低迷の『ファーストクラス』が5.8%急落……大慌ての沢尻エリカが“捨て身の番宣”に本腰か

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 29日放送の沢尻エリカ主演のドラマ『ファーストクラス』(フジテレビ系/水曜22時~)第3話が、プロ野球・日本シリーズ中継延長により、放送時間が1時間40分も後ろ倒しとなり、過去最低視聴率の5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前回の8.3%から、大幅ダウンとなった。  同作は、4月クールの深夜帯に放送された前作の好評を受け、わずか3カ月で復活。放送前から、綾瀬はるか主演の裏番組『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)との視聴率対決が注目されていたが、大差をつけられ敗北中だ。 「初回14.3%でスタートした『きょうは会社休みます。』は、回を追うごとに、数字・人気共に右肩上がり。第3話では17.1%を記録しました、一方、初回から振るわなかった『ファーストクラス』は、第3話が23時40分から放送されるなど、つくづく運がない。これには沢尻も焦っているようで、最近は話題作りに積極的。23日発売の『女性セブン』(小学館)に報じられた、沢尻のストーカー被害の記事も、やたら『ファーストクラス』の宣伝文句が盛り込まれており、沢尻のマネジメントを手掛けるエイベックスが仕掛けた記事だとウワサされています」(芸能ライター)  話題作りといえば、同ドラマの番宣のために出演した『めざましテレビ』(フジテレビ系)で、沢尻は「(過去に)気に入らない子がいて、その子を泣かせたことがあって(笑)。その子がいちばんショックなことを、私がグサッて言っちゃったの。そしたら“うわぁ~ん”みたいな」と、共演者いじめをあっけらかんと告白。さらに腕組みをしながら「はあ? 何泣いてるの、こいつ、みたいな。“ふざけんなよ”みたいな(爆笑)」と続けた。 「『ファーストクラス』のテーマは、登場人物同士の足の引っ張り合いですから、このリップサービスは、話題作りに効果的だと考えたのでしょう。しかし復帰後、清楚な服装でバラエティに出演したり、確執のあった中山秀征に公開謝罪をするなど、しきりに“いい子キャラ”をアピールしているだけに、このぶっちゃけ発言には驚きの声も。捨て身の策を取るほど、彼女はこのドラマに懸けているということでしょう」(同)  「4話あたりから、衝撃的なシーンが続出する」(ドラマ関係者)という声も聞こえてくる『ファーストクラス』。沢尻の身を削った番宣にも期待したい。

酒の席でも気は抜けない!? 北朝鮮政府高官がふいに仕掛ける「抜き打ちテスト」とは

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平壌・高麗ホテル(Photo By David Stanley from Flickr.)
 こんにちは。拉致被害者再調査のため日本政府代表団が訪朝し、ストックホルム合意の履行に向けて話し合いを開始しました。拉致問題を含めた日朝間の問題に、ようやく進展の兆しが見えてきたようです。  そんな中で私は、数年前の訪朝時の「とある出来事」を思い出しました。  とにかく訪朝すると毎晩酒盛りが基本なので、下戸にはキツいです。その日も我々取材団は外国人案内 部門の幹部たちとホテルのバーで飲んだ後、さらにロビーで適当に酒を持ち寄って飲み直しをしていました。正直、「まだ飲むのかよ……」というところでしたが、めったにない機会なので仕方ありません。そして宴もたけなわとなった頃、奥のほうに座っていた高官に「ちょっと来い」と呼ばれました。    その方は某部門の責任者だったのですが、彼は突如、こう問いかけてきました。 「我が国と日本が関係を改善するためには、どうすればよいと思うかね?」  急に飲み会にそぐわない高度な質問に一瞬たじろぎましたが、答えは明白。私は自信たっぷりにドヤ顔で答えました。 私「やはり、拉致問題を解決させることであると思います」 高官「それはどんな方法だというのかね?」  どんなって言われても……というのが正直なところ。  とかく彼は「君の考えるロードマップを話せ。履行に支障があるとするなら、その解決策は何か」と言っていたのですが、彼が北の中でも最北出身なのか、日本でいう津軽弁のようななまりを全開にしてくるため、何を言っているのかまったくわかりませんでした。ところどころ聞き取れる単語を必死に拾いながら答えましたが、私の地頭レベルの低さも相まって、まともな問答になりませんでした。 私「国交正常化をすれば、何事もスムースにいくと思います」 高官「それは知ってるんだよ。だから、そのための道筋を話してくれたまえ 」  すると、幹部はしびれを切らしたのか、我々の中からもう一人、女子を呼びました。幹部は私同様に無慈悲な問いかけを浴びせましたが、20代半ばという年齢の割に「やり手」な彼女、北朝鮮高官の尋問を右から左へと受け流し、ひたすら「そんなことより飲みましょう」「ウェーイ」というノリで押し切ったため高官はそれ以上追及できず、むしろニヤついていました。いやあ、若いって本当にパワーですよね。まさしく西城秀樹の「YMCA」です。若い彼女のひょんな助け舟により、私のようなババアは「もういい、行け」とリリースしていただいたのでした。  しかし翌朝。訪朝団の人から「君たちは“不合格”だってさ」と告げられました。  思想レベル的に、ということでした。その高官がビザ審査 にも関わっていただけに、それを聞いて私は「そうか、もう二度と入国できないんだな……」と落胆しました。しかし、なぜかその後も入国できたので、単に北朝鮮的「アホ認定」を食らっただけのようです。  というのも2002年、日朝首脳会談で国交正常化について明記した平壌宣言が採択されましたが、北朝鮮としては「拉致問題は解決済み」という立場を一貫し、日本政府側の経済制裁解除なしには再調査は行わないとしてきました。横田めぐみさんの「ニセ遺骨疑惑」で交渉が大きくこじれましたが、後に第三者による鑑定を受け入れることを明言しました(これについて、日本政府側からの返答はありません)。  一方、日本政府側は拉致被害者問題に焦点を合わせ、経済制裁措置という形で対応してきました。歴代政権が支持率アップのために拉致問題を利用してきた、という向きも否定できません。  高官はこれらを把握した上で、あえて質問をしてきたのでしょう。まさか、北朝鮮の東北弁で来るとは思いませんでしたが……。  またある日、私の部屋で某部門の女性担当者と飲んでいたときです。私は「業務上で拉致問題対策本部の方とも関わりがある」と口を滑らせてしまいました。すると、泥酔していた彼女は急に真顔になり、こう言いました。 「では、彼らに伝えておきなさい。小泉元首相は拉致被害者を一時帰国させ、朝鮮に戻す約束をなぜ破ったのか。それについて論理的な説明、もしくは謝罪する手紙一枚でももらえれば、我々はすぐに動く用意がある」  まずい、面倒くさい展開になってしまったなと思った私は、「はあ……日本政府に言っておきます(誰にだよ)」としか答えられませんでした。  あれから、はや数年。現在に至るまで、水面下ではいろいろと動いていたんですね。まあ食い違いもあるでしょうが、平壌宣言の「双方は、北東アジア地域の平和と安定を維持、強化するため、互いに協力していく」という項目は最低限、履行していただきたいものです。  余談ではありますが今後、日朝関係が改善した際には訪朝時、酒に注意したほうがよさそうです。昼も夜も酒なので「ヘパリーゼ」は必須です。現地の謎の生薬 がガツンと効く場合はありますが(これはまたの機会に言及します)。  そして現地の観光案内員らは、前日どんなに酔いつぶれていようと翌朝は必ずシャキッとした様子で迎えにくるので、本当に不思議です。 ●やす・やどろく ライター、編集者。元朝鮮青年同盟中央委員。政治や民族問題に疲れ、その狭間にある人間模様の観察に主眼を置く。国籍・韓国(出生時は朝鮮籍)、本籍地・朝鮮民主主義人民共和国、出生地・日本という根なし草。いわゆる「在日2世」だが父親が高齢の際に製造されたため、世代的には3~4世。しばしば3重スパイ扱いされるのが悩み。日朝和平、北朝鮮のGDP向上、南北平和統一を願う一市民。ペンネームは実家が経営していたラブホテルの屋号(※とっくに倒産)。<http://blog.livedoor.jp/yasgreen/>

現代だったら炎上案件、戸川昌子が「婦人公論」で“溺愛と虐待”の育児を語る

<p> 今号の特集は「子どもの自立――老後資金と人生を奪われないために」。<a href="http://www.cyzowoman.com/2014/10/post_13737.html">前々号の「友情」特集</a>では「中高年の友達関係は“自立”と“自律”で成り立つのが理想」と唱えていましたが、自らの“自立”と子どもの“自立”、その両方を迫られているのが「婦人公論」世代です。リードにも「家を出ていかない、親の懐をあてにする、さらには高齢ニートまで。子どもに振り回されず、あなた自身の人生を楽しめるように、上手なひとり立ちへの導き方を考えます」とあります。結婚・出産という社会の枠組みが変わり、親世代のような経済基盤を持つのが難しい子世代の現状。考えてみれば、まったく異なる“現実”を抱えたもの同士が、家族という名の下に一緒に暮らしているんですよね。そりゃいろいろありますよ。</p>

食べてイク女性がいる!? 演技なのかガチなのかを本気で検証してみました

【messyより】

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Photo by Albarracin Jorge from Flickr

 ハイカロリーの食品を食べると性的興奮を覚え、オーガズムに達する女性ーーそんなビックリ記事を見つけました。米国人女性・ガビィ・ジョーンズさんの体重は270kg! 記事によると彼女は、自分が高カロリー料理を食べるながらイク様子を、動画で公開しているのだとか。それはぜひ見たい……と思ったのですが、発見できませんでした。閲覧にはお金を払わなければいけない(それが彼女の食費となる)ようなので、きっと一般に公開されてはいないのでしょう。

 ガビィさんは、とってもチャーミングです。そして太っている自分に誇りを持っています。別の記事では「私の身体って、肉感的でセクシーでしょ。太った身体はアート作品なの。自分自身で最高傑作を作り出しているのよ」と語っています。そして、ヘソ出し…

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“もはや板野友美”こと辻希美、スッピン公開に臆測「整形疑惑が払拭されると思っているのかも」

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辻希美オフィシャルブログより
 元モーニング娘。でママタレの辻希美が28日、メイク前とメイク後の比較写真をブログで公開した。  「make(^ー^)ノ」と題された投稿では、「ソラが10時過ぎに寝てしまい でもでもその間におんぶしてmakeしたょ」と、1歳の息子・昊空(ソラ)をおんぶしながらメイクしたことを報告。メイク前とメイク後の自撮り写真を投稿し、変貌ぶりに自ら「makeって恐ろしいね(笑)」と感想を綴った。  3人の子育てに追われながらも、日々のギャルメイクを怠らない辻。だがネット上では、このブログに対し「遠回しに整形疑惑を否定しているのでは?」という臆測が浮上している。 「辻は、24日に投稿した自撮り写真が、元AKB48・板野友美とウリ二つだと話題に。同時に『また顔変わった』『またやった?』と、何度目かの整形疑惑がかけられてしまった。辻は過去に、この疑惑を『整形は本っっっ当にしてません』『生まれたままの状態デス』などとブログで真っ向否定。その時も『メイクってすごい!』ということをしきりに訴えていましたから、メイクのすごさを伝えれば、おのずと整形疑惑も払拭されると考えているのかもしれません」(芸能ライター)  また過去には、逆に板野のほうが「辻に似ている」と言われていた時期があるのだとか。 「AKB48のブレーク前、板野はファンから『辻にソックリ』と言われていた時期がありました。しかしその後、板野・辻共に顔が成長を遂げ、2人のチャームポイントだった八重歯もなくなると、『辻にソックリ』と言われることはなくなったそう。それが現在、今度は辻が『板野にソックリ』と言われ始めた。辻と板野の間で、“捻じれ”のような現象が起きています」(同)  ギャルファッション、アヒル口、身長、元アイドル、整形疑惑……と、似ている部分の多い辻と板野だが、今後“夢の共演”を果たす機会はあるだろうか?

大親友・あびる優と紗栄子はなぜわざわざ過去の悪行を明かすのか

女性向けWebサイト【messy】とって出し! 全部読む
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(紗栄子オフィシャルブログより)
 28日、タレントでモデルの紗栄子(27)が自身のブログで親友だというあびる優(28)との思い出を綴った。  紗栄子は、あびるについて「東京に出てきて、初めてできた友達。16歳で一人で上京してきて、右も左もわからない時に、側にいてくれたのが優だった」と明かし、「登校も一緒にしたし、学校サボって2人でヒッチハイクして、スーパー銭湯にも行った」と学生時代のやんちゃなエピソードも告白。  同日にはあびるもブログを更新し… つづきを読む

巨人・坂本勇人と田中理恵、破局! 意味深ツイートに隠された“モテ男”坂本の女性問題

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『田中理恵Smile』(ベースボールマガジン社)

 リーグ優勝しながら、日本シリーズに進出できなかった読売ジャイアンツのイケメン選手・坂本勇人(25)。彼とくっついたり離れたりの関係が続いていたのが、2歳年上のロンドン五輪女子日本代表・田中理恵だ。しかしここにきて、2人がついに破局を迎えてしまったという。

 昨年5月、坂本は田中と運命の出会いをした。巨人と西武の交流試合で、始球式を依頼された田中は、体操選手らしい華麗な投球フォームを見せた。右脚が真っすぐ伸びた投球スタイルに、誰もが魅せられたが、その1人が坂本だったようだ。「安田美沙子がいい」「佐々木希が好き」などと何年も公言していた坂本が、昨年秋から「好きなタイプは礼儀正しい人」と、実名を挙げなくなっていた。

ふなっしー大ピンチ? “週刊誌NG”対応で「いろいろ暴いてやる!」と息巻くマスコミ

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「ふなっしー カレンダー 2015年」(日テレサービス)

 今月15日に行われた、バンダイの新商品「ふなっしーのめいっしー」の発売記念イベントでテレビ朝日を出入り禁止にしたと報じられた、人気ゆるキャラ・ふなっしー。ふなっしー公認の弟“ふなごろー”が初お披露目されたとあり、ワイドーショーやニュースサイトを賑わせたが、会見に入れなかったテレビ朝日以外にも憤慨しているマスコミ関係者がいるという。

「通常、事前にイベント取材を告知するプレスリリースが各メディアに届くのですが、今回のふなっしーイベントでは、週刊誌にはリリースが送られてきていなかったんです。そのため当日、ネットニュースでふなごろーのお披露目があったことを知りました。テレ朝が出入り禁止になった理由が、ふなっしーに悪臭を指摘したからでは……と一部が報じていましたが、うちはそんなこと言ったことはないはずですし、心当たりがないんですよね」(週刊誌記者)

キスマイ玉森裕太、サラリーマン役の初出演映画で新境地へ フラットな表現スタンスの長所とは

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有川浩の原作小説を映画化する『レインツリーの国』(2015年公開)で映画初主演を務める玉森。

【リアルサウンドより】

 Kis-My-Ft2の玉森裕太が、人気作家・有川浩の原作小説を映画化する『レインツリーの国』(2015年公開)で映画初主演を務めることが決定し、話題を呼んでいる。

 同作は、主人公の向坂伸行(玉森)がネットで見つけた“レインツリーの国”というブログに共鳴し、管理人のひとみ(西内まりや)に心を寄せていくという恋愛物語で、玉森は初となるサラリーマン役を務めている。

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9年ぶりの日本シリーズ進出でも……野村克也が明かす「阪神の黄金時代が永遠に来ない理由」とは?

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相も変わらず、ボヤいてます。
 今シーズン、クライマックスシリーズに進んだ阪神タイガースは、巨人を4連勝で下し、パ・リーグの覇者・福岡ソフトバンクホークスと9年ぶりの日本シリーズを戦っている。10月30日現在、勝ち星は3対1と崖っぷちに立たされてはいるものの、2012年の和田豊監督就任から3年、「猛虎復活」という当初のコンセプトが実現したといってもいい成績だろう。  はたして85年以来29年ぶりの日本一に輝くことができるのか? それとも……と、全国の阪神ファンがかたずをのんで見守っている中、この熱狂を斜めから眺めている人物がいる。元阪神タイガース監督・野村克也だ。彼は、この阪神の好調を一過性の出来事として考えている。今年9月に発売された、その名も『阪神タイガースの黄金時代が永遠に来ない理由』(宝島社新書)の冒頭で、野村は「阪神タイガースが強くなることは絶対にない。阪神に黄金時代は永遠に来ないと断言できる」と書き記しているのだ。  いったい、どういうことだろうか?  99年から3年間阪神の監督を務めた野村。当時は3年連続最下位と芳しくない成績に終わっているが、その経験から、野村は阪神の「悪い伝統」の内幕をつぶさに観察することができた。まず、彼が告発するのは、その人気ぶりから来る弊害だ。 「弱くても人気があり、周囲からチヤホヤされるから、選手が“お坊ちゃん”なのだ。甘えの体質が染みついていた」  サッカーW杯がどんなに盛り上がろうとも、関西のスポーツ紙は阪神ネタばかりが1面を飾る。そして、その人気をあおっているのが、「虎番」と呼ばれるスポーツ新聞の阪神担当記者たち。勝てば選手を大々的に持ち上げるが、負けた場合はその後の関係を考慮して選手ではなく、監督や球団へバッシングの矛先を向ける。調子に乗った選手たちは、キャンプ中にミーティングをしていても、練習後の遊びのことを考えて、気もそぞろ。タニマチからの食事のお誘いや、OB会の接待など、阪神選手は球場の外でも忙しいのだ。  そして、なぜか阪神はドラフトにおいて有力選手を獲得することができない。野村は、近年の阪神のドラフト1位で即戦力としてチームの柱になったのは、鳥谷敬、能見篤史と、藤浪晋太郎ぐらいしかいない、と語っている。野村のヤクルト監督時代、阪神には選手を入団までこぎ着けると、担当スカウトに球団から数十万円のボーナスが支給される制度があったという。取りたい選手ではなく、取れる選手を……そんなスカウトの姿勢では、実力のある若手選手を獲得することは難しいだろう。  さらに、FAで阪神が獲得した選手たちのほとんどは、実力を発揮せずに終わると野村。その原因は、阪神の中にある「空気」だという。 「あのチームでは、ヨソ者扱いされて馴染めないのだ。FAで加入した選手や、城島(健司)、福留(孝介)、西岡(剛)も、それで力を発揮できない面もあるのだろう」 と、独特の「伝統」を持つ阪神タイガースならではの事情が、「黄金時代が永遠に来ない」と断言する野村の根拠となっているようだ。そして、その「伝統」に対する批判だけでなく、現役選手や監督個人についても、野村の批判はやむことがない。  野村の監督時代に現役選手だった和田監督には「オーラのようなものがない」と苦言を呈する。「和田はマジメな性格で、コーチとしては手腕を発揮するが、残念ながら監督の器ではない。(略)あまりしゃべるタイプではないし、ベンチでも、いるのかいないのかわからない感じがする」。さらにオ・スンファンの150kmのストレートに「スピードの割には打者は早く感じない」、新井貴浩に「フルスイングではなくムチャ振り」、鳥谷は「キャプテンというより脇役タイプ」と、同書では批判的な分析が展開されているのだ。  そもそも、野村は、監督時代に当時のオーナーであった久万俊二郎オーナーに対して、クビを覚悟で阪神タイガースの球団改革を訴えていた。しかし、それから14年が経過しても球団全体からの「毎年優勝してやろう」という気概は一向に感じられないという。だからこそ、「勝ったところで決して本質が改善されているわけではない」と、この好調が一過性のものであると予言しているのだ。  ただし、野村も、ただただぼやき続けているわけではない。サッカーに押され、野球人気が低迷する今だからこそ、野村は関西を中心に絶大な人気を誇る阪神タイガースの活躍に、プロ野球界の未来を見ている。 「関係者にとっては相当厳しいことを書いてきたが、それは3年間お世話になり阪神の内情を知る私があえて低減することで、少しでもいい方向に進んでくれればという思いからだ」  はたして、そんな野村の思いが通じる日は来るのだろうか? (文=萩原雄太[かもめマシーン])