トップは沢村一樹『DOCTORS』、“死亡オチ”が波紋『○○妻』、今世紀最低の『保育探偵』……冬ドラマ総まとめ

doctors30324.JPG
テレビ朝日『DOCTORS 3~最強の名医~』公式サイトより
 続々と最終回を迎えている冬ドラマ。ほぼ出そろった視聴率を、ランキング形式で振り返ります。

■トップはやっぱり、安定の医療モノ

 まず、平均視聴率のトップ10は以下の通り(ビデオリサーチ調べ、関東地区/『相棒』などのクールまたぎは除く)。 1位『DOCTORS 3~最強の名医~』(テレビ朝日系)14.4% 2位『○○妻』(日本テレビ系)14.3% 3位『銭の戦争』(フジテレビ系)13.3% 4位『デート~恋とはどんなものかしら~』(フジテレビ系)12.5% 5位『ウロボロス~この愛こそ、正義。』(TBS系)10.4% 6位『流星ワゴン』(TBS系)10.2% 7位『問題のあるレストラン』(フジテレビ系)9.3% 8位『学校のカイダン』(日本テレビ系)9.3% 9位『ゴーストライター』(フジテレビ系)8.6% 10位『残念な夫。』(フジテレビ系/放送中)7.7%  トップは、沢村一樹主演の人気シリーズ『DOCTORS 3~最強の名医~』。最高視聴率21.7%を叩き出した前作には遠く及ばなかったものの、相変わらずの安定感。視聴者の満足度は“今期ナンバーワン”といわれ、ネット上には、早くも次回作を待ちきれない様子のファンが数多く見受けられる。  2位は、最終回に大ブーイングが起きた柴咲コウ主演『○○妻』。同作は、同局で2011年に放送された連続ドラマ『家政婦のミタ』で脚本を手掛けた遊川和彦氏によるオリジナル作品。開始当初は、かたくなに結婚しようとしない“契約妻”(柴咲)と、そこに不信感を抱く夫(東山紀之)のやり取りに「面白い」「先が気になる」と期待感を抱く視聴者も多かったが、物語が進むにつれ、そんな声もフェードアウト。  最終回では、たまたま出くわした不良学生に暴行を受け、主人公が唐突に死亡。伏線の一切なかった“死亡オチ”に、ネット上では「終わり方が雑すぎる」「これまで見たドラマの中で、最低」「今までの意味不明なエピソードが、何ひとつ回収されてない」といった酷評があふれた。  これをきっかけに、遊川氏が過去に書いたトンデモシーンの数々が話題に。中でも、田中美佐子と浜田雅功がダブル主演を務めた『十年愛』(TBS系)で、大江千里演じる主人公の夫が、高速回転するメリーゴーランドの遠心力で吹き飛び死亡するシーンが、「遊川脚本のトンデモぶりを象徴する迷シーン」として語り継がれているようだ。

■草なぎ剛『銭の戦争』最終回が今期トップ

zenino0107.JPG
フジテレビ『銭の戦争』公式サイトより
 3位は、SMAP・草なぎ剛が、エリート証券マンから一転、借金の取り立て屋として成り上がろうとする主人公を演じた『銭の戦争』。初回では、刺激的なシーンの連発。中でも、主人公が道端のゲロをを飲まされそうになるシーンは、「もらいゲロしそう」「もう見たくない」と嫌悪感を訴える視聴者が相次いだ。制作側の配慮からか、以降、ここまでの過激なシーンはみられず、視聴率も安定。俳優としての草なぎが、あらためて評価される作品となった。  さらに、ヒロイン役の元AKB48・大島優子の演技もあらかた好評。しかし、最終回で見せた“泣きの演技”に対し、「あ~ははははは~ん、あ~ははははは~ん……って聞こえる」「笑ってるのか、泣いてるのかわからない」「爆笑した」という声が相次ぎ、このシーンを抜粋したYouTube動画は、24日現在で48万回を超える再生回数を重ねている。  5位は、生田斗真と小栗旬のダブル主演『ウロボロス』。原作漫画を読んだ生田が、「なんとしても映像化したい。相棒役は小栗旬にやってほしい」との思いから、小栗に漫画を渡した……というエピソードがあるほど、熱いドラマだが、結果は“ギリギリ2ケタ”とイマイチ。ジャニーズ側は、番組開始前から映画化に前向きだったようだが、この視聴率で果たして……?

■『夫のカノジョ』以下の大コケ記録を樹立!

hoikutantei0310.JPG
テレビ東京『保育探偵25時~花咲慎一郎は眠れない!!~』公式サイトより
 堀北真希主演『まっしろ』や、田中麗奈主演『美しき罠 ~残花繚乱~』など、今クールも大コケが目立つTBS。中でも『まっしろ』は、『白い巨塔』『昼顔』(共にフジテレビ系)の人気脚本家・井上由美子氏が手掛けながら、全話平均5.9%と惨敗。  クランクアップ時には、まだ放送を残しながらも、担当プロデューサーが番組公式Twitterで「堀北さんのファンの方に悔しい思いをさせてしまったことについても、率直にお詫びしなければなりません。申し訳ありません」「僕が叩かれるのは当然ですが、井上由美子先生、今井監督を始めスタッフ一同、堀北真希さんはじめ、キャストの頑張りは、信じていただき(後略)」などと低視聴率を謝罪する珍事が起こり、「まだ見てる視聴者がいるのに」「出演者の立場がない」など、批判的な意見が寄せられた。  そんなTBSをも下回ったのが、山口智充主演『保育探偵25時~花咲慎一郎は眠れない!!~』(テレビ東京系)。金曜8時台のゴールデン帯にもかかわらず、3%台を連発。最終回では、過去最低の2.8%を記録し、全話平均は3.5%。“ゴールデン帯・今世紀最低視聴率”を記録し、話題となった川口春奈主演『夫のカノジョ』(TBS系)の全話平均3.8%を下回る惨事となった……が、それすらほとんど話題になっていない。  全話平均15%超えがない、ヒット作不在の今クール。しかし、次クールは、堺雅人主演『Dr.倫太郎』(日本テレビ系)、SMAP・木村拓哉主演『アイムホーム』(テレビ朝日系)、斎藤工主演『医師たちの恋愛事情(仮)』(フジテレビ系)など、視聴率男が目白押しなだけに、もっと期待できそうだ。 (文=編集部)

悪者・斉藤和巳、スザンヌに非ナシの報道で真実を霞ませるケイダッシュの手法

<p> 翁長雄志沖縄県知事が米軍辺野古基地移設の海底作業中止を指示し、受け入れられない場合は、岩礁を破壊する許可を取り消すことも示唆した。沖縄県の民意にお構いなく進む移転工事へついにノーを突きつけたわけだが、政府はそんなものを受け入れるつもりはなく、訴訟も辞さないと強固な姿勢を崩さない。そして知事が上京しても安倍首相や政府幹部は会おうともせず、門前払い。しかも、これらの問題を在京マスコミは大きく取り上げることはない。逆に沖縄の“わがまま”というトンデモ世論誘導がなされる始末。安倍政権とその親衛隊メディアは日本をどこまで破壊するのだろうか。</p>

役人のツケが原因でホテルが倒産!? 習近平もお手上げ状態の中国地方政府“超腐敗体質”

1201.jpg
 腐敗撲滅を目指す中国の習近平指導部は現在、次々と幹部の汚職捜査を行い、国民の共産党に対する不信感のガス抜きに必死になっている。そんな中、地方都市では、公務員による不正行為により直接被害を被っている一般市民が声を上げている。中国の鳳凰網ほか、多くの中国メディアが伝えた。 「ほんと、死んでしまいたい気持ちになるよ。十数年頑張ってきて、手元に残ったのはこの白い紙の山だけなんだから……」 悲しげに嘆く史さんは以前、河南省開封市通許県で「芸苑賓館」というホテルを経営していた。    1995年に開業するとすぐに商売は軌道に乗ったが、2000年以降、ツケ行為が増え始めると資金繰りが悪化。08年には、ついに倒産に追い込まれてしまった。以来、史さんは7年をかけて、手元に残った大量のツケの取り立てを行っている。  「県の委員や県政府を含めて、いろんな政府機関へ何度も行きましたよ。でも、なんの結果も出てない」と史さん。ほとんどのツケは、同地の県委員会や県政府、農業開発室、農業局、派出所、水道局など、さまざまな行政機関の人間による宴会だった。担当者が一筆書き、所属する部門のハンコが押印してある。その合計金額は少なくとも120万元(約2,400万円)以上と史さんは言う。いずれも1回の額が大きく、中には6万元(約120万円)近いものも。さらに困ったことには、すでに退職した人や、亡くなった人によるサインもある。
120.jpg
 史さんの困り果てた様子が現地のテレビ局で放映されるや、ネットでも地方政府のずさんな管理に対する批判が一気に拡散。翌日、地方政府は特別会議を開き、ツケの詳細が明記された紙を検証し、金額が小さいものは一括払い、大きいものは支払い計画を立てて2年以内に払うことを決めた。  その決定に対するネットでの反応は 「当然、利息も付けていい。7年間の利息なら、相当大きいんじゃない?」 「支払うって言うけど、公費でそんなの払うわけ?」 「さらに2年以内に支払いって、どんだけ恥知らずなんだ!」 など、一般市民の怒りの炎はむしろ大きくなっている。  専門家によると地方政府機関の最下部層への管理は難しく、店で勝手に食べたり飲んだりしてツケが膨らむのは珍しくないという。実際、このように地方政府機関の人間によるツケが原因で倒産に至ったという店のニュースは、02年あたりから各地で散見されており、腐敗撲滅を目指す政府にとっても頭が痛い問題のようだ。

初デート後に突然「一緒に不妊検査をしましょう」は、韓国人男性あるある!?

【messyより】

kankoku0324cw.jpg
Photo by Alex Barlow from Flickr

 「僕の赤ちゃんを産んでください」--在韓歴3年の日本人女性カナさん(40歳)が「デートのお誘いと一緒にこんなLINEが届いてびっくりしちゃった!」と笑って教えてくれた。3年前、当時つき合っていた韓国人男性との結婚準備のためソウルに移り住んだが、ソウルに来て1カ月後に突然フラレてしまい、それ以降は日本語を教えたりしながらそのままソウルでの生活を続けている。

「今は彼氏はいません。できれば韓国人と結婚したいので、知り合いに頼んで片っぱから紹介してもらってます。相手は30代後半から40代までをお願いしてますが、韓国のそれぐらいの年代は同世代の日本人男性に比べてものすごくオジサン。ダサい、脂ぎってる、お腹出てるの三拍子(笑)」

続きを読む

Gカップグラビアアイドル片岡沙耶の“下乳”が「たゆっ」ときて「ペロン!」だって!!

TMBT7781a.jpg  Gカップグラビアアイドルの片岡沙耶が、最新DVD『プラネットガール』を発売し、東京・秋葉原で記念のイベントを行った。  昨年12月にサイパンで撮影したという本作。サイパンは3回目ということで、リラックスして撮影に臨めたという。詳しい内容についても聞いてみた。 ――内容を教えてください。 「高校時代の彼氏さんと旅行に行くという設定です(笑)」 TMBT7782a.jpg TMBT7787a.jpg TMBT7790a.jpg TMBT7795a.jpg ――特に見てほしいシーンは? 「緑の眼帯水着は、特にお願いしてセレクトしていただいたモノです。いつも“下乳、下チチ”といわれるので(笑)、胸が“たゆっ”となるような水着をリクエストしました(笑)。でも、水に入るとすぐペロンとめくれちゃうんで、大変でした(笑)」 ――セクシーだったシーンは? 「シルバーの水着で、鏡の横でダンスするシーンは、自分の姿を見ながら半笑いになってしまいましたが(笑)、シーンとしてはセクシーなんです!」  この春通っていた服飾専門学校ニット科を無事卒業。卒業制作はニットのランジェリーだという。思い切りセクシーな仕上がりだそうだが、私生活では相変わらず二次元に夢中で、当分自分で着用する予定はないという。 片岡沙耶 オフィシャルブログ「さんめんきょう」http://ameblo.jp/kataoka-saya/

「加護ちゃんは芸能界でしか生きられない!?」元モー娘。加護亜依に離婚協議報道も、復帰を妨げる壁とは

kago0316.JPG
14日には、中野浩一の妻・NAOMIのブログに登場した。
 元モーニング娘。の加護亜依が、昨年10月に出資法違反(高金利)容疑で逮捕された夫と離婚協議中であると、発売中の「女性自身」(光文社)が伝えている。  記事によれば、加護は昨年末に2歳の長女を連れて奈良県の実家に身を寄せていたが、現在は夫のいる都内のマンションに戻っているそう。しかし、「加護がマンションに戻れば、自分が出て行く」と約束したはずの夫は、いまだに引っ越す気配がなく、養育費などの話し合いもうまく進んでいないという。 「今回、1つはっきりしたことは、加護が芸能活動の再開に前向きだということ。やはり、弱冠12歳でモー娘。としてスター街道をひた走り、芸能界しか知らない加護にとって、生きる世界はここしかないということでしょう。現在、加護は、夫と手を切り、ユニット活動を再開させる道を画策しているようです」(芸能記者)  昨年、オーディションで集めたメンバーと3人組ガールズユニット「Girls Beat!!」を結成し、2枚のシングルをリリースした加護。だが、夫の逮捕を受け、昨年10月のブログで引退の可能性を示唆。今後について「芸能しか知りませんし、再起して芸能をやっていきたい気持もあります」としながらも、「これ以上、ファンの方々、関係者の方々、メンバーに心配や迷惑をかけられない」「引退も選択肢の1つとして含め考えております」と綴り、一切の芸能活動を休止した。 「夫と暴力団の関係が明るみとなり、芸能界復帰は絶望的といわれた加護ですが、離婚が成立すれば事態が変わる可能性も。残るネックは、『Girls Beat!!』の所属事務所である『威風飄々』。設立から夫が関わっているとされており、加護の活動の妨げとなる可能性も。しかし、今の加護では、新しい事務所を探すのも一苦労。先が思いやられます」(同)  昨年9月には、2ndシングル「まだ、やれる」をリリースした「Girls Beat!!」。タイトル通り、再び立ち上がることはできるだろうか?

アラサーはシャツさえ着てれば“高見え”!? その強引すぎる「BAILA」理論を読み解く

<p> カバーモデルの1人である梨花が、先日「今夏以降『主婦に戻る』宣言」をしたことで、今後のモデルの人事動向が気になる「BAILA」(集英社)。独身と変わらず精力的に仕事をしているように見えた梨花ですが、やはり子育てと仕事との両立は難しかったのでしょうか。</p>

「女を捨ててる」と義姉に鼻で笑われ、怒りが頂点に! 兼業農家の嫁がついに今走り出す!!

【作品名】『通販の女王様』(後編) 【作者】青菜ぱせり『ご近所の悪いうわさ』

【作品紹介】東京から出戻った義姉の見合いが、私のせいでおじゃんに? 農作業に精を出してきた私は、「女を捨ててる」と一蹴され、夫にも姑にも嘲笑された……。あまりの屈辱に家を飛び出し、夫は迎えに来てくれたものの、結局「稲刈り要員が必要だから」ってひどすぎる!!

【サイゾーウーマンリコメンド】世界にはたくさんの“脱走劇”の例があれど、これほどまで女の心を震わす脱走劇があるでしょうか。主人公が泣きながら「ダッ」と駆け出すシーンには、ぜひブルーハーツの「トレイントレイン」をBGMで流してほしいところ。兼業農家の嫁の青春、ここにアリって感じです。

(前編はこちら)

「音楽的なレベルは10段階で5」孤高のラッパー5lackに聞く、日本語ラップが“アングラ”から抜け出せないワケ

L1003311.jpg
撮影=Katsuhide Morimoto
 2009年、『My Space』『Whalabout?』2枚のアルバムで、突如として日本語ラップシーンに登場し、衝撃を与えたトラックメーカー/ラッパー、5lack(S.L.A.C.K)。“オラオラ”感あるラップとは一線を画す、音楽性を重視した心地のよい脱力系ラップを奏で、シーンに新たな世界観を構築した。コンスタントに作品を発表し、日本語詞の表現領域を拡張し続ける一方、実兄PUNPEE、GAPPERとのユニット・PSGや、Budamunk、ISSUGIから成るSICK TEAMとしても活躍する5lackだが、注目度の高さとは裏腹に、あまりメディアの前に姿を見せることはない。そんな彼が、3月25日(水)にニューアルバム『夢から覚め。』をリリースするという情報が舞い込んできた。飄々とシーンを駆け抜ける新世代ラッパーが今の日本語ラップシーンをどのように見ているか、話を聞いた。 ――5lackさんは、あまりインタビュー取材を受けないイメージがありますが、今回はなぜ、日刊サイゾーの取材を受けようと思われたんですか? 5lack 聴きやすいアルバムができたんで、宣伝もありますし、自分のことをあんまり説明できていなかったんで、この機会に話せればと思いまして。今までは「これ以上、有名になりたくない」「顔を知られたくない」とか思ってたんですけど、最近は余裕ができたというか。厄年が終わったからですかね(笑)。厄年中、挑戦と結果と挫折で、かなり食らってた。大きく円くなる瞬間って、生きていれば誰でもあると思うんですけど、今はそこです。
――とはいえ、音楽的にはシーンの内外から評価され、結果も出していますよね。どんな挫折があったんですか? 5lack 叶えられる理想と、叶えられない理想の予想がついた。「あぁ、これはやっても無駄だな」と。世の中、改善点が見えても、どうにもできないことって多いじゃないですか。個人的な話でいえば、仲間と真剣に「ラップで飯を食う」ってことをやりたかったんですけど、難しいですね。他人を動かすというのは。一番年下なんで、気の利いたことも言えなかったし、生意気に相手の悪いところばかりを指摘してしまって……。どんどん嫌なやつになってきちゃった。距離が近いと、すげー気になるじゃないですか。それで福岡に引っ越したというのもあります。 ――今までは、音楽で飯を食うために東京に出てくるというのが一般的でしたが、5lackさんは2013年、東京から福岡に移った。同地在住のビートメーカー、OLIVE OILと制作した『50』では、これまでとはまた違った空気をはらんでいますね。 5lack でも、意外と地方のほうが食えるようになるかもしれないですよ。家賃だって安いし、曲は家でも作れる。今のほうが、東京にいた時より、グレードが上がった生活しています。世田谷みたいな場所に、板橋くらいの家賃で住めますから。昔住んでいた場所より、いま住んでいる福岡のほうが都会だし。福岡に住みつつ、仕事で東京に来る感じですね。
L1003352.jpg
――最近では実の兄であるPUNPEEさんが、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の音楽を担当したり、『レッドブル』のCMに楽曲が使われるなど、メジャーな仕事をしていますが、そこでスイッチが入った部分もありますか? 5lack 兄貴に限らず、周りの仲間がいろんなことやりだしていますよね。俺はずっと90年代っぽいこと、ストイックでアングラ風な感じがカッコいいって思ってやっていたんですけど、最近はなんでもありかなって。ちゃぶ台返しじゃないけど、俺もこれからいろいろやって、みんなの仕事を奪っちゃおうかなと(笑)。でも、兄貴とはまったく役割が違うと思っています。兄貴は入り口を作る人。でも、俺はもっと深いところで音楽を突き詰めたいんです。常に目指しているのは世界基準。海外の基準で新しいと思われるものを作りたい。でも、それが日本でヒットするかはわからない。だから、今の若い子たちが、大人になった時に、「5lackって、いま聴いたらヤバくない?」ってなればいいと思います。昔からシーンのど真ん中で注目を浴びるより、端っこのほうで黒レンジャーみたいな存在になりたかったんで、今けっこう理想的なポジションです。 ■本当にジャンルをよくしたいなら、みんなが正しい評価をしなきゃいけない ――そういう意味で、現在の日本語ラップシーンについて思うことはありますか? 5lack 音楽とかまじめな話をするとしたら、正直興味ないです。日本語ラップを楽しむっていう意味では、よくなるといいなと応援しています。でも、ジャンルのレベルとしては、最高が10だとしたら、5にも達していない。 ――知名度的に? それとも音楽的ですか? 5lack 音楽的ですね。知名度的には上がってきているんじゃないですか。でも、歴史とか文化とか、そういうのはないし、今の流行は自由の尊重ですよね。その行きつく先は見えるし、その時に今と同じスタミナがあるかな? とは客観的に見ています。本質がないままはやっちゃうと危険というか。周りのやつらは、金になる限り、そいつのことを使い尽くすだろうし、使えなくなったら終わりですよね。 ――“さんぴんcamp”前はコミカルなラップばかりだったのが、さんぴん以降は不良性やメッセージ性がある日本語ラップが出てきて、それがスタンダードになりました。そして、2009年くらいから5lackさんのようにラップの音楽性を重視するラッパーが出てきた。でも、いまだに“巧さ”を追求するラップがムーヴメントにはなってないように感じます。 5lack 俺みたいなのは、都合悪いんでしょうね。合コンに、自分よりルックスの悪いやつを連れていく、みたいなノリっていうか。 ――(笑)。一緒にされたくないっていう気持ちもありますか?
5lack いや、一緒にしてもらってもいいです。曲を聴き比べてもらったら、損するのは俺らではないから。ボブ・ディランとかニール・ヤングとか憧れるんですけど、できるやつが(世の音楽のスタンダードに)出てくると都合悪いやつらって、いっぱいいたんじゃないかなって。アメリカで長い時間を過ごしたKOJOE君とかすごいラップ巧くて、初めて聴いた時「日本語ラップの人たちはやっぱり……」と思った。でも、「KOJOE、俺よりヤバい」って言えるラッパーっていないじゃないですか? 本当にジャンルをよくしたいなら、みんなが正しい評価をしなきゃいけない。でも、いいものを隠すんですよ。本当によくするんじゃなくて、自分にとっていい状態にする。それが、シーンがよくならない一番の理由な気がする。
L1003369.jpg
――現在の日本語ラップシーンにはさまざまなタイプのメディアがあるわけではなく、曲のリリースと曲に関するインタビューが大半のように思います。シーンが、メディアの力によって盛り上がることは期待していますか? 5lack 俺がいる世代では、「Grateful days / DragonAsh feat.ACO,ZEEBRA」みたいなの(芸能メディアにも取り上げられる曲)は出ていない。そういう盛り上がりを経験していないから、それが良いのか悪いのかわからない。でも、アンダーグラウンドでやってるやつの9割方が、意外とメジャーをバカにできるほどの実力を持ってないと思うんですよ。アングラっていうのを都合のいいことに、メジャーとか、自分にできないことをしているやつらを否定している。  メジャーで活躍する知り合いもできて、彼らが頑張っているのもわかったし、彼らもアングラぶることはできると思う。そういう意味でも、いま日本語ラップのやつらがメディアの力で表に出て注目されても、命が短い。たとえば、井上陽水さんクラスになれる才能があるやつらは、シーン全体でギリ1人か2人なんじゃないかな。「ワルが音楽やっている」っていう売りしかないと、だらしないだけのジャンルになっちゃう。もっと本気で音楽を突き詰めていく、日本語ラップを音楽として消化できるやつらが集まる、健全なジャンルになってほしいですね。 (取材・文=石井紘人@FBRJ_JP) ●5lack(スラック) 1987年、東京生まれ。ラッパー、トラックメーカー。現在は福岡に居を移し、精力的に活躍している。 ●『夢から覚め。』 3月25日発売の5lackニューアルバム。ほぼすべての楽曲のトラックを自ら手がける。 発売/高田音楽制作事務所  価格/2,390円(税別)

Sexy Zone『Sexy Power3』に見る各メンバーの成長 フレキシブルな体制はどう作用した?

20140101-sexyzone-01.jpg
デビュー3周年を迎え、3枚目のアルバムをリリースしたSexy Zone。

【リアルサウンドより】

 Sexy Zoneの最新アルバム『Sexy Power3』。3枚目のアルバム、デビュー3周年と「3」がキーワードになっているのだが、最近のSexy Zoneは佐藤勝利、中島健人、菊池風磨の3人での活動が目立っているだけに、心穏やかではないファンも多いようだ。

 実際、今回のアルバムでは、佐藤、中島、菊池がそれぞれ2曲ずつソロ曲を歌っており、マリウス葉、松島聡を含めたグループとしての新曲よりも充実している印象だ。さらに、このアルバムを引っさげてスタートしたコンサートツアーも、当然ながら3人がメインの演出が多くなっている。ジャニーズJr.を含めた「Sexy Family」のくくりも、コンサートを重ねるごとに存在感を増し、ファンからは不安や混乱の声が上がっている。

 だが一方で、渦中のメンバーを見つめてみると、こうした切磋琢磨する状況が確実に彼らを成長させているように感じてならない。佐藤、中島、菊池に関していえば、ソロ曲では作詞、衣装、ステージ演出まで、当たり前のようにこなしている。これは大人数の中のひとりというポジションでは、なかなか得られない経験だ。

続きはこちら