ビッグダディ、同居再開&番組続行! “偽装離婚”商売の賞味期限

<p> 橋下徹の日本外国特派員協会での会見にはビックリ。言い訳のオンパレードで議論をすり替え本質からどんどん遠ざかるばかりだった。軍や国の関与以前に、そもそも慰安婦を必要とするような戦争こそがあってはならないこと。にもかかわらず会見ではそのことには触れず、一方で戦争さえ可能にする憲法96条改正を公約にする日本維新の会。軍の規律のため再び慰安婦が必要になる時代がくる!?</p>

ゲイのイケメン弁護士の物語が、非モテのオッサンを泣かせる理由『きのう何食べた?』

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『きのう何食べた? 7』(講談社)
男だって、堂々と女子マンガが読みたい!――そんな内なる思いを秘めたオッサンのために、マンガライター・小林聖がイチオシ作品をご紹介!  文字どおりの意味で「自慢じゃない」のだけれど、僕はモテない。若い頃ならともかく、32歳になる今まで彼女のひとりもいなかったとなると、たいていの人に「なんで?」と聞かれる。僕からするとなぜもクソもなくて、中学生の頃に彼女がいなかったのと同じ感覚のまま32歳になったというだけだったりする。それが当たり前だった。要するに子どもなのだ。  だから、彼女がいないことにほとんど深い悩みも抱かず、なんとなくこのままひとりでやっていくんだろうと思っていた。何、ずっとそうだったんだから大したことじゃない。そう思っていた。『きのう何食べた?』(よしながふみ)を読むまでは。  よしながふみは最近だと映画化、ドラマ化された『大奥』で知られているだろうか。『大奥』は流行病によって男性が激減した鎖国中の日本を舞台にした作品で、特に同性愛的な作品ではないが、よしなが作品の多くはいわゆるBL(=ボーイズ・ラブ。男性同士の恋愛を描く作品)に分類される。  BLはご存じのとおり、基本的には女性向けジャンルだ。だが、その中にあってよしながふみはちょっと特別な存在といっていい。「BLは読まないけど、よしながふみは読む」という男性読者がたくさんいる。よしなが作品で初めてBLに触れ、そこからBLにハマっていったという人もいる。徹底的に女性のためだったBLというジャンルに、00年代初頭に男性を流入させた大きなきっかけとして、よしながの存在は大きかったといえるだろう。  そんなよしながが「モーニング」(講談社)で月1連載しているのが、『きのう何食べた?』だ。主人公は40代のゲイカップル。話はなんてこともない。彼らの日常を、彼らの自炊レシピとともに淡々と綴っていくというもの。ドラマチックな物語では決してない。  だけど、この作品を読んでいると不意に涙が出ることがある。彼らの話は、カラッカラにモテない僕の話でもあるのだ。  いや、別に僕はゲイではないし、主人公の筧のようにイケメンでもない。むしろ、弁護士でまめまめしい料理好きで、同棲中の恋人もいる完璧超人である筧なんて、僕とは正反対といってもいい。    けど、筧は僕の未来像でもある。ゲイである彼は、恋人がいても、どんなにしっかり者でも、結婚はできないし、子どもをもうけることはない。  「結婚しないんじゃないかな」と薄ぼんやりと思っていた僕は、ずっと「まぁ、別に子どもも好きじゃないし」くらいに思っていた。実際、今だって「結婚できれば結婚するほうが絶対にいい」とは思っていない。他人と一緒にいる幸福は、他人と一緒にいる不自由と背中合わせで、そのどちらがいいかは、今の日本では個人個人が選べばいいくらいの問題だ。  だけど、3巻で実家に帰った筧が母親に問い詰められるシーンを読んだとき、「ああ」と思った。 「あなたもう44ですよ!? そういう老いじたくの事とかちゃんと彼と話した事あるの!?」  筧は44歳だから、というのはもちろんある。けど、そういうのと無関係に、子どもをもうけない人間にとっては、次のステージはもう自分の「老後」なのだ。それは、ふんわり結婚しないだろうなと思っていた僕にとっても同じだ。子どもを育てる周囲の友人たちをよそに、これから僕は自分の老後のために、自分のためだけに生きていくんだなと。結婚しないと決めることは、そういう人生を引き受けることなんだなと、そのときようやく気付いたのだ。  筧と両親、特に母親とのエピソードはどれもとても好きなのだけど、この3巻にはほかにも響くエピソードがある。正月に実家に帰った筧を描いた第19話。隣のお宅の小さな子どもたちがやってきて、勝手知ったる様子で筧の実家で遊び回る。その姿を見て、筧は思う。 「そうか きっとこの人達(両親)はもう孫の代わりにお隣の子を可愛がる事に決めたんだ…」  ずっとずっと長いこと、モテないことは自分だけの問題だと思い続けてきた。別にどう生きたって人が思うよりも幸せでいられると思い続けてきたし、今もそう思っている。だけど、自分がどう生きるかが、ほかの誰かの問題でもあることは想像したこともなかった。どうだって生きられるけど、どう生きるにしても選んだ生き方に付随するすべてに僕はもう責任を取らないといけないのだ。  基本的にはほんわかゆるゆるとしたお料理系日常マンガである『きのう何食べた?』だけれど、その淡々とした中に、よしながはちゃんと重みを持った現実と老いを描き込んでいる。そういうところが、よしながふみの怖くて魅力的なところなのだ。 (文=小林聖<http://nelja.jp/>)

「吉高由里子が出てこなくなっちゃった!」福山雅治主演『ガリレオ』の“迷走ぶり”に拍車

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フジテレビ『ガリレオ』公式サイト
 27日放送の福山雅治主演ドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系)第7話において、準主役であるはずの吉高由里子の出番が極端に少なかったことが話題となっている。  第7話は、福山演じる湯川が学会出席のために訪れた田舎を舞台に展開。ゲストの香椎由宇、渡部豪太と共に、神社の神主の白骨死体の謎や、烏天狗のミイラについて調査している最中、別の殺人事件が発生する。  問題の吉高の出演シーンだが、事件と関係のないくだりや、電話の場面ばかり。最後まで福山と会うこともなく、トータル出演時間は10分にも満たなかった。  吉高が演じる刑事・岸谷は、高慢ちきな性格な上、大声で嫌味ばかり言うため、初回から「ギャーギャーうるさい」と不評であった。そのためか、第6話では突然、強い口調のセリフが大幅に減少。ドラマ中盤にして「キャラ変更か?」とウワサされていた。 「開始10分たっても吉高さんが出てこなかったので、ついに降板したのかと思いました。準主役の出番がここまで極端に減るのは、前代未聞です。確かにあれだけネットに『吉高ウザイ』と書かれたら、これまで積み上げてきた女優イメージを壊されかねないですからね。強引なやり方ですが、致し方ないのかもしれません」(テレビ誌ライター)  また、このライターは第7話の脚本は「ドラマとして成立してない」と続ける。 「警察が指紋を調べればすぐに分かる事件を、数式を書いて解く必要もないし、冒頭の神主の白骨死体の謎や、烏天狗のミイラ、キーワードのように出てきた『金髪の少年』、香椎演じる女性の死んだ両親についてなど、何も明らかにならないまま終わってしまったように見えました。もし、最終回まで伏線の回収がされないとしたら、この脚本の不親切さは、『裏で何かトラブルでもあったのではないか』と心配になるレベルです」(同)  確かにネットの感想を見ても、「前半と後半のストーリーがつながってない」「エピソードが投げっぱなしで、わけが分からなかった」「ツッコミどころ多すぎ!」と、ほとんどの人が腑に落ちない様子であった。  回を追うごとに、制作サイドの“ブレ幅”が大きくなっているようにも見える『ガリレオ』。次週のゲストは人気女優の蒼井優ということもあり、評判に反して今後も注目度は高そうだ。

地味な同級生が超美人になって帰ってきた! 私のPTA会長の座を奪い取るつもり!?

【作品名】『老けたくない!!』(前編) 【作者】永矢洋子 『ご近所の悪いうわさ』2013年3月号収録

【作品紹介】地味で目立たなかった同級生が、東京で超美人になって帰ってきた! どうやら今流行のプチ整形をしたようで……「オバさんたち~老化のお直しは常識よ~」なんて嫌味ったらしい! PTAの場でもしゃしゃり出して、本当に腹立つ!

【サイゾーウーマンリコメンド】東京帰りの整形美人も嫌味ったらしいけど、美人なのに気取ってない“いいお母さん”な主人公も、けっこう陰口叩かれてそうな感じじゃない!? PTAという伏魔殿での、正しい処世術が知りたいわ!

大震災の被害に遭ったのは人間だけじゃない! 被災地に取り残されたペットと家畜の過酷な現状

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『犬と猫と人間と2』の飯田プロデューサー(画面右)。『犬と猫と人間と』(09)の続編と
発表され、全国から多くのカンパが寄せられた。
■前編はこちらから  『犬と猫と人間と2』の後半は、福島第一原発事故の警戒区域に残された牛たちの世話をするボランティアスタッフたちがクローズアップされる。その中心となっているのが岡田久子さん。2011年3月下旬から避難指示区域に残された犬や猫たちに水や餌を与えに、宮城から片道2時間かけて通っていた岡田さんは、同年6月からは牛たちの世話もするようになった。20km区域内の家畜たちは区域外への持ち出しを国から禁じられ、鶏と豚はほぼ全てが餓死もしくは殺処分に。牛も2,600頭が死に追いやられた。殺処分に踏み切れなかった牧場主もいるが、牧舎の中には餓死した牛が倒れ、その横では糞尿まみれで痩せ細った牛たちに死が迫っている。ボランティアの手が足りず、どうにもならない。区域内では獣医を呼ぶこともままならない。人間の都合によって命を左右される動物たちの過酷な現実をカメラは記録していく。 宍戸 実のことを言うと、今回はタイトルにある通り、犬や猫たちのドキュメンタリーにするつもりだったので、岡田さんから牛たちの話を聞いたときは、「取材しても、作品に盛り込めないしなぁ」と消極的でした。牛たちの取材は見送ろうとしたんですが、「農水省や県に牛の惨状を訴えても、なしのつぶて状態。せめて、この状況をweb上で訴えたいので、動画撮影をしてほしい」と頼まれて、「動画撮影だけなら」と協力することにしたんです。牧舎を訪ねたところ、もう驚きました。「これが現実なのか……」と。無関心を決め込もうとしていた自分自身への怒りが湧いてきました。 飯田 僕も追加取材の段階で、宍戸くんの取材に同行しました。宍戸くんの現場に口を挟みたくないので、なるべく行かないようにしていたんです。浪江町の「希望の牧場」と「やまゆりファーム」をもう一度撮影するので一緒に訪ねたのですが、情けないことに僕は牛たちの遺体置き場に近づけなかった。死んだ牛の腐敗臭がすごく、吐き気を催してしまったんです。映像には臭いまでは映りませんが、近づいただけで服に臭いが移るほど強烈でした。夏場の牧舎の中での撮影は、本当にきつかったと思います。 ──国は全頭殺処分の方針を、震災から1年後には「区域内で生かすだけならよい」と方向転換。300頭以上の牛を生かしてきた「希望の牧場」に、岡田さんらが世話をする「やまゆりファーム」の65頭の牛たちが迎え入れられていくことに。牛たちが大移動していく様子は、まるで神話「ノアの方舟」を思わせる感動的なシーンです。しかし、感動だけでは済まないシビアな現実が……。 宍戸 岡田さんが「牛の面倒は自分たちでやるから」という条件付きでお願いして、「希望の牧場」の牧場主である吉沢正巳さんが引き受けることになったんです。ですが、吉沢さんとボランティアである岡田さんたち2~3人で、400頭近い牛たちの世話をするのは不可能なこと。生き延びた牛たちの間で生存競争が起き、餌にありつけない牛はどんどん弱っていくんです。 飯田 厳しい状況なんだけど、宮城から片道2時間かけて浪江町まで週5日通い続ける岡田さんに対して、吉沢さんが「なんでそんなに頑張れるの? これって何かの宗教?」って冗談っぽくツッコミを入れるよね。あのシーンが良かった。しんどい状況の中で、ふっと人間味が感じられる。ああいうやりとりをカメラが拾うことで、ドキュメンタリーの雰囲気ってずいぶん変わってくるよね。
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福島第一原発の20km圏内に残された牛たち。行政は商品価値のない
経済動物として殺処分を求めたが、踏み切れなかった牧場主も少なくなかった。
──確かに動物ボランティアのスタッフたちの献身ぶりは、一種の宗教のようにも感じさせます。岡田さんは笑って「宗教じゃない」と首を振っていますが、どうしてあそこまで熱心に活動できるんでしょうか? 宍戸 岡田さんに限らず、ボランティアのみなさんの声を公約数にすると「動物たちの現状を知ってしまったから。自分が行かないと、動物たちが死んでしまうことが分かっているから」ということです。岡田さんは、ご主人が神奈川に単身赴任していて、休日にはご主人も一緒にボランティア活動を手伝っているんです。岡田さんからは「人手が足りないので、牛の世話を手伝ってくれないか」と、取材していた僕も頼まれました。現場を見てしまうと、やはり断れないんです。「やまゆりファームが軌道に乗るまででいいから」と言われたんですが、なかなか軌道に乗らずに、その後も手伝い続けています(苦笑)。 ──『犬と猫と人間と2』は宍戸監督がいろんな状況に遭遇していく、巻き込まれ型サスペンスならぬ“巻き込まれ型ドキュメンタリー”。各取材先で手伝いもしていたそうですが、実際のところ、カメラを回していた時間と手伝いをしていた時間は、どちらが長かったんでしょうか? 飯田 鋭い質問だ!(笑) 宍戸 それはですね……正直なことを言うと、ボランティア作業を手伝っていた時間のほうが、カメラを回していた時間よりも長かったと思います(笑)。「アニマルクラブ石巻」でも手伝い、原発事故で飼い主とはぐれた犬や猫たちを保護している福島市の動物シェルター「SORA」でも手伝い、「やまゆりファーム」でも牛の世話を手伝っていました。どこも人手が足りていない状態でしたから。 飯田 岡田さんも「この人なら、口説き落とせる」と踏んで、宍戸くんに頼んだんじゃないかな(笑)。でも、撮影を忘れなかっただけ、エライよ。最初、「ボランティアをしながら撮影をしたい」と相談してきた宍戸くんに対して、僕は「どちらかにしたほうがいい」とアドバイスしたんです。どっちを取れとは言いませんでした。それは本人が決めればいいことですから。このとき宍戸くんは「撮ります」と答えたんだよね。はっきり言うと、“撮る”ことのほうが難しい。ボランティアとして手伝うほうが、役に立っていることを自分も実感できて、その場での満足度は高い。カメラなんて、その場では何も役に立たないですから。だから両方をやろうとすると、ボランティアのほうに走ってしまうんじゃないかと思った。そのことが僕は心配だった。勘違いしてほしくないけど、僕も取材のときは、最低限の撮影が済んだら相手を手伝ったりすることはあります。取材で相手の時間を奪うわけですし、長期間の取材になると、かなりの精神的な負担も掛けてしまいます。手伝うことで相手とコミュニケーションを図るという一面もあるんです。「撮影だけしろ、手伝いはしなくてもいい」と言ったわけじゃないからね(笑)。 ■義援金で購入したペットを手放す、悲しいスパイラル ──終盤、カメラは再び石巻へ。被災者たちは仮設住宅で新生活をスタートさせますが、義援金や給付金で新たにペットを購入。そのペットたちを早々に手放すはめに陥るという悩ましい問題が生まれているんですね。 宍戸 震災で家族や住まいを失った寂しさを紛らわすためにペットを衝動買いしてしまうんですが、結局ペットの世話ができなくなるというケースが生じています。僕が取材したペットショップのペット購入率は、震災後、通常の1.5倍に伸びたそうです。 飯田 失ったものをもう一度手に入れたい、という被災者の心情は理解できる。被災地では車や家電製品も売れていると思います。でも、ペットの場合は生活必需品ではないわけですよね。身近に動物がいてくれることで救われる人もいれば、やっぱり動物と一緒に暮らすのは無理だったと手放してしまう人もいる。 宍戸 そうですね。今回の取材を通して、やっぱり人間は犬や猫や牛たちに対して、緊急時でも責任を持って面倒を見なくちゃいけないということを強く感じました。また、災害によって日常を奪われてしまった人たちに接することで、人生は突然に変わってしまうこともある、それだけに人であれ動物であれ、命と命との出会いは大切にしよう、と今まで以上に考えるようになりましたね。
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社会の弱者へ眼差しを向ける飯田プロデューサー。「問題点が浮かび上がり、また問題が解消されて
いない今、公開する意味があると思うんです」
──取材先で「飯田さんの弟子」を名乗った宍戸監督の成長ぶりを、師匠の飯田プロデューサーはどう感じていますか? 飯田 今回、編集は僕がかなり主になってやってしまったけど、撮影に関して本当に頑張った。特に牛たちの様子は、密着してよく撮影したなと思います。取材を始めた最初の頃とは全然違っている。ひとりのドキュメンタリー監督の成長記としても観ることのできる作品になったんじゃないかな。今日みたいに取材に答えることで、監督自身が気づかされることって多い。今はドキュメンタリーの監督って、ひとりでカメラを回していることが多く、取材中は頭を下げてばっかり。監督という自覚が持てない(苦笑)。だから、ある意味、ドキュメンタリー監督は作品の公開が決まり、取材を受け、舞台あいさつを重ねていくことで監督らしくなっていく部分があると思います。宍戸くんには、これからも取材を続けてほしいですね。特に牛たちがどうなるのか、最後まで見届けてほしい。 宍戸 もちろん、今回の取材で出会った人たちのその後は、これからも追っていきたいです。実家のある名取市から離れていることもあって、頻繁には行けてないんですが、「やまゆりファーム」には月1~2度は手伝いに行っています。 ──最後にもうひとつ。前作『犬と猫と人間と』の公開から4年。ペットの殺処分をめぐる問題は、かなり状況が変わってきたように思います。飯田さんは、どのように現状を見ていますか? 飯田 『犬と猫と人間と』では年間30万頭以上の犬や猫たちが殺処分されているという2006年度のデータに触れましたが、2011年度は17万頭に減っています。これまでは10年間かかって半減していたのが、5年間でほぼ半減している。改善されてきていると評価していいでしょうね。野良猫の不妊手術や棄てられた犬や猫の譲渡先を探す、民間のボランティアスタッフや動物愛護団体、各自治体の職員のそれぞれの努力が実ってきているということだと思います。僕が思っていたよりも速いスピードで、社会が変化しましたね。 ──人間の意識が変わることで、殺処分に遭わずに済む動物たちも多いわけですね。 飯田 そうですね。ただし、現場の努力だけでは限界がある。これからは殺処分数を減らしていくことが難しくなるでしょう。制度そのものを見直すことが求められる。ペットを販売している業者などを含め、ペット産業そのものを規制しないと、数字は減らないように思います。17万頭という数字は、まだまだ多いです。より多くの人に動物たちの置かれている状況を知ってもらう必要があるでしょうね。  * * *  『犬と猫と人間と』、そして『犬と猫と人間と2』は動物たちを主題にしたドキュメンタリーだが、動物たちを必要とする人間社会そのものを描いた作品でもある。8年前、“猫おばあちゃん”こと稲葉さんが飯田さんに託した願いが、徐々にだが静かに広まりつつある。 (取材・構成=長野辰次) greqghg.jpg 『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』 監督・撮影・ナレーション/宍戸大裕 構成・編集・プロデューサー/飯田基晴 音楽/末森樹 製作/映像グループ ローポジション 配給/東風 6月1日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国順次ロードショー (c)宍戸大裕 http://inunekoningen2.com ●ししど・だいすけ 1982年宮城県仙台市生まれ、名取市在住。学生時代に飯田基晴主宰の映像サークル「風の集い」に参加し、映像製作を学ぶ。学生時代のドキュメンタリー作品に『高尾山 二十四年目の記憶』がある。福祉関係のNPO勤務を経て、現在は映像製作に携わる。本作で劇場デビューを果たす他、飯田監督の『逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者』(12)を共同取材した。 ●いいだ・もとはる 1973年神奈川県横浜市生まれ。新宿で野宿生活する“あしがらさん”の日常を追った『あしがらさん』(02)で劇場デビューを飾った。2006年に「映像グループ ローポジション」を仲間と共に設立。地域猫の世話をしていた稲葉恵子さんから依頼を受けた『犬と猫と人間と』(09)が反響を呼び、ダイジェスト版DVD『いぬとねことにんげんと』(11)も製作した。大震災時に東北沿岸部で犠牲になった障害者の割合が健常者の2.5倍だったことを伝える『逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者』(12)が現在DVDとしてリリース中。

“説明しない”櫻井翔の半笑いが狂気に変わる『家族ゲーム』 

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『家族ゲーム』(フジテレビ)
「テレビはつまらない」という妄信を一刀両断! テレビウォッチャー・てれびのスキマが、今見るべき本当に面白いテレビ番組をご紹介。  『家族ゲーム』を櫻井翔でリメイク? 松田優作主演の映画版、長渕剛のTBS連続ドラマ版、さらに鹿賀丈史のテレビ朝日2時間ドラマ版など、過去の映像化を知る者の多くは一様に訝しんだ。いずれも暴力性の強い主人公。櫻井とはまったくイメージが違う。また、過去の名作のイメージが破壊されてしまうのではないか。それは拒否反応に近いものだった。  しかし、そんな懸念は第1話で見事に覆された。  ドラマは櫻井、板尾創路、鈴木保奈美の3人の見つめ合いから始まった。現在のテレビドラマの常識ではタブーとされる無言のシーンが、冒頭から約2分間にわたって、なんの説明もないまま続いたのだ。しかし、3人の視線の交差が、その場の異常性だけは雄弁に語っていた。耐え切れず最初に口を開いたのは板尾。主人公の櫻井が話し始めるのは、さらにそれから1分が経過した頃だった。居心地の悪い不安感と漂う狂気性をこの冒頭約3分だけで表現し、一気に視聴者を引き込んだのだ。  物語は、一部上場の会社に務める父・一茂(板尾)に美人で気が利く母・佳代子(鈴木)、文武両道で優等生の長男・慎一(神木隆之介)という、「誰もが羨む理想の家族」の沼田家。その唯一の問題児である次男・茂之(浦上晟周)の家庭教師として「東大合格率100%」という触れ込みの家庭教師・吉本荒野(櫻井)がやってくるところから始まる。  表向きは「理想の家族」のように見えた家族は、実は欠陥だらけ。歪んだ虚栄心を持ち浮気をしている夫、世間体ばかりを気にして人間不信に陥っている妻、万引きの常習で分厚い仮面を被った兄、そしてイジメを苦に引きこもった弟。彼らはそれぞれが家族を大切にしているかのように装いながら、その実、考えているのは自分のことだけだ。それを吉本がひとつひとつ暴いていき、問題を白日の下に晒していくのだ。「いいねぇ」とつぶやきながら。「俺がお前たち家族を崩壊させるか、それともお前たちが持ちこたえるか。これはゲームだよ。か・ぞ・く・ゲーム」だと。  櫻井といえば、『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のキャスターを務めたり、バラエティ番組では司会をこなし、慶應義塾大学卒業ということもあり、秀才でなんでもできるというイメージがある。けれど、そんな大役をいくつも経験しながらも、常にどこかぎこちなさが漂っている。それはそのまま彼の魅力でもあるのだが、一体どこからくるものなのだろうか?  『今、この顔がスゴい!』(TBS系)で櫻井と共に司会を務める有吉弘行は、かつて彼に「説明」というあだ名をつけた。まさに櫻井のテレビでの役割を一言で表現しただけのあだ名に聞こえるが、実は有吉流の批評性を色濃くはらんだあだ名だ。それは櫻井から受ける印象が、「説明」しか残らないということである。  いつだって櫻井は、ニュースの概要や番組の趣旨、そして自分の気持ちを真摯に言葉で「説明」する。ちゃんと言葉で「説明」しないと、と思い込んでいるから、その誤差に敏感でぎこちない。そしてそんなぎこちなさを表すように、いつだって彼はどこか居心地の悪そうな半笑いを浮かべている。  だが、吉本荒野は「説明」しない。「説明」しない時の櫻井の半笑いは狂気に変わる。そしてそのぎこちなさは、言いようのない不安を掻き立てる。狂気と不安が交差した時、訪れるのは底知れない恐怖だ。だから、この武藤将吾脚本版『家族ゲーム』の吉本荒野は、もはや櫻井以外には考えられない。  吉本は周囲を買収して本人が傷つくように仕向けたり、相手の弱みを握って利用しながら、壊れかけた家族を完全に破壊させようとしているかのようだ。弟・茂之から心酔され、母・佳代子とは共犯関係を結び、父・一茂を孤立させ逃げ道を奪った吉本は、その標的をいよいよ本丸「優等生」の兄・慎一に向ける。 「震えるほどの屈辱を味わったことがあるか? 痛みを知らないおまえに、俺が痛みを教えてやる。恐怖を知らないおまえに俺が恐怖を味わわせてやる。苦しみを知らないおまえに、悲しみを知らないおまえに。俺が、絶望を思い知らせてやる。俺が、おまえを壊してやる!」  吉本の正体や過去は慎一によって暴かれるが、家族はもはや吉本に反旗を翻すことができない。家族を守ろうと必死に吉本の悪行を「説明」する慎一に、吉本は言い放つ。 「笑わせんなよ。おまえがいつ家族のために動いた? おまえが守りたいのは家族じゃない。自分に都合のいい、この生ぬるーい環境だ。カッコつけんなよ、“優等生”」  櫻井と神木。どちらもパブリックイメージでは優等生。しかし、その優しげな顔の奥に狂気をはらんでいる。この2人の対決には、思わず「いいねぇ」と唸りながら見入ってしまう。果たして彼らは天使のような顔をした悪魔なのか、悪魔のように振る舞う天使なのか。そして、その真意が「説明」される時は来るのか。  慎一を追い詰めた吉本は、最後にこう吐き捨てた。 「想像力だよ、慎一くん」 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) 「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから

「DISH//」で味わう、思春期の抑圧で放たれる男の色香と罪悪感

<p> スターダスト所属の若手俳優が集う「恵比寿学園男子部」からさらに選別され、結成された4人組エアロックバンド「DISH//」。メンバーはボーカルの匠海、コーラスの昌暉、ベースの龍二、ラップ担当のTo-iの4人で、平均年齢は15歳。少年でも青年でもない、貴重な「毛の生えたショタ」期を生きる男の子たちです。</p> <p> そんな彼らは現在、ジャニ、韓流、テニミュ、女子アイドル等、さまざまな巨大運河から流れ着いた女子たちから熱狂的な支持を受けており、休日ごとに行われるフリーイベントには人が殺到。私自身も彼らにハマりつつ、その魅力はどこか? と考えてみたのですが、「母性」ではとても割り切れないものがあり、かと言って「性欲」としても割り切れず、結果その2つが混ざった「日々セクシーに成長していく息子を見て戸惑う母」としか表現のしようのない気持ちにさせられていることに気付き、そのハイブリット感こそが女子にとっての蜜なのだという確信に至りました。</p>

「ドーベルマンの価値が下がった!?」反町隆史&松嶋菜々子夫妻の“怒り”がペット業界に与える影響

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「toyota.jp ヴォクシー」公式サイトより
 俳優の反町隆史と、妻の松嶋菜々子が自宅マンションで飼っていたドーベルマン“カイザー”が隣人に噛み付いた事故がきっかけで、東京地裁から夫妻に、管理会社に対する損害賠償の支払いが命じられた騒動。発売中の「週刊文春」(5月30日号/文藝春秋)は、反町は判決に納得がいかずに「相当ストレスを抱えている」と報じている。  記事によると、反町がゴールデンウィークに別荘で釣りをして過ごした際、釣り仲間に『一人で釣りをしていると日ごろの嫌なことも忘れられる』『相手の言い分がおかしい。早く忘れたい』などと漏らし、怒りをあらわにしていたという。  また、夫妻は現場となったマンションをすでに引っ越しているものの、カイザーは訓練施設に一時的に預けられたのち、現在は反町一家の元へ戻っているという。 「事故の起きたマンションは大型犬の飼育が禁止だったにもかかわらず、反町夫妻はその規定を無視して、体長1メートル近いカイザーを飼っていたそうです。現在の住まいでは禁止されていないようですが、今回の騒動が世に出てしまってからは堂々と散歩もできないでしょうね」(芸能記者)  イラついているのは反町だけではない。ドーベルマンのイメージを悪くしたとして、ペット業界や愛犬家たちも黙っていないようだ。 「最近、お客様から『反町さん家みたいに、他人に突然噛み付くことはあるのか?』とよく聞かれるようになりました。今後、もし反町さんが控訴して泥沼化でもした場合、長らく安定していたドーベルマンの価値が、一時的に下がる可能性もあるでしょうね……」(ドーベルマン・ブリーダー兼ドッグショップ店主)  また、この店主は、反町がイメージキャラクターを務めるトヨタ「VOXY」のメインビジュアルで、反町と犬が一緒に写っていることについても苦言を呈し、「今後、反町さんと犬を結びつけるのは一切やめてほしい」と訴える。  この先、反町の怒りは収まるのだろうか? タレントの与える影響力は多大なだけに、ドーベルマン愛好家は彼の動向が気が気でないだろう。

教師と教師と生徒の三角関係にも発展!? 禁断のラブストーリー『悪魔かもしれない』

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 中高時代、学校の先生に淡い恋心を抱いたことがあるという女性はいませんか? 思い切って告白までしたという猛者もいるかもしれませんが、いわずもがな教師と生徒の恋なんてかなうはずもなく、青春の思い出として大切にしまっている人も多いかもしれません。

 そんな報われなかった思いを抱える人に、ぜひオススメしたいマンガが、教師と生徒の恋愛を描いた『悪魔かもしれない』。TL作品の醍醐味であるHシーンも盛りだくさんの、まさに「禁断」のラブストーリーなんです。