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月別アーカイブ: 2013年5月
サイゾーテレビ【ニコニコキングオブコメディ】第76回、配信しました!
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菊地亜美「皆さんがゴミみたいに扱ってくださる」7人の“コント侍”がNHKに集結!
『七人のコント侍』(BSプレミアム/金曜22:00~)の新メンバー取材会が23日、東京のNHK放送センターで行われ、出演者が出席した。 同番組は、放送6回ごとにメンバーを入れ替える新しい試みのコント番組。6月からは、サンドウィッチマン・富澤たけし、バイきんぐ・小峠英二、キングオブコメディ・今野浩喜、麒麟・川島明、オリエンタルラジオ・藤森慎吾、たんぽぽ・白鳥久美子、アイドリング!!!・菊地亜美の7名がさまざまな役柄を演じる。 内容は、タクシードライバーや、プロ野球審判など、さまざまな業界で繰り広げられている川柳の集いをのぞき見る「川柳シリーズ」、オオカミ人間が引っ越し作業にやってくる「オオカミマークの引っ越し社」、ヒーローインタビュアーにヒーローインタビューする「ヒーローインタビューにヒーローインタビュー」など、バラエティに富んだコントを放送予定。 実力重視で選ばれた7人のコント侍は、どんな新しい笑いを生み出すのだろうか? 今から放送が楽しみだ。 各出演者のコメントは以下の通り。 サンドウィッチマン・富澤たけし 「セットをちゃんと組んでコントする機会が今はなかなかないものですから、そこはお金すごいかかってるなあって。だってねえ、1回やったセットはもう使わないわけですから、すごいお金持ってるなあと思います」出演者7人と、ゆるキャラ「サムラー」。
バイきんぐ・小峠英二
「16年間、人が書いたネタをやったことがなくて、今回が初めてなんです。なので、台本を覚える作業が新鮮で、震えてますね。僕、昭和初期の大学生の暗記の仕方のように、台本を写経して食べて覚えてるんです。ただ、それでも覚えられないので、これは紙食べ損ですよ。ただ紙食べただけですよ」
キングオブコメディ・今野浩喜
「力を合わせるというのは、友達になれるいいきっかけだと思うので、このメンバーと友達になれればいいなってすごく思います。僕が(キンコメで)普段やるキャラクターって、すごいうるさいんですよ。だから、この番組でうるさくない僕も見てほしいです」
麒麟・川島明
「僕は漫才しかしてこなかったので、コント自体、本当にやったことがないんです。ご覧の通り、スター性に欠けるメンバーなんですけど、実力で這い上がってきたメンバーだと思うんで、面白くなると思いますよ」
オリエンタルラジオ・藤森慎吾
「ユニットでコントするのが初めてなんですけど、僕、一時“チャラ男”ってキャラクターがあったので、(コントで演じる)キャラクターは悩んでいただいたと思うんです。ただ、この番組のスタッフさんとの打ち合わせで、『あの“ギャル男”キャラってまだやってるんですかー?』って言われた時は、『“チャラ男”なんだけどなあ……もっと頑張ろう』って思いました」
たんぽぽ・白鳥久美子
「高校の修学旅行のグループが7人だったんですけど、清水寺あたりでまかれまして……。7人という人数を聞いた時に、縁起の悪い数字だなと思って参加させていただいたんですけど、楽しくコントをやらせていただく中で、苦い思い出を払拭できそうな気がしています。頑張っていきたいと思います。結婚したいです。ありがとうございます」
アイドリング!!!・菊地亜美
「コント番組に出させていただくのが初めてなので、足を引っ張っちゃうんじゃないかと思ってすごく不安だったんですけど、皆さんほんとに優しくて。私、アイドルをやってるんで、芸人の皆さんに気を使わせてしまうかなと思ったんですけど、いい意味でゴミみたいな感じで扱ってくださって。気を使わずに収録させていただいてるので、勉強になってま~す♪」
『七人のコント侍』公式サイト
http://www4.nhk.or.jp/contesamurai/
これが、インテリ美女の……京大教授が自分の「全裸写真」を披露した児童ポルノ法問題講演会
全国各地で児童ポルノ法改“悪”に対して危惧を抱く人々の熱気が高まっている。5月18日、ひと・まち交流館京都で、NPO法人うぐいすリボンによる「京都府児童ポルノ規制条例 解説講演会」が、刑法学者の髙山佳奈子京都大学教授を招いて開催され60人あまりが集まった。 この講演会、タイトルは「京都府児童ポルノ規制条例 解説講演会」となっているが、この条例については17日に参議院会館で開催された曽我部真裕京都大学教授も解説しており、髙山教授も京都府条例の制定にも参加した経験があり、自身のブログで詳細な解説をしている(http://www.jfsribbon.org/2013/02/blog-post.html)。 そのため、この講演では現在、国会での審議が危惧されている児童ポルノ法改“悪”案にも多くの時間が割かれた。 児童ポルノ規制の背景として、海外では闇のビジネスとして児童が誘拐され性的虐待・搾取を受ける事件が相次いでいたことを挙げる。本来、児童ポルノの規制は、そうしたビジネスを取り締まる目的で必要とされてきた。ところが、その目的を外れて本来は規制すべきでないものまで規制の対象に取り込まれてきたと、髙山教授は語る。 「欧米では宗教的な考え方の厳しいこともあり、実在の児童の保護ではなく、児童のイメージを保護しようという考えから“非実在”も多くの国で刑事規制の対象にしています。しかし、その考え方が本当に正しいかは疑問があります」 髙山教授は、海外では紛争地における男女年齢の関係ない集団強姦、性的虐待、殺人事件が発生している事例などを挙げて、 「マンガを規制するよりも、もっと重大な事件に目を向けるべきではないかと思います。こうした事件とマンガを規制するかは、かなりレベルの違う話です。まず、私たちが何をすべきかは、おのずと答えが見えているはずです」 そして、髙山教授は、表現の自由を規制して性犯罪が減るという考え方にハッキリとNOであると断言する。もしも「子どもを守ろう」とするのであれば、むしろ規制はしないほうがよいというのだ。そして、子どもを守るために「表現の自由」を規制してもよいという人は、科学的なデータに基づいていない発言をしているとするのだ。 続いて髙山教授は、刑法学者としての立場から、法律は合理的な内容でなくてはならないことを解説する。髙山教授は、事例として日本国憲法に示された幸福追求権を挙げる。この権利は、国民が制限されるのは、他人に迷惑をかける行為だけで、他人に迷惑をかけなければ自由としたもの。思想良心の自由や、表現の自由も同様で、制限されるにしても、ごくごく限られた範囲である。 「そんなの当たり前だと、誰もが思うかもしれないが、法律には必ずしもそうでないものがある。ゆえに、おかしな立法には反対していかなければなりません」 では、児童ポルノ法をめぐって規制の強化を訴える人々が掲げる「児童の保護」はどうか。 「児童の保護の役に立たない罰則は許されません。犯罪を減らすという口実で刑罰を科すこともまた、許されません。場合によっては、逆効果をもたらす場合すらあるのです」 髙山教授は、子どもが真似をする可能性があるため、ある程度の規制は必要とはしながらも、普通の判断能力のある大人であれば現実とフィクションの違いは区別できるので、フィクションの世界に規制や刑事罰を設けることは実効性に乏しいと主張する。そして、性を扱ったメディアに触れて犯罪を起こすという主張は科学的根拠に乏しいとする。 「規制を進める人々の中には、性犯罪者がメディアに触れたことをきっかけに犯罪を起こしたという主張がみられます。でも、そうした犯罪を犯す人々は、もともと危険性を持っており、ほかのきっかけでも性犯罪を行ったと考えられるのです。現にアフリカの紛争地など、マンガなどにまったく接していないところで重大な性犯罪が発生しています」 規制を推進する人々からは、性犯罪を喚起する危険性があるとして表現の自由に対する規制を求める声が根強い。しかし、髙山教授の言うように、目を覆いたくなるような性犯罪・性虐待が起こっているのは、むしろ、そうしたメディアが普及していない地域なのだ。さらに、髙山教授は性を扱ったものには批判の声が集まる一方で、ホラーやスリラーに対して規制を求めるような声が少ないことにも疑問を呈する。 「これは、弾圧というかフィクションに対する偏見としか思えません。判断力のない子どもには制限が必要でしょうが、大人がみるのには構わないでしょう」 単純に規制を推進しようとする人々の主張の不合理さを示した今回の集会。終盤で、髙山教授は自らの1歳半と8歳の時の「全裸写真」を提示し、規制強化への疑問を改めて強調。会場内には「誰得……(失礼!)」な空気が流れた。 (文=昼間たかし/写真提供=うぐいすリボン) 髙山佳奈子(京大職組委員長)のブログ <http://kanakotakayama.blog.eonet.jp/default/> <集会案内> うぐいすリボンHP <http://www.jfsribbon.org/> ・広島 児ポ法改正審議直前:緊急集会 日時:平成25年5月25日(土)19時00分~20時30分 場所:広島市まちづくり市民交流プラザ 研修室C 講師:中村晃基 (弁護士) <http://kokucheese.com/event/index/88712/> ・福岡 児童ポルノ規制に関する論点解説講演会 日時:平成25年6月14日(金)19時00分~20時30分 場所:JR博多シティ 9階 大会議室3 講師:山口貴士 (弁護士) <http://kokucheese.com/event/index/91053/> ・札幌(準備中) 日時:平成25年6月23日(日)19時00分~髙山佳奈子京都大学教授
「多額の慰謝料で夫を封殺」よりも見たい、“上手”な女・矢口真里の次の一手
「青春 僕/青春 俺」/hachama
――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!
◎ほとぼりが冷めるまで待てない!
今までの順風満帆が一転、かなりヘビーな状況の矢口真理。大問題ですな。
あの上手の手から、まさかこんなドロ水が漏れようとは。夫のバラエティ番組での悪口雑言、「リークしたのは小森純説」などなど、付属情報も含めて何もかもが発破力大。あとは、あの「上手」な矢口が今後どう出るかだな。「多額の慰謝料で夫を黙らせる」って確率が最も高いとは思うんだが。そこは腕に覚えありの矢口さんなんですから。最近芸能界にはびこる、「ヌルヌルと何もなかったように振る舞い、ほとぼりが冷めるのを待つ」というパターンを踏襲せず、あえての記者会見、あえての質問全受け、あえての完オチ謝罪等々、上手な腕を生かし、目にもの見せてほしい。小栗旬と電撃再婚ってのもいいな。別に矢口真理を応援しているのではない。ただ、上手なところを見たいだけだ。
亀梨和也、携帯電話をジャニー社長に盗聴されてた!?
5月19日放送の『新堂本兄弟』(フジテレビ系)にKAT-TUN亀梨和也が出演しました。共に出演したのが元読売巨人軍の元木大介。番組ではジャニーズvsプロ野球の伝説対決が行われ、亀梨は先輩たちとのマル秘エピソードをたっぷり語りました!
1回戦、亀梨が挙げたのは「KinKi Kidsの絶対領域伝説」。亀梨はKinKi Kidsのバックダンサーを務め、ライブでも2人の衣装の着替えを担当するなど、長い間至近距離で2人を見てきました。しかし各グループに連絡先を知っている人が必ず1人はいるのに、「KinKiさんの(連作先)は何もない!」と訴えます。堂本光一は「聞けよ~!」と返しますが、亀梨にとってKinKi Kidsは「ライブとかでもそうなんですけど、KinKiって、“KinKi~!”みたいな」と両手で大きな円を描くほど偉大。聞けるはずもありません。が、「自分の直属の先輩って、そういうのあんねんな」(光一)「なんかちょっとそういう感じあるかもね」(堂本剛)とKinKi Kidsはどこ吹く風。このひょうひょうとした空気こそが、後輩を寄せ付けない所以かもしれないのですが。
リンジー・ローハン、ドラッグ売人を入所中の薬物リハビリ施設に呼んだ!?
いつも期待以上のトビっぷりをみせてくれる、お騒がせ界の巨匠
今月2日、リハビリ施設に入所し、裁判所から命じられた90日間にわたる治療を開始した、お騒がせ女優のリンジー・ローハン。指定されたリハビリ施設にケチをつけまくり、強引に自分で選んだ施設に入ったものの、すぐにそこも嫌だと言い出すなどワガママ全開。馴染みの薬物売人を面会に来させようとして止められたという情報も流れており、真剣にリハビリする気もなければ、反省の色もまったく見られないと、世間は呆れ果てている。
「昼メロドラマの天才子役」時代を経て、『フォーチュン・クッキー』(2003)で華麗に脱・子役し、『ボビー』(06)での絶妙な演技力で評論家を唸らせ、「ハリウッドの将来を担う若手女優」と期待されるなど、7年前までは順風満帆の人生を送ってきたリンジー。しかし、07年に飲酒運転とコカイン所持で2回逮捕されたことをきっかけに転落を続けている。酒とドラッグにのめり込み、裁判所から命じられた禁酒教育プログラムに通わなくなり、10年には保護観察規定に違反したとして、禁錮90日という厳しい判決を下された。だが、すぐに刑務所から出てきてしまい、その後も、コカインや万引き、命じられた社会奉仕や禁酒教育プログラムを休み続け、保護観察規定違反で裁判所に呼び出されている。
原恵一監督の実写デビュー作『はじまりのみち』職も財産も失った男がリヤカーで運んだものは?
いつの間にか大人になってしまった、かつての少年たちの涙腺のツボをピンポイントで攻めてくる原恵一監督。『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』(01)や『河童のクゥと夏休み』(07)を観て、顔面がぐしゃぐしゃになった大人たちは相当数いるに違いない。日々の雑務に追われて記憶の片隅へと追いやってしまった、少年期の大切な忘れ物を鮮やかに思い出させてくれる得難いアニメ監督だ。これまで実写映画さながらの細やかな演出が高く評価されてきたが、加瀬亮主演作『はじまりのみち』でついに実写デビューを果たした。原監督らしい派手さを排した、戦闘シーンのない静かな戦争映画となっている。 かねてより木下惠介作品のファンであることを公言してきた原監督の実写デビュー作は、若き日の木下惠介監督を主人公にしたノンフィクションドラマ。木下監督はデビュー作『花咲く港』(43)が山中貞雄賞を受賞し、『姿三四郎』(43)で同賞を分け合った黒澤明監督と共に日本映画のこれからを担う若手監督と目されていた。時局がら、木下監督は国策映画『陸軍』(44)を撮るが、田中絹代演じる母親が出征する息子を涙ながらに見送るラストシーンが「国威発揚映画にふさわしくない」と情報局から睨まれてしまう。このため準備を進めていた新作は撮影中止に。上司の城戸四郎がなだめるのを振り切って、木下監督は辞表を出して故郷・浜松に向かう。だが、終戦間際となった翌夏、木下監督は再び撮影所へと戻ってくる。映画界を離れた空白の数カ月、木下監督の身に何が起きたのか? 『二十四の瞳』(54)、『喜びも悲しみも幾歳月』(57)などの大ヒット作を放ち、戦後の日本映画を代表する巨匠となっていく木下監督の内面の変化を、実写映画化することで探ってみようという試みだ。松竹を辞めて、無職となった木下惠介こと木下正吉(加瀬亮)。
故郷の浜松に戻り、自分の原点を見つめ直していく。
狭き門である松竹に入社し、念願の映画監督に就いたものの、外部からクレームが付けられ、あっさり退職してしまった木下惠介こと本名・木下正吉(加瀬亮)。映画の世界を離れた正吉にとっての最大の懸案事項は、脳溢血で寝たきり状態になっていた母・たま(田中裕子)を安全な場所へ疎開させることだった。戦局は思わしくなく、東京だけでなく浜松も空襲に遭い、身動きのとれない母を山間部の気田まで運ぶことにする。だが、脳に障害を抱える母を長時間揺られるバスに乗せるわけにはいかない。そこで正吉はリヤカーに母を載せ、約60kmの道程を人力で運ぶことを思い付く。兄の敏三(ユースケ・サンタマリア)と2人掛かりで、荷物は便利屋(濱田岳)に任せるとはいえ、延々と続く坂道をしかも炎天下の中を進んでいくのは無謀というもの。いつ敵襲に遭うかも分からない。周囲が反対するのをスルーして、正吉は母を載せたリヤカーをずんずんと引き始める。 『はじまりのみち』は男たちが汗だくでリヤカーをひたすら引っぱり続ける、シンプルすぎるほどシンプルなロードムービーだ。他人の言葉に耳を貸さない正吉。兄の敏三は弟の性格を知っており、余計な口は挟まない。母・たまは黙ってリヤカーの上で横たわっている。便利屋は最初こそ減らず口を叩いていたが、道が険しくなるにつれて口数が減っていく。みんな黙々と坂道を進んでいく。このときの正吉がリヤカーに載せて引っ張っていたものは、病気を患った母だけではなかった。大好きだった映画が思うように撮れなくなったことへの苛立ちや悔しさ、東京の住まいだけでなく浜松の実家まで空襲に遭い、財産を失ってしまった不安や恐怖も一緒に引き摺っていた。母親を載せた以上の重さを、正吉はずしりと感じていた。 夏の陽射しに照らされ、土砂降りの雨にも見舞われ、舗装されていない坂道をリヤカーで一歩一歩進む行為は、肉体的には堪らない苦痛だったはず。だが、正吉にとっては最愛の母と濃密な時間が過ごせる至福の体験でもあった。働き者だった母・たまは、中学生になったばかりの正吉にカメラを買い与えるなど、感受性豊かな正吉の才能を育んでくれた良き理解者だった。戦局は日に日に悪化していく。母の病状が回復する見込みも少ない。でも、正吉はヘトヘトになりながらも、掛け替えのない幸せを味わっていた。正吉が感じる重さは、母・たまが自分を産んで育ててくれたことの苦労や愛情と繋がっているように思えたからだ。正吉の目に映るのは、緑に溢れた田舎の風景だけで、日本が米国や中国を相手に戦争をしていることもしばし忘れさせてくれる。喜びと苦痛がせめぎあう中、正吉はふと気づく。このリヤカーの重みは、自分ひとりが感じているものじゃないと。運ばれている母も同じように感じている。そして、みんな誰もが負っているものなんだと。兄の敏三(ユースケ・サンタマリア)と共に、母・たま(田中裕子)を
山奥へと疎開させる。正吉にとって生涯忘れられない夏休みに。
約30年間にわたってアニメ作品を手掛けてきた原監督だが、初の実写作品となった本作で印象的なシーンを撮っている。夜中からリヤカーを引いてきた男たちは、坂道の途中で休憩しながら自分が食べたいものを夢想する。長引く戦争の影響で食料が不足している。食い意地の張った便利屋役の濱田岳は、地元名産のシラスの天ぷらが食べたいと言う。揚げたての熱々のシラスの天ぷらは、キンキンに冷えたビールにぴったりだ。シラスの滋味とビールの苦みが心地よく口の中に広がる。この様子を濱田はパントマイムで実に美味しそうに演じてみせる。ここらへんの肉体表現は、アニメーションではなかなか難しいところだろう。もうひとつは田中裕子の見せ場。一行はようやく旅館に到着するが、口の利けない母・たまはリヤカーの中で泥まみれ、埃まみれになっていた。そのことに気づいた正吉は、旅館に上がる前の母の顔を濡れた手ぬぐいで丁寧に拭く。それまでの病人顔だった母が、凛としたひとりの婦人の顔へと変貌する。台詞らしい台詞が与えられなかった田中裕子が、演技派としての実力を発揮してみせた瞬間だ。生身の俳優たちを演出する楽しさを原監督は堪能したに違いない。 戦争のさなか、職を手放し、財産も失った木下正吉だが、リヤカーを引き続けた2日間で自分にとって大切なものは何かを見つめ直す。この直後、焼け野原状態の東京に戻り、映画製作を再び始める。米軍による占領期に撮影された『お嬢さんに乾杯』(49)は戦後版『モテキ』と称したくなる抜群にシャレたラブコメディだ。日本初のカラー映画として製作された大ヒット作『カルメン故郷に帰る』(51)は跳ねっ返りの純情ストリッパー、リリー・カルメンが田舎に帰省して大騒ぎを起こすというもので、山田洋次監督の『男はつらいよ』(69)の原型となった。松竹を離れた後は黎明期のテレビ界に拠点を移し、良質のホームドラマを次々とプロデュースした。映画界とテレビの世界を股に掛けて多彩な作品を手掛けた木下監督は、戦時中の何もないビンボー時代に戻ってもヘッチャラだよという気構えが強みだった。母親を載せたリヤカーを引っぱった体験が、巨匠にとっての揺るぎない“基準点”だった。道に迷えば、そこに戻ればいい。基準点さえ見失わければ、自分の居場所を見失うことはないと。 市井の人々の愛すべき日常生活を描き続ける原恵一監督にとって、“木下惠介”という存在が基準点なのだろう。『河童のクゥと夏休み』や『カラフル』(10)でアニメ表現を極めた感のある原監督だが、尊敬する木下監督が道に迷った頃のエピソードを実写化するという冒険を経験し、多くの刺激を受けたはずだ。アニメの世界へと帰還するのか、それともさらに実写作品に挑むのか。いずれにしろ自分の基準点を見つめ直した原監督が、これからどんな作品に取り組むのか興味深い。そして、原監督の実写デビュー作『はじまりのみち』は、見終わった後にこんなことを感じさせる。自分にとっての基準点は一体何だろうかと。迷い込んだ森の中で、しばし地図を広げてみる。 (文=長野辰次)お調子者の便利屋(濱田岳)と一本気な性格の正吉はウマが合わない。
それでも便利屋は「仕事がなければ、うちで働けよ」と正吉を気遣う。
『はじまりのみち』
監督・脚本/原恵一 出演/加瀬亮、田中裕子、濱田岳、ユースケ・サンタマリア、斉木しげる、光石研、濱田マリ、山下リオ、藤村聖子、松岡茉優、相楽樹、大杉漣 ナレーション/宮﨑あおい
配給/松竹 6月1日(土)より東劇、MOVIXさいたま ほか全国ロードショー
(C)2013「はじまりのみち」製作委員会
<http://www.shochiku.co.jp/kinoshita/hajimarinomichi/>
●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX
[第223回]今、情熱大陸より熱いのは映画大国インドだ! 青春“ナマステ”コメディ『きっと、うまくいく』
[第222回]「劇的ビフォーアフター」と岩井ワールドが合体『建築学概論』で味わう“蛇の生殺し”感覚!
[第221回]美しさを求めるあまり“怪物”と化した哀しい女『モンスター』の高岡早紀が見せた女の情念!
[第220回]きうちかずひろvs. 三池崇史による“男の世界”!『藁の楯』に立ち込める濃厚なるVシネマの香り
[第219回]19世紀末のロンドンで起きた“セックス革命”! 世界初の電動バイブ開発秘話『ヒステリア』
[第218回]ジャッキー先生が体を張って教えてくれたこと。最後のアクション大作『ライジング・ドラゴン』
[第217回]金髪美女への偏愛が傑作サイコホラーを生んだ!? 映画界最強のバディムービー『ヒッチコック』
[第216回]えっ、小泉麻耶が身障者専門のデリヘル嬢に!? “性”のバリアフリー化『暗闇から手をのばせ』
[第215回]サイエントロジーをモデルにした『ザ・マスター』人間は何かに依存しなくては生きていけない?
[第214回]閉塞化した世界を笑い飛ばす、常識破りの怪作! メタメタおかしい底抜け脱線ホラー『キャビン』
[第213回]若松孝二監督が銀幕に遺した“高貴で穢れた楽園”芸能ものの血が騒ぐ男たちの饗宴『千年の愉楽』
[第212回]裏方スーパースター列伝、あの超絶技が蘇る!『セックスの向こう側 AV男優という生き方』
[第211回]いつもヘラヘラしていた変なヤツ『横道世之介』和製『フォレスト・ガンプ』を思わせる青春回顧録
[第210回]奥西死刑囚は“村社会”を守るための生贄にされた!? 名張毒ぶどう酒事件の闇に迫る再現ドラマ『約束』
[第209回]9.11テロの首謀者ビンラディン抹殺作戦の全貌! アメリカの夜明けは遠く『ゼロ・ダーク・サーティ』
[第208回]チェルノブイリ“立ち入り制限区域”で撮影敢行! オルガ・キュリレンコ主演の社会派作品『故郷よ』
[第207回]“明るい不登校児”のガラパゴスな団地ライフ! 中村義洋監督の箱庭映画『みなさん、さようなら』
[第206回]いつまでもバカやって、尻を追っかけていたい! ぬいぐるみの『テッド』は“永遠のエロ中学生”
[第205回]石原慎太郎原作の異色ミステリー『青木ヶ原』ままならない人生の中で出会った恋人たちの行方
[第204回]陶酔と記憶の向こう岸にある世界に3Dで迫る! 松江哲明監督の『フラッシュバックメモリーズ』
[第203回]あの低視聴率ドラマ『鈴木先生』が映画版に! “鈴木式教育メソッド”は世界を変えられるか?
[第202回]“余命刑事”が家族の絆と細菌兵器を奪回する! 究極の時間制限サスペンス『ブラッド・ウェポン』
[第201回]年末は“女体盛り”パーティーで盛り上がろう! ジェダイの騎士も集う秘密の宴『SUSHI GIRL』
[第200回]もし“理想の恋人”が目の前に現われたどーする!? 情熱的で予測不能な彼女『ルビー・スパークス』
[第199回]“耳フェチ”には堪えられない青春官能ムービー!『耳をかく女』桜木梨奈の無印演技に癒やされたい
[第198回]ハリウッドの頑固オヤジがたどり着いた好々爺の境地! イーストウッド、4年ぶりの主演作『人生の特等席』
[第197回]この“明るいヘンタイ”っぷりがいいんじゃない!? 会田誠のアートなエロス『駄作の中にだけ俺がいる』
[第196回]三池監督ならではの“いのちの授業”が始まる! サイコパス教師と過ごす恐怖の文化祭『悪の教典』
[第195回]“絶対的価値”を求める男たちの翔んでもロマン! 井筒監督の犯罪サスペンス『黄金を抱いて翔べ』
[第194回]禁断の蜜が溢れるSM世界『私の奴隷になりなさい』セクシーアイコン・壇蜜がすべてをさらけ出した!
[第193回]“無意識の湖”に身を投じたユングと女性患者の行方──クローネンバーグの恋愛サスペンス『危険なメソッド』
[第192回]“お蔵入り映画”が人命救助を果たした!? 実話をベースにした大冒険ロマン『アルゴ』
[第191回]我が家に“食人族”がやって来た! 奇才ジャック・ケッチャムの異形世界『ザ・ウーマン』
[第190回] 裏切り&結託は当たり前。今の政界にそっくり! 極道たちのバトルロワイアル『アウトレイジ ビヨンド』
[第189回] これが全米を熱狂させた“USA版バトル・ロワイアル”! 殺人リアリティーショー『ハンガー・ゲーム』
[第188回]行き詰まった人生の扉を開く鍵は“銭湯”にあり? 内田けんじ監督のオリジナル作『鍵泥棒のメソッド』
[第187回]大家族の伝統料理から超手抜きレシピまで勢ぞろい! 台所から見えてくる中東の家庭事情『イラン式料理本』
[第186回]“世界的な絶滅危惧種”である独裁者に愛の手を!? 政治ネタ&下ネタ満載コメディ『ディクテーター』
[第185回]障害者の性処理も介護の重圧も、すべて笑い飛ばせ! 男たちのバリアフリーな友情ドラマ『最強のふたり』
[第184回]人類を生み出した“創造主”との遭遇!! リドリー・スコットが物語るSF神話『プロメテウス』
[第183回]“校内格差社会”に出現した異分子(ゾンビ)たち! 青春のカタルシス『桐島、部活やめるってよ』
[第182回]カメラマンは法を犯してもかまわない!? 国家の暗部を暴く男の情念『ニッポンの噓』
[第181回]“学校”という名の密室ではびこる児童虐待の事実! 子どもたちは教師を訴える『トガニ 幼き瞳の告発』
[第180回]“神様”との出会いと別れ、そして旅からの帰還 ドキュメンタリー『アニメ師・杉井ギサブロー』
[第179回]親友=お金を貸してくれる、女友達=SEXさせてくれる!? 品性お下劣男の青春『苦役列車』
[第178回]“沢尻エリカ”という名のアトラクションムービー『ヘルタースケルター』が描く無常の世界
[第177回]毒カレー、オウム真理教、光市母子殺害……“悪魔の弁護人”と呼ばれる男の素顔『死刑弁護人』
[第176回]“芸能生活30周年”ニコラス・ケイジの会心作! 被災地に流布する暗号『ハングリー・ラビット』
[第175回]やめろと言われても、今では遅すぎたッ! 妻夫木聡&武井咲主演の過剰なる純愛劇『愛と誠』
[第174回]年間自殺者数3万人を越える現代社会への提言 自殺対策の現状を追った『希望のシグナル』
[第173回]“三島割腹事件”を若松孝二監督が映画化!『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』
[第172回]実在の事件を題材にした“命の授業”『先生を流産させる会』がついに劇場公開!
[第171回]自由社会に順応できない“脱北者”の過酷な現状 無垢なる季節との決別『ムサン日記 白い犬』
[第170回] 世界興収100億突破のSF大作『ロボット』はあらゆる既成概念を破壊する!!
[第169回]“エンタの神さま”ツイ・ハークが大復活! B級映画マニアの心を焦がす『王朝の陰謀』
[第168回]人はお下劣な分だけ、強く優しくなれる!? 結婚を控えた女たちの本音『ブライズメイズ』
[第167回]行きすぎたシステム社会に警鐘を鳴らす“ユナボマー・マニフェスト”の映画化『モンスターズクラブ』
[第166回]祭りの終わりと新ステージの幕開け、3部作完結『サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』
[第165回]すばらしき“コーマン野郎”の世界!『コーマン帝国』、愛と欲望の歴史
[第164回]懐かしき香り漂う、新感覚サスペンス 破滅へ突き進む男の悲劇『ドライヴ』
[第163回] 災害に備えた地下シェルターは必要? 心理ホラー『テイク・シェルター』
[第162回] 森田芳光監督の最終列車『僕達急行』人生は出会いと旅立ちのリフレイン!
[第161回] 鬼才キム・ギドクの"多重人格ショー"セルフドキュメンタリー『アリラン』
[第160回]映画創成期に散った"殉教者"への聖歌 3D映画『ヒューゴの不思議な発明』
[第159回]これはホラー? それともコメディ? 勘違い女が爆走『ヤング≒アダルト』
[第158回] ピラミッドは古代からのメッセージ!? 歴史ミステリー『ピラミッドの謎』
[第157回] 韓国映画の名匠が明かす"創作の極意"イ・チャンドン監督『ポエトリー』
[第156回] ローカル局で"伝説となった男"の生涯『木村栄文レトロスペクティブ』
[第155回] 米国に半世紀も君臨した"影の大統領" FBI初代長官『J・エドガー』
[第154回]犯罪者たちに学ぶ"人心掌握術"の奨め『アニマル・キングダム』『預言者』
[第153回]"地獄"からの生還者・板尾創路の凄み 古典落語を過激に脚色『月光ノ仮面』
[第152回]早くも2012年ベスト1映画が登場!"代理殺人"を巡る恐怖『哀しき獣』
[第151回]父殺し、自分殺し、そして再生の物語 園子温流ラブストーリー『ヒミズ』
[第150回]米国お笑い横断旅行『宇宙人ポール』人間のちっぽけな悩みはETが解決!
[第149回]70年前と変わらない日本人の精神構造『聯合艦隊司令長官 山本五十六』
[第148回]追悼......"永遠の反逆児"原田芳雄さん幻の主演作『原子力戦争』がDVD化
[第147回]"ファスト風土"を舞台にした犯罪喜劇 J・アイゼンバーグ主演『ピザボーイ』
[第146回]"正義のゾンビ"が犯罪者を貪り喰う! イラク戦争奇談『ゾンビ処刑人』
[第145回] "時代の寵児"の未ソフト化作品上映!「松江哲明グレイテスト・ヒッツ」
[第144回]原発事故を描いた『カリーナの林檎』と今関あきよし監督の背負った贖罪
[第143回]"窮屈なモラル"を脱ぎ捨てた裸の女たち 園子温監督の犯罪エロス『恋の罪』
[第142回]ノーベル賞作家・川端康成が夢想した新風俗『スリーピングビューティー』
[第141回]横暴な上司は有志社員が制裁します!『モンスター上司』のブラックな笑い
[第140回]"クソみたいな社会を変えたい!"高校生テロリストの凄春『アジアの純真』
[第139回] うつ病なんかヘーキ!? 宮崎あおい主演作『ツレがうつになりまして。』
[第138回]"神話"が生まれる瞬間を目撃せよ! 人類への黙示録『猿の惑星:創世記』
[第137回]刑務所で食する至高の味『極道めし』ヒロインの後ろ姿に、むせび泣き!
[第136回]"理想の恋人"という偶像を破壊せよ 深夜番長の劇場デビュー作『モテキ』
[第135回]"城定秀夫監督、ブレイク前夜の予感! 闘争本能を呼び覚ます『タナトス』
[第134回]"人間失格"の道を選んだ映画監督の業 林由美香の最新主演作『監督失格』
[第133回]ホラ吹きのホラを見破る特異な職能 ポランスキー監督『ゴーストライター』
[第132回]芦田愛菜、6歳にして危険な魅力!? 子連れで全力疾走『うさぎドロップ』
[第131回]元"暴走族"が書いた旧友への鎮魂歌 青春懺悔録『アメイジング グレイス』
[第130回]V・ギャロ主演のサバイバルグルメ!? 『エッセンシャル・キリング』
[第129回]『キック・アス』より悪趣味で泣ける 中年男の悪ノリ暴走劇『スーパー!』
[第128回]この夏の清涼剤、地方少女のダンス成長記『あぜみちジャンピンッ!』
[第127回]竹ヤリで世界進出"スシタイフーン"『エイリアンVSニンジャ』ほか逆上陸
[第126回]イーモウ監督、久々のアイドル映画 中華的妹萌え『サンザシの樹の下で』
[第125回]ナタリー・ポートマン vs. ヘビメタ野郎 人気女優の隠し球『メタルヘッド』
[第124回]黒澤明の名作『生きる』のラテン版! ヤモメ男が残した遺産『BIUTIFUL』
[第123回]北国で93年間営業を続ける"大黒座"と町の記録『小さな町の小さな映画館』
[第122回]新幹線がすれ違う瞬間、願いが叶う? 小学生の目線で描かれた『奇跡』
[第121回]理想と情熱がもたらした"痛い現実" 青春の蹉跌『マイ・バック・ページ』
[第120回]胸に響く金言"プロとは手を抜くこと" 職人秘話『アトムの足音が聞こえる』
[第119回]危険な出会い、井口昇ミーツ仲村みう 悪夢の遊園地『富江 アンリミテッド』
[第118回]ナタリー・ポートマン"第1章"の終幕 虚実が攻め合う『ブラック・スワン』
[第117回]"セカイ"を旅立った少女の地底探検記 新海誠監督の新作『星を追う子ども』
[第116回] 美少女たちの輝きが脳裏から離れない。青春ムービー『魔法少女を忘れない』
[第115回] 恋愛が与える"陶酔"とリアルな"痛み"サブカル活劇『スコット・ピルグリム』
[第114回]妄想、空想、そして現実からの大脱走 美少女革命『エンジェル ウォーズ』
[第113回]"3.11"後の新しい映画モデルとなるか『劇場版 神聖かまってちゃん』の挑戦
[第112回]マスコミが讃えた"楽園"のその後、ひとりの少女の成長記録『愛しきソナ』
[第111回]閉鎖的な"村社会"をブチ破ったれ! 韓流サバイバル劇『ビー・デビル』
[第110回]"粋"を愛したフランスの伯父さん J・タチ主演『イリュージョニスト』
[第109回]自分にとって家族は敵か、味方か? オスカー2冠受賞『ザ・ファイター』
[第108回]コーエン兄弟『トゥルー・グリット』40年で変化した"米国のヒーロー像"
[第107回]ジョニー・デップが愛した"極道記者" 『GONZO』奇人がスターだった時代
[第106回] 巨匠イーストウッド監督の異色作! "あの世"はあるか?『ヒア アフター』
[第105回] キレ味、喉ごしが違うアクション! 黒帯美少女の"涙拳"が炸裂『KG』
[第104回] 高齢化するニートはどこに行くのか? "戸塚校長"のその後『平成ジレンマ』
[第103回]堀北真希&高良健吾主演作『白夜行』闇に生きる"影男"の密やかなる喜び
[第102回]園子温の劇薬ムービー『冷たい熱帯魚』"救いのない結末"という名の救い
[第101回] NHKが放映しない"裏プロジェクトX" AV界のカリスマ監督『YOYOCHU』
[第100回]エロスとタブーを交配した"至高の美女" 禁断のサイエンスホラー『スプライス』
[第99回]2010年に活躍した女優を勝手に表彰! 満島ひかりに"面倒くさい女"大賞を
[第98回]大人だって"ドラえもん"にいて欲しい 残念男の逆転劇『エリックを探して』
[第97回]平凡な高校生デイヴは2度変身する!原点回帰のヒーロー『キック・アス』
[第96回]村上春樹の超絶ベストセラーの映画化『ノルウェイの森』はどこにある?
[第95回]実在した"奇妙な高額バイト"の顛末 心理サスペンス『エクスペリメント』
[第94回]"アル中"カメラマンの泣き笑い人生『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』
[第93回]朝ドラと異なる映画『ゲゲゲの女房』ゴールなき"貧乏耐久"2人3脚走
[第92回]バラエティーでの実績は通用するか? テリー伊藤の初監督作『10億円稼ぐ』
[第91回] 不謹慎なる社会派エンタテイメント『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』
[第90回]"世界のナベアツ"大阪府知事に就任! 政治コメディ『さらば愛しの大統領』
[第89回]自分の恋愛もプロデュースする女優、ドリュー・バリモア主演『遠距離恋愛』
[第88回]スタローンが立ち上げた"筋肉共和国"男たちの祭典『エクスペンダブルズ』
[第87回]元"おはガール"安藤聖の再起動ドラマ 就職氷河期を生きる『バカがウラヤマシイ』
[第86回]マイノリティーは"理想郷"を目指す。筒井文学の金字塔『七瀬ふたたび』
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[第84回]死を意識して、ギラギラ輝く男たち! 三池節、大バクハツ『十三人の刺客』
[第83回] 女を食い物にする男どもは全員処刑! モダン社会の闇を暴く『ミレニアム』
[第82回] "企画AV女優"たちの青春残酷物語 性なる鎮魂劇『名前のない女たち』
[第81回]猫を見れば、人間社会が見えてくる! 世界の人気猫大集合『ネコを探して』
[第80回]原恵一監督の新作は辛口ファンタジー 退屈な"日常生活"を彩る『カラフル』
[第79回]米軍に実在した"超能力部隊"の真実!? ムー民、必見『ヤギと男と男と壁と』
[第78回]戦場から帰還した夫は"芋虫男"だった! ヤクザ監督の反戦映画『キャタピラー』
[第77回] 白ユリの花開くガールズの妖しい世界 H系ホラー『ジェニファーズ・ボディ』
[第76回] 爽やか系青春ゾンビ映画にホロリ......夏休みは『ゾンビランド』に集結せよ
[第75回] "生きる"とは"見苦しい"ということ 藤沢周平の時代活劇『必死剣 鳥刺し』
[第74回]初恋の美少女は200歳の吸血鬼だった! 北欧産のホラー映画『ぼくのエリ』
[第73回] "三億円事件"の真相を解き明かす! 桜タブーに挑んだ『ロストクライム』
[第72回/特別編] 上映反対で揺れる問題作『ザ・コーヴ』"渦中の人"リック・オバリー氏の主張
[第71回] 女子にモテモテになる方法、教えます。軟派少年の実話物語『ソフトボーイ』
[第70回] 下町育ちの"北野少年"が見た現代社会 人間同士の食物連鎖『アウトレイジ』
[第69回] "リアルと虚構の狭間"を生きる男、アントニオ猪木初主演作『アカシア』
[第68回] ヒーローも神もいない現代社会の惨劇 井筒監督の問題作『ヒーローショー』
[第67回] アイドルが地獄で微笑む『戦闘少女』ギャグ×血しぶき×殺陣の特盛り丼!
[第66回]アナーキーな"社歌"で生産性アップ! 満島ひかり大進撃『川の底からこんにちは』
[第65回]超ヘビー級なシリアス劇『プレシャス』"家族"という名の地獄から脱出せよ
[第64回]乱れ咲く"悪の華"ゼブラクイーン! 仲里依紗が過激変身『ゼブラーマン2』
[第63回] オタク王が見出した"夢と現実"の接点 ティム・バートン監督作『アリス──』
[第62回] バッドテイストな感動作『第9地区』 アナタはエビ人間とお友達になれるか?
[第61回]スコセッシ監督の犯罪アトラクション『シャッターアイランド』へようこそ!
[第60回]宮崎あおいの"映画代表作"が誕生! 毒を呑んでも生き続けよ『ソラニン』
[第59回]"おっぱいアート"は世界を救えるか? 母乳戦士の記録『桃色のジャンヌ・ダルク』
[第58回]現代に甦った"梶原一騎ワールド"韓流ステゴロ映画『息もできない』
[第57回]命知らずの変態レポーター、中東へ! 史上最大のどっきり?『ブルーノ』
[第56回]仲里依紗がアニメから実写へと跳躍! 母娘2代の時空旅行『時をかける少女』
[第55回]ビグロー監督はキャメロンより硬派! 人間爆弾の恐怖『ハート・ロッカー』
[第54回] "空気を読む"若者の悲劇『パレード』楽しいルームシェア生活の行き先は?
[第53回]社会の"生け贄"に選ばれた男の逃亡劇 堺雅人主演『ゴールデンスランバー』
[第52回]『男はつらいよ』の別エンディング? "寅さん"の最期を描く『おとうと』
[第51回]ひとり相撲なら無敵のチャンピオン! 童貞暴走劇『ボーイズ・オン・ザ・ラン』
[第50回]ヒース・レジャーが最後に見た夢の世界 理想と欲望が渦巻く『Dr.パルナサスの鏡』
[第49回]トニー・ジャーは本気なんジャー! CGなしの狂乱劇再び『マッハ!弐』
[第48回]全米"オシャレ番長"ズーイー、見参! 草食系に捧ぐ『(500日)のサマー』
[第47回]市川崑監督&水谷豊"幻の名作"『幸福』28年の歳月を経て、初のパッケージ化
[第46回]押井守監督、大いなる方向転換か? 黒木メイサ主演『アサルトガールズ』
[第45回]ドラッグ漬けの芸能関係者必見!"神の子"の復活を追う『マラドーナ』
[第44回] 暴走する"システム"が止まらない! マイケル・ムーア監督『キャピタリズム』
[第43回]"人は二度死ぬ"という独自の死生観『ガマの油』役所広司の監督ぶりは?
[第42回]誰もが共感、あるあるコメディー! 2ちゃんねる発『ブラック会社』
[第41回]タラとブラピが組むと、こーなった!! 戦争奇談『イングロリアス・バスターズ』
[第40回]"涅槃の境地"のラストシーンに唖然! 引退を賭けた角川春樹監督『笑う警官』
[第39回]伝説の男・松田優作は今も生きている 20回忌ドキュメント『SOUL RED』
[第38回]海より深い"ドメスティック・ラブ"ポン・ジュノ監督『母なる証明』
[第37回]チャン・ツィイーが放つフェロモン爆撃 悪女注意報発令せり!『ホースメン』
[第36回]『ソウ』の監督が放つ激痛バイオレンス やりすぎベーコン!『狼の死刑宣告』
[第35回]"負け組人生"から抜け出したい!! 藤原竜也主演『カイジ 人生逆転ゲーム』
[第34回]2兆円ペット産業の"開かずの間"に迫る ドキュメンタリー『犬と猫と人間と』
[第33回]"女神降臨"ペ・ドゥナの裸体が神々しい 空っぽな心に響く都市の寓話『空気人形』
[第32回]電気仕掛けのパンティをはくヒロイン R15コメディ『男と女の不都合な真実』
[第31回]萩原健一、松方弘樹の助演陣が過剰すぎ! 小栗旬主演の時代活劇『TAJOMARU』
[第30回]松本人志監督・主演第2作『しんぼる』 閉塞状況の中で踊り続ける男の悲喜劇
[第29回]シビアな現実を商品化してしまう才女、西原理恵子の自叙伝『女の子ものがたり』
[第28回]"おねマス"のマッコイ斉藤プレゼンツ 不謹慎さが爆笑を呼ぶ『上島ジェーン』
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[第24回]悪意と善意が反転する"仮想空間"細田守監督『サマーウォーズ』
[第23回]沖縄に"精霊が暮らす楽園"があった! 中江裕司監督『真夏の夜の夢』
[第22回]"最強のライブバンド"の底力発揮! ストーンズ『シャイン・ア・ライト』
[第21回]身長15mの"巨大娘"に抱かれたい! 3Dアニメ『モンスターvsエイリアン』
[第20回]ウディ・アレンのヨハンソンいじりが冴え渡る!『それでも恋するバルセロナ』
[第19回]ケイト姐さんが"DTハンター"に! オスカー受賞の官能作『愛を読むひと』
[第18回]1万枚の段ボールで建てた"夢の砦"男のロマンここにあり『築城せよ!』
[第17回]地獄から甦った男のセミドキュメント ミッキー・ローク『レスラー』
[第16回]人生がちょっぴり楽しくなる特効薬 三木聡"脱力"劇場『インスタント沼』
[第15回]"裁判員制度"が始まる今こそ注目 死刑執行を克明に再現した『休暇』
[第14回]生傷美少女の危険な足技に痺れたい! タイ発『チョコレート・ファイター』
[第13回]風俗嬢を狙う快楽殺人鬼の恐怖! 極限の韓流映画『チェイサー』
[第12回]お姫様のハートを盗んだ男の悲哀 紀里谷監督の歴史奇談『GOEMON』
[第11回]美人女優は"下ネタ"でこそ輝く! ファレリー兄弟『ライラにお手あげ』
[第10回]ジャッキー・チェンの"暗黒面"? 中国で上映禁止『新宿インシデント』
[第9回]胸の谷間に"桃源郷"を見た! 綾瀬はるか『おっぱいバレー』
[第8回]"都市伝説"は映画と結びつく 白石晃士監督『オカルト』『テケテケ』
[第7回]少女たちの壮絶サバイバル!楳図かずおワールド『赤んぼ少女』
[第6回]派遣の"叫び"がこだまする現代版蟹工船『遭難フリーター』
[第5回]三池崇史監督『ヤッターマン』で深田恭子が"倒錯美"の世界へ
[第4回]フランス、中国、日本......世界各国のタブーを暴いた劇映画続々
[第3回]水野晴郎の遺作『ギララの逆襲』岡山弁で語った最後の台詞は......
[第2回]『チェンジリング』そしてイーストウッドは"映画の神様"となった
[第1回]堤幸彦版『20世紀少年』に漂うフェイクならではの哀愁と美学
病院で偶然出会った唯一の肉親――その人物の正体に、鬼畜姑が顔面蒼白!
【作品名】『悪夢の旋律』(後編) 【作者】丹羽珠央 『ご近所の悪いうわさ』2013年3月号収録
【作品紹介】姑と義妹からの執拗な嫌がらせに限界を感じていた私。病院に行こうと保険証を探してみると、なんと旧姓のままの保険証が……! 私は一切入籍されていないってこと? しかし気分が悪くなり駆け込んだ病院で、まさかの出会いが――。
【サイゾーウーマンリコメンド】前編でパンパンに鬱憤を溜めてもらえたと思いますが、後編で一気に爆発させちゃいましょ★ やっぱり復讐劇っていいですよね~。下衆ファミリーのうろたえっぷりで、今日も酒がうまい!








