「アウトな人たちが光って見えたら、こっちの勝ち」“混乱の”フジが仕掛ける、アウトな刺客たち

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撮影=後藤秀二
 「アウトとグッドは紙一重」を合言葉に、毎回、愛すべきダメ人間たちを紹介する異色のトークバラエティが話題を集めている。その番組こそ『アウト×デラックス』(フジテレビ系)だ。テーマはずばり「アウト」。世間の常識からほんのちょっとだけ外れてはいるが、熱い思いを持って生きる「アウト」な人たち。MCを務めるナイナイ矢部浩之&マツコ・デラックスの巧みな媒介によって、アウトな彼らだけに見えている不思議な世界がするすると引き出されていく。果たして本当に「アウト」なのは、彼らなのか、それとも見ている我々か――。若きディレクター、鈴木善貴氏が仕掛ける、フジバラエティの新しい王道スタイルとは? ――5月23日の放送では、あの絶対王者『アメトーーク!』を視聴率で追い抜いたことが話題になりましたが、まずはその時のご感想をお聞かせください。 鈴木善貴氏(以下、鈴木) 時間が丸っきりかぶってて勝ったら、そりゃあスゴイですけど……ズレてますから。だって『アメトーーク!』は10年間続いている番組ですよ。その10年の歴史でたった一回、「おっ、何か新しい番組が始まったな」っていう興味で見てもらった番組の視聴率が、たまたまちょっとよかったぐらいで調子に乗ってたら、おこがましいですよ。でも……うちの番組を知らない友達には言ってますけど。「え? おまえ『アウト×デラックス』知らないの? あの『アメトーーク!』に視聴率で勝ったんだけど」って(笑)。 ――それにしても、「アウト」という概念を番組の中心に据えるというアイデアがスゴイ。それは“王道”のイメージがあるフジテレビバラエティにおいて、かなり「アウト」ではなかったですか? 鈴木 僕の中では、特に外れている感じはないです。王道にもいろいろあるし。ただ深夜番組を僕に頼むということは「何やってもいいんだな」とは思いましたね。一応上の人は「レギュラー目指してます」とか言ってましたけど、大体そんなことになった例がないし(笑)、だったら思いっ切りやって「あぁ、また見たい」って若者たちに言わせてやろうと。 ――放送後にすぐネットで話題になるのも、『アウト×デラックス』の特徴だと思います。 鈴木 僕らがこの番組を作るのに心がけているポイントが3つあるんですけど、まずは皆さんが知らなくて興味深い人に出てもらう。知ってる人の場合は、必ずなんらかの新しい発見があるように。あとは完全に一般の方。出演者には楽しんで帰ってもらって、見ている人には不快な思いが残らないように。それだけは気を付けてキャスティングしているつもりです。 ――タレントさんと素人さんをまったく同じ土俵に並べるというのも、独特ですね。 IMG_0736.jpg 鈴木 “大部屋”と呼んでいるひな壇には、淡路恵子さんや坂上忍さんとまったくの素人が、同じ並びで座ってますからね(笑)。でも素人さんといっても相当アクの強い、ポリシーのある人たちですから。タレントさんも素人さんも、それぞれポリシーは違えど、思いのパワーは負けてないんですよ。普通だったらタレントさんを前に「恐縮です……」ってなっちゃいますけど、素人さんもガンガン言い返す。思いのパワーはみんな同じなんだろうなと思います。逆にパワーが弱い人は、あそこには入れない。「見せかけアウト」は、すぐバレちゃうんです。 ――見せかけアウト(笑)。いそうです。 鈴木 「アウト」って、マイナスなイメージに聞こえるかもしれないけど、僕たちは「アウトとグッドは紙一重」という、いい意味で使ってますから。タレントさんをブッキングする時には「えっ……アウト?」って、必ず聞かれますけど(笑)。 ――キャスティングする時は、相当リサーチをされるのですか? 鈴木 その人の本を読み、映画やテレビを見て、雑誌のインタビューにも当たります。インタビューなら、ほんのちょこっと書かれていた情報、たとえば「カレーライスが好き」という情報をもっと深く掘り下げていくと意外な発見があったり。淡路さんなんて腱鞘炎になるくらい、それこそドラクエの動きを自分がしちゃうくらいゲームがお好きだなんて、お話しするまで全然知りませんでした。最近だと……矢部美穂さんのお母さんかな。抜群に面白い。 ――矢部(浩之)さんが「番組乗っ取られる」って言ってましたね。 鈴木 もう全然乗っ取っていただいて構いません(笑)。栗原類くんもブレークしてくれて本当にうれしいです。ミラクルひかるさんも、以前はモノマネのうまいタレントさんっていうイメージだけだったんですけど、なかなか闇を抱えてらっしゃった(笑)。 ――あの「アウト面会」(※アウト軍団による、苦手な人克服コーナー)は面白かった……。ちょっとスッキリしました。 鈴木 一番うれしいのが「そうそう、私もそう思った」って共感してもらえることです。この番組はすべて“本音”。入念な取材と打ち合わせはしますけど、台本はありません。本番は皆さんに本音で語っていただくだけ。だから、思いもよらない方向にいくことも多々あります。そんなにハネないだろうと思っていたところにマツコさんが食いついて、ドカーンとなることも。やっぱりマツコさんがね、もともと番組を始める際に「私自身がアウトだから、アウトな人たちを笑えないわよ」って言ってたんですよ。それを聞いて、“あぁ、いいな”と。マツコさんは自分自身をアウトだと思ってるから、アウトな人たちの魅力を上手に引き出してくれるんですよね。また「アウトな人間がテレビに出ないと、テレビは面白くない」とも言っていました。普通じゃ面白くないと。 ――マツコさんの優しさが、すごく出ている番組ですよね。
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鈴木 「優しいマツコを見せる」っていうのは、実は番組当初のコンセプトとしてありました。それがマツコさんにとってうれしいかどうかは分かりませんが。そこに矢部さんの優しいツッコミが加わって、そんな優しい2人だったら、どんな出演者の方々も受け入れてくれるだろうと。 ――しかしコンプライアンスが厳しい状況で、素人さんに登場してもらうことは、それだけリスクも高いのではないかと思うのですが。 鈴木 僕らがまずはその人たちとたくさん話して、この人は魅力的だと、これなら視聴者も分かってくれるなと、そういう自信を得た時だけ出演してもらうようにしています。そこでピンとこない人は、どんなにアウトであってもオファーはしません。編集後にいろいろなスタッフにも見てもらって、厳しくチェックしています。 ――たとえば、俳優志望の上地雄輔さん好きの田口学くんとか……。 鈴木  おっ! きましたね(笑)。 ――田口くんの場合は、最初から「イケるな」という確信があったのですか? 鈴木 僕らが理想として描いていた人ですね、田口くんは。「こういう人に出てもらいたいな」と思っていた型にピタっとハマった人。今じゃもう、神みたいになってますけど(笑)。裏でもスゴイですよ~。会議も「この間、田口が楽屋でね」とか「田口ったら、後ろでそっくり返って座ってた」とか、田口くんの直近トークから始まりますから。みんな腹立ちながらも田口でこれだけ盛り上がるってことは、やっぱり面白いんですよ。だからこのラインを崩さないように、ギリギリ面白がられる範囲で止めておかないと(笑)。山下(恵司/声が高すぎる男)くんもこぼり(ゆきこ/主治医に恋する女)さんもそれぞれ夢があってテレビに出たい人たちだから、その夢がかなうように応援したいと思ってますね。だから大物俳優さんがゲストで来た時とか、演技を見てもらったりするんです。その「アウト」な部分が、すぐ隣にある「グッド」に転がればいいなって。まぁ、みんなが「グッド」になってしまったら、この番組は終わりですけどね……。 ――確かに(笑)。 鈴木 素人さんの恐ろしさって、こちらの想像をはるかに超えてくるところ。タレントさんももちろん面白いですけど、素人さんの場合は、その振り切れ方が、こっちが予想だにしない方法だったりしますからね。そういう瞬間に立ち会った時は「やった!!」ですよ。だって尊敬する上地さんを前にしての最初の質問、僕らなら「ふぁ、ファンです!」みたいな、ありきたりのセリフしか書けないですけど、彼(田口)は「僕のブログ見てくれてましたか?」ですよ。「6回ライブに行ったんですけど、気づいてました?」ですよ。もうそれは台本では絶対書けない。柿沼(しのぶ/自分の紙芝居を世に広めたい女)さんの「涙あり、笑いあり、やりがいあり」も、もうなんなんですか、「やりがい」って(笑)。 IMG_0692.jpg ――話にオチがなかったり、間がおかしくなったり、芸人さんに振るのとはだいぶ違う反応が返ってきますよね。それをそのまま流すというのも、『アウト×デラックス』のはじけてるところではないかと。 鈴木 お笑いの文法が成立しない、普通のことを言って面白い人にはかなわないんですよ。フリがあってボケて……とかじゃないですから。彼ら彼女らにとっては普通のことを言っているだけで、それがあるうちは、この番組は大丈夫じゃないかと思います。 ――タレントさんで、度肝を抜かれたのはどなたですか? 鈴木 元SIAM SHADEの栄喜さん。あとベタにラーメン王の石神秀幸さんも好き。すっごい薄い話を、よくあそこまで濃厚に話せるなっていう(笑)。それから……ひふみん。 ――加藤一二三九段! クイズを出したがる天才棋士ですね! 鈴木 年上の、しかもすごい経歴をお持ちの方にこんな言い方は失礼かもしれませんが、ほんっとにカワイイ。アウトは「カワイイ」でもあると僕は思っていて。本音をさらけ出してくれて、その人の素の部分が見えた時って、たまらなくカワイイし愛おしいんです。人間の魅力というか……出てくるんですよね。そうそう、出版業界で誰かいませんか? アウトでカワイイ人は? ――サイゾーは……変な人しかいません……。 鈴木 いいですねぇ。「今日は某雑誌の編集部の方です」「なんの雑誌ですか?」「サイゾーです」「アウト~!」(笑)。 ――一度編集部に来ていただいて、ぜひお好みをピックアップしてください(笑)。『アウト×デラックス』といえば、いくつかのエピソードをパズルのように組み合わせる構成も独特ですよね。 鈴木 トーク番組を見ている時に「ちょっと長いな……」って思うことありません? 飽きさせないためにも、最初に出演者さんを全部見せてしまおうかなと。あと、作るものは基本的にオシャレなものでありたい。たとえば10人ゲストが出て、エンディングを迎えた後にガガッと巻き戻って、一人目の一言が聞けるみたいなことがやりたかったんです。スタンリー・キューブリックのような。いやムダなんですよ、いらないんですよ。だけど僕みたいな浅い人間は、アレを見て「オシャレだな~」って思うんです。本来であれば、中身を見るべきですけどね。僕は洋服も好きだしガワを楽しむ人間なんで、あれを見て男の子たちが「おお!かっけー!」って言ってくれるかなと思ったんですよ。 ――ムダ精神は大事だと思います! 鈴木 僕もそうでした。誰かの思いつきだと思うんですけど、昔セットの後ろに四星球(スーシンチュウ)が置いてあるのを見たことがあるんです。その時「あぁ、遊び心あるなぁ」って感動して。遊び心って大事ですよね。テレビを楽しんで作ってる感じ。 ――それこそまさに、フジバラエティという感じじゃないでしょうか。 鈴木 ムダなことに全力を傾ける(笑)。あとは反骨心じゃないですけど、常にマイノリティな部分を大事にしたいんです。だからゴールデンにはこだわらないし、なんなら15分に縮小されてもいい。とにかくじっくり手間暇かけて作りたいんですよ。“作品感”を出したいんです。 ――DVD化などは? 広報 ないですね。 鈴木 もったいないな~! フルバージョンのDVD出したら絶対面白いのに!! ――フルバージョンすごそう!『アウト×デラックス』を見ていると、「もしかして私のほうがアウトなんじゃないか……」って思えてくるから不思議なんです。 鈴木 アウトな方たちの生き方が少しでも光って見えたら、こっちの勝ちなんだと思います。面白いのは、当初男性をターゲットに番組を作っていたんですけど、視聴率調査によると実際は女性のほうがよく見てくれているみたいで。男性は、やっぱり『アメトーーク!』に行っちゃうんですかね。 ――以前、日刊サイゾーのインタビューで、加地倫三さん(『アメトーーク!』総合演出)は「フジテレビはバラエティ界の巨人軍」と言ってましたから、『アウト×デラックス』のことは相当意識されてると思います。 鈴木 そのインタビュー読みました。まったく、うまいこと言いますよね! でもそれは、王者だからこその発言ですよ。マツコさんが初回に「混乱のフジテレビだからこそのレギュラー化」って言ってましたけど、混乱だからこそできることもある。僕としては、もっと早くレギュラーになってもよかったと思います。2年前であれば、まだ同じような番組はなかったから。まぁないとは思いますけど、ゴールデンに移行するなんて話になったら、きっぱりやめますよ。面白くないだろうし。だから、この番組をゴールデンに昇格させるレベルの混乱状態には陥ってほしくはないですね(笑)。 ――鈴木さんの夢はなんですか? 鈴木 そうですね……もうちょっと、ゆったり働きたいですね……。そしていつかアウト軍団だけで30分作ってみたい。田口くんや山下くん、柿沼さんたちの面白さを凝縮した30分が作れたら、この番組はもっと強くなるんじゃないかと思います。その延長上として「アウト総選挙」がね、中野サンプラザあたりでできたら素晴らしい。 ――会場選びが……絶妙です(笑)。 鈴木 もちろん生放送で。 ――だ、大丈夫ですか? 鈴木 大丈夫じゃない生放送ほど、見たいものはないじゃないですか。終わりはそれで。生放送でやらかしちゃって、終了と。 (取材・文=西澤千央)

武田久美子のセラミック歯は1本12万! 金がなくても白い歯になる方法

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Photo by omoon from Flickr

 先日放送された『有吉反省会』(日本テレビ系)で、整形を告白したグラドルの森下悠里。費用が一番かかった箇所は「歯」で約300万円をつぎ込んだとのこと。また、現在はアメリカ・サンディエゴ在住の女優・武田久美子も、歯の白さを保つために1本12万円するセラミック製の歯に替えたと過去に語っています。武田は、「歯も年齢とともに、骨格とともに変えられるなら、変えた方がいいかと思います」「7年に1回は新しい歯にするというふうにしてきました」とも発言しており、年齢に応じてメンテナンスをしてきたようです。

 さすが芸能人は美意識が高い! と感心する一方、「武田や森下ほどお金と時間があったら、そりゃやるよ!」とやっかみのひとつでも言いたくなった人に朗報。お金も時間もなくても、白い歯に近づけるアイテムを見つけました。「non-no」(集英社)「SWEET」(宝島社)「VERY」(光文社)など数々の女性ファッション誌で紹介され、すでに話題になっている「薬用 パール ホワイト プロ EX」です。

「メンバーのとこに帰りたい」玉森裕太が極限状態で漏らしたKis‐My‐Ft2への愛

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「タンマミ~ヤ」こと宮玉コンビ

 7月12日の『A-Studio』(TBS系)にKis‐My‐Ft2玉森裕太が出演しました。簡単なプロフィール紹介の後、「『タンマミ~ヤ』って言われてた時代があったんやよな?」といきなりコアな質問をする司会の笑福亭鶴瓶。鶴瓶はこの“タンマミ~ヤ”の相方・宮田俊哉を取材し、2人のとっておきの話を聞き出します。

 ジャニーズJr.時代、ずっと怒られてばかりだったという宮田と玉森。「一緒にいる時間も多くて。(一緒に)怒られる時間も多かったので、わかり合えるんですよね、宮田とはすごく」と唯一無二の存在であることを強調する玉森ですが、実は宮田をずいぶんと手玉に取っているよう。宮田は年上なのに呼び捨てにされ、仕事終わりに自宅に呼び出されたり、ドライブした際「食事しよう」と誘えば「オレもう食べたから」と一蹴されたり……。1人1台レンタカーを運転し温泉へ行ったそのドライブでは、玉森に後ろから付いて来るように伝えていたはずが途中で抜かされてしまったとか。玉森は「(自分が)遅いんじゃないかな」と気を使って先に行ったそうですが、宮田による一連の証言に「よく話しましたねぇ、いろんなことを!」とおなかいっぱいの様子でした。

ドラマ『DOCTORS 2』はコメディ?見所は高嶋政伸の“ほとばしるコント魂”

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 中国臓器移植の深い闇 中国赤十字会が見返り要求「欲しいなら礼金払え」 高級焼き肉・叙々苑、ペットボトル水が600円?川越シェフ炎上騒動に見る“水”事情 イオン家電、保湿効果やうるおいは無関係?度重なる改善命令でも誇大広告消えないワケ ■特にオススメ記事はこちら! ドラマ『DOCTORS 2』はコメディ?見所は高嶋政伸の“ほとばしるコント魂” - Business Journal(7月15日)
『DOCTORS 2~最強の名医~』公式サイト(テレビ朝日HP)より
 主要なテレビ番組はほぼすべて視聴し、「週刊新潮」などに連載を持つライター・イラストレーターの吉田潮氏が、忙しいビジネスパーソンのために、観るべきテレビ番組とその“楽しみ方”をお伝えします。   暗躍するダークヒーロー系だと思っていたのに、すっかり医療コメディ、うっかりコント。ただし、仕掛けは巧妙で、決して陳腐な展開になっていない。それが連続テレビドラマ『DOCTORS 2~最強の名医~』(テレビ朝日系)だ。  前回放送が好評を博し、今回、シリーズ2を迎えた。初回の視聴率も高かったようで(平均視聴率:19.6%)、主演の沢村一樹もひと安心というところだろう。放送直前に「不倫密会疑惑」が浮上したのは、ちょっと、いや、かなり胡散臭いなと思いつつ。  でも、このドラマの主役は沢村のようでいて、実は沢村じゃない。昨年、プライベートでいろいろとこじれまくっていた高嶋政伸の、“ほとばしるコント魂”を堪能するドラマである。  物語はよくある「病院改革」モノで、プライドの高い医師たち、プロ意識に欠けるスタッフ、患者不足に経営難・資金難など、問題山積みの堂上総合病院が舞台。沢村が赴任し、裏でいろいろと操りながら、病院内部にメスを入れ、健全な病院へと導く。それが前回のシリーズ1の話だ。今回のシリーズ2では、立て直しに成功したように見えたのだが、再びスタッフの意識が低下していく。その源が、またしても高嶋である。  高嶋はそれなりに腕のいい外科医だが、プライドが高く、患者もスタッフも男も女も見下す性格。ボンボン育ちで我慢や辛抱が足りず、癇癪持ち。叔母で院長でもある野際陽子に泣きついたり、文句をたれたり、ほかの医師たち(高嶋の太鼓持ちの連中)と結束して、沢村をいびったり。好き勝手やり放題の高嶋は完全にコメディであり、コントだ。それがまた過剰で面白い。平成の時代でも、異様に濃くて独特な顔立ちがここまで生かされるドラマがあったとは。  シリーズ1と2の間に、スペシャルドラマも放映されたのだが(6月1日)、そこはまさに高嶋ワールド全開。大学病院の恩師に土下座して謝るというお題に、必死でチャレンジする高嶋。その姿は滑稽極まりなく、憐憫を覚えるほど。このスペシャル版で高嶋のファンがぐっと増えた気がする。もしかしたら、沢村の爽やかな面構えのダークヒーローに期待する人よりも、高嶋の矮小でちんけな傲慢さを観たい人のほうが多いのではないだろうか。  とはいえ、高嶋のコメディ演技だけが浮いている感じはない。ストーリーの伏線となったり、本筋の結末へとうまく絡めてあるので、全体にバランスがいいのだ。初回も病院への巨額融資と高嶋の院長昇格をリンクさせ、「なるほど!」と思わせる結末に導いていた。ベタなお題の割に、脚本にひねりがあって、ちっとも飽きさせない。  シーズン2に期待するのは、沢村のダークサイドのさらなる露出である。もっとアコギなやり口で、腹黒い一面を見せてほしい。爽やかさの裏にある業の深さをちょっとのぞかせてほしい。テレビ朝日にとってヒット作『相棒』に続くドル箱ドラマになるかどうかは、沢村の描き方にかかっていると思う。不倫疑惑をかますぐらい大物になったのだから、何をやらせても大丈夫。  今期のドラマは続編モノが多いが、キャストを替えず、前回とほぼ同じ顔ぶれにしているのはココだけ。役者陣に安定感もあるし、同じキャストだからこそ中身とストーリー展開に自信があるともいえる。他局の続編モノはキャスト総取っ替えで、とっちらかっちゃった失敗作がほとんどだからな。番組名は言わないが。 (文=吉田潮/ライター・イラストレーター) ■おすすめ記事 中国臓器移植の深い闇 中国赤十字会が見返り要求「欲しいなら礼金払え」 高級焼き肉・叙々苑、ペットボトル水が600円?川越シェフ炎上騒動に見る“水”事情 イオン家電、保湿効果やうるおいは無関係?度重なる改善命令でも誇大広告消えないワケ ユニクロ、過去最高益でも憂鬱のワケ…採算悪化続く国内事業と、値下げ販売のジレンマ スタバ、急成長に曲がり角か…外食、コンビニ、コメダら競合台頭で過熱する喫茶市場

「なんでタキシードなの?」正装で草を刈る草刈正雄CMについて、マキタを直撃!

「オレは、草刈だ」  なぜかタキシード姿でキメた俳優・草刈正雄が、草刈機で草を刈ると、草や汗がスローモーションで舞い上がるというシュールな映像。6月10日から全国放映が始まった、マキタの充電式草刈機のCMだ。  「草刈機=草刈正雄」というわかりやすいダジャレと、タキシードというミスマッチ感もさることながら、そもそもなぜテレビで今、草刈機のCMを? 草刈機って、そんなに需要が伸びているんだろうか?  マキタの広報担当者に聞いた。 「弊社はもともと、ドリルやドライバーなどの電動工具をプロの職人さん・大工さんが愛用してくださっていて、その分野では国内シェア50%となっています。でも、第二の柱としてやっている園芸工具(OPE)ではまだまだシェアも少なく、知られていないため、草刈機をはじめとして一般消費者に認知をしてもらうため、今回、テレビCMを打つことにしたんです」  確かに、家電などのメーカー名は誰でも知っているが、電動工具や園芸工具のメーカー名というと、一般にはほとんど知られていないもの。 「そんなときに『マキタ』という名前を思い出してもらえるよう、CMで認知度を上げ、ブランドイメージを上げていくというのが目的です」  つまり、草刈機そのものの宣伝というよりも、ブランディングCMだということ。また、タキシードで草刈をしてもらった理由も 「草刈をするとき、誰もタキシードは着ないですから、『おっ!』と気になり、印象に残るように」というものだった。  ところで、このCMを見て、もうひとつ気になってしまったのは、「草刈機まさお」の存在だ。「草刈=草刈正雄」というと、一部の人は別のものをイメージするのではないだろうか。というのも、「ネーミングが面白い」ということで、一部ではよく知られている農業・林業用などの動力運搬車製造メーカー「筑水キャニコム」では、以前より「草刈機MASAO(侍まさお)」を販売しているからだ。  今回のCMを見て、「正雄を奪われた」感はないだろうか? キャニコムに聞いた。 「(感想は)特には……。まだCMそのものを見たことがないですし、話は聞きましたが、“へぇー”っと思っただけです。“やられた”とは思わないですね。商品自体が全然違いますから」(担当者)  今回マキタがCMをしている草刈機は、「充電式草刈機」であり、「手でガリガリやるような刈払機のようなもの」だそう。 「弊社の商品は業務用なので、言葉は悪いですが、クワと耕運機くらい違うもの。まったく観点が違うので、競合するものでもありません」(同)  シンプルなダジャレでありつつ、一方は商品名で、一方はテレビCMで、また、商品としてもそれぞれ別の観点を持つ「まさお」。一般的には認知度が低い「草刈機」業界の今後にも注目してみたい。

フジ新社長渾身の織田裕二ドラマ、期待ハズレのスタートで社内に暗雲

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『Oh, My Dad!!』公式サイトより

 11日にスタートした織田裕二主演のフジテレビ系連続ドラマ『Oh, My Dad!!』(フジテレビ系)の平均視聴率が13.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。同ドラマで、織田は初めての父親役となる、妻に逃げられ家も失った子持ちのシングルファーザーに挑戦。2011年1月クールの同局『外交官 黒田康作』以来、約2年半ぶりの連続ドラマ主演となる。

「初回13.3%というのは、微妙な視聴率ですね。これまでだったら十分合格点なのですが、今クールは高視聴率の新ドラマが目白押しです。それを考えると、期待ハズレと言っていいかもしれません」(テレビ情報誌編集者)

17歳少女えい児遺棄事件、現場は…

神奈川県座間市新田宿の野球場脇に、17歳の少女が自宅で産んだ赤ちゃんを土の中に埋めるという悲しい事件が起こった。
発見者は男子中学生。一生消えないトラウマになってしまっただろう。

現場に行ってみると、物々しい雰囲気はすでに解かれ、ひっそりとお花やアンパンマンのお菓子が供えられていた。

ガル生活保護打ち切り隊3 ~生活保護者独占インタビュー

今回は予定変更して、生活保護受給者の独占インタビューをお伝えいたします。

東京都在住のN氏 39歳・独身男性・O型

約8ヶ月前から生活保護を受けているN氏。現在も受給中である。
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