幕内上位で失速した遠藤と、新入幕で13勝の逸ノ城……大相撲、日・蒙ホープの“明と暗”

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『遠藤(左)と逸ノ城(右)』日本相撲協会公式サイトより
 先に行われた大相撲の9月場所で話題を独り占めしたのが、新入幕で横綱・鶴竜から金星を奪うなど13勝を挙げたモンゴル出身の逸ノ城だ。 「今年の1月場所に幕下付け出しでデビュー。192センチ・199キロと他の力士を圧倒する巨体とパワーで幕下・十両をそれぞれ2場所ずつで通過。今場所、横綱・白鵬にこそ格の違いを見せつけられたが、間違いなく未来の横綱候補。モンゴル出身の力士の中でも、初の遊牧民出身でキャラも際立ち、来場所の活躍が大いに期待される」(相撲担当記者)  1場所にして、角界のスターに躍り出た逸ノ城だが、先場所まで話題を独り占めにしていたのが、名門・日大出身で、アマチュア横綱の肩書を引っさげ鳴り物入りでデビューした遠藤だった。 「昨年の3月場所でデビューすると、十両を1場所で通過。新入幕を果たすと、“遠藤フィーバー”が巻き起こり、“相撲ギャル”が激増。昨年はいきなり永谷園のCMに起用され、11勝4敗で敢闘賞を獲得した今年の1月場所では、平幕力士としては異例の懸賞本数を集めた」(同)  逸ノ城もそうだが、遠藤もあまりのスピード出世だったため、なかなかまげが結えず、初めてまげを結った姿をめぐり、メディア各社が“初出し”の争奪戦を繰り広げるなど、さらに人気が過熱したのだが……。 「先輩力士からは『たかが、まげぐらいでチヤホヤされやがって……』と、やっかみの声も聞こえてきていた。その声は、土俵上にもしっかりと反映され、遠藤と当たる各力士たちは目の色を変えて取り組みに臨むだけに、遠藤は鼻血を流したり、体のあちこちを負傷したり、もはや満身創痍」(角界関係者)  今年の3月場所以降で勝ち越したのは7月場所(8勝7敗)のみで、西前頭筆頭に番付を上げた9月場所は3勝12敗と大きく負け越してしまったが、どうやら遠藤には番付以上の大きな壁が立ちはだかっているようだ。 「大相撲といえば、一時期は八百長問題に大揺れで観客も激減していたが、いつの間にか騒動が収束してしまった。とはいえ、八百長撲滅は難しかったようで、特に外国人力士は手を染めやすい。逸ノ城は今や幕内での一大勢力となったモンゴル人力士。それに対して、遠藤は“ガチンコ力士”として知られ、さらに先輩力士たちのやっかみも加わり、実力以上に勝つのが難しくなってしまった」(同)  来場所には関脇への昇進も取り沙汰される逸ノ城に対し、遠藤は平幕下位が決定的。早くも番付を逆転されることになった。

【ノーベル物理学賞】テレビが報じない、青色LEDをめぐる日本人3人の確執と和解

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「週刊現代」10/25号
今週の注目記事・第1位 「日本人3人の『絶妙な受賞』『微妙な関係』」(「週刊現代」10/25号) 第2位 「朝日新聞現役記者“真相”座談会」(「サンデー毎日」10/26号) 第3位 「『消費税10%にすべき』と唱える政府調査メンバー“有識者”26人の言い分」(「週刊ポスト」10/24号) 第4位 「乃木坂46初スキャンダル撮った! “熱烈路チュー”のお相手」(「週刊文春」10/16号) 第5位 「『円は急落』の予言的中で経済評論家『藤巻健史』の語る1年後」(「週刊新潮」10/16号) 第6位 「『逸ノ城』九州場所の危機はダイエットを阻む怪物的な食欲」(「週刊新潮」10/16号) 第7位 「女優・男優CMギャラ 大手広告代理店2014秋版『極秘生データ100人』スッパ抜き」(「週刊文春」10/16号) 第8位 「スポーツ紙は奥歯にモノが挟まった『森田理香子』の略奪半同棲」(「週刊新潮」10/16号) 第9位 「宮沢りえ 息を呑む『四十路セックス』シーン」(「週刊現代」10/25号)  今週は、大スクープはないが小ネタに読ませるものが多く、秋の夜長を楽しませてくれる。  まずは、恒例のセクシー袋とじ採点。ポストは「misono・30歳の記念セクシー」。彼女は、2002年にday after tomorrowのボーカルとしてデビューした女性。化粧気のない目が印象的な子だが、ファンではない私にはセクシーさが物足りない。  現代は「山陽放送元リポーターが脱いだ! 完熟ヘア・ヌード」。こちらは胸を揉みしだいたりの熱演で、男をそそるかわいい表情の女性。こんな女性がそばにいたら「短命」だろうなと思わせる。  今週はアサヒ芸能が「1億人の妹が35年ぶりにビキニ公開! 大場久美子 54歳のデカプリン、再び!」で参戦。この年になってもぶりっこしているのが、なんともかわゆい。だが、セクシーさはないね。  それよりSEXYクイーン吉沢明歩の「女王さまの秘宮」がいい。メチャかわいいし、ヘアも愛らしい。2015年版のカレンダーを売っているというから、買ってみようかな。  今週は吉沢明歩のかわいさがプラスしたアサ芸の勝ちじゃ~ッ。  順位に入る前に、気になる動きに触れておきたい。シリアに渡り、中東のイスラム過激派組織「イスラム国」に入ろうとした北海道大学の男子学生(26)が「私戦・陰謀」(ポストによれば、外国に対して私的に戦闘行為をする目的で準備や陰謀をする罪)容疑で警視庁公安部に事情聴取された。  こんな罪があるのを初めて知ったが、さらに警視庁は、学生の渡航を手助けしようとしたイスラム法学者とジャーナリストの事務所を家宅捜索したのだ。  これって、何かおかしくないか? イスラム国を敵視して空爆しているのはアメリカ・オバマ大統領だが、中東の中にはイスラム国を支持しているところもある。それに日本にとっては、今のところイスラム国は敵でも味方でもないはずだ。アメリカの植民地だから、アメリカが敵と見なすところは日本も敵と思わなければならないとでもいうのだろうか。シリアへ行って何十人も殺して帰国したわけでもないのに、こんな罪状でパクろうとするのは行きすぎである。  怖れていたように、権力にとって不都合なことを考える輩は、片っ端から引っ括って檻に入れてしまえという「権力の暴走」が始まったとしか思えない、理不尽な警察のやり方である。メディアはもっと、この問題を追及すべきである。  今週の9位は、41歳になった宮沢りえが体当たり演技を披露しているという、映画『紙の月』の濡れ場シーン。 「薄暗がりの中、全裸にバスタオル姿の宮沢がベットに移動し、二人は濃厚なディープキスを交わす。そこから、池松の舌が宮沢の肉体を這い回る。首筋にゆっくり舌を這わせていく池松。首筋に息づく、大きな生きぼくろがエロスを掻き立てる。舌はさらに全身を探り、鎖骨から、二の腕、胸、尻へと進み、徐々に秘部へと迫っていく。その間にも池松の手は、宮沢の形のいい、柔らかそうな乳房へと伸びる。乳房を揉みしだきながら、徐々に息づかいも荒くなっていく二人。やがて宮沢の股間に池松の舌が伸びる。そのまま顔をうずめて、ゆっくりとした舌使いで『クンニ』を繰り返すと、我慢できなくなったのか、たまらず『アッ、アッ、アアッ』と喘ぎ声を発する宮沢。その瞬間、暗闇の中に美しいバストが見え隠れする。そのまま彼女は小刻みに痙攣しながら悶え、エクスタシーを迎えるのである」  ポルノ顔負けのコーフンシーンじゃないか。彼女は、りえママがいなくなって何かが吹っ切れたのかもしれない。これは見に行かなくては。  お次は新潮。昨年、賞金女王に輝き、164センチの長身と美形で注目を集めているのが、女子プロゴルファー森田理香子(24)である。今季は大きく調子を落としているが、新潮によれば「実は、女子ゴルフ界にはこんな定説があるという。『男ができるとダメになる』」。森田も、スポーツトレーナーの安福一貴氏(38)との密会が報じられている。  新潮によれば、安福氏はNHKの一柳亜矢子さんと結婚していたが、昨年離婚したそうである。森田と出会ったのは昨年半ばだから「略奪半同棲」ではないかと新潮は書き、スポーツ各紙は「森田、トレーナーと交際宣言」(スポーツニッポン)などとソフトに報じていることに疑問を投げかける。  人気者にそっぽを向かれたら取材ができないからという、ゴルフ記者の悲しい性からなのだろう。  横峯さくらもそうだったが「一般社会と接点の少ない女子ゴルフ選手は、“半径5メートルの恋愛”が多く、森田が夢中になってしまったらしい」とゴルフ雑誌記者が話している。男を喰らい尽くして勝ちまくってやるという気迫が、横峯にはあるが森田には感じられないのが心配だ。  7位は芸能界の男優・女優のCMギャラの「大手広告会社の極秘生データ」をすっぱ抜いている文春の記事。  最高額はジャニーズ事務所の嵐とSMAPで、嵐の松本潤が5,000万円、キムタクが4,500万円だそうだ。急上昇したのが北川景子、沢尻エリカ、新垣結衣、佐藤健、斎藤工、西島秀俊。  5年ほど前、4,000万円クラスだといわれていた宮崎あおい、井上真央、長澤まさみ、新垣結衣の中で、新垣は一度落ち、『リーガルハイ』(フジテレビ系)のヒットで回復したそうだが、後の3人は厳しいそうだ。  米倉涼子は2,500万円、仲間由紀恵は4,000万円。江角マキコは、ママ友騒動や長嶋一茂邸への落書き問題で「今後、出演しているCMの契約更新や新規契約は難しいでしょうね」(広告代理店幹部)だそうだ。  無理な要求かもしれないが、私が知りたいのはキムタクに4,000万円が払われて、どれくらいが実際にキムタクの懐へ入るのかということである。そこのところも調べてくれないかな、文春さん。  このところ、大相撲が注目を集めている。遠藤はやや頭打ちの感があるが、新入幕でいきなり優勝争いを演じた逸ノ城(21)は本物かもしれない。新番付では一気に関脇に昇進するそうである。  順風に見える逸ノ城だが、新潮によれば、深刻な事態が進んでいるという。それは体重がどんどん増え続けていることだ。本人がいうにはベスト体重は175キロだが、公式には199キロ、実際には200キロを超えているそうである。  本人は「食べても飲んでも増えていく」と嘆いているそうだ。酒も半端ではない。担当記者によれば「“昨日は少し飲みました”と言うので量を尋ねると、あっさり“ビール11杯”と言うからケタが違います」。昔の力士の中には場所中でも二日酔いで相撲を取るのがいたそうだから、驚くには当たらないが、心配なのは太りすぎによる腰や膝への負担やケガである。  白鵬をはじめとする三横綱に衰えが見える今、もしかすると最速で横綱になる可能性のある逸材だから、食べるのは仕方ないが、稽古を手抜きしないことだ。来場所もこの勢いが続くか楽しみにしたい。  どこまで続く円安ぞ、と言いたくなる、このところの円の急落である。新潮で円急落を予言した、経済評論家で参議院議員の藤巻健史氏が、円安はこのまま続き、年末には1ドル=120~130円まで下落すると見ていると話している。これが5位。  今のような状態が続けば、世界中の金融関係者に、これはマネタイゼーション(政府が必要とする紙幣を日銀が刷り続けて、渡すこと)ではないかと見透かされ、国債マーケットで日本国債の投げ売りが始まり、同時に円の信用がガタ落ちになり、1ドルが500円や1,000円になってもおかしくないというのだ。  そうなれば、3年間の累積インフレ率が100%近いハイパーインフレになり「国民は耐え難き地獄の苦難を強いられる」(藤巻氏)という。  だから彼は、資産防衛するため「ドル資産」にしろと勧めるが、そこは省略。間違いないことはアベノミクスが破綻しているのに、この上消費税を10%に引き上げれば、庶民生活はどん底まで堕ちるということである。  最近の文春は、フライデー顔負けのグラビアスクープが多い。今週も女優・杏と熱愛中の東出昌大がそろって、信頼する「親戚のおじさん」とフレンチレストランで会食している写真、お笑い芸人の狩野英孝がコソコソ不倫デートをしている現場の盗み撮り、極めつけきはAKB48の公式ライバル乃木坂46の人気メンバー・松村沙友理(22)が、路上でチューしている瞬間をバッチリ捉えているグラビアである。  私は松村なる女の子には興味ないが、チューしている相手が「集英社の編集者」だというのが気になった。編集者ってそんなにモテるのかよ~、オレってそんなこと一度もなかったのに~。そういうやっかみからではあるが。  この乃木坂46もAKB48と同じように、否、それ以上に「恋愛禁止」規制が厳しく、ファンや芸能記者たちは口をそろえて「あの子たちはAKBと違って、心も体も清らかなんです」と言っているそうな。ホントかいな?  相手の男は30代で結婚しているというではないか。今年の春まで「ヤングジャンプ」にいて、グラビアを担当していたそうだ。しかも文春は、路チューの前から2人を追っていて、繁華街のお洒落な焼き鳥屋での会話まで聞いているのだ。その会話から、男が彼女の部屋を「訪問済み」なこともチェックしている。  8日にラジオ出演した松村は、出会いは街中でナンパされたことがきっかけ、身分を隠して付き合っていた、相手に妻子がいることは知らなかったと涙ながらに謝罪した。  こんなことがバレたら指原莉乃がHKT48へ島流しになったように、どこかへ飛ばされないだろうか。それとも、こんなことでいちいち怒っていたら秋元康の身体がもたないから、今回はお咎めなしか。  以前から言っているが、ポストの安倍政権批判、中でも経済政策への批判は新聞を含めた全メディアの中でも最右翼にあると、私は思っている。だが惜しむらくは、こうしたところへ注力するあまり、肩の凝らない楽しく読めるページに見るべきものが少ない。部数を伸ばすならそっちにも目配りがほしいものである。  さて、ポストは冒頭、新聞などは触れなくなってしまった「政党同士のごまかし」を追及している。 「臨時国会冒頭の代表質問。消費増税をめぐる安倍晋三・首相と海江田万里・民主党代表の『談合質疑』には耳を疑った。海江田氏はこう質問した。『消費税率引き上げの増収分の2割程度の金額を社会保障の充実に使うことは政府と国民との約束です。来年10月に消費税率を10%に引き上げる場合には、社会保障の充実分として2割相当の予算を必ず確保すると約束してください』安倍首相が答えた。『税率を10%に引き上げた場合には、2015年度は(増収分の)2割程度の約1兆8000億円を社会保障にあてることになる』──2人とも、国民を馬鹿にするにもほどがある。民主、自民、公明の3党合意で消費税増税法案が成立した日、時の野田佳彦・首相は『増税分はすべて社会保障として国民に還元される』(2012年8月10日の記者会見)と約束した。安倍首相も昨年10月1日、8%への引き上げを表明した会見でこう断言した。『消費税収は、社会保障にしか使いません』」ポストは、国民の社会保障費を勝手に8割も横領し、それを与野党で、元々そういうことだったととぼけようとしているのだと憤る。当然である。「新聞・テレビはその国民への裏切りを一切報じないどころか、再増税の旗を振っている。日本経済新聞は10月5日付朝刊の1面で『10%』への引き上げを促す記事を打った」(ポスト)  安倍首相は昨年、8%への引き上げを決断する前に「集中点検会合」を開き、日本経団連や全国銀行協会、連合などの団体トップや学者、エコノミストなど60人から意見を聞いた結果、76%にあたる44人が増税に賛成論を唱えた。そうやって、有識者という安倍首相の言いなりの御用学者たちを使って増税に踏み切ったが、結果は、急激な円安、実質賃金の低下、輸入品の価格上昇と、庶民の生活を苦しくしているのである。  だが、賛成派の土居丈朗・慶応大学経済学部教授は一向に反省せず持論を展開し、実質賃金の低下にはこう反応する。 「それは全労働者平均で見たものに過ぎない。大企業の正社員の実質賃金は上昇傾向に転じており、実質賃金が下げ止まらないことを理由に引き上げに反対したり延期を主張したりすることは、森を見て木を見ない議論で事実誤認である」  圧倒的多数の中小企業や非正規雇用の連中の賃金低下など知ったことかである。こういう意見を聞いて腹が立たない奴を、腰抜けというのである。ポストは怒る怒る。 「現実には増税分のほとんどは社会保障に使われず公共事業にバラ撒かれているのだから、『世代間格差の是正』など机上の空論だ。まして『木=大企業正社員』が良ければ『森=国民全体』は悪くても良いとは、なかなか思っても言えない“見識”である」  ポストに挙げられた10%の消費税引き上げ賛成派26人の名前は、いつでも見られるようにポストのネットに上げておいたほうがいい。  さて、今週の第2位は、サンデー毎日が朝日新聞の現役記者を集めた座談会。それほどの本音を語っているわけではないが、他の新聞社が出している週刊誌に出て、自社の問題点を指摘するというのは、新聞社間ではこれまでなかったと思う。そうした意味では、画期的な企画である。  木村伊量社長に対する批判には目新しいものはない。だが東電の吉田所長のスクープを、記事まで取り消すとしたことには、現場の相当な反発があることがわかる。いくつか発言を紹介しよう。 「記者D だから木村社長が会見で『記者個人の思い込みと取材不足が原因』と、個人に責任を帰するようなことを言ったのは、一記者として悔しかった」 「記者E 池上コラム問題が起きた直後に『お前らは吉田調書の担当から外れろ』と通告され、以後は取り調べのような聴取を何度も受けて『誤報だったことを認めろ』と責められたようだ。しかも9月11日に木村社長が会見するまで、記事自体を取り消すということを全く知らされていなかったらしい。記事取り消しという当事者にとって致命的な決定を、執筆した記者に通告もせず、いきなり会見で発表するというのは、どう考えても異常だ」 「記者C 一連の事態に関しては、木村社長が悪い、という声もあるが、正直言って社長だけの問題じゃない。今の朝日は、時の政権と対峙し、仮に圧力がかけられても闘うような組織になっていない。上層部の判断も含め、一種のブランドとして『闘うイメージを残しておきたい』という程度の思いはあっても、どこまで本気なのか、しっかりしていない。朝日が今後どうなるのか、相当な危機感を抱いている」  社のイメージをどん底まで落とし、現場の記者たちの自信を失わせた「大誤報事件」は、まだまだ収束には時間がかかる。そのためには上層部への信頼回復が不可欠だろうが、今の朝日新聞のトップたちにそれを求めても無理だ。  ここまで来たら、人心一新しかない。それとも朝日新聞新社でも作ったらどうか。出版社はそうやって生き延びてきたところがたくさんあるのだから。  日本国憲法がノーベル平和賞を取れなかったのは残念だったが、パキスタン出身のマララ・ユスフザイさん(17)に決まったことは納得である。  12年10月、スクールバスで下校途中、武装した男に銃撃されたマララさんは意識不明のまま英国に搬送され、奇跡的に回復した。そして昨年7月、16歳の誕生日に国連で演壇に立った時のスピーチが素晴らしかった。 「私は誰も憎んでいない。タリバーンの息子や娘たちに教育を受けさせたい。本とペンを手に取ろう。一人の子ども、先生、本とペンが世界を変える」  本とペンが世界を変える、そう言い切れる日本人がいるだろうか? かつてペンは剣よりも強いといわれていた。だがペンの力は落ち続け、力の強い者やカネを儲ける者が大きな声を上げ、我が物顔に世界を跋扈する。  花森安治が言ったように、ペンが剣よりも強くあるためには日々研鑽を積まなくてはいけない。そうしたことをあらためて考えさせてくれたマララさんの受賞だった。  ところで、ノーベル物理学賞を受賞した3人の日本人をメディアは絶賛して方々で取り上げているが、今週の現代はひと味違った角度から切り込んでいるのが面白い。これを今週の第1位とした。  ノンフィクション作家の山根一眞氏が、LED(青色発光ダイオード)の発明の偉大さをこう解説する。 「LEDとは電気エネルギーを通すと光を発する半導体の結晶のことで、それ自体は'62年に発明されています。'60年代に赤と緑のLEDは開発され、早い段階で実用化ができていました。そこに青色が加われば『光の三原色』が揃い、組み合わせることで白色の照明が可能になる。そうすれば、LEDの用途が大きく広がることはわかっていた。しかし、青色LEDの開発は困難を極め、『20世紀中の実用は難しい』というのが大方の意見だったのです」  赤崎勇名城大学終身教授は松下技研で開発に取り組み、その後、名古屋大学に移って研究を続け、天野浩氏も赤崎氏とともに名古屋大学で研究を続けた。  だが、一方の中村修二氏は徳島県の蛍光材料メーカー・日亜化学工業の技術者として、88年から青色LEDの研究に着手。93年に量産する独自の技術を確立した。  これまで自然科学分野のノーベル賞を受賞した日本人19名(米国籍日本人を含む)のうち、名古屋大学関係者は今回の受賞で6名になる。京都大学と比べても遜色がないばかりか、東京大学を上回っている。その理由は何か? 「名古屋大学というのは旧帝国大学の中では最後にできた大学で、一番規模が小さいんです。中部地方の拠点校ではありますが、あまりエリート志向がない。(中略)名古屋大学は、地を這いながら真実を追求するのに向いた環境なのかもしれません」(名城大学上山智教授)  この2人に比べ、中村修二氏は、歯に衣着せぬ発言で物議を醸す異端の研究者として知られている。研究の対価として日亜化学工業相手に200億円を請求し、勝訴する。05年に同社が約8億4,000万円を支払うことで和解したのである。 「中村先生が脚光を浴びたときは正直、とても悔しい思いをしましたよ。先行していたのは赤崎先生たちで、その研究があってのものなのに、敬意が微塵も感じられない。それでいて日本の研究風土の批判ばかり。赤崎先生、天野先生とは対極の方で、両者の関係はよくありません」(中堅研究者)  そんな「微妙な関係」が決定的になったのは、ある訴訟が原因だったという。  赤崎氏と天野氏の発明をもとに、トヨタ自動車系列の藤田合成が青色LEDを95年に商品化する。すると、すでに中村氏の開発を基に青色LEDの製品を販売していた日亜化学工業が、豊田合成を特許侵害で訴えたのだ。しかも当初、特許庁は豊田合成側の特許を認めなかったという。その後、双方が約40件も訴え合う泥沼の訴訟合戦に発展し、和解するまで実に6年を要した。その間、赤崎、天野両氏と中村氏は事実上、対立し続けていたことになる。  やはり赤崎氏に指導を仰いだ平松和政三重大学工学部教授が、中村氏についてこう話す。 「あれほど強烈な個性を持っている人は珍しいですが、私は大好きですよ。会うと彼はいつも言うんです。『教授で一生懸命やっても儲からないでしょ? 辞めて米国に来たほうがいいよ。成果を出せば、給料は3倍にも4倍にもなる』って。あんな人だから、学会でも敵は多かったでしょうね。でも、敵味方を考えず、自分のやりたいことを突き詰めて、今回ノーベル賞を取った。受賞後の会見でもまた『怒り』という言葉を使っていましたが、ああいうおめでたい場では、『機会をくれてありがとうございました』くらい言っておけばいいのにね(笑)」  どうして、こうした三者三様の確執と和解に焦点を当ててテレビや新聞はやらないのかね。ノーベル賞というありがたい賞の裏には、人間くさいドラマがいっぱいあるに違いないのに。現代の週刊誌らしい切り口はほめてあげたいが、もっと辛口でもよかったな。 (文=元木昌彦)

安藤美姫、新恋人との密会発覚! “友達以上”を物語る3枚のキス写真

<p> 最高で90%の死亡率というエボラ出血熱のパンデミックが危惧されている。先日、ついにアメリカでも感染者が確認された。飛行機で地球の裏側まで24時間で行ける時代だ。島国日本も決して他人事ではない。20年前に刊行されたエボラ熱を扱った『ホット・ゾーン』(飛鳥新社)が復刻したので再読した。これは小説、フィクションだと再読するまで思い込んでいた。でも実際はノンフィクション――。エボラも怖いが自分の記憶も怖い。</p>

芸能スキャンダルの発覚前夜、メディアを飛び交う裏情報の真偽&ネタ元

【messyより】

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Photo by tonerbaloner from Flickr

 韓国の大手新聞記者や芸能界記者には、いわゆる〈찌라시=チラシ〉と呼ばれるものがたびたび送られてくる。韓国語読みでも、日本語読みでも同じチラシである。チラシには、K-POPアイドルや韓国芸能人のスキャンダル、表に出せない裏話などが所せましとつづられている。いい換えれば、まだ存在を知られていないスキャンダルを伝える、業界内部の速報紙のようなもの。後に一般に発覚するスキャンダルのひな型になることも多い反面、まったく根拠のない誤報だったりする。

 数日前、韓国トップ人気女性グループBから、メンバーSが脱退するという事実が報道される少し前のタイミングで、韓国芸能記者たちの手元に〈チラシ〉が舞いこんできた。内容は、辞退を表明したメンバーSと、ほかのメンバーおよび親たちがSの事業を巡ってたびたび対立を繰り返していたというものだ。

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“路チュー”報道の乃木坂46松村沙友理、バナナマンとの共演で「どうイジられる」!?

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『【松村沙友理】 乃木坂46 公式生写真 2014』
 8日、自身の“路チュー不倫”報道をラジオ番組『レコメン!』(文化放送)の生放送で謝罪した乃木坂46・松村沙友理だが、今回のスキャンダルについて松村と共演している芸人らも言及している。  競馬情報番組『うまズキッ!』(フジテレビ系)で松村と共演経験のある、お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明は9日放送のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ系)で、今回の不倫報道で逆に松村へ好感を持ったと語った。小木によると、アイドルであるにもかかわらず、路上で不倫相手と腕を組んだりキスをしたりするのは、遊び慣れておらずスレていない証拠だと断言。これには相方の矢作兼も、「芸能人の遊び慣れしてる感じじゃないもんね」「本当に純粋にこんなことしちゃったって感じだね」などと同意。 「同時期にNEWSの手越祐也との熱愛報道があったきゃりーぱみゅぱみゅを引き合いに出しながら、きゃりーは“コソコソ感”がすごかったけど、松村にはそれがなくてより純粋、とも言っていましたね。まあ、ちょっと不自然なぐらいの松村擁護だったのですが(笑)、ネット掲示板にも『圧力がかかったのか』なんて書き込みがありました。ただ、小木は含み笑いをしながら『ツメが甘い』『脇が甘い』などと発言していただけに、これはおぎやはぎならではの“ホメ殺し”というか、皮肉と考えたほうがいいかもしれませんね。遠回しに不倫報道に触れながら揶揄する、というね」(芸能ライター)  一方、乃木坂46の冠番組『乃木坂って、どこ?』(テレビ東京系)でMCを務めるお笑いコンビ・バナナマンは10日放送の『バナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ系)で、よりストレートに不倫報道に切り込んでいる。  設楽統が「ファンにとっては相当に重い“さゆりんごパンチ”」と言えば、日村勇紀は「さゆりんごピンチ」と返すなど、最初は笑いのオブラートに包んでいたものの、次第にトークはエスカレート。相手に妻子がいることを松村が知らなかったことや、松村がアイドルであることを不倫相手が知らなかったことなどについて、そんなことがあり得るのかと発言。2人がナンパで出会ったことについても、疑問を呈していた。さらに、「今、酒飲ませれば日村さんでもキスできるかもよ」「それにしても、こんだけされて擁護するファンって、どんだけお人好しなんだよ」「握手会とかでも言われるでしょ。『お前にいくら使ってきてると思ってんだよ』って」「握手会は『おなかが痛い』で休むかもよ」とも。 「松村の釈明について誰もが感じていた思いを代弁した格好だったので、『関わりがあるからって無理に擁護しない設楽、見直したわ』などとネットユーザーらも大絶賛。おぎやはぎ、バナナマン、ともにそれぞれの持ち味を生かしたトークだったと思いますが、より一般の共感を得たという意味では、バナナマンに軍配が上がりそうです(笑)」(同)  軍配はさておき、設楽と日村が「会いづらいな」と語っていたが、おぎやはぎやバナナマンが番組収録時に松村をどのようにイジるか見ものである。

「尻文字強要」「強制カラオケ」! 工場パートで見た、女性社員のむごいパワハラいじめ

【作品名】『鬼が島』(前編) 【作者】永矢洋子『ご近所の悪いうわさ』

【作品紹介】夫の転勤で田舎に引っ越してきた私。家の近くで仕事を探すも、働く場所がまったくない。仕方なく近所の工場で働くことにしたけど、そこは古参の主婦が職場を牛耳るひどい環境だった……。

【サイゾーウーマンリコメンド】威張り散らす古参スタッフってどんなところにもいますよね~。そういうタイプはたいてい社歴の長さしか誇れるものがない、悲しい人たち……なんて哀れみの心を返してほしいほど、尻文字強要だの強制カラオケだの、昭和な古参パワハラが炸裂してます!

財産目当て? イギー・アゼリアの元カレ、結婚してもないのに離婚を申請

<p> 今年2月にリリースした「Fancy」が、ビルボードホット100で7週連続全米No.1を獲得し、「YouTube」の公式MVは再生回数3億回超え。ビルボードは同曲を「2014年の夏を彩るサマーソング」第1位に認定し、同ランキング3位に選ばれたアリアナ・グランデの「Problem」にもフィーチャリングされ、「Fancy」と「Problem」で5週連続全米チャートの1位と2位を同時に制覇する快挙も成し遂げて、女性ラッパーとしての記録を次々と更新しているイギー・アゼリア。今、最も勢いがあるヒップホップ・アーティストであり、世界中にイギー旋風を巻き起こしている。</p>

芸能スキャンダルの発覚前夜、メディアを飛び交う裏情報の真偽&ネタ元

女性向けWebサイト【messy】とって出し! 全部読む
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 韓国の大手新聞記者や芸能界記者には、いわゆる〈찌라시=チラシ〉と呼ばれるものがたびたび送られてくる。韓国語読みでも、日本語読みでも同じチラシである。チラシには、K-POPアイドルや韓国芸能人のスキャンダル、表に出せない裏話などが所せましとつづられている。いい換えれば、まだ存在を知られていないスキャンダルを伝える、業界内部の速報紙のようなもの。後に一般に発覚するスキャンダルのひな型になることも多い反面、まったく根拠のない誤報だったりする。  数日前、韓国トップ人気女性グループBから、メンバーSが脱退するという事実が報道される少し前のタイミングで、韓国芸能記者たちの手元に〈チラシ〉が舞いこんできた。内容は、辞退を表明したメンバーSと、ほかのメンバーおよび親たちがSの事業を巡ってたびたび対立を繰り返していたというものだ。 つづきを読む

【中国】大型連休中に相次いだ旅行者マナー違反で大論争「マナーがないのは農村出身者」?

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イメージ画像  photo by Chris Feser's flickr
 建国記念日に当たる10月1日からの1週間、中国は毎年恒例の大型連休を迎えた。今年の連休期間中に旅行に出かけた人は昨年より12%増え、過去最高となる延べ4億8,000万人に達したとみられている。毎年、この時期に取り沙汰される旅行者らによる迷惑行為も、その分、著しいものとなった。  観光地として公開されている江蘇省の周恩来元首相の旧家では、この1週間のうちに観光客が残したとみられる大量の落書きが見つかった。また、広東省深セン市のテーマパークでは、展示していた陶製の小型の人形、5万個近くが来園客によって持ち去られ、被害額は約6,000万円に達した。また、北京の天壇公園にある600年前に製作された漢白玉石彫では、写真撮影のために上部に座ったり立ったりする者が後を絶たなかった。  こうした旅行者による非文明的行為は、中国でも報道されており、議論も巻き起こっている。中国版Twitter「微博」では、こんな書き込みが散見される。 「だから俺はずっと農民を町に入れるなと言っているだろ!」 「習慣の問題だ。都市部の生活に慣れた人ならゴミは自然とゴミ箱に捨てに行く。農村の生活に慣れた人は適当に投げ捨てる」 「俺も農村出身だ。実家ではゴミをその辺に捨てる。大学を卒業して一部上場の会社にインターンに行ったが、つばをどこにでも吐くという理由で解雇された。それから俺は自分をしっかり管理するように心がけた。ある面接で、俺は会社の入り口にあった紙くずを拾ってゴミ箱に捨てた。それが理由で採用されるとは思っていなかった」  つまり「マナーがないのは農村出身者」というわけである。しかし一方では、こんな反論も。 「こういったことは、みんな都市の人間がやっているに違いない。農民には旅行に行くような時間も金もあるわけない」 「杭州に旅行に行ったら、マナーの悪い奴らはみんな北京なまりだったぞ!」  さらには、「入場料を払っているんだから別にいいだろう? 保護や掃除は管理者の仕事だ」という開き直ったような書き込みもある。結局、誰もが責任のなすり合いに終始し、他人ごとを決め込んでいる点に、問題の本質がありそうだ……。 (文=牧野源)

Sexy Zone、新作チャート1位獲得も前作割れ 体制変更へのファンの不満も影響か

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今年の夏、メンバーの流動化などでも話題を集めたSexy Zone。

【リアルサウンドより】

参考:2014年09月29日~2014年10月05日のCDシングル週間ランキング(2014年10月13日付)

 ジャニーズ系のグループのひとつ、Sexy Zoneが1位。しかしチャートというのはいつもそうだが、順位だけを見ていてもわからないところがある。

 まず、今回のシングル『男 never give up』の初週売り上げ枚数は12.5万枚。これは今どきの1位の売り上げとしては妥当なものだ。しかしこのグループの過去のデータを見てみると、この数字は必ずしも喜ばしいものではない。前作は15万枚、前々作は14.4万枚、その前は13.8万枚と、シングルの売り上げは2012年から一貫して上昇傾向にあったところで、久々に前作割れとなったのである。

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