
ラップよりも先にDTM(作曲)を12歳の頃からやってたんです
--リアルサウンド初登場ということで、そもそもデビューのきっかけから聞かせて貰えますか? GOMESS:2012年10月、高3の時にBSスカパーの番組「BAZOOKA!!!」の「高校生ラップ選手権」(全国の高校生ラッパーたちがラップバトルをする企画)で準優勝して。そこからいろんな人を伝って、今所属しているレーベル「LOW HIGH WHO?」のオーナー・Paranelさんに出会ったのがきっかけです。最初は「同じ静岡だから遊びましょう」ってだけで会ったんですけど、その時にLOW HIGH WHO?のパーカーを貰って。そのタイミングで「人間失格」のMVを撮ることになったんですよ。レーベルは全く関係なしに。それをYouTubeの自分のアカウントにアップしたら結構反響があって。そこから1ヶ月もしないうちに1stアルバムをLOW HIGH WHO?から出すことになりました。GOMESS『人間失格』PV
1stでは日本語ラップ的なことより、内面を描こうとした
--去年の7月にリリースした1stアルバム「あい」には自分にとってはどんな作品でしたか? GOMESS:初期衝動だけで、後先考えずに作った感じです。自分では恥ずかしくて聴けないんですよね。でもそのくらいがいいなって、あえてそう作ったんですけど。いわゆる音色的にはヒップホップではない。でも、結構マニアックなこともやってるんですよ。YOU THE ROCKやMUROのリリックをサンプリングしたり。実は10代が作ったにしてはマニアックなことをしてます。 --日本語ラップ的なことはどこまで意識してた? GOMESS:すごい好きだし、その方向はいくらでもできるから、だからこそできるだけ内面を描こうとしました。オレ、家の中で聴く音楽が好きなんですよ。クラブやストリートでだけ聴けるものじゃなくて。でもオシャレじゃなくて、泥臭くもあってっていう。その微妙なラインで作ったつもりです。それを目指して14歳からやって来たから。 --レコーディングの方法が変わってて、即興のフリースタイルで何度もデモを録って、その中でいいものを採用するやり方なんですよね? 歌詞を書かないことが多いっていう。 GOMESS:アメリカとかならあるけど、日本人ラッパーではあまりいないみたいですね。ライブだと、目の前にお客さんがいるし、一回性のものだから、そこに嘘は混ぜられないですよね。レコーディングって何度でも直せちゃうから、緩いんですよ。だからレコーディングでもどこまでライブ感を出せるかが、今後の課題かなと思ってます。
基盤にラップのリズムやグルーヴがあるポエトリーを目指した
--そして2ndアルバム「し」が先月リリースされました。これは全体的にはどんなアルバムですか? GOMESS:もっとポップなものを作りたくて。元々キングギドラも、Dragon Ashも、RIP SLYMEも、J-POPも好きだしっていうタイプだから。 --どういう内容を目指しましたか? GOMESS:1stを出した後にしんどくなっちゃったんですよ。欲しかったものを全部手に入れちゃった気がして。友達と、友達と遊ぶ時間、笑う・泣くっていう感情、家族が仲良くなるっていうこと、自分の新譜を自分のお金で買うとか。全部叶っちゃって、夢がなかったら生きる活力がないって、病んだんですよね。CDのギャラを貰って、なんか怖くなっちゃって、周りに現金で配ったりしちゃったんですよ。バカですよね(笑)。今思えばあれでMacとか買えば良かった。そんな時期に「し」というアルバムを作ろうと思いました。日本ってみんな今はネガティブだから、自然な内容かなと思います。オレが無理してハッピーミュージックをやってる方が不自然だし。 --ラップ的にも変わりましたよね。 GOMESS:作り始めた時はもうちょっとラップっぽくなる予定だったけど、かなりポエトリーリーディングっぽくなりました。ラップ的なフロウのつけ方って、あくまでリズムの取り方であって、ラップ的なリズムを重視するかどうかなんですよ。今回は感情の込め方を重視しての表現を考えたアルバムになりました。 --自己分析すると、何故そっちに行ったんだと思いますか? GOMESS:単純に飽きたっていうのと、誰もやってないことをやりたかった。ポエトリー寄りなんだけど、でも基盤にラップのリズムやグルーヴがちゃんと常にあるっていうのを。中原中也の「盲目の秋」でポエトリーの良さに気づいたんです
--具体的に曲について聞せて下さい。「LIFE」はリリック的に「人間失格」の続きの曲なんですよね? GOMESS:そうですね。それは最初から決めてました。トラックは、元ライムベリーのプロデューサーのE TICKET PRODUCTION(桑島由一)です。ライムベリーのサウンドがすごく好きだったので。桑島さん、センスいいですよね、構成のつけ方とか。でもこの「LIFE」のトラックを自信なさげに持って来たんですよ。「たぶんGOMESS君のイメージと全然違うものができちゃったから、気にいらなかったら全然いらないって言ってね!」って。すごすぎるし、いらないわけないじゃないですかっていう(笑)。 構成も最初から完成してて。【MV】GOMESS - LIFE
【MV】盲目の秋 (原作 : 中原中也) / GOMESS

「自閉症」というコピーでメディアに出ることについて
--自閉症というコピーがGOMESS君を紹介するときにメディアで使われるじゃないですか?そこはどう受け止めてますか? GOMESS:そういうのに過剰反応する人には「余計なお世話だ」くらいに正直思ってます。 --「人間失格」に「カモにして」っていう歌詞がありますけど、どういう気持ちが込められてるんでしょうか。 GOMESS:あの辺のリリックって自虐で言ってるように勘違いされるけど、あれは「人間って滑稽」だなっていう意味もあるんですよ。「人間失格」っていう言葉は自分に対してでもあるし、周りの人間みんなにも言ってるんです。あれがテレビとかでオンエアされてるのって、そういうことなんですよ。「カモにしてるよね、視聴率取れるでしょ?」って。 やったな、みたいな。それはすごい嬉しいですよね。 --そうしたコピーについては、利用しようと思うのか、それとも別にそれは頭にはあるけど、やってるのは音楽なんだから届きさえすれば関係ないという気持ちなのか、聞きたいです。 GOMESS:今となっては、多少利用しようという気持ちが頭の中にあるかもしれない。でも、喋りが上手いって言われたりすると、ちょっとムカつくんです。そうなるためにすごい努力して来たから。そんな易々と評価しないで欲しいって。オレ、バラエティ番組とかドラマとか観て、人と喋る練習のためにメモを取ったりして、ずっといちから勉強して来たんですよ。人が自然にやってきたことができなかったから。すっごい努力して。引きこもりをやめて高校に通い出しても、すぐに実践できなくて。人と笑いのツボも違うから、浮いちゃって。人生で一番努力したのが、「人の喋りに合わせる」ってことだから。「自閉症に感じないね」って言われることに昔は憧れてたけど。嬉しい反面、反発しちゃう気持ちもある。 --今こうやって話をしてると、たしかにトークをするのは上手いなって感じます。 GOMESS:それを言われるのが本当にビックリで。うちのお母さんに言うと喜びますよ。人と喋れない子だったんで。 誰と喋っても噛み合わなくて、全然会話できなかったので。中学生の時に書いた歌詞に「ここは日本なのに言葉が通じない」ってあるくらいで。家族はオレがこうやって社会で人と普通に交わって生きて行く、って思ってなかったみたいだから。長い文章も最近は読めるようになって来たんですよ。ここ1年でできることがめちゃめちゃ増えてきました。人と話してもイライラしなくなって来たし。あらゆる書籍に、努力でどうにかなるなんて書いてなかったんですよ。どうして治すかじゃなくて、どう寄り添って付き合って行くか、っていうことなので。今のオレはかなりレアな状況みたいです。初単独ライブ「人間失格」について
--今回のアルバムにはアイドル関係の人が多く関わってますが、ご自身はアイドルというものをどう見てますか? GOMESS:かわいそう、かな。みんな必死だし、競争率高いし。全然有名じゃなくてもすぐ注目されてニュースになっちゃうし。オレ、ほんとに女の子にときめかないので、わかんないんですよ、ファンの人の感覚が。推すっていうのも。でもカルチャーとしては面白いなって思いますね。プロデューサーに作られてるところとか。昔から裏方志向なので。 --明日4月12日に代官山LOOPにて初めての単独ライブ「人間失格」が開催されます。どんなものになりそうですか? GOMESS:ステージにはどう頑張っても孤独はつきまとうものだから、今回はあえて仲間を総動員でやってみようかなって。アルバムに関わった人たちとか、たくさんゲストに呼びます。でも、それで公演が終わった時に、オレはどういうテンションになるのかなって。みんなといたいと思うのか、ひとりになりたいと思うのか。初単独だし、全部自分で演出もやるし。楽しみですね。 (取材・構成=岡島紳士)

GOMESS『し』(LOW HIGH WHO? PRODUCTION)


Gカップグラビアアイドルの十枝梨菜が、5枚目のDVD『恋愛満π』を発売し、東京・秋葉原で記念のイベントを行った。
昨年末にサイパンで撮影したという本作。南の島での合宿のつもりで参加したところ、実は仕組まれてふたりきりとなり、最終的には付き合うという、ドラマ仕立ての内容だという。詳しく聞いてみた。
――お気に入りのシーンは?
「海のシーンは、さわやかにアイドルっぽく(笑)、浮き輪を使ったりしました。我ながらアイドルだな、と(笑)。DVDでは初めてだったんですが、浮き輪好きなんです!」
――オススメシーンは?
「ダンスのシーンはふだんの私に近い感じで、表情も生き生きしているといわれました! 攻めてる感じで、見どころだと思います!」
――セクシーなシーンは?
「キワドイ競泳水着は毎回のことですが(笑)、車で廃墟に行ったシーンは、最後に車の中でイチャイチャするんですが、自分でもドキドキしました! マッサージのシーンも、ゆるめのTシャツから始まるところが男性の好きなツボを突いていると思います!」
プライベートではマッサージではなく、痩身エステで痛みに耐えながら全身をゴリゴリと揉まれているという。ナイスプロポーションを維持しながらGカップを支えるための努力は怠っていないようだ。
十枝梨菜 オフィシャルブログ「ナーリーSTYLE」
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