基地問題が抱える“いちばん恐ろしいもの”とは? 辺野古の実情を追うドキュメント『戦場ぬ止み』

ikusabanu01.jpg
辺野古ゲート前では、基地建設の抗議運動が連日続いている。反対する側もゲート内への資材搬入を守る沖縄県警もどちらも同じ沖縄県人同士だ。
 すでに沖縄では戦争が始まっていた。いや、そうではない。沖縄ではずっと戦争が続いたままだったのだ。沖縄の基地問題を沖縄県外の人にも分かりやすく解いたドキュメンタリー映画『標的の村』(13)が異例のロングランヒットとなった三上智恵監督の最新作『戦場ぬ止み(いくさばぬ とぅどぅみ)』は、辺野古の基地建設が進む沖縄は剣が峰に立たされたギリギリの状況であることを伝えている。そして、それは沖縄だけの問題ではなく、民主主義国であるはずの日本の根幹を揺さぶるものであることに気づかされる。  前作『標的の村』は、琉球朝日放送でキャスター兼ディレクターを務めていた三上監督がテレビ朝日系列の30分のドキュメンタリー番組『テレメンタリー』向けにもともとは作ったものだ。2012年9月に全国放送された後、沖縄ローカルで60分バージョンを放映。テレビ業界内でいくつもの賞を受賞し、それで終わるはずだった。だが、2013年8月に91分バージョンの劇場版を東京のポレポレ東中野ほか全国各地で上映したところ、口コミで予想外の大ヒットとなる。テレビ放送では届かなかった沖縄で暮らす人々の怒りと悲しみが、劇場から全国へと伝播していった。オスプレイ配備に反対するやんばる東村高江集落の人々の抗議活動を萎縮させるために国が悪質な“スラップ裁判”を仕掛け、7歳の少女まで容疑者扱いしていたこと。辺野古移転は普天間基地の代替案ではなく、もともとベトナム戦争時に米軍が計画していたものだったこと。米軍の予算不足で断念していた案が、日本の予算を使って永続的な基地として完成するという国にとって不都合な事実をスクープしていた。そして何よりも、基地周辺で暮らす人たちの息づかいがスクリーン越しに伝わってきた。全国ネットのニュースから、大切なものがボロボロとこぼれ落ちていることを痛感させるドキュメンタリーだった。 「テレビと映画では訴求力がまるで違うことに、私自身が驚きました(笑)。『標的の村』は何とかオスプレイ配備を世論の力で阻止したいという想いで作ったものです。テレビ版を観て、怒りを覚えた方もいたと思うんですが、放送枠が深夜や早朝だったため、見終わった後に寝てしまったり、朝ご飯を食べているうちに怒りが薄れてしまう。その点、劇場版は1日のスケジュールを調整して、電車賃を払って、わざわざ映画館まで観に来てくれた人たちばかり。映画の中で描かれていることを自分のものとして受け止め、さらに口コミで広めていってくれた。実際に沖縄まで来て、反対運動に参加してくれた人たちが大勢いたんです」(三上監督)
ikusabanu02.jpg
基地反対派の人たちは、翁長知事の当選に大喜び。これで基地問題は解決に向かうと彼らは信じたが、東京の政治家たちの対応は冷たかった……。
 高江のヘリパッド建設問題と市民による普天間基地全ゲート封鎖事件を中心に描いた『標的の村』の劇場公開から2年、『戦場ぬ止み』ではジュゴンやサンゴが生息する大浦湾の埋め立て工事が“粛々と”進む辺野古の現状が全面的にクローズアップされる。辺野古に配備されるオスプレイ100機は“標的の村”高江で実地訓練が行なわれることになっている。高江、辺野古、そして普天間はひとつに繋がっている問題なのだ。辺野古にある米軍キャンプシュワブのメインゲートでは、85歳になる文子おばぁが基地建設の資材を運び込むトラックの前に立ちはだかる。機動隊員に押されても「一緒に引かれようよ」と動じない。文子おばぁが15歳のときに沖縄に米軍が上陸し、凄惨な地上戦が繰り広げられた。壕の中に身を隠していた少女時代の文子おばぁは、米兵が投げ込んだ手榴弾と火炎放射器で左半身に大火傷を負った。幼い弟を庇った母親は全身大火傷となった。終戦後は障害の残る母と弟を養うために、がむしゃらに働いた。「生きてて楽しいことはひとつもなかった」という文子おばぁは、迫るトラックも機動隊も怖くない。それよりもみんなが戦争のことを忘れ、沖縄が再び戦場になることが恐ろしい。基地反対運動に関わる沖縄の人々の素顔をカメラは映し出していく。  『標的の村』が琉球朝日放送制作だったのに対し、基地のゲート前に貼られた琉歌の一節から付けられた『戦場ぬ止み』は三上監督の自主映画に近い形で作られたものだ。『標的の村』大ヒット後の2014年、三上監督は開局以来19年間勤めた琉球朝日放送を退職し、フリージャーナリストとして『戦場ぬ止み』を撮り上げた。 「うれしいことに『標的の村』は全国560か所以上で自主上映されるほどの大反響がありました。週末の休みを利用して舞台あいさつなどに参加していたので、『標的の村』のヒットが会社を辞めた直接的な理由ではないんです。『標的の村』の劇場版を編集しているときから、局は辞めることになるだろうなとは考えていました。40歳過ぎるとデスクワークを求められるようになり、現場は若手に譲るようにという風潮がテレビ局にはあるんですね。まぁ、そんなのを無視して、現場にこだわり続ける破天荒なテレビマンはどの局にもかつてはいたんですが、そういうのが難しくなってきているように感じます。多分、テレビ局に限ったことではないと思うんです。この10年くらいで日本社会全体がだんだん息苦しくなってきている。表現の自由が狭められてきているんじゃないでしょうか。19年間かなり好き放題にやらせてくれた琉球朝日放送には感謝していますし、スタッフと一緒に取材していた頃はとても恵まれていたなって思います。でも、今はひとりで取材するしんどさよりも、自由に取材できることの喜びのほうが勝っていますね(笑)」(三上監督)
ikusabanu03.jpg
大浦湾の埋め立てに反対する船やカヌーを制圧する“海猿”こと海上保安官たち。男には厳しいが、若い女性には弱いらしい。
 基地のゲート前で反対運動を続ける人たちはネット上で“プロ市民”というレッテルが貼られるが、三上監督のカメラはそんな彼らの人間くさい面も映し出す。機動隊と反対運動の人々が全面衝突する寸前で、リーダー役のヒロジさんは演説に絶妙なジョークを交え、危機をやんわり回避する。怪我をすれば抗議活動が続けられなくなるし、対立する機動隊や警備会社のスタッフもみんな同じ沖縄県人なのだ。本当の敵は彼らではない。夜になると歌や踊りが座り込みを続ける人たちを和ませる。そんな闘い方を、沖縄の人たちは70年間ずっと続けてきた。  伊藤英明主が主演した『海猿』シリーズですっかり有名になった海上保安庁だが、大浦湾で抗議活動する船やカヌーには非常に厳しく接する。映画界のヒーローである“海猿”のもうひとつのコワモテな一面も伝える。また戦後日本の復興を裏社会から描いた『仁義なき戦い』(73)をはじめとする数々の名作に出演した映画界のスターである菅原文太さんにとって、『戦場ぬ止み』は元気な姿を見せた最期の映画にもなっている。県知事選前の沖縄を訪問した文太さんは、「沖縄の風土も日本の風土も、海も山も空気も川もすべては国のものではありません。そこに住んでいる人たちのものです」という名スピーチを残している。翁長知事の当選を見届けてから、文太さんは息を引き取った。映画繋がりで、もうひとつエピソードを。三上監督は琉球朝日放送に入社する前、毎日放送時代に深夜番組『シネマチップス』に出演していた。『シネマチップス』は新作映画を女性アナウンサーたちが自由に評する、関西の人気番組だった。だが、作家の椎名誠が自分の監督作を酷評されたことに怒り、毎日放送に謝罪を要求するという騒ぎが起きた。「すごく勉強になりました。あの一件があったから、もっと明快な形で物づくりをやりたいと思うようになったんです。私にとっての物づくりがドキュメンタリーだったんです。いい機会を与えてくれてありがとうと、今なら言えますね」と三上監督は笑い飛ばす。  『標的の村』と同じように、『戦場ぬ止み』でも辺野古への基地移転を容認した前沖縄県知事や建設を指示する現職の閣僚たちにコメントを求めることを三上監督はあえてしていない。数年すれば顔が変わり、本音で話すことのない人たちを取材してもあまり意味はないからだ。辺野古はダメ、普天間もダメ。では、基地移転問題はどうすればいいのかという具体的な回答も用意はされていない。その代わり、沖縄の基地問題を曖昧模糊なものにしている、恐ろしいものの正体に『戦場ぬ止み』を観た人たちは気づくはずだ。オスプレイも米兵も、平気で噓を付く政治家も、近隣国との軋轢も怖い。でも、いちばん恐ろしいのは、沖縄で起きていることを「自分には関係のないこと」「基地問題はよく分からない」と無関心でいることなのだ。日本中を無関心というモヤが覆っている限り、沖縄の戦争はいつまでも終わりを迎えない。 (文=長野辰次)
ikusabanu04.jpg
『戦場ぬ止み』 プロデューサー/橋本佳子、木下繁貴 監督/三上智恵 音楽/小室等 ナレーション/Cocco 製作/DOCUMENTARY JAPAN、東風、三上智恵  配給/東風 7月18日(土)より東京・ポレポレ東中野、大阪・第七藝術劇場ほか全国順次公開 (c)2015『戦場ぬ止み』製作委員会 http://ikusaba.com/ ※米国人監督ジャン・ユンカーマンによるドキュメンタリー映画『沖縄 うりずんの雨』も全国各地で順次公開中(神保町・岩波ホールは7月31日まで)。『映画 日本国憲法』(05)で憲法第九条の重みを説いたユンカーマン監督が、第二次世界大戦末期の沖縄で行なわれた地上戦の実態を、米軍の資料映像や地上戦を生き残った人々の証言で解き明かしている。また、戦後の米軍沖縄基地に配属された米兵たちはレイプ事件を起こしても、ほとんど処罰を受けていないなどの治外法権問題に関しても追跡取材している。

ゼスプリのエクストリーム絵本『ありえない日本昔話“桃?太郎”』がカルチャー層にじわじわきてる!

momotaro0646854.jpg
 auの“三太郎”にペプシの“ハリウッド風桃太郎”と、今CM界で昔話が熱い。そこに全く異なる観点から殴り込みをかけているのがゼスプリのデジタルコンテンツ『ありえない日本昔話“桃?太郎”』である。  紙の本をめくるようにお話は進む。紙の本ではありえないのが、自らがストーリーを選択できること。川から流れてきたのは、桃か、それともキウイか。選んだ先に待っている未来は……。ところどころに挟まれるキウイ豆知識により、エンディングにたどり着く頃には結構なキウイマニア、いやキウイ太郎になっているという優れモノ。  こちら親子で一緒に楽しめるエクストリーム絵本として公開されたものだが、ジュン・オソン氏の中毒性のある作画と散りばめられた小ネタの数々にハマってしまう大人が多数! この意外な反応を制作側はどう見ているのか。この絵本の仕掛け人、ゼスプリインターナショナルジャパン株式会社マーケティング部長猪俣可奈子さんに話を聞いた。
WS000456.JPG
ゼスプリのキウイとモモが流れてくるシーンから物語は始まる。
WS000457.JPG
キウイを選ぶと……?
「私どもでは小さい子どもとそのお母さんをターゲットにしていたのですが、実際に公開されるともっと大きい小学生とか、大学生にもウケてるという話が入ってきて、思ったよりターゲットは広いなと。ストーリーを選べるから色々なパターンを試したくなりますよね」
WS000458.JPG
この独特な世界観。イラストは『ぐらP&ろで夫』などで知られるジュン・オソン氏
 ちなみに筆者も全パターン制覇した一人。しかし小さい子どもをターゲットにすると言いながらも、たとえば川で洗濯するおばあさんの横にドラム式洗濯機が置いてあったり、自宅にサーフボードが立てかけてあったり、シュールなボケがあちこちに散りばめられている。これは確信犯では……? 「チームの方々が楽しんで作ってくれた結果です(笑)。勝手に楽しんで勝手に作ってくれました。私も「この掛け軸はこういう言葉に変更してもらえますか?」とか面白さを競い合うみたいな空気はあったかもしれません。洗濯機とかルンバとか小ネタが結構あるんですよ。大人にウケているのはそこなのかもしれない。発見する楽しさを感じてもらえれば嬉しいですね。ただ「桃」と「鬼が島」を選ぶと地獄、ということだけお伝えしておきます」  どういう地獄なのか……は実際にプレイしてもらうとして、そもそもなぜこのエクストリーム絵本を作るにいたったのだろうか。そこにはどうしても自分の健康は二の次になってしまう忙しいお母さんたちへのメッセージが込められていた。 「価格の問題もあり、様々な世代の人が毎日食べるものでもないんですよ、果物が。『健康のために毎日果物を200g取りましょう』と政府でも呼びかけてはいるものの、特に30代40代の方々は果物の摂取量が少なくなってしまう。忙しい毎日の中で家族の面倒を見ながら自分も仕事をしながらという方が『もう一品フルーツを』というところまでなかなか手が伸びない。特別な家族の団らん時間として『果物を食べる』ことも大切ですが、それ以上に『きちんと生の果物を食べることによって食生活から健康を管理していく』という観点からもっとアプローチしていきたいなという思いがあります。30代40代の小さいお子さんがいるお母さんにキウイのことを知ってもらうためにはどうしたらいいのか。普段身近にあるデバイスで、興味をそそるようなコンテンツを通して親子で楽しみながらキウイフルーツの健康価値を伝達できるといいよね、と。スマホありき、ゲームありきのお勉強コンテンツ、だけど楽しい。そこで日本人にはなじみ深い昔話をピックアップすることにしました」  しかし以前のゼスプリさんのイメージからすると今回だいぶぶっ飛んだ感じが……。こちらのエクストリーム絵本、社内での評判は? 「社員からは『すごい面白い!』と言ってもらえてホッとしてます。弊社は一応ニュージーランドの会社ですので、もう少し洒落た海外感を出したいな……という思いはあったんですよ。ここは一つ一度振り切って洒落たことをやってみようと。それでこういうカタチに(笑)。  ゼスプリという会社の企業哲学は“自然がたくさんのところでゆったりと仕事をし人生を満喫する”というところにあるんです。だから、楽しさや遊び心、海外らしいオーセンティックさを色々なアクティビティに入れていってもいいのかなって。このエクストリーム絵本はその出発点になるだろうと思っています。  あぁなんだかとってもキウイが食べたくなってきた……。最後にゼスプリさんオススメのキウイの食べ方を教えてもらった。 「やっぱりハーフカットですね~。わが社では常にキウイがストックされてて、社員たちはみんなお昼を食べ終わったらカフェテリアでハーフカットのキウイ食べますよ。ちなみに私はイラっとしたときに食べます、キウイ。チョコレート食べるみたいな感覚でしょうか。不思議とスッキリしてまた仕事をがんばれるんですよ」  その栄養面や健康効果から「スーパーフルーツ」と称されるキウイ。猪俣さんをして「いいところがいっぱいあり過ぎるがために、どこで何を訴えるかという整理が若干十分にできていなかった」と言わしめるキウイの魅力、まさに底なし。今日も誰かのスマホでパソコンで、キウイ太郎が家来を従えてキウイの健康価値を楽しく伝えていることだろう。ぜひぜひあなたも全パターン制覇してみては? (文=西澤千央) ●ありえない日本昔話【桃?太郎】 http://www.kiwitarou.com/

“惨敗枠”『発見!ウワサの食卓』で平野レミ暴走! 加藤茶・綾菜に「子ども作らないの!?」

hakkenuwasano.JPG
カンテレ公式サイトより
 4月にフジテレビ系でスタートしたフットボールアワー・後藤輝基と女優の木村佳乃がMCを務めるバラエティ番組『発見!なるほどレストラン 日本のおいしいごはんを作ろう!』(毎週火曜21時~)が、6月16日の放送を最後に“しれっと”打ち切りになっていたことがわかった。  同番組は、料理人がアレンジ料理を披露し、スタジオの芸人らが試食して感想を言い合うグルメバラエティ。フジテレビは、今春の改編で1996年から19年続いた連ドラ枠を廃止し、関西テレビ制作のバラエティ枠へと変更。同番組は、その第1弾だった。  しかし、初回から「『どっちの料理ショー』(日本テレビ系)の劣化版」「情報量が少なすぎる」「ドラマ枠に戻してほしい」など厳しい声が相次ぎ、平均視聴率は3~4%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と惨敗。連ドラ枠時代の前クールには全話平均8%台を記録していただけに、“改悪”と言わざるを得ない。  さらに、同番組で「おいしい」「うまい」を連発していた後藤だが、以前より“味音痴”ぶりが知られていることから、安易なキャスティングに疑問の声が上がっていた。 「ゴールデン帯にもかかわらず、まるで低予算のお昼の主婦向けバラエティのような企画を連発。それでいて、スタジオには有名芸能人をムダに大量投入していた。案の定、番組は盛り上がりに欠け、それでも必死で明るく回そうとする後藤の姿だけが印象的な番組でした」(テレビ誌記者)  同枠では、7月14日より新番組『知らないアナタは大丈夫!?発見!ウワサの食卓』がスタート。メイン出演者は『発見!なるほどレストラン』でレギュラーだったフットボールアワーの2人、木村、中山秀行が続行し、制作スタッフも変わらないが、セットと内容を一新。初回では、木村といとうあさこによる呑み歩きロケのほか、「食ッキング映像」と題し、パンケーキミックスにダニが侵入する様子や、流行の“ジャーサラダ”に繁殖する雑菌の映像を放送した。  さらに、料理家・平野レミが加藤茶と綾菜夫人に料理を振る舞う企画も。そこでは、平野が「子ども作らないのっ!?」「キスなんか上手でしょ!?」「よく72歳の人と結婚したよねっ!!」などと言い放ち、これがネット上で「面白すぎる」と話題になった。 「まさに“なんでもあり”の雑多な番組に生まれ変わった同枠ですが、初回平均は6.2%と前身番組より上昇。とりあえず改題までした効果が出たといえそう。しかし、同時間帯は『解決!ナイナイアンサー』(日本テレビ系)、『マツコの知らない世界』(TBS系)、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)とバラエティの激戦区。『発見!ウワサの食卓』が生き残るためには、今後の平野のド直球トークが鍵となりそうな予感です」(同)  一度、大失敗してしまった同バラエティ枠の未来は、フットボールアワーでも木村でもなく、平野に懸かっているのかもしれない……。

ももクロ・高城れに、全治4カ月の骨折で運営批判殺到! 「ヘリウム事故あったのに」「環境悪い」

momokuroreni.jpg
「Battle & Romance」/Cleopatra

 ももいろクローバーZの高城れにが、ライブリハーサル中に転倒し、診察の結果、左手を橈骨遠位端骨折で全治4カ月と診断されたことが、公式サイトで発表された。しかし、今月31日と8月1日に静岡・エコパスタジアムで開催される『桃神祭2015』には出演するということで、ファンからは運営側への批判の声が上がっている。

「ももクロといえば、“全力”なパフォーマンスで今まで沢山のファンを魅了してきましたが、昨年4月、佐々木彩夏が音楽番組『ミュージャック』(関西テレビ)の番組収録中に左くるぶし付近を骨折し、全治2カ月との診断を受けるなど、メンバーのケガが続いています。また、有安杏果が、今年3月『坂崎幸之助のももいろフォーク村』(フジテレビNEXT)の生放送中に険しい表情で震え出し、途中退席するという一件が起こり、ケガだけでなく体調面の不調も目立ちます」(芸能ライター)

庶民の愛国心は「株」次第!? カネがなくても中国人が株に手を出すワケ 

bouraku0516.jpg
イメージ画像(Thinkstock」より)
 中国株の価暴落は、中国国内で大混乱を巻き起こしました。とあるマンションは、「株価暴落のために、屋上を閉鎖します」という張り紙を貼りましたが、これは冗談でもなんでもありません。株の暴落に絶望した中国人たちが、この数週間で次々と命を絶っていったのです。  中国政府は株価暴落を阻止するため、あらゆる手を尽くしました。株の取引センターでは警察官が目を光らせ、株を売ろうとする人がいたら、その売買行為に干渉する強硬手段まで発動しました。  中国の株売買の8割は個人投資家です。僕の周りでも株をやっている人はたくさんいますが、特に多いのが、50代以上の世代です。公園に行くと、定年退職したおじさんやおばさんが新聞を見て株価をチェックしています。四川大地震の際にも、仮設住宅の中で株価をチェックする人たちの様子がネット上にアップされましたが、あのときは、いかにも中国らしいと、僕は苦笑したものでした。  日本の場合は、大卒の経済に関心のあるサラリーマンが、資産運用として株に手を出していると日本の友達から聞いたことがありますが、中国では全然そんなことはありません。パソコンもろくに使えず、株がなんなのかよくわかっていない主婦やら老人やらが、儲かると言われて財産をつぎ込んでいます。5年ほど前、僕の母が同窓会に行くと、旧友同士の話題は、8割以上が株だったようです。株を購入していなかった母は、家に帰ってくるなり「みんな儲かっていてうらやましい!」とヒステリックに泣きながら父と僕に愚痴を言い、僕はあきれて聞いていたものでした。  それにしても、なぜ中国人はこれほどまで株が好きなのか? その背景には、90年代から中国の株価は上昇続きで、ほとんど損をすることがないという状況がありました。「簡単に大金を稼ぐ方法」が株なのです。    中国社会には、大金を稼ぐための抜け道がたくさんあります。企業のお偉いさんだったら、共産党員に賄賂を渡して、食品偽装やら手抜き工事やらといった不正を働くのです。官僚は当然、賄賂でぼろ儲けです。ですが、学歴もない、偉い人とのコネもない庶民はというと、こうした抜け道に巡り会うことができません。自分たちだけ、このインチキ大国である中国社会の恩恵にあずかれていないのです。そんな中、唯一の旨みが「株」でした。そこで、庶民たちが、出遅れてはいけないとばかりに金をかき集め、持ち金の何倍ものお金を運用することができる信用取引などに手を出してしまったわけです。  そんな株の売買を加速させたのが、極端なインフレでした。例えば、2008年ごろは10元(約200円)で購入できていたパンが、15年には18元(約360円)出さなければ購入できないほど物価が上昇したのです。つまり、手元にあったお金の価値が、たった5年間で4割ぐらい目減りしました。こうなると、そのお金を使わずに眠らせているのはバカのやることで、さらに株を買いまくります。このように今回の株暴落によって最も損失を被ったのは、お金に余裕のない庶民だったのです。  先日は、株をやっているおばさんたちが、証券取引所の前でずっと「株価よ、上昇しろ!」と歌っていました。そして株価が5パーセント上昇した際には、全員、歓喜して中国国歌を歌い始めました。つまり、彼らにとっての愛国心というのは「株」次第なのです。株価が下がったら、中国への感謝の気持ちなど起こりようがありません。  中国政府も、株価暴落に対しては異常なまでに注意を払っています。機関メディアは、「株価暴落はアメリカのせい」とまくし立てて報道しました。アメリカのメディアが中国株の悪口ばかり報道したことにより、一部の企業がたくさん売り払い、中国の株価が下落したという論理でした。それに対して、ある程度の知識がある中国人は、「今度は安倍(総理)に責任転嫁するぞ」と皮肉っぽくネットに書き込んでいます。  現在、中国政府は「中国の株はまだまだ希望があり、上昇する」と語っています。確かに株価は持ち直しましたが、これが中国政府の必死な対応によるものであることは言うまでもありません。もしも、また大暴落するようなことがあれば、中国の庶民たちの愛国心は一気に消えうせ、全国で暴動が起こる可能性は十分にあるでしょう。
S__10805265xxxx.jpg
●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun>

「幸せすぎて倒れそう……」Jr.ジェシーが憧れの堂本剛との初食事に大興奮!

jr.jeshi05.jpg
ジェシーよ、剛に憧れるなら奇抜な私服からだ

【ジャニーズ研究会より】

 小学生の時に行ったコンサートで「ビビッときた」ことから、KinKi Kids堂本剛に強い憧れを抱いているというジャニーズJr.のジェシー。これまで、Jr.のコンサート『ガムシャラJ'sParty!!』や、『ザ少年倶楽部』(BSプレミアム)などでKinKi Kidsの楽曲を歌うなど大ファンであることを公言してきましたが、ついに食事に行ったことを雑誌で報告しています。

 昨年、KinKi Kidsのバックダンサーを務めることの多いふぉ~ゆ~辰巳雄大を介して、ようやく対面が実現したジェシーと剛。ジェシーは「duet」2014年3月号(ホーム社)で「あこがれの大先輩、堂本剛くんと、ついに会えたよー!(絶叫)」と喜びを爆発させ、

“保守化”からの脱却なるか? アニメ『ちびまる子ちゃん』2週連続“神回”で、23年ぶりの劇場版に光明!?

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

150716_maruko.jpg
映画ちびまる子ちゃん公式サイトより。
 今月10日、国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)劇場版製作が発表された。今回、放送開始25周年を記念しての劇場版は、なんと1992年公開の『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』以来、実に23年ぶり。しかし、このニュースに、ネットからは「つまんないし、早く終わってほしい」との声が上がるなど、世間の反応はだいぶ冷ややかだった。  1986年、少女マンガ誌「りぼん」にて連載が始まった、さくら氏のマンガ『ちびまる子ちゃん』(共に集英社)。1990年にテレビアニメ化され、一躍国民的人気を誇る作品となった。アニメの第1期が1992年に終わるも、1995年には第2期開始(現在も放送中)。1990年には、まる子のクラスメイトの大野くんと杉山くんを中心に描いた劇場版第1弾『ちびまる子ちゃん』が、1992年には、まる子と絵描きのお姉さんとの物語を描いた劇場版第2弾『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』が公開され、どちらも多くのファンが涙した。 「おたぽる」で続きを読む

嵐・櫻井翔の父親、総務省事務次官抜擢の裏に安倍政権の思惑が! テレビ局支配を強化

sakuraishou_01_150717.jpg
日本国民の「知る権利」は櫻井ファミリーの手に握られている
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  嵐・櫻井翔の父親が総務官僚なのは有名な話だが、その翔パパ・桜井俊がなんと総務省のトップである事務次官に内定した。  桜井俊は東大法学部から、1977年に旧郵政省に入省したキャリア官僚だ。入省後は、総合通信基盤局長、情報通信国際戦略局長、などを経て現在は総務省ナンバー2の審議官を務めている。かねてより"ミスター総務省"との異名を持つエリートで、以前から"将来の次官候補"と目されてきた人物だ。  最終的には安倍首相と菅官房長官の判断となるが、関係者によると7月31日に、新次官に就任することがほぼ決定的だという。  ファンの間では「翔くんパパすごい」などと盛り上がっているが、これはそんなほのぼのした甘い話ではない。  そもそも、総務省は地上波放送をする際の電波免許の所轄官庁。以前からテレビ局への影響力は大きなものがあったが、とくに最近は、高市早苗が総務相に就任し、安倍政権のテレビ局への圧力、報道の締め付けの先兵となっている。  先の衆院選前に自民党がテレビ局に圧力文書を送りつけた際も、それを後押しする役割を演じた。  そのトップに、ジャニーズの人気絶頂アイドルの父親が就くことで、安倍政権のメディア支配、報道圧力がさらに強固になることが考えられるのだ。 「桜井さんは、テレビ事業にダイレクトに関連する電波・通信事業畑を歩んできた官僚で、もともとテレビ局にとっては頭が上がらない存在。一方、息子の翔が所属するジャニーズ事務所もテレビ局にとっては絶対的タブー。いわば、二重のタブー性ができあがってしまうわけで、テレビ局が今以上に総務省に逆らえなくなるのは確実でしょう。それどころか、総務省の意向に沿った報道をどんどんやり始める危険性もある。実際、櫻井翔は今、日本テレビの『NEWS ZERO』でキャスターもつとめているわけですから。少なくとも、あの番組では官僚批判、安倍政権批判はさらにやりづらくなるのは確実です」(テレビ局関係者)  しかも、これは、テレビ局だけの話ではない。これまで総務省のコントロールが及ばなかった週刊誌にも影響が出てくる可能性がある。 「出版社も写真集やカレンダー、女性誌での起用などで、ジャニーズには頭が上がらない。週刊誌の場合は、俊氏が次官に就任したからといって、安倍政権批判ができなくなるということはないでしょうが、少なくとも総務省の批判はやりづらくなる。父親の批判をして、櫻井翔に嫌われて出てもらえなくなったら、という自主規制は働きますから」(出版関係者)  翔パパの次官就任で強まることが懸念される総務省の報道圧力――。しかし、霞ヶ関ではこれこそが、今回の人事の目的だったのではないかといわれている。  実は、翔パパ、桜井俊はもともと自民党、とくに安倍政権の幹部とべったりの官僚なのだ。 「俊氏はNTTの分割を主導した人物ですが、その時に、協力関係を築いたのが、NTT出身の総務族議員・世耕弘成氏だった。また、安倍政権最大の実力者である菅義偉官房長官のおぼえもめでたく、菅氏が総務大臣のときに総合通信基盤局長電気通信事業部長から総括審議官に引き立てられています」(総務省関係者)  逆に、民主党政権時代は、民主党が規制緩和の一貫として押し進めた「電波オークション法案」をこれら自民党総務族と一緒になって反対。総合通信基盤局局長から情報通信国際戦略局長という"横滑り人事"で、ラインから外された。  ところが、自民党が政権に返り咲き、第二次安倍政権が発足すると、一気にナンバー2である審議官に抜擢される。この人事も菅官房長官の肝いりだったという。  そして、この7月、桜井俊は総務省トップである事務次官に抜擢されたわけだが、この人事にも菅官房長官が深く関わっていた。  実は、翔パパ、桜井俊は昨年、次官に就任する予定だった。ところが、そこに待ったをかけたのが、他でもない菅官房長官だったのだ。  当時は、「息子の翔がニュース番組に出演しているからやはりまずいと判断されたのでは」などという観測が流れたが、菅がそんな配慮をするはずはない。むしろ、その理由は逆だったようだ。 「ようするに、安保法制や原発再稼働で一番難しい2015年に、桜井氏を次官に据えて、報道ににらみを利かせたいという菅さんの判断だったようです。その時から、桜井氏には『1年待ってくれ』と言っていたらしいですから」(前出・総務省関係者)  官僚の息子の存在まで利用して報道をコントロールしようというのだから、安倍政権、菅官房長官の権謀術数はすさまじいと言わざるを得ないが、一方、利用されたかたちになった息子の櫻井翔のほうはどうなのだろうか。  以前は、翔はアイドルになることを反対された経緯から、父親に対して複雑な感情をもち、距離をおいているともいわれていた。しかし、2013年5月、その翔が『とくダネ!』(フジテレビ系)に出演して、「22、3歳の時に初めてソロコンサートに父親が足を運んでくれて、やっと認められた気がした」とはじめて父との関係を告白している。これはちょうど、翔パパ・桜井俊が審議官に抜擢される直前のことだ。  なぜこの時期に翔が父親のことを口にしたのか、なんとなく意味深なものを感じてしまうが、いずれにしても、翔と父親は今、お互いを認め合い、利用し合う関係になっているといえるだろう。しかも、妹までが、日本テレビに入社し、櫻井一家とテレビ業界の癒着はあからさまなものになっている。  国民的アイドルの息子をもつ総務省トップはこれからどうテレビ局支配を強めていくのか、そして背後にある安倍政権は......。その動きに注視していく必要がある。 (田部祥太)

「ゆとり世代を揶揄するな」「ゴミ屋敷は見世物」BPOに続々と寄せられる“ご意見”

bpohp.jpg
BPO放送倫理・番組向上機構公式サイトより

 フジテレビの番組に名誉を傷つけられたとして、自転車による交通事故の被害者遺族が、BPO(放送倫理・番組向上機構)に申し立てを行った。問題となったのは、今年2月に放送された『カスペ! あなたの知るかもしれない世界6』である。

 申し立て者は、自転車事故の悲惨さを伝えるという説明で取材を受けたものの、放送された内容には、自転車事故を起こした側が賠償金目当ての「当たり屋」であると誤解を受けかねない表現がみられたという。

なぜ被害届を出さない!? マネジャーの“金持ち逃げ”を告白したキンコン・西野に重大疑念が……

nishino05s608.jpg
 お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が、今月7日付のFacebookで、「マネジャーに金を持ち逃げされた」と衝撃告白し、波紋を広げている。  「大ピンチ」と題された記事によると、現在の西野はキングコングとしての仕事のほかに、個人の独演会や作家活動、個展の準備など多忙を極めている様子。しかし、そんな西野の管理を任されていた専属マネジャーが「全ての情報とお金と作品を持ったまま、飛んじゃった」というのだ。  西野は「口頭で伝えていた分の仕事の進行状況は分からないし、各イベントの招待者リストや、任せていた制作費やら作品の行方も分からない」と報告。続けて「なにより、全ての仕事には相手がいて、今回のことで、本当にたくさんのスタッフさんにご迷惑をおかけしてしまった。マネジャーが飛んだことは自分の能力不足だ。本当にすみませんでした」と謝罪している。  さらに「今年の独演会のニューヨーク公演の前には、現場マネジャーが全ての仕事を放り投げて飛んだ。ウツ病だ」と、以前の担当マネジャーも“逃げた”ことを暴露。要は「自分には非がない」ことをアピールしているわけだが、そもそもこれらの出来事は本当なのか?  スポーツ紙記者は「事実なら、業務上横領で警察に被害届を出すレベル。でも、所属の吉本興業の担当者は歯切れが悪い」と話す。  この話の少し前に流れたニュースとの関連も気になる。西野が来月に開催を予定していた講演のチケットが1枚も売れなかったため、内容変更を余儀なくされたというものだ。それによると、一昨年に自身初となる米ニューヨークでの個展を、一般から資金を集める「クラウドファンディング」で成功させた西野は、8月開催の個展の最終日に「クラウドファンディングの勝ち方講座」を行う予定だった。しかし、このチケットが1枚も売れず、西野はFacebook上でファンに対し「お前ら、何してくれてんねん。『勝ちかた講座』のチケットが一枚も売れないという、この負けかたをどうしてくれんねん。メッチャ恥ずいやんけ」などと、得意の炎上商法を仕掛けていた。  週刊誌デスクは「あくまで仮定の話ですが……」と前置きした上で、次のように裏読みする。 「得意の“炎上商法”を行っても大した効果が上がらず、個展を開いても大赤字が確実。そうなると痛いということで、原因をマネジャーの“持ち逃げ”にしたのではないか。持ち逃げなら、不可抗力で各方面に言い訳が立ちますしね。被害届を出していないのが、何より怪しいんですよ」と語る。  さすがに、“エアマネジャー”ではないとは思いたいが……。