーニュース』の後継番組『みんなのニュース』も、トップクラスの人気を誇る“ショーパン”こと生野陽子アナを起用したわりに数字は伸びないまま。さらに、坂上忍を起用した新番組や、EXILE・AKIRAやAKB48・渡辺麻友を主演にしたドラマ、『めちゃ×2イケてるッ!』などの定番バラエティが軒並み低調で、局員からは「何をやっても全部が悪いから、入れ替えようがない」という声すら聞かれる。 「それでも同じ低視聴率ならギャラの高いキャスターは切られていきますよ。テレ朝から小宮悦子さんが姿を消したように……」と関係者。  そんな中、安藤アナには一部の政党から政界入りを求める声もあるというウワサだが、今のフジの状況を見ると、リストラよりも、沈みかけの船から安藤アナに逃げ出される方が先かもしれない。 (文=藤堂香貴)

グラドル原田真緒のEカップ“いよかんおっぱい”が、締め付けられて「気持ちいい」!?

TMBT0248a.jpg  グラビアアイドルの原田真緒が、4枚目のDVD『だんだん好きになる』を発売し、東京・秋葉原で記念のイベントを行った。  3月にタイで撮影したという本作。コーションテープで攻めたシーンが特に危なかったという。その危ない格好を、可能な限り再現した姿で囲み取材を受けてくれた! ――内容を教えてください。 「全体的に攻めているチャプターが多いです。本気出してます! この、テープのシーンも、実際はもっと細くて、後ろは1本で留めてる感じでやばかったです(笑)。でも、今日は危ない女のイメージで(笑)、締め付けが気持ちいいです!」 TMBT0254a.jpg TMBT0256a.jpg TMBT0262a.jpg TMBT0271a.jpg ――お気に入りのシーンは? 「フェザーというか、羽毛だけで大事な部分を隠しているシーンです。ハラハラ舞っている感じで、天使をイメージしたんですが、かなり危険なシーンになっています!」 ――特に見てほしいシーンは? 「実は54分59秒あたりにトンでもないモノが映っていまして(笑)、ここでは言えないんですが、絶対に見てほしいです! コマ送りで見てください!」  形のよいEカップバストは「いよかんおっぱい」を自称しており、なぜか最近で「足裏が奇麗なグラビアアイドル」としても売り出し中だという。個性的なのか迷走しているのかよく分からないところが魅力。まさに「だんだん好きになる」!? 原田真緒 オフィシャルブログ「はらだん生態日誌」http://ameblo.jp/haradan0805/

北村一輝×LiLiCo×高山善廣with猫! 『猫侍 南の島へ行く』鑑賞券プレゼント

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『猫侍』公式サイトより

 コワモテ浪人と白猫コンビが評判を呼んだドラマ『猫侍』(JAITS)の映画版第2弾『猫侍 南の島へ行く』が9月5日に公開となります。そもそも第1弾があったのか、という疑問はさておき、主演の北村一輝は、実は大の猫狂いで、今作には原案と脚本から参加しているとのこと。一体どんな作品なのか、早速あらすじを見ていきましょう。

 コワモテの剣豪・斑目久太郎(北村)は無双一刀流免許皆伝の腕前で、“まだら鬼”の異名を持つ。しかし江戸での仕官がかなわず、今は故郷の加賀藩で姑・タエ(木野花)の恨み節を背中に浴びながら浪人生活を送っている。そこへタエが、四国・土佐藩の剣術指南役の話を持ち帰ってきたことで久太郎は単身赴任に気乗りしないながらも愛猫・玉之丞を連れて土佐藩へと旅立った。だが、船着場を目前にして謎の忍者(木下ほうか)に荷物を盗まれ、分身の術に惑わされている間に四国行きの船が行ってしまい……。

「決定権は俺にある。でも今はまだ決断したくない…」結婚を先延ばしにする男の心理とは

【今回のPick upニュース】

【レシピの女王 試験に合格しないと結婚してもらえない結婚試験中の彼女と試験官の彼氏に視聴者がザワつく】

◎“試験官”の彼氏と、それを従順に受け入れる彼女

清田代表(以下、清田) 今回は、先日ネットでプチ炎上していた“結婚試験”という話題を取り上げてみたいと思います。

佐藤広報(以下、佐藤) 特にジェンダーの問題に関心がある人の間で広まった話題という感じだったけど、クソ男の問題を考える上では、とても重要なトピックでしたね。

清田 どんな話題かというと、『ヒルナンデス』(日本テレビ)の人気企画「レシピの女王」に出演した、ある独身女性の話なんだよね。彼女は「恋人が課した試験に合格しないと結婚してもらえない」という状態にあって、彼女自身「彼は慎重な性格なので」と納得して試験に励んでる、これが一部の視聴者をザワつかせたという……。

佐藤 詳細については冒頭のまとめを見てもらえばわかると思うけど、要するにこれ、居心地や家事能力を審査して「俺の嫁にふさわしいかどうか」を吟味しようってことでしょ? 「お前は何様だよ」感がハンパないし、事実ネットにもそういう声が多かった。

清田 この彼氏さんは、当初は番組の収録現場まで応援にかけつける予定だったのが、「急な仕事が入った」とかで欠席している。「結婚試験官なら現場に来いや!」って話だよね。

佐藤 一方の彼女も、わりとこの状況を従順に受け入れちゃってて……それもプチ炎上の一因になっていたように感じる。

清田 もっとも、これ自体は番組の本筋とは関係ない1シーンに過ぎないし、あまりに情報量が少ないため、このカップルの是非を問うことはできないと思うのね。

佐藤 まあ、そうだよね。個人的には「こんな男マジやめとけ!」って思うし、ネットの声を見てもそういう意見が大半を占めていたけど、究極的には本人たちしかわからない問題だもんね。

清田 そうそう。でもさ、これを「男の結婚観」を考えるための“素材”として見ると、非常におもしろいケースだなと思っていて。ここからは推論を重ねて行くしかないけど、こんな試験を課してるってことは、この彼氏はおそらく、現時点で彼女との結婚にしっくり来てないってことだよね?

佐藤 「俺はこの子と結婚したい」という確信が持てないんだろうね。だから「試験期間」と称して決断を先延ばしにしているんだと思う。

清田  “結婚試験”という手口に目が行きがちだけど、要するにこれって、桃山商事の恋愛相談でもよく耳にする「結婚を先延ばしにしようとする彼氏」の話だよね。そう考えると、他人事ではなくなってこない?

佐藤 実は我々自身も、こういう経験ありますもんね……。

清田 自分の場合、前の恋人とそんな感じだったんですよ。20代の中頃から6年間もつき合っていたにも関わらず、結婚を決断できずにフラれてしまった。当時は「仕事がもうちょっと安定したら」「自分自身がもうちょっと成長したら」とか、もっともらしい理由を並べ立てていたけど、単に覚悟を決められず逃げていただけだと思う。

佐藤 とうとう彼女はしびれを切らせ、別れを告げてきた。で、そうなった途端、清田代表は焦って結婚の意思を表明したんだよね。

清田 でも、時すでに遅しで……その後3年間も後悔し続けるハメになりました。本当に愚かだったと思います。

佐藤 完全に“あるある”パターンですね(笑)。

◎男たちは“なぜ”結婚を先延ばしにしたがるのか?

清田 佐藤広報もかつて、「今すぐにでも結婚したい」と希望する恋人に対し、「まだよくわからない」という理由で返答をはぐらかし続けた経験がありましたね。

佐藤 そうなんですよ。「結婚したい」という積極的な気持ちをどうしても持つことができなくて……。いろいろ話し合ったし、彼女からも「とりあえず結婚しちゃえば気持ちも変わるから」って言われてたんですが、どうしても決断することができなかった。

清田 当時アラサーど真ん中だった彼女たちは、妊娠のリミット意識とか、家族や社会からの圧力とか、いろんな現実を背負った上で結婚の提案をしてくれていたんだと思う。なのに我々ときたら、そんなことはつゆ知らず、ふわっとした理由で決断を先延ばしにしていた……。

佐藤 何かもう、この“結婚試験”の彼氏を悪く言う資格ゼロですね。

清田 確かにゼロなんだけど……「なぜ先延ばしにしようとするのか」って部分は、ちゃんと考えて言語化すべきだと思った。だって、桃山商事で恋愛相談を受けていても、女性たちが最も知りたがっているのはその部分じゃない?

佐藤 そうですね。そこがわからないから、彼女たちは「私に何か問題があるの?」という自責の回路にハマってしまう。

清田 この彼氏にしたって、なぜこんな試験を課しているのか、その理由や背景に関してはよくわからないじゃん。だから、我々自身のことも含め、その“なぜ”の部分について考えてみたいなと。

佐藤 私の場合はマジ最悪なんですが、「結婚はしたくないけどセックスはしたい」という気持ちが当時あったんですよ。正直、生まれて一度も結婚願望というモノを抱いたことがないんですが、当時つき合っていた彼女はとにかく外見が好みで、会えば必ず「触れたい」とか「セックスしたい」という感情が湧いていた。結婚しないなら別れるべきだけど、性的な魅力が強力で、別れることがなかなかできない。それが先延ばしになった一番の理由だと思います。

清田 なるほど、すべての女性を敵に回すような答えですね……。

佐藤 そういう代表はどうなんですか?

清田 何と言うか、「自分の人生をお高く見積もり過ぎていた」ことが原因だったように思います。というのも、ホント恥ずかしい話なんだけど、20代後半は「自分はいつか何者かになる!」みたいな中二病マインドを完全に引きずってた。で、結婚はそういうものに対する“ピリオド”だと捉えていた節が正直あって……。

佐藤 つまり、「夢or結婚」の二者択一だと。

清田 そうですね。30歳でその発想は絶望的だよね……。当時は大学の同級生と会社を運営していたんだけど、「それをサクセスさせてから結婚するぜ!」という、非常にご都合主義的な考えを持っていました。彼女からすると、「サクセス目指すのは別にいいけど、それっていつなんだよ? てか、もう30なんだから見切りつけろよ」って感じだったと思う。

佐藤 非常に痛いですね。まあ、でもわかるような気がする。男って結婚を「年貢の納めどき」とか「俺もそろそろ落ち着かなきゃ」とか表現したりするけど、「いつまで青春が続くと思ってんだよ!」って話だもんね……。これ、結婚に積極的な気持ちを持てない男の中にある共通のメンタリティだと思うわ。

◎結婚は「したい」側が不利になる理不尽なシステム?

清田 男ってさ、何ごとにおいても「決定権は俺にある」って状態が好きでしょ。なのに、それを下すための決断力がまったく備わっていない。「最終的には俺が決めたいけど、今はまだ決めたくない」という甘ったれた感覚が、女性たちの苛立ちや混乱を招いているような気がする。

佐藤 “結婚試験”の彼氏にしてもそうで、「だったらとっとと別れろよ!」とも思うけど、「別れる」という決断を下すこともできないんだろうなあ。

清田 この彼氏がズルいなと感じるのは、「相手のせいにしてる」という点で。というのも、これって「俺がジャッジしてる」という体裁を取りながら、実は「すべては君次第ですよ」という形で相手に責任を転嫁してるじゃん。だって、もしも最終的にダメだった場合でも、この彼氏は「俺は結婚したかったけど、君の努力が足りなかった。いやあ、残念!」ってことが言えちゃうわけで。

佐藤 しかも、審査と言いつつ、明確な基準を示しているわけでもない。「試験で何点取ったら合格」みたいな基準ならわかりやすいけど、そうじゃないところがズルい。

清田 いろいろ曖昧にして、最終的にどうとでもジャッジできるような余地を残しておく……やってることはブラック企業と一緒だよね。でも彼女にとっては、試験という“エネルギーを向ける対象”があることでアドレナリンが出てしまい、なぜか「がんばります!」というメンタリティになっていく。

佐藤 そういう意味では就活とも似ているね。膨大な努力を求められるけど、最終的に判断されるのは「人間力」みたいな曖昧な能力だったりするわけで。

清田 そう考えるとさ、結婚って「したい」側が不利な立場になってしまうという、非常に理不尽なシステムのように思えてきた。で、もちろんすべてがそうだとは思わないけど、妊娠のリミットなど時間的な制約を抱えている女性の方が、不利な立場に置かれやすいという……。

佐藤 構造的に、結婚は男が「買い手市場」の状態だもんね。だからこの彼氏は“結婚試験”なんていうナメ切ったことをやれるし、我々にしても、せっかく結婚の意思を示してくれた女性が現れたにも関わらず、決断できないままみすみすその機会を逃してしまった。「低身長×低収入」の清田代表なんて、結婚市場では最弱男子なんだから、本来は余裕をぶっこける立場にないはずですよ!

清田 ホントだよね……。あの惨劇を二度と繰り返すまいと、日々魂に刻み込んでおります。それはそうと、“結婚試験”の彼女にしたって、もしかしたらこの彼氏に何らかの疑問を感じているかもしれない。でも、特にアラサー以上の女性は、妊娠のリミットや「結婚してない女は不幸」という謎の社会圧などにより、違和感を抱いても撤退できない構造にハメ込まれてしまう。

佐藤 だからこれは、「彼女は彼氏のことがホントに好きなんだね」って話じゃないんだよね。

清田 そうそう。しかも、労働環境や社会制度の不備があって、女性にとっては「子どもを生めば生むほど男に依存せざるを得なくなるシステム」になっている。試験をクリアしてまでこの彼氏と結婚したいと思っている背景には、こういう構造もあるはずだよね。

佐藤 結婚や出産願望を抱える女性がそのシステムに苦しめられる一方、そのシステムに乗っかって余裕ぶっこいているのが我々男というわけですね……。

清田 いったん死なないとダメですね。

佐藤 だとすると、結婚しなくても子どもを産んで育てられる制度とか、子どもを産めば産むほど男に依存しなくて済むような環境を作れば、女の人のプレッシャーが相当緩和され、少子化対策も進むかもしれない。ワケのわからないスタジアムを作るなら、そういうところに財源をまわした方がよっぽどいいだろ!

清田 何だかよくわからない言いがかりになってきちゃったけど……“結婚試験”の背景には「結婚をめぐる理不尽なシステム」ありということで、我々も教訓にしていきましょう。

■桃山商事 清田代表・佐藤広報/二軍男子で構成された恋バナ収集ユニット「桃山商事」。失恋ホスト、恋のお悩み相談、恋愛コラムの執筆など、何でも手がける恋愛の総合商社。男女のすれ違いを考える恋バナポッドキャスト『二軍ラジオ』も更新中。コンセプトは“オトコ版 SEX AND THE CITY”。著書『二軍男子が恋バナはじめました。』(原書房)が発売中。

イクメンはいい父親なのか? 女性の悩みから探る「父親」の存在と不在【カウンセリング編】

<p> 4回シリーズで「男性と結婚」について考える当連載初回は結婚相談所に登録する男女の認識のズレ2回目では「男性学」の見地から男性にとっての「結婚」の意味</a>を探ってきた。3回目となる今回は、女性専用のカウンセリングルームを営む南波実穂子氏に、女性の悩みから浮かぶ父親・家族像から、男性の結婚観について話を伺った。</p>

シエナ・ミラーとトム・スターリッジが破局?

シエナ・ミラー(33)とトム・スターリッジ(29)が破局したようだ。3年前から婚約中の2人だが、その関係に終止符を打つことにしたと報じられている。2人は娘マーロウちゃん(3)を連れて今月にもイビザ島で休暇を楽しんでいる姿を目撃されていたばかりだが、そのホリデーで関係を修復することはできなかったようだとザ・サン紙は報じている。

シエナは2か月前に行われたカンヌ国際映画祭の場で婚約指輪をつけていなかったことからトムとの関係に暗雲が漂っているのではないかと噂され始め、友人たちもシエナとトムがたびたび激しい言い争いをしていたと証言していた。その一方で、2人は2013年にバーバーリーの広告に共に登場していたり、昨年にもシエナがトムの落ち着いた性格を称賛していたりと、そのラブラブぶりを見せつけていたことも頻繁にあった。その際、シエナは「彼は私のドタバタぶりにバランスをもたらしてくれるのにパーフェクトなの。そういうと彼がすごくつまらない人間に聞こえるけど、そういうわけでは全然ないのよ」と話していた。

シエナには2006年にもお互いの浮気が理由でジュード・ロウと婚約解消したことがあり、2人はその後復縁したものの、シエナがトムと交際を始めたことで2011年にまた破局していた。

大コケ続きの河瀬直美監督『あん』イオンが強力バックアップも、本人は興味ナシ!?

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映画『あん』より
 河瀬直美監督作『あん』が、イタリアのシチリア島に位置するマルタ共和国の首都・バレッタで今年から開催されているバレッタ映画祭にて、メインの長編コンペティション部門の最優秀作品賞を受賞した。 「この作品は、主演の樹木希林さんが孫娘である内田伽羅さんと共演したことが世間では評判になっていますが、業界的には河瀬監督の作品にイオンがバックアップをしたということの方が話題になっています」(映画関係者)  河瀬監督の作品といえば、第60回カンヌ国際映画祭で最高賞パルム・ドールに次ぐ審査員特別大賞グランプリを受賞した『殯の森』や、昨年の第12回ウラジオストク国際映画祭でグランプリを受賞した『二つ目の窓』など、賞を獲得するものの、それが興収に結び付いた作品は少ない。 「それで、今作はプロデューサー陣が河瀬監督に、『いい作品はたくさんの人に見てもらわないと』と、スポンサーの獲得について説得したそうです。監督自身、見てくれる人が見ればいいという考えのようで、あまり興収にはこだわってないんです。ただ、黒字にしないことには次回作は作れないですからね。最近の河瀬監督の作品は興行的には失敗続きですから、これ以上失敗すると映画が制作できないとプロデューサー陣が動いたんでしょう」(芸能事務所関係者)  実際、公式HPの《劇場》をクリックしてみると、北は北海道、南は熊本まで、ほとんどのイオンモールで映画が公開されている。 「監督からすればイオンがバックについてヒットしているというのは面白くないかもしれませんが、業界にとっては大きいですよ。やはり海外で評価される監督の作品をひとりでも多くの人に見てもらいたいですからね」(広告代理店関係者)  やはり映画は見てもらってナンボということだ。
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芸能記者が明かす、AKB48一派で「マスコミ対策万全」なメンバーと「全然しない」メンバー

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事務所のお偉いさんに菓子折りでも渡しなさいよ~(撮影:岡崎隆生)

 元AKB48で女優の前田敦子が、7月7日に放送されたバラエティ番組『さんま御殿3時間SP女子アナ軍団の逆襲!最強2世&ぴょん吉祭』(日本テレビ系)に出演。週刊誌などのマスコミに“狙われる”ことについて「全然気にしていない」と堂々コメントした。司会の明石家さんまから「悪いことしてないんだ?」と聞かれると「……って思ってます」と答え、やましいことはないと強調。さんまは「オレみたいにやましいことあると、キョロキョロしてしまうのか」と納得していた。

 前田と言えば、AKB卒業直後にイケメン俳優・佐藤健との“泥酔パンチラ写真”が週刊誌に掲載され、現在は歌舞伎俳優の尾上松也と交際中といわれる。一連の前田の発言について、スポーツ紙記者もこう同意する。