明石家さんま出演『ぬ~べ~』過剰な煽り連発で、原作ファン怒り「作品で勝負する気ない」

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日本テレビ『地獄先生ぬ~べ~』番組サイトより
 関ジャニ∞・丸山隆平主演ドラマ『地獄先生ぬ~べ~』(日本テレビ系/土曜21時~)が以前から予告していた「重大発表」が、“明石家さんまの出演”であることが分かった。  同ドラマは、8日の放送で「次週番組から重大発表!!」と大々的に告知。さらに番組の公式サイトやTwitterでも、繰り返し煽っていた。  ネット上では“映画化”が有力と予想されていたが、15日放送の次回予告で“怪人赤マント”役のさんまが登場。どうやらこれが、重大発表だったようだ。 「ネット上では、『どれが重大発表?』『引っ張るほどのことか?』『真面目なドラマだったら『おっ』と思うけど、コントみたいなドラマにさんまが出ても何も思わない』など冷めた反応が目立つ。それもそのはず、さんまの出演は、15日早朝に芸能マスコミが一斉に報道。放送時、サプライズ感はなくなってしまった。この失敗は、制作サイドと日テレ広報の連携が取れていなかったとしか考えられません」(芸能ライター)  同ドラマは先月にも、フリーアナウンサーの高橋真麻がゲスト出演。放送前、“トイレの花子さん”に扮した高橋の役写真がマスコミにばら撒かれ、多くの媒体がこれを取り上げた。  また、15日の放送でも、再び「来週重大発表パート2」の文字が。どうやら次回22日の放送でも、何かしらの発表があるようだ。 「ベタな話題作りが目立ち、一部原作ファンから『作品で勝負する気がない』『結局、タレント頼み』と反感を買っている。今月も、番組プロデューサーがオリコンの取材に『ネットの評判と、ネットと関係なく純粋に観る視聴者のお子さん、お母さんでは反応が違う』と発言。『視聴者をバカにしてる』『酷評をネットのせいにするな』と炎上したばかり。放送前からバッシングが相次いだ『ぬ~べ~』ですが、最後までドラマ外での客引きが目立ちそうです」(同)  22日に発表される重大発表とは、一体? 今度こそ“映画化”級の話題が欲しいところだが……。

親日家ティム・バートンが愛する“オタク”スポットと、日本で一番会いたかった人とは

<p> 2014年11月1日より六本木で開催中の『ティム・バートンの世界』。これに先駆けて、10月31日にはティム・バートン監督が来日しました。オープニング・セレモニーに出席し、東京国際映画祭の「SAMURAI賞」授賞式に登場、新作映画『ビッグ・アイズ』スペシャル・プレビューに出席、さらにはハロウィンだったこともあり、ヴーヴ・クリコのハロウィンパーティー『Yelloween(イエローウィン』にも出席と、超多忙なスケジュールをこなしていました。取材も朝から目白押しで、『めざましテレビ』(フジテレビ系)にもスタジオ出演。「みんな(出演者)は慣れているかもしれないけど、自分はこの時間にあまり働かないから」と眠そうでしたが、番組のためにイラストまで描いちゃって、なんてサービス精神旺盛なのでしょう!</p>

「セクハラ被害」訴える一方で、複数の男性警官と関係を……“交番SEX”報道のハレンチすぎる現実

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「週刊ポスト」11/28号(小学館)
今週の注目記事・第1位 「『交番SEX』にふけった美人婦警」(「週刊ポスト」11/28号) 第2位 「中国サンゴ密漁船を撃て!」(「週刊文春」11/20号) 第3位 「ミス東洋英和VS.日本テレビ『往復書簡』公開する」(「週刊現代」11/29号) 第4位 「12月21日投開票!?『安倍総理』出血大博打で誰が笑うか?」(「週刊新潮」11/20号) 第5位 「『安楽死』『尊厳死』あなたならどうする?」(「週刊文春」11/20号) 第6位 「何でも日本一・福井県に学ぶ『幸福な暮らし』の秘密」(「週刊現代」11/29号) 第7位 「薬物使用疑惑も浮上した博多天神『ワッフル屋レイプ集団』鬼畜の所業」(「週刊ポスト」11/28号) 第8位 「羽生結弦『5回も転んで2位』」(「週刊現代」11/29号) 今週の現代・ポストのセクシーグラビア対決の勝者はどっちだ!  今週の現代は、フライデーの二番煎じの「ヘアヌードになった『国民的アイドル』」と「小室友里 10年ぶりの復活ヘアヌード」、このごろ定番になった懐かしの女優ヌード袋とじは「吉沢京子 青春の裸身」。  ポストは「平子理沙 カリスマモデルの挑発する唇」と、沢渡朔が撮った「剥き出しのエロス 葵つかさ」。ポストはこのところ、ヌードグラビアにはあまり力が入っていないが、葵つかさはやはり巨匠・沢渡と思わせる迫力がある。  吉沢京子は胸がちらりと見えるだけだが、われわれ世代には忘れられない可愛い娘(こ)である。小室はアダルト界で人気だったようで、今もそのかわゆい表情や見事な身体は一見の価値あり。今週も総合力で現代に軍配を上げたい。  いつもこの欄で強調しているが、週刊誌の役割のひとつは「素朴な疑問に答える」ことである。  先日のフィギュアスケートで、練習中に大ケガを負った羽生結弦がケガを押してフリーの演技をした姿には、私も感動して涙を流した。  しかし、たしかに5回も転倒したのに、終えた時点で「暫定1位」。あれっと思ったことも事実である。  その疑問に、現代は答えようとしてくれている。これが今週の第8位。  現地で解説を担当したスケート解説者の佐野稔氏は「羽生選手の包帯姿が加点になった」としてこう語る。 「今シーズンの羽生選手のフリーの曲は『オペラ座の怪人』。あの曲は怪人の悲しみや愛の表現が求められますが、傷を負ったことで、怪人の心情を見せることができた。それがジャッジに反映されて、得点につながったんです。  もちろん、ルールとして『同情点』は禁じられています。ただ、それを厳しく守れる人がいるでしょうか」  表現力に与えられる「構成点」については、これまでも大きな議論を巻き起こしてきた。  きっかけは2002年のソルトレイク五輪でのスキャンダルだったという。 「ペア部門でロシアが優勝に輝いたが、フランス人審判が『政治的な取引をし、ロシアに甘く採点した』と発言し、大問題になったのだ。結局この件は、問題の審判の判定を無効とし、2位だったカナダ人ペアにも金メダルが贈られ、決着を見た」(現代)  その反省から、採点方式はより政治色や主観を排した厳密なものに変えられていったそうだが、やはりそれだけではないという。  スポーツライターの折山淑美氏によれば、構成点は選手の格によって左右されるのだそうだ。 「たとえばソチ五輪銀メダリストのパトリック・チャン選手だったら10点満点で9点台後半がほぼ確実に出るとか、高橋大輔選手なら9点台は堅いとか、選手によってある程度は決まっています」  したがって羽生選手の場合、どんなに失敗しても7点代までは落としにくいというのだが、感動と演技の評価は別なのではないか。羽生があのとき低い得点でも、観客やテレビを見ているわれわれは、惜しみない拍手を送ったはずである。  7位は博多のワッフル屋で起きたレイプ事件である。この連中の卑劣なのは、ワッフルという女性の好む店をやりながら、安心して入ってきた女性客を食い物にしていたことである。  集団強姦などの疑いで新賢佑容疑者(33)と伊牟田祐史容疑者(33)を、犯人隠避容疑で同店経営者の博多屋泰典容疑者(34)を逮捕した。  現場は九州最大の繁華街、福岡天神のど真ん中にあるワッフル屋である。  ポストによれば、事件が起きたのは11月6日木曜の午前0時ごろのことだった。その1時間ほど前、女性がファミリーレストランに入ろうとしてたところ、うちでも食事ができますよと誘ったのが、隣にあるワッフル店の店員だった。  女性はその店に入るのは初めてだったという。そのときはまだ店内に2~3人の女性客がいたというから、安心したのだろう。  伊牟田容疑者に勧められてテキーラを飲んだ。営業終了の午前0時近くなると、ほかに客はいなくなっていた。すると突然、店のシャッターが下され、態度を豹変させた2人の男が、照明を暗くして女性に襲いかかった。  突然のことに動揺して、なんとかその手から逃れようとする女性。しかし2人は女性の身体を押さえつけると、代わる代わるレイプしたという。  少し飲んだテキーラに何かが入っていたのか、その女性はすぐにフラフラになってしまったという。 「抵抗すると何をされるかわからなかったので、ただ涙を流すしかできませんでした」(女性)  女性はようやく1時間後に解放され店を飛び出した。すると女性を後から追いかけてきた新容疑者が、今度は女性をラブホテルへと連れ込み、欲望のままに暴行を繰り返した。その後女性が中央署に駆け込んだときには、午前3時ごろになっていたという。  大阪で起きた「ペッパーランチ事件」では、店員が懲役10年、店長が懲役12年の実刑判決を受け、服役中である。  この3人も、今ごろ罪の重さに震えていることであろう。  私は福井県が好きだ。特にこの時期は越前がにがうまい。だが、都会育ちが住むのには厳しい自然環境だと思っていたら、現代によると日本一幸福な県だというのである。  福井県の越前がには、皇室にも献上している県の魚である。福井県知事の西川一誠氏は、こう胸を張る。 「福井県は、法政大学や日本総合研究所が行った都道府県の幸福度ランキングで『日本で一番幸せな県』と評価されたんですよ。福井には、四季折々の自然や豊かな食があります。それに、信仰心が厚く、先祖を敬い家族を大切にする気質や、近隣の人との絆が深い土地柄なども、背景にあるのではないでしょうか」  この幸福度ランキングは、失業率や正社員比率などの労働面、待機児童数や持ち家比率などの生活面、平均寿命などの健康面や、教育、安全などの指標から総合的に評価されたものだという。  そのすごさを並べてみよう。人口10万人あたりの社長輩出数が1,457人で32年連続全国トップ(帝国データバンク調べ)。成功者が多い土地柄なのだ。  福井には繊維のほかにメガネや越前和紙、漆器など、多くのものづくり産業が地元に根付いている。  福井県立大学看護福祉学部准教授の塚本利幸氏は、 「福井には働く場所がたくさんあります。有効求人倍率は全国トップクラスで、同時に失業率も非常に低いんです。  共働き世帯は56.8%と全国1位。福井では、女性は働いて当たり前という感覚です」  また、ナンバーワン戦略研究所の矢野新一氏は、福井県の女性は行動的な人が多いと話す。 「女性を対象にしたインターネットの調査で、一目ぼれした相手にどう接するか、という質問をしたところ、『すぐに相手の電話番号を訊く』と回答した割合が最も高いのは福井の女性でした。全国平均11%に対し、福井は29.4%だった」  共働きということもあるのか、勤労者世帯の実収入は月に約60.5万円で日本一。貯蓄残高は1世帯当たり1,461万円で全国5位。持ち家の延べ面積は1軒あたり172.6平方メートルと、全国2位の広さだという。家は広くて貯金も多い裕福な県なのだ。  当然ながら自殺死亡率の低さは全国2位。全国学力テストの結果は、中学生で全国1位(小学生は2位)。体力テストは小学生で男女とも1位(中学生は男女とも2位)。  福井県はやはり寿命も長い。男女平均は83.71歳で全国2位。要介護認定を受けている高齢者の割合も低いそうだ。元気で長生きする高齢者が多いということである。  こういうホンワカした記事が私は好きだ。この冬は久しぶりに福井へ行って、永平寺と越前がにに再会してこようか。  アメリカ人女性のブリタニー・メイナードさん(享年29)が11月1日(現地時間)、医者から処方された薬を飲んで自ら命を断ったことが話題になっている。  彼女は「愛する家族、友人よ、さようなら。世界は美しかった」とFacebookに書き残した。  文春によれば、ブリタニーさんは末期の脳腫瘍になり、今年4月に余命半年と宣告された。その後、自宅のあるカリフォルニア州から、医師の「自殺幇助」による「安楽死」が法的に認められているオレゴン州へと引っ越した。  若い彼女が安楽死を選択することをウェブ上で公にしたため、生前から全世界の関心を集めていた。  日本では終末期に「尊厳死」を選択するか否かは、本人の意思確認ができれば認められる場合があるが「安楽死」は認められていない。  尼崎で開業医をしながら、日本尊厳死協会の副理事長を務める長尾和宏医師が2つの違いをこう解説する。 「ブリタニーさんの死は、英語の『Death with dignity』を直訳して、『尊厳死』と一部のメディアで報じられました。しかし、これは医師が薬物を使って人工的に死期を早めるという、いわば医師による自殺幇助で、日本では『安楽死』と呼んでいます。  一方、日本での『尊厳死』とは患者の意思により、たとえばがんの終末期などに延命措置を行わない、または中止して自然死を待つことを意味します。  自然な経過に任せて最期を待つか待たないかが両者の違いといえます」  文春はメルマガ会員1,143人に尊厳死、安楽死について聞いたという。  すると安楽死にも尊厳死にも賛成という意見が全体の68.8%にもなった。理由としては身近な人の死を経験して「人間らしく生きる」ということについて考えたため、という回答が多かったそうだ。  現在難病と闘い、切実な思いで病と向き合っている51歳の女性の言葉には胸打たれる。 「医師から、そう遠くない未来に全身が動かず寝たきりになり、失明し一切の光をも失うことを宣告されている。何も見えず、指先すら動かせない未来の自分の姿を考えると、ごく自然に『死』という選択肢が浮かぶ。自分の意思で体が動かせない状況を受け止めながら生きることをなぜ他人に強要されなければならないのか。穏やかな表情や精神状態を保てるうちに、大切な人たちに落ち着いて『さようなら』と言える権利が私は欲しい。苦痛に歪む姿を家族に焼き付けたくない」  私にも忘れられない思い出がある。親しくしていた有名ノンフィクション・ライターが、医者に行くカネもなくなり、事務所で倒れ、担ぎ込まれた病院で末期がんと宣告された。  それからさほど経たないうちに激しい痛みが始まり、ベッドの中で、のたうち回るようになった。小康状態の短い間は私と話ができるが、ほとんどは痛みのために苦しみ、モルヒネもあまり効かないようだった。  奥さんとは離婚状態で見舞いにも来てくれず、ベッドの上に「あなた頑張って」という奥さんからのFAXが一枚貼られていた。結局苦しみ抜いて数日後に亡くなったが、死をどう迎えるのかを私が真剣に考えるきっかけとなった。  必ず来るその日をどう迎えるのか。認知症にならないうちに「遺言」を書き始めようか。 「増税先送りなら解散 首相検討 年内にも総選挙」「年内に解散する場合、衆院選は『12月2日公示・14日投開票』か『9日公示・21日投開票』とする案が有力だ」「GDP値が伸び悩んだ場合、増税先送りの判断と、アベノミクスの成果などを掲げて国民に信を問う考えとみられる。10%への引き上げは、1年半先送りし、17年4月とする方向で調整している」  自民党内でも多くの議員が首を傾げていた解散・総選挙が現実となってきた。慎重だった朝日新聞もようやく11月13日の朝刊一面で「来月総選挙へ 消費増税、先送り検討」と打ったが、冒頭にあげたのは11月9日付の読売新聞朝刊の一面である。  新聞的にいえば「特ダネ」であるが、どうしてこうした断定的な書き方ができたのだろうか。  新潮によれば、この記事は渡辺恒雄主筆からの指示だったという。読売新聞政治部の関係者がこう語る。 「社説でも主張している通り、主筆は新聞に消費税の軽減税率を適用せよというのが持論です。それが無理なら増税を延期して、国民に信を問うべしというのですが、最近も甘利明経済財政相を招いた会合で主筆がこの話を切り出したことがあった。(中略)  記事では、安倍総理が公明党の幹部に解散の意思を伝えたとありますが、実際の相手は創価学会の選挙対策責任者だと聞いています」  新潮は「安倍総理の出血大博打」と書いているが、なぜ安倍首相はここへきて急に解散を思い立ったのだろう。  それは10月末に政府の発表に先んじて報じられた民間シンクタンクの7~9月期の成長率予測が、見るも無残な数字だったからだ。  そして、それは現実となった。 「内閣府が17日発表した2014年7~9月期の国内総生産(GDP)の1次速報は、物価の変動の影響をのぞいた実質成長率が、前期(4~6月期)より0・4%減、この状況が1年続いた場合の年率換算では1・6%減となった」(asahi.com11月17日より)  だが、安倍首相の周りは、10%増税すべしという人間ばかりだという。官邸関係者がこう語る。 「いま、安倍総理を取り巻く官邸の主要メンバーは、菅官房長官を除いて、大半が“増税推進派”になっています。旧大蔵省出身の加藤勝信官房副長官はもちろん、経産省出身の側近秘書官まで増税を容認するようになっているのです。  それと言うのも、10%の消費税増税を実現したい財務省が、官邸スタッフや増税反対の議員に対して総力で“切崩し”に奔走しているからです。これに業を煮やしたのか、11月上旬、総理が突然、“やりたいようにやっているな! 財務省の奴らは”と漏らしたことがありました。乱暴な口ぶりなので皆ギョッとしましたが、それはそれほど総理の身近なところまで財務省の息がかかっているわけです」  この官邸関係者によれば、増税の決定権を絡め取ろうとする財務官僚に対して、安倍首相は明らかに警戒しているようだという。  しかし、なぜこのタイミングなのか。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が解説する。 「官邸が解散・総選挙を考えているのは“いま解散したほうが得策だ”という計算もあるからです。つまり、このまま選挙をやると、自民党は現有の295議席から20議席は減らしてしまうかもしれませんが、それでも絶対安定多数を保てる」  いわれていることだが、増税を先送りするなら安倍首相が決断すればいいことである。何百億円も使って師走の忙しいときに選挙をする必要などない。小泉元総理の「郵政民営化イエスかノーか」解散も大義のない“わがまま解散”だった。  選挙は大勝したが、小泉がいなくなったら民営化反対派が主導権を取り戻し、元の木阿弥となってしまった。そのとき当選した「小泉チルドレン」たちの多くも雲散霧消した。バカなことをしたものである。  新潮は「後世の人たちは、これを何解散と呼ぶのだろうか」と結んでいるが、私は「自滅解散」と呼びたい。  人間は過ちを繰り返すものである。安倍が前回辞任したのも財務官僚たちが安倍の足を引っ張り、引きずり下ろしたからであった。閣僚たちのスキャンダルが次々に噴出して選挙はボロ負け、身体の問題もあって辞任せざるを得なくなった。  安倍首相は、アベノミクスが末期症状を迎えているところに財務官僚のいうがままに増税したら、日本中に怨嗟の声が広がり、前回同様辞任に追い込まれるという危機感があるのだろう。  前回のような大勝は無理でも、単独過半数を維持できれば延命できると考えているはずだ。それほど財務官僚たちに怯えているのだろう。意気地のないことだ。  安倍首相は特定秘密保護法や原発再稼働、憲法九条を蔑ろにしたことに対する国民の怒りを考えに入れていないのではないか。今回の全野党のスローガンは「STOP THE ABE」で十分である。サンデー毎日は「安倍自民は40議席減」と予測しているが、私はもっと減ると思う。  それは11月16日に投開票された沖縄県知事選で、翁長氏が仲井真氏に大差で勝ち当選したからである。私は以前から沖縄から日本が変わるといってきた。それが現実のものとなる。  沖縄県民は、私たちは沖縄に基地はいらないと「自己決定」した。この沖縄県民の総意を、本土の人間がどう考えるのかと迫っているのである。  沖縄からの血の叫びを、安倍自民党への怨嗟の声を、今度はわれわれ本土の人間が応えるときが来たのだ。そこへ飛んで火に入るといったタイミングで、安倍首相は解散をしようというのだ。沖縄の怒りをわが事として、安倍首相に「ノー」を突きつけようではないか。  それにしても新聞も週刊誌も沖縄についての報道の少なさはどうしたことだろう。中国や韓国批判の報道は掃いて捨てるほどあるのに、沖縄についてほとんどといっていいほど触れないのは、沖縄は日本ではないとでも思っているからではないのか。沖縄の怒りは安倍自民党だけに向いているのではない。本土に住むわれわれにも匕首は突きつけられているのだ。  現代が火付け役になったミス東洋英和・笹崎里菜さんと、日本テレビとの「内定取り消し」をめぐる訴訟騒動は、日テレ側に厳しいようだ。  現代は今週、日テレ人事局と笹崎さんとの往復書簡を載せているが、日テレ側の書簡には頷けないところが多々ある。 「アナウンサーには、極めて高度の清廉性が求められます。他方で、銀座のクラブでホステスとして就労していた貴殿の経歴は、アナウンサーに求められる清廉性に相応しくないものであり、仮にこの事実が公になれば、アナウンサーとしての業務付与や配置に著しい支障が生ずる事は明らかです(中略)。  ホステスとしてのアルバイト歴だけを意図的に申告しなかったわけですから、貴殿の行為は、重要な経歴の詐称に他ならず、弊社との信頼関係を著しく損なう背信行為であって、(内定にあたって交わした=編集部註)昨年9月12日付誓約書4項の『貴社への申告に虚偽の内容があった場合』に該当するものです」  テレビ局がアナウンサーにそれほどの清廉性を求めているとは、ちっとも知らなかった。テレビに出てきわどい発言やおバカな態度を取ることは清廉性に反していないのだろうか。  それに日テレのお偉いさんたちが銀座に行ったら、あんたたちは私たちのことを差別しているのかと怒鳴られるのではないか。それとも日テレの人間は、銀座のクラブのような下品なところへは行かないとでもいうつもりなのか。  笹崎さんの代理人を務める緒方延泰弁護士は、裁判のポイントをこう語る。 「免許事業であり社会の公器たる性質を有するテレビ局が、『銀座でのバイト』が『清廉性を損なう』ものだと断じていいのか。また、経団連の採用倫理憲章を破って青田買いし、囲い込んでおきながら、他社を受験することが困難な時期になって曖昧な理由で内定を取り消す不公正さ。裁判ではそのあたりが争点となっていくでしょう」  バカなことを、と思うしかない。  今週の第2位は文春の記事。安倍首相と習近平首席が会談する直前に、小笠原諸島周辺に集まっている中国漁船と海上保安庁の特殊部隊との間で大立ち回りがあり、その成り行き次第では首脳会談が行われなくなる事態もありえたほど緊迫したと報じている。  中国漁船たちの狙いは高価で貴重な「赤サンゴ」の密猟である。一度来れば少なくとも3週間は海域に居座り、赤サンゴを採っていくのだそうだ。  それが起きたのは10月5日。朝、小笠原諸島のある港から出向した漁船の船長は、日本の領海内で赤サンゴを採っている中国漁船を見つけた。  その直後、激しい爆音が聞こえた。ヘリコプターが中国漁船に向かってすさまじい勢いで直進し、ヘリコプターの大きな機体が中国漁船に突っ込んでいった。 「中国漁船の甲板にいた数人が吹っ飛ばされたのと同時に、ヘリコプターからロープが放り出される。即座に、何人もの黒ずくめの者たちがロープを伝って中国漁船に降下してゆく。(中略)  甲板に降り立った“黒ずくめの男たち”の動きは速かった。先の長い、銃らしきものを構えたまま、あっという間に中国漁船の至る所へ突入。信じがたいスピードとアクション映画のような技で、次々と船員たちをなぎ倒してゆく姿が見えた」(文春)  こうして、SSTといわれる海上保安庁の特殊部隊は領海内で赤サンゴを密漁していた中国漁船を急襲して制圧。船員たちを横須賀へと連行したそうだ。  SSTについて軍関係者の間で知られているのは、関西国際空港の警備部隊と、フランスからのプルトニウム運搬船警備部隊を合体し、1996年に創設されたという事実だけだ。  安倍首相を直接補佐する官邸の政府関係者に、この事実をぶつけたという。 「恐れていたことが起こらなかったことに深く安堵した。なぜなら、今回の中国漁船への対応は、日中首脳会談の実現の成否を握っていたからだ」  もし日中が衝突して犠牲者が出れば、首脳会談は吹っ飛びかねなかったというのである。  しかもSSTが中国漁船を急襲したのは、この日ばかりではないようだ。  石破茂地方創生・国家戦略特別区域担当大臣は、こうした違法な漁船を取り締まるための法改正が必要だとし、こう話す。 「いま小笠原諸島周辺で行われている行為は、密漁なんていわんでしょう。普通は隠れてやるものですが、あまりにも白昼、堂々とし過ぎている」  私も、中国漁船のサンゴの密漁は見逃すべきではないと思う。サンゴが少なくなればそこに生息している魚たちの生態系も変わってくるから、日本の漁師たちには死活問題である。  こうした輩に毅然とした態度で臨むのは国として当たり前のことだ。それで中国側が何かいってくるのなら、わが国は盗人を捕まえただけだといってやればいい。こんなことで中国側に遠慮することなど、私もないと思う。  さて、11月17日の朝刊、第二社会面にこんな記事が出た。 「勤務中、同僚女性にキスやセクハラ 警察官4人を処分  警視庁綾瀬署(東京都足立区)で女性警察官を勤務中の交番に泊まらせたり、セクハラ行為をしたりしたとして、署員の男女4人が内規上の処分を受け、今月までに辞職していたことが同庁への取材で分かった。同庁は『4人の行為はいずれも懲戒処分には当たらない』として公表していなかった。  同庁によると、同署地域課の男性巡査部長は今年に入って、勤務中に交番を訪ねてきた女性警察官とキスするなどした。同課の別の男性巡査は勤務する交番にこの女性警察官を泊まらせた。それぞれ女性警察官が承知のうえでのことで、交番勤務が1人態勢になる時間帯だった。さらに同署生活安全課の男性警部補はこの女性警察官に対して、セクハラ行為をしたという。  一連の問題は、女性警察官が警部補のセクハラ行為について相談したことをきっかけに発覚。懲戒処分にしなかった理由について、同庁幹部は『行為の性質や勤務に与えた影響を総合的に勘案した』と説明している」 「同庁への取材で分かった」と書いているが、これはポストの記事に出ると分かったから、あわてて取材したのではないのか。  ポストは「身内の恥を晒すことになるだけでなく、地域安全の根幹を揺るがしかねない」と、厳重な箝口令が敷かれていたこのスキャンダルをスクープしたのだ。これが今週の第1位!  ポストでは、どこの交番とは書いていないが、警視庁関係者の話を総合すると、某日、若い男性警官が1人で勤務している某交番に20代前半とおぼしき女性が訪れたという。  手には菓子折か、弁当か、手土産らしき包みを携えていたそうだ。男性警官とその女性は交番のバックヤードにある宿直用の休憩室へと消えていった。そして男女は、仮眠用の寝具が置かれた宿直室で、時を忘れて秘め事を楽しんだ──という。  Aは同じ警察署管内に勤務している20代前半の女性警察官。Aは自分が非番の時に男性警察官のいる交番へ差し入れを持って訪れ、淫らな行為に及んでいたらしい。 「訪問した日時は把握していないが、複数勤務の時間帯にそんなことができるはずがない。だとすれば1人勤務が行われている白昼堂々ということになる。驚きを禁じ得ないが、調査をしている以上はおそらく事実なのだろう」(事態を知る警視庁関係者)  この一件は、本庁の監察担当の知るところとなったという。先の警視庁関係者が語る。 「宿直室はもともと居住用に作られていないために壁が薄く、行為の時に漏れた声に近隣住民が気づき、本庁にクレームの電話があったらしい」  だがそうではなかった。警視庁幹部がこういったという。 「どうやらAが先輩刑事からセクハラ被害にあったと訴え出ていたようです。それを監察が調査しているうちにこの問題が出てきた」  Aは上司からセクハラを受けていたことがあった一方で、複数の男性警察官と男女関係にあったことも疑われている。  近年警視庁では警察官同士の色恋沙汰にまつわるスキャンダルが少なくないと、ポストは書いている。  警察に女性がいるといっても、女性警察官の割合は約8パーセント。男性中心の職場であることは間違いない。そこで少ない女性を取り合ったり、セクハラ、パワハラなど日常茶飯事なのであろう。それにしても勤務中にSEXに励むなど言語道断である。  福島県警捜査二課で自殺が相次いでいることが問題になっているが、この裏にも女性問題が絡んでいないのか。警察官こそ「清廉性」が求められるはずだ。 (文=元木昌彦)

働く女子の「リアルな」年収約500万、貯蓄約430万という衝撃データ

【messyより】

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Photo by Theresa Gjolaj from Flickr

 小学館発行の女性向けファッション誌「Oggi」12月号に、ちょっとびっくりするようなデータが載っている。

 「Oggi」読者は都市部のキャリアウーマンを想定されており、「高くても上質なもの」を好んで買い、自分で自分を慈しむやり方をすでに熟知している30代前半の女性たちがターゲット……という印象だ。それを裏付けるようなデータが、12月号付録の別冊子【働く女子の「年収」ビッグデータ】である。

 【読者組織「Oggiブレーン」1500人の膨大なアンケートから、友達には聞けない…でも知りたい、年収とライフスタイルの関係を根掘り葉掘り、徹底リサーチ!】とのことだが、お金の話は確かに、ものすごく親しい友達でも聞きづらいものだ。そんな秘密の部分を、1500人もの働く女性が公開しているとはスゴイ。では、この一部を見てみよう。

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「入りたいアイドルランキング」1位E-girls、2位ももクロ……AKB48は本当に“国民的アイドル”なのか?

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撮影=岡崎隆生
 「入りたいアイドルグループ」のトップ10が、15日深夜放送の情報バラエティ番組『ランク王国』(TBS系)で発表された。以下、渋谷・原宿にいた女性300人へのアンケート結果。 1位 E-girls(66人) 2位 ももいろクローバーZ(40人) 3位 AKB48(38人) 4位 乃木坂46(34人) 5位 NMB48(20人) 6位 Perfume(15人) 7位 でんぱ組.inc(10人) 8位 モーニング娘。'14(9人) 9位 Berryz工房(7人) 10位 私立恵比寿中学(6人)  国民的アイドルグループのAKB48は、意外にもトップのE-girlsに差をつけられ3位。姉妹グループのNMB48は5位だが、NMB48よりも先に結成されたSKE48や、指原莉乃のいるHKT48は圏外だった。  E-girlsに入りたいと答えた女性らは、その理由を「ダンスがうまい」「ファッショナブル」などと回答。2位のももクロは「楽しそう」「ライブがすごい」、AKB48は「人気だから」「総選挙に参加してみたい」といった理由が見られた。 「E-girlsやPerfumeをアイドルと呼んでいいのか? という疑問は残りますが、E-girlsは『プライベートを充実させないと、いいパフォーマンスはできない』というEXILE・HIROの考えから、“恋愛OK”である点が、女性にとってポイント高いのでは? 一方、AKB48は握手会のイメージが強く、『自分にはできない』と敬遠されてしまったのかもしれない。それより、アイドル界の一時代を築いたハロプロのトップであるモー娘。が8位なのは、少々寂しい結果ですね」(芸能ライター)  さらに、同ランキングは、一般的な女性から見た“好感度の順位”にも置き換えられるという。 「AKB48は、女性アーティストの中で、メディア露出量やCD売り上げにおいて、断トツ。政府や公的機関の仕事も多く、『政府公認アイドル』とも呼ばれているが、異論も多い。“国民的アイドルグループ”とメディアにはやし立てられながらも、実際は局地的なファンが支えているといえるかもしれない」(同)  政府も認めるAKB48だが、本当に“国民的”といえるのだろうか?

生歌披露でも叩かれるMay J.の“八方ふさがり”な状況はいつまで続く?

女性向けWebサイト【messy】とって出し! 全部読む
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(May J.オフィシャルHPより)
 13日に東京・丸ビルで行われたクリスマスツリー点灯式に参加し、自身の代表曲である「Let It Go~ありのままで~」を披露した歌手のMay J.(26)。しかし、彼女は喉の不調のため満足に歌うことができず、声がかすれ高音も出ない状態であった。歌唱後には「こんな状態になるのは初めてなので、申し訳ないと思っています。みなさん一緒に歌っていただいて、ありがとうございました」と、観客に対して涙ながらに謝罪した。  一部スポーツ紙は「口パクをしなかったことでMay J.の評価が急上昇している」と報じている。歌唱力の高さがウリだった彼女が、まともに歌えないことによるイメージダウンを恐れずに生歌を披露したことで好感度が高まった……という内容だ。今回の件で年末にあるNHK紅白歌合戦出場の可能性も大きくなったとの声もある。 つづきを読む

『堕落男』が考えさせる、「男にとって“過去にセックスした女”とは何者なのか?」

<p> セックスとは、そもそも人と人をつなぐ行為だと思う。しかし今の世の中、男女ともにその瞬間の性欲をぶつけ合いたいだけだったり、セックスの延長線上に何も見いださないことも不自然ではない。一方で、「この人と結婚したい」などと、将来の関係性を約束するために打算的に体を開く人もいる。どちらにしても、「人と人をつなぐ行為」とはかけ離れた、薄っぺらな情念の上にセックスが成立している気がしてならない。今夜、淋しいからセックスをする。将来が不安だからセックスをする。</p>

ジョニー・デップの泥酔・放送禁止用語連発スピーチに、セレブからも苦言

<p> 今年1月、正統派美女で肉感的なアンバー・ハードとの婚約が報じられた、俳優のジョニー・デップ。23歳年下のバイセクシュアルなアンバーに夢中だというジョニーは、逃がすまいと貢ぎまくっており、先日も「セクシーな車が欲しい」という彼女に30万ポンド(約5,500万円)のフェラーリを贈ったと伝えられたばかり。若作りにも必死だとゴシップされ、ネット上でも「父娘みたいで見苦しい」「気持ち悪いオヤジ」と叩かれることが多くなっている。</p>

「空気を敏感に察知しながらボーッとしていた」元・大リーガー石井一久“ゆるい生き方”の極意

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 1991年にドラフト1位でプロ野球・ヤクルトスワローズに入団。その後、アメリカに渡ってロサンゼルス・ドジャース、ニューヨーク・メッツでも活躍。プロ22年間で日米通算182勝を挙げた伝説の大投手・石井一久。  そんな彼は、その立派な実績とは裏腹のユルユルなキャラクターでも有名だ。10月9日、『ゆるキャラのすすめ。』(幻冬舎)という本を出版した。この本では、ゆるく生きるための石井流の仕事術・人生哲学が紹介されている。球界随一の「ゆるキャラ」石井が、この本を通して伝えたかったこととは何なのか? ――この本のテーマを一言で言うと、「いつも全力を出す必要はない。大事な場面で、きっちり仕事をすればいい」ということですよね。 石井 そうですね。例えば、10個の頼まれごとがあったとしたら、10個全部をきっちりやらなきゃいけないわけじゃないんです。10個のうち1つが大事だったら、そこだけは完璧にやって、頼んできた人の期待の上を行けるような答えを返した方がいい。そうすれば、ほかの9個はそんなに大した返しをしなくても、きちんと評価されますから。 ――石井さんは投手としてマウンドに立っていたときにも、クリーンナップには全力を出すけれど、それ以外のところでは力を抜いていたそうですね。 石井 クリーンナップの強打者を全力で抑えれば、「ほかの人には、そこまで全力を出してないんだ」っていう目で見られるじゃないですか。まだまだ余力があるなっていうのをほかの人に見せたいんですよね。クリーンナップだけ全力でやっていれば、ほかの人を相手にしているときに力を抜いていても、人は上積みを見て期待してくれるじゃないですか。その方が疲れないから、シーズンを通して一定のパフォーマンスが望めますし。 ――全力を出すというのは、具体的にはどういうことですか? 石井 周りの人が求めていることをやる、ということですね。監督、チームメイト、ファンの人がいま何を求めてるんだろう、って。ファンの方は常に勝ってほしいと思ってるんですよ。だけど、ここぞというところでは、「勝ってほしい」の上を望むものなんですよ。今日は絶対負けられないぞ、って。でも、石井だったらやってくれるはずだ、と。やってくれるはずだっていうところでやらないのは許されないから、そこは絶対逃したくないですね。 ――石井さんはヒーローインタビューのときに、ファンの人へのメッセージとして、自分が飼っている犬の話をしていたそうですね。 石井 あそこで野球の話をしても、つまんなくないですか?(笑)マニュアルがあるのかな、って思っちゃうんですよね。みんなが同じようなこと言うだろうなって思ってることを、なんでわざわざあんな場所でやるのかな、って。 僕は、せっかく球場に来てくれたんだから、楽しんで帰ってほしいんですよ。人によっては、決まった言葉を聞いて、「楽しかった」って帰る方もいると思うんですけど、それは違う人のときに聞けばいいですから。僕のときには違う楽しみ方をして帰ってほしい。 ――石井さんは、もともと野球が好きじゃなかったそうですね。 石井 そうですね、あんまり好きじゃなかったです。中学の頃まではサッカーの方が好きでした。 ――野球の、どういうところが嫌いだったんですか? 石井 疲れるじゃないですか。 ――(笑)サッカーも疲れそうですが……。 石井 サッカーは、好きで疲れるからいいんですよ。野球は、そんなに楽しくないのに疲れるから。ただ、内に秘めた負けず嫌いはあったので、そこさえぶれなければ、たぶんうまくなれるんですよね。 たとえ嫌いでも、負けたくない気持ちと、うまくなりたい気持ちがあれば成立すると思うんです。やりたくない仕事だなあとか思うことがあっても、そこに負けず嫌いな気持ちと努力さえあれば、その職業で「できる人」にはなれると思うんですよ。
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――それも分かるんですが、石井さんが野球嫌いだったのにプロ野球選手になることができたのは、やっぱり才能があったからじゃないか、と思われることが多いと思います。そんな石井さんにとって、「才能」とはどういうものだと思っていますか? 石井 今の話と矛盾しちゃうかもしれないですけど、努力すれば必ず達成できるっていうわけではないと思うんですよ、野球に限っては。野球って、やっぱりある程度選ばれた人がやるものですから。 よく小さい子どもが「プロ野球選手になりたい」って言うじゃないですか。僕は「無理かもしんないよ」とは言うんですよ。プロ野球選手になれる人は少ないから、努力したからって必ずなれるわけじゃないんだよ、って。 でもやっぱり、努力をすることは大事。中学、高校ぐらいまで努力して、それが実らないとなったら、そこで初めてあきらめればいい。僕自身、中学まで野球はずっと補欠でしたから。高校で急激にうまくなったんですけど、その間も、ずっと努力することだけは忘れてませんでした。そこで開花した自分の経験談から言うと、高校ぐらいまではちゃんと努力した方がいい。それでダメだったとしても、そこまでの努力は必ず、別のステージに向かうときに役立ちますから。そこからまた違う夢を見つければいいんですよ。 ――野球の世界では、上下関係が厳しいというイメージがあります。そういうところで石井さんのような自由奔放なキャラクターだと、上の人に目を付けられていじめられたり、しごかれたり、怒られたりすることはなかったんでしょうか? 石井 一切ないですね。昔はみんな先輩にボコボコに殴られてたとか、グラウンド何十周させられたとか、武勇伝のように語る人がいますけど、そんなのがあって楽しかったのかな、って思っちゃいますね。僕はあんまりないです。高校1年のときにも、3年生に親しい先輩がいて、いつもそこにくっついて帰っていたので大丈夫でした。 プロに入ってからも、何をやっても「まあ、石井だったらしょうがねえな」って思われることが多かったんです。あいつボーッとしてんな、って。まあ、実際ボーッとはしてるんですけど(笑)。でも、一応周りの空気は敏感に察知してるつもりなんですよ。その上でボーッとしてるから、あいつに何言っても仕方ないな、と思われたら勝ちなんです。だからこそ、やるべきときには絶対やらないといけないっていう気持ちはありますよ。そこを逃したら、本当にただのボーッとしてる人になっちゃうので。 ――この本は、どういうふうに読んでもらいたいですか? 石井 僕もまだ41歳ですけど、世の中にはいろいろな生き方があるから、こういう生き方もチョイスの1つとして持っていただけたらいいなあと。ゆるくても人生うまく転ぶこともあるんだ、だからあんまり肩ひじ張らずに行ってもいいのかな、って思ってくれる人がいればいいかなと思いますね。 (取材・文=ラリー遠田/撮影=名鹿祥史)

KinKi Kids、新シングル『鍵のない箱』で見せた成熟 息の長いエンタテイナーへ

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アイドルとしてもミュージシャンとしても成熟してきたKinKi Kids。

【リアルサウンドより】

 11月12日にKinKi Kidsが、通算34枚目のシングル『鍵のない箱』をリリースした。約1年ぶりの新作は、彼らが最も得意とするマイナーアップテンポの恋愛ソング。新曲についてのインタビューでは、堂本剛が「切なさというか儚い感じがKinKiらしくて表現しやすかった」と話しており、自分たちらしい一作となった手応えを感じている模様。

 また、堂本光一は「元気そうな曲でも俺らが歌うとちょっと暗くなってしまう」と答えるなど、KinKiとしては王道とも言うべきメロディ。だが、今作のDVDにはなんとおふざけバージョンのMVが収録されているのが新しい。

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