6日放送の『解決!ナイナイアンサー』(日本テレビ系)に出演した元フジテレビアナウンサーの有賀さつきに、批判が殺到している。 2002年に13歳年上のフジテレビ局員のW氏と“デキ婚”するも、4年後に離婚した有賀だが、同番組で「仮面夫婦だった」と告白。実は妊娠発覚直前に破局しており、「刑務所に入るつもりで結婚しよう」という心持ちで入籍したという。 有賀は当時を振り返り、「(子どものために)家の中でも、外でも仮面だった」「子どもがいなかったら、ずっと独身だったかも」などと発言。夜の営みについて聞かれると、「気持ち悪いこと言わないでください」と顔をしかめ、「結婚していたという実感が、いまだにない」と語った。 さらに同番組では、女優の田中律子も13年にわたり仮面夫婦生活を送っていたと告白。衝撃告白の数々に、共演者の北斗晶は「これ聞いたら、自分のせいで大好きなお母さんが人生無駄にしたのかなって、子どもはショックじゃないかな」とコメント。同様にネット上でも、「こんなことを公共の電波使ってベラベラ話されるなんて、子どもがかわいそう」「子どもを悲しませてまで、テレビに出たいのか?」「自分のことしか考えてない。最低な母親」「どうか、有賀さんのお子さんが見ていませんように」など、批判が相次いでいる。 「夫から『女として見られない』と宣告され、結婚から2年後に仮面夫婦生活が始まった田中には、ちらほらと同情の声が寄せられる一方で、最初から心が離れていた有賀には、バッシングが殺到している。 最近は、『ナイナイアンサー』や『私の何がイケないの?』(TBS系)、『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)など、ぶっちゃけ系トーク番組が増加。下火のタレントが出演することも多く、久々のテレビ出演にリップサービスが過ぎることも。そのため、時に好感度が暴落し、その後の仕事に致命傷を与えるケースも珍しくない。その代表格が、昨年、背中の巨大タトゥーをテレビで披露した美奈子。『子どもがかわいそう』と大バッシングを受け、テレビ出演のオファーが激減してしまいました」(芸能ライター) 大炎上中の有賀だが、今回の暴露は今後、吉と出るか? それとも……?有賀さつきオフィシャルブログより
日別アーカイブ: 2015年1月7日
韓国でも始まった“喫煙者狩り” 大幅値上げ&全面禁煙で悲鳴続々!「まるで生き地獄」
物価が高騰する韓国でまたひとつ、大きな価格変動が起きた。今年1月1日から、タバコの価格が大幅に値上げされたのだ。これまでは国産タバコ1箱当たり2,500ウォン(約250円)だったが、1日から国産・海外産問わず全商品2,000ウォンの値上げ。1箱2,700ウォンだったメビウスも、4,700ウォンとなった。マクドナルドのビッグマック(4,100ウォン)や、庶民が好んで食べるジャジャン麺の平均価格(4,000ウォン)よりも高くなったことで、喫煙者たちの間では大ブーイングが起きている。 もっとも、韓国政府がタバコの値上げを正式に決定したのは2カ月前の昨年11月末。以来、タバコが飛ぶように売れ、釜山のとあるコンビニでは12月10~16日までの1週間で、タバコの売り上げが前月よりも42.8%増加したという。カートンでのまとめ買いも多く、在庫切れとなった小売店も多かった。こうした事態を想定して、政府は値上げ前に起こる不当なタバコ買い占め行為を防止しようと、罰金を設けて卸業者や小売店を取り締まったが、それがかえって逆効果にもなった。コンビニなどが個人の買い占めを防止しようと自主的に消費者への販売量を制限したことで、1箱しか売らないコンビニ店員に客が暴行を働いたり、買い占めに来た客同士でケンカになったりと各地でトラブルが発生。釜山警察庁によると、12月16日だけでタバコをめぐるトラブルで出動した回数が6回にも上ったという。 まさに、“タバコ戦争”といった様相だが、韓国の喫煙者たちの受難は値上げだけではない。1日からすべての飲食店が全面禁煙になったのだ。カフェなどでは禁煙席と分離した喫煙ブースも設けていたが、それも全面廃止。しかも、4月からは飲食店で喫煙して摘発されると、飲食店利用者には罰金10万ウォン、飲食店の事業主には170万ウォンの罰金も科せられるというのだから厳しい。もはや韓国の喫煙者たちにとっては、吸いたくても吸えない“生き地獄”となっているのだ。 ちなみに韓国の統計庁が昨年12月18日に発表した「社会動向2014」によると、成人男子の喫煙率は42.1%。女性の喫煙率は4.0%だという。年々減少傾向にあるようだが、OECD(経済協力開発機構)加盟国では2番目に高い数字だ。韓国の保健福祉部は今回の値上げで、2016年には成人男子の喫煙率が35%まで低下すると見込んでいるそうだが、果たして――。兵役に行った成人男子が最初に覚えるのがタバコともいわれているだけに、その見通しが少々甘いような気もするが……。イメージ画像(「Thinkstock」より)
安藤美姫が「娘の写真公開」で炎上、浅田舞が「豊胸疑惑」否定! 危なっかしい女性たち
浅田舞公式サイトより
編集S お正月気分もすっかり抜けちゃったけど、新年早々、元フィギュアスケート選手・安藤美姫が炎上してたらしいじゃない? うちのばあちゃんさ、年取って力がなくなったから餅をちっちゃく切る傾向があるのよ。だから餅10コ焼きながらニュース見てただけだから事態を把握してないのよ。しいちゃん、詳細を教えてよ。
しいちゃん 1月1日に自身のInstagramで娘のひまわりちゃんと交際中のフィギュアスケーター、ハビエル・フェルナンデス選手との3ショットを公開した件ね。安藤は2013年8月に開いた出産後初となる会見で娘の写真について「日本はちゃんと安全な国と言われても、今は誘拐とか知らないところで殺人なんてこともあります。そういったことから守りたいので顔は伏せています。母親としてのお願いです」と発言していただけに、ネットでは、「公開しないんじゃなかったの?」「話題づくり」「自分中心」と批判を浴びてた。
「お騒がせ人物」を貶めて溜飲を下げるよりも。
(イラスト/別珍嘆)
新年あけましておめでとうございます。今年も本コラムを何卒よろしくお願い申し上げます。
◎年末恒例「お騒がせ人物」
さて、大晦日。年越し蕎麦を手繰りながらテレビを見ていると、「今年世間を騒がせた人々」を続々と紹介する番組が放映されていた。STAP細胞の小保方晴子氏。ゴーストライター騒動の佐村河内守氏。号泣会見の野々村竜太郎元県議などなど。
不正や犯罪行為を暴かれた人々の、もはや見慣れた謝罪・弁明の映像を受けて、お笑い芸人たちが各位の特徴を容赦なくいじる。相づち要員であるタレントたちも、台本の指示通りに無邪気に笑う。さらに笑い声を増すサウンドエフェクトとテロップが加わり、バラエティー独特の賑やかし演出が誇張される。
ピース・綾部祐二「好感度低い芸人」の面目躍如!『イロモネア』でコンビ間格差くっきり……
5日放送のバラエティ特番『ウンナン極限ネタバトル ザ・イロモネア 笑わせたら100万円SP』(TBS系)で、お笑いコンビ・ピースの“好感度格差”が浮き彫りとなる一幕があった。 同番組は、芸人がランダムに選ばれた観客5人を、1分以内に笑わせようと試みるチャレンジ番組。トップバッターとして登場したピースは、100万円獲得一歩手前まで、順調に駒を進めた。 チャレンジでは、又吉直樹が「おばあちゃん~、生き返れ~。おばあちゃん~、生き返れ~」「二次会行く人~。二次会行く人~」など、無表情で独特な世界観のギャグを披露し、大きな笑いを誘った。一方、綾部祐二は、「競歩してるだけですけど、よかったら笑ってくださ~い」をはじめ、コミカルな表情や動きを駆使した、勢いのあるギャグや物ボケを連発。しかし、スタジオは微妙な空気に包まれ、選ばれた5人もほとんど笑わなかった。 これには綾部も、「私が出る時、(客が笑わないように)クローズされてます?」などと、自虐発言を繰り返した。 「よしもと男前ランキング」で殿堂入りを果たすなど、イケメン芸人として知られる綾部だが、約2年前に関与が発覚したペニオク事件がきっかけで、好感度が急下降。昨年11月放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)では、「好感度低い芸人」として登場し、自虐ネタを連発したが、きっかけとなったペニオク騒動には一切触れず。それが逆に、タブー感を漂わせた。 一方、相方の又吉はここ最近、『オイコノミア』(Eテレ)、『ミライ☆モンスター』(フジテレビ系)などのレギュラー番組や、CM出演など、ピン仕事が増加。さらに今月7日発売の「文学界」(文芸春秋)では、中編小説「火花」で純文学デビューを果たし、その多才ぶりが注目されている。 「かつて甘いマスクとトーク力が人気を博し、ペニオク騒動前には、連ドラ主演も務めた綾部ですが、現在はピンでのレギュラーはゼロ。熟女好きキャラも飽きられ、又吉との差は開くばかりです。しかし、綾部の番組進行能力は、業界で『フットボールアワー・後藤輝基と並ぶほど』との声も。不祥事さえなければ今頃、レギュラー司会の1つや2つくらい、務めていたのでは?」(制作会社関係者) ピースの好感度格差が縮まる日は、今後訪れるだろうか?
「年内には離婚か」すれ違う早乙女太一・西山茉希の夫婦仲
6日に放送された『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に出演した西山茉希(29)が、夫である早乙女太一(23)についての不満をぶちまけた。 2013年に早乙女との子供を妊娠し結婚した西山は、同年、第一子となる女児を出産。しかし、交際中に早乙女のDV疑惑が報じられたこともあり、結婚した現在でも夫婦仲を疑われることが多いと、番組では自ら話した。DV疑惑の証拠としてスクープされた早乙女が西山を小突く写真についても「こんなに人間の首曲がるんだ(と思った)」と話し、あっけらかんとした様子を見せる西山。彼女は結婚後も数ある週刊誌報道を見ているようで、「結婚してると思ってるのが(私たち)2人だけ」とおどけてみせた。 終始明るく語っていた西山だが… つづきを読む(西山茉希Instagramより)
表情はオバサンなのに!? 「パリス・ヒルトン史上最高にセクシーな写真」が話題に
パリスのインスタグラムより
「世界的ホテルチェーン、ヒルトンホテル創業者一族の令嬢」という生まれながらのセレブで、見事なまでのナルシスト&ワガママ娘として2000年代前半に人気を博したパリス・ヒルトン。05年には銀幕デビュー、06年には歌手デビューを果たしたもののどちらも不評で、「パリスが最も適している職業はセレブ」「レッドカーペットでドヤ顔さえしていればいい」と言われるようになった。日本を含むアジアでも絶大な人気を誇り、世の中を舐めきったような微笑みで、多くのファンを魅了。しかし、07年に飲酒運転で有罪となり、保護観察を受けている際に免許停止中なのに運転をし、収監されてから人気は低下。11年には「お騒がせセレブとして、キム・カーダシアンに抜かれた」と言われるまで低迷するようになった。
とはいえパリスは我が道を進み、「ゴージャスなセレブライフ」をインスタグラムなどで披露。また12年にDJデビューを果たした際には、散々な腕前で酷評されたにもかかわらず、本人はイケると確信し、DJ活動に力を入れるように。多くの客を呼び寄せ、喜ばすことができるパリスは1億円以上の報酬を得ているとも報じられている。
「怖いもの見たさ」を刺激する、TBS『クレイジージャーニー』の“煽りすぎない”衝撃映像
東洋一のスラム街と呼ばれるフィリピンのトンド地区に潜入し、そこを歩いていると銃声のようなものが何度も鳴り響いた。 「おちょくられてるか、威嚇されてるんじゃないですか?」 怯える番組スタッフに、取材者は事も無げに笑みを浮かべて言う。 スタジオでそのVTRを見ていたバナナマン設楽統は、思わず「お正月にこんなの見たくないよ!」と叫んだ。 2014~15年の年末年始番組で最も強烈なインパクトを与えた番組のひとつが、このVTRが放送された『クレイジージャーニー』(TBS系)だろう。出演者は設楽のほか、ダウンタウン松本人志、小池栄子。演出は、『水曜日のダウンタウン』(同)でもディレクターを務める横井雄一郎である。 独自の視点で世界を巡る狂気の旅人がスタジオに集結し、「自分じゃ絶対行かないけど、見てみたい!」と思えるような旅の体験を語ったり、その映像を見るという“伝聞型紀行バラエティ”だ。 冒頭のスラム街に潜入したのは、「危険地帯ジャーナリスト」の丸山ゴンザレス。その肩書からもうヤバい。世界中の治安の悪いエリアやスラムに足を運び、底辺に住む人々の生活や犯罪事情など、命がけの取材でその実態に迫るジャーナリストだという。 「死にそうになったことは?」という問いに、インドのベナレスに行ったときの話を語りだしたゴンザレス。「そこに、ちょっと麻薬の市場調査に行ったんです」と。松本は「ちょっと行くようなところじゃない」とツッコむが、丸山は「ちょっと気になったんで」と笑う。そこで現地のジャーナリストと落ち合う予定だったのだが、連絡が取れず、仕方なく一人で取材を続行して帰国すると、実は現地のジャーナリストは合流する直前に殺されていたのだとサラッと明かす。 ちなみにゴンザレスという名前は、もともと旅仲間の名前。「ちょっと逮捕されてしまった」から“襲名”したという。 「ゴンザレスさん、全部“ちょっと”で済ますから」 と、さすがの松本も笑うしかなかった。 フィリピンのトンド地区は、規模の大きさや貧しさから「東洋一」といわれるスラム街。なぜそんな危険なところに行くのかと問われたゴンザレスは「好奇心ですよね。怖いもの見たさが先に立つ」と答える。 「スラムがどんな場所で何があるのか、肌で感じたいし、目に入るものすべて押さえたいですよね。あとは家の中ですよね。どんな人が住んでいてどんな部屋なのか内部に入り込みたい」 そんな決意を持って、同行した番組スタッフの「大丈夫ですか?」という不安げな言葉にも「大丈夫、大丈夫」と明るく答えながら、どんどんスラム街に足を踏み入れていく。インフラが壊滅した町並み、残飯を集め調理し販売している人々、異臭を放つゴミの山、そのゴミ山の中に建つ家、そこでビニール袋の中身を吸う子ども……。カメラは、ショッキングな光景を次々に淡々と映し出していく。 そこで、一軒の家に入っていく。天井が低く、床も壁も頼りない家。3畳のスペースに、9人もの人が住んでいるという。そんなスラムの家屋事情を住民に取材中、突如、カメラが大きく揺れた。何事かと振り返ったカメラが、家の外に立つ若者の姿を捉えた。その若者は、撮影していた番組スタッフのお尻のポケットから携帯電話を盗もうとしたのだ。若者は悪びれた様子もなく、少し照れくさそうに笑う。その笑顔が妙にリアルだった。 ゴンザレスはなおも「全然スラムの闇の部分に触れられてないんですよ。その辺を調べてみたいなと思いまして。犯罪とか、違法性のあるそういう仕事をしてる人を調べてみたい」と、臓器売買をしたことがあるという男にたどり着く。入院費が払えず、腎臓を売ったというその男は、なんとそれを医者に薦められたというのだ。 さらに、銃密造現場にも潜入。ただし、あまりに危険なため、番組スタッフとは別れ、ゴンザレスは一人ガンマニアを装い、裏社会に精通しているという現地人15人を経由し、銃密造現場の案内人と合流。小池が思わず「現実とは思えない」とつぶやく、衝撃的な映像を撮影することに成功したのだ。 番組ではさらに神秘の光る山を激写する『奇界遺産』(エクスナレッジ)の佐藤健寿、かつて『情熱大陸』(TBS系)などでも大きな話題を呼んだ自然と戦うサバイバル男・服部文祥、北朝鮮の内部映像を発信する石丸次郎が、ゴンザレスに負けず劣らずのエピソードや映像を紹介していく。 この手の番組は、とかくえげつなさが強調されがちだ。だが、この番組はセンセーショナルな煽りもなく、丁寧な編集と絶妙な距離感を保っているため、見ていてストレスも不快感もほとんどない。“モニタリングの天才”設楽や、生きた虫を食べることも厭わない行動力を持った小池、そして冴えわたるコメント力で重苦しさを吹き飛ばす松本という、3人のバランスが抜群なのもその要因だろう。クレイジーなものを真っ当な演出で見せる。それが、たとえ「こんなの見たくない」と思っていても、心の奥の「怖いもの見たさ」という欲望を刺激し、画面に釘付けにさせるのだ。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) ◆「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから極バラ『クレイジージャーニー』 | TBSテレビ
永山絢斗、野村周平、EXILE勢が躍進もジャニーズ低迷!2014年の若手イケメン俳優
イケメン俳優の爆発的ブームも落ち着きを見せているが、毎クールのように新たな若手俳優が登場する状況は続いている。そこで、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)などドラマ評論で活躍するライター・成馬零一に、2014年に躍進した若手イケメン俳優ベスト5を選出してもらった。
『Blue』(ワニブックス)
1位 永山絢斗
瑛太の弟としても知られる永山絢斗は、『モザイクジャパン』(WOWOW)、『聖女』(NHK)、『ごめんね青春!』(TBS系)と、何より出演作に恵まれていた。どの役でも、女にモテたが故に人生がボロボロになっていくというヤリチンの悲哀を体現していて、これぞ、イケメン俳優という感じである。おそらく映画『ふがいない僕は空を見た』で主婦とのコスプレセックスにおぼれる高校生を演じたことがきっかけだろうが、こういう役のオファーが続くというのは実に幸福なことだ。
2位 福士蒼汰
福士蒼汰は、かつての三浦春馬が体現していたような、中高生にとっての王子様枠にはまりつつある。『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)でドラマ初主演を果たし、昨年の『あまちゃん』(NHK)で主人公のアキ(能年玲奈)のあこがれの先輩・種市浩一で全国的にブレークし、すでに一般的な知名度は確立していたが、イケメン俳優としてワン&オンリーの破壊力を見せたのはなんと言っても『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)での綾瀬はるか演じるOLの年下恋人・田之倉悠斗の一途な姿だろう。理想のイケメンを演じ、アラサー女性層のハートもガッチリつかんだ。女性の欲望に応えることに特化するあまり、本人の所在が感じられないのは少し気になるが、自分を出さずに王子様に徹することができるのもまた才能だろう。もうしばらくはこの、壁ドン王子様路線は続きそうだ。
3位 東出昌大
杏との婚約が発表された東出昌大は、映画『桐島、部活やめるってよ』では、主演の神木隆之介に完全に食われてしまい損な役回りとなってしまったが、その後、着々とキャリアを積み重ね、杏の夫・西門悠太郎を演じた朝ドラ『ごちそうさん』(NHK)で大ブレーク。杏の父親・渡辺謙と共演した、オムニバスドラマ『おやじの背中』(TBS系)の山田太一脚本『よろしくな。息子』も素晴らしかった。とはいえ、イケメン俳優とするには、高身長と朴訥としたアルカイックスマイルは少し不気味なところもある。映画『寄生獣』では、そんな東出ののっぺりとした笑顔を生かし、イケメンと思ったら頭がパックリ割れて怪物になるという悪夢のようなシーンがあるが、これを東出は生き生きと演じていた。
4位 斎藤工
斎藤工は『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)で、上戸彩演じる主婦と不倫する生物教師役でブレーク。俳優としてのキャリアは長く、今までは脇役を演じることが多かったが、今後は主演クラスの役をゴールデンで演じることも増えていきそうだ。魅力はスーツの下に隠された色気のある野蛮なボディ。西島秀俊に続く、色気のある肉体派アクション俳優としても期待できる。
野村周平写真集 『side』(ワニブックス)
5位 野村周平
『僕のいた時間』(フジテレビ系)で三浦春馬の弟役として、人の気持ちが理解できない医大生・澤田陸人役で注目され、『若者たち2014』(フジテレビ系)の四男・佐藤旦役でブレークした野村周平。恋人に裏切られた哀しみからリベンジポルノをネットに投下する場面の表情は今でも忘れられない。永山絢斗とは真逆の、思春期の悩みをこじらせたイケメン童貞役を演じられる貴重な俳優だ。
【総評】若手ジャニーズが低迷、隙間産業にEXILEが躍進
すでに評価が定まっている小栗旬、三浦春馬、向井理などはあえて外して、できるだけフレッシュな顔ぶれを選んだが、思った以上に層が厚いと感じた。池松壮亮、窪田正孝、本郷奏多も迷ったが、映画ではすでにキャリアを確立していると考えて、あえて除外した。
バランスを取ってジャニーズ事務所の俳優も入れようかと迷った。『軍師官兵衛』(NHK)のV6・岡田准一、『プラトニック』(BS‐NHK)のKinKi Kids・堂本剛、『HERO』(フジテレビ系)のSMAP・木村拓哉、『ごめんね青春!』の関ジャニ∞・錦戸亮が役者としてネクストステージに入ったことは明らかだが、それはあくまで彼ら個人の俳優人生の問題で、また全員が30代以上のため、除外した。しかし、それ以外の役者と考えると、どうにも関ジャニ∞以降の10~20代前半の俳優がイマイチ育ってないという層の薄さが明らかになる。そんな中、山田涼介(Hey!Say!JUMP)や中島健人(Sexy Zone)の今後は期待できるが、イマイチ作品に恵まれてない。どうにもジャニーズ系の若手俳優は厳しい状況が続いている。
また、見逃せないのがEXILE系の躍進だ。ベテランでは『GTO』(フジテレビ系)のAKIRA、『ビンタ!』(日本テレビ系)の松本利夫などは、イケメン俳優が演じられない肉体派のヤンキー出身の青年を演じ、じわじわとパイを奪っている。中でも今後が期待できるのは『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)、『水球ヤンキース』(フジテレビ系)に出演した劇団EXILE出身の鈴木伸之。あの憎々しい笑顔のイジメっ子役は今後も需要があることだろう。
若手が育たないジャニーズが劣勢となり、福士蒼汰たち新世代のイケメン俳優(そのほとんどが特撮か朝ドラを経由している)がメインストリームで活躍する中、EXILE勢がじわじわと進出し隙間産業化していったのが、2014年のイケメンドラマをめぐる状況だったと言えよう。
(成馬零一)
永山絢斗、野村周平、EXILE勢が躍進もジャニーズ低迷!2014年の若手イケメン俳優
イケメン俳優の爆発的ブームも落ち着きを見せているが、毎クールのように新たな若手俳優が登場する状況は続いている。そこで、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)などドラマ評論で活躍するライター・成馬零一に、2014年に躍進した若手イケメン俳優ベスト5を選出してもらった。
『Blue』(ワニブックス)
1位 永山絢斗
瑛太の弟としても知られる永山絢斗は、『モザイクジャパン』(WOWOW)、『聖女』(NHK)、『ごめんね青春!』(TBS系)と、何より出演作に恵まれていた。どの役でも、女にモテたが故に人生がボロボロになっていくというヤリチンの悲哀を体現していて、これぞ、イケメン俳優という感じである。おそらく映画『ふがいない僕は空を見た』で主婦とのコスプレセックスにおぼれる高校生を演じたことがきっかけだろうが、こういう役のオファーが続くというのは実に幸福なことだ。
2位 福士蒼汰
福士蒼汰は、かつての三浦春馬が体現していたような、中高生にとっての王子様枠にはまりつつある。『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)でドラマ初主演を果たし、昨年の『あまちゃん』(NHK)で主人公のアキ(能年玲奈)のあこがれの先輩・種市浩一で全国的にブレークし、すでに一般的な知名度は確立していたが、イケメン俳優としてワン&オンリーの破壊力を見せたのはなんと言っても『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)での綾瀬はるか演じるOLの年下恋人・田之倉悠斗の一途な姿だろう。理想のイケメンを演じ、アラサー女性層のハートもガッチリつかんだ。女性の欲望に応えることに特化するあまり、本人の所在が感じられないのは少し気になるが、自分を出さずに王子様に徹することができるのもまた才能だろう。もうしばらくはこの、壁ドン王子様路線は続きそうだ。
3位 東出昌大
杏との婚約が発表された東出昌大は、映画『桐島、部活やめるってよ』では、主演の神木隆之介に完全に食われてしまい損な役回りとなってしまったが、その後、着々とキャリアを積み重ね、杏の夫・西門悠太郎を演じた朝ドラ『ごちそうさん』(NHK)で大ブレーク。杏の父親・渡辺謙と共演した、オムニバスドラマ『おやじの背中』(TBS系)の山田太一脚本『よろしくな。息子』も素晴らしかった。とはいえ、イケメン俳優とするには、高身長と朴訥としたアルカイックスマイルは少し不気味なところもある。映画『寄生獣』では、そんな東出ののっぺりとした笑顔を生かし、イケメンと思ったら頭がパックリ割れて怪物になるという悪夢のようなシーンがあるが、これを東出は生き生きと演じていた。
4位 斎藤工
斎藤工は『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)で、上戸彩演じる主婦と不倫する生物教師役でブレーク。俳優としてのキャリアは長く、今までは脇役を演じることが多かったが、今後は主演クラスの役をゴールデンで演じることも増えていきそうだ。魅力はスーツの下に隠された色気のある野蛮なボディ。西島秀俊に続く、色気のある肉体派アクション俳優としても期待できる。
野村周平写真集 『side』(ワニブックス)
5位 野村周平
『僕のいた時間』(フジテレビ系)で三浦春馬の弟役として、人の気持ちが理解できない医大生・澤田陸人役で注目され、『若者たち2014』(フジテレビ系)の四男・佐藤旦役でブレークした野村周平。恋人に裏切られた哀しみからリベンジポルノをネットに投下する場面の表情は今でも忘れられない。永山絢斗とは真逆の、思春期の悩みをこじらせたイケメン童貞役を演じられる貴重な俳優だ。
【総評】若手ジャニーズが低迷、隙間産業にEXILEが躍進
すでに評価が定まっている小栗旬、三浦春馬、向井理などはあえて外して、できるだけフレッシュな顔ぶれを選んだが、思った以上に層が厚いと感じた。池松壮亮、窪田正孝、本郷奏多も迷ったが、映画ではすでにキャリアを確立していると考えて、あえて除外した。
バランスを取ってジャニーズ事務所の俳優も入れようかと迷った。『軍師官兵衛』(NHK)のV6・岡田准一、『プラトニック』(BS‐NHK)のKinKi Kids・堂本剛、『HERO』(フジテレビ系)のSMAP・木村拓哉、『ごめんね青春!』の関ジャニ∞・錦戸亮が役者としてネクストステージに入ったことは明らかだが、それはあくまで彼ら個人の俳優人生の問題で、また全員が30代以上のため、除外した。しかし、それ以外の役者と考えると、どうにも関ジャニ∞以降の10~20代前半の俳優がイマイチ育ってないという層の薄さが明らかになる。そんな中、山田涼介(Hey!Say!JUMP)や中島健人(Sexy Zone)の今後は期待できるが、イマイチ作品に恵まれてない。どうにもジャニーズ系の若手俳優は厳しい状況が続いている。
また、見逃せないのがEXILE系の躍進だ。ベテランでは『GTO』(フジテレビ系)のAKIRA、『ビンタ!』(日本テレビ系)の松本利夫などは、イケメン俳優が演じられない肉体派のヤンキー出身の青年を演じ、じわじわとパイを奪っている。中でも今後が期待できるのは『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)、『水球ヤンキース』(フジテレビ系)に出演した劇団EXILE出身の鈴木伸之。あの憎々しい笑顔のイジメっ子役は今後も需要があることだろう。
若手が育たないジャニーズが劣勢となり、福士蒼汰たち新世代のイケメン俳優(そのほとんどが特撮か朝ドラを経由している)がメインストリームで活躍する中、EXILE勢がじわじわと進出し隙間産業化していったのが、2014年のイケメンドラマをめぐる状況だったと言えよう。
(成馬零一)







