「これをやっちゃったらこの番組、コンセプト大丈夫?」 南海キャンディーズ山里亮太は、慌てふためいて叫んだ。 『ミレニアムズ』(フジテレビ系)の人気コーナー「カスママ」に訪れた、ゲストの柳原可奈子とのやりとりの一幕だ。 『ミレニアムズ』は2014年10月から始まった番組。オードリー、ウーマンラッシュアワー、ナイツ、流れ星、山里という、2000年デビューのお笑い界の精鋭たちを集めたユニット番組だ。 フジテレビのユニット番組といえば、『オレたちひょうきん族』までさかのぼる。以降、ダウンタウンやウッチャンナンチャンを輩出した『夢で逢えたら』、後の『めちゃ×2イケてるッ!』へとつながる『とぶくすり』、キングコング、ロバート、インパルス、ドランクドラゴンらの『はねるのトびら』、ピース、ハライチ、平成ノブシコブシなどの『ピカルの定理』と伝統は受け継がれてきた。『ミレニアムズ』も、この流れに続く番組だ。これらのほとんどは若手芸人の登竜門的番組だったが、『ミレニアムズ』のメンバーの多くは、すでに他番組などで実績のある、いわば“できあがった”芸人たち。だからこの番組では、これまで彼らが築き上げてきたキャラクターを生かしたコーナーが多い。それは『ミレニアムズ』の見やすさという長所でもあるが、既視感という短所もはらんでいる。 特に番組で強調されているのは、彼らの「卑屈」キャラだ。彼らは、上が詰まっているテレビ界の状況も相まって、“売れる”まで時間がかかっている。だから、妬み、嫉み、ひがみを募らせてきた。中でも、山里、オードリー若林正恭、ウーマンラッシュアワー村本大輔はその筆頭である。前述の山里がパニックを起こしたコーナーは、そんな3人がそれぞれ、にゃんちゅう(山里)、なべこ(若林)、オーサワ(村本)という番組ADの“3人娘”に扮し、行きつけのゲイバーを訪れるというコーナー。ホスト(ホステス)役のカスママに扮しているのは、「卑屈」とは対極にいるオードリー春日俊彰だ。 1月31日の放送で、カスママの店に訪れたゲストは柳原可奈子だった。柳原といえば、人間観察を通じたナナメ目線のコントを得意とする女芸人。いわば、山里たちと近いタイプと目される芸人だ。だが、柳原はカスママを前に正直な心境を吐露する。 「『柳原さん、もっとナナメの目線ください。もっと意地悪な目線ください』みたいな。……疲れちゃった(笑)」 「これは結構な爆弾だぞ!」「相撲取りがこれ以上太りたくないですって言ってるのと同じだよ」とおののく3人娘たち。すると、柳原は矛先を『ミレニアムズ』に急転換させる。 「あの番組のメンバーって、『卑屈』みたいな感じで言われてるじゃないですか。(略)そんな毎日毎日、卑屈なわけじゃないと思うんですよ。すごく、“あ、空が綺麗だな”って思う日もあると思うし、たくさんの人と楽しく飲みに行く日もきっとあると思うんですよ」 「そうそう」とうなずく若林、あたふたしたリアクションをとる山里、固まる村本。 「だけど、そういうふうに卑屈ばっかり求められて、絶対あいつら“卑屈疲れ”してると思うんですよ(笑)」 この柳原の発言に対し、春日は「アハハハハ!」と大笑い。そして3人娘は、三者三様のリアクションを見せる。山里は「ダメだよ、この船に乗ったら『ミレニアムズ』は終わるかもしれない。この船に乗っちゃダメ!」と大慌て。村本は「今、その船、涙で水没しそうになってる」と俯瞰してつぶやく。若林は「一回、船、ぶっ壊してみようよ」と不敵に笑う。 彼らが卑屈であることは間違いない。だが、番組としてパッケージにされたとき、「卑屈キャラ」という窮屈なものに変わってしまう。たとえば「ハロウィン」は、卑屈に生きる人にとっては格好の攻撃対象だ。だが、「ハロウィン仮装する人をイジっちゃうってことが、ナナメ側からしたら王道過ぎる」と若林が言うように、ハロウィンをことさら攻撃する人に違和感を抱くのもまたナナメ目線で生きる人にとっては必然だ。いまや若林は「卑屈キャラ」を演じる自分たちにも、ナナメの目線を向けてしまうのだろう。 だから、かたくなに「卑屈」キャラを守る山里に、若林は言う。 「まだそこなんだ?」 と。それに対し、山里は「本人先頭走ってると思ったら、周回遅れだったってこと?」とショックを受けつつも、「まだそこと戦っていきたい」と宣言する。 山里も若林も村本も、その卑屈さのレイヤーは当然さまざまだ。番組でパッケージされた「卑屈キャラ」というカテゴライズにそれぞれのナナメ目線で抗うことこそ、卑屈キャラの真骨頂であるはずだ。その“枠”からはみ出す部分にこそ、人間味が表れるのだ。 「ナナメの夜明けだ!」 若林は興奮気味にそう語った。「ついにこの時代が来たか」と。“できあがった”芸人たちのユニットだから、これまで“壊す”ことができなかった。だが、逆に言えば“できあがった”からこそ、“壊す”ことも可能なのだ。その時こそ、新しい何かが生まれるはずだ。 いよいよ『ミレニアムズ』が、真の意味でスタートラインに立ったのではないだろうか。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) ◆「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから『ミレニアムズ』フジテレビ
日別アーカイブ: 2015年2月7日
薄顔・個性派美人の多部未華子にまさかの整形疑惑が浮上
4月からスタートする主演ドラマ『ドS刑事』(日本テレビ系)のPRに際して、5日、『ZIP!』(同)に出演した女優の多部未華子(26)に、まさかの整形疑惑が浮上している。 不自然な顔の変化により整形疑惑を立てられる女性タレントが多い中、多部はそんな疑惑と無縁のナチュラル系女優として人気を集めていた。しかし、涼しげな奥二重でナチュラルな魅力が持ち味の彼女であったが、同番組出演時には以前よりも目がパッチリ、鼻筋もスッと整って小鼻が縮小した印象で、全体的に派手な顔つきに見えたことから疑惑が急浮上。ネット上では「そのままの多部ちゃんがかわいかったのに」と落胆の声が大半を占めているが、「メイクが濃いだけでしょ」「役に合わせて素朴じゃないメイクにしてるだけ」と否定する声もあり、意見が分かれている。 つづきを読む(『ドS刑事』公式HPより)
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図らずも、泣きそうになる ― 28歳、義足の美術家・片山真理が自らを葬る作品展が与える感動!
続きは【トカナ】で読む![]()
28歳、義足の美術家・片山真理が自らを葬る ― 図らずも泣きそうになる作品展
【不思議サイトトカナより】
昨年12月18日より、恵比寿のアートスペース「TRAUMARIS」で開かれている美術展が話題になっている。片山真理の「you're mine」だ。
片山は今年28歳になる美術家だ。昨年はNHK、Eテレの「バリバラ」で「義足アーティスト」として紹介され、ハウス加賀谷主演のドラマ「悪夢」に出演するなど、活動の幅を広げている。そのため、すでにご存じの方もいるだろう。
高校生だった2005年に群馬青年ビエンナーレで奨励賞を受賞。美術家としてデビューする以前から、片山は幼い頃に先天的な病で切断を余儀なくされた足、そして義足を身につける自分をモチーフに作品を作り続けてきた。それらはさながら彼女のポートレートだ。
続きは【トカナ】で読む
シェネルの歌は人を幸せにする? “ラブソング・プリンセス”が支持を広げる理由


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関ジャニ∞・村上信五、“ポスター売り切れ”事態に「オレだけみんなの5分の1ちゃう?」
「ニキビ体験談」動画がこれまでで一番アイドルしてるという事実
1月19日から放送されている求人情報サービス「an」のCMで、きゃりーぱみゅぱみゅと共演している関ジャニ∞・村上信五。これまできゃりーが出演していた同CMに新メンバーとして加入した形だが、村上はファーストフード店員や教師風の衣装を披露。ネット上でも「村上くんの『an』のコスプレかわいい」「きゃりーだけだと物足りなくなった」「いろんな村上くんが見られて好き」などと、ジワジワ評判になっているようだ。
関ジャニ∞ではメンバーとともに出演しているテレビ番組以外にも、個人で『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)、『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』(関西テレビ)に出演中の村上。2010年には、念願がかなってニキビケア化粧品「プロアクティブ」のCMに単独で出演を果たしており(既報)、同社のHPでは現在も村上が「ニキビ体験談」を語る動画が配信されている。
神田沙也加がバイト経験の告白で好感度上昇中「したたかさは聖子超え」との声も
歌手で女優の神田沙也加が1月23日、スタイルブック『Dollygirl』(宝島社)を発売した。同書には父・神田正輝との貴重な2ショットが収められているが、母・松田聖子の写真は1枚もない。このことを理由に、「親子間に確執があるのでは?」と話題になっている。 そんな中、5日には『櫻井有吉アブナイ夜会』(TBS系)に出演。高校卒業後の1年半にわたって芸能活動を休止し、その間に懐石料理店でアルバイトをしていたことを明かした。働いて賃金をもらうという労働の実感を得ることが目的だったといい、ネット上では「親の七光りだと思ってたけど印象が変わった」「本当にしっかりしてるな」など沙也加を称賛する声が上がっている。また昨年8月には、活動休止に激怒した聖子に給料を凍結され、毎日カップ焼きそばで過ごしていた時期があったとも報じられている。国民的アイドルの2世らしからぬエピソードに事欠かない沙也加について、芸能記者はこう話す。 「トークスキルが高く、親近感を抱かせる振る舞いもうまいですね。以前、沙也加の会いたい人が登場するという企画のテレビ番組において、かつて聖子とウワサになった郷ひろみの『逢いたくてしかたない』が流れた際には、それまで以上に明るく振る舞い、周囲からツッコミが入らないようガードしていたことも。その対応のこなれっぷりは、さすが2世と感じさせるものでした」 明るく気どらない性格で、メディア露出のたびに好感度が上昇している沙也加だが、実は神経質な面もあるという。 「例えばTwitterでは、気に入らないユーザーはすぐにブロックしているようですし、一般ユーザーが投稿した自分への批判ツイートを謝罪の言葉とともにリツイート(拡散)し、素直に謝っているように見せかけて、公開処刑をする……なんてこともありました。そんな一面を、テレビなど対お茶の間メディアでは決してにおわせず、“いいお嬢さん”というイメージを高めているあたり、『したたかさは聖子を超えている』と業界では評判です」(同) 沙也加は現在、個人活動と並行して、交際が噂されるギタリスト・Billyとのユニット「TRUSTRICK」に力を入れている。1月31日には、ニューアルバム『TRUST』の発売記念イベントを池袋サンシャインシティで行い、成功を収めたばかりだ。 「TRUSTRICKの活動や作品は、オタクでゴスロリ好きという沙也加のもともとの趣味が反映されていますね。楽曲はアニソン的なオタクっぽさを感じさせるものも多く、広く支持されるタイプのJ-POPではないものの、『アナ雪』効果に乗じて注目を集めています」(音楽雑誌記者) TRUSTRICKとしては全国ツアーを控え、ディズニー新作映画『イントゥ・ザ・ウッズ』も日本宣伝ナビゲーターもつとめている沙也加。『アナ雪』の公開から1年以上たっても勢いが衰えない理由は、そのしたたかさなのかもしれない。 (文=原龍二)『Dollygirl』(宝島社)



