「いじめの起源は日本だよな? 日本の文化をそのまま持ってきたせいで、韓国でもいじめが起こるんだ」 「日本のいじめ文化が韓国に入ってきて、変異・発展してしまった。韓国のいじめは、もはや起源の日本を超えた」 これは、7月上旬に起きた岩手県の中学生の自殺に対する一部の韓国ネチズンの反応だ。あらゆることに韓国起源説を持ち込む“ウリジナル”で知られる韓国だが、こといじめに関しては違うらしい。いじめの起源は定かではないが、ネチズンの言葉通り、韓国では現在、日本以上に悪質ないじめが発覚している。 いじめの舞台は、済州島の小学校。なんと、小学校1年生の教室で、担任教師が児童たちにいじめを強要していたことが明らかになったのだ。その担任教師は、宿題を忘れたり、ミスを犯した児童をいじめのターゲットに指名。対象となった児童は、「一日中、誰からも話しかけられない」「昼休みは昼食を5分以内に食べて、席に座って黙っている」などなど、透明人間のように扱われていたという。 児童の様子がおかしいと感じた保護者たちの調査によって判明したこの“1日いじめ事件”は、クラス全体の24人中、20人以上が一度はターゲットになっていた。ターゲットは担任教師の裁量によって変わるので、中には5日連続でいじめられる児童もいたそうだ。 保護者の調査によると、この“1日いじめ”は5月頃から始まっている。それが2カ月も放置されていたのは、担任教師が「話せば裏切り者」と児童を脅迫してきたからだ。保護者の話では、事件を親に知らせた児童が「僕は裏切り者で、本当に悪い子なんだ……」と、今も罪悪感とトラウマに震えているという。保護者たちの間では、児童にカウンセリングを受けさせるべきだという話まで出ている。教師が率先して、幼い児童にいじめを強要するとは、まさに言語道断の事件だ。 「いじめの起源は日本」と声高に叫ぶネチズンたちだが、韓国には伝統的ないじめもある。中学の卒業式に、卒業生が後輩を無理やり裸にひんむく“裸集会”だ。こちらは、スマートフォンの普及で画像や動画がネット上に拡散したことによって発覚。厳しい取り締まりの末に沈静化されたが、今もどこかで悪習が残っている可能性は否定できない。 こうした上下間の立場の差を利用したいじめは、韓国男性の義務である兵役期間中にもたびたび起きている。上官による暴行や暴言の数々はすさまじく、「中央日報」の調べによると、年間70人以上の若者が兵役中に自ら命を絶っているという。去る6月28日にも、海兵隊に所属していた隊員(20)が、部隊内でのいじめを苦に飛び降り自殺を図ったことが明らかになっている。 いじめに無関心を貫く日本の体質と、組織だっていじめに加担する韓国。はたして、どちらがより悪質なのだろうか……。先輩たちの強要による裸の卒業式
日別アーカイブ: 2015年7月21日
破産申請をした50セントの負債額は35億円!
50セントの負債額は2800万ドル(約35億円)にも上るという。先日連邦倒産法第11章に基づき破産を申請したばかりの50セントは16日(木)、スリーク・オーディオが最大の負債先であることなどを記した負債の詳細を連邦裁判所に提出した。フロリダを拠点とするスリーク・オーディオは50セントがヘッドフォンのデザインを盗用したとして訴えを起こし、50セントから1842万8257ドル(約22億円)の損害賠償を勝ち取っていた。
スリーク・オーディオの続いて負債額が高いのがラスト二ア・レヴィストンとなるが、50セントはラスト二アからセックス動画をインターネットに流しその映像に編集を加えたとして訴えられつい先週500万ドル(約6億円)の損害賠償を支払う判決が下されていたばかりだ。その額に加えラスト二アは懲罰的損害賠償金も受け取る予定だったが、50セントの破産申請により陪審員による審議は休止された。
負債総額は2847万8920ドル75セントにまでのぼり、そこには父親への1737.33ドル(約22万)や車のリース代としてベントリーに13万7880ドル(約1700万円)の借金が含まれているようだ。
50セントはターゲットになりたくなく、ただ用心したために今回の破産申請をする決断に至ったと先日話していた。「他のできるビジネスマンがこういう状況で取るだろう予防措置をしているんだ。成功したとき、ターゲットになるんだよ。標的にはなりたくないね。天文学的な主張に対してすべてを対応する男だとは思われたくないんだ」
Sexy Zoneの新作は“キラキララ”感が足りない? 矢野利裕が音楽的見地から考察
<p>Sexy Zoneの新作『Cha-Cha-Cha チャンピオン』が発売された。「FIVAワールドカップバレー」の大会テーマソングである。この曲は、例によって、佐藤勝利、菊池風磨、中島健人の三人が中心となっている。</p>
メッシの胸に「楽天」の刻印! スポンサー就任に日本からは辞めてくれの大合唱!
三木谷浩史社長率いる楽天が、FCバルセロナのスポンサーに就任する可能性が出てきた。バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長がラジオ番組で楽天との接触について認め、2016~17シーズン以降の“胸スポンサー”就任に興味を示している発言したという。 バルセロナの胸スポンサーは現在“カタール航空”だが、それ以前は「企業にチームを売らない」という信念のもと、ユニセフ以外の文字を拒み続けてきた歴史がある。しかし、時代の流れには逆らえず、バルセロナはその伝統に終止符を打ち、2011年に胸スポンサー第一号として“カタール航空”の文字が刻印された。これには納得のいかないファンも多く存在し、「NO.Qatar」のボードがスタジアムで毎試合のように見受けられた。そして次なるスポンサーの候補に、日本の企業である楽天。今回は、現地で受け入れられるのだろうか? 「カタール航空とは今シーズンいっぱいの契約になっています。それに伴って胸スポンサー自体がなくなってほしいと願っているファンは、いまだに多く存在します。もし、楽天が就任したら、少なからず反対の声は聞こえてくるでしょうね」(スポーツライター) 過去にも、ヨーロッパのクラブの胸スポンサーを勤めた日本の企業は、マンチェスターユナイテッドのSHARP、ユベントスのSONY、フィオレンティーナのTOYOTAなど数多く存在する。ビッグクラブの胸に日本企業の名が入ることには、日本のファンも少なからず誇りに思っている部分があった。しかし、今回ばかりは少し様子が違うという。 「同じく楽天がスポンサーを務めるヴィッセル神戸のユニフォームが問題なんです。今シーズンから楽天の頭文字を取って大きく『R』と一文字だけ入っている物になり、これがまるで十八禁を思わせるセンスで、すこぶる評判が悪かったんです。これがあのバルサの胸に入ることを想像したファンから反対の声が上がるのも当然ですね。過去にもプレミアリーグの人気クラブであるアーセナルの胸にDREAMCASTの文字が入ったことがありました。その時も『なんか恥ずかしい!』『ベルカンプ様(当時の人気選手)に何してくれんだ!』と、ファンからは非難轟々。今回ももちろん『神聖なバルサのユニに何をする気だ!』『メッシに楽天? ふざけるな!』と、止めてくれの大合唱ですよ」(同ライター) カタール航空がバルセロナに支払っている金額は、3年で177億といわれている。それと同等、もしくはそれ以上の金額を払うであろう楽天にも、相当な覚悟あると見える。もちろん、日本企業があの世界的なビッグクラブであるバルセロナのメインスポンサーに就任するのは、誇らしいこと。就任した暁には、是非、ユニフォームに刻むロゴのデザインは慎重に考えてほしいものだ。 (文=沢野奈津夫)現在のバルサユニ
“まりりん”白石茉莉奈が早稲田大学・大隈講堂に登場! 現役早大生に AV男優のススメ?
セクシー女優の白石茉莉奈が2日、早稲田大学の大隈小講堂でAV監督の二村ヒトシ氏と「早稲田の中心で性を叫ぶ」と題したトークショーを行った。白石は二村監督とともに集まった就活中の早大生らにAV業界の魅力を紹介。学生らに“AV男優のススメ”も行った。
夫も子どももいる人妻でありながら、ソフトオンデマンド専属女優として2年前にデビュー。アイドル級のルックスで瞬く間に人気女優となった白石。この日も登壇するなり早大生の「まりりん」コールに迎えられるなど大人気だった。本人も会場を見回して「すごい熱気ですね~」と驚きの表情で、「短い時間ですが、みなさんと、たくさんたくさんエッチなお話できればいいですねー」とにっこり。
その後、早大生に「就活真っ最中の方はどれくらいいますか?」と問いかけると、さっそく学生らにAV業界の魅力を熱弁。白石自身、AV業界については「やってみるまで、いい印象はなかった。恐いイメージしかなかった」というが「いざ飛び込んでみると、やればやるほど楽しくて。ただエッチしているところを映像に撮るだけの世界じゃないんだなって。1本の作品を撮るのに、こんなにもいろんな才能のある人が関わっているんだなって」としみじみ。
デビュー後、最大の難関となったのは痴女モノの撮影だったといい、「二村監督の作品にも2本出たんですが、痴女モノは、ドMな私には本当に難しくつらい現場でした。いろんなことを要求されて悩みました。おかげで『もっとこうしてください』のドM精神に加えて、『ここがいいんでしょう?』の痴女精神が身に付いたというか、女優としても大きく成長できたと思います」と述べると、「痴女っていうと、みなさん“ヒールでグリグリ”みたいな、そんなイメージでしょうけど、実はそうではなくて、ドMと同じ。痴女の行為もある種、自分を気持ちよくしてくれた相手へのお返しというか、基本奉仕の精神なんです」と自らの痴女哲学も披露。
現場でのキャリアを通じてAV男優にも常に尊敬の念を抱いているようで、「ドラマっぽいシチュエーションだと、気持ちが入って、本当に男優さんのことを好きになることもあります」と頬を赤らめると、「やっぱり体の相性というのもあって、今日この男優さんとエッチできるんだって思うと、ときめいて嬉しいって思うことも。男優さんって、本当にたいへんなんです。ただそういうことをするだけでなく、ただ気持ちいいだけでなく、プロフェッショナルでいなくてはいけない。イキたいからって好きな時にイケいけばいいというものではないんです」と切々。「AV業界にすすむ大学生は監督を目指す人が多いと思いますが、監督だけじゃなく、みなさん、AV男優さんも目指してはいかがですか」と学生たちに呼びかけた。
二村監督のほうは白石に同調しつつ、やはり学生らに監督を目指してAV業界に入って来てほしいと懇願。自身、「今から25年くらい前に慶應大学を中退して、汁男優になりました」と告白すると、「カメラの前で自分のものをさらけ出せば、すごいお金になるんじゃないかと勘違いしてAV男優になりましたが、AV男優としては使いものにならず、非常にしょぼい男優としてその生涯を終え、気がついたら監督になっていました」と自身のキャリアを紹介した。 「今は自分の作品を監督するだけじゃなく、ソフトオンデマンドで新人監督に、エロとは何かを指導することもしています」といい、「就活をしている君たちのなかに、僕のような製作者の道に来てくれる学生がいれば本当に嬉しいです」と笑顔。この日の司会は早稲田OBのSOD社員が行っていたが、その社員も「SODはアダルト業界のトヨタみたいなもの。僕は掘り出されてないものを掘り出したい、開拓されていないところを開拓したいという意志を持ってアダルト業界に入社しました。いろいろ経験させてもらいながら、今は本当に楽しく働いています」と述べ、「AV業界に入ってくる学生がこれから増えていくといいなと思います」と白石や二村監督に同調していた。 (取材・文=名鹿祥史)
前田敦子がタクシー接触事故、それでもトヨタCM“ジャイ子”続行確実のワケ「免停隠したキムタクの手前……」
元AKB48の前田敦子が19日夕方、東京都千代田区霞が関の外堀通りで新橋方面に向かって車を運転中、並走するタクシーと接触事故を起こしていたことがわかった。 前田の車の左前方部と、タクシーの右後方部に傷があり、警視庁はどちらかの車が車線変更した際に接触したとみて捜査。前田はこの日、休日で、同乗者はおらず、前田、タクシーの運転手、乗客3人にケガはなかったという。 これがテレビのニュースなどで報じられた翌20日、前田は自身のTwitterで「この度は、私の運転する自動車の接触事故で、関係する皆様にご迷惑及び、ご心配をおかけしてしまったことを深くお詫び申し上げます。お騒がせして申し訳ありません。」とコメントした。 前田といえば、2012年1月以降、トヨタ自動車の広告キャラクターを務め、「ドラえもん」の登場人物・ジャイ子役などでCMに出演。今回の事故を受け、ネット上では「降板させられるのでは?」といった臆測の声が相次いでいるが、広告代理店関係者は「キムタクの手前、それはないだろう」と否定する。 「キムタクは、CM契約中に2度のスピード違反で“免停”をくらい、それを長らく隠していたにもかかわらず、発覚時にもお咎めなし。現在に至るまで、何事もなかったかのようにCMのメインキャラクターを務めている。そんな芸能人の違反に寛容なトヨタが、前田だけを降板させることはなさそう」(同) 1994年以降、20年以上にわたりトヨタ自動車のCMに出演するSMAP・木村拓哉だが、2011年9月、12年1月と続けてスピード違反で摘発され、免許停止処分に。12年3月になって、一部週刊誌がこれを「ジャニーズ、トヨタ共に隠ぺいしている」などと報じると、木村は慌てたように「誠に申し訳なく、深くおわび申し上げます」と短いコメントを発表した。 「現在も、『TOYOTOWN』サイト上には、前田が笑顔で同社の『クラウン』を運転している写真が掲載されている。もし、トヨタ側が事故を問題視しているとしたら、この写真が消去されていてもおかしくない。一方、18日放送の連続ドラマ『ど根性ガエル』(日本テレビ系)で、軽トラの運転シーンが放送された前田ですが、事故発覚後のオンエアであればカットされていたはず。ドラマ関係者も今頃、胸をなでおろしているのでは?」(芸能記者) 車のCMに出演しながらも、接触事故のイメージがついてしまった前田。どうやら木村同様、大事になることはなさそうだ。トヨタ自動車「TOYOTOWN」公式サイトより
ギャンブル好きの彼氏と別れるべき? 人知れず悩みを解決する電話占いを体験
悩みに悩んで行き詰まったとき、みなさんはどうしていますか? 家族には話せないことだったり、誰かにバラされたらどうしよう、と友達にも言えなかったり……ということが、結構あるものです。絶対にヒミツを守ってくれて、かつ的確なアドバイスをくれる人に話を聞いてもらいたい! と思ったとき、最近はやっているという「ミーシャ・コーポレーションの電話占い」の存在を思い出しました。
「電話占い」とは、電話で占い師の先生がマン・ツー・マンで話を聞いてくれるというもの。実際に対面の占いに行くのはハードルが高くても、電話なら怖くないと、今悩める女子たちに密かに人気だとか。筆者の今の悩みも、ギャンブルにハマっている彼氏の今後が不安……という、絶対に知り合いには明かせない悩み。これは渡りに船と、勇気を出して電話してみることにしました。今回はその占いの模様をご報告しようと思います! 話を聞いてくれたのは見能(みのう)先生。丁寧かつフランクに、相談に乗ってくれました。
福士蒼汰『恋仲』、初回9.8%の大爆死! 月9史上“異例”の1ケタスタートに「予感してた」
『恋仲』(フジテレビ系)公式サイトより
福士蒼汰が主演を務める“月9”ドラマ『恋仲』(フジテレビ系)が7月20日に始まり、初回視聴率は9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、1ケタを記録したことがわかった。前クールの月9ドラマ、嵐・相葉雅紀主演『ようこそ、わが家へ』の初回13.0%を下回り、近年稀に見る低スタートを切ってしまった。
昨秋、綾瀬はるか主演ドラマ『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)で人気急上昇した福士の月9初主演作『恋仲』は、純愛がテーマの王道ラブストーリー。建築事務所のアシスタントとして働く三浦葵(福士)が、初恋相手の幼なじみ・芹沢あかり(本田翼)をめぐって恋敵の蒼井翔太(野村周平)と三角関係を繰り広げる内容だ。第1話の冒頭では、「これは僕、アオイと、もう1人のアオイ、どちらかが彼女と結婚するまでの物語」というナレーションがあったことから、「最終的にどちらがヒロイン・あかりとゴールインするのか?」が、ドラマの最大の見所となっている。
ドラマの登場人物が“自立”するとはどういうことか?『ど根性ガエル』第2話
今クールのドラマの中から、注目の作品を1本ピックアップし、毎週追っていく新コーナー。 ドラマ『ど根性ガエル』の第2話は、主人公・ひろし(松山ケンイチ)の朝食の場面から始まる。前回威勢のいいことを言っていたにもかかわらず、相変わらずの無気力ぶりを発揮し、ダラダラと無駄飯を食べようとするひろしに、母ちゃん(薬師丸ひろ子)は説教。朝食を食べさせてもらえないことに怒ったひろしは、家を出てしまう。 ひろし、30歳である。さすがに母親が朝食を食べさせてくれないからといって、家出するような年齢じゃないだろう。もうちょっとしっかりしたらどうなんだ。視聴者のそんな声を代弁するように、道ですれ違ったヒロイン・京子ちゃん(前田敦子)はひろしを叱る。 「あんたの年で『家出』って言わないでしょうが」 「(それは『家出』ではなく)自立」 この場面はひろしのダメさを笑うシーンでもあるが、同時にこの第2話のテーマの核心も突いている。『ど根性ガエル』の第2話とは、主人公・ひろしが“自立”を決意する物語だ。 それでは、“自立”とはなんだろうか? 少なくともドラマという物語においては、他者や環境による要請からではなく、あくまでも自らの意思で行動を決めるというのが“自立”だ。最終的に、この第2話でひろしは終世のライバルであるゴリライモが経営するパン屋で働くことを決意するのだが、そこまでの描き方を非常に丁寧にやってくれるのが『ど根性ガエル』である。 先述した京子ちゃんとの会話の中で、ひろしは「働いたら結婚してくれんのか!?」と問いかける。ひろしの目的は、京子ちゃんとの結婚だ。そしてこういった条件がそろっている以上、ひろしを早く働かせたくなるのが制作者の心情だろう。この会話をきっかけとして、早々にひろしがゴリライモ(新井浩文)のパン屋で働くことを決める、という展開も十分あり得たはずだ。 だが、『ど根性ガエル』はそうしない。もし、ここでひろしが働くことを決めてしまえば、その動機はひろし自身のものではない。京子ちゃんとの結婚のために働く、というのは、あくまでも他者からの要請である。それでは、ひろしは“自立”することができないのだ。ひろしの行動や決意は、ひろし自身が見つけたものでなければ、本当の“自立”にはならない。 そこでひろしは、ゴリライモの移動販売車を拝借して、旅に出る。ここで旅の目的は、特に明かされない。最終的には、朝食の場面を伏線として、「うまい米を食べたかったから」という理由が明らかになるのだが、その目的はむしろ後付けに近い。ひろし自身、自分の行動や決意がどんなものになるのかがわかっていないのだから、ただ彼は車を走らせる。着いたのは、福島県の田んぼであった。 そこでひろしは農家を営む老夫婦と出会い、農作業の手伝いをすることになる。米という「日常」の象徴に、手間ひまがかかっていることに、ひそかに感銘を受けるひろし。またこの場面で農家の老夫婦からは、米だけでなくパンだってそうじゃないか、というサジェスチョンを受ける。ここでひろしは「日常」の意味に気付くのだ。直接は描かれていないが、この老夫婦によるパンについての語りがあるからこそ、最終的にひろしがライバルのゴリライモの下で働くことを決意するという展開が自然なものとなる。こうして、ひろしは“自立”する。それは、こんなセリフで表現されている。 「根性出すってことは、かっこ悪いことをちゃんとやるってことなのかもな」 かっこ悪いことというのは、つまり「日常」にほかならない。「日常」をちゃんと生きるということが、ひろし自身が見つけた動機であり、その動機を自分自身で見つけたからこそ、ひろしはこのとき“自立”したのだといえる。 そして『ど根性ガエル』は、その大原則として「日常」の意味を描く作品である。主人公のひろしだけではない。ひろしが旅に出たために、主要登場人物のほぼ全員が、ゴリライモの工場に泊まり込むことになる。面倒なことだ。しかし、京子ちゃんのおばあちゃん(白石加代子)は、この状況に際して「なんだか楽しそう」と口にする。そして彼らは、寿司屋の梅さん(光石研)が握った寿司をみんなで食べるのだが、その光景は確かに楽しそうなのだ。 我々が住む「日常」は楽しいことばかりではない。面倒なこと、しんどい場面だってたくさんある。それでも「なんだか楽しそう」と口にできるのが、人間のしぶとさだ。言ってみれば、それがすなわちど根性というものでもあるだろう。常識やルールに縛られたり、誰かの幸せをうらやむのではなく、今ここにある「日常」を楽しめるということ。『ど根性ガエル』は、軽いタッチでその真理を描く。むしろ軽いタッチだからこそ、その真理は視聴者の胸に素直に届くのだ。 また、この第2話では、そういった真理の対比として、ゴリライモが配置されている点も素晴らしい。ゴリライモはひろしをバカにしながらもうらやんで「お前(ひろし)に勝つのが好きなんだよ、俺は」や「なんで俺はあいつ(ひろし)に勝てねえのかなあ」と口にする。経営者として成功を収めているゴリライモだが、ひろしという他者に勝つということを大目標としている以上、彼もまたある意味で“自立”できてはいないのだった。 第3話では、ゴリライモが懸命に働く理由が明らかになるようだ。彼がどのようにして、ひろしという呪縛から逃れて“自立”することができるのか。ただの悪役でなく、愛すべき男だからこそ、興味は尽きない。またひとつ、『ど根性ガエル』を見逃せない理由が増えてしまった。 (文=相沢直) ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは @aizawaaa『ど根性ガエル』日本テレビ
生き字引・近藤真彦が分析するジャニー演出は、「いい意味でのワンパターン」!?
和演出のワンパターンが苦しくなってきたジャニー演出
<ジャニタレ掲載誌チェック!!>
CDデビュー35周年を迎えた近藤真彦が、久々に「オリスタ」7月27日号(オリコン・エンタテインメント)の表紙に登場。発売中のアルバム『三十五周年 近藤真彦×伊集院静=二十四曲』のリリースを記念して、インタビューや読者からの質問に答えています。
「愚か者」(1987)など、作家・伊集院静が作詞を手がけた楽曲を集めた今作のレコーディングには、かつてのたのきんトリオの盟友・野村義男のほか、ジャニーズアイドルで結成されたのバンド「ギャングス」のメンバー長谷部徹や松原秀樹、曾我泰久ら先輩たちも参加。「ヨッちゃん(野村)なんか、先輩がズラリと揃う現場で、『呼ばないでよ、こんなところに』」って言って、カチンカチンになってた(笑)」といったレコーディング秘話も明かしています。






