ご神木に抱きついたり、聖水を浴びたり……妊娠・出産すら頑張り過すぎちゃう高島彩

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高島彩『彩日記―Birth―』(KADOKAWA)

【第3回】
高島彩『彩日記―Birth―』(KADOKAWA)

<総合評価(10点満点)>
ストイック度   ★★★★★★★★★
ナチュラル志向度 ★★★★★★★★
自分大好き度   ★★★★★★★★

【寸評

 高島彩は「努力の人」である。オリコンの「好きな女性アナウンサーランキング」では5連覇を達成し、殿堂入りも果たした“フジテレビのスーパーエース”。美しさと若さに溺れ、退社後に落ち目となる女子アナが少なくない中、磨き上げたアナウンス技術と進行能力、上司やタレントとのコミュニケーション能力で、エースの座に君臨し続けている。仕事も、結婚生活も、そして妊娠・出産も、「努力」で成し遂げられないものは何もない。そんな高島の気合と信念が詰まっているのが、『彩日記―Birth―』である。

 「嬉しいことも悲しいことも嘘なく素直に綴っていこう」というキャッチフレーズの通り、妊娠中の不安な気持ち、仕事との両立の厳しさ、多忙な夫・北川悠仁(ゆず)とのやり取りまで余すことなく網羅されたこの本。最初の子を流産した悲しみから立ち上がり、再び妊娠、妊娠を発表するまでの我慢の日々、切迫流産で絶対安静を言い渡され、家事ができないことの苛立ち、やり切った年末特番……全編まさに高島彩の“努力劇場”。

 さらに特筆すべきは、各方面への尋常ならざる「気づかい」である。日記の欄外にびっしり入った注釈は、妊娠になじみのない人への「気づかい」。また流産経験者として「悲しみへの配慮も大切にしようと思う」と必要以上に喜んだり浮かれたりしないように「気づかい」。日記の中では夫・北川悠仁を「Y」と事務的に表記することで彼のファンを「気づかい」。共感を集めることも容易だが、ふとした言動から一気に奈落の底に突き落とされもするのが、芸能人の妊娠・出産。老若男女から「人気者でありたい」高島、そして努力でその座を手に入れた高島だからこそ、ギャンブル性の高い「妊娠出産」に十分すぎる傾向と対策を練ってきたように感じる。それが日記という“自我のメディア”にズドンとハマり、頑張りたい症候群のニッポン女性にはさながら経典の如く映ることだろう。

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 自らの描く「理想の自分」に向かって、仕事も結婚も子育ても趣味も精一杯やらずにはいられない、頑張りすぎちゃう女子。高島彩はそんなニッポンの頑張り屋さん女子代表選手ではないでしょうか。本の中でも「幼いころから『つらい』というのが苦手な性格」だったと語る高島は、流産の悲しみもつわりのつらさも全てを呑みこみ、耐え忍びます。

 共働きで妊娠中、しかも「切迫流産」と「前置胎盤」と診断されたなら、家事ができないのもやむを得ないこと。しかし高島はこう自分を責めるのです。「Yはツアー中。倒れそうなほど忙しいのに、夕食を作ってくれたり、洗い物をしてくれたり、本当にありがたい。その優しさが身に沁みて、動けない自分が不甲斐なくて、また泣いてしまった。元気になったら恩返しするからね。ありがとう」。夫への深い愛情とともに“普段は外で働く男に家事をさせたりしない私”をしのばせるという高等テクとも言えましょうが……。

 そんな高島ですから、たとえ安静状態であっても「動けるときに常備菜を作っておけば、日持ちもするし、お鍋だけの手抜きごはんでも、それなりに体裁が整うのでとてもいい。しばらくこうしよう」と並々ならぬ根性を見せます。「お鍋だけの手抜きごはん」という衝撃のフレーズに、全国のお鍋教信者たち悶絶。お鍋って手抜きごはんだったのか! 妻であり母である自分に非常にキビし~、ということでストイック度は★9つ。

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 流産のショックから半年、「『やれることはやってみよう』精神で、冷えないからだつくりも実践。靴下、レギンス、レッグウォーマーを身に着け、時間があると半身浴や足湯をしてとにかく下半身を温めるように心がけていたし、毛細血管を強くするポリフェノールが豊富なアズキ茶を飲んだり、お料理にショウガを使ったり。妊娠初期の女性に勧められている葉酸も、このころからサプリで飲んでいました」と、“妊娠によいと言われているもの”を片っ端から試したという高島。

 それでもダメだったときは「気分をリフレッシュするために旅行にも行きました」。しかしここでも「頑張る高島」が顔をのぞかせます。「せっかく行くなら、とその土地のパワースポットを調べて子宝祈願へ」。高島が妊活中に訪れたパワースポットが写真つきで紹介されているのですが、これがスゴイ。ご神木を拝んだり、抱きついたり、聖水を浴びたり……パワーの受け取り方が“エモーショナル”。ご神木に抱きついたら「原因不明の41度の高熱を出した」というので、おそらくご神木パワーと高島パワーが激しく交差したのでしょう。「ご来光は地球を温める太陽のエネルギーを一身に感じることができる圧倒的なもの」「空気も薄く厳しい状況の中、体の内側から不思議な力が湧き出てきて、『もっともっと』と登り進んでいけた」など、この連載おなじみ“地球規模のなにかを感じる”発言もしっかりと飛び出していました。パワースポットをしのぐ高島パワーにナチュラル志向度は★8つ。

 そして、本書で地味にズッシリときたのは「女/母なるものへの過度な信頼」でした。これはもう「信仰」と呼んでもいいのかもしれません。お墓参りに行けば「女性のご先祖様と私のこの子宮は、つながっているんだなぁ」と思い、バースプランも「出産の痛みは全て経験したい」「(夫が)仕事で来られない間に一人頑張るのも大和撫子らしくていいな、と思っています」と、“女なら~耐えられる~痛み(痛み~)なのでしょう”を語る、マイネイームイズウーマン高島。実際の出産でも「出産という戦いに一人で挑んでこそ私は母になるのだ。そんな思いが強くなり、主人には早く到着しても生まれる瞬間までは分娩室に入らないようにお願いした」のだそうです。立ち会う気マンマンだった北川の立場……。

 「子どもを育てるのは母性的なこと」という思想もそう、夫に家事をさせることへの謝罪もそう、手作り味噌、あずきを煮るところから作る水ようかんなど、さりげなく香らせる“ていねいな暮らし”もそう、高島の中にある「女/母なるもの」という思い込みに近い理想像の大きさたるや。「仕事、どうする?」というコラムでの「私が思い描く理想の女性は今も昔もやっぱり母だから」「“お母さん”は代えがききませんものね」、こんな言葉にも、壮大な母性信仰を感じます。ご先祖様と子宮で会話し、「女の戦場」である出産において「一人で挑んでこそ私は母になるのだ」と自分を奮い立たせる。女である自分への底知れぬ期待が、ちょっぴり恐ろしいほど。というわけで、自分大好き度は★8つ。

 全ての人に好かれることを宿命づけられた人気アナ“アヤパン”という生き方。持ち前の努力と根性でその像を築き上げてきた高島だからこそ、妊活も頑張り、各方面への配慮も頑張り、誰もが羨むようなオシャレでナチュラルなライフスタイルも頑張り、夫を立てつつ女の尊厳を高めることも頑張ることができるのではないでしょうか。頑張りすぎて「茶オリ」に「茶色っぽいおりもの」という注釈まで入れたり、ご神木抱いて風邪ひいたりもしていましたが、これこそ“頑張りーズハイ”。

 ただ、これらは「頑張っている自分」を栄養素としてさらに頑張れる高島ならではの自主トレ法であり、普通の人間がマネをしたら大変危険なことになりそう。母という“教祖誕生”に共感できる人にはオススメの1冊かも。
(西澤千央)

新人グラビアアイドル橋本梨菜のGカップ美巨乳が「すべてを忘れてガンガン」に!?

TMBT8543a.jpg  昨年「汐留グラビア甲子園2014」で準グランプリを獲得したGカップグラビアアイドルの橋本梨菜が、初のDVD『フェアリーナ』を発売し、東京・秋葉原で記念のイベントを行った。  昨年11月に沖縄で撮影したという本作。初めてのDVD撮影ということで極度の緊張に見舞われ、気づいたら帰りの飛行機に乗っていたような精神状態だったという。内容についても聞いてみた。 ――印象的だったシーンは? 「バドミントンのシーンは、学生時代を通じて唯一入った部活だったので張り切りました。もっとも、部活自体は1週間で辞めたんですけど(笑)。全体的に1stらしい、いい内容だといわれるので、うれしいです!」 TMBT8545a.jpg TMBT8551a.jpg TMBT8556a.jpg TMBT8578a.jpg ――オススメのシーンは? 「小さい水着でダンスをするシーンです。最初は気をつけていたんですが、だんだんノッてきて、途中からはすべてを忘れてガンガン踊りまくりました(笑)!」 ――セクシーだったシーンは? 「前あきの変形水着は自分ではセクシーで、すごく好きだったんですが、なぜかエロく見えないといわれました(笑)。あと、ベッドの黒い下着っぽい水着は、初日の撮影で緊張していたのが逆に初々しくてセクシーだったと思います!」  今後は雑誌の表紙や写真集をやりたいと、やる気満々。健康的な小麦色の肌は「地黒なんです(笑)」とナチュラルビューティーを強調。今後が期待できる逸材だ。 橋本梨菜 オフィシャルブログ「りーりーDiary」http://ameblo.jp/ri-ri02/

働き始めたら「もうお前とはやっていけない」と言われた「みずき」の場合【離婚座談会】

【messyより】

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Photo by Stan Stern from Flickr

 結婚と離婚を経験した3人の女性たち。経験したからこそ言える、「私たちに何が起こったのか」

・あゆこ(28)22歳で大学卒業と同時に、8歳年上の男性と結婚。夫が初めての彼氏だった。現在、別居して離婚裁判を申し立て中。
・みずき(33)26歳の時、出会って3カ月の男性から付き合ってもいないのにプロポーズを受け「面白い」と快諾して結婚。33歳の冬、夫から「もう限界」と離婚を切り出され「私もだよ」と承諾。
・かえで(30)27歳で同級生の男性と結婚、一男を授かるが、夫から離婚を求められ、29歳で離婚。

◎有閑マダムは幻想だった

――あゆこさん夫婦はいわゆるDINKS(子ナシ共働き夫婦)で、しかも、話を聞く限りだとあゆこさんの方が稼ぎは多い。なのに、家計収入はすべて旦那さんが握っていて、あゆこさんにはお小遣いゼロ円。旦那さんは豪遊OKの生活。家賃とか、光熱費、食費、通信費などは?

あゆこ 全部彼が管理していました。だって、私の手元には1円もないんですから。私が渡したお金の中からなのか、彼の給与からなのか、わかりませんけど。学生時代の家賃は、私の親が払ってくれていましたね……。

 離婚のために、彼の貯金通帳や、税金関係の書類など、いろいろと証拠を集めたんですが、彼の口座は、私から振り込まれたお金ですごい額になっていました。

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『地獄のガールフレンド』で“いま”の問題を描く、鳥飼茜の「視点」の強さ

<p> 「いま読むべきマンガ家は?」と問われたならば、先月ご紹介した『娘の家出』(集英社)の志村貴子先生と、そしてこの鳥飼茜先生とを真っ先に挙げることでしょう。作品のクオリティが高いのはもちろんのこと、そこには今の時代の空気が強く刻印されているからです。<br /> </p>

ゼイン・マリク、1年前からワン・ダイレクション脱退を検討していた?

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【ビッグ☆セレブ】より

 ゼイン・マリクは昨年にワン・ダイレクションを脱退したい意向を友人に明かしていたという。ゼインは昨年9月にラスベガスに行った際、元JLSのメンバーであるオーティス・ウィリアムスに1Dを脱退することについて相談していたようだ。当時の様子についてオーティスはデイリー・ミラー紙にこう語っている。「去年ベガスに一緒に行った時にゼインが明かしてきたんだ。ナイル(ホーラン)もだよ。ゼインはこっそり俺に相談してきていたんだ。俺はすごく上手くいっているんだから楽しめって言ったよ。あいつらはすごく……

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嵐『ARASHI BLAST in Hawaii』のコンサート演出に見る、圧倒的なエンターテイメント性とは?

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『嵐はなぜ史上最強のエンタメ集団になったか』

【リアルサウンドより】

 嵐のハワイツアーの模様を収めたライブDVD&Blu-ray Disc(以下BD)『ARASHI BLAST in Hawaii』を検証するこのシリーズ。振り付けについて検証した前週の記事【嵐『ARASHI BLAST in Hawaii』の振り付けに見る、トップアイドルとしての姿勢】に続き、今週は約8億円の制作費をかけたことでも大きな話題となった、その演出やステージセットを見てみたい。

 Disc1の冒頭、その大掛かりなセットを組む様子から映像は開始する。白を基調としたステージは高さ15〜20m、幅60〜80mくらいはありそうだ。中央には巨大なモニターが据えられ、サイドには5つのサブモニターが取り付けられている。これだけでもかなりの迫力だが、客席には線路が敷かれ、トロッコやムービングステージの準備もされている。これほど大規模なコンサート設営は滅多に見られるものではなく、開始前から嵐というグループのすごさが伝わってくる映像だ。

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3年で8倍以上! フィリピンで韓国人襲撃事件激増も「警察は動かず」住民が自警団結成へ

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イメージ画像 Photo By Republic of Korea from Flickr.
 フィリピンで韓国人が襲われる事件が頻発している。韓国外交部の発表によると、韓国人が被害者となった事件は2010年に94件だったが、13年には780件と、8倍以上も増加している。これは、同年に中国で起きた韓国人相手の事件数(598件)を抜いて世界トップとなる。15年に入ってからも事件は多発しており、すでに5人の韓国人が強盗事件などに巻き込まれ死亡した。また、現地でフィリピンのガイドを雇ったところ騙され、そのまま拉致されるケースなども確認されている。  現在、フィリピン在住の韓国人は約9万人で、また韓国からの年間旅行者は100万人を超える。そもそも人数が多いため、おのずと巻き込まれる事件数も増えているとも考えられるが、理由はそれだけではないらしい。 「フィリピンでは、韓国人は現地の人間よりいい水準の生活をしていると思われている。日本人も中国人もいるのに、どういうわけか韓国人をうまく見分けて犯罪の対象にしているふしがあります」(韓国紙記者)  加えて、フィリピン在住の韓国人の中には、違法インターネットサイトの運営など、不法な事業に手を染める者も少なくないそうだが、それが被害に遭う可能性を高めているともいわれている。警察に頼れない状況を自ら作り出しているため、フィリピンのアウトローが犯す強盗などの対象になりやすいのだ。その場合、自業自得とも言えなくもないのだが、反対になんの罪もない定住者や旅行客がいきなり撃ち殺される事件なども起きており、韓国国内でも問題視する声が上がっている。  フィリピン在住の韓人協会関係者は「フィリピン警察は金を出さなければ動かない。同胞がお金を出し合い、警察の捜査支援金や懸賞金を捻出している状況」と困惑気味。  事態にしびれを切らせたのか、現地の韓国大使館や韓人協会自ら防犯に本腰を入れ始めている。例えば、韓国人が食堂やナイトクラブ、事務所を多く構えるマニラ・マラテ地域では、窃盗、強盗、拉致などが相次いでいるが、4月下旬には韓国人による自警組織が組まれ、専用の派出所も設置された。すでに、地元警察と協力して、数人の窃盗犯を逮捕したというニュースも聞こえている。駐フィリピン韓国大使館・パク・ヨンジュン大使も、「今後、自警用の派出所を他の韓国人密集地域に追加で設置することを検討している」と宣言しており、積極的に自警活動を展開していく構えだ。    果たして、自警活動を展開することで、韓国人相手の犯罪は減るのだろうか? (取材・文=河鐘基)

セレブママばかりが登場する、「VERY」の「みんな違って、みんなイイ」特集の怪

<p> 今月の「VERY」(光文社)の表紙には正直度肝を抜かれました。デカデカと「VERY世代は、みんな違って、みんな、イイね!」と書いてあるではありませんか。最近の「VERY」は、「多様性を認めよう」という傾向だとはなんとなく気づいていましたが、ここまで堂々と掲げられるとは。金子みすずかよ! とツッコミたくもなりますが、早速中身を見てみましょう。</p>

被害女性は自業自得? “毒パック”で140万円を荒稼ぎしたカリスマ美人バイヤーが失踪

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毒パックで顔中が腫れ上がった被害者の写真
 健康食品や美容グッズなどを個人で大量に仕入れたり、海外から輸入してネットで販売することを、中国語で「代購」という。この代購をめぐり、ひとりの美人カリスマバイヤーに注目が集まっている。  香港紙「アップルデイリー」(4月21日付)によると、22歳の女性が販売した美容パックを使用した多数の女性が、顔に異常を訴えたという。パックを使用した購入者たちは、顔面が赤く腫れ上がった様子をネットに次々とアップ。中には、パックを使用した直後、なぜか顔から毛が生えてしまった人もいたという。  このパックは蚕糸を原料にしており、定価19元(約380円)で販売されていた。製品の包装には、製造年月日が記載されているだけで、製造会社や生産工場などの情報は一切、示されていなかった。  この“毒パック”を販売していた女性は、河南省商丘市に住む22歳の周夢★(★は女へんに「韋」)という人物。オーストリアに留学経験があり、帰国後、海外から商品を輸入してネット上で販売していた。外見はアイドルのような美しいルックスで、彼女の微博(中国版Twitter)は10万人を超えるフォロワーがおり、ファッション・美容界のカリスマとして人気だったという。彼女は微博上で、そのフォロワーに対し商品を販売していた。「この美容パックのお陰で、美しい肌を手に入れることができた!」と商品を派手に宣伝、それを信じた若い女性たちがこぞって購入したのだ。  肌に異常を感じた女性たちが病院で診断したところ、過敏性皮膚炎を引き起こしていたという。少なくともこれまでに39人が、彼女から合計で7万元(約140万円)分のパックを購入していたことが判明している。責任から逃れるためか、周は事件発覚から3カ月後の今年2月、突然姿を消し、行方不明となっている。  現在、被害に遭った女性たちは法的手段を検討中だという。今回の事件に関して、微博にはコメントが多数寄せられているが、購入者も「自業自得」と指摘する声が多い。
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“毒パック”を販売していた美女バイヤーの周。タレント並みの美貌で有名に。カネを持って逃げたのだろうか?
「この女は商売人としても、人間としても失格だ」 「こんな危ない商品を販売した女も悪いが、安さに負けて成分もわからないようなものを使う奴もバカだ」 「道徳心のない人間が商売やると、こうなるんだよ」 「正直、被害者には同情できないよ。自業自得だ」  「こうした代購によるトラブルは多い」と話すのは、中国のeコマースに詳しい上海在住の商社マンだ。 「代購は数年前から流行しています。物を仕入れて売るだけなので参入障壁が低く、いまや中国のネット副業の代名詞となっています。そんな中、過当競争になってライバルも増えているので、利ざやを手っ取り早く稼ごうとすると、安く仕入れられる怪しい商品を引っ張ってくるしかない。偽ブランドや毒製品を避けたい人が、目利きのカリスマバイヤーから購入するのが代購なのですが、本末転倒な状況になっています。カネ欲しさに、業者の誘いにのってしまうカリスマバイヤーもいます」(同)  中国で大ブームとなっている代購だが、製品に対する責任の所在が曖昧なままマーケットは日々、巨大化しているようだ。 (取材・文=青山大樹)