矢口真里は「人をイラつかせる天才」!? “アヒル口”連発ブログは、籠城生活の弊害か

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吉澤ひとみオフィシャルブログより
 不倫騒動から1年5カ月ぶりに表舞台に復帰した矢口真里が17日、自身のブログを更新。投稿写真の矢口の表情が「古い」と話題になっている。  この日、元モーニング娘。の吉澤ひとみ、里田まい、misono、ロンドンブーツ1号2号・田村淳の妻・香那さんらとランチを楽しんだ矢口は、「素敵な時間を過ごしました 凄く楽しかったなぁ」と報告。さらに、ツーショットや集合写真など、数点を投稿した。  矢口は今月6日、約1年ぶりにブログの更新を再開。ここで自身の姿をアップするのは、これが再開後初となる。 「自然な笑顔を見せる里田や吉澤に比べ、矢口はアヒル口でピースをしたり、小顔効果のある“虫歯ポーズ”をしたりと、どれも不自然な“キメ顔”。これにネット上では、『顔にイラッ!』『アヒル口、うぜーー!!』といった書き込みが相次ぎ、『不倫を反省してない』『調子に乗ってる』という印象にまで発展。中には、『矢口は人をイラつかせる天才!』という、褒めてるのか貶しているのか分からない指摘も見られます」(芸能ライター)  また、今や「絶滅した」ともいわれる“アヒル口”だが、これを多用する矢口に対し、違和感を覚える人も少なくないようだ。 「自身のブログだけでなく、この日の吉澤や里田のブログでも、矢口は“アヒル口”を披露。これに、『ダサイ』『時間が止まってる』という声も。しかし、矢口は籠城生活中、テレビやネットをほとんど見ない時期が長くあったことを明かしている。もしかしたらメディア恐怖症の弊害として、“浦島太郎状態”に陥っているのかもしれませんね」(同)  いまだ、何をしても批判を浴びてしまう矢口。もうしばらくは、“アヒル口”を封印しておいたほうが賢明かもしれない。

死亡事故も発生! 活魚、靴、家畜……路上で頻発する「中国式略奪」とは

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Photo By kanegen from Flickr.
 「中国式哄搶(哄搶は略奪の意)」という言葉がある。主に、農民(村民)が、道路で事故を起こした貨物車両から積荷を奪い去る行為のことだ。  11月4日朝5時ごろ、9トンの新鮮な活魚を積載した大型のトラックが上海と昆明を結ぶ滬昆高速道路で横転し、生きた魚が道路上に散らばった。すると、どこからかウワサを聞きつけた付近の村民が、狂喜乱舞で魚を拾い始め、パニック状態に。警察が出動するまで負傷した運転手は放置され、2時間にわたって道路も寸断されることとなった。  また同日、江蘇省淮安市の高速道路では、総額1,800万円相当の靴を積んだ走行中のトラックが突如炎上。運転手によると、ただ見ているしかないほど火の勢いは強かったという。しかし、駆けつけた多数の村民たちは、炎の中から燃え残りの靴を持ち去り、ほどなく積み荷はキレイに消えてなくなってしまったという。  トラック事故に乗じた火事場泥棒的行為は、ネット上で「中国式略奪」と呼ばれており、枚挙にいとまがない。以前は果物や卵、食用油など実用的なものが中心だったが、最近では家電や豚、牛など大きなものも奪われることもある。また、悲劇も起きている。  9月1日には、江西省の高速道路で、唐辛子を積んだトラックが横転し、村民の餌食となった。しかし、高速道路上で略奪に参加していた70過ぎの老婆が、走行中の別のコンテナトラックにひき逃げされ、その後死亡。加害者の運転手は「あそこで止まったら、袋叩きにされるかもしれないと思って逃げてしまった」と証言している。  機に乗じて瞬く間に獲物に群がる人民の行動力。中国共産党が強権を振るうのも、彼らのこうした習性を恐れてのこと!? (文=牧野源)

中田英寿&柴咲コウ熱愛の“きな臭さ”を脱臭する、ヒデ父の意外な発言

<p> やっぱりね。石原慎太郎が「老兵は消えていくのみ」だなんて引退を示唆しながら、一転、今度は次世代の党の藤井孝男選対委員長の口から「出馬は間違いなし」なんて発言をさせた。本当にこの人は周囲をかき回して、その様子を見て悦に入るのが大好きらしい。日本のためにも有言実行、引退すればいいのに。</p>

【読者アンケート】「実は痩せてほしくないジャニーズタレント」は?

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【ジャニーズ研究会より】

 11月に入って、秋も深まるばかり。“食欲の秋”とばかりに、夏の厳しい暑さで失ったはずの食欲が戻った上に、寒さとともに代謝がダウンし、体のラインが気になってきたという人も多いのでは? 女性が体重やフェイスラインを気にするように、実物よりも大きく見えるテレビの世界に生きるジャニーズタレントも常に体型をキープするように気を遣っています。

 しかし、ジャニーズといえども、太りやすい体質なのか食事量の問題なのか、顔や体が“やや丸み”のあるアイドルもいます。「duet」2014年12月号(ホーム社)では、「やったことのあるダイエット法は?」という企画が組まれ、ダイエットに苦戦するアイドルたちのリアルな声が聞こえてきました。とはいえ、痩せているだけが魅力じゃないのも、ジャニーズの七不思議のひとつ。実は“ちょっと丸いぐらいの方が、魅力が引き立つ”タレントもいるのです。そこで、今回は「実は痩せてほしくない(痩せてほしくなかった)ジャニーズタレント」を調査。あなたの1票がアイドルのプレッシャーを軽減するかも!?
(※コメントは後日、記事で使用する場合があります)

1日に何十通ものメール。ロマンチック全開の自分語りがツラい韓国人男子

【messyより】

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Photo by Luv Aussie from Flickr

 「メール魔な韓国男に苦しめられました」ーーそう話すのは、1年前から韓国で働く長崎出身の陽子さん(32歳)。

「韓流ドラマを見て、ロマンティックな韓国男性に憧れてましたけど、付き合った彼がロマンティックを通り越して、最後のほうはただただ気持ち悪かったです」

 彼との出会いは、ソゲッティング(知り合いの紹介)、陽子さんより3歳年下の29歳で、日本人もよく知る一流企業に勤めるスーパーエリート。

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【小明の副作用】第114回生放送アーカイブ「BBA欲情してんの?」

公式メルマガ始めました!! 2014年11月13日22時00分よりニコニコ生放送で生中継された、アイドルライター小明のトークバラエティ「小明の副作用」アーカイブ。 今回は、主にAVとかゲイとか、そういう話です。つまりはいつも通りの放送となっております。 ともあれ、書籍はこちらで買えますのでよろしくお願いします。(http://cyzo.shop-pro.jp/) そして!樫原先生の手によるエンディングテーマソング「君が笑う、それが僕のしあわせ」とc/w「星が見えない会えない夜は」のCD&着うたはまだまだ発売中! 【小明の副作用】第114回 放送終了後のお楽しみ【サイゾーテレビ】 →次回生放送 ●着うたURL http://r.dwango.jp/iCG8D6mW ●2014カレンダー販売中『サイゾーショップ』 http://cyzo.shop-pro.jp/?pid=48746847
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SMAP・中居正広も「俺も試してみたい!」と所望!“ジャニーズ公認デリヘル”の実態

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風俗童貞を告白した中居正広。
 SMAPの中居正広が、16日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、ジャニーズ事務所に所属するアイドルの風俗利用について言及した。  芸能界のウワサに関する話題で、「ジャニーズ事務所専用の風俗があるんじゃないかと、聞いたことあります」と切り出した中居。当時、「そんなに守ってくれる風俗があるんだったら、俺も1回試してみたい」との思いから事務所スタッフに確認するも、その実態はなかったという。  さらに中居は、「そういう風俗とか、経験がないわけですから」と、自身に風俗経験がないことを示唆。興味はあるものの、立場上、利用は避けているようだ。  しかし、風俗事情に詳しいライターによれば、ジャニーズ事務所が半公認しているデリヘルの存在は、風俗業界では知られた話だという。 「中居の言う“ジャニーズ専用”の店は聞いたことがありませんが、ジャニーズ事務所が利用を推奨しているデリヘルはいくつかありますよ。ジャニーズは近年、カメラ付き携帯の普及と共に、タレントがキャバ嬢やファンに手を出しては、写真が流出するケースが急増。苦肉の策として、客の情報が漏れにくい風俗店の利用を勧めるようになったそうです。中でも、TOKIOの長瀬智也は常連。昨年も、一部メディアに『オレ、カンパニー松尾監督が大好きなんだ』と言いながらハメ撮りをするという長瀬の性癖が暴露されました。また、NEWSの手越祐也も、一時は頻繁に利用していたとか」(同)  ジャニーズ事務所が、プロによる性処理を勧めるようになったのは、ここ数年の話。「40歳で性欲がなくなっちゃった」と漏らしている中居にとって、この風潮の訪れは、少々遅かったかもしれない。 「ジャニーズ半公認デリヘルの中には、在籍する女の子の半分がジャニヲタという店も。ウワサを聞きつけたジャニヲタが、『ジャニーズに抱かれた』というステータスを求めて在籍しているんです。ただ、タレントにジャニヲタであることがバレると嫌がられるため、本人の前ではひた隠しにしています」  天下のジャニーズ帝国を維持させるためには、どうやら事務所による“下半身対策”が欠かせないようだ。

ブスな私を救ってくれるのは“チョ~ブス”な親友だけ! なのに仕事で差をつけられて……

【作品名】『ブスの世界』(前編) 【作者】桐野さおり『ご近所の悪いうわさ』

【作品紹介】顔が悪い私は人生損してばかり。そんな私の強い味方が、チョ~ブサイクな親友の雪絵。彼女が私の引き立て役になってくれるおかげで、私のOL生活はそれなりにうまくいっていた。なのに、いきなり雪絵が3階級昇進! 仕事のできるブスより仕事のできないブスの方が格下じゃん!!

【サイゾーウーマンリコメンド】顔が悪い私は人生損してばかり。そんな私の強い味方が、チョ~ブサイクな親友の雪絵。彼女が私の引き立て役になってくれるおかげで、私のOL生活はそれなりにうまくいっていた。なのに、いきなり雪絵が3階級昇進! 仕事のできるブスより仕事のできないブスの方が格下じゃん!!

柴咲コウと中田英寿の交際を阻む「面倒な男」の存在

女性向けWebサイト【messy】とって出し! 全部読む
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(左:『Number PLUS 中田英寿 日本サッカー〝破壊〟と〝創造〟』文藝春秋/右:『MORE 2012年 03月号』集英社)
 現在放送中の『信長協奏曲』(フジテレビ系)でヒロインを務める女優の柴咲コウ(33)と、サッカー元日本代表で現在は株式会社東ハトの執行役員(非常勤/最高ブランド責任者)でもある中田英寿(37)が真剣交際していることが報じられた。  ただ、二人に熱愛の噂が流れたのは、実は今に始まったことではない。もっと以前、今年の春頃からネット上では柴咲・中田のツーショット目撃情報が後をたたなかったのだ。しかしそのどれもが決め手に欠け、正式に報道されることはなかったのだが……。 つづきを読む

タランティーノも大絶賛! いま注目のユダヤ人監督コンビに聞く「イスラエルと映画と、アラブ人」

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アハロン・ケシャレス(左)とナヴォット・パプシャド(右)
 「今年のナンバーワンだ!!」――。2013年の第18回釜山国際映画祭。クエンティン・タランティーノ監督は『オオカミは嘘をつく』を鑑賞後、そう興奮気味に発言した。  映画のあらすじは、実にシンプルだ。森の中で凄惨な少女暴行殺人事件が起こり、事件の真相を追う暴力的な刑事が、容疑者を特定する。教師を務め、善良そうに見える容疑者は、容疑を否認。そこに犠牲となった少女の父親が登場し、自らの手で容疑者を裁こうとする……。しかし、映画を見ている間、視聴者は何度も自らに問いを投げかけざるを得ない。「一体誰が真犯人なのか?」「何が正義で、何が悪なのか?」「残虐な復讐は許されるのか?」「3人の中で誰が救われるのか?」と。そして、ただでさえ見る者に混乱や葛藤を与えておきながら、結末で最も大きなひねりが加えられる。 「映画を見終わった後は、ガーンとやられたような衝撃、ちょっと混乱するような、それこそ、電車に轢かれてしまったような衝撃を感じてもらえれば、うれしいです」  『オオカミは嘘をつく』の監督の一人、アハロン・ケシャレスの言葉だ。彼と共に監督を務めたのは、ナヴォット・パプシャド。共にイスラエル出身のユダヤ人である。もともと大学の講師と学生の関係にあった二人は、互いを尊重し合う良きパートナーとして、脚本作りや撮影のすべての工程において、共同作業を行った。そんな二人に、タランティーノ監督をうならせた本作のことはもちろん、イスラエルにおける映画の役割、徴兵制、アラブ人への偏見など、幅広く話を聞いた。 ――釜山映画祭でタランティーノ監督に絶賛されたそうですが、そのときのことを教えてください。 ナヴォット・パプシャド 釜山映画祭に参加したときに、スタッフから「クエンティン・タランティーノが来ているのを知っているか? 彼が挨拶に来たいと言っている」と聞き、「ぜひ!」と告げると、タランティーノのほうから僕に会いにきてくれました。ロックコンサートで大スターを目の前にした女の子のような気持ちでしたね。その後、『オオカミは嘘をつく』が上映されて、タランティーノが「とても素晴らしい映画だった。役者も、とても良かった。演技も良かった」と言ってくれた。そして、「2013年最高の1本だ。ナンバーワンだ」と。もう場内は拍手喝采で、大興奮の瞬間でした。僕のキャリアの中でも、ハイライトと呼べるエピソードです。 ――本当に特別な体験だったと思います。初来日ということですが、日本の印象はいかがですか? アハロン・ケシャレス 日本映画で日本という国を知って以来、一度は行ってみたいと夢見ていました。想像していたのと同じくらいエキサイティングで楽しんでいます。昨日の夜は、しゃぶしゃぶを食べました。とてもグッドでした。あと、私は魚介類を一切食べられなかったのですが、日本ではお寿司に初めてチャレンジしましたよ。なんとか2ピースだけ食べられた。これは奇跡的なことですよ!(笑) ナヴォット イスラエルでは、あまり魚を食べないんですよ。テルアビブのような大都市であれば、お寿司も含めてシーフードを食べる人もいますが。でも宗教的な理由から、敬虔なユダヤ教徒の方は、豚肉はもちろん、魚介類もほとんど食べない人が多い。特に、貝は絶対に食べません。一部の魚は、宗教的に禁じられているわけではないんですけどね。
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――貴重な体験をされたようですね。それでは早速、映画の話に入りましょう。作中、刑事が容疑者を殴りつけて、自供を迫るシーンがありますよね。イスラエルでは国家機関などに対する表現の規制はないんですか? ナヴォット イスラエルという国は、言論の自由、表現の自由が非常に強く守られている国なんです。映画の場合、審査というものがありますけど、それは日本と同じように「R18」などのレイティングのためのもの。観客に何を見せて、何を見せてはいけないという一定のルールはあっても、アーティスト自身が表現したいことは、なんでも自由に表現できますよ。  『オオカミは嘘をつく』の中で、僕らはあるメッセージを送っています。それは、イスラエル政府に対して、「信頼が損なわれた」もしくは「失われてきている」という危機感です。政府だけではないかもしれない。教育、体制、それから警察という機関、そして徴兵制度がありますから、軍に対しての“不信”というものも表現しています。イスラエルの警察の現状を言えば、実際に汚職が非常に多いですし、かなり誤捜査や失態をやらかしてしまっている。問題は、それを正そうとする人たちがいないということ。僕たちは、それが以前からとても気になっていた。そういったことを含めて、今回の映画では、あのような描写になっていると思ってもらって結構です。いつの日か、僕たちの目の前にパトカーが止まって、「あの映画を作ったのは君たちか?」と言われるのかもしれないけれど(笑)。 ――「軍に対しての不信」という言葉がありましたが、お二人も兵役を終えているわけですよね。最近、イスラエルの若者の中で、兵役を拒否する人が増えていると聞きますが。 アハロン 人によっていろいろな理由があるから、一概にこうだとは言えません。個人的な理由があるのでしょう。ただ、私たちも軍隊を経験して思うのは、「軍はすべての人間に向いているわけではない」ということ。厳しい場所でもあるし、男性の場合は3年間もある。私は18歳のときに兵役について就いて、実際に火器を使うなど、普通の18歳の生活では絶対にしないような経験をたくさんしました。メンタル面の強さがないと、深い傷を負ってしまう場所だと思います。男女問わず、非常にストレスがかかる厳しい環境なので、すべての人に向いているわけではないんです。個人的には、軍隊は向いている人間をリクルートしていくべきではないかと考えている。本当は、市民たちが良識に基づいて、軍に行くかどうかを選択すべきではないでしょうか。それが我々の権利なのではないかと思います。  一方で、徴兵を拒否する人は、戦争に対しての意義を見いだせないのではないかと感じます。そのあたりのメンタルというのは、やっぱり20年前とは違ってきている。以前は、自分のアイデンティティとして、軍に入り、国のために戦うという人が多かった。それは、かつての日本やベトナムのように。「良い国民であるためには、国のために命を捧げて戦わねば」と本気で思っていたわけで、そうできない人は“足りない人”という思想ですね。しかし、そんなエートス(精神)自体が変わってきていて、私たちの世代や、さらに下の世代の人たちにとっては、国のために戦うことが自分のアイデンティティにはなりません。国のために貢献できることなら、ほかにもいろんな形があるという考え方ですね。軍が自分のアイデンティティとつながっていないから、兵役を拒否するという選択をしているのではないでしょうか。
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――イスラエルが複雑な情勢にあることは理解しています。そんなイスラエルで、映画が果たす役割をどう考えていますか? ナヴォット まず、5年くらい前までのイスラエル映画というと、教育的な側面がとても強かったんです。イスラエルの現状や近隣諸国との関係というものを世界の人々、あるいは自分たちが理解する手段として、映画がひとつの役割を担っていたと思います。イスラエルという国で、イスラエル人として生きるとはどういうことなのか――。そんなことを問いかけるような内容でした。当然、内容はパレスチナ紛争絡みであったり、近隣諸国との軋轢であったり。戦争とはどういうものなのかが描かれる映画ばかりが作られていました。 アハロン 一方で、パーソナルな家族ドラマというものも、それなりに作られていました。ただ、どちらかというと機能不全な家族が描かれることが多く、小津安二郎監督がかつて作っていたような作品も作られていました。びっくりされるかもしれませんが、イスラエルでは数年前までロマンティックコメディも作られていなかったんですよ。だから、愛についても学ぶことができない。それはおかしなことですよね。日本であれ、ロシアであれ、どこの国であれ、ラブストーリーはもちろんあるし、それが映画になるというのはごく当たり前のことですから。  でも最近は、変わってきました。恋愛映画はもちろん、ホラー、サスペンス、ファンタジーと、非常に多種多様なジャンルのイスラエル映画が登場しています。さまざまな側面から、イスラエルという国の顔がうかがえるような映画が作られているんですよ。映画の役割は、本当に増えたと言っていいと思います。 ――なるほど。映画の中で、「アラブ人だけだから危険な地域だ」「アラブ人はみんな殺人鬼に見えるのか」というセリフがありました。アラブ人を揶揄するような表現が出ていますが、偏見はあるのでしょうか? アハロン 近隣諸国を含め、イスラエル国内でもユダヤ系の人とアラブ系の人がいる現状の中で、偏見というものはもちろんあります。それは、何よりも映画の中でより顕著かもしれない。というのも、イスラエル映画の中に出てくるアラブ系の登場人物は、ほぼ確実に“被害者”か“テロリスト”。非常にステレオタイプに描かれることが多くて、普通の市民として登場することは、ほとんどないです。ですから、『オオカミは嘘をつく』を作るときに、私たちはあえてみんなの思い込みや偏見を翻してやろうと考えました。それで、今回のアラブ人のキャラクターになりました。本作の中では、殺し合いをするのはみなユダヤ人で、唯一正気を保っているのがアラブ人という構図になっています。  エルサレムで自爆テロが頻発していた時期に、たまたま現地にいたんですが、自爆テロの犯人は、アラブ人たち。バスに乗るたびに「アラブ人はいないか」と探している自分も確かにいた。そういう環境を経験してしまうと、アラブ人全員が怪しいと猜疑心を持ちやすくなってしまうんです。特にテロが頻発し、緊張が高まっているときは、その猜疑心がますます強くなります。でも、私は大学の教員として映画を教えていたので、学生の中にアラブ人もいましたし、普通に交流もありましたよ。 ――日本では、いよいよ11月22日から公開が始まります。楽しみにしているファンに、何か伝えたいことはありますか? ナヴォット 予習や心の準備を一切しないで見てほしいです。この映画はひねりとか、サプライズとか、すごく展開を見せるものなので、何も知らずに見たほうが楽しんでいただけるのではないかと思います。 アハロン 自分自身も、日本や他国の映画を見るときは、それこそプロットも知らないで見るほうが好きなんですよ。「イカれた映画監督が作った」という情報だけで見るほうが楽しめるし、『オオカミは嘘をつく』もそれは同じ。あまり情報を入れずに、見ていただきたいです。 (取材・文=呉承鎬) ookamiSUB0.jpg ●『オオカミは嘘をつく』 監督・脚本:アハロン・ケシャレス/ナヴォット・パプシャド  キャスト:リオール・アシュケナズィ/ロテム・ケイナン/ツァヒ・グラッドほか 配給:ショウゲート 11月22日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開 <http://www.bigbadwolves.jp/> (C) 2013 Catch BBW the Film, Limited Partnership. All Rights Reserved.