警察は守ってくれない
4コマ漫画
昨年に引き続き、さまざまなアイドルが台頭していく中で、地方を拠点に活動するローカルアイドルが一般層にも認知されつつある。アイドル取材を数多く行っている音楽ライター・南波一海が、要注目の5組を紹介! 最終回は茨城県水戸市のアイドル、その名もズバリ、水戸ご当地アイドル(仮)を紹介したい。 水戸ご当地アイドル(仮)。いかにも、とりあえず付けておきました、みたいな名前だが、(仮)まで含めてこれが正式名称である。「水戸市・中心市街地を拠点としたアイドル活動を通じ、水戸市を元気にすること」を目的として2012年7月に結成されたばかりの新しいグループで、昨年末は「U.M.U AWARD 2012」のファイナリストにも選ばれた。メンバーは現在7名で、新たな追加メンバーも募集している。 僕が彼女たちを初めて見たのは、昨年9月に行われたヤマダ電機LABI1高崎でのイベント。その時はなんの予備知識もなかったのだが(何しろ正式なデビューイベントはその次の週に設定されていて、まだプレデビュー段階だった)、曲を聴いてすぐに魅了された。 「NEBAPPE☆MITOPPO」が、とにかく素晴らしかった。ディスコ調のサウンドと、長尺のラップ(個人的にアイドルのラップ曲にめっぽう弱いんです!)というフォーマットだけでも好みだったが、ご当地らしさ全開の歌詞にすっかりやられてしまった。「ねばれ ねばれ ねばねばねばれ!」というコールや、サビの「ねばっぺねばっぺねばっぺよー」というフレーズは、粘って頑張っていこうという意味と水戸納豆のネバネバをかけ合わせたもので、普段からなんの気なしに口ずさんでしまうほど、頭から離れない強烈なインパクトを持っている。また、観光地や名物の数々を紹介しながら、“オセロ発祥の地”“ルーズソックスも水戸生まれ”といったトリビアも次々とスピットし、果ては「水戸藩第9代藩主徳川斉昭公マジリスペクト!」とまで言い放つ振り切ったラップがたまらない。僕が一番好きなのは、サビ前の「水戸ナンバーで繰り出せ東京へ」というフレーズで、北関東特有(?)のヤンキーすらもひとつの文化として受け入れ、それをアイドルが歌っているさまに痺れた。 オリジナル曲はもう1曲ある。それが「水戸ご当地ちゃん! 漫遊記」なる曲で、タイトルからもなんとなく想像がつくように、水戸黄門をテーマにしたナンバーだ。固有名詞を挙げるのを避けながら、明確にそれとわかる作詞をした薄井瞳視の手腕はお見事。「えいえいえいえい 静まれ静まれ ハッハッハッハ ひかえおろ」というサビもこれまたドがつくキャッチーさで、一度聴いてしまったら否が応でも耳に残ってしまうだろう。また、この曲の終わりにはメンバーが印籠を出すパフォーマンスがあるのだが、ファンがその前までやってきて一斉にひれ伏すというオタ芸が炸裂するのもユニークだ。 4月の終わりに那珂市の静峰ふるさと公園で行われた「八重桜まつり」のアイドルイベントではトリを飾ったのだが、19時近くですっかり日が落ちて冷え込んだ会場を、「水戸ご当地ちゃん! 漫遊記」でファンと一体となって熱く(なかばやけくそ気味に)盛り上げていた姿は本当に印象的だった。 オリジナル曲2曲が収録されたシングルCDは、イベント会場および茨城県内の限られたショップでしか購入できないが、足を運んで買う価値はある。曲がいいのはもちろんのこと、「9・30デビューしたと思ったら、今度はCDデビュー!! デビューの嵐!!」という帯の文言もおかしい、手探りでやっているアイドルならではの一枚となっている。また、面白アイテムとして、印籠を模したティッシュも配っているので、そちらも可能であれば入手されたい。 ●水戸ご当地アイドル(仮) <http://mito-idol.kirara.st/> ●なんば・かずみ 音楽ライター。音楽の幅広い知識を生かして、さまざまな音楽専門誌で執筆中。女性アイドルのほか、ジャニーズ、K-POPなどにも造詣が深い。選曲監修で関わったローカルアイドルのコンピレーションアルバムが、4月にT-Palette Recordsからリリース予定。水戸ご当地アイドル(仮) 公式サイトより
ポーズを決めてくれたホラー映画の巨匠、中田監督。何となく怖い!
ホラー映画の名匠・中田秀夫監督の最新作『クロユリ団地』が5月18日(土)に公開されるのに先立ち、中田監督に心霊現象や恐怖について、インタビューした。
――ホラー映画をいくつも撮ってきた監督にお聞きしますが、「人に恐怖を与える」ために気をつけてることはありますか?
中田監督(以下、中田) 自分がこだわっているのが「血の色」です。机の上とか、じゅうたんの上とか場所によって血の色というのは変わる。それに大量の血を見た人というのは、実はそんなにはいない。
健康的な人の血は鮮血かもしれないけど、僕のように不健康な人間はどす黒かったりする血かもしれない(笑)。血の色というのは本当に難しくて、正解というのはないんですね。特にフィルムだと見た目と色が変わったりしますし。
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マッキーから凛として時雨まで歌えるSMAP兄さん
6月5日発売のSMAP50枚目のシングル「Joy!!」の情報が解禁された。カップリング曲違いの全5ジャケット発売という“商法”には批判も集まっているが、こちらは言わずと知れたジャニーズのお家芸。ネット上では、楽曲提供アーティストに関しても話題になっているようだ。
表題曲の作詞作曲はガールズバンド・赤い公園の津野米咲(つのまいさ)。またカップリング曲「掌の世界」は、ロックバンド・凛として時雨のTKが作詞作曲を担当している。両者ともコアなファンを持つ若手バンドだが、近年のジャニーズグループは、こうした“別の畑”のアーティストが楽曲提供するケースが増えている。
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす! 今年、デビュー50周年を迎えた演歌歌手の小林幸子。“お家騒動”の影響で昨年末のNHK『紅白』を落選したこともあって、記念コンサートのチケットの売れ行きが伸び悩み、予定していた全国50カ所の公演のめども立たず、途方に暮れている。 その一方で、小林と同時代にヒットを飛ばした往年の人気歌手たちが出演する『夢コンサート』が盛況のようで、各地でのスケジュールを次々に消化している。読者も、新聞や雑誌に頻繁に掲載されている『夢コンサート』のチケット販売の広告を目にしたことがあるのではないだろうか。筆者も、この『夢コンサート』の存在が気になっていた。 1960年代から70年代にかけてヒットを飛ばした歌手たちは、バブル期には、ギャラランクに差があったとしても、月に最低でも、5~10本の地方営業をこなしていれば生活は安定していた。ところがバブル崩壊後、演歌の衰退もあって、彼らの仕事は激減。生活に困る歌手も続出した。 『夢コンサート』の出演者の顔ぶれは、往年の映画スター歌手・小林旭、松方弘樹をはじめ、西城秀樹や元狩人、柏原芳恵、新沼謙治、三善英史、あいざき進也といった過去のスターたちばかり。昨年末、同コンサートに出演しているある歌手のマネジャーと、パーティーで同席する機会があった。そのマネジャーに『夢コンサート』について尋ねると、「『夢コンサート』を主催する“夢グループ”に年間のスケジュールを押さえられて、仕事が順調に入ってくる。ギャラは安く叩かれますが、仕事がないよりいいですよ。コンサートに出演する歌手たちは、最低限の生活が保障されたようなもんですからね。助かってますよ」と言う。 この話を聞いて、『夢コンサート』は歌謡界の互助会のような気がした。夢グループという会社の社長は石田重廣氏。都内でユーコーという通販会社を経営。同社のメイン製品だった“シルク100%掛け布団”という触れ込みの製品が、08年に実際は半分程度のシルクしか入ってないことが判明し、景品表示法違反で公正取引委員会から行政処分を受けたことを記憶している。その時に同社のCMキャラクターを松方弘樹が務めていた。さらに3年前に石田社長は、当時、参議院選挙に出馬して注目を浴びていた元アイドル女優の岡崎友紀との“金銭トラブル”を「週刊文春」(文藝春秋)に報じられたことがあった。石田氏は岡崎の元所属事務所社長で、彼女に莫大な金を貸しているという告発だった。 石田社長はあくまで通販会社の社長で、松方のタニマチだとばかり思っていたが、岡崎の元事務所社長で『夢コンサート』で売れなくなった歌手たちに活動の場を与えて、ファンを喜ばすという仕事をしていたのだ。毀誉褒貶ありそうな、この人物の評価はなんとも難しいが、この際、お家騒動が原因でいまだに芸能界のメインステージから干されている小林幸子を『夢コンサート』に出演させて、救ってやってほしい。このままだと小林は消滅しかねない。 (文=本多圭)「蛍前線」(BounDEE by SSNW)
毎日の仕事に忙殺されて雑誌を読む間もないビジネスマン必読! 2大週刊経済誌「週刊東洋経済」(東洋経済新報社)と「週刊ダイヤモンド」(ダイヤモンド社)の中から、今回は「東洋経済」の特集をピックアップし、最新の経済動向を紹介します。 「週刊東洋経済 5/11号」の特集は『不動産 2極化時代 勝ち組物件の見分け方』だ。 「黒田東彦総裁の下、日本銀行が世界中を驚かせた4月4日の『異次元緩和』以降、投資マネーの動きが活発化。金融緩和翌日の株式市場では、上昇率上位50銘柄のうち半数以上を不動産関連株が占め、まるで不動産バブル再来の幕が切って落とされたかのような様相だ。 明るさが見え始めた不動産市場だが、業界関係者が今後のキーワードとして口をそろえるのが『二極化』だ。新しく耐震性が優れ立地もよいオフィスビルは活況だが、空室がなかなか埋まらないオフィスビルもあるという。投資マネーが触手を伸ばしているのも賃料上昇が見込める優良物件に限られている」。 今号はその物件の見分け方を特集する。 『[part1 マンション編]「住宅すごろく」第2幕 都心への逆流が始まった』では、「いまは賃貸アパートだが、いつかはマンション、そして戸建住宅……」という「住宅すごろく」のゴールとして持ち家需要の受け皿となっていた郊外は、住民の高齢化が進展。若い世代はこうした高齢化した郊外を敬遠し、職住近接の都市部のマンションにだけ興味を示す。 地価にも同様の傾向が表れている。「都心部の中央区・月島、千代田区・市ヶ谷、さらに駅周辺に大型マンション供給が相次いだ川崎市・武蔵小杉は過去10年で地価が上昇。一方、埼玉・所沢、千葉・柏などの郊外エリアは地価下落が続いている」。 『[part2 オフィスビル編] 賃料は底打ちだが好立地・高機能ビルに人気集中』では、オフィスビルなどの収益物件には、国内外ファンドやREIT(不動産投資信託)、富裕層の投資家などからの引き合いが強まっているが、人気が集中しているのは耐震性が優れ立地もよい物件だ。 つまり、少子高齢化による人口減少時代を迎え、立地が「勝ち組」物件かどうかを決める目安になってくるということだ。 国立社会保障・人口問題研究所が3月に発表した「日本の地域別将来推計人口」によると、「首都圏で2010から2025年の間に人口が増える」と予測されている自治体の上位には、横浜・都筑区(1位・17.1%増)、東京・中央区(2位・16.6%増)、川崎・高津区(3位・10%増)、千葉・緑区(4位・8.8%増)、川崎・麻生区(5位・8.2%増)といったエリアが並んでいる。一方、人口の減少率が大きい自治体には、神奈川・横須賀市(1位・10.7%減)、東京・青梅市(2位・10.6%減)、埼玉・三郷市(3位・9.3%減)、千葉・我孫子市(4位・8.7%減)、埼玉・深谷市(同率5位・8.4%減)、東京・足立区(同率5位・8.4%減)と都心まで比較的時間を要する地域が目立つ。 特集では2025年までのデータしか紹介されていないが、インターネット上で簡単に入手できて、もっと衝撃的なのが、「首都圏で2010から2040年の間に人口が増える」と予測されている自治体のデータだ(http://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson13/1kouhyo/gaiyo_4-1.pdf)。2040年といえば、今から、30年の住宅ローンを組んだ場合、やっと残債が見えてきたころだ。ローンを30年支払ってきた方々にとっては今後その物件をどうするか見直す時期でもある。 「首都圏で2010から2040年の間に人口が増える」と予測されている自治体の上位は横浜・都筑区(1位・25.2%増)、東京・中央区(2位・16.6%増)、川崎・高津区(3位・11.1%増)、千葉・緑区(4位・8.7%増)、東京・江東区(5位・8.5%増)、川崎・麻生区(6位・7.5%増)といったエリアが並んでいる。 一方で、人口の減少率が大きい自治体には、神奈川・横須賀市(同率1位・25.3%減)、東京・青梅市(同率1位・25.3%減)、埼玉・三郷市(3位・25.2%減)、千葉・花見川区(4位・23.3%減)、埼玉・春日部市(5位・22.1%減)とほぼ4分の1の人口が減ってしまうエリアが続々と出てくるのだ。なお、「2025年まで減少率」同率5位だった東京・足立区は21.3%減で、埼玉・深谷市(6位・21.5%減)に続いて7位だ。こうしたエリアは「飛びついてはいけない」エリアということになる。 地域の人口動態は消費や賃貸などの経済活動を通して、地価に影響を与えるため、人口減少地域では今後、地価の上昇は見込みにくい。それどころか、2040年、30年の住宅ローンを組んでやっと残債が残りわずかに、いっそのこと物件を売ってしまおうと考えても、買い手がいない……という事態に陥りかねないのだ。注意が必要だ。 なお、「週刊エコノミスト 5/14号」の特集も『資産インフレでどうなる 不動産と相続』と不動産特集だ。「エコノミスト」は記事『REIT過熱 REITを買うなら「今じゃないでしょう!」』(現在1500ポイントの東証REIT指数は1300ポイントの調整局面まで待つべき)、「どうなる?地価 東京を中心に上昇基調も 投資家・銀行は慎重姿勢」(2000年代に傷ついたミニバブルの記憶から慎重に投資)、「どうなる?オフィス賃料 今年半ばに反転の可能性 利便性でエリアは選別」といった不動産バブルへの懐疑的な見方の記事が並んでおり、買いどきを煽ったライバル誌「週刊ダイヤモンド」4/20号特集『今、買うならこれだ! マル得マンション』との差別化が図られている。 経済3誌がこの春の不動産動向に関する特集を組んだことになる。経済3誌を見た結論からいえば、現在は異次元金融緩和によるマネー流入が一部の価格(株式、不動産価格)を押し上げている。このため、現在、不動産に手を出すのは、高値づかみの可能性が高い。改正された相続税対策でどうしても買わざるを得ないという富裕層以外は買う必要はないのではないか。 もし、それでも買うとすれば、人口増加率が見込まれるエリアを選ぶのが賢明ということになる(しかし、そういったエリアはすでに高値だ)。実際に買って住むという人は、今回のバブルがはじけるまでお金を貯める。地価が落ち着いた数年後に、中古物件を買い叩けばいいということだろうか(対個人の中古物件売買は消費税の対象とならないために2014年、2015年の消費増税にも左右されない)。 (文=編集部) ■おすすめ記事 アイドル・谷桃子も被害、芸能人を狙う窃盗詐欺の手口を告白「怪しいと思わなかった」 「初音ミク」長期ブームを支える、販売元クリプトン社の“驚異的な”ライセンス戦略? ブラック企業化する医療現場 勤務医や看護師への患者の暴言・セクハラ、長時間労働 「マッキンゼー流」のトレーニングで一流の問題解決力を身に付けろ! ドコモ、iPhone販売拒む3重の壁…「今年確実」「絶対ない」業界内で割れる見方(「Thinkstock」より)
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