主要なテレビ番組はほぼすべて視聴し、「週刊新潮」などに連載を持つライター・イラストレーターの吉田潮氏が、忙しいビジネスパーソンのために、観るべきテレビ番組とその“楽しみ方”をお伝えします。 セレブ美魔女妻に若手一流イケメンシェフ……。なんでも盛ればいいってもんじゃない。たとえ他称であっても、胡散臭さが先に立つ。自称だと、こりゃもう激痛クラス。ハイパーメディアクリエイターとかライフスタイルコーディネーターとか、肩書なんて言ったもん勝ちなんだろうけど。 で、かねてから気になっていたのだが、「メディカル・ラブサスペンス」がうたい文句のドラマ『雲の階段』(日本テレビ系列)。医療ドラマでありながら、男と女のドロドロ愛憎劇も絡ませ、ほんでもってサスペンスときたもんだ。欲張りたいのはわかるけど、結果、とっちらかっちゃって、視聴者がまったくついてきていないのが現状。 長谷川博己が小さな島の無資格医を演じるというので、薄い期待を寄せていたのだが、開けてみれば二流の韓流ドラマ以下。貧乏人が身元を偽り、のし上がっていく物語だが、その踏み台はすべて女。島の看護師(稲森いずみ)を裏切り、大病院の娘(木村文乃)に乗り換え、無資格の一般人なのに、医師と偽って男のプライドを満たしていく長谷川。まだ韓流ドラマのほうが100倍も潔くて、仕掛けもあって、楽しめるんじゃなかろうか。 また、踏み台にされる女たちがみな子宮外妊娠やら流産を経験ってところが、いかにも渡辺淳一原作っぽい。幸薄い女を見下ろす男のステレオタイプ。これは昭和30年代の話ですかいね? そもそも、流産を経験しても子供産めなくても、自分の手で幸せをつかむ女がいっぱい生きている平成の現代において、この押し付けがましい不幸感って……。男に対して、よ・よ・よとよろめき、そ・そ・そと寄り添うヒロイン像があまりに古すぎて、視聴者はみんな口ポカンとしちゃってるってば。 稲森は、いつもこういう役なんだよなぁ。被害者なのに被害者意識のない(あるいは弱い)、男にとって好都合の陰のある女。爺さんたちが好きそうな典型。明るく屈託のない稲森は、ドラマでもう観ることができないのだろうか。たぶん、日テレにおいては無理だろう。つまり日テレのドラマ制作がオジサンばっかり、ということなのか。 島では無資格ゆえに診療所スタッフにバカにされ、ハブられていた長谷川。貧乏くさく、空き瓶の中に帆船なんか作っちゃって、稲森としけこんでセックスしていたのに、大病院の娘・木村が登場した途端に急に野心がム~クムク。木村からフランク・ミュラーかなんかの腕時計もらって、あっさり島を捨てちゃうのである。そして詐欺人生の始まり始まり。 東京の大病院で外科医として迎え入れられ、ビル群を見下ろす屋上でガッツポーズしちゃう長谷川。B’zの音楽で、男の野望を煽る煽る。でも観ている側からすれば「詐欺師の遠吠え」だし、女を踏み台にしてこんな都合よくトントンとうまくいくはずがない、と冷静にならざるをえない。長谷川がただのタワケに見える。医者というよりホストっぽい。 このドラマ、誰に何の期待をしたらいいのか。長谷川の偽装がバレて、お縄頂戴になるところを観たいわけじゃないし、稲森が幸せになるはずもないし。日テレの売り文句である「メディカル・ラブサスペンス」の名の通り、てんこ盛りの要素の割にそれぞれの濃度が低く、そしていちいち古臭い。懐古風味を狙っているならまだしも、新しいカタチのドラマと鼻息荒くうたっているあたりが虚しくて。東海テレビの昼ドラ枠でやり直してください。 (文=吉田潮/ライター・イラストレーター) ■おすすめ記事 Twitter乗っ取り大流行、多様な手口と防御法とは?被害に遭ったらどうする? ワンタイムパスワード破り、キーボードの動きを盗む…進化するパスワード破りの手口 矢部浩之・裕子夫妻、交通違反で警官と一触即発?警官の態度にイラついた矢部は… セクハラ幹部の愛人が自殺!?大手新聞社、警視庁へ根回し、遺族には金でもみ消し? 預金保険機構から銀行などへ還付金1200億円! 一般預金者に還元されないのはなぜ?『雲の階段』公式サイト(日本テレビHP)より
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関ジャニ∞・大倉忠義が記憶喪失の男を熱演、映画『100回泣くこと』鑑賞券プレゼント
映画『100回泣くこと』公式サイトより
2005年に発表され、大ベストセラーになった小説『100回泣くこと』(中村航、小学館)が、実写映画化され6月22日(土)から公開となります。主演は、本作が単独初主演となる関ジャニ∞・大倉忠義。相手役に桐谷美玲を迎えたド直球の純愛ラブストーリーとのことで、一体どんな内容になっているのか、公開を前にしてファンの期待は高まるばかりです。
「日経ウーマン」推奨、「じゅんこの魔法の絵本100リスト」なる狂気じみたノート
<p> 「日経ウーマン」(日経BP社)6月号、名物企画である3号連続エッセイ「妹たちへ」に登場したのは、タレントのYOUでした。</p>
中田秀夫VSクドカン“団地映画対決”勃発!? 『クロユリ団地』『中学生円山』
今週紹介する新作映画は、若い女性が体験する恐怖を描くホラーと、中2男子の妄想と現実が交錯する思春期コメディ。ジャンルは違えど団地が物語の舞台となる邦画2作品が、奇しくも5月18日に同日公開されることから、“団地映画対決”という見方もできそうだ。 1本目の『クロユリ団地』は、ジャパニーズホラーの旗手・中田秀夫監督が前田敦子と成宮寛貴を主演に迎えて描く戦慄の最新作。介護士を目指す明日香(前田)は、毒々しい色の花に囲まれたクロユリ団地に引っ越してきた。入居早々、隣室からの不気味な音に悩まされ、級友からは「幽霊が出る団地」とのウワサを聞き、不安を募らせる明日香。やがて隣室で孤独死した老人を発見してしまい、その日を境に不可解でおぞましい出来事に巻き込まれていく。明日香は、老人の遺品整理にやってきた青年・笹原(成宮)の助けを求めるが……。 90年代の『リング』シリーズ、ハリウッド進出作『ザ・リング2』(05)で日本テイストの新感覚ホラーで世界に名を馳せ、近年は『L change the WorLd』(08)、『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』(10)などジャンルを超えて活躍してきた中田監督が、久しぶりに本格ホラーに帰ってきた。元AKB48の前田敦子の主演作ということもあってか残酷描写などは控えめだが、映像の色調や照明、音響などでじわじわと不安感をあおる演出は健在。老巧化した団地の描写に、希薄な近所付き合い、孤独死といった社会問題も折り込まれるなど、現代の日本に「あり得そうな恐怖」を体感できるはず。 もう1本の『中学生円山』は、演劇・テレビ・映画とマルチに活躍する“クドカン”こと宮藤官九郎の、『少年メリケンサック』(09)以来4年ぶりとなる監督作。団地の中で平凡な家族に囲まれて育った中学2年生の円山克也(平岡拓真)は、あるエッチな目的を達成するため、極限まで身体を柔らかくする「自主トレ」に励んでいた。そんなある日、上の階に謎めいたシングルファーザーの下井(草なぎ剛)が引っ越してくる。ほどなくして団地の近くで殺人事件が発生。克也は下井の正体が殺し屋だと妄想し始める。 今でこそNHKの朝ドラ『あまちゃん』の脚本を担当するなど、上品なユーモアで包んだストーリーもお手のものだが、もともとは下ネタ含む過激な笑いと風刺で人気の劇団、大人計画の主要メンバーとして成功したクドカン。自らの中学時代の体験や妄想を脚本に盛り込み、淡々とした団地と学校での日常と、エロありアクションありの過剰な妄想が小気味よく切り替わるストーリーに仕立てた。共演陣も仲村トオル、坂井真紀、遠藤賢司、ヤン・イクチュンと豪華で、皆川猿時、三宅弘城、宍戸美和公ら大人計画でおなじみの面々も。エッチなネタがなぜか感動エピソードに昇華したり、平凡なはずの団地で現実に銃撃戦あり格闘ありのアクションが繰り広げられたりと、クドカンワールドが全開の本作は、最後まで目いっぱい笑えて少しほろ苦い青春映画の傑作だ。 (文=映画.com編集スタッフ・高森郁哉) 『クロユリ団地』作品情報 <http://eiga.com/movie/77733/> 『中学生円山』作品情報 <http://eiga.com/movie/77240/>(C)2013『中学生円山』製作委員会
なぜ障がいのある子を受け入れるか、保育園経営者として考えていること
絵画の時間。学習障がいのある親
戚は、絵画で才能を発揮したので、
新しいお友だちにも積極的に参加
してもらうことに(写真は本人で
はありません)
現在、発達障がいのお子さんをお預かりしています。本人もほかの園児も互いにいい影響を与え合って成長できるのでは? と考え、お預かりを決めたのでした。ご両親はとてもお子さんに対し熱心で、病院のセラピーで「集団生活をさせることが本人に必要」と言われたことから、受け入れ可能な保育園を探していたのだそうです。私の娘が以前通っていた保育園にも一度は入れたそうですが、「『ほかの子とは一緒にできない』と言われ、1人部屋に隔離されていた」とのことでした。隔離という対応には大反対ですが、小さくはない年齢で体力もあることから、「お散歩で事故に遭ったらどうしよう」「意思の疎通ができない」などを理由に、受け入れを断る園側の気持ちも経営者としてはわかる気がします。うちの園でも、はじめ保育士たちは受け入れに迷いを見せたので、状況によって(日によって預かっている人数が違う)預かり時間をご両親と相談しながら決めるという条件で納得してもらいました。
『百年の時計』で爽やかな運転手役を好演、鈴木裕樹のひねくれ者(?)の素顔
<p> 「鉄道の歴史遺産」と呼ばれ、鉄道ファンのみならず多くの人に愛され続けている香川県の高松琴平電気鉄道(愛称・ことでん)。2011年に路線開業100周年を迎え、その記念として映画『百年の時計』が製作されました。</p>
出るの? 出ないの!? “一人負け”ドコモがiPhone参入できない深いワケ
製品発表や記者会見のたびに「iPhoneは出さないのか?」と質問され、「今回は出せないが、参入は断念していない」といった回答を続けているドコモ。一部のマスメディアも「次こそは出る」と毎回煽り立てているため、iPhoneを使いたくてもドコモが大好きで他のキャリアに動きたがらないユーザーは、その情報を信じて待っている状態だ。しかし、出ない。 もともと、2008年にiPhone 3Gが発売される際、ドコモが最初の交渉相手だった。アップルはiPhoneを展開する国のナンバーワンキャリアにしか取り扱わせていなかったためだ。しかし、ふたを開けてみればソフトバンク扱い。これは、ドコモがアップルの出す条件をのめなかったため。当時イケイケのアップルは、金銭面や供給量のほかにも厳しい要求を突きつけたのだ。当然、ソフトバンクにも似たレベルの要求があったはずだが、孫正義氏は即応。これが、明暗を分けた。 11年にはauが参入。直前まで、「Android au」と謳っていたのに、一夜にして様変わりしたのには驚いた。一部ユーザーは、AndroidのiPhoneが出ると混乱し、当時のツイートには笑える内容のものも多い。これもギリギリの経営判断だと思うが、結局ユーザーを増やすことに成功した。しかし、この段階でもドコモは参入しなかった。 ドコモがそれでも出さない理由はいくつかある。まずは、自社サービスを捨てきれない点。ドコモはiモードで爆発的な成功を収め、ユーザーの囲い込みと継続的な大きな利益の確保という蜜の味を知ってしまったのだ。それをスマホでも実現しようと躍起になっているが、さまざまなアプリや高性能なブラウザが利用できるスマホで、独自アプリや機能で囲い込むのは難しい。しかも、iPhoneを開発するアップルが、独自アプリや機能の搭載を受け入れるわけがない。 次に、利益や販売台数の制限。iPhoneはiTunes Storeという仕組みを構築し、ユーザーからのお金を直接稼いでいる。こうなるとドコモは土管屋となり、オイシさが半減する。しかも、一定台数以上を売らなければならない、というノルマも発生する。ドコモの販売力からすればこれは簡単なのだが、問題はしがらみ。ドコモはこれまで大手国内メーカーとタッグを組んで端末を開発してきた。メーカーはドコモの言う通りに独自機能やアプリを搭載したり、スペックや価格の歩調を合わせてきたが、突然「iPhoneを採用するから、次回でおしまいね」というのも無理がある。 これまで筆者は、iPhoneが登場した時や新モデルが出るタイミングで取材を受け、取り扱いキャリアの予想をしている。今のところ、最初からすべて当たっている。夏に登場する予定の次期iPhoneでも、ドコモの取り扱いはないと考えている。しかし「ドコモから出る!」と断言する同業者も多い。そちらの情報も紹介しておこう。 日経新聞はこれまで、ドコモからiPhoneが出るという報道を繰り返している。これはもうオオカミ少年状態で、東スポ並みと揶揄されると、東スポ自身から「同じネタの使い回し、うちはありません。やるなら『ドコモ iPhone導入のため、iPS細胞使ったジョブズ氏クローンでアップル説得へ』ですよ」とネタにされてしまう。 しかし、4月には産経新聞が「今夏にもiPhone投入へ」という記事を載せた。そのほかにも、内部情報として次期iPhoneを出すのは確定といったツイートやブログなども散見されるように。さらに先日、ドコモは2013年夏モデルを発表。11機種のスマホをリリースしたものの、「GALAXY S4 SC-04E」(サムスン)と「Xperia A SO-04E」(ソニー)をツートップと位置づけて推している。これは異例のことで、ほかのメーカーとのしがらみは清算に入っているように見える。そうなれば、iPhoneの販売台数割合を増やすことも可能になってくるだろう。さらに、ドコモのサイトで「2013夏の新サービス」を紹介するページがあるのだが、そこの画像になんとiPhoneを持った女性が登場。すぐに画像は削除されたが、この状況での出来事なので意味深である。 それでも筆者は、ドコモからのiPhone発売はないと思っている。新端末は6月10日から開催されるWWDC(Apple WorldWide Developers Conference)で発表されるとみられている。日本の取り扱いキャリアや7月に発売される日程などは、6月20日頃に公開されるはず。そこで、すべてが明らかになることだろう。ドコモ公式サイト「2013夏の新サービス」にiPhoneを手にした女性が!?
(この画像は現在、削除されている)
体はゆるめだけど? 高木雄也が「月刊ダイバー」表紙を飾り、ファン歓喜!
「月刊ダイバー」(ダイバー)
「海好き」で知られるHey!Say!JUMP高木雄也が、5月10日発売のダイビング専門誌「月刊ダイバー」6月号(ダイバー)の表紙を飾った。高木はこれまでさまざまなメディアで「海好き」を公言してきたが、2010年12月18日付けの「日刊スポーツSaturdayジャニーズ」では、スキューバダイビングの資格を取り、ハマっていることを明かしていた。夢中になった理由を「海の中で『呼吸』しているっていう、今までに感じたことのない感動があったんです」と語る。また「僕、仕事に詰まってしまうタイプで、仕事が終わると、家から車で1人海に行くんです。海沿いの道を走っていると景色がとってもきれいで、モヤモヤが消えちゃうんです」とも。高木にとってかけがえのない場所である“海”が、ついに仕事に結びついた。





