これが、インテリ美女の……京大教授が自分の「全裸写真」を披露した児童ポルノ法問題講演会

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髙山佳奈子京都大学教授
 全国各地で児童ポルノ法改“悪”に対して危惧を抱く人々の熱気が高まっている。5月18日、ひと・まち交流館京都で、NPO法人うぐいすリボンによる「京都府児童ポルノ規制条例 解説講演会」が、刑法学者の髙山佳奈子京都大学教授を招いて開催され60人あまりが集まった。  この講演会、タイトルは「京都府児童ポルノ規制条例 解説講演会」となっているが、この条例については17日に参議院会館で開催された曽我部真裕京都大学教授も解説しており、髙山教授も京都府条例の制定にも参加した経験があり、自身のブログで詳細な解説をしている(http://www.jfsribbon.org/2013/02/blog-post.html)。  そのため、この講演では現在、国会での審議が危惧されている児童ポルノ法改“悪”案にも多くの時間が割かれた。  児童ポルノ規制の背景として、海外では闇のビジネスとして児童が誘拐され性的虐待・搾取を受ける事件が相次いでいたことを挙げる。本来、児童ポルノの規制は、そうしたビジネスを取り締まる目的で必要とされてきた。ところが、その目的を外れて本来は規制すべきでないものまで規制の対象に取り込まれてきたと、髙山教授は語る。 「欧米では宗教的な考え方の厳しいこともあり、実在の児童の保護ではなく、児童のイメージを保護しようという考えから“非実在”も多くの国で刑事規制の対象にしています。しかし、その考え方が本当に正しいかは疑問があります」  髙山教授は、海外では紛争地における男女年齢の関係ない集団強姦、性的虐待、殺人事件が発生している事例などを挙げて、 「マンガを規制するよりも、もっと重大な事件に目を向けるべきではないかと思います。こうした事件とマンガを規制するかは、かなりレベルの違う話です。まず、私たちが何をすべきかは、おのずと答えが見えているはずです」  そして、髙山教授は、表現の自由を規制して性犯罪が減るという考え方にハッキリとNOであると断言する。もしも「子どもを守ろう」とするのであれば、むしろ規制はしないほうがよいというのだ。そして、子どもを守るために「表現の自由」を規制してもよいという人は、科学的なデータに基づいていない発言をしているとするのだ。  続いて髙山教授は、刑法学者としての立場から、法律は合理的な内容でなくてはならないことを解説する。髙山教授は、事例として日本国憲法に示された幸福追求権を挙げる。この権利は、国民が制限されるのは、他人に迷惑をかける行為だけで、他人に迷惑をかけなければ自由としたもの。思想良心の自由や、表現の自由も同様で、制限されるにしても、ごくごく限られた範囲である。 「そんなの当たり前だと、誰もが思うかもしれないが、法律には必ずしもそうでないものがある。ゆえに、おかしな立法には反対していかなければなりません」  では、児童ポルノ法をめぐって規制の強化を訴える人々が掲げる「児童の保護」はどうか。 「児童の保護の役に立たない罰則は許されません。犯罪を減らすという口実で刑罰を科すこともまた、許されません。場合によっては、逆効果をもたらす場合すらあるのです」  髙山教授は、子どもが真似をする可能性があるため、ある程度の規制は必要とはしながらも、普通の判断能力のある大人であれば現実とフィクションの違いは区別できるので、フィクションの世界に規制や刑事罰を設けることは実効性に乏しいと主張する。そして、性を扱ったメディアに触れて犯罪を起こすという主張は科学的根拠に乏しいとする。 「規制を進める人々の中には、性犯罪者がメディアに触れたことをきっかけに犯罪を起こしたという主張がみられます。でも、そうした犯罪を犯す人々は、もともと危険性を持っており、ほかのきっかけでも性犯罪を行ったと考えられるのです。現にアフリカの紛争地など、マンガなどにまったく接していないところで重大な性犯罪が発生しています」  規制を推進する人々からは、性犯罪を喚起する危険性があるとして表現の自由に対する規制を求める声が根強い。しかし、髙山教授の言うように、目を覆いたくなるような性犯罪・性虐待が起こっているのは、むしろ、そうしたメディアが普及していない地域なのだ。さらに、髙山教授は性を扱ったものには批判の声が集まる一方で、ホラーやスリラーに対して規制を求めるような声が少ないことにも疑問を呈する。 「これは、弾圧というかフィクションに対する偏見としか思えません。判断力のない子どもには制限が必要でしょうが、大人がみるのには構わないでしょう」  単純に規制を推進しようとする人々の主張の不合理さを示した今回の集会。終盤で、髙山教授は自らの1歳半と8歳の時の「全裸写真」を提示し、規制強化への疑問を改めて強調。会場内には「誰得……(失礼!)」な空気が流れた。 (文=昼間たかし/写真提供=うぐいすリボン) 髙山佳奈子(京大職組委員長)のブログ <http://kanakotakayama.blog.eonet.jp/default/> <集会案内> うぐいすリボンHP <http://www.jfsribbon.org/> ・広島 児ポ法改正審議直前:緊急集会 日時:平成25年5月25日(土)19時00分~20時30分 場所:広島市まちづくり市民交流プラザ 研修室C 講師:中村晃基 (弁護士) <http://kokucheese.com/event/index/88712/> ・福岡 児童ポルノ規制に関する論点解説講演会 日時:平成25年6月14日(金)19時00分~20時30分 場所:JR博多シティ 9階 大会議室3 講師:山口貴士 (弁護士) <http://kokucheese.com/event/index/91053/> ・札幌(準備中) 日時:平成25年6月23日(日)19時00分~

「多額の慰謝料で夫を封殺」よりも見たい、“上手”な女・矢口真里の次の一手

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「青春 僕/青春 俺」/hachama

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎ほとぼりが冷めるまで待てない!
 今までの順風満帆が一転、かなりヘビーな状況の矢口真理。大問題ですな。

 あの上手の手から、まさかこんなドロ水が漏れようとは。夫のバラエティ番組での悪口雑言、「リークしたのは小森純説」などなど、付属情報も含めて何もかもが発破力大。あとは、あの「上手」な矢口が今後どう出るかだな。「多額の慰謝料で夫を黙らせる」って確率が最も高いとは思うんだが。そこは腕に覚えありの矢口さんなんですから。最近芸能界にはびこる、「ヌルヌルと何もなかったように振る舞い、ほとぼりが冷めるのを待つ」というパターンを踏襲せず、あえての記者会見、あえての質問全受け、あえての完オチ謝罪等々、上手な腕を生かし、目にもの見せてほしい。小栗旬と電撃再婚ってのもいいな。別に矢口真理を応援しているのではない。ただ、上手なところを見たいだけだ。

亀梨和也、携帯電話をジャニー社長に盗聴されてた!?

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【ジャニーズ研究会より】

 5月19日放送の『新堂本兄弟』(フジテレビ系)にKAT-TUN亀梨和也が出演しました。共に出演したのが元読売巨人軍の元木大介。番組ではジャニーズvsプロ野球の伝説対決が行われ、亀梨は先輩たちとのマル秘エピソードをたっぷり語りました!

 1回戦、亀梨が挙げたのは「KinKi Kidsの絶対領域伝説」。亀梨はKinKi Kidsのバックダンサーを務め、ライブでも2人の衣装の着替えを担当するなど、長い間至近距離で2人を見てきました。しかし各グループに連絡先を知っている人が必ず1人はいるのに、「KinKiさんの(連作先)は何もない!」と訴えます。堂本光一は「聞けよ~!」と返しますが、亀梨にとってKinKi Kidsは「ライブとかでもそうなんですけど、KinKiって、“KinKi~!”みたいな」と両手で大きな円を描くほど偉大。聞けるはずもありません。が、「自分の直属の先輩って、そういうのあんねんな」(光一)「なんかちょっとそういう感じあるかもね」(堂本剛)とKinKi Kidsはどこ吹く風。このひょうひょうとした空気こそが、後輩を寄せ付けない所以かもしれないのですが。

リンジー・ローハン、ドラッグ売人を入所中の薬物リハビリ施設に呼んだ!?

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いつも期待以上のトビっぷりをみせてくれる、お騒がせ界の巨匠

 今月2日、リハビリ施設に入所し、裁判所から命じられた90日間にわたる治療を開始した、お騒がせ女優のリンジー・ローハン。指定されたリハビリ施設にケチをつけまくり、強引に自分で選んだ施設に入ったものの、すぐにそこも嫌だと言い出すなどワガママ全開。馴染みの薬物売人を面会に来させようとして止められたという情報も流れており、真剣にリハビリする気もなければ、反省の色もまったく見られないと、世間は呆れ果てている。

 「昼メロドラマの天才子役」時代を経て、『フォーチュン・クッキー』(2003)で華麗に脱・子役し、『ボビー』(06)での絶妙な演技力で評論家を唸らせ、「ハリウッドの将来を担う若手女優」と期待されるなど、7年前までは順風満帆の人生を送ってきたリンジー。しかし、07年に飲酒運転とコカイン所持で2回逮捕されたことをきっかけに転落を続けている。酒とドラッグにのめり込み、裁判所から命じられた禁酒教育プログラムに通わなくなり、10年には保護観察規定に違反したとして、禁錮90日という厳しい判決を下された。だが、すぐに刑務所から出てきてしまい、その後も、コカインや万引き、命じられた社会奉仕や禁酒教育プログラムを休み続け、保護観察規定違反で裁判所に呼び出されている。

原恵一監督の実写デビュー作『はじまりのみち』職も財産も失った男がリヤカーで運んだものは?

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松竹を辞めて、無職となった木下惠介こと木下正吉(加瀬亮)。
故郷の浜松に戻り、自分の原点を見つめ直していく。
 いつの間にか大人になってしまった、かつての少年たちの涙腺のツボをピンポイントで攻めてくる原恵一監督。『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』(01)や『河童のクゥと夏休み』(07)を観て、顔面がぐしゃぐしゃになった大人たちは相当数いるに違いない。日々の雑務に追われて記憶の片隅へと追いやってしまった、少年期の大切な忘れ物を鮮やかに思い出させてくれる得難いアニメ監督だ。これまで実写映画さながらの細やかな演出が高く評価されてきたが、加瀬亮主演作『はじまりのみち』でついに実写デビューを果たした。原監督らしい派手さを排した、戦闘シーンのない静かな戦争映画となっている。  かねてより木下惠介作品のファンであることを公言してきた原監督の実写デビュー作は、若き日の木下惠介監督を主人公にしたノンフィクションドラマ。木下監督はデビュー作『花咲く港』(43)が山中貞雄賞を受賞し、『姿三四郎』(43)で同賞を分け合った黒澤明監督と共に日本映画のこれからを担う若手監督と目されていた。時局がら、木下監督は国策映画『陸軍』(44)を撮るが、田中絹代演じる母親が出征する息子を涙ながらに見送るラストシーンが「国威発揚映画にふさわしくない」と情報局から睨まれてしまう。このため準備を進めていた新作は撮影中止に。上司の城戸四郎がなだめるのを振り切って、木下監督は辞表を出して故郷・浜松に向かう。だが、終戦間際となった翌夏、木下監督は再び撮影所へと戻ってくる。映画界を離れた空白の数カ月、木下監督の身に何が起きたのか? 『二十四の瞳』(54)、『喜びも悲しみも幾歳月』(57)などの大ヒット作を放ち、戦後の日本映画を代表する巨匠となっていく木下監督の内面の変化を、実写映画化することで探ってみようという試みだ。
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兄の敏三(ユースケ・サンタマリア)と共に、母・たま(田中裕子)を
山奥へと疎開させる。正吉にとって生涯忘れられない夏休みに。
 狭き門である松竹に入社し、念願の映画監督に就いたものの、外部からクレームが付けられ、あっさり退職してしまった木下惠介こと本名・木下正吉(加瀬亮)。映画の世界を離れた正吉にとっての最大の懸案事項は、脳溢血で寝たきり状態になっていた母・たま(田中裕子)を安全な場所へ疎開させることだった。戦局は思わしくなく、東京だけでなく浜松も空襲に遭い、身動きのとれない母を山間部の気田まで運ぶことにする。だが、脳に障害を抱える母を長時間揺られるバスに乗せるわけにはいかない。そこで正吉はリヤカーに母を載せ、約60kmの道程を人力で運ぶことを思い付く。兄の敏三(ユースケ・サンタマリア)と2人掛かりで、荷物は便利屋(濱田岳)に任せるとはいえ、延々と続く坂道をしかも炎天下の中を進んでいくのは無謀というもの。いつ敵襲に遭うかも分からない。周囲が反対するのをスルーして、正吉は母を載せたリヤカーをずんずんと引き始める。  『はじまりのみち』は男たちが汗だくでリヤカーをひたすら引っぱり続ける、シンプルすぎるほどシンプルなロードムービーだ。他人の言葉に耳を貸さない正吉。兄の敏三は弟の性格を知っており、余計な口は挟まない。母・たまは黙ってリヤカーの上で横たわっている。便利屋は最初こそ減らず口を叩いていたが、道が険しくなるにつれて口数が減っていく。みんな黙々と坂道を進んでいく。このときの正吉がリヤカーに載せて引っ張っていたものは、病気を患った母だけではなかった。大好きだった映画が思うように撮れなくなったことへの苛立ちや悔しさ、東京の住まいだけでなく浜松の実家まで空襲に遭い、財産を失ってしまった不安や恐怖も一緒に引き摺っていた。母親を載せた以上の重さを、正吉はずしりと感じていた。  夏の陽射しに照らされ、土砂降りの雨にも見舞われ、舗装されていない坂道をリヤカーで一歩一歩進む行為は、肉体的には堪らない苦痛だったはず。だが、正吉にとっては最愛の母と濃密な時間が過ごせる至福の体験でもあった。働き者だった母・たまは、中学生になったばかりの正吉にカメラを買い与えるなど、感受性豊かな正吉の才能を育んでくれた良き理解者だった。戦局は日に日に悪化していく。母の病状が回復する見込みも少ない。でも、正吉はヘトヘトになりながらも、掛け替えのない幸せを味わっていた。正吉が感じる重さは、母・たまが自分を産んで育ててくれたことの苦労や愛情と繋がっているように思えたからだ。正吉の目に映るのは、緑に溢れた田舎の風景だけで、日本が米国や中国を相手に戦争をしていることもしばし忘れさせてくれる。喜びと苦痛がせめぎあう中、正吉はふと気づく。このリヤカーの重みは、自分ひとりが感じているものじゃないと。運ばれている母も同じように感じている。そして、みんな誰もが負っているものなんだと。
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お調子者の便利屋(濱田岳)と一本気な性格の正吉はウマが合わない。
それでも便利屋は「仕事がなければ、うちで働けよ」と正吉を気遣う。
 約30年間にわたってアニメ作品を手掛けてきた原監督だが、初の実写作品となった本作で印象的なシーンを撮っている。夜中からリヤカーを引いてきた男たちは、坂道の途中で休憩しながら自分が食べたいものを夢想する。長引く戦争の影響で食料が不足している。食い意地の張った便利屋役の濱田岳は、地元名産のシラスの天ぷらが食べたいと言う。揚げたての熱々のシラスの天ぷらは、キンキンに冷えたビールにぴったりだ。シラスの滋味とビールの苦みが心地よく口の中に広がる。この様子を濱田はパントマイムで実に美味しそうに演じてみせる。ここらへんの肉体表現は、アニメーションではなかなか難しいところだろう。もうひとつは田中裕子の見せ場。一行はようやく旅館に到着するが、口の利けない母・たまはリヤカーの中で泥まみれ、埃まみれになっていた。そのことに気づいた正吉は、旅館に上がる前の母の顔を濡れた手ぬぐいで丁寧に拭く。それまでの病人顔だった母が、凛としたひとりの婦人の顔へと変貌する。台詞らしい台詞が与えられなかった田中裕子が、演技派としての実力を発揮してみせた瞬間だ。生身の俳優たちを演出する楽しさを原監督は堪能したに違いない。  戦争のさなか、職を手放し、財産も失った木下正吉だが、リヤカーを引き続けた2日間で自分にとって大切なものは何かを見つめ直す。この直後、焼け野原状態の東京に戻り、映画製作を再び始める。米軍による占領期に撮影された『お嬢さんに乾杯』(49)は戦後版『モテキ』と称したくなる抜群にシャレたラブコメディだ。日本初のカラー映画として製作された大ヒット作『カルメン故郷に帰る』(51)は跳ねっ返りの純情ストリッパー、リリー・カルメンが田舎に帰省して大騒ぎを起こすというもので、山田洋次監督の『男はつらいよ』(69)の原型となった。松竹を離れた後は黎明期のテレビ界に拠点を移し、良質のホームドラマを次々とプロデュースした。映画界とテレビの世界を股に掛けて多彩な作品を手掛けた木下監督は、戦時中の何もないビンボー時代に戻ってもヘッチャラだよという気構えが強みだった。母親を載せたリヤカーを引っぱった体験が、巨匠にとっての揺るぎない“基準点”だった。道に迷えば、そこに戻ればいい。基準点さえ見失わければ、自分の居場所を見失うことはないと。  市井の人々の愛すべき日常生活を描き続ける原恵一監督にとって、“木下惠介”という存在が基準点なのだろう。『河童のクゥと夏休み』や『カラフル』(10)でアニメ表現を極めた感のある原監督だが、尊敬する木下監督が道に迷った頃のエピソードを実写化するという冒険を経験し、多くの刺激を受けたはずだ。アニメの世界へと帰還するのか、それともさらに実写作品に挑むのか。いずれにしろ自分の基準点を見つめ直した原監督が、これからどんな作品に取り組むのか興味深い。そして、原監督の実写デビュー作『はじまりのみち』は、見終わった後にこんなことを感じさせる。自分にとっての基準点は一体何だろうかと。迷い込んだ森の中で、しばし地図を広げてみる。 (文=長野辰次) hajimarinomichi04.jpg 『はじまりのみち』 監督・脚本/原恵一 出演/加瀬亮、田中裕子、濱田岳、ユースケ・サンタマリア、斉木しげる、光石研、濱田マリ、山下リオ、藤村聖子、松岡茉優、相楽樹、大杉漣 ナレーション/宮﨑あおい  配給/松竹 6月1日(土)より東劇、MOVIXさいたま ほか全国ロードショー (C)2013「はじまりのみち」製作委員会 <http://www.shochiku.co.jp/kinoshita/hajimarinomichi/> ●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第223回]今、情熱大陸より熱いのは映画大国インドだ! 青春“ナマステ”コメディ『きっと、うまくいく』 [第222回]「劇的ビフォーアフター」と岩井ワールドが合体『建築学概論』で味わう“蛇の生殺し”感覚! 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[第136回]"理想の恋人"という偶像を破壊せよ 深夜番長の劇場デビュー作『モテキ』 [第135回]"城定秀夫監督、ブレイク前夜の予感! 闘争本能を呼び覚ます『タナトス』 [第134回]"人間失格"の道を選んだ映画監督の業 林由美香の最新主演作『監督失格』 [第133回]ホラ吹きのホラを見破る特異な職能 ポランスキー監督『ゴーストライター』 [第132回]芦田愛菜、6歳にして危険な魅力!? 子連れで全力疾走『うさぎドロップ』 [第131回]元"暴走族"が書いた旧友への鎮魂歌 青春懺悔録『アメイジング グレイス』 [第130回]V・ギャロ主演のサバイバルグルメ!? 『エッセンシャル・キリング』 [第129回]『キック・アス』より悪趣味で泣ける 中年男の悪ノリ暴走劇『スーパー!』 [第128回]この夏の清涼剤、地方少女のダンス成長記『あぜみちジャンピンッ!』 [第127回]竹ヤリで世界進出"スシタイフーン"『エイリアンVSニンジャ』ほか逆上陸 [第126回]イーモウ監督、久々のアイドル映画 中華的妹萌え『サンザシの樹の下で』 [第125回]ナタリー・ポートマン vs. ヘビメタ野郎 人気女優の隠し球『メタルヘッド』 [第124回]黒澤明の名作『生きる』のラテン版! ヤモメ男が残した遺産『BIUTIFUL』 [第123回]北国で93年間営業を続ける"大黒座"と町の記録『小さな町の小さな映画館』 [第122回]新幹線がすれ違う瞬間、願いが叶う? 小学生の目線で描かれた『奇跡』 [第121回]理想と情熱がもたらした"痛い現実" 青春の蹉跌『マイ・バック・ページ』 [第120回]胸に響く金言"プロとは手を抜くこと" 職人秘話『アトムの足音が聞こえる』 [第119回]危険な出会い、井口昇ミーツ仲村みう 悪夢の遊園地『富江 アンリミテッド』 [第118回]ナタリー・ポートマン"第1章"の終幕 虚実が攻め合う『ブラック・スワン』 [第117回]"セカイ"を旅立った少女の地底探検記 新海誠監督の新作『星を追う子ども』 [第116回] 美少女たちの輝きが脳裏から離れない。青春ムービー『魔法少女を忘れない』 [第115回] 恋愛が与える"陶酔"とリアルな"痛み"サブカル活劇『スコット・ピルグリム』 [第114回]妄想、空想、そして現実からの大脱走 美少女革命『エンジェル ウォーズ』 [第113回]"3.11"後の新しい映画モデルとなるか『劇場版 神聖かまってちゃん』の挑戦 [第112回]マスコミが讃えた"楽園"のその後、ひとりの少女の成長記録『愛しきソナ』 [第111回]閉鎖的な"村社会"をブチ破ったれ! 韓流サバイバル劇『ビー・デビル』 [第110回]"粋"を愛したフランスの伯父さん J・タチ主演『イリュージョニスト』 [第109回]自分にとって家族は敵か、味方か? オスカー2冠受賞『ザ・ファイター』 [第108回]コーエン兄弟『トゥルー・グリット』40年で変化した"米国のヒーロー像" [第107回]ジョニー・デップが愛した"極道記者" 『GONZO』奇人がスターだった時代 [第106回] 巨匠イーストウッド監督の異色作! 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CGなしの狂乱劇再び『マッハ!弐』 [第48回]全米"オシャレ番長"ズーイー、見参! 草食系に捧ぐ『(500日)のサマー』 [第47回]市川崑監督&水谷豊"幻の名作"『幸福』28年の歳月を経て、初のパッケージ化 [第46回]押井守監督、大いなる方向転換か? 黒木メイサ主演『アサルトガールズ』 [第45回]ドラッグ漬けの芸能関係者必見!"神の子"の復活を追う『マラドーナ』 [第44回] 暴走する"システム"が止まらない! マイケル・ムーア監督『キャピタリズム』 [第43回]"人は二度死ぬ"という独自の死生観『ガマの油』役所広司の監督ぶりは? [第42回]誰もが共感、あるあるコメディー! 2ちゃんねる発『ブラック会社』 [第41回]タラとブラピが組むと、こーなった!! 戦争奇談『イングロリアス・バスターズ』 [第40回]"涅槃の境地"のラストシーンに唖然! 引退を賭けた角川春樹監督『笑う警官』 [第39回]伝説の男・松田優作は今も生きている 20回忌ドキュメント『SOUL RED』 [第38回]海より深い"ドメスティック・ラブ"ポン・ジュノ監督『母なる証明』 [第37回]チャン・ツィイーが放つフェロモン爆撃 悪女注意報発令せり!『ホースメン』 [第36回]『ソウ』の監督が放つ激痛バイオレンス やりすぎベーコン!『狼の死刑宣告』 [第35回]"負け組人生"から抜け出したい!! 藤原竜也主演『カイジ 人生逆転ゲーム』 [第34回]2兆円ペット産業の"開かずの間"に迫る ドキュメンタリー『犬と猫と人間と』 [第33回]"女神降臨"ペ・ドゥナの裸体が神々しい 空っぽな心に響く都市の寓話『空気人形』 [第32回]電気仕掛けのパンティをはくヒロイン R15コメディ『男と女の不都合な真実』 [第31回]萩原健一、松方弘樹の助演陣が過剰すぎ! 小栗旬主演の時代活劇『TAJOMARU』 [第30回]松本人志監督・主演第2作『しんぼる』 閉塞状況の中で踊り続ける男の悲喜劇 [第29回]シビアな現実を商品化してしまう才女、西原理恵子の自叙伝『女の子ものがたり』 [第28回]"おねマス"のマッコイ斉藤プレゼンツ 不謹慎さが爆笑を呼ぶ『上島ジェーン』 [第27回]究極料理を超えた"極地料理"に舌鼓! 納涼&グルメ映画『南極料理人』 [第26回]ハチは"失われた少年時代"のアイコン  ハリウッド版『HACHI』に涙腺崩壊! 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病院で偶然出会った唯一の肉親――その人物の正体に、鬼畜姑が顔面蒼白!

【作品名】『悪夢の旋律』(後編) 【作者】丹羽珠央 『ご近所の悪いうわさ』2013年3月号収録

【作品紹介】姑と義妹からの執拗な嫌がらせに限界を感じていた私。病院に行こうと保険証を探してみると、なんと旧姓のままの保険証が……! 私は一切入籍されていないってこと? しかし気分が悪くなり駆け込んだ病院で、まさかの出会いが――。

【サイゾーウーマンリコメンド】前編でパンパンに鬱憤を溜めてもらえたと思いますが、後編で一気に爆発させちゃいましょ★ やっぱり復讐劇っていいですよね~。下衆ファミリーのうろたえっぷりで、今日も酒がうまい!

(前編はこちら)

「本当は別れてなかったけど……」西山茉希の早乙女太一との破局発言は、明石家さんまがもたらした“ウソ”だった!?

nishiyama0524.JPG西山茉希公式サイトより
 早乙女太一(21)との子を妊娠し、婚約を発表したモデルの西山茉希(27)。2人には、それより以前に破局報道が出ていたため、世間は「破局したんじゃなかったの?」と混乱。しかし、“実は別れていなかった”ことを西山がインタビューで明かした。  昨年2月の交際発覚後、早乙女が西山をガードレールに叩きつけるなどした“路上DV”を週刊誌がスクープ。この騒動後もケンカが絶えず、今年1月にハワイで行われた小栗旬と山田優の挙式をめぐっても大ゲンカに。それから同棲を解消したことが発覚したため、破局したとみられていた。  それを決定付けたのは、今年2月に西山が山田優と共にゲスト出演した『さんまのまんま』(関西テレビほか)。まさに破局報道が過熱していた時期だったため、明石家さんまは番組冒頭から西山のことを「不幸せ」と呼び、西山自身も「1人で寝るのが寂しい」などと、“不幸なシングル女”として終始、自虐的に笑いを誘っていた。  しかし今月23日発売の女性ファッション誌「GINGER」(幻冬舎)のインタビューで、早乙女とは当時別れておらず、明石家さんまとのトークの空気を壊さないために、事実と異なるキャラクターを演じていたことを告白。  「あのときは、さんまさんが最初に、破局報道が出た私と、結婚式を挙げた優を『最も不幸な女と幸せな女です』って紹介して、確かにあの時点では表向きはそう見えてたし、その空気を壊すわけにもいかなくて、今日の私の立ち位置は“不幸な女キャラ”なんだっていうところで仕事をした」と説明した。  この時に否定していれば、婚約発表時に世間が混乱したり、週刊誌に破局について書きたてられることもなかっただろう。  インタビューではほかにも、“路上DV”が2人にとって「単なるケンカ」であったことや、早乙女の性格が「表面的に順調に見える付き合いよりも、自分たちが普段、内に秘めている部分や人間的に未熟な部分を隠さずに最初からダメなところを見せ合おうっていう人」であること、西山がプロポーズと受け取っている早乙女の言葉が「周りのみんなが昔のあれはやっぱりただのケンカだったんだね、って笑ってくれるようになるまで一緒にいよう」であることを語っており、読むほどに一般的なカップルとは違った関係であることがうかがえる。 「早乙女さんは、生まれた時から大衆演劇劇団という特殊な環境の中で育ってきたためか、独特な恋愛感覚を持っていて、しかもそれを曲げない頑固者。一方、西山さんは情緒不安定なところがあり、不思議ちゃん発言も多いタイプ。そんな2人の交際ですから、くっついたり離れたりしながら、嵐のような恋愛をしているのでしょう」(芸能記者)  確かに西山は、このインタビューで、今回の妊娠が最初に分かったのは産婦人科でも妊娠検査薬でもなく、「夢で知った」「(夢で)知らない誰かに『あなた妊娠してるよ』って言われた」と話すほか、テレビで自身のことを「二重人格」と発言するなど、不思議発言も目立つ。  独特な感性を持つ早乙女と、不思議ちゃんな西山。今後、どんな家庭を築いていくのか、またどんな赤ちゃんが生まれるのか楽しみだ。

バブルはまだ続いてる! シェアハウスに週末部活、休まない「DRESS」な女たち

<p> 刑務所の壁のように高い高い前評判を獲得して始まった「DRESS」(幻冬舎)。創刊号は、「DRESS」の読者イメージをガッチリと固めることからスタートしたようでした。年は取っちゃってるけど、恋に、仕事に、ものすごく一生懸命楽しんでいる、今現在結婚をしていない自立したアラフォー女性たち。週末にはホームパーティーを楽しんでいるという読者像も表れていました。それがイマイチ読者には響かなかったようですが、さて第2号となった今号は、どうなっているのでしょうか?</p>

「生涯わくわくさん!」久保田雅人が『つくってあそぼ』裏話をぶっちゃけた、本当のワケ

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トレードマークの赤い帽子と丸メガネは現在、3代目だそう。
「初代のメガネは棺桶に入てくれって、カミさんに頼んでるんだよ」とわくわくさん。
 今年3月、23年の歴史に幕を閉じたNHK・Eテレ(教育テレビ)の工作番組『つくってあそぼ』。“わくわくさん”こと久保田雅人と熊の男の子“ゴロリ”が、身近な材料を使って工作を作る楽しさを子どもたちに伝えてきた同番組だが、放送終了が発表されるや否や、ネット民は騒然。放送終了を惜しむ声だけでなく、最終回の視聴率を上げて「わくわくさんとゴロリに有終の美を飾らせてあげよう」と呼びかける動きもあった。  それから約1カ月半、満を持してわくわくさんが民放に降臨。『有吉反省会』(日本テレビ系)にて、自身のブログでゴロリを着ぐるみ扱いしたり、実は工作はすべて造形作家が考えていたことなどを暴露してしまった件について反省したのだが、『つくってあそぼう』出演時とは異なる意外な素顔が大きな話題となっている。一体、わくわくさんはどうしちゃったのか、本人を直撃した。 ――『有吉反省会』出演後、反響がすごかったですね。 久保田雅人(以下、久保田) 「わくわくさん、ぶっちゃけすぎ」って盛り上がっちゃったみたいですが、自分的にはそんなにぶっちゃけた感じはしないんですけどね~。あれが普通ですから。でも、番組でお話ししたことにウソはございません! NHKからも苦情は一本も来ていないので、たぶん大丈夫です。 ――なんでも、22年ぶりの民放出演だったとか。 久保田 かれこれ芸能生活30年になりますが、スタジオで人間としゃべったのは10回もないんです(笑)。ゴロリくんや『おかあさんといっしょ』のキャラクターとはしゃべりますが、相手が人間だと、やっぱり緊張しますね~。実は、収録では顔が真っ赤になっちゃって。緊張すると早口でペラペラしゃべっちゃうんで、余計に意外だと思われちゃったみたいですね。 ――有吉さんから付けられた「ウザウザさん」というあだ名は気に入っていますか?  久保田 あまりウザくないと思うけどな~(笑)。まぁ、凝り性なところはありますね。 ――これまで番組内で数百もの工作を作られたそうですが、一番大変だった工作ってなんですか? 久保田 一円玉を落とす貯金箱ですかね。500mlのペットボトルの口の部分にボール紙で作ったワッカを載せて、その上に1円玉を置きます。このワッカを割り箸ではじき飛ばして、1円玉を中に入れる。ゴロリくんは3回目で成功したのに、私は2時間もかかってしまいました……。 ――やっぱりゴロリのほうが、手先が器用だったんですね。 久保田 はい……。着ぐるみのまま、粘土でもなんでも作っちゃうんだもん。もともと器用じゃなきゃ、できませんよね。よく「わくわくさん、わざとゲームに負けているんですか?」って聞かれたんですが、本気でやってましたよ! でも、4年に一度くらいしか勝てなかったですね~。音感と運動神経は、お袋の腹ん中に忘れてきちゃったみたいで。最初の頃は番組の挿入歌を歌っていたんですが、3回目くらいでスタッフから「もういいですよ」って言われちゃって(笑)。 ――わくわくさんとして、一番大事にしていたことはどんなことですか? 久保田 子どもたちに作る楽しさを教える、ということですね。何が難しいかというと、テレビの中でいくら頑張っても、子どもたちの目の前で作ってあげるインパクトには絶対かなわないんです。ですから、できるだけ幼稚園などに足を運んで、工作教室を行ってきました。楽しさを学んでもらうには、やっぱり楽しそうに見せなきゃいけない。それから「わぁ、面白かった」で終わらせてはいけない。「よし、やってみよう」っていうところまで持っていかなければならないんです。そこが一番大変でしたね。
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最近一番わくわくしたのは、やはり民放出演だったそう。
――番組終了を惜しむ人は多く、特に最終回は「視聴率50%を目指そう」とネット上で盛り上がっていましたね。 久保田 実はまだ、最終回は見てないんです。カミさんは録画してると思いますけど。基本的に、自分の番組ってあんまり見ないんです。自分で納得した放送って、20年間で3本くらいしかないんです。凝り性だから、“ここが違うんだよな~”って放送ばっかりですよ。  でも放送終了後、メールや手紙で感想が何百って来て、うれしかったですね~。「子どもの頃から見てました」「子どもが泣いてました」とかね。泣きながら手紙書きましたって子もいて。「わくわくさん、どうしてテレビやめちゃうの?」って。それ聞かれるのが一番困るんだよね。「NHKの強い要望により……」って説明したいけど、そういうわけにはいかないし。ごめんなさい、としか言いようがないよね。 ――やっぱり、寂しいですか? 久保田 「あぁ、終わっちゃったんだな」という感じですね。視聴者の反応を見てゴロリくんとも話してたんですが、「俺たち、すごいことやっちゃったんだね」って。ただ、ありがたいことに、番組終了後もゴロリくんと一緒に全国各地を回って工作ショーをやらせていただいているので、感傷に浸る余裕もないというか。 ――講演会は延べ4000回を数えるそうですね。全国各地、行ったことがない都道府県はないとか。 久保田 番組がスタートする前に子どもたちの前で工作するのに慣れなきゃいけないなと、NHKにお願いして幼稚園を紹介してもらい、自分で電話して行き始めたのが始まりです。ショーでは紹介する工作はもちろん、構成まで全部自分で考えています。番組で紹介したものをステージ向けにアレンジして、お父さん・お母さん向けの説明やNHK的に話せなかったお話もしています。テレビとはまた違った面白さがありますよ。体が動く最後の最後まで、わくわくさんとゴロリくんとしてショーをやろうと思っています。ゴロリくんにも言ってるんですよ、「俺の腹の黒いうちは休ませねぇよ」って(笑)。 ――そもそも久保田さんは、声優としてデビューされたそうですね。 久保田 はい。『タッチ』の上杉達也役の三ツ矢雄二さんと『ワンピース』のルフィー役の田中真弓さんが作られた劇団の第一期生に応募したんです。本当は舞台がやりたかったんですが、お2人の口添えでアニメ声優として出させてもらえることになって。その後、NHKの子ども番組に出演していた田中さんの勧めで、『できるかな』に続く工作番組のオーディションを受けたんです。 ――その後、わくわくさん一本で活動されてきたわけですが、今後、久保田雅人として声優や俳優として活躍していきたいなという思いはありますか? 久保田 う~ん、どうですかね~。今はわくわくさんとしての講演会活動、工作教室やショーがメインで、毎日舞台をやっているようなもんですから。ただ、難しいですよね。昔、渥美清さんが、「渥美清が寅さんに食われちゃった」って言ったんですよ。何をやっても寅さんに見られてしまうと。それと同じですよね。何をやっても、わくわくさんに見られてしまう。久保田雅人が、わくわくさんに食われちゃったんですよ。あるいは、自ら食われたのかもしれません。それが役者としてよかったのか悪かったのか、これは死ぬまでわからない。ただ、誰にでも胸を張って言える主演作を1本持っているというのは、俳優としてものすごく幸せなことです。それから、自分の幼い子どもに胸を張れる番組を1本持っているというのも、父親として、男として最高です。“役者・久保田雅人”がなくなっちゃったというのは、やっぱり役者として寂しいですけどね。 ――でも、ぜひバラエティには、また出ていただきたいです! 久保田 はい、機会があればぜひ。私がお話ししている裏話っていうのは全部、番組を作るに当たってのわれわれの本当の思いなので、それをみなさんに伝えたいんですよ。出演者、スタッフが一丸となって22年やってきましたから。‟本当はこういうふうに作っていたんですよ“というのを、番組が終わった今だからこそ、ちゃんと伝えていきたいんです。 (取材・文=編集部) ●くぼたまさと・どっとこむ <http://www.kubota-masato.com/>

【追悼/再掲】相澤秀禎×中森明夫 淳子、聖子、ユッコ、ノリピー……育ての親が語る「アイドルたちの40年」

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●「サイゾー」2007年6月号より再掲  片や、桜田淳子、松田聖子、酒井法子、安達祐実、ベッキーなど、常に時代の要請に応じた女性アイドルを輩出してきた、大手芸能プロ「サンミュージック」会長・相澤秀禎氏(来年、同社創立40周年)。片や、「おたく」「チャイドル」などの言葉を生み出してきた“サブカル界の黒幕”中森明夫氏(今年、アイドル評論活動25周年)。中森氏の軽妙な語り口につられて、相澤氏が、大物アイドルたちの活躍の「舞台裏」を、赤裸々に語り出した──。  「日本最大のアイドル」(中森)である松田聖子を生み出したサンミュージック。その聖子は89年に突然独立を表明、アメリカ進出を目指す聖子と、同プロの方針の違いが原因との報道もされた。その後、聖子はさまざまなスキャンダルやトラブルに見舞われることになるが、今年2月、“聖子がサンミュージックに復帰”と報じられた。大手事務所を離れたタレントが古巣に帰ることは、芸能界では珍しいことである──。中森氏は、まずそこから斬り込んだ。 中森(以下、中) 聖子さんが、18年ぶりに復帰されるそうですね。 相澤(以下、相) はい。音楽面での「業務提携」という形です。  昨年末、聖子さんが会長をディナーショーにご招待されたことがきっかけだそうですが、どういうご気分だったんですか?  これまで、聖子に対しては「申し訳ない」という気持ちがあったんです。なぜかっていうと、彼女が事務所を離れる時、本人から何度も電話が入ったんですよ。そこで僕が出て話を聞けば円満解決になってたのに、突っぱねちゃった。だから、聖子がひとりになってからの、いろんな噂を聞くとね、悪いことしたなと。  独立後は、ずっと音信なかったんですか?  その後、一度だけ成城(相澤氏の自宅がある)で会ったことはあるんですけど、よそよそしく挨拶したくらいで。だもんだから、心の中では、いつも聖子に申し訳ないという気持ちだった。だからディナーショーに招待されたときは、「これは行ってあげなくちゃ」って。  聖子さんがステージ上で突然「お世話になった会長さんが来てくださいました」と、挨拶をしたそうですね。  私の顔を見て込み上げるものがあったんでしょうね。彼女、ステージで涙。終わってから楽屋に行ったら、聖子はまた泣いて。僕も「ひとりにしてごめんね」と。それで業務提携という形で、音楽の制作やプロモーションで力になろうという話になった。  独立に際しては、子どもを置いて渡米することに意見の相違があったといわれていますが。  僕は、彼女の希望を叶えてあげたいという気持ちはあったんですよ。ただ、一緒についていたレコード会社のアメリカ担当プロデューサーが、うちを外しにかかったんですね。そういう事情があるから、余計ね、かわいそうでね。  いろいろバッシングはありましたが、日本最大のアイドルは松田聖子だと思うんですよ。彼女は、芸能界のみならず、本当に時代を変えましたからね。  こんなこと言うと彼女に悪いですけど、初めて会ったときは「田舎のお嬢さんだな」と思った。ただし、声はとっても良かった。  70年代、アイドルがちょっと沈んでいたとき、80年に聖子さんがあの衣装、髪形で出てきて、パッと状況が変わった。街中が聖子ちゃんカットになって……。あれは、狙ってたんですか?  僕というより、レコード会社、カメラマンや雑誌社の人が盛り上げてくれて、みんなで松田聖子をつくってくれたんですよ。  以前、会長が「聖子はO脚だからこそ、ミニスカートにした」とおっしゃっていたのが印象的でした。それを隠そうとロングスカートにしていたら、松田聖子になってない、普通は欠点であるところが、魅力になっている人がアイドルだと。そこが会長独自の感覚ですよね。数々のスターを生んでこられた秘訣だと思いますよ。 ■森田健作から始まった、40年のアイドル街道  来年は、サンミュージック創立40周年だそうですね。最初のタレントは、森田健作さんですよね。  そうですね。考えてみれば、よくここまでやれたな。その前、僕は龍美プロで、西郷助封Fのマネージャーをしてました。その頃の西郷は、今のキムタクさんくらい人気があった。コンサートで入れなかった人が押し寄せて、警官2人が圧死するという惨事を生むほどにね。  圧死!?  そんな中、どうしても新人をやりたくて探していたら、「あるダンサーの弟にいいのがいる」と。それが森田健作。パッと見て、「こりゃいいや」と、サンミュージックを立ち上げました。  最初の女性アイドルは桜田淳子さんですね。桜田さんは『スター誕生!』(1971~83年に放送されたオーディション番組)で合格して、複数の芸能プロが獲得しようとしたんですよね。  十数社ですね。番組後、交渉時間は各社5~10分しかなくて、うちはそのとき無名の会社で、所属タレントは3人だけ。仕方ないんで、「一生懸命頑張りますから、お願いします」って、タレント3人の名前を紙に書いて置いてきた。そしたら、彼女が森田のファンで、「森田さんのいる会社に行きたい」って。  桜田さんが、92年の統一協会の合同結婚式をきっかけに、芸能界を離れられたことについてはどうお思いですか?  もし、あの子が芸能活動を続けていたら、今ごろすごい舞台女優になってますよ。でも、彼女は宗教を信じきってましたから、どうすることもできませんでした。  会長は、ご自宅に女性タレントを下宿させることで有名ですが。  淳子から酒井法子ぐらいまでは、そうしてました。高校を卒業するまでは、下宿をさせる。地方の親御さんは、そのほうが安心するんですよ。多いときは4~5人いたな。  会長にとって、アイドルとはどういうものなんですか?  それは、中森さんのほうが詳しいんじゃないですか?(笑)僕は、自分の感覚だけでやってきたから。早見優のときは、プロフィールの写真を見ただけで決めたし。  鮮烈でしたよね、ハワイ育ちで、それまでいなかったタイプ。  僕は結構欧米的な感覚なんですよ。横須賀で育って、カントリーバンドもやってたから。  最近は、ベッキーも人気だし。  ベッキーは、下着メーカーのオーディションで来たんですよ。友人の下着メーカー社長に審査員を頼まれて。下着モデルですから、20代以上がほとんどなんだけど、その中に14歳のベッキーがいた。これは面白いと思ったんで、優勝はできなかったけど、急遽「サンミュージック賞」をつくって受賞させました。  下着モデル! お宝情報ですね(笑)。僕は一度、会長が審査員をされたオーディションに審査員のひとりとして参加したことがあるんですが、会長は履歴書を見て、「この子とこの子」ってパッと決めるんですね。そういう方は初めてでびっくりしました。あれは直感ですか?  直感だけですね。  それに、芸能スクールを全国的に展開されてますよね。倉木麻衣がスクールにいたとか。  大塚愛も、いたんですよ。  サンミュージックが、Jポップの歌姫たちを育てたようなもんですね。浜崎あゆみも、かつては所属してましたしね。  ええ。みんないい子でしたねえ。昔は、道を歩いてて「いいな」と思ったら声をかけてたんですけど、だんだんそういう機会がなくなってきました。でも、スクールで1~2年レッスンをすると、つぼみがフーッと開くところが見えることがあるんですね。ああ、これは売れるかもしれないと。塚本高史なんかもそうですね。  安達祐実さんは、どうですか?  彼女は10歳のとき、お母さんとここに来たんです。そのとき、お母さんのほうがベラベラしゃべってて、彼女がお母さんを制止したんです(笑)。10歳の子がですよ。すごいなと思いました。  安達さんは、“できちゃった婚”をしてしまいましたね。しかも、ホリプロのコメディアンと。  堀(威夫・ホリプロ取締役ファウンダー)さんから僕に、「ごめんね」って電話がありました(笑)。僕は「いい子を紹介してくれたね」って。祐実ちゃんが好きになった子なら、いい人だと思ったんですよ。  記者会見は、どちらが仕切ったんですか? 大手プロ同士、メンツがあるから、もめることもあると聞きますが。  男性側が仕切るのは当然なんですけど、うちはうちでかわいさもありますから、「金屏風を立てて、ちゃんと記者会見したい」と堀さんに頼みました。  今、息子さんが社長を継いでおられますが、帝王学をお教えになったんですか?  いや、ないです。彼は僕のやり方とは違います。5~6年前にお笑いをやりたい、って言ってきて、僕は「芸人には、人間的にいいのがいない」と思ってたんです。ところが、(カンニング)竹山にしてもヒロシにしても、みんなまじめ。そういうやつもいるんだっていうことを息子に教えられて、あとは委せるようにした。今はホストの城咲仁やヘアメイクのTAKAKOまで連れてきて、僕とは違う感覚をもってますね。 ■法子にいい話が来るのは、ユッコが見てるからかな  今年も岡田有希子さんの命日である4月8日には、岡田さんが亡くなられた、このサンミュージックが入るビルの前に200人くらい集まりました。僕も毎年、手を合わせに伺うんですが、ファンはもう中年になっていたりで、わりと和やかな雰囲気でした、岡田さんがご存命なら、39歳ですね。  ユッコも、かわいそうにねえ。僕はここ(会長室)にはタレントの写真を飾らないことにしてるんですが、ユッコだけは飾ってある。「おまえは永久にうちのタレントだから」って。  毎年、命日にビルの前でお見かけする若い女性に話を聞いてみたんですけど、「今でも毎日、岡田さんの曲を聴いている」って言っていましたね。それと、13回忌のときに開かれた「岡田有希子展」に行って、中学校のときの通知表を見て仰天しました。4が1個くらいであとは全部5。  あの子はね、うちのタレントの中でも、特に繊細な子だったですよ。この(会長室にある)写真のサインね、4月5日になってるんです。自殺の3日前。彼女は4月から一人暮らしを始めたばかりで、5日に僕の家に来た。そのときに、明るい話はしてるんですけど、どこかいつもと違う。なんか考えてるみたいなところがあった。それで、「おまえがこれからうちの会社を背負っていくんだから、がんばらなきゃだめだよ」って励ましたら、彼女は「あとにいい子がいるじゃない」って、当時うちに住み始めたばかりの法子のことを言うんですね。それで「じゃ、法子にサインやってくれよ」って、写真パネルにサインをもらったんです。それが、先ほどの写真ですよ。で、それから3日後に……。今でも法子にいい仕事が来るのは、「ユッコが見てるからかな」と思うことがある。子どもがいるからレギュラーは無理だろうと思っていたら、今春からドラマが始まったし、日中親善大使になったり。  スターって、星ですよね。星は太陽の光を反射して光る。でもサンミュージックは太陽(=サン)だから、自分で、発光してる。だけど、太陽には太陽黒点という黒い点もある。それも含めて光にしちゃう会社。それがアイドル評論家としての、僕のサンミュージック論です。サンミュージックは、僕らのようなライターに対してもやさしいですしね。他のプロダクションには、何か書いたらすぐ内容証明を送ってきたりするところもあるようです。  僕はね、「黒いものは、きれいな黒に書け」という理論なんですよ。どうせ斬られるなら、「せめて、こういう書き方はできないだろうか?」って頼むんですよ。そうすると、向こうもわかってくれる。敵こそ、ちゃんと付き合わないと。それと、できるだけ若い人と付き合うようにしてる。まだ会社に入ったばっかりの子だとなかなか話が通らないけど、10年経てば偉くなるんだもん。偉い人とばかり付き合っていたら、10年後には友達がいなくなって、自分だけ雲の上になっちゃう。だから、これからも、いろいろとかわいがっていただければ……。77(歳)になってあれなんですけど。  77歳ですか。お変わりになりませんよね。こんなあけっぴろげな会長は、ほかにいませんよ。  だから儲からない(笑)。お金に細かくなれば儲かるかもしれませんけど、僕は自分の好きなものを手がけたいから。いいものには後から金がついてくる。難しいですよ。誰でも、そううまくいくわけじゃないからね。今、ジョンリっていう18歳のシンガーソングライターを手がけてるんです。英語がペラペラで、15歳のときにバークレー音楽院のサマープログラムで作曲を習ってきたという子。彼女のブログを見ると、幅広い年齢の人が感想を書いてる。彼女は、きますよ。バラードがいいですよ。  すごいですね、77歳で新しい子を手がけて、ブログをチェックして……。  この子で、マネージャーをするのは最後かな。