「少女を縛って」美しい国・日本の生み出したエロス『部屋と少女と赫い縄』

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『部屋と少女と赫い縄』マイウェイ出版
 イラストレーターのみうらじゅんは、エロについてこう語っている。 「高校時代、中間・期末テストが終わると、まるで自分へのご褒美のように通っていたポルノ映画館。三本立ての中には必ずギャグ・ポルノという作品が混じっていて大層気分を損ねたもんだ。エロは陰湿でなければいけない! 陽気な性への反発からオレはいつしか団鬼六のSM映画シリーズにのめり込んでいった」(『とんまつりJAPAN』集英社文庫)  思春期をこじらせてしまった人間は、一度はフェティシズムの世界を通り、エロについて考えを巡らす。いったい、エロとは何か? どこからがエロくて、どこからはエロくないのか? 性の極北ともいえるフェティッシュの世界を垣間見ながら、文系童貞エロ青年たちは、この世のどこかにあるであろう真のエロを夢想するのだ。 heyatoshojotoakainawa__01.jpg heyatoshojotoakainawa__04.jpg  日本が、世界に誇るエロス「KINBAKU」。今や、海外でもその人気は高く、縄師たちは世界各地のフェティッシュイベントにもひっぱりだこ。一本の麻縄がカラダの自由を奪うことによって、どうしてここまで奥深いエロが生み出されてしまうのか? まさに、それは「東洋の神秘」と形容できる所業だ。  『部屋と少女と赫い縄』(マイウェイ出版)は、20人あまりの少女たちを縛り上げた一冊。真っ白い壁に囲まれた、やわらかな光が差し込む部屋で、濡れた目線をカメラに向ける美女たち。処女性を感じさせるそのあどけない面影と裏腹に、白い肌をきつく縛り上げる赤い縄。それは、エロさを通り越して美しさすら感じさせるだろう。  この写真集を撮影したのは、写真家の中島圭一郎氏。昨年上梓した『ウインクキラー』(マイウェイ出版)は、少女たちのウィンク姿がなぜかそこはかとないエロスを感じさせる一冊となったが、今回は、大胆に縛り上げられた少女のエロさを全開にしている。 heyatoshojotoakainawa__05.jpg heyatoshojotoakainawa__02.jpg  とはいえ、本書には、意外にもバストトップがあらわになっている写真は1枚もない。制服姿で、浴衣姿で、メイド服で、ボンテージで、ベビードールでとさまざまなコスチュームを身にまといながら、少女たちはそのカラダを荒縄に預けている。縛り方も、亀甲縛りから宙吊り、あるいは蜘蛛の巣のように広がる美しい縄まで多種多様だ。ブラの代わりに麻紐が乳首を隠している一枚に、欲情しない男がいないはずがないし、股間に通された縄に至っては、女性でもないのに、そのスジに食い込む荒縄の乱暴な触感を想像してしまうだろう……。そう、緊縛とは、全裸にして全てをさらけ出すのではなく、一本の縄を通すことによって、女性のカラダを想像しながら脱衣以上のハダカを実現してしまう行為なのだ。 heyatoshojotoakainawa__03.jpg  21世紀になって、中出しも乱交も当たり前になったAVは過激化の一途をたどるばかり。インターネットで検索すれば、モザイク無しの動画が溢れかえっているし、倫理的にアブない児童ポルノだって獣姦だってスカトロだって見ることができてしまう。こんなにも、エロが氾濫している時代は人類はじまって以来のことだろう。だが、奥ゆかしき日本人は忘れていない。エロとはただ全てを見せつけることではないのだ。隠すことによってハダカ以上にハダカにし、一本の縄で自由を奪うことがたまらない快楽を生み出す。それは、人間にのみ許された知的で痴的な性のカタチなのではないだろうか。  「美しい国・日本」の生み出したエロはかくも奥深い。

夏恒例『an・an』セックス特集、今年はトンデモ・テクと重大な異変が…

【messyより】

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『n・an 2014年 8/20号』マガジンハウス

 夏の宿題よろしく読書感想文コラムをしたためてから早1年。今年もこの季節がやってまいりました。夏恒例、雑誌『an・an』のセックス特集です!

 夏になるとこれを読むという習慣がすでに身についている私。朝イチでコンビニに寄ったわけですが、売り場でまず目を惹いたのは松坂桃李クンの腕毛。腕つってもヒジ下じゃないですよ。上腕までうっすら体毛に覆われているところに、妙な色気を感じました。もっとツルンとした青年だと思っていたのに、やだぁ~なんだか野生的じゃないの、と。でも、中のグラビアページは露出不足! ぜんっぜん物足りない!!

 そんなこんなでページを開くと、出ました、読者体験記。

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夏恒例『an・an』セックス特集、今年はトンデモ・テクと重大な異変が…

【messyより】

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『n・an 2014年 8/20号』マガジンハウス

 夏の宿題よろしく読書感想文コラムをしたためてから早1年。今年もこの季節がやってまいりました。夏恒例、雑誌『an・an』のセックス特集です!

 夏になるとこれを読むという習慣がすでに身についている私。朝イチでコンビニに寄ったわけですが、売り場でまず目を惹いたのは松坂桃李クンの腕毛。腕つってもヒジ下じゃないですよ。上腕までうっすら体毛に覆われているところに、妙な色気を感じました。もっとツルンとした青年だと思っていたのに、やだぁ~なんだか野生的じゃないの、と。でも、中のグラビアページは露出不足! ぜんっぜん物足りない!!

 そんなこんなでページを開くと、出ました、読者体験記。

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ペニオク休暇中のほしのあき、今度は吉川ひなののブログに登場! ミニスカ&猫耳から漂う“37歳の執念”

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吉川ひなの公式ブログより
 タレントの吉川ひなのブログに12日、ペニーオークション詐欺騒動以降、芸能活動を休止している、ほしのあきが登場した。  吉川は、「サンリオピューロランドに行ってきたよ*\(^o^)/*」と、ほしの、ハローキティとのスリーショットを投稿。ほしのは、フリフリのミニスカート姿で、頭にはハローキティの“猫耳”を装着。37歳の子持ちとは思えぬ、キャピキャピ感が漂っている。  ほしのといえば、2011年9月に13歳年下の三浦皇成騎手と結婚。翌年に第一子を出産し、ママタレ一直線かと思われたが、同年12月にペニオク詐欺への関与が発覚。ブログに謝罪文を掲載し、メディアから姿を消してしまった。  しかし、時に「ママタレ版ウォーリーを探せ」と揶揄されるほど、たびたび他のママタレのブログに登場。夏川純、SHEILA、小倉優子、ギャル曽根、藤本美貴らと“ママ友会”を開いていることも明らかとなっている。  吉川のブログに登場したほしのに対し、ネット上では「相変わらずかわいい」「37歳でミニスカ&猫耳が似合うなんて、さすが」といった賛辞が上がる一方、「人のブログに出るの好きだよね~」「そんなに出たければ、自分のブログ再開すればいいのに」「見るたびに、若作りが痛々しい」という声も。 「他人のブログに登場したほしのは、たいがいミニスカート姿。7月下旬に、ベビーカーを押す彼女をキャッチした『女性自身』(光文社)の記事でも、レースのミニワンピで大胆に露出。もしかしたら、『ミニスカートしか履かない』と決め込んでいるのかもしれません。かつて“日本最高齢グラドル”をうたっていた彼女ですが、いまだに“肌見せ”への並々ならぬ執念を感じさせます」(芸能ライター)  なおも抜群のスタイルを維持し続けるほしのだが、復帰の意思はあるのだろうか?

華原朋美の怨念が昇華される日はいつ来るの?【テレビ好き勝手犬。】

女性向けWebサイト【messy】とって出し! 全部読む
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(『FNSうたの夏まつり2014』公式HPより)
 世間が盆休みムードに包まれ、夏も終わりに近づきつつある。それをいっそう強く感じさせる大型歌番組『FNSうたの夏まつり2014』(フジテレビ系)が8月13日に生放送となった。大型歌番組といっても、日テレやTBSのように朝から晩までぶっ通しの長時間生放送ではないが、4時間にわたって生演奏と生歌で様々なアーティストがコラボレーションするのが本番組の醍醐味。名物プロデューサーが手がける最後の祭りということもあって、出演陣も気合いが入っている。と、思われたが、冒頭から「夏のうたまつり」といい間違えたうえに噛みまくるMC草なぎ剛は緊張感が薄いのか緊張しすぎたのか。おそらく前者だろう。  本稿では番組のハイライトを勝手に3つに絞ったので発表させていただく。 つづきを読む

「黒子のバスケ」公判で被告が饒舌に語った、“努力”と“自分設定”の奇妙さ

<p> 6月に「黒子のバスケ」脅迫事件の公判第3回に行ってきた。なぜ足を運んだかというと、それは被告を生で見てみたいと思ったからだ。この事件は、同作に関連するイベントや同人誌即売会、また作者の藤巻忠俊氏の関係各所を狙った脅迫事件である。実のところ、捕まったときも、当時の報道でもあまり興味は持たなかった。ただの嫉妬心から嫌がらせをしていた、オタクの非正規社員、というイメージを報道から受けたからだ。そんな私がこの公判に興味を持ったのは、ネットで被告の意見陳述を見てからだ。やけに論理的な被告に、それ以前の単純動機犯というイメージを覆された。どんな人なのか、真実をこの目で見てみたい。今回、わざわざ大雨の中、傍聴に行った動機はただそれだけだった。</p>

「黒子のバスケ」公判で被告が饒舌に語った、“努力”と“自分設定”の奇妙さ

<p> 6月に「黒子のバスケ」脅迫事件の公判第3回に行ってきた。なぜ足を運んだかというと、それは被告を生で見てみたいと思ったからだ。この事件は、同作に関連するイベントや同人誌即売会、また作者の藤巻忠俊氏の関係各所を狙った脅迫事件である。実のところ、捕まったときも、当時の報道でもあまり興味は持たなかった。ただの嫉妬心から嫌がらせをしていた、オタクの非正規社員、というイメージを報道から受けたからだ。そんな私がこの公判に興味を持ったのは、ネットで被告の意見陳述を見てからだ。やけに論理的な被告に、それ以前の単純動機犯というイメージを覆された。どんな人なのか、真実をこの目で見てみたい。今回、わざわざ大雨の中、傍聴に行った動機はただそれだけだった。</p>

入店拒否の飲食店やタクシー乗車拒否も……エボラ出血熱騒ぎで中国に広がるアフリカ人差別

YouTube「WHO responds to Ebola virus disease outbreak in West Africa」
 エボラ出血熱の感染拡大が止まらない。世界保健機関の発表によると、感染者は西アフリカを中心に、2000人に達しようという勢いだ。  一方、西アフリカから遠く離れた中国でも、感染への恐怖を背景に黒人差別が横行している。  特に顕著なのが、30万人以上のアフリカ系住民を擁する広東省だ。省都広州市の旧市街地区にある三元里は、衣類や革製品の卸売市場があることから、10数年前から買い付けに訪れるアフリカからの貿易商で賑わいを見せていた。その後、彼らの一部が定住化したことで、合法不法合わせ、10万人以上のアフリカ出身者が住む、アジア随一の「リトルアフリカ」へと発展している。  そんな広州市で、アフリカ人排斥の現場を目撃したというのは、同市在住の日本人男性だ。 「飲食店に入ろうとした二人組の黒人が追い出され、揉めごとになっていたのを目撃しました。理不尽な対応に、彼らが英語で抗議していると、店が通報したのか警官がやって来た。店員が『ほかの客が嫌がるから』と説明したのですが、その警官は自分の口を手で押さえながら彼らに近づこうとしない。5メートルくらい離れた距離から二人に、つたない英語で立ち去るように命じ、彼らは仕方なくその場をあとにしていました」  同市在住の日本人女性もこう話す。 「地下鉄で、黒人が乗ってくると、中国人の乗客は露骨に嫌な顔をして別の車両に移動する。また、『ラッシュ時なのにやたら空いているな』と思ったら、その車両に黒人の乗客が乗っているということが多々あります。以前だと、農村から出てきたばかりの田舎者が黒人を珍しがって、携帯電話で写真を撮ったりしていたのですが、そうした光景も見られなくなった。また、知人がタクシーを拾って、行き先を告げたところ『エボラが怖いから行きたくない』と乗車拒否されたそう。その行き先は、アフリカ人が多く住むエリアだったんです」 もともと黒人に対する偏見が根強い中国に暮らすアフリカ系住民は、エボラ騒ぎでさらに肩身の狭い思いをすることになりそうだ。 (文=牧野源)

「能年に合う、アート系の企画を……」能年玲奈の“美術系女優”イメージ戦略は成功するのか?

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自作ワンピースを披露する能年玲奈(オフィシャルブログより)
 主演映画『ホットロード』のプロモーションのため、メディア露出の盛んな能年玲奈(21)だが、随所でアーティスティックな面をアピールしている。  モデル時代から、得意のイラストや、手作り小物などをブログに投稿していた能年だが、最近は『あまちゃん』(NHK)で共演した小泉今日子からプレゼントされたというミシンで、洋服作りに挑戦。メディアでたびたび、自作のスカートやワンピースの写真を公開している。  また、4日に出演した『しゃべくり007』(日本テレビ系)では、自作の絵本を披露。スケッチブックに描かれたイラストとともに、同番組のレギュラー陣が登場するショートストーリーを読み上げ、視聴者からは「かわいい」「ほっこりした」と好評だった。  一方、9日放送の『嵐にしやがれ』(同)では、「女優をやりながら美大に通いたかった」という能年の願望をかなえるロケ企画「もしも嵐と能年玲奈が美大生だったら」を放送。ベレー帽をかぶった能年は美術大学を訪れ、オリジナルTシャツを制作。「能年さんにとって芸術とは?」との質問には、「芸術とは、疳の虫だ!」と哲学的な回答をし、嵐をアッと驚かせた。  さらに、モード系ファッション誌「装苑」(文化出版局)でも、オリジナルのブローチやネックレスなどを作る特集に登場。自作のヘッドドレスを身に着け、表紙も飾っている。 「能年さんはブレーク以降、出演作が少ないせいもあり、『あまちゃん』のイメージがなかなか抜けない。しかし、小泉さんからミシンをもらったというエピソードの反響が大きかったこともあり、所属事務所は彼女のアーティスティックな部分を、さらに押し出す方針に変更。各メディアに『能年に合うアート系の企画を』と、売り込んでいるそうです。また、大手出版社では、彼女の絵本やアート本の企画も持ち上がっているとか。今後は、“美術系女優”路線で行くようです」(芸能事務所関係者)  ついに、明白なイメージ戦略を打ち立てた能年サイド。女優として一皮むけることはできるだろうか?

『UTAGE!』の「歌がヘタな舞祭組」イジリが、まったく面白いと思えないワケ

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笑わせてんだか笑われてるんだか……どっちでもいっか?

 今回ツッコませていただくのは、8月11日放送分『UTAGE!』(TBS系)。

 「何事も食わず嫌いはいけない」と思い、久しぶりに同番組を見たのだが、出演者はKis‐My‐Ft2のほか、Aya(E‐girls)、今井絵理子、KABA.ちゃん、川畑要(CHEMISTRY)、指原莉乃(HKT48)、島袋寛子、高橋みなみ(AKB48)など、「久しぶり」感をまったく覚えない顔ぶれ。

 しかも、相変わらず「舞祭組の歌がヘタ」ということで笑いを取っており、「まだこれ、続いてるのか……」と唖然としたが、その後も出てくるもの出てくるもの、ことごとく「舞祭組の歌のヘタさ」であることには驚愕した。パラレルワールドにでも迷いこんでしまったんじゃないかと思うほど、地獄の無限ループ状態だ。