『花咲舞』がトップ、テレ朝不調、『続・最後から~』『極悪がんぼ』に賛否……「春ドラマ」初回視聴率ランキング

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日本テレビ『花咲舞が黙ってない』番組サイトより
 ほぼすべての作品がスタートを切った、4月クールの連ドラ。同クールで“大本命”といわれる池井戸潤原作・唐沢寿明主演の『ルーズヴェルト・ゲーム』は、最も遅い27日のスタートだが、本命を前に、注目ドラマをおさらいしてみたい。 ■トップは『半沢直樹』&『ごちそうさん』コンビ!  以下は、初回の平均視聴率のランキング(ビデオリサーチ調べ、関東地区/クールをまたぐ作品は除く)。 1位『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)17.2% 2位『アリスの棘』(TBS系)14.2% 3位『続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)14.0% 4位『極悪がんぼ』(フジテレビ系)13.6% 5位『弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系)13.4% 6位『MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~』(TBS系)13.3% 7位『ビター・ブラッド』(フジテレビ系)12.2% 8位『死神くん』(テレビ朝日系)11.2% 9位『SMOKING GUN~決定的証拠~』(フジテレビ系)10.3% 10位『BORDER』(テレビ朝日系)9.7% 同率10位『刑事110キロ』(テレビ朝日系)9.7%  トップの池井戸潤原作・杏主演の『花咲舞が黙ってない』は、前期で物議を醸した『明日、ママがいない』の後番組。日テレは、『明日、ママがいない』騒動真っ最中のかなり早い段階から番宣を開始。『半沢直樹』(TBS系)と『ごちそうさん』(NHK)の人気に乗っかるため、なりふり構わぬ印象だ。  同作は、地位も権力もない一銀行員の花咲舞(杏)が、社内の事件や不祥事を解決に導く“臨店班”に異動。出世コースから外れたベテラン行員(上川隆也)とコンビを組み、ミスが起きた支店に出向く……というストーリー。視聴者からはあらかた好評だが、一部から「『半沢直樹』に比べると、物足りない」との声も上がっており、同じく池井戸原作の『ルーズヴェルト・ゲーム』が始まった途端に、「視聴者の興味が移ってしまうのでは?」ということが懸念されている。  2位の『アリスの棘』は、関西で瞬間最高視聴率20.1%を記録した話題作。3年ぶりに連ドラ主演を務める上野樹里は、“復讐鬼”と化した冷酷な新人外科医を熱演。主人公は、15年前に医療ミスで亡くなった父のため、ミスに関わった医師らに制裁を加えていく。  初回では、上野のクールな表情が視聴者を引き込んだほか、悪徳女医を演じた藤原紀香の演技が好評を博した。しかし、“一話につき一復讐”の一話完結モノゆえ、『水戸黄門』的なパターン化に「この先、飽きてしまうのでは?」と心配の声も上がり始めている。 ■『続・最後から二番目の恋』『極悪がんぼ』に賛否  3位の『続・最後から二番目の恋』は、2012年1月クールに放送された『最後から二番目の恋』の新シリーズ。小泉今日子演じるテレビ局・副部長と、中井貴一演じる市役所・課長を中心に、大人たちの恋愛模様が描かれる。  大好評だった前作を受け、ファンの期待が高まりすぎたせいか、初回について「フランスで偶然会うとか、展開がありえない」「今回は、いろいろと誇張しすぎ」「続編は、脚本が悪ノリしてる」という意見が目立ってしまった。  一方、前作で「ドラマの余韻をぶち壊す歌声」などと不評だった浜崎あゆみのエンディング曲は、今作ではオープニングに移動。新エンディングには、小泉と中井が歌うデュエットソング「T字路」が起用され、視聴者からも好評のようだ。  4位の『極悪がんぼ』は、フジの月9枠で放送中。尾野真千子演じる主人公が、多額の借金を負わされ、裏社会に飛び込むところから始まる同ドラマだが、共演者は椎名桔平、三浦友和、竹内力、板尾創路、小林薫と、実に豪華。視聴者からは、「尾野さんの演技もいいが、友和さんの言い回しはさすが!」「名優ぞろいのキャストに、興奮した」といった賛辞が上がっているが、一方で「内容が薄い」「脚本がチープで、キャストがもったいない」といった意見も少なくない。 ■テレ朝が“十八番”の刑事ドラマで惨敗中  安定した視聴率で知られるテレ朝の刑事ドラマだが、今クールは様子が違う。同局では、小栗旬主演『BORDER』、ホンジャマカ・石塚英彦主演『刑事110キロ』、小澤征悦主演『TEAM~警視庁特別犯罪捜査本部』と、3つの刑事ドラマがスタートしたが、いずれも1ケタで発進。テレ朝らしからぬ結果となってしまった。  また、予想外にコケているのが、沢村一樹が主演を務めるコメディタッチの社会派ドラマ『ブラック・プレジデント』(フジテレビ系)。同作は、経営学を学び直すため、大学の社会人学生となったアパレル会社社長(沢村)を中心に、新米講師(黒木メイサ)や生徒たちの葛藤を描く物語。「沢村さんの演技が最高」「脚本が秀逸」と、視聴者の評判はかなりいいようだが、なぜか数字は低迷している。  夜11時台で不調なのが、沢尻エリカが8年ぶりに連ドラ主演を務める『ファースト・クラス』(フジテレビ系)。2012年4月に設立された「土ドラ」枠史上、最も低いスタートとなる初回平均視聴率6.5%を記録してしまった。  同作は、ファッション誌の編集部で働くことになった主人公が、先輩のいじめに遭いながらも成り上がっていく“現代版・裏シンデレラストーリー”。ネット上では、「格付けしあう女性たちが面白い」「編集部員たちの“心の声”が、すごい」「続きが気になる」と話題になっている一方で、「ストレスのたまるドラマ」「怖すぎて、男には見ていられない」「土曜の夜なのに、ブルーになった」という声も。視聴者を選んでしまう作風が、視聴率に結びつかない要因かもしれない。  第2話で大きく数字を落とした作品もあるため、勝負はまだこれからといった印象の4月クール連ドラ。前クールに比べ、全体的に「良作が多い」との呼び声も高いが、27日スタートの『ルーズヴェルト・ゲーム』は、期待通り出し抜くことができるだろうか? (文=林タモツ)

ボクシング“絶対王者”長谷川穂積が乗り越えた、二度の敗北

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長谷川穂積 オフィシャルブログより
 4月23日、プロボクサー長谷川穂積が大阪城ホールのリングに立つ。対戦する相手は、スペインの王者キコ・マルチネス。長谷川にとって、3年ぶりのタイトルマッチとなる。  元プロボクサーである父親の影響でボクシングを始めた長谷川。今でこそ、日本を誇るプロボクサーの一人だが、トレーナーの福田耕平氏によれば、入門当時は「チャラい感じの、子どもみたいなの」という印象の青年だった。しかし、抜群のセンスと、ボクシングに対する人一倍の情熱が実を結び、2005年にWBC世界バンタム級王者ウィラポンを打ち破ってチャンピオンの座に輝くと、ヘラルド・マルチネスやヘナロ・ガルシアといった選手を次々と打ち砕いていく。WBC世界バンタム級王座を10度防衛した時、長谷川には「絶対王者」の異名が付けられていた。 10回にわたる王座防衛に成功し、具志堅用高が持つ世界王座防衛13回への記録を期待されていた長谷川の転機となったのが10年4月30日、フェルナンド・モンティエルとの試合だ。4ラウンド2分52秒、モンティエルの左フックが決まると、長谷川は続けざまに連打を浴びた。2分59秒、肩にタオルがかけられ、絶対王者の座から陥落した長谷川の姿に、会場となった日本武道館はざわめきに包まれた。  絶対王者の敗北に、メディアは当然のように「引退」の二文字を書き立てた。しかし、長谷川はグローブを置かなかった。 「今まで嬉し涙しか見たことがなかった妻に、初めて悲しい涙を流させてしまった。それが一番納得いかない。そんな涙を流させたままフィニッシュは絶対にできない」(『211』水野光博・集英社刊)  だが、チャンピオン奪還を目指す長谷川を、さらなる試練が襲った。最愛の存在である母の身体が大腸がんに侵され、余命3カ月であることが判明したのだ。以前にも増してハードにトレーニングを行い、それに並行して毎日、母の入院する病院へ看病に向かった長谷川。だが、同年10月24日、母は天国へ旅立った。長谷川の王座復帰をかけた一戦の、1カ月前のことだ。 「“勝たなくては”ではなく、“勝たなければいけない”に変わった。負けてはダメ、負けるわけにはいかない。おかんは、俺のために24日に逝った。もしも、試合の2カ月前やったら落ち込む期間ができる。1週間前やったら試合どころじゃない。ちょうど1カ月前、もう集中せなしゃあない。だから、あの日やった。だから、絶対に勝たなくてはいけない」 (同)  同年11月26日、日本ガイシホール。フェザー級王者ファン・カルロス・ブルゴスとの一戦は、12ラウンドまで打ち合う展開になった。バッティングで右目上を出血するも、敗北の恐怖を、そして母の死を乗り越えて戦い抜いた長谷川。試合後、勝者としてコールされたのは、彼の名前だった。リングには、真っ先に母の遺影が上げられた。 「本当は母親に強くてカッコいい、安心できるボクシングを見せたかったけど……。でも再びベルトを巻くことができて、天国で喜んでくれていると思います」  翌年、ジョニー・ゴンサレスに敗北を喫し、長谷川は再び王座から陥落。以降、3年間にわたりタイトルマッチから遠ざかる日々を過ごしてきた。現在の年齢は33歳。「グローブを置くのも、そう遠くはない」(web Sportiva)と発言しており、引退の二文字は現実味を増している。自身でも「次のステップ、次の人生に進むための試合です」(同)と語るキコ・マルチネスとの戦い。それが、どのような結果になろうとも、長谷川の人生を賭した試合になるだろう。 (文=萩原雄太[かもめマシーン])

過熱する観月ありさの新恋人報道、おいしすぎるネタの布陣にマスコミが食い付くワケ

<p> 小泉今日子が雑誌インタビューで、芸能界のキャスティングについての政治性に苦言を呈して話題になっている。小泉といえばもちろん芸能界のドン・周防率いるバーニング所属で、周防のお気に入りナンバー1とまでいわれた大物。その小泉が「悪しき風習も崩壊する予感」がするというのだか、どういうこと!? ついにバーニングに反旗を翻す? 独立? 周防さんに何か異変!? キョンキョンの今後の去就に注目だ。</p>

真っ昼間のカフェでイチャイチャがすぎる韓国カップルたち

【messyより】

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Photo by Nicole Markhoff from Flickr

 ソウルの街を歩いていると、あちこちで目に飛び込んでくるのが、イチャイチャしまくるカップルだ。主に10代と20代のカップルだが、カフェで、バスの中で、エスカレーターで、指を絡めたり、後ろから抱きしめたり、キスしたり……他人の目なんてお構いなしにイチャイチャしまくっている。

 大型カフェチェーンでたまに、「まさかここで、おっぱじめんじゃないよね?」と、見ているこちらが焦ってしまうほど、ねっとり濃厚に絡み合っているカップルもいたりする。それも真っ昼間。それも人の多い賑やかな店内で。「ラブホに行けよ!」と叫びたくなるが、もうそんなキツイ視線には慣れっこなの? それともそれが快感なの? とにかく限界のイチャイチャを楽しんでいる。

 さすがに日本人には、あのカフェでの光景は引く(韓国人でも引いてる人はもちろんいるが)。でも実際に彼が人前で激しいスキンシップ攻撃をしてきたら、嫌だ嫌だ言ってたのに、結局は自分もノリノリで応えてしまう……というのが今回のお話。

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打ち切り続きの中居正広・音楽番組が“苦肉の策”!? 『UTAGE!』が『夜もヒッパレ』を丸パクリと話題

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撮影=岡崎隆生
 メーン司会のSMAP・中居正広と、アシスタントのAKB48・渡辺麻友が進行を務める音楽番組『UTAGE!』(TBS系)が21日にスタートし、視聴者から賛否が飛び交っている。 「ネット上では、1995~2002年に放送された『THE夜もヒッパレ』(日本テレビ系)とそっくりだと話題になっている。『UTAGE!』は、番組オリジナルのプロ歌手集団“UTAGEアーティスト”が、懐メロをカバーするカラオケ番組。『ヒッパレ』では、“DJ赤坂”こと赤坂泰彦が曲紹介をしていましたが、『UTAGE!』でもオネエタレントのIVANが“DJ IVAN”を名乗り、曲紹介をしている。また初回では、『ヒッパレ』のレギュラーだったSPEEDの島袋寛子と今井絵理子も出演し、『ヒッパレ』感をこれみよがしにアピール。番組サイドが、“炎上”を狙っているとしか思えないほどのパクリっぷりでした」(芸能ライター)  初回放送では、ゲストのSMAP・草なぎ剛にまつわる年のヒット曲をカバー。声優の水樹奈々が、篠原涼子の「恋しさと せつなさと 心強さと」を熱唱したほか、島袋と今井が中島みゆきの「空と君のあいだに」、Kis-My-Ft2のユニット・舞祭組が、松任谷由実の「春よ、来い」、相川七瀬とE-girlsのAyaが、シャ乱Qの「シングルベッド」を歌い上げていた。  さらに、“UTAGEアーティスト”として出演したHKT48・指原莉乃と、AKB48・笠原茉由が、歌手のTEEと共に、藤谷美和子・大内義昭の「愛が生まれた日」を披露。指原は、歌う前から「私、歌苦手なんですよね」と及び腰だった。  ネット上では、「ヒッパレ好きだったから、うれしい」「この感じ、懐かしいな」「何も考えずに楽しめる番組」「歌はやっぱり、生歌が心に響く」「ぜひ、ビジーフォーも呼んでほしい」といった書き込みが見受けられる一方で、「パクリすぎ。がっかりした」「歌が下手な人が多くて、聞いていられなかった」「地元のカラオケ大会みたい」「ヒッパレの劣化版」といった厳しい意見も。 「2010年に火曜9時台に移動した途端、5カ月で打ち切りとなった『うたばん』以降、TBSはなぜか音楽番組のMCに中居を起用し続けている。5カ月で終了した『ザ・ミュージックアワー』、生番組『カミスン!』、ジャニーズとAKB48を融合させた『火曜曲!』、3月にわずか4カ月で終了した『Sound Room』と、どれも長続きはしなかった。そんな失敗を繰り返した末に行きついたのが、かつての人気番組『ヒッパレ』だったのでしょう。『UTAGE!』は、これまで中居が司会を務めてきたプロモーションありきの音楽番組とは違い、“歌うま”要素がほとんど。“歌うま”番組は、安定した数字が取れることで知られていますから、視聴率も期待できるかもしれません」(同)  番組最後には、SMAPが新曲を披露するくだりもあったものの、音楽番組というより“歌うまバラエティ”の色が濃い『UTAGE!』。ネット上では、今後も継続して出演するとみられるAKB48や、ジャニーズタレントらに対し、「歌が下手な人は出さないでほしい」という意見も目立つが、はたして長く愛される番組へと成長することはできるだろうか?

渡辺直美のぽっちゃり向けブランド立ち上げで「太っている人のおしゃれ」論争が勃発!!

女性向けWebサイト【messy】とって出し! 全部読む
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(PUNYUS公式HPより)
 渡辺直美(26)がプロデュースするアパレルブランド「PUNYUS(プニュズ)」の1号店が東京のSHIBUYA 109にオープンした。ぽっちゃり向けファッション誌『la farfa(ラ・ファーファ)』(ぶんか社)のカバーモデルを務める等、持ち前の立派な体格を武器にふくよかな女性のおしゃれを応援してきた彼女がついにブランドを立ち上げたとのことで、オープン早々大きな注目を集めている。  「PUNYUS」の洋服は、フリーサイズから6Lまでという幅広いサイズ展開が特徴で、ファッションを楽しむ全ての女の子をターゲットに様々なファッションを提案していくという。なお、今季は「60′s」「90′s HIP HOP」「Safari」「HARAJUKU STREET」というテーマで、目玉焼きやレタス等のフード柄のアイテムや渡辺の顔をモチーフにしたワンポイントの刺繍が入ったトップス等がラインナップされている。  このことにはネット上でも大きな話題になっており… つづきを読む

「私一人で育てる」の単独親権は、子供の意思を無視していないだろうか?

<p> 日本で国際結婚をしているカップルはどのくらいいるか、ご存じだろうか。</p> <p> 2010年のデータを見ると、70万組の結婚したカップルのうち、3万組が国際結婚である。結婚総数の4%以上が国際結婚ということになり、意外と多いと思ったかもしれない。1980年のデータでは77万組の結婚のうち、国際結婚は7,200組で、1%未満である。この30年でかなり増えているのだ(ちなみに2000年代は5~6%で最も多かったが、偽装結婚も多かったからという説がある)。ちなみに、「日本女性は外国人男性にもてるからカップルは多いが、日本男性は外国人女性にもてないのでカップルは少ない」という“都市伝説”もあるが、実際には、日本男性と外国人女性のカップルの方が約2万2,000組で、日本女性と外国人男性のカップルは約7,000組なので、3倍以上も多い。</p>

“爆音”の聖地・吉祥寺バウスシアターが閉館!! さよなら企画「ラストバウス」を5月末まで上映

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映画館として5月いっぱいで上映を終えることになったバウスシアター。爆音上映や大人計画の公演など、様々な企画が30年の歴史を彩ってきた。
 あるのが当たり前だと思っていたものほど、失ったときの喪失感は大きい。吉祥寺のランドマークでもあった映画館バウスシアターが2014年5月いっぱいで閉館するとのニュースが2月に流れ、驚いた人は相当数に上っただろう。1984年にオープンしたバウスシアターはそれだけ吉祥寺という街にしっくり溶け込み、中央線文化を発信する重要な拠点となっていた。ミニシアターながら、シアター1(218席)、シアター2(50席)、シアター3(105席)と3スクリーンを揃え、メジャー大作からインディペンデント作品、名画のリバイバル上映とごっちゃ煮のプログラムで、幅広い層のファンを楽しませてくれた。多目的ホールとして設計されたシアター1での特大スピーカーを使った「爆音映画祭」は、バウス名物として2004年以降すっかり定着していた。シネコンに対抗しうる独自色を発揮していた映画館だけに、閉館の知らせは残念でならない。関係者のコメントをもとに、バウスシアターの存在意義をもう一度考えてみたい。  2014年3月1日付で、バウスシアターの創業者である本田拓夫社長が「建物の経年劣化による大規模修繕の必要性もありながら、近年の市況の厳しさもあり、今後の長期的な展望を見出すことは難しく、誠に残念ではございますが閉館を決定した次第でございます」とホームページ上で閉館を発表した。劇場がいい感じで年季が出てきていたのは確かだが、爆音映画祭など上映作品によっては満席になることも少なくなかっただけに、経営が追い詰められていたようには思えない。バウスシアターで番組編成を担当する武川寛幸さんに、内情を聞いてみた。 武川 「僕がバウスに入社したのは2001年で、ちょうど営業方針が転換した時期でした。2004年に立川にシネマシティ2ができ、2005年にはMOVIX昭島ができ、近辺にシネコンがオープンする度に観客動員数は分かりやすく落ちていったんです。それまでバウスは席数の多いシアター1でメジャー作品を上映し、小さいシアター2でチェコアニメ特集やロシア映画祭などを編成していました。メジャー作品で稼いで、独自プログラムをちょこちょことやっていたんです。そんなとき、みうらじゅんさん原作、田口トモロヲ監督の『アイデン&ティティ』(03)を渋谷シネセゾンとバウスの2館のみで独占ロードショーしたところ、メジャー作品を上映していたシアター1より、『アイデン&ティティ』を上映していたシアター2のほうにお客さんが集まり、スクリーンを入れ替えることにしたんです。その頃から、バウスは独自のプログラムやミニシアター系と呼ばれる作品を積極的に押し出すようになり、この10年間はなんとか生き延びてきたという感じでした。ただ、やはりバウスシアターも開業から30年たち、震災もあって耐震性が問われるようになり、このままでの運営が難しくなったんです。とはいえ、極端に集客が落ち込んでいたわけではないので、僕たちスタッフも残念だし、これからどうしようかと閉館後の身の振り方に悩んでいるところなんです(苦笑)」
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「長野から上京してきた自分にとって、バウスは憧れの場所でした。情報を発信していく面白さを学ばせてもらった」と武川さんは語る。
 バウスシアターを建て替えるという案もあったものの、武蔵野市の規制により吉祥寺一帯は高層ビルを建てることが制限されており、低層フロアにテナントを入れ、高層フロアをシネコン化するという計画を進めることは難しかったようだ。また、バウスシアターが閉館することになった要因のひとつに、デジタル化問題もあるという。シアターN渋谷は黒字経営だったものの上映システムのデジタル化を断念し、2012年に閉館している。バウスシアターは、すでに上映機材をデジタル対応できるようにしていたはずだが……。 武川 「設備投資に関しては2010年に3Dデジタルシネマシステムを導入していたんですが、バウスとしてはそこまでで精一杯でした。今、都内のシネコンはほとんどが自動発券システムを導入しているんです。また、ムビチケと呼ばれ、ネット上でチケットを購入すると同時に座席も予約できる新しいサービスも始まりました。チケットのデジタル化にまではバウスは手が回らず、他のシネコンでは共通で使えるものが、バウスでは使えないという状況になってしまった。バウスはこれまでずっとスタッフがチケットをもぎり、ノートに手書きで記録するという昔ながらのスタイルでやってきたんですが……。自動発券システムを導入するにはかなりの金額がかかるため、個人経営の映画館にとっては厳しいものがあるんです」  ムビチケは、KADOKAWAグループの角川メディアハウスが2011年に新会社「株式会社ムビチケ」を立ち上げて始めた、電子前売り券サービス。「観客動員数が伸び悩んでいる映画業界を活性化できる」という謳い文句で始まったサービスで、TOHOシネマズをはじめとする多くのシネコンが現在取り入れている。これからミニシアターが生き延びていくには、設備投資とサービスに潤沢な予算を投じたシネコンとは異なる独自色をよりいっそう打ち出していくことが求められることになりそうだ。 ■吉祥寺はメジャーとインディーズが共存する街
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ハモニカ横丁で「おふくろ屋台」を経営する松江さん。「魅力的な街であり続けるか、つまらない街になるか、今の吉祥寺は分岐点にある」と話す。
 吉祥寺を舞台にした映画を製作し続けている「武蔵野映画社」の代表・松江勇武さんにも話を聞いた。松江さんは映画プロデューサーであり、また吉祥寺の人気グルメスポットであるハモニカ横丁の「おふくろ屋台」の店主でもある。松江さんが企画プロデュースした最新作『さよならケーキとふしぎなランプ』はバウスのクロージング作品として上映される。 松江 「バウスが閉館すると知らされたのは2013年の年末です。吉祥寺でお店をやっていることもあり、夏ごろに『バウスが売りに出されるらしい』という噂は耳にしていたんですが、年末にバウスのスタッフから『すみません、バウスが閉まることになったんです』と頭を下げられたときは驚きました。吉祥寺でロケした『さよならケーキとふしぎなランプ』は2014年秋にバウスで公開するつもりでバウスのスタッフとも準備を進めていましたから。本当は映画祭などに出品し、じっくり宣伝活動をしてから公開したかったんですが、バウスで上映することを前提に撮った作品だったので、スタッフや関係者を説得して回って、バウスのクロージングに間に合うよう、大急ぎで仕上げているところなんです」  香川県出身の松江さんだが、10年前から知人の紹介で「おふくろ屋台」を始め、すっかり吉祥寺という街に居心地のよさを感じている。お店の常連客に映画監督たちがいたことから、松江さん自身も映画製作に興味を持つようになり、『セバスチャン』(09)『あまっちょろいラブソング』(10)『あんてるさんの花』(12)、そして『さよならケーキとふしぎなランプ』と吉祥寺を舞台にした映画を作り続けてきた。 松江 「吉祥寺という街の魅力は、吉祥寺駅を中心にして徒歩圏内に大型商業施設が点在し、その間を繋ぐように個人経営の商店が建ち並んでいる。そして、その中にライブハウスやバウスシアターのように文化を発信する拠点もあるということです。普通、大型店と商店街の人って仲が悪いものですが、吉祥寺では月イチとかでデパートの人や商店街の人たちが集まって飲み会を開くなどしているんです。メジャーなものとインディペンデント的なものが非常にバランスよく共存している珍しい街だと思います。映画に関してまったく素人だった僕が初めて作った『セバスチャン』をバウスでひと晩だけ上映したときも、お金がないので近場で撮影したわけなんですが(笑)、撮影に協力してくれたお店の人たちが声を掛け合って集まってくれて、バウスのシアター1が満席になったんです。映画を作ること、上映することの面白さを吉祥寺で教えてもらったので、その後も吉祥寺にこだわって、誰でも気軽に楽しむことができる映画を作り続けてきたんです」
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ミュージシャンの堂島孝平と『自縄自縛の私』の平田薫が共演した『さよならケーキとふしぎなランプ』。大切な人との別れと旅立ちがテーマです。
 「おふくろ屋台」を経営し、映画製作を続けていく一方、変わりゆく吉祥寺の景観を映像として記録しておこうと、アーカイブ作業も松江さんは日々行っている。 松江 「変わっていく街の景色をビデオ撮影したり、昔から住んでいる長老の方たちを取材して回っています。取材をしながら思うのは、吉祥寺という街はもともとあったわけではなく、いろんな世代の方たちがそれぞれ苦心して、今みたいな街を作っていったんだということなんです。それこそバウスシアターの存在は、街づくりの中で大きな役目を果たしてきたと思います。僕ら若い世代が受け継いでいかなくちゃいけない。今すぐは難しいですけれど、将来的にはバウスのような独自のプログラムを編成する上映スペースを吉祥寺に設けたいですね」  松江さんがプロデュースした堂島孝平、平田薫主演のファンタジードラマ『さよならケーキとふしぎなランプ』はバウスシアターのクロージング作品として4月26日(土)~5月9日(金)2週間限定で上映される。 ■最後の爆音がサンロード商店街に響き渡る!?  バウスシアター30年(バウスの前身であるムサシノ映画劇場から数えると63年)の歴史を振り返るクロージングイベント「THE LAST BAUS~さよならバウスシアター、最後の宴」が4月26日(土)~6月10日(火)に開催される。スタッフの思い入れとファン&関係者からのリクエストを合わせた形でAプログラム「バウスをめぐる映画たち」(4月26日~5月16日)、Bプログラム「第7回爆音映画祭」(4月26日~5月31日)、Cプログラム「ライヴハウスバウス」(6月1日~10日)と3つの特集プログラムが組まれている。ちなみに「THE LAST BAUS」のネーミングは、バウスシアターでリバイバル上映して人気を呼んだマーティン・スコセッシ監督の音楽ドキュメンタリー『ラスト・ワルツ』(78)に掛けたもの。『ラスト・ワルツ』の冒頭の言葉‘This Film Should Be Played Loud(この映画は大音量で上映すること)’は、バウス発祥の上映イベント「爆音映画祭」のきっかけとなった。
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5月31日(土)の最終プログラムとなる『ラスト・ワルツ』。ロックが産業化していく直前、古きよき時代の終焉を描いたライブドキュメンタリーだ。
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ファンからのリクエストに応え、『ゆらゆら帝国 2009.4.26LIVE@日比谷野外音楽堂』が爆音映画祭に再登場。ディレクターは大根仁監督。
武川 「爆音という呼び名を使う前から、バウスでは音響設備を生かしたライブドキュメンタリーの上映を『ラスト・ワルツ』や『イヤー・オブ・ザ・ホース』(97)など度々やっていたんです。それを客席で観ていたのが映画評論家の樋口泰人さん。樋口さんに『他にも大音量で上映すると面白い映画がある』と助言を頂いて、2004年からゴダールの作品なども大音量で上映するようになり、爆音上映と命名されたんです。樋口さんがディレクターを務める“爆音映画祭”は第7回となる今回でバウスでは見納めです。『ラスト・ワルツ』やゴダール作品はもちろん、爆音映画祭のスタッフがずっと待ちこがれていたフランシス・F・コッポラ監督の『ドラキュラ』(92)も、ようやく爆音上映できます。『ファイト・クラブ』(99)もそうですが、『ドラキュラ』もすでに日本での上映権が切れており、今回の爆音限定で上映許可をもらったものなんです」  なんとも贅沢な上映プログラムではないか。他にもバウスで封切られた『アイデン&ティティ』や地元出身の松江哲明監督による音楽ドキュメンタリー『ライブテープ』(09)のアンコール上映、閉館が決まったバウスシアターでロケ撮影された『BELLRING少女ハートの6次元ギャラクシー』のプレミア上映、アレハンドロ・ホドロフスキー監督が来場してのカルト映画『エル・トポ』(70)のトーク付き上映、『ロッキー・ホラー・ショー』(75)のパフォーマンス付き上映など連日レアものプログラムが組まれている。映画の上映は5月いっぱいで終了し、6月1日~10日はライブハウスとしてバウスシアターは30年に及ぶ船旅を終えることになる。「バウスで学んだノウハウを他の職場で生かしたい」という武川さんらバウスシアタースタッフの新しい船出を祝いつつ、ラストバウスに通いたい。 (取材・構成=長野辰次) sayonara_cake02.jpg 『さよならケーキとふしぎなランプ』 監督・脚本/金井純一 脚本/ビーグル大塚 出演/堂島孝平、平田薫、ヨネスケ、坂田雅彦、田中世津子、広澤草、福場俊策、二宮慶多、梅垣義明ほか 配給/ブラウニー 4月26日(土)より吉祥寺バウスシアターほか全国順次公開  (C)武蔵野映画社 /2013「さよならケーキとふしぎなランプ」 <http://www.sayonara-cake.com>

元AKB48・篠田麻里子、「老婆のように」劣化!! 「本当に篠田なのか」とファンも動揺

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小嶋陽菜instagramより

 AKB48・小嶋陽菜が自身の「Instagram(インスタグラム)」にアップした、元AKB48の篠田麻里子の写真が「老婆」みたいだと、ネット上で話題になっている。

 19日に26歳の誕生日を迎えた小嶋は、20日のInstagramにバースデーパーティーの模様を投稿。その中で小嶋は、篠田とツーショットで写っている躍動感ある写真をアップしたが、篠田の表情や髪型に衝撃を受けたネットユーザーが多かったようだ。

「炎上商法!?」「決意表明!?」指原、峯岸、渡辺……AKB48新曲ジャケットが“スキャンダル選抜”だと話題

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「ラブラドール・レトリバー」初回限定盤Type-B(キングレコード)
 5月21日にリリースされるAKB48の36thシングル「ラブラドール・レトリバー」(キングレコード)のジャケット画像が公開され、ファンの間であることが話題となっている。 「話題となっているのは、“Type-B”の初回盤および通常盤のジャケット。指原莉乃、渡辺美優紀、峯岸みなみ、小嶋陽菜、松井玲奈の5人が映っており、これにネット上では『スキャンダル選抜では?』と騒ぎになっている。中には、運営側が話題性を狙い、意図的に行った“確信犯”であるという意見も少なくありません」(芸能ライター)  指原と峯岸の男性スキャンダルといえば、言わずもがなだが、渡辺も先月、週刊誌にモデル・藤田富との“お泊まりデート”がキャッチされ、“セフレ疑惑”が浮上したばかり。一方、小嶋は、決定的な熱愛報道こそないものの、男性ストリップ店での乱痴気報道や、芸人との合コン報道など、写真週刊誌の常連。さらに数年前には、自身のTwitterで「手越」と、ジャニーズタレントの手越祐也を思わせるツイートを“誤爆”し、大炎上させている。言うなれば、AKB48の中で、炎上の元祖ともいえるメンバーだ。  またこの中で最もクリーンな松井も、若手俳優・矢崎広との熱愛疑惑が付きまとい、「間違った情報を流さないでください」などと本人が激怒した苦い経験がある。 「AKB48グループは“峯岸ボウズ騒動”以降、スキャンダル報道をことごとくスルーするようになった。NMB48・渡辺も、セフレ疑惑をいまだに否定していませんが、大企業のCMが決まるなど仕事のほうは順調。このジャケットは、どんなマイナスイメージになるような報道があっても、アイドルとして『強く前に進み続けよう』という、同グループの決意の表れなのかもしれません」(同)  スキャンダルをバネに、AKB48のセンターにまでのし上った指原が、中央で笑顔を見せる同ジャケット。これは、彼女たちなりの前向きなメッセージなのかもしれない。