元NHKのフリーアナウンサー、住吉美紀にヘアヌード写真集の出版話が浮上していると、現在発売中の「週刊実話」(日本ジャーナル出版)が報じている。同誌によると、ヘアヌード写真集を企画しているのは大手出版社で、住吉へのギャラは5,000万円。エージェントを通じて内々に写真集企画を打診したところ、本人は興味を示しているという。 「2011年にNHKを退社してフリーになった住吉ですが、翌年にワイドショー『知りたがり!』(フジテレビ系)の司会に抜擢されたものの、視聴率が1%台に低迷したまま、わずか1年で打ち切りに。本人も得意のヨガで番組を盛り上げようとレオタード姿でセクシーポーズを披露するなど奮闘はしたのですが、他局からは『ラジオより数字が取れていない』などと揶揄されてしまうありさま。結局、独立後、最初の仕事でミソをつけてしまったために、その後の仕事が続かず金欠状態らしいのです。先日もバラエティ番組に出演して『フリーになって半年の収入が6万円だった』などと明かしていましたから、ヘアヌード写真集のオファーは渡りに船だったのかも」(芸能ライター) だが、元女子アナの看板で食べていけないのは、住吉だけの問題ではない。民放各局とも業績低迷による経費削減で、昨今はフリーアナを起用せずに自社の局アナを重用する傾向にあるのが実情だ。フリーアナといっても、アナウンサーらしい仕事はあまりないため、タレント的な活動展開が求められてくる。ヘアヌード写真集は極端だとしても、“セクシー路線”を選ばざるを得ないフリーアナも存在する。 「典型なのが、元日本テレビの脊山麻理子と九州朝日放送の長崎真友子でしょうね。脊山は33歳ですが、水着グラビアに挑戦して話題を呼びました。最近ではバラエティ番組でパンチラを連発してネットで評判になるなど、いまやアナウンサーというよりは、すっかりセクシー要員ですね(笑)。一方、長崎はまだ20代と若く、アナウンサー出身のグラドルと言っていいほどの活動ぶりです。2人とも元女子アナの看板になんてこだわっていられない、というのが正直なところなのでは」(同) そう考えると、住吉のヘアヌードも実現の可能性が大いにあり得るということなのか? 「これまでにも彼女は男性週刊誌などで、露出度の高いグラビアを披露しているので、ヘアヌードにもそれほど抵抗がないといわれていますが、果たして彼女のヌードにそれほどの需要があるものでしょうか? 脊山や長崎のように、ビジュアルが特に優れているわけでもないですからね。NHKを辞めてすぐの時期なら話題性もあったのでしょうが、すっかり株の下がった今では、ただの落ち目の熟女タレントのヘアヌードと変わらない。5,000万円のギャラの価値なんてないと思いますよ」(同) しかし、天下のNHK出身の女子アナにヘアヌード写真集のオファーが舞い込んでくるというのだから、時代も変わったものである。住吉美紀|株式会社ノースプロダクション
月別アーカイブ: 2014年7月
DJ和が語る、J-POP&アニソンDJの可能性「日本発祥の楽しみ方で海外に負けない規模を作る」

「ノイタミナはアニメを『全員ごと』にした」
――『ノイタミナ10TH ANNIVERSARY BEST MIXED BY DJ和』は、ノイタミナというアニメ番組枠の10年史であると同時に、J-POP、ロックの10年史にもなっています。制作にあたってどんなコンセプトを立てましたか。 DJ和:今までは企画からコンセプト、選曲も曲数も自分たちで作っていくのが普通でした。でも今回はノイタミナ10周年っていうことと、これだけの楽曲がある、という提案からいただいたので、いつもとは取り掛かり方が違っていたんですよね。それに、ノイタミナには作ってこられた方やファンの方のいろいろな気持ちがあるので、「いつもより責任重いな」と思っていました(笑)。僕自身、ノイタミナはずっと見ていましたし、他のアニメも好きです。アニソンというジャンルで見ると、ノイタミナの作品のオープニングやエンディングは、オシャレというかJ-POP寄りというか、すごくロックだったり青春モノだったり、他のアニメとは違うブランディングが確立されていると思っていて。だから、単純に良い曲の詰まった、1枚のミックスとして楽しめるものになると思っていましたね。 ――これまでDJ和さんは、アニソンをまとめたDJ MIXもリリースしていますが、今回はそれともスタンスが違いますよね。 DJ和:そうですね。アニソンのようなテンポが早くていわゆる萌え系みたいな曲は、クラブでも流れるんですけど、そういうものは、お客さんはワッと反応するんですよね。でもノイタミナMIXの場合は、みんなもっと思い出に浸ったりして、じっくり聴くようなところがあります。そこは違いますね。 ――たしかに、最初に「ハチクロ」のオープニング曲になっていたYUKIさんの「ドラマチック」が流れてくると懐かしい気持ちになります。ノイタミナはずっとご覧になっていたということですが、ノイタミナについてはどんな印象を持っていますか? DJ和:一際目立っていたというか尖っていた印象がありますね。何か新しい感覚で「こういう枠があるのか」と新鮮に思った記憶があります。最初にちゃんと観たのは「のだめカンタービレ」かな? 最初の方の「のだめ」や「ハチクロ」の雰囲気で「こういう感じ」というノイタミナのイメージを僕は持ったし、観ている人もわかったんじゃないかなと思います。 ――スタイリッシュな絵柄で、他のカルチャーが好きな人も楽しんできた印象です。 DJ和:そうですね。「アニメ好きの枠を広げようとしている」という感じはノイタミナさんにすごく感じます。アニメっていうものを「全員ごと」にしたというか、誰にでも当てはめられるようにしたと思います。「バラードの曲が最近なくなってきた」

「日本の曲をかけて、世界のトップクラスのDJに負けない規模を目指したい」

「ミックスCDが飽和しつつあると思うので、ここからが難しい」
――ここ数年で、音楽のリスニング環境も大きく変わりました。 DJ和:一番大きいのは、若い友達の家に行っても、みんな家にコンポやラジカセを持っていないということです。全部PCなんです。テレビすらない子もけっこういます。CDを買ってCDプレイヤーに入れる、という行為がなくなったのは、必要がなくなった、ということでもあると思いますけど、聴くものが変わるというのは大きいことです。コンポで聴くって、家でゆったり聴く感じじゃないですか?でも外出中にiphoneで聴くって聴き方がぜんぜん違うことです。落ち着いて聴けないだろうし、そこで好きなジャンルや音楽が変わってくるような気もします。PCでの鳴りが良い音楽を好んでしまうとか。PCでクラシック聴こうと思う人はあまりいないと思います。 ――作り手としてはリスニング環境の変化にどう対処していきますか。 DJ和:ちょっと心配なのは、今の10代の子たちはすでにマイパソコン、マイスマホを持っているとして、その2つで良く聴こえる音楽ばかり聴くようになるのかな、という点ですね。でも、もっと新しいものが生まれる可能性もある。たとえば「CDがなくなった先に全部がデータ化されるとしたら、もう尺は関係なくなるな」とも思います。今回もCDなので80分で限界ですけど、その制約がなくなれば、2時間くらいのミックスだったり、逆にすごく短いものだったりが出て来るかもしれません。 ――新しいミックスを作る企画はどのように練っていくのでしょう? DJ和:企画のメモ帳に、細かいものから無茶なものまでいろいろ書き溜めています。時代によって必要とされるものが変わってきます。おそらく10年前にアニソンミックスを出しても、ここまで売れなかったでしょう。やっぱり今、アニメとアニソンが世間に定着しつつあるからこそですね。これから5年くらいしたらまた変わっているかもしれないので、そのときには新しいものが作れるようになっているかもしれません。逆に4~5年前に考えたことは今はできなそうな雰囲気もあります。毎年新しいことを考えなきゃいけないと思います。良い曲はたくさんあるので、どういう切り口でやっていくか、ということですね。ここ数年でミックスCDやカバーもかなりたくさん出ましたし、ミックスCDが飽和しつつあると思うので、ここからが難しいですね。 ――時代の流れを見ながらどんどん企画を立てていく、ということですね。 DJ和:ここはまだ自信を持って言えないんですけど、ミックスCDの評価は、人に求められているものを出して初めて売れる、という感じなので、あまりに見当違いの方向に行くと、それが、ある時代やジャンルにドンピシャであったとしても、時代の流れがそっちに向いていなければ聴いてもらえません。音楽を聴いている人も時代の風潮を意識したうえで、「その中でこれを聴いている自分」を意識していると思います。音楽にはやはり、そういうファッション的な要素もかなりあります。だから再来年くらいに何をやっているかは本当にわからないですね(笑)。僕の場合は「人の曲をかける」という二次的な仕事なので、この先どうなっていくかは、アーティストさんを見て考えているところもあります。逆に僕はお客さんに近い立場でもあるので、今のお客さんの好みやどういうイベントに人が集まるか。この両方を見てそこが交わる場所を考えています。 (取材=神谷弘一/構成=高木智史)
DJ和『ノイタミナ10TH ANNIVERSARY BEST MIXED BY DJ和』(SMAR)
「僕は何も変わらない、絶対に」 恐怖のバクテリアと闘う不屈のビッグダディの生き様
【不思議サイトトカナより】
ルイスさんの病気を伝えた記事「Daily Mail」より
アレックス・ルイスさんは、英国ストックブリッジでパブを経営するごく普通の父親であった。しかし、ある日のこと、彼はちょっとした風邪から「A群レンサ球菌(溶連菌)」に感染してしまう。あっという間にバクテリアは彼の身体を文字通り食いつくし、両足と片腕を切断しなければならなくなった――。
これは、彼の闘いのストーリーである。
■存命率はなんと3パーセント
ルイスさんは今年11月、A群レンサ球菌にかかったが、これは通常はそれほど有害なバクテリアではなく、身体内部で除去されるはずだった。
他局の看板番組は好調なのに……明石家さんま『からくりTV』を打ち切ったTBSの決断は吉か、凶か
明石家さんまが司会を務めるクイズバラエティ番組『さんまのSUPERからくりTV』(TBS系)が9月いっぱいで打ち切られると、東京スポーツが報じている。同番組は1992年に、30分枠の『さんまのからくりTV』としてスタート。96年からは現在の番組名で1時間枠に拡大され、前番組から数えると累計で22年間にわたって放送されてきた長寿番組だった。 「かつては裏番組の『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)と並び同時間帯の人気番組で、90年代後半には番組最高視聴率の27%を記録したこともあります。しかし、昨今は視聴率が7~8%と低迷しており、打ち切りはやむなしでしょうね」(テレビ情報誌編集者) 同紙によると、今回の打ち切りは突然の通告だったために、さんまは憤慨しているという。 「それはそうでしょうね。この4月の番組改編で長寿番組だった『はなまるマーケット』が打ち切られましたが、『からくりTV』の打ち切りの声は局内で上がりませんでした。他局のさんまさんの冠番組は、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)がコンスタントに視聴率15%は記録しているし、『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)は関東では10%少々ではあるものの関西ではやはり16%以上を記録していて、それなりに安定した視聴率を維持しています。なので、『からくりTV』の低迷の責任はさんまさんではなく、制作側にあると考えられていて、局内でもしばらくは安泰だと思われていたんです。今回の打ち切りは、さんまさんにとって寝耳に水だったはず」(同) 確かに『からくりTV』は長寿番組であるがゆえに、ソフトとして疲弊していたことも事実。だが、一方で確実に2ケタの視聴率を取れる人気番組もTBSにはそれほど多くないという実情もある。視聴率は低迷していても、認知度の高い長寿番組を残しておいたほうが安全策だという考え方もある。『からくりTV』の継続か打ち切りかで、TBSがジレンマを抱えてきたことは想像に難くない。 TBSとしては苦渋の決断だったようだが、果たして吉と出るか、凶と出るか?美女にもハメられ、最近はいいことなし!?
嵐・櫻井翔「ニヤニヤされてお帰りに」! 豪華ジャニーズ飲み“櫻井会”の内部事情
櫻井会の旨味を嗅ぎつけた太一がそろそろ動くぞ!
多くのジャニーズファンから歓喜の声が聞かれた、嵐・櫻井翔やKis‐My‐Ft2・北山宏光らが参加した豪華なジャニーズ飲み会。櫻井が6月15日付の携帯サイト「Johnny’s Web」内の連載で、北山と関ジャニ∞・大倉忠義、安田章大、丸山隆平、NEWS・加藤シゲアキと一緒にお酒を飲んだことをつづり、この会が丸山率いる「隆平会」だったのではないかと話題に。メンバーがどういった経緯で集められたのかは不明だったが、その詳細を加藤がラジオ番組『KちゃんNEWS』(文化放送、7月1日放送)で明かした。
NEWS・小山慶一郎がパーソナリティを務めるラジオに出演した加藤は、リスナーからの質問に答える形で裏話を披露。櫻井の「Johnny’s Web」の日記を見たというリスナーが、「隆平会に櫻井君が入ったんでしょうか?」と疑問を投げかけたが、加藤は「いやいや、そうなったらもう櫻井会でしょ」と、櫻井の「隆平会入り」をやんわりと否定。なんでも、加藤や丸山には櫻井と共通の知り合いがいるそうで、櫻井が「後輩と飲みたい」と言っていたこともあり、みんなで集まることになったという。
【W杯】明石家さんまの“にわかサッカーファン批判”が痛すぎる!
FIFAワールドカップやFIFAクラブワールドカップの季節になると、TV局はサッカーの特別番組を編成する。そこで司会者として毎回、白羽の矢が立つのが、大御所芸人でもある明石家さんまである。 さんまは、日本サッカーが冬の時代だった頃から普及に尽力し、Jリーグの前身である日本サッカーリーグの集客ポスターのモデルも引き受けている。当時の日本サッカーリーグは、試合を行なうも観客席は閑古鳥が鳴くのが当たり前で、宣伝に回す予算も“0”に近い状態だった。 続きは【トカナ】で読む※イメージ画像:『本人vol.11』
浜崎あゆみ“空港芸なし”でアルバム初登場5位「救いは、元AKB48・板野友美にギリギリ勝ったこと?」
オリコン週間ランキング1位を獲得した前作『LOVE again』(avex trax)から1年5カ月ぶりとなるニューアルバム『Colours』をリリースした浜崎あゆみ。2日、初日のデイリーランキングが5位だったことが分かった。 この日のランキングは、トップがKis-My-Ft2で、売り上げ14万8,993枚と断トツ。2位は、4万4,501枚を売り上げたUVERworld、3位は3万3,148枚で長渕剛のベスト盤、4位は小田和正の9thアルバム、ここに5位の浜崎が続き、6位は元AKB48・板野友美のソロ初アルバムとなっている。 「前作『LOVE again』が総売り上げ9万枚程度でしたから、初日でこの結果となると、前作の半分程度のペースといえるのではないでしょうか? また、前作はアルバム首位記録において史上3組目となる20作に到達し話題となりましたが、今回は“記録好き”のあゆとしては寂しい印象です。1位のKis-My-Ft2は、あゆと同じレーベルにもかかわらず、同日発売にぶつけてきた。エイベックスでさえ、もはやあゆに期待していないように感じます。ただ一つ、かねてからあゆや安室奈美恵を目標に掲げている板野を上回ったのは、せめてもの救いでしょうか」(芸能記者) あゆといえば、リリース前後に週刊誌をにぎわすことで知られているが、現在ツアー中で日本にいるせいか、今回は“空港芸”(空港にマスコミを待機させ、恋人と登場すること)のような話題作りは見られなかった。 「今回はネット広告にばかり力を注ぎ、彼女にしては地味なプロモーションとなりました。また、リリース時期には馴染みの女性ファッション誌で表紙を務めることが定番化していたあゆですが、『Majesty JAPAN』(大誠社)はあゆが表紙を務めた1月号で休刊。『ViVi』(講談社)も今月・来月号と同誌のモデルが表紙を務めており、あゆが登場する気配はありません」(同) 珍しく地味なプロモーションで勝負に出たあゆ。もう“空港芸”のような派手なパフォーマンスは見られないのだろうか?『Colours』(avex trax)
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自分だけの幸せを追求し、趣味を武器に“リア充”へ。人生のサバイバル術を教えてくれる本
<p> アラフォーの性欲や本音を笑いにまぶして語ることができる人気女芸人・大久保佳代子(オアシズ)。『美女のたしなみ』は、彼女が「OL兼お笑い芸人」だった時期に、主に書かれたエッセイだ。</p>
前人未到の記録更新中 体操・内村航平を生み出した母親の本音
アスリートの自伝・評伝から読み解く、本物の男の生き方――。 2012年、ノースグリニッジアリーナにて行われたロンドン五輪個人総合決勝。内村航平にとって2度目のオリンピックは、「金メダル間違いなし」という期待を一身に背負った一戦だった。そんなプレッシャーに押しつぶされそうになっていたのが、航平の母・周子さん。「金メダルを取れなかったら、なんと言えばいいのだろう……」自分が演技をするわけでもないのに、彼女は不安に駆られていた。 父母とも体操選手として活躍した内村家は、いわゆる「体操一家」だ。航平が3歳の頃に、両親は長崎県で体操クラブ「スポーツクラブ内村」を開校。数多くの子どもたちとともに、航平と妹の春日も体操選手として育て上げられた。 「自分たちは犠牲になってもいい。借金をしてでも航平や春日には試合や合宿に行かせてあげました」(内村周子『「自分を生んでくれた人」』祥伝社) けれども、両親は航平に対して英才教育やスパルタ教育を施したわけではなかった。自宅兼練習場に鉄棒や跳び箱、マットといった体操器具が並んでいる環境に身を置いた航平は、自然に体操の道へと進んでいった。小学校5年生の誕生日にねだったトランポリンの上で、航平は1時間でも2時間でもずっと跳び続け、現在の武器となる類いまれな身体感覚を養っていく。母は「航平の才能は、心から体操を愛していること」と語っている。 だが、彼の才能は幼少期から開花していたわけではない。航平にとって、デビュー戦となった小学校1年生の時の試合では、まさかの最下位。床運動、跳び箱など4種目に出場したものの、まったくいいところを見せられなかった。成長した航平は、中学生の時に全国大会に出場するも、結果は42位に終わっている。 「両親からは何も言われなかったから、自分でやりたいことをやっていましたね。当時は、全中(編註:全日本中学校陸上競技選手権大会)へ行けたらいいなという程度でした。だから通し(4種目/ゆか・あん馬・跳馬・鉄棒)の練習はやったこともなくて、試合はいつもぶっつけ本番だったんです。練習でも基本的にきついことはやらなかったし。でも、おかげですごく楽しく体操ができた。それでここまで続けられたのかなと思っています」(JOCインタビューより/ (http://www.joc.or.jp/column/athleteinterview/athmsg/20080730_uchimura_01.html)。 ケガに悩まされた高校1年生の頃には、全日本ジュニア選手権で個人総合140位だったものの、ようやく高校2年生になって航平は頭角を現していく。同大会で個人総合3位、全国高校体操競技選抜大会で個人総合1位、高校3年生時には高校総体で個人総合2位、全日本ジュニアで個人総合1位に輝く。そして08年、19歳の航平は、初めての五輪となる北京で銀メダルをもぎ取った。 12年、2度目の五輪出場となったロンドンの舞台。「もう無理しなくていいよ、もう十分……」母は我が子を休ませたいと思っていた。失敗すれば、命の危険もある体操の世界。母にとって、航平は歴史的な体操選手であると同時に、かわいい我が子でもある。ロンドンで、母は「私の命と引き換えでもいいから、この子の夢を叶えてあげて……」と祈りを捧げた。そんな祈りが通じたのか、航平は表彰台の一番高い場所に立ち、ノースグリニッジアリーナには君が代の音色が鳴り響いたのだ。 「何より嬉しかったのが、表彰式で受け取った花束を、スタンドにいる私に投げてくれたことでした」 母は、航平が大好きなチョコレートと手縫いのお守りを投げ返した。 ロンドン五輪後も、航平の躍進は止まらない。全日本選手権では7連覇、NHK杯で6連覇、世界選手権4連覇と、前人未到の記録を次々と打ち立てている。もはや、誰もが航平の勝利を確信しており、ロンドン五輪時よりもはるかに大きな重圧がのしかかっているはず……と思いきや、そうでもないらしい。航平は過去に「プレッシャーの意味が分からないんです」と発言している。 一方、母は、「すでにリオではどんな応援をしようかと考えている」と話しているものの、こんな本音も吐露している。 「私としては、こんなこと思ってはいけないのでしょうが、航平がまだまだ現役を続けるということに関しては、心配で仕方がありません」(同) 今月5日からは、世界選手権代表選考会をかねた全日本体操種目別選手権が開催される。昨年アントワープ世界選手権で、日本体操史上最年少の金メダルに輝いた白井健三をはじめとした若手が急成長を遂げる中、内村は今回も王者の貫禄を見せつけることができるのだろうか――。リオ五輪まであと2年。まだまだ、母の気は休まることはないようだ。 (文=萩原雄太[かもめマシーン])『「自分を生んでくれた人」』(祥伝社)






