
一番うまい“炙りスナック”はどれだ!?
スルメは炙って食べたほうがおいしい――。異論はないだろう。
なぜ炙るとおいしくなるのか。表面が強い火力で熱されることによって、香ばしさが増すからだ。焦げる寸前のあの風味。っていうか、焦げた部分もまた抜群にうまい。この絶妙な「ちょっと焦げたぐらいのおいしさ」こそ、炙りの神髄だと思う。
スルメを台所のガスコンロの火で炙りながら酒を飲む。そうやって家の中で立ち飲みをするのが、私のスタイルである。人に見せられたものではないが、幸せな時間だ。
さて、炙りというと、「炙りサーモン」「炙りまぐろ」「炙り〆鯖」などなど……まず魚介類が思い浮かぶ。あとは、ガスバーナーで表面に焼き色をつけるスイーツなどだろうか。例えば「スナック菓子」を炙ったらどうなんだろうか? と唐突に思った。
思った以上、やるしかない。スーパーでスナック菓子の代表格を片っ端から買ってきた。全18種類。ランダムに、目についたところから炙っていこう! どこの家庭にでもあるような、普通のガスコンロの火で炙っていきます。
試してみたのは、下記の18種!
「うまい棒 チーズ味」(やおきん)
「うまい棒 めんたい味」(やおきん)
「かっぱえびせん」(カルビー)
「ベビースタードデカイラーメン チキン」(おやつカンパニー)
「とんがりコーン あっさり塩」(ハウス食品)
「スティックカラムーチョ ホットチリ味」(コイケヤ)
「ポテロング」(森永製菓)
「ドリトス メキシカン・タコス味」(ジャパンフリトレー)
「サッポロポテト バーべQあじ」(カルビー)
「サッポロポテト つぶつぶベジタブル」(カルビー)
「ポテトチップス のりしお」(カルビー)
「チップスター うすしお味」(ナビスコ)
「ピザポテト」(カルビー)
「カール チーズあじ」(明治)
「プリッツ サラダ」(グリコ)
「キャベツ太郎」(やおきん)
「チートス チーズあじ」(ジャパンフリトレー)
「ポテトチップスギザギザ 味わいしお味」(カルビー)
ちなみに、「うまい棒チーズ味」を炙ってみるとこんな感じ。

では、おいしかった順にベスト5を発表していきたい!
第1位

これはうまい!
「ピザポテト」
これは、買う時から期待していた。なんといってもピザである! 焦げ目のついた香ばしい風味との相性は約束されている。食べてみると……。うまくて笑う。というか、もう本物のピザを食べてるとしか思えない。表面のチーズが熱で少し溶けたさまも、完全にピザ。これはいい! 文句なしの優勝。ジワジワとチーズが溶ける音を楽しみつつ、じっくりと炙りたい。
第2位
「ドリトス メキシカン・タコス味」
まず、普通に袋を開けた時から、炙り感のある香りが広がる。当然、実際に炙った際の相性も抜群で、もはやこれは“料理の域”。なんの料理かは不明だが……。うまい!炙ることによって、そのまま食べた時には気づかない甘みが引き出される。つまり炙りによる味の相乗効果が発揮されてる感覚なのだ。ドリトスシリーズは、どれを炙ってもおいしそうな気がする。
第3位
「スティックカラムーチョ ホットチリ味」
なぜだか分からないが、焼肉を食べてるような口の中だ。辛みとほんのりした苦みが違和感なく合う。カラムーチョの辛みって結構強烈な印象だが、それがまろやかになるような気が。ただ、スティックタイプは、とにかく炙りにくすぎる! 炙り用の太くて長いやつを出してほしい。
第4位
「ベビースタードデカイラーメン チキン」
炙りやすさを考えて「ドデカイラーメン」タイプを選んだ。ほのかな苦みが全体の味わいに深みを与える感じだ。普通に食べるより、酒のつまみ向きになる気がする。後を引く味! 今さらだが、こういったお菓子を温かい状態で食べるのが、なんだか面白い。
第5位
「キャベツ太郎」
あまり期待してなかったが、これはいい! もともとこのお菓子自体に炙りのフレーバーというか、焼き物っぽい味付けがしてあるからだろうか。まったく違和感がない。違和感がないまま、少しおいしくなった感じ。
6位以下は、
「うまい棒 チーズ味」「チートス チーズあじ」「うまい棒 めんたい味」「カール チーズあじ」「プリッツ サラダ」……と続く。総じて、味付けは濃ければ濃いほど炙りに合い、うす味は避けておいたほうが無難だということがわかった。
みなさんも炙りすぎに注意しながら、ぜひいろいろなお菓子で試してみてほしい!