『FNS音楽祭』で三谷幸喜が見せた狂気 カンパニー松尾監督が“リアルの凄み”を指摘

20131205-fns.jpg

華原朋美『DREAM-Self Cover Best-(初回限定盤)』(ユニバーサルJ)

【リアルサウンドより】  『2013FNS歌謡祭』(フジテレビ系)が12月4日19時から4時間生放送され、その内容の濃さが各方面で話題となっている。  同番組は、きくち伸プロデューサーが率いるフジテレビバラエティ制作センターの音楽番組制作スタッフ班「音組」が手がけた年末特番。生歌によるパフォーマンスや異色のコラボレーション、ミュージシャンたちの背景まで盛り込んだ内容で、視聴者を惹きつけた。  とくに、華原朋美小室哲哉が15年ぶりに共演を果たしたシーンと、それに続く三谷幸喜の爆笑パフォーマンスの“テンションの差”には注目が集まり、ネット上では「せっかくの感動のシーンが台無し。ほとんど放送事故(笑)」「これはどこまで演出?」「三谷幸喜ってすごい人なんだな」と、さまざまな感想が上がっている。  カンパニー松尾監督もまた、同番組に感銘を受けたひとり。ツイッターでは、映像作家ならではの視点で、同番組を称えていた。そこで急遽、編集部では監督に取材、番組の魅力について語ってもらった。 「『FNS歌謡祭』は好きな番組なので、毎年観ているんですけど今年はすごかったですね。この番組の何が面白いかというと、なんと言っても生放送なところ。しかも実際に生歌を披露するから、歌手によってはあまり歌が上手ではない場合もあるのですが、それも面白いところです。アイドルが実は音痴だったりするのは、魅力のひとつでもありますから。また、普段はあまりテレビに出ないロック系のひとが、ふと登場したりするのもいいです。個人的な話になりますが、田島貴男さんのファンなので、彼の姿を生放送で観ることができたのは素敵でしたね」  また、華原~三谷のシーンについて監督は、「奇跡的なシーンだった」と熱弁する。 「小室さんと華原さんの組み合わせは事前から発表されていたので、注目していたのですが、まさかあんなシーンが観られるとは。小室さんの歌詞には昔からぶっ飛んだところがあって好きなんですが、今回披露した『I'm proud』と『I BELIEVE』の歌詞は、10数年の時を経て見事にハマっていました。当時は『愛人に提供した曲』として色眼鏡で見られていたところもありましたが、紆余曲折を経た今の彼らが歌うと感動的です。しかも、華原さんの美貌は相変わらず。二人の歩んできた数々のドラマが、こういう風に結実するとは、芸の世界は懐が深いですね。人間の凄みを見ました」  感動のシーンの直後、三谷が調子はずれに歌い始めたことについても、監督は絶賛している。 「あのまま進んでいたらお涙ちょうだい的な感じになったかと思うんですけど、そこに三谷さんが出てきてすべてをぶち壊してくれた。三谷さんは演出家なので、なにをどうしたら面白いか、自分で演出していると思うんです。ただの美談で終わらせないところが、芸能界の奥深さを感じさせて良かったですね。制作側もある程度展開を予想して構成しているのでしょうが、あのシーンの“落差”は予期せずして起こっちゃった感じ。たぶん、華原さんが小室さんに述べた言葉は、台本のない素直な言葉だったと思うんですよ。だから人の心を打つものがあったし、予想以上に感動のシーンになった。そして、その後に三谷さんが振り切ったパフォーマンスをしたから、みんなビックリしたんじゃないでしょうか。今回の『FNS歌謡祭』には、演出や構成を越える、リアルの凄みを感じました。もはやドキュメンタリーですよね」  話題性のあるコラボレーションに加え、予想外の展開にも注目が集まった『2013FNS歌謡祭』。同番組が人々を惹きつけてやまないのは、その番組の中でしか起こりえないドラマがあるからかもしれない。 (文=編集部)

「きくちPの敗北……?」生歌重視の『FNS歌謡祭』で“口パク”嵐が最高瞬間視聴率23.4%を獲得

arashi1205.jpg  4日の生放送で、総勢70組以上のアーティストが出演した『2013FNS歌謡祭』(フジテレビ系)。最高瞬間視聴率は、アイドルグループの嵐が「Endless Game」を歌った場面で、23.4%だったことが分かった。  4時間以上にわたった同番組の平均視聴率は、一年前の前回を上回る18.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。これは、今年の民放音楽番組の最高視聴率であるが、番組名物プロデューサーのきくち伸氏は、自身のブログで「昨年よりさらに佳い放送だったので、20%に届かなかった現実に切なくなります」(原文ママ)と落胆している。  きくちPといえば、生歌志向が強いことで有名。今年3月には、ブログで“口パクを受け入れない”との意向を表明をし、大きな話題を呼んだ。  それもあってか、『2013FNS歌謡祭』では、きゃりーぱみゅぱみゅなどごく一部の歌手を除き、ほぼ全出演者が生歌を披露。口パクアイドルとして知られるAKB48やSKE48などのAKBグループも、参加した計16曲すべてに生歌で挑んでいた。一方で、瞬間最高視聴率を記録した嵐は、終始、口パク。さらに、スケジュールの都合からか、VTRでの出演だった。  嵐といえば、おととしの同番組の生放送で、音を外すなど不安定な歌唱力を披露してしまい、「ジャニーズきっての音痴集団」などと揶揄された過去がある。そのため、ファンの間では「逃げた?」などと物議を醸している。 「ここまで“生放送”“生歌”“生演奏”にこだわっている番組で、皮肉にも“VTR”“口パク”“カラオケ音源”の嵐が最高視聴率を取ってしまった。これを受け、業界内では『結局は、人気があればなんでもいいってこと』『きくちPの敗北』などという声も。しかし、多くの視聴者が、この番組の醍醐味である“生々しさ”に魅力を感じたのも事実。この数字が、フジの今後の音楽番組にどんな影響を与えるか、興味深いですね」(音楽ライター)  口パクアイドルのAKBや嵐が、セールスにおいても頂点に君臨する今の音楽業界。レコード会社はCDが売れず、音源の売り方に試行錯誤している最中だが、テレビの音楽番組も過渡期が来ているのかもしれない。

関ジャニ∞、Kis-My-Ft2らチケット事故多発! コンサート事務局は放置対応か

kanjani04.jpg
だって、ブラックリストに入れられるの怖いじゃん!

 今年10月に、ジャニーズJr.内ユニット・ふぉ~ゆ~の単独コンサートが、チケット申し込み受付後に突如中止になったことが記憶に新しいが、今度は関ジャニ∞やKis-My-Ft2のコンサートチケットに関して、トラブルが続出していることが発覚した。

現在、Twitterを中心に、ネット上では「当落確認の電話で落選だったのに、なぜかチケットが来た」「電話で当選を確認したのに、返金用紙が届いた」といった書き込みが上がっている。ジャニーズコンサート事務局の相次ぐ不手際に、多くのファンが失望しているようだ。

「質問に1分以上フリーズ!?」宮藤官九郎のツボにハマった、能年玲奈の“ド天然”ぶり

nonen1205.jpg
「能年玲奈 2014カレンダー」
 今年で30回目を迎えた「2013ユーキャン新語・流行語大賞」表彰式が2日、都内で行われ、年間大賞に「じぇじぇじぇ」「倍返し」「今でしょ!」「お・も・て・な・し」の4語が選ばれた。  滝川クリステルが久しぶりに「お・も・て・な・し」の封印を解き、注目を集める中、NHKの朝ドラ『あまちゃん』のヒロイン・能年玲奈が“らしさ”を発揮。脚本家の宮藤官九郎と共に現れ、受賞のスピーチでは「え~っと……。『じぇじぇじぇ』は聞くだけで楽しい、リズムもいいし大好きな言葉です」と抑揚のない話し方でコメント。その後、数秒間フリーズした後「『じぇじぇじぇ』と叫びたい気分です。ありがとうございました」と締めた。  この様子をニヤニヤ隣で観察していたのがクドカンだ。その時の様子はテレビで何度も流れているので、ぜひ見直してほしいのだが、クドカンがとにかく笑いをこらえるのに必死なのだ。 「いまや能年とクドカンのセットは有名ですよ」  そう明かすのはスポーツ紙記者。10月22日に行われた『東京ドラマアワード2013』の授賞式でも、能年は『あまちゃん』の好きなシーンを聞かれ、1分間以上もフリーズ。それでも答えが出ず、同席した小泉今日子が「今日は、この辺で勘弁してあげてください(笑)」と助け舟を出した。  しかし、一緒にいたクドカンはこらえることができず、能年とは逆の方向を見て「アハハ!」と大爆笑。完全に能年の存在がツボなのだ。  前出スポーツ紙記者は「クドカンにも娘さんがいるので、保護者の感覚なのでしょう。年齢差はありますがね(笑)。アイドルなのに素人っぽさが抜けないどころか、素人以上に反応が遅い。そんな彼女のキャラクターを誰よりも買っているのが、クドカンです」と話す。  ほかの“あまちゃんファミリー”の能年評も、総じて「ぽわ~んとしている」「不思議な子」といったところ。全員が彼女の成長を見守っている感じだ。一方には「女優としていかがなものか?」という声もあるが、それが能年の“強み”であることは間違いない。

【写真多数】ユダヤカラーを塗りつくした街、世界最大の温泉…『死ぬまでに行きたい!  世界の絶景』

【不思議サイトトカナより】
zekkei-1.jpg
 もともと旅好きだった詩歩さんが、自分が行ってみたいと思った風景写真を集めてフェイスブック(以下FB)に掲載したところ、世界で56万人が「いいね!」を押したという、圧倒的な共感力で、書籍化が決まったという『死ぬまでに行きたい! 世界の絶景』(三才ブックス)。  美しい写真だけでなく、旅の予算から注意点まで、絶景にたどり着くための旅のノウハウがフェイスブックでのコメントとともに細かく掲載されたその本からは、詩歩さんの“絶景愛”が伝わってくる。  では詩歩さんにとって、絶景の魅力とは何なのか? 写真セレクトの基準や、 詩歩さん自身の旅の心得をうかがった。 続きは【トカナ】のフォトギャラリーで! 絶景写真があなたの価値観を変える…!?

サイゾーテレビ【ニコニコキングオブコメディ】第90回、配信しました!

公式メルマガ始めました! キングオブコメディのガチゆるハートウォーミングバラエティ『ニコニコキングオブコメディ』第90回放送です。  今回はパーケンさんが奇跡的に鼻の通りがいいそうなので、安心してごらんください。ももクロさんの話もあるよ。 うでしのコーナーでは、『くそガキの告白』DVD発売&キネカ大森絶賛上映中でノリに乗っているあの監督がおやつを運んできます。 ●「ニコニコキングオブコメディ」アーカイブ集 http://www.cyzo.com/2010/08/post_5162.html ●サイゾーテレビ http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120 ●サイゾーテレビ on Twitter http://twitter.com/cyzoTV 番組DVDについては以下より!
2011年10月4日に発売されたDVD『ニコニコキングオブコメディ 冗談にもほどがある!』の予告ムービーを先行ドロップ! サイゾーテレビでのぐだぐだ放送から、まさかのDVD化にいたった本作はなんと、(ほとんど)オール撮り下ろしです!
ニコニコキングオブコメディ 冗談にもほどがある! 発売中です amazon_associate_logo.jpg
さらに、編集部では番組プロデューサーディレクターの佐藤ムー太郎さんに緊急インタビューを敢行! その様子を以下に大公開です。 ――いよいよ番組DVDの発売が明日に迫りました。いまのご気分は。  生きてるといろんなことがあるなぁ、と思っています。どきどきします。 ――番組開始当初、DVD化は想定していなかった?  してないですね。全部無料で見られるというコンセプトで始めた番組でしたし、現にアーカイブはすべて無料で公開していますので、発売元のハピネットさんからDVD化のお話をいただいたときは、正直「どうなのかね?」と思いました。 ――DVDの発売でアーカイブはどうなるのでしょうか。  そのまま残します。今回のDVDはほとんど全部撮り下ろしで、番組のトーク内容をキングの2人が検証してゆくという企画なので、アーカイブを見てからDVDを見た方が楽しめますし、DVDを見て気になった部分のトークをアーカイブで振り返ったりもできる。そういう楽しみ方ができるソフトになっています。DVDには『ニコキン』各回のダイジェスト的な説明を一覧にしたチラシを封入していますので、DVDとサイゾーテレビを行ったり来たりしてほしいですね。 ――メディアミックスですね。  そうですね、結果的にメディアミックスっぽい形になりましたね。メディアミックスってこういうことでいいんでしょうか。 ――いいと思います。では、DVDの中でオススメの検証VTRをひとつ挙げるとしたら?  やはり「高橋バカ部屋」です。あのVTRを見てたら、なぜかくしゃみが止まらなくなりました。 ――ありがとうございました。

「ニコニコが、歌の日記帳だった」【鈴湯】アニソンコピーから始まった夢

suzuyu_04.jpg  元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが、自らカメラマンとしてかわいい声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の26回目! 今回はTVアニメ『リトルバスターズ!~Refrain~』の主題歌を歌っているアーティストの鈴湯ちゃんが私のCDのプロデューサー・樫原伸彦先生と一緒に来てくれました! ――樫原先生の秘蔵っ子、鈴湯ちゃんだ! 以前、樫原先生の誕生日ライブで歌ってるのを観ましたよ、同じ樫原チルドレンとしてよろしくね~!  え? 秘蔵っ子? あ、はい、ありがとうございます。よろしくお願いします。 ――もしかして、緊張してます?  はい、いつも緊張してます。ライブでも毎回緊張してます。 ――初々しい! 活動のきっかけは何だったんですか?  友達に誘われて……。 ――おお、アイドル王道パターンじゃないですか。  あは(笑)。でも、そこで誘われて行ったのが音楽スタジオだったんです。楽器をやってる人が20人くらいいて、バンドのセッションがはじまって……そこで自分たちでアニソンコピーバンドを組んだのが、私の初めての音楽活動ですね。 ――コピーバンドっていうと、BOØWY、X JAPAN、GLAYを真っ先に浮かべる世代には、複雑な時代になってきましたね。メンバーは全員オタクなんですか?  はい、全員もれなくオタクです。居心地の良い感じで(笑)。 ――ニコニコ動画で歌い手もされてましたか?  歌い手と言いますか、最初に音楽をはじめた頃は学生だったので、知り合いもいなければお金もなくて、そういうときに、「インターネットっていうツールはすごく便利だ!」と思って、ラジオを配信してみたり、ニコニコ生放送だったり、自分の音源をニコニコ動画に投稿したり、自分でできることは何でもやってみたんです。 ――現代……!  そうですね(笑)。我ながら現代っ子だと思います。 suzuyu_01.jpg ――そうした活動が樫原先生の目に止まってデビューに?  いえ、ぜんぜん! もうひとつ自分でできることで、「ライブやりませんか?」みたいな募集ページに自分から連絡して、ひとりでライブに出るっていうのをやりはじめて。 ――ひとりで!? 行動力ありますね~!  ひとりでできることはなんでもやってみよう、と。そのライブを続けていく中で、ご縁があって知り合ったのが樫原先生で。 ――樫原先生、鈴湯ちゃんをはじめて見つけた時には「コレだ!」っていうものがありましたか? 樫原 もちろん。秋葉原のライブアイドルのイベントを定期的にパトロールしていたときだったんだけど…… ――それは趣味で? 樫原 仕事で!! 新人発掘のために見てきたライブイベントに彼女が出てきて「アレ?」って。良い意味で浮いてたんだよね。普通のライブアイドルみたいに飛んだり跳ねたりもしないし、おべんちゃらも言わないし、ちゃんと挨拶もできないし(笑)。でも、歌ってるときの目線とか、オーラがひとりだけ全然違った。だからそれから定点観測してたんだよ。 ――ライブアイドルとよく一緒になるなら、ご自分もアイドルユニットに入ろうとは思わなかったんですか?  えーっと……あるにはあります……ね。でも、見る方がアイドルは好きっていうか、あのー……たぶん、やっても、継続してうまくやれないだろうと。 ――お気持ち、わかります! ひとりでできるならひとりが一番! ちなみに、ニコニコに音源をアップしたりするときは、どういう気持ちでアップするんですか? 例えば「有名プロデューサーよ、私を発掘しろ」みたいな念を込めるとか……。  ぜんぜんそこまで考えてなかったです(笑)。「この曲が好きだなぁ、カバーしたい」って自宅で歌って録音して、「あ、いいのが録れたな」と思ったらアップロードっていう、記録というか、メモ? 日記帳みたいなものでしたね。 ――なるほど~。あんまりガツガツしない方がいいのか……私もやってみます! ちなみに他にはどんな活動を?  同人活動を少々……。 ――へ!? BL? 薄い本? suzuyu_02.jpg  いえ、同人音楽の方ですね。CDを自分で作ったりしてました。BLも好きですけど……今は「Free」がアツいですよ(照)。あと、ゲーマーでして、PCゲームが好きで、クリエーターさんたちといろんな作品作りをしたり、歌ったりしていたんです。 ――そういう人がライブアイドルに混じっていたら、そりゃ確かに浮くかもしれませんな。  みなさん元気に踊って歌っている中で、ひとりだけ暗い歌を歌ってましたし……みなさんと同じく、わっしょいわっしょい明るく頑張ってみたこともあるんですけど、「無理してやらなくていいよ?」「そういう芸風じゃないんだから」ってアドバイスされて……。 ――せつねぇ!! その活動の中で、どうやってTVアニメ『リトルバスターズ!』の主題歌を歌うことに?  はじめに、クリエイターさんに「興味ある?」って聞かれて、「あります」って答えたら、いつのまにかボイスサンプルみたいなものの選考があったのかな? 気づいたら決まっていたんですよ。 ――大抜擢!? すごいじゃないですか! 樫原 その時は俺の主催のライブに毎週出てもらってたんだけど、はじめはアイドルファンで予約が埋まるところ、だんだん誰の客でもない大人が入るようになったんだよ。もしかしたら、他にも業界の人が偵察に来てたのかもしれないね。それくらい光ってたんだよ。 ――私、10年くらいイベントやってますけど、なんのスカウトも来ないですよ。くすんでいるのかな。というか、話を聞いていると、樫原先生って鈴湯ちゃんの何なんでしょう? 樫原 主催ライブに出てもらってたよ。 ――それだけ? 私、てっきり樫原先生が発掘して、一から育てたのかと……。 樫原 いや、勝手に育っていったね。 ――TVアニメの主題歌も、本当は樫原先生が決めてきたんじゃないんですか? 樫原 いや、俺なんにもしてない。実力。ボイスサンプルとか、これまでの活動の実績で勝ち取ってた。 ――じゃあ……樫原先生はいったい何をしていたの? 樫原 そばで、微笑んでいたよ。 ――……邪魔じゃない?  (笑)! 樫原 俺はこれからいろいろ頑張るの! そこはもう任せてください。 suzuyu_03.jpg ――そうですか……。では、鈴湯ちゃん、『リトルバスターズ!』の主題歌が決まった時はどんなお気持ちでしたか?  うーんと……私、さっきPCゲームが好きって話をしてたと思うんですけど、そのPCゲームの中でも特に大ファンだったのが、『リトルバスターズ!』だったんですよ。 ――じゃあ、もともと大ファンなゲームがアニメ化、さらに自分がその主題歌を歌うって状況に?  そうなんです(泣)。すごすぎて、もう現実感がないんですよ。テレビで流れていても実感が湧かなくて、他人事みたいな気分です。初めて自分の声と映像が一緒になっているのを観たのはコミケの企業ブースだったんですけど、その時はさすがに実感が湧いて、感動で涙目になりましたね。遠くの物陰からじっとブースを眺めて、名乗りもせずに去りましたが……。 ――消極的を超えて忍者みたいだね……。では、今は、これから自分の人生がどうなるのか、希望と不安に満ちている頃ですね。  希望ももちろんあるんですけど、根が暗いもので、不安がいっぱいです……。 ――同じ樫原チルドレンとしてアドバイスさせていただくと、年齢があがってくるにつれて同級生がガンガン子どもを生み出したり出世したりするので、その不安要素は増えるばかりですよ☆  わぁ~……。でも、たくさん悩んで考えた結果、普通の生活はできないだろうな、と思って。協調性がなくて、人と一緒にいるのも、なかなか苦手なので、普通に就職して、結婚して、子供産んで……そっちの方が自信ない。そっちの方がハードモードだなって。 ――超わかる~(満面の笑み)!  なので、「これをやるしか道はない」というか……。不安だったり、悩んだりしているときも、辛いけれど、辛い時間の方をいつもの時間よりも大切にして、創作活動につなげるようにしています。創作に回していくことで、だんだん元気が出てくるので。 suzuyu_05.jpg ――創作活動では、具体的にどういうことを? 歌詞を書いたりとか?  実は歌詞はあんまり得意じゃなくて、詩とか、絵とかですね。 ――落ちこんでるときに書く詩と絵は、翌朝冷静になった時に見返すとヤバそうです。  そうなんですよ(笑)、後になって自分で「うわっ暗!! 大丈夫!?」って驚きます(笑)。 ――そういうのは古くなれば古くなるほど面白くなってくるので、歌詞カードの挿絵にしよう! でも、ネガティブな部分を創作につなげていくと、幸せなときには創作意欲が湧かなくなるのでは?  幸せなときや、前向きな気分のときは、創作よりも日々の歌の練習とかトレーニングをしてますね。ポジティブな時は努力にまわして、ネガティブな時は創作にまわそうと心がけてます。 ――まぶしすぎるお言葉……。最近はどんなときに幸せを感じましたか?  『リトルバスターズ!』で知ってくださった方が、私の歌う「Boys be Smile」を「僕が初めて自分で買ったCDです」って言ってくださって。それがすごく心にきましたね。 ――人の初めて奪っちゃった的な?  思い出のひとつに私がなれるんだ、と思って感動しました。 suzuyu_07.jpg ――美しい言葉で言い換えられた! 今後の野望を教えてください!  自分ができるライブを突き詰めていきたいし、いろんな作品と関わりたいです。 ――いつか自分の描いた暗い絵をバックにバーっと貼り詰めて真っ暗な部屋で暗いポエムを読みましょうよ。  いいと思います(笑)! ――ちなみにグラビア撮影ははじめて?  初めてなんですよ、緊張します、うまく笑えるか不安です(照)。 ――では、初めてを宍戸留美に奪われてきてください! これからの鈴湯ちゃんの活動をお楽しみに~! (取材・構成=小明/撮影=宍戸留美) suzuyu_06.jpg
●すずゆ TVアニメ『リトルバスターズ!~Refrain~』OPテーマ「Boys be Smile」ボーカル担当 【出演情報】 「鈴湯軍作戦本部」 毎週日曜日 21:30~23:00 はりねずみチャンネルよりお送りする鈴湯のニコニコ生放送番組! 日々のイベントレポートやリトルバスターズ!~Refrain~実況もふまえてお送りします! 「はりねずみ☆ナイト」 毎月第三金曜日 21:00~22:30 GGW公式チャンネル「ガールズグラウンド生放送!!アキバの地下で大騒ぎ!」トークありドタバタありなカルチャートーク番組出演中! 【ライブ情報】 ○鈴湯×北沢綾香2マンライブ「Little Twin Melody」     日時:2013年 12月 15日(日)     時間:開場予定 11:00/ 開演予定 11:45     場所:秋葉原CLUB GOODMAN     チケット価格:3000円 +1ドリンク別途     チケット販売:イープラスにて販売中! ○鈴湯ワンマンライブ「パラレル・ピクチャーズ」     日時:2014年 2月 2日(日)     時間:開場予定 18:00/ 開演予定 18:30     場所:渋谷REX     チケット価格:3500円 +1ドリンク別途     チケット販売:イープラスにて販売中! ●ししど・るみ 1973年、福岡県生まれ。1990年にアイドルデビュー、18歳でフリーアイドルになり現在まで様々な分野で活動中! フランス、ドイツ等でもライブを行い音楽活動で高い評価を得ている。
ルミネッセンス 形態:8曲入り 定価:¥2,500(税込) 品番:SNDL-0003/JAN:4514306011869 レーベル:sundaliru amazon_associate_logo.jpg
公式ブログ http://s.ameblo.jp/sundaliru/ ●あかり 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中。ニューシングル「君が笑う、それが僕のしあわせ」発売中<http://www.cyzo.com/akr/>。