“あざとい”野島伸司監修ドラマ、『明日、ママがいない』の騒動は「想定内とも言える」

nojimasiniji_001.jpg
『野島伸司というメディア』(図書新聞)

 初回平均視聴率が14.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)とまずまずの結果を残した、子役の芦田愛菜主演のドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)が思わぬトラブルに見舞われている。熊本市の慈恵病院が「養護施設の子供や職員への誤解偏見を与える」と、同ドラマの放送を中止するよう日本テレビに申し入れるという。

 同病院は、ドラマの中で「赤ちゃんポスト」に捨てられた芦田演じる少女のあだ名を「ポスト」と名付けるなどしていたことに、「預けられた子供を傷つけ、精神的な虐待、人権侵害になる」と問題視。

コドクな青春が生み出した『ヌイグルマーZ』は大槻ケンヂ、中川翔子、井口昇の特撮愛の結晶!!

nuiguruma01.jpg
『エヴァンゲリヲン』の鶴巻和哉&コヤマシゲトがコスチュームデザインしたヌイグルマー(武田梨奈)。腰のくびれがキュートです。
 ぬいぐるみを解剖すると中には綿しか詰まっていないわけだが、その綿は単なる白綿ではないことに気づいたのが大槻ケンヂだ。ぬいぐるみは多くの子どもたちにとって初めての友達。ぬいぐるみの綿には子どもたちが感じるコドク感や恐怖心、前世の記憶、未来への憧れと冒険心、そういった諸々の想いがヴァージンオイルのように染み付いている。ぬいぐるみは子どもにとってサイコーの仲間であると同時に、やがて子どもが成長していくと忘れ去られてしまう哀しい定めを持ち合わせている。まさに、悪を倒して人知れず去っていく正義のヒーローそのものではないか。大槻ケンヂが2006年に発表したSF小説『縫製人間ヌイグルマー』が、中川翔子主演&井口昇監督作『ヌイグルマーZ』として映画化された。  大槻ケンヂ、中川翔子、井口昇の3人に共通しているのは、学校の休み時間を水飲み場でひとりぼっちで過ごしていたという過去。今でこそ特異な才能を発揮しまくっている3人だが、思春期の頃の彼らは特異な才能を表現する手段を知らず、コドクさに悶々としていた。3人のそんな想いをピンク色の糸でしっかりと縫い合わせてみせたのが、若きアクション女優・武田梨奈だ。井口監督とはホラーコメディ『デッド寿司』(13)でタッグを組み、中川翔子と同じくジャッキー・チェンの大ファン、また空手の黒帯であることから“史上最弱の空手家”大槻ケンヂとは格闘技つながりがある。武田梨奈がピンク色のコスチュームをまとった快人ヌイグルマーに変身することで、3人のコドクな思春期の思い出はひとつに重なり、莫大なエネルギーが生じる。死にたくなるほど退屈だったかつての日常風景は、豊饒すぎるワンダーランドへと変わっていく。本来は裏方であるスーツアクターの武田梨奈がキラキラと輝く。そう、ヌイグルマーが活躍する世界はコドクな人たちこそがイマジネーションたっぷりなリッチマンとなり、イジメや不登校といった暗い過去を持つ人が過去の重石から解き放たれて空さえ飛ぶことができる痛快なパラレルワールドなのだ。
nuiguruma02.jpg
宅配カレーで働くロリータ娘のダメ子(中川翔子)は、綿状生命体が宿るテディベアのブースケと合体することでヌイグルマーに変身する。
 原作のエッセンスをしっかり吸収した上で、中川翔子、武田梨奈ら女優陣の魅力が活きるように井口監督らしいオリジナル性が加えられた『ヌイグルマーZ』。天涯孤独で何をやっても失敗ばかりのダメ子(中川翔子)が唯一の肉親である姪の響子(市道真央)を守るために悪の組織と戦う物語となっている。両親のいない響子を見守っているのはダメ子だけではない。亡き母(平岩紙)から誕生日プレゼントとして渡されたテディベアのブースケ(声:阿部サダヲ)には宇宙から飛来してきた綿状生命体が宿っており、響子のことを“姫”として守ることを生き甲斐としていた。響子にゾンビの群れが迫る絶体絶命の瞬間、ダメ子とブースケは合体してショッキングピンクの快人ヌイグルマーへと変身するのだった。  ヌイグルマーと悪の組織が戦う舞台は“日本のインド”と呼ばれる杉並区高円寺。それゆえにインドで修業したターバン巻きの特撮ヒーロー『愛の戦士レインボーマン』の香りがどことなく漂う。ダメ子たちに襲い掛かる悪の組織は『レインボーマン』に登場した“死ね死ね団”によく似ている。悪の組織の幹部たちが実に魅力的なのだ。テレビ番組で一度だけインチキしたことからバッシングされた超能力少年キルビリー(武田梨奈2役)、井口監督の代表作『片腕マシンガール』(08)の姉貴分といえる片腕ロリータ(高木古都)、赤ちゃんなのにエッチ大好きな赤ちゃん人間(ジジ・ぶぅ)と味のあるキャラぞろい。死ね死ね団の女性幹部たちといい勝負できそうだ。
nuiguruma03.jpg
悪の首領・タケシ(猫ひろし)と女性幹部たち。世界中を平等な不幸にしてしまうことが彼らの目的だ。まずは高円寺から。
 そして悪の首領には、ロンドン五輪出場の夢を叶えることができなかった猫ひろし。彼の五輪出場の是非はともかく、マラソントレーニングで流した汗の量はホンモノだったはずだ。猫ひろしの破れ去った夢のむなしさの分だけ、ヒール役としてのまがまがしさが際立つ。悪の首領・タケシの願いはただひとつ。世界中の人たちを平等に不幸にすること。みんな不幸になれば、もう社会格差で悩むこともなく、他人の幸せを妬むこともなくなる。某健康食品のセールスのように、彼らは善意から人々を不幸にしようする。それが彼らにとっての正義であり、親切心なのだ。歪んだ善意を押しつけようとするタケシとすべての哀しみに寄り添おうとするヌイグルマーは、必然的に引き寄せ合うことになる。  この世界には言葉にならなかった想いや叶えられなかった夢の残骸といった、世間からはガラクタ扱いされてしまったモノで溢れ返っている。そんな不要品の感情や記憶を、ヌイグルマーはecoエネルギーへと変換する。無尽蔵のエネルギーを秘めたヌイグルマーは無敵の存在だ。コドクに打ち震える人たちに温かい勇気を与え、かつてコドクだった人たちの暗い過去を否定することなく、優しくふんわりと受け止めてみせる。今までにないフェミニンなニューヒーローの誕生である。ヌイグルマーはいつでも、どこにでも現われる。この世にコドクな人がいる限り。黒いボタンの瞳で、あなたのことをじっと見守っている。 (文=長野辰次) nuiguruma04.jpg 『ヌイグルマーZ』 原作/大槻ケンヂ 脚本/井口昇、継田淳 ヌイグルマーデザイン/鶴巻和哉、コヤマシゲト 主題歌「ヌイグルマーZ」特撮×中川翔子 出演/中川翔子、武田梨奈、市道真央、猫ひろし、高木古都、北原帆夏、ジジ・ぶぅ、斎藤工、平岩紙 声の出演/阿部サダヲ、山寺宏一 配給/キングレコード、ティ・ジョイ 1月25日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー  (c)2013ヌイグルマーZ/フィルム・パートナーズ  <http://ngz-movie.com>

“飲む・打つ・買う”を描く作家――無頼漢・藤子不二雄A 幻の作品が半世紀後に甦った!

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

1401_kyojin_fujiko.jpg
巨人の復讐(小学館)。こちらも初単行本化となる『はやぶさ号西へ行く』を併録。
「少年クラブ」(講談社)1957年10月号の付録として掲載された藤子不二雄Aのマンガ『巨人の復讐』(当時は藤子不二雄名義)が、1月16日に初の単行本として小学館から刊行された。 『巨人の復讐』は、50年以上前に雑誌の付録として付けられた作品で、しかもこれまで短編集などにも一切掲載されておらず、なかなか読めないものであった。ネットでは、この付録作品+ほか3冊の付録のセットが15万円で売り出されていたほどの幻の作品なのである。  藤子不二雄Aといえば、『笑ゥせぇるすまん』(実業之日本社)や『魔太郎がくる!!』(秋田書店)といった、ブラックユーモアの描き手として知られるが、1960年代中盤までは、藤子不二雄名義で児童向けの作品を中心に描いている。そして本作『巨人の復讐』は、その後のブラックユーモア、怪奇ヒーローものといった作風の礎となった作品といわれている。 。 「おたぽる」で続きを読む

ドラマ初出演・初主演の平野紫耀が高評価! ジャニーズJr.の苦境と重なる『SHARK』にファン涙

jhirano01.jpg
平野は役でもリアルでもエリートというのがまた……

【ジャニーズ研究会より】

<ジャニタレドラマ・ネットの声>

『SHARK』(日本テレビ系、毎週土曜24時50分~)初回視聴率2.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)

 1月11日に初回が放送された、関西ジャニーズJr.平野紫耀主演ドラマ『SHARK』。物語は5人組ロックバンド・SHARK(関西ジャニーズJr.藤井流星、濱田崇裕、神山智洋、ジャニーズJr.岩本照、松村北斗)によるライブシーンからスタートします。5人はレコード会社「ワンダーレコード」の小松一加(山下リオ)に見い出され、ついにメジャーデビューへの切符を手にしますが、ある日ボーカルの北川和月(藤井)を事故で失ってしまいます。

AKB48・高橋みなみ、脚が骨のように! 心配される激ヤセの原因とは?

【サイゾーウーマンより】
takaminagekiyase.jpg
西川貴教mobypictureより
 一部で交際疑惑が報じられたAKB48・高橋みなみとT.M.Revolutionこと西川貴教だったが、14日に西川が自身のTwitterで「今んとこそんな気配一切ございませんので」と完全否定。しかしファンの間では、この疑惑以上に、高橋の“激ヤセ”ぶりが心配されているという。  西川は同日、「ちょっと髪をサッパリさせ過ぎたことを後悔する総監督であった…」とショートカットになった高橋の画像を掲載。その後、上記のツイートで交際説を否定していた。 「ところが、この掲載された高橋の写真がファンの間で物議を醸しています。『めちゃくちゃかわいい!』という声がある一方で『痩せすぎ……』『骨みたい』『なんかやつれて見える』と、体調面を気遣う意見も少なくないです」(芸能ライター)  AKB総監督に降って湧いた激ヤセ説。一説には、「同期メンバーたちの相次ぐ卒業」が原因ではといわれている。 続きを読む

「悪いのは、いつも日本」なのか……?「AERA」韓流スター“入国拒否”報道の違和感

71508gdVEBL._AA1000_.jpg
「Sad Movie/クルスマスキャロルの頃には」(ユニバーサル ミュージック)
 現在発売中の「AERA」(朝日新聞出版)に掲載された記事が、ネットユーザーらを中心に波紋を広げている。  「韓流スター、相次ぐ入国拒否 始まりは菅政権から」と題されたその記事は、竹島、慰安婦問題で悪化の一途をたどる日韓関係が、両国の文化交流にも影を投げかけているというもの。昨年秋、都内で予定されていた韓国の人気アーティスト数組が出演するイベントが開催2週間前に突然中止になったのだが、入国ビザに関するトラブルが原因だったという。  当然ながら韓国人に限らず、海外の芸能人が日本国内で興行活動を行う場合、興行ビザを取得しなければならない。記事によると、興行ビザには4種類あって、プロモーション活動などを行う際には通常「興行4号」のビザを申請するのだが、このときは会場規模が大きく有料イベントだったので、コンサートと見なされ、取得するのに時間と手間のかかる「興行1号」で申請し直すよう、入国管理局から求められた。だが、ビザの審査には数カ月かかり、イベントに間に合わない可能性があるため、やむなく中止を決めたというのが事の顛末。 「要は、目的にかなったビザを取らなかったから、入国できなかったというだけの話。なのに、『AERA』は日韓関係の悪化を理由に、あいまいな入国審査基準で日本側が“嫌がらせ”をして、韓流スターの入国を阻んでいると主張しているのです」(韓流エンタメ誌編集者)  こうした入国拒否は今回に限ったことではないと、「AERA」は指摘する。記事中で取り上げられているのが、アイドルグループBEASTとロックバンドCNBLUEのケースだ。前者は日本で開催される映画試写会のイベントに参加予定だったが、羽田空港で入国を拒否され参加できなかった。後者も同時期に、日本で記者会見などを予定していたが、やはり羽田で入国を拒否されて、そのまま韓国へとんぼ返りという憂き目に。所属事務所によると、ビザの不備が原因だったという。このBEASTの事件が契機となって、韓流スターの入国拒否が相次ぐようになったというのが、同誌の言い分だ。 「しかし、BEASTとCNBLUEの入国拒否が起きたのは、3年も前の2011年のことですよ。確かに、当時は竹島問題が激化していた時期だったし、それまでは報酬の伴わないプロモーションなどの短期間の活動であればビザなしでも入国できていたので、うがった見方をする向きもあるかもしれません。でも、その後、両グループとも問題なく何度も来日していますからね。当時、入国できなかったのは、単に手続き上の問題だったと考えるのが妥当でしょう。昨年秋の出来事を3年前の入国拒否騒動と強引に結びつけて、あたかも今、日本での“嫌韓ムード”のせいで韓流スターの入国拒否が相次いでいるかのように報じるなんて、噴飯ものの記事と言うしかありません」(同)  さらに、「AERA」はNHK紅白歌合戦で韓流勢の出場が2年連続でゼロだったことを批判し、外国人に対する入国審査基準が不透明だと断じている。そして、そこに横たわるのは、日本人の人権意識の薄さや差別意識。“悪いのは、いつも日本”――結局、紙幅を費やして言いたかったのはこれだけ。いつもの“朝日”の言い草である。

芦田愛菜を寵愛する“ドン”も一触即発!? 『明日、ママがいない』騒動の新たな火種

asitamamagainai.jpg
『明日、ママがいない』(日本テレビ系)公式サイトより

 芦田愛菜主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)に突如として降りかかった「放送中止要請」に、業界内が騒然としている。国内唯一の赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」を運営する熊本市の慈恵病院が、日テレに対して放送中止を申し入れると表明し、また日テレ側も「是非、最後までご覧いただきたいと思います」といったコメントを発表する事態に発展しているが、芸能関係者の間では芦田の“バック”への対応も注目されているようだ。

 初回視聴率14.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と上々の滑り出しを見せた同作だったが、赤ちゃんポストに預けられた子どもを演じる芦田の役名が「ポスト」であること、また養護施設職員が子どもに対して暴言を吐くなどのシーンが問題視された。

嵐のイチャイチャ、関ジャニ∞のふんどし姿を掲載! ライブレポが充実のジャニーズ専門誌

J-gene1402.jpg
「J-GENERATION」2014年2月号(鹿砦社)

 ジャニーズアイドルのお宝フォト満載の「J-GENERATION」2014年2月号(鹿砦社)は、ライブレポート祭り! 巻頭特集は、昨年12月22日に幕を降ろしたばかりの『ARASHI Live Tour 2013 “LOVE”』に密着しています。赤いチェックのジャケットを着て肩を並べているキュートな「Rock Tonight」のダンスシーン、トロッコの上でのニコニコ笑顔、嵐ならではのイチャイチャ仲良しショットなど嵐の魅力がいっぱい。大野智に抱きつかれて照れ笑いをしている二宮和也のショットは嵐史上でも指折りの名シーンといえるでしょう。

 嵐は、昨年9月に開催された『アラフェス '13』のDVD化が大幅に遅れており、『ARASHI Live Tour 2013 “LOVE”』のDVD化もだいぶ先になると予測されます。そんな中、このフォトレポートは貴重な存在。いつでも、嵐の『LOVE』の世界に飛び込むことができます。

猿岩石を超える?陸路でミャンマー・ヤンゴンへ

タイからミャンマーの最大都市ヤンゴンへ陸路で向かうというのは、バックパッカーにとってひとつの夢だった。というのも、そのエリアは独立運動を行う反政府組織カレン軍と政府軍の戦闘が頻発していた地。危険というだけでなく陸路でヤンゴンへ行くこと自体、禁止されていたのだ。そのため、かつて猿岩石がヒッチハイクしていたときもすぐにウソだとばれたのは有名な話だ。しかし、現在民主化を進めているミャンマー政府はカレン軍と停戦に合意、昨年8月末からヤンゴンへの陸路通行も可能になったのだ。というわけで俺も行ってきたわけです。