
4月9~12日までの4日間、毎年恒例の上海アダルト展(中国国際成人保健及び生殖健康展覧会)が開催され、今年は200以上の企業がアダルトグッズの販売や展示を行った。
アダルト展の大きな目玉企画といえば、日本人AV女優によるファンとの交流イベントだが、今年のゲストはJULIAと桜井あゆの2人のみ。昨年はJULIA、北川エリカ、北川瞳の3名が招かれており、AVファンにとっては残念な規模縮小となった。

会場で展示されていたアダルト商品。写真は中国製ダッチワイフ。見るからに粗悪だ……。
しかし現地メディアによると、今回のアダルト展では当初、5名の日本人AV女優が招かれることになっていたという。
突然行われた“リストラ”に、中国版Twitter「微博」では、AVファンらを中心に
「年に一度の楽しみなのに……」
「運営者は事の経緯を説明すべきだ!」
と、怒りの声も上がった。

削減されたAV女優の代わりに導入されたポールダンスだが、AVファンの怒りは収まらない……
一方、「背後には中国政府の意向がある」と指摘するのは、中国在住フリーライターの吉井透氏だ。
「最近、中国のテレビ番組では、各地で開催される自動車ショーでも、露出度の高いコンパニオンの起用が禁止されるなど、政府の主導による風紀引き締めが行われている。今回のAV女優の起用に関しても、政府の指導があったと考えられます。12回を数えたアダルト展ですが、現在のようなエンタメ型の展示は、今年が最後になってしまうかもしれません……」
とはいえ、中国人男性にとって彼女たちは依然、女神のような存在だ。中国で、いまだ人気ナンバーワンAV女優の座に君臨する蒼井そらは、微博アカウントのフォロワー数が1,500万人以上。さらに、微博に開設されている日本人AV女優アカウントのフォロワーは、合計3,000万人を超えている。広告業界では、フォロワー1,000万人クラスのアカウントは、テレビ局に匹敵する情報発信力があるとされている。政府が恐れているのは、彼女たちの影響力なのかもしれない!?
(文=青山大樹)