パンツあげたがるキムタク&静香、テレ東版撃沈の百田尚樹、恋愛モノ復帰の山口智子……中年たちの秘め事

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 ベテランデスクTと新米記者Hが、今週の芸能ニュースを振り返ります。

「プレゼント=パンツ」キムタク&工藤静香夫妻の思考

デスクT 8日放送の音楽番組『LIVE MONSTER』(日本テレビ系)の工藤静香の密着企画見た? 番組が「謎の私生活に密着!」って煽ったわりに、自宅はちょっとしか映さなかったね。がっかりだよ! 記者H 工藤は、今月発売のアルバムのプロモーションのため、同番組に出演。ほぼ初といっていい自宅公開に、放送前からジャニヲタもザワついていました。 デスクT 自宅として映ったのが、ミートソースを作ってる最中のフライパンと鍋のドアップだけだったからね。でも、キムタクは「ミートスパゲッティが大好物」だと公言してるんだよ! 静香なりに、キムタク臭を漂わせてみたのかもね。 記者H それより、密着VTR内で、工藤が行きつけのセレクトショップで、男性用のボクサーパンツを買っていたことに、キムタクファンから批判が上がっていますよ。工藤は、番組内で「私が履くわけではないのですが、触り心地がよろしい」と発言。バレンタインデーのプレゼントとして、MCのDREAMS COME TRUE・中村正人にプレゼントしたのですが、「いつもキムタクが履いていて、なおかつそれを触っている」ということを連想させる発言に、「妻アピールがうざい」との声が上がっています。キムタクは、徹底的に生活臭をさせないようにしているだけに、自分のプロモーションのためにここまで見せた静香に、キムタクファンはカチンときたのかもしれませんね。 デスクT パンツといえば、昨年の『さんま&SMAP 美女と野獣のクリスマススペシャル』(日本テレビ系)で、キムタクが本田翼から「木村さんは、共演した女優にTバックをプレゼントする」って暴露されてたよね。人にパンツを配る夫婦……。 記者H キムタク&静香だから許される行為ですよね。 デスクT でもさあ、メディアに出るたびに「老婆みたい」「シワシワ」と劣化が騒がれてきた静香にしては、この日はかなり若々しく見えたよね。44歳には見えなかったよ。 記者H ネット上では、アルバムのプロモーションに向けて「顔を作った」と、もっぱらですね。今の時代、シワは消せますから。 デスクT ほかのVTRは、工藤が運営するネットショップ「Mes petites choses」の宣伝や、絵画制作活動のアピールって感じだったね。静香の絵画、久々に見たよ。あれって、誰でも買えるの? 記者H ここなどで取り扱っているようですね。原画で40万円ほどでしょうか。 デスクT へ~。 記者H へ~って……。

百田尚樹氏原作のテレ東版『永遠の0』が撃沈

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テレビ東京『永遠の0』公式サイトより
記者H 11日に放送されたテレビ東京開局50周年特別企画『永遠の0』第1夜が、平均視聴率9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったそうです。主演は向井理で、3夜放送。第2夜は14日、第3夜は15日に放送されます。 デスクT 放送前、ネット上で「百田(尚樹の原作)だから見ない!」の大合唱だったけど、テレ東で9.0%なら、まずまずってとこじゃない? 記者H いや、テレ東の濱谷晃一プロデューサー(@hamatani77)が、放送直前に「いよいよ本日、テレビ東京開局以来最大のドラマ特番『永遠の0』第一夜放送です! 同い年の阿部Pがテレ東の看板を背負って臨む勝負作。視聴率20%を狙っています!」などとツイートしていたため、ネット上では「これは恥ずかしい」「百田で20%目指してたのかよ!」と笑われていますよ。 デスクT 余計なこと言うから……。 記者H テレビ関係者によれば、この企画はV6・岡田准一主演映画『永遠の0』が大ヒットした頃から進んでいたため、例の『殉愛』(幻冬舎)の騒動には、向井サイドも頭を抱えたそうですよ。 デスクT 百田氏は今や“痛キャラ”と化してるからね。ところで、やしきたかじんの長女が幻冬舎に対して提訴した裁判は、今どんな感じなの? 記者H 1月21日に第1回口頭弁論が行われましたが、「『殉愛』には、敢えて書かなかったことが山のようにある。(略)もう、おぞましくておぞましくて、とても書けなかった。本が汚れると思った。しかし裁判となると、話は別。全部、出すよ!」とTwitterで大口叩いていたはずの百田はおろか、弁護士すら出席しなかったそうですよ。 デスクT えー! 記者H 長女側は当然、「百田は脅すだけ脅して来ない」と激怒しているとか。ちなみに、妻・さくらさん側と、『殉愛』をネットラジオで批判したやしきたかじんの元弟子・打越もとひさとの裁判も、18日から始まります。 デスクT もう、ドタバタだね! とりあえず、『永遠の0』の第2夜、第3夜の視聴率が惨事にならないことだけを祈るよ。なむなむ。

山口智子(50)が“19年ぶり”ラブストーリーに復帰

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フジテレビ『心がポキッとね』公式サイトより
記者H プチヒットドラマ『最後から二番目の恋』(フジテレビ系)の二匹目のドジョウを狙ったドラマが、4月から同局で始まるようですね。タイトルは『心がポキッとね』で、阿部サダヲ(44)、水原希子(24)、藤木直人(42)、山口智子(50)演じる“病んでる系男女”が繰り広げるラブストーリーだとか。脚本家や監督も、『最後から~』と同じ岡田惠和氏&宮本理江子氏です。 デスクT もしや、主題歌もまたあゆ……? また視聴者から「主題歌変えろ」って苦情が来ちゃうよ(関連記事)! それより、山口ってもう五十路なんだ! 記者H 劇中の設定では、45歳ですけどね。山口の連ドラ出演は、2012年の『ゴーイング マイ ホーム』(フジテレビ系)ぶり。ラブストーリーに至っては、木村拓哉主演『ロングバケーション』以来、19年ぶりだそうですよ。山口は、阿部演じる主人公の元妻で、藤木演じるスポーツマンの彼女役だとか。 デスクT 「そう! いくつになっても恋したい!」「わてら、花の50代」っていう女性たちが、山口に自分を重ねるのかな? あ、そういえば山口って、2年前に不倫疑惑が報じられなかったっけ? 記者H 1995年に唐沢寿明と結婚した山口ですが、12年に20代後半~30代前半の水嶋ヒロ風イケメンとの不倫疑惑が浮上。一部週刊誌が、糸を引くような熱い“路チュー”を交わしていたと報じたかと思えば、別のスポーツ紙も、別の場所で腕を組む2人の目撃情報を報じました。 デスクT うわ~、『ロンバケ』で「三波春夫のみなみです!」を連発してた、一途な山口はどこへ~。

イエローキャブ倒産! 小池栄子が背負う“3億借金”問題、佐藤江梨子は“セクシー路線廃業”へ!?

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借金亭主のおかげで、影のある女役が似合うように

 13日、老舗グラドル事務所「イエローキャブ」の自己破産が報じられた。1980年に創立、社長だった芸能プロモーター・野田義治氏の指揮の元、細川ふみえやかとうれいこ、雛形あきこら有名グラドルを次々とデビューさせたが、近頃では金銭難がささやかれていた。そして最後まで所属していた佐藤江梨子と小池栄子も、すでに次の道を歩み始めているようだ。

「一時代を築いたイエローキャブですが、異変が起こったのが2004年。経営方針から“追放”されてしまった野田氏が『サンズエンタテインメント』へと移り、それに当たって所属タレントの大半が離脱したんです。イエローキャブ残留組だった小池と佐藤以外には後進も育たず、次第に台所事情は火の車になっていきました」(スポーツ紙記者)

探偵あるある ~夜の張込み中に見た!小栗旬は・・・~

つい最近の出来事である。場所は都内某所。夕方から夜にかけて、この季節は日が落ちるのが早い。本当なら、通りを歩く人々の顔は暗くて認識が困難なはずだが、周囲の飲食や看板の異常な明るさで、面取り(※注1)に特に困難を感じない。そんな都内での調査であることが救いだ。しかし、逆に苦痛に感じるのは、2時間の間に目の前を通り過ぎる人の数・・・眠くなるので羊のように数えたりはしないが、必要以上に着飾った男女が相当な人数行き交う・・・これもまた都内の調査の特徴なのだろう。そんな中、探偵経験13年の私が感じる異様な視線を、これまた探偵歴12年の相棒もどうやら・・・(続きは探偵ファイルで)
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ももクロがラッツ&スターと共演で顔を黒塗り、「人種差別」との批判が!

ももいろクローバーZがラッツ&スターと共演し、顔を黒く塗った画像が公開された。それに対して、人種差別であるという批判が提起され、海外にも情報が拡散されている。発端となったのは、ラッツ&スターの佐藤善雄の2015年2月12日のツイートだった。「先日のミュージックフェアの収録で、ももクロと黒塗りで共演しました。いったい何を歌うんでしょう?!3月7日OAです!お楽しみに!!」。ラッツ&スターとももクロが、揃って顔を黒く塗ってポーズをとっている画像があった。これに対して、ニューヨークタイムズの田淵広子記者がTwitterで反応。なぜ日本で人種差別についての議論が・・・(続きは探偵Watchで)

[秘蔵写真]加藤夏希ギャラリー

「マニュアル通りは好きじゃないので、いつも想像であの店のあれはこんな味だったはずっていうので作るので、大概違うものになってるんですけど……。『美味しくないね』って言われます」 新婚生活を語るのは加藤夏希チャン! 『CR 地獄少女 弐』リリース記念イベントでの出来事である。「閻魔あいちゃんの『いっぺん死んでみる?』っていう声が非常に鳥肌が立つのでみなさん、当たったらしびれてほしいですね」 原作のファンでもある夏希チャンは主人公の閻魔あいコスプレで登場し、思い入れたっぷりにアピールするも、取材陣からの質問は前述の通り、新婚生活に集中!(続きは探偵ファイルで)

探偵ファイル男性陣 人気投票 IN THE USA

青い空!! 輝く太陽!! サボテン!! 僕が住んでいるアメリカ・アリゾナ州ではそこら中で見られる光景です。でもって僕はアリゾナの南に位置するツーソンという所にあるアリゾナ大学に通っているのですが、今回、「アメリカでしかできないネタを!」という訳で、第一弾としてこの大学に通うアメリカ人女子生徒100人に探偵ファイルスタッフ+αの計9人の中から、誰が一番魅力的かを聞いてみました。ちなみに白人、黒人、ラテン系、アジア系の中から無作為に選んだ100人です。あ、今回のアンケートに協力してくれた女の子の・・・(続きは探偵ファイルで)

TBSが連ドラ枠削減へ!?『まっしろ』『ウロボロス』『流星ワゴン』『美しき罠』……全作1ケタの大惨事!!

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TBS『まっしろ』公式サイトより

【日刊サイゾーより】

 TBSのドラマは、なぜここまで落ちてしまったのだろうか?

 TBS系列では現在、プライム帯において、谷原章介主演『警部補・杉山真太郎 吉祥寺署事件ファイル』(月曜20時~)、堀北真希主演『まっしろ』(火曜22時~)、田中麗奈主演『美しき罠 ~残花繚乱~』(木曜21時~)、生田斗真・小栗旬主演『ウロボロス この愛こそ、正義。』(金曜22時~)、西島秀俊主演『流星ワゴン』(日曜21時~)と、フジテレビと並び民放最多となる5本の連ドラを放送。しかし、民放で唯一、全作品が“視聴率1ケタ”という大惨事を招いている。

 特に『まっしろ』は、『白い巨塔』『昼顔』(共にフジテレビ系)の井上由美子氏が脚本を手掛けながらも、5%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を連発。『美しき罠』に至っては、今月放送分で4%台に落ち込み、深夜ドラマにまで抜かされる始末……

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今年は年収が大逆転!? “体罰”疑惑で窮地の小川直也と“元サラリーマン”篠原信一の明暗

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『最強! 日本柔道 ロンドンへ 柔道家 篠原信一の挑戦』(オールイン エンタテインメント)
 柔道五輪銀メダリストでタレント、プロレスラーとしても活動する小川直也が道場長を務める「小川道場」(神奈川県茅ヶ崎市)で、小川が日常的に暴力を振るっていたとする陳述書が、指導料の支払いをめぐる訴訟の中で、被告側の元道場生の親から出されていることが1月31日付の朝日新聞で報じられた。  同紙によると、小川は昨年6月に藤沢簡易裁判所に指導料の支払いなどをめぐる訴訟を起こしたが、その訴訟に、2008年から12年にかけて道場に通っていた別の小中学生の親2人が陳述書を提出。  その陳述書によると、小川は中学生に絞め技をかけ気絶させたり、道場生を殴って口から出血させたりするなど、道場生に暴力を振るっていたというのだ。  さらに、かつて道場で練習を見たことがある男性は、同紙の取材に対し「体罰を超えた虐待」と、その恐怖を語ったという。  小川は同紙の取材に対して、詳しい日時など「具体的な内容がなくて答えようがない」と話しているというが……。 「テレビではおちゃらけたイメージの小川だが、柔道の指導者になると“鬼の顔”になる。長男の雄勢も、そんな父に鍛え上げられ、昨年春の選手権では無差別級で日本一に輝き、将来を嘱望されている。高校から柔道を始めた小川だが、明大時代の指導者は警視庁出身で、“鉄拳制裁”が当たり前。そんな指導者を受けてきただけに、小川からすれば当たり前のように振るっていた暴力も、スポーツ指導における体罰が受け入れられない風潮もあって、指導を受けた子どもたちに対してはやりすぎと取られたようだ」(柔道関係者)  かつては総合格闘技「PRIDE」や、エンタテインメント重視のプロレスイベント「ハッスル」のリングで活躍した小川。全盛期の年収は1億円を超え、現在は参院議員のアントニオ猪木氏率いるプロレス団体「IGF」のリングや、バラエティー番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の人気コーナー「男気ジャンケン」のレギュラー、そして大手自動車メーカー・トヨタ自動車のCMにも出演するなど、相変わらず柔道指導以外の“副業”で稼いでいるが、このままだと、最近売れまくっている、同じく柔道五輪銀メダリストのあの男に年収を逆転されそうだというのだ。 「小川はCMやバラエティなど、テレビの仕事がなくなるだろう。一方、今年に入ってからタレントとして急速に露出が増えているのが、シドニー五輪で“世紀の大誤審”といわれる判定で銀メダルに終わった篠原信一。現役時代よりもかなりスリムになり、もともと関西人でトークは軽妙なだけに、バラエティ番組を中心に引っ張りだこ。本人はある番組で『今だけでしょう。そのうち消えますよ』と現状を分析していたが、サラリーマン時代が長かっただけに腰が低く、きちんと制作サイドが求めたことをやってくれる貴重なキャラクター。その点、小川はプライドが高く、なかなか使いづらかった。今年は年収で篠原が小川を上回りそうな勢い」(テレビ関係者)  現役時代は小川に勝てなかった篠原だが、このまま行くとタレントとしては小川よりも売れっ子になりそうだ。

今度は18歳キャバ嬢と…逮捕・服役を経た押尾学の現在

女性向けWebサイト【messy】とって出し! 全部読む
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(『The first chapter...』ユニバーサルJ)
 2009年に合成麻薬MDMAの使用で執行猶予を受け、その後ともにMDMAを使用して意識不明となったホステスに適切な処置をしなかったことが判明して保護責任者遺棄致死罪で逮捕された元俳優の押尾学(36)。裁判を経て2012年に収監され、昨年末に仮釈放となったが、彼の近況を最新号の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。  記事によると、押尾は現在18歳のキャバクラ嬢と交際中で、彼女の親名義のマンションに2人で向かう様子も目撃されているという。俳優として活動していた当時は派手な女性関係が噂され、モテ男として知られていた押尾だが、それは逮捕・服役を経ても変わっていないようだ。  また、同誌がキャバクラ嬢の父親に押尾との交際について直撃したところ、父親は彼女に押尾と別れるよう連絡させ、押尾の「会ってお詫びしたい」という申し出を拒んだとのこと。自分の娘が、違法薬物使用により服役していた男と――しかも死亡者が出ている事件に関わり、メディアでさんざん悪行を報じられた押尾学と交際しているとなれば、父親が交際に否定的な見方を示すのも無理はないだろう。 つづきを読む

Acid Black Cherryはなぜ“全国のファンに会う”ことを重視するのか? その意志と戦略を読む

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【リアルサウンドより】  2015年は、Janne Da ArcのyasuがAcid Black Cherryの活動をスタートして9年目となった。昨年末にリリースしたAcid Black Cherryの19thシングル『INCUBUS』は、自己最高初動売り上げを記録して話題だ。2月25日にリリースする、3年振りとなるコンセプチュアルなアルバム作品『L-エル-』への期待も高まるばかりだ。そこで、波乱の人生を送った一人の女性エルを描いた壮大なストーリーと絡み合うコンセプト・アルバムを語る前に、2013年からスタートしたAcid Black Cherry のProject『Shangri-la』を振り返ってみたいと思う。全国を巡るこのプロジェクトに込められた戦略が素晴らしいと思ったのだ。  Project『Shangri-la』とは、Acid Black Cherryがファンに「笑顔になってもらいたい」というテーマで企画したプロジェクトであり、全国都道府県をツアーとイベントで巡り、各地のファンと触れ合える機会を設けた大規模でありながらも地道な施策だ。  J-POP世間一般的には、ネット配信時代、楽曲単位での注目作が増え、アルバム作品への注目が減っている。しかし、Acid Black Cherryはアルバム作品を軸としたプロジェクトを立案し、実行することでファンを巻き込み、大きなうねりを生み出すことに成功している希有なアーティストだ。実は20万枚のセールスを超え大ヒットした前作アルバムから物語は続いていたのかもしれない……。  ……マヤ暦が終わることから“世界が終わる”と言われた2012年。Acid Black Cherryは、yasuの想いを詰め込み、3rdアルバム「『2012』」を発売した。このアルバムは、たとえ世界が終わろうとも、生きることを諦めない人達の唄と物語がリンクしたコンセプト・アルバムだった。2013年、もちろん世界は終わっていないが、アルバムの物語の中で登場したおばあさんはこう語っていた。「世界が終わらなかったことがハッピーエンドではないのよ。美しい世界を取り戻すにはとても時間がかかるの」。  この状況は、今の日本に少し似ているような気がする。2011年に我々を襲った“悲しみ”は、今もなお続いている。あの日、多くの日本人がそうしたように、yasuもまた、自分の人生や生きる意味を考えたのだ。「音楽しかやってこなかったし、音楽しか出来ない。もしも自分の作った音楽で誰かが笑顔になるなら、音楽を一生懸命やろう」と。  Acid Black Cherryのようなアーティストとなると、ファンはアリーナクラスなど、大きな会場でなければライブチケットの入手が困難になってしまう。それが故に、全国津々浦々のホール会場を巡ろうとすると、膨大な時間と労力を必要として楽曲制作が遅れてしまう。そんな“成功のジレンマ”に悩んでいたという。しかし、Project『Shangri-la』では、その両面を平行することをチャレンジしたのだ。  Project『Shangri-la』として新作シングルのリリースをしながら、日本全国を5ブロック(北海道・東北、北陸・甲信・東海、関西・中国、関東、四国、・九州・沖縄)・5期間に分け、2013年8月から2014年6月までの約10ヶ月、全国都道府県をライブで駆け巡り、追加アリーナ公演を含み18万人を動員した。コンサート前後には『Shangri-la Meeting』として、各県のラジオ局やテレビ局の番組公開収録、yasuとのハイタッチ会などファンと触れ合えるイベントも実施している。  ツアー後、昨年10月には『密会』と題して、Twitterやオフィシャル・ブログなどで突如URLが告知され、1時間限定でYouTubeにて告知動画を公開することで、新作アルバム『L-エル-』の発表を行った。時間限定公開でありつつも、ハッシュタグが設定されていたことで、Twitter上でのコメントの盛り上がりはトレンド化し、熱量はどんどん高まり伝染していった。  そしてこの冬は『Shangri-la Museum』として、Project 『Shangri-la』の思い出を蘇らせる、もう一つのツアーが全国を巡回した。各地のイオンモールを無料イベントの会場として、実際に全国ツアーで着用した衣装を展示したのだ。ライブステージで組んだセットの一部を再現したミニステージで、記念撮影が可能となっていたことも見逃せない。  ここには重要な“プロモーション要素”が込められているのではないかと個人的には思う。世間一般的には、J-POPシーンにおけるCDセールスの減少、予算削減など、音楽アーティストが全国をくまなく巡るツアーは減っていると言われている。と、同時にプロモーション施策なども、ネットの進化もあり配信やヴァーチャルな企画など代替え案に変えられてきた現状は否めない。しかし、Acid Black Cherryは信念で全国都道府県ツアーをシングル作品のリリースとともに工夫を重ねてやり遂げたのだ。“自ら全国のファンに会いにいくこと”。こういった意義ある地道な試みは、必ずや今後の結果としてあらわれてくるだろう。2月25日にリリースするこだわりの新作アルバム『L-エル-』への期待が高まるばかりだ。Acid Black Cherryが評価されていることには意味があるのだ。 (文=ふくりゅう(音楽コンシェルジュ/Twitter)) ■リリース情報 『L-エル-』 発売:2月25日(水) 01. Round & Round 02. liar or LIAR ? 03. エストエム 04. 君がいない、あの日から… 05. L-エル- 06. Greed Greed Greed 07. 7 colors 08. ~Le Chat Noir~ 09. 黒猫 ~Adult Black Cat~ 10. versus G 11. 眠れぬ夜 12. INCUBUS 13. Loves 14. & you 4th ALBUM「L-エル-」Special Site ■関連リンク facebook オフィシャルサイト twitter youtube オフィシャルブログ