女子もグラビアを楽しむ時代!? ロリータはもはや男性だけのアイテムじゃない

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劇中のイメージそのままに浴衣姿の鎌田紘子、木嶋のりこ、福見真紀(左から)
 3月23日、新宿ロフトプラスワンで映画『こたつと、みかんと、ニャー。』の公開記念イベントが行われ、主演の木嶋のりこ、福見真紀、鎌田紘子が、「アイドル映画を語ろう」をテーマに、梶野竜太郎監督やアイドル評論家の北川昌弘、雑誌「クリーム」元編集部員の梨田梨子らと本音のアイドルトークを展開して盛り上がった。 「ここ最近、女の子がグラビアを見るという傾向がすごく強くなってきたと感じる」という梶野監督。『こたつと、みかんと、ニャー。』でも、女性からの視点を強く意識し、単なる男性向けお色気映画とは一線を画した新感覚の百合系ファンタジックムービーとして、男性層だけでなく女性層へも作品をアピールしている。
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おなじみマンボウ北川先生と梶野監督
 映画は、とある百合系SNSに同じ会社の先輩(木嶋のりこ)が登録しているのを知った経理部のOL(福見真紀)が、先輩と、別のSNS仲間(鎌田紘子)を誘い出して白馬へ温泉旅行に出かけ、そこで女性同士三角関係に陥って、それぞれの想いをぶつけあうという百合物語。劇中それぞれがSNSでのハンドルネームを名乗っており、木嶋は「ニャー」、福見は「こたつ」、鎌田は「みかん」の名前で登場する。  「単なる恋愛映画にしたくもないし、エロくも作りたくなかった。とにかく女の子の可愛さだけを追求してやりたかった」と話す梶野監督。この映画撮ると発言したとたん、Twitterで女性のフォロワーが増え、「みんな主演の3人のファンだと後で知った。それでこの映画は女の子にも見てほしいって思った。そんな気持ちで撮ったのは初めてだった」と女性からの反響に驚かされたことを明かす。
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グラスを手に和やかな雰囲気で。
 女性が女性アイドルを好きになる傾向は決して今に始まったことではないが、同席したアイドル評論家の北川は、堂々とグラビアまで楽しむようになった背景として、「音楽系のアイドルが元気になった頃に女性ファンがたくさん増え、そのアイドルたちがグラビアに移行していく中で、彼女らもグラビアときちんと向かい合えるように成長していったのでは」と分析する。  梶野監督もそういった傾向はAKB48の登場以降から強くなったと感じていたという。「モーニング娘。の時代は、つんくさんがなかなか彼女らを水着にさせようとしなかった。可愛いんだからどんどん水着も出すべきでしょうという考え方は、AKBの時代になって、秋元さんが浸透させた」と持論を展開。女性がグラビアを堂々と楽しめる時代になった背景に、今のAKB48の活躍が大きいと指摘した。  監督はさらに、「今はアイドルご本人たちも、同性のアイドルが好きだったりする」と指摘。この後、会場では出席者それぞれのお奨めアイドルグラビアビデオがダイジェストで上映されたが、監督の指摘通り、上映中は「可愛い!」「肌が奇麗!」「笑顔が可愛い」「妹にしてずっと側に置いておきたい」と、男性陣以上に木嶋、福見、鎌田の3人の方が大盛り上がりを見せ、会場を沸かせた。  ちなみに彼女らが選んだお奨めDVDはジュニア系アイドルのビデオが多数だった。福見は「ロリっぽい顔が好き」と後輩のイメージビデオを、また鎌田も着エロ系ロリータ路線のビデオを推奨するなど、男性が好きだというと毛嫌いされそうなロリータアイドルのビデオが、むしろ女性からは「可愛い」という視点で受け入れられていることも判明。
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 梶野監督は「こんなふうに、どこでも小中高生のグラビアを売っている国は日本だけ。ロリコン王国とか言われながらも、逆に言えば、SPEEDやモー娘。がそうだったように、小さい頃からアイドルとしてデビューできる環境があるので、アイドルをやりたい人にはいい状況なのでは」と肯定的。もっとも木嶋らは、アイドル側の立場として、女性から好かれるのは悪い気はしないようだ。「女の子に可愛いって言われたらむしろ嬉しい」と女性ファンからの反響はウェルカムだという。  イベントでは他に、グラビアを撮られる側の気持ちとして、鎌田がデビュー作のとき慣れてなくて、泣いてしまったエピソードを披露。「水着になる理由とかもよくわからなくて、確かトイレでトイレットペーパーでぐるぐる巻きになって放心状態になるというシーンを撮らされて、そのシーンが嫌で、泣いてしまった」と告白したり、木嶋が「ライバルにものすごい大胆な子がいて、その子に対して撮ってるカメラマンとかが横であからさまにいいなって言ってるのを聞いて、負けたくないって思って頑張ってた」と当時を回顧。福見も福見で男性の興味本位の視点から水着を撮られることに対し、「撮影中は余計なことは何も考えていないから平気。いろんな衣装を着れたりで嬉しい」と発言するなど、本音トークで最後まで盛り上がった。  映画『こたつと、みかんと、ニャー。』は3月30日よりシネマート新宿にて1週間限定レイトショー中。 (文・写真=名鹿祥史)

三陸の海が育んだ新しい生命『ダンゴウオ―海の底から見た震災と再生―』

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『ダンゴウオ―海の底から見た震災と再生―』
(新潮社)
 津波が洗い流した車や家は、見るも無残な形で海の底へと引きずり込まれた。その残骸は今も海の底に残り、静かに波に揺られている。水中写真家の鍵井靖章による『ダンゴウオ―海の底から見た震災と再生―』(新潮社)は、三陸の海の底でダンゴウオというかわいらしい魚に出会ったことをきっかけに、海底が徐々に復興していく様子を切り取った写真集だ。  震災後、わずか3週間で取材のために宮古の海に潜った鍵井。リアス式海岸に育まれた美しい海だったそこは、数メートル先も見渡すことができないほどに濁っていた。地上と同じようにガレキが散乱し、ゆったりと泳ぎまわる魚たちや、潮の流れにゆらめく海藻の姿などは皆無。そのままの形で流された家、転覆したままの漁船、海の中でも、地上と同じように目を背けたくなるような光景が広がっていた。しかし、この絶望的なダイビングの中で、鍵井は親指の爪ほどしかない大きさのダンゴウオに出会う。ぷっくりと丸い形をしたこの魚は、ダイバーから「北の海のアイドル」として人気も高い。ダンゴウオと奇跡的に出会えたことが、鍵井にとって写真集をつくる大きな原動力となった。  鍵井は2年にわたり、定期的に三陸の海に潜った。当初はガレキまみれの海底は濁った色彩のない世界であり、ウニやウミウシなどには出会うことができても、魚に出会うことができなかった。しかし、時が経つにつれ、水は澄みわたるようになり、海藻が生い茂り、ハゼ、カジカ、アイナメなどの魚たちが姿を表わす。少しずつ、海は元の姿を取り戻していったのだ。 「津波にもまれた海で、新しい命の姿を見たときに、『生命を撮影したい』と思うようになりました(略)被災地で生まれる新しい生命から、東北の海の力強さ、底力を感じずにはいられない」  震災から1年。津波にさらわれた海でかわいらしいダンゴウオやリュウグウハゼたちが卵を産み、稚魚を孵化させていく様子は、まさに自然の力強さを実感させるだろう。大津波でも流すことのできなかった生命は、また新しい季節に新しい生命を生み出していく。  本書の中でも特に印象的なのが、車の残骸の写真だ。ワンボックスカーと思われる車の中にはオキアミが集っていた。そのオキアミを求めてシートベルトにはウニ、ワイパーレバーにはヤドカリ、タイヤはカニの家になっている。海の底には不似合いなガレキも、自然はその一部として受け入れて、生き物たちはそこでそれぞれのドラマを紡いでいく。  震災から2年がたち、地上のガレキは撤去され、生活を取り戻しつつある人々も多い。メディアには「復興」という言葉が飛び交っている。しかし、僕が以前取材した福島県に住む被災者は「復興という言葉はピンとこない」と語っていた。ガレキが取り除かれたら復興なのか、建物が元通りになったら復興なのか、それとも避難者がゼロになり仮設住宅が取り壊されれば復興なのか――。メディアが喧伝する「復興」は、時に当事者にとって、まったく実感を得られない空疎な言葉として響いてしまう。  大地震や津波は自然の力によって引き起こされた。だからこそ、その傷跡を回復するのもまた、自然の力なのではないだろうか。ゆっくりと、静かに変化していく海底の景色を眺めていると、「復興」という言葉が少し実感できるような気がする。 (文=萩原雄太[かもめマシーン]) ●かぎい・やすあき 1971年、兵庫県生まれ。オーストラリア、伊豆、モルディブでダイビングガイドを行う傍ら、水中撮影に励む。1998年、モルディブより帰国後、フリーランスとして独立。水中のあらゆる事象を精力的に撮影し、プランクトンからクジラまで、独特の世界観で水中の世界を写し取る。1998年「ミナミセミクジラの海」で第15回アニマ賞受賞(平凡社)、2003年日本写真協会新人賞受賞。

実はジャニーズエリート! V6・長野博のグルメだけじゃない魅力に迫る

博、いいTシャツ着てんじゃ~ん

泣く子も黙る芸能界のドンであるジョニーさん(81)に、大好きな男のコのコト、いろいろ聞いちゃえ!!

[今月のジャニタレさん]
長野 博 (40歳)

1972年10月9日、神奈川県生まれ。A型。V6のメンバー。趣味のサッカーでは川平慈英と同じチームに所属。車やバイク好きとしても知られる。近年はグルメタレントとして活躍し、レポーターのほか、雑誌のグルメ連載なども多く抱える。実は巨乳好きという意外な(?)一面も。

――さて、今回はジャニーズきっての食通として知られる長野博くんです。「京都日帰り食べ歩き9軒」や「横浜中華街7軒ハシゴディナー」など、プライベートでバラエティ企画のような弾丸ツアーをこなす食へのこだわりから、「ジャニ麿呂」なーんてからかわれていたのも今や昔、いつの間にやら本格派のグルメタレントとして活躍していますね。自身で2冊目のグルメ本も上梓、グルメ関係でレギュラー番組も増えているし、『アイアンシェフ』(フジテレビ系)で審査員を務める姿もさまになっていました。

袋に埋め込んだ器具のボタンを押したらすぐ勃起!? 驚くべきアジアのED治療事情

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『男の壁』著者・工藤美代子氏

 「ED(勃起不全)」は、中高年の病気だと思ってはいないだろうか。日本におけるED患者数は1,130万人。原因は、大きく分けて「心因性(=精神的な問題)」と「器質性(=肉体的な問題)」の2種類があるが、特に心因性のEDは若年層にも珍しくないという。

 ノンフィクション作家の工藤美代子氏は、親友の不倫相手がEDになったことをきっかけに、ソウル、台湾、上海、北京、タイとアジア各地域のED事情を取材し、『男の壁 ED患者1130万人時代を生きる』(幻冬舎)を上梓した。EDの捉え方、治療法も各地域によってさまざまだが、それにまつわるセックス観もさまざまだ。自分に合った治療法を求めて海外に赴くということも可能になった昨今、自分が、あるいはパートナーがEDになった時、どうすればいいだろうか。著者の工藤氏にインタビューした。

戦犯は石原・猪瀬!? 2020年五輪が東京で開催されないワケ

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 2020年夏季五輪の開催地を決定するための、 国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会が、3月27日、開催地候補のひとつであるイスタンブールの現地調査を終えた。    最終候補として残る3都市のうち、マドリード、東京に次ぐ最後の現地調査先となったイスタンブールについて、評価委のクレイグ・リーディー委員長は「非常によくまとまった素晴らしい内容で、オリンピックに対する熱意を感じた」と高評価。マドリードを訪れた際の「経済危機の影響は見られない」や、東京についての「プレゼンの質は高かった」とする感想と比べても、イスタンブールは明らかに好感触を得た格好だ。  歴代32番目となる五輪開催地の決定は、9月7日にブエノスアイレスで開かれる第125次IOC総会を待つことになる。しかし、「おそらくイスタンブールで決定でしょう」と話すのは、全国紙国際部記者だ。 「イスラム圏初の五輪開催地という座をかけて臨むイスタンブールは、インフラ整備のための予算として192億ドルを見積もっている。これはマドリードの予算の10倍で、東京と比べても格段に大きいもので、新興国ならではの盛り上がりを見せています。さらにリーディー委員長は、今年2月にも東京開催の懸念材料として尖閣諸島問題に言及していて、東京はかなり分が悪い。東京開催の可能性は、3候補中3位と言わざるを得ない」  そもそも、尖閣諸島が係争地として世界に知れることとなったのは、当時、東京都知事と副知事だった石原慎太郎氏と猪瀬直樹氏による尖閣購入計画だ。その後、紆余曲折を経て日本政府が購入することとなったが、香港活動家の尖閣上陸や中国全土での反日デモに繋がったことは周知の事実である。  石原氏の念願だった東京五輪開催だが、自身の言動によって招致活動が窮地に立たされることになるとは……。 (文=牧野源)

マリファナ吸引器具が写った写真が流出! J・ビーバーは「あと3年」!?

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この頃はスーパーアイドルとして輝いてたのに!

 今年1月にパーティーでマリファナらしきものを吸う写真が流出し、2月にゲストホストを務めた深夜バラエティー番組『サタデー・ナイト・ライブ』のコントでマリファナ吸引を謝罪し「2度としない」と断言したジャスティン・ビーバー。しかし、その後もマリファナを吸っているというウワサが飛び交っている。

 昨年末に、全身全霊をかけて愛したセレーナ・ゴメスに捨てられてからというもの、失意のどん底をさまよっているジャスティン。彼がマリファナを吸っていると確信し、決定的瞬間をカメラに収めようと執拗に追い掛け回していたパパラッチが元旦早々、交通事故死するという後味の悪い事件が起きたのを皮切りに、マリファナらしきものを吸引する写真が流出したり、マリファナ常習者だと言われたり、咳止めシロップと炭酸飲料を混ぜて飲んでラリっているとゴシップされるなど、黒いウワサに付きまとわれている。

統一教会系団体が靖国神社で慰霊祭

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宗教、洗脳、自己啓発セミナー、悪徳商法……身近に潜むニッポンのカルトな風景に「やや日刊カルト新聞」の藤倉善郎がゆる~く切り込む!  世界基督教統一神霊協会(統一教会)といえば、壺や印鑑を高額で売りつける「霊感商法」で有名ですが、一方で反共産主義活動を展開して日本の保守系人脈とも交流が強いことで知られています。ところが韓国の教団本体は、関連企業を使って北朝鮮で商売をしたり、日本人信者たちが韓国で「(日本の)従軍慰安婦問題」について謝罪してみせるパフォーマンスをするなど、日本での政治的スタンスとは逆のことをしていたりします。そんな統一教会の関連団体が、3月7日に靖国神社で「戦没者と東日本大震災犠牲者」の慰霊祭を行うと聞き、行ってみました。 ■反日カルトが靖国で?  統一教会は1960年代から、勝共連合という関連団体を使って反共運動を展開してきました。その関係から、日本の保守系人脈とも関係が深く、かつて安倍晋三首相などが統一教会の合同結婚式に祝辞を送ったことなど、自民党議員の関係もしばしば指摘されます。  一方で統一教会は、共産主義国家である北朝鮮で関連会社による観光事業や自動車の製造販売を展開しています。また2012年に韓国で、従軍慰安婦問題について「日本人たちが謝罪する」というイベントが行われているのですが、そこで「日本人代表」として謝罪した日本人参加者たちは合同結婚式で韓国人と結婚した日本人妻信者だと韓国メディアから指摘されています。  共産国で商売をし、韓国で反日活動に関わったとされる宗教が靖国神社で慰霊祭をするというのですから、まるで悪い冗談みたいな話です。  東日本大震災についても同様です。震災から半年ほどたった頃、統一教会では信徒組織の代表者(当時)が東日本大震災について、「このくらいしたら日本が本当に悔い改めるはず」「このくらいすれば真の御父母様(教祖・文鮮明夫妻)の入国もさせる」という意図で起こしたものだと講演していました。震災を、自分たちの宗教的な正統性を主張するネタにしているわけです。  また統一教会は、地震発生の数日後には、信者の全家庭に対して1世帯40万円の献金を指示しました。当時まだ存命中だった教祖・文鮮明は、被災地に義捐金1億4000万円を寄付したとされていますが、40万円で割ると350万世帯分です。統一教会でははるかに多くの日本人信者が合同結婚式で結婚していることになっているので、被災地に送ったカネより多くのカネが集まっていそうなのですが。
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■「左翼じゃない」認定もらいました  3月7日に靖国神社で慰霊祭を行ったのは、宗教新聞社と平和大使協議会という2つの統一教会関連団体です。慰霊祭のタイトルは「戦没者並びに東日本大震災犠牲者の追悼慰霊祭」で、今年で2回目。  共産国にすり寄り、韓国での反日活動に関わり、東日本大震災に際して被災者を愚弄した統一教会の関連団体が、靖国神社で戦没者と震災犠牲者の慰霊祭を行う。取材に行くまでもなく無茶なイベントです。  前日に事務局に「取材で入りたい」と電話したところ「会場がもういっぱいなのでお断り」と言われてしまいました。当日、受付でも、一旦は入場を断られたのですが、受付の前で慰霊祭参列者とおしゃべりをしていたら、主催者からこう言われました。 「あ、この人は入ってもらって大丈夫ですよ。左翼じゃないですから。いま下(会場の1階)に左翼がうろついていますが、この人は違います」 「昨日お電話くださった藤倉さんですか? 断ってすいませんでした。左翼の方が中に入ろうとしていたので警戒していたんです」  なんだかよくわかりませんが、私が左翼ではないことは確か(だと思う)なので、ありがたく慰霊祭を取材させていただくことにしました。 ■神道・仏教・キリスト教が揃い踏み  出席者は主催者発表で約100人。司会は宗教新聞代表・前田外治氏です。まずは国歌斉唱。左翼ではない私は、日本国民として日の丸に礼をして君が代を歌いました。  続いて、靖国神社の元宮司・湯沢貞氏が「宗教新聞の立場から」と称して挨拶に立ちました。 「(靖国神社には戦犯が祀られていると言われているが)日本の法律上、“戦犯”というものはありません。日本の政治家の中にも“戦犯”という言葉を使う人がいるが、もっと勉強してほしい。石原慎太郎氏が国会で安倍晋三首相に対して、“靖国に行かなくていいから、陛下に行っていただくように進言を”と言っていた。両陛下に揃って(靖国に)参拝してほしい」  その後、神道、仏教、キリスト教の聖職者が順番に出てきて、慰霊の儀式を執り行いました。  会場では式次第も配られず、慰霊を執り行う宗教者たちの所属・氏名が書かれたものも配られませんでした。慰霊の際に司会が所属や氏名を読み上げたのですが、取材後、筆者は主催者から「個人攻撃を受けるから、個人名や所属宗派などは記事にしないでほしい」と言われました。批判を浴びるであろう自覚はあるようです。  今回の慰霊祭、参列は事前申し込み制で、事前に申し込んで断られた人もいました。一般には公開しない仲間内イベントのようなので、私としても宗教者の個人名を晒すまでのことはないかなと思うのですが、宗派等の所属団体くらいは公にしておくべきだろうと思います。少なくとも会場では所属宗派も読み上げられた上で慰霊を執り行っているわけですから、単なる個人活動ではなく、宗派の看板が統一教会系イベントに並んだともいえるからです。
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【神道】 にっぽん文明研究所3名 茨城県と長野県の神社の神職3名 【仏教】 法華宗真門流1名 真言宗智山派1名 浄土宗1名 【キリスト教】 カトリック1名 日本基督教団1名 ?1名  統一教会を名乗る宗教者はいませんでしたが、カトリックを名乗るキリスト者は、統一教会のネット放送でキリスト教講座を担当していた人物でもあります。 ■祈りの言葉で「中国ガー」「北朝鮮ガー」  慰霊を行った宗教者のうち、キリスト教による祈りが最も扇情的でした。 「全能の父なる御神、慈愛に満ち溢れたもう天のお父様。私たちはここに、先の大戦で戦火に倒れた方々の鎮魂と、東日本大震災で亡くなられた方々の慰霊のために集まりました。これらの方々は、間違いなく日本のために犠牲になられた方々だと思います。先の大戦で亡くなられた方々は、新生日本の布石となられ、その犠牲において戦後日本の67年に及ぶ平和が作られました。感謝いたします。言葉では言い尽くしえぬ感謝です。しかし、その尊い犠牲によってもたらされた平和も、軍事大国の道をまっしぐらに進む中国や核武装を急ぐ北朝鮮、領土的野心を捨てないロシアなどの動きによって、日に日に危ういものとなっています。67年の栄誉栄華に酔いしれた日本には、公徳心を失い、国を守る気概も覚悟も持たない、愚かな民となり、滅びの時をただただ指を咥えて見ている、情けない姿を呈するようになりました。おお神よ、この国を救い給えと祈らざるをえない状況でありました。このような危機的な状況の中で、あなたは日本に覚醒の一撃を与えました。さる3月11日に起こった東日本大震災は、そのようなものであったと信じます……」  靖国神社で日の丸を前にして日本人の公徳心を語り、「中国ガー」「北朝鮮ガー」と神に祈る、憂国のクリスチャン。カッコイイですね。  それにしても、統一教会系イベントにこうやって参加して宗教儀式までやってしまった各宗教者たち、大丈夫なんでしょうか。統一教会が反日カルトだということ以前に、霊感商法や偽装勧誘、多額の献金等で社会問題化している宗教団体なんですが。 「カルトなニッポン見聞録」過去記事はこちらから ●ふじくら・よしろう 1974年生まれ。東京出身。0型の乙女座。宗教やスピリチュアル団体をめぐる「カルト問題」を取材するフリーライター。ニュースサイト「やや日刊カルト新聞(http://dailycult.blogspot.jp/)」主筆。著書に『「カルト宗教」取材したらこうだった』(宝島社新書)。

ぬるい『情熱大陸』の少女時代ドキュメンタリーでは国家の壁を超えない!?食事風景さえ追わない…

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) オセロ中島の早期復帰熱望に、テリー伊藤「病気直ってない。復帰前にすべきことある」 うつ病・社畜・就職浪人…… 生きづらい社会になった日本に全世界が同情中? 小出恵介はポスト・ジミー大西? お笑い芸人より目立つ“ギョウチュウ”俳優の発見 ■特にオススメ記事はこちら! ぬるい『情熱大陸』の少女時代ドキュメンタリーでは国家の壁を超えない!?食事風景さえ追わない… - Business Journal(3月29日)
少女時代
う〜んべっぴんさんぞろい。(「Wikipedia」より)
ーー『カンブリア宮殿』『ガイアの夜明け』(共にテレビ東京)『情熱大陸』(TBS)などの経済ドキュメンタリー番組を日夜ウォッチし続けている映画監督・松江哲明氏が、ドキュメンタリー作家の視点で裏読みレビュー! 今回の番組:3月24日放送『情熱大陸〜少女時代』(TBS)  「政治の軋轢を文化は超え得る」というナレーションに重なる、さいたまスーパーアリーナの風景に期待が高まった。  会場を埋め尽くす人の群れが凄い。「ハリウッドを超えた」という宣言で攻めて来た映画『シュリ』や、ヨン様ブーム、K-POPの人気もここまで来たか、と確認させられるオープニングカット。そして、このナレーションが意識しているのは最近の韓流ブームに対する反発についてだろう。  だが、少女時代はこんなにも支持されているのだ、と。  数々の雑誌記事とテレビ出演、中でも紅白歌合戦の映像がそれを証明している。しかし、色味を落としたコリアンタウン、新大久保の映像に「だが、去年の夏以降、日韓外交は急速に冷え込んだ」とナレーションが続く。「音楽番組への韓国人アーティストの出演機会が減った」とも。  僕はここである期待を抱く。  日本のアリーナを満員にする韓国トップアーティストの少女時代を通して、文化が政治とは別の力を持っていることを描いてくれるのではないか、と。画面左上の「日本初! 長期密着素顔と日常」という煽りも効いている。しかし、結論を先に書くと番組はどうにも消化不良のままで終わってしまった。  30分弱を通して描かれるのはメンバーのダンス練習とライブのリハーサル風景。オフショットと言っても私生活が撮れる訳ではない。打ち合わせ中、あまりに過酷なスケジュールに眠ってしまうメンバーがいれば、キャメラはそっと近寄って「聞こえてきた、小さな寝息」という倒置法がビシッと決まった『情熱大陸』的なナレーション。 『情熱大陸』よ、あまりにやさし過ぎないか。  以前、この連載で「本番中の役者の視線に入ってキャメラを回すのは失礼だと思う」と書いたこともあるけど、今回は引き過ぎではないのか。というか遠慮してるようにも見える。クリスマスイブに仕事で日本にいて、スタッフが「一年で一番大切な日に日本にいてくれてありがとう」という言葉をかけるけど、僕の印象では韓国はそれほどクリスマスイブに熱心とは思わない。「『(クリスマスは)恋人と過ごす日!』なんて言ってるの、日本人だけだよ」と、外国人の友人に言われたこともある。数年前、ソウルでイブを過ごしたこともあるが、逆に日本の過剰さを知ることが出来た。そんな日にも頑張って仕事をして、先に帰る『情熱大陸』スタッフに対し、全員起立して礼をする少女時代のメンバーというシーンがあるのだが、僕は「え、これを見せ場にしちゃうの」と取材の甘さを思ってしまった。というか取材対象者より先に帰る時点で密着じゃないし。そんなつまらないツッコミをしてしまう程、僕には残念な回だったが、だからこそ見えるモノもある。  それは少女時代が、日本で受ける取材には日本語で答える、というスタンスをとっていること。彼女たちの多くは、片言ながらも可能な限り日本語で伝えるようにしている。例えば日本ツアーについて聞かれればメンバーの一人であるスヨンは「楽しみですけど。すごく緊張してる。まだステージのフォーメーションとか分からなくて、今から行って、それのリハーサルをするんですけど、覚えるのがプレッシャー」と答えた。僕がこうして文章に起こすと、彼女が流暢に答えたかのように思われてしまうが、実際は句読点の間にどう伝えるべきか悩んでいる“間”がある。彼女たちが、できるだけ正確に、誤解のないように思いを伝えるその姿は、胸に迫るものがあった。  外国人が日本語を話す時、僕らはどこか微笑ましい気持ちになる。そこに一生懸命さがあるからだろうか。それとも懐かしい気持ちを刺激されるからだろうか。伝えたい、という気持ちを自然な会話や通訳を交えた交流よりも強く感じることは間違いない。ファンもそんな想いを感じて、より応援するのだろう。  そんなインタビューの後に彼女はスタッフに「ご飯食べましたか」と聞く。スタッフも彼女に同じ問いをすると「ご飯、ここで食べます」と楽屋に入った。僕は過密なスケジュールの中、何を、どんな風に食べるのかが気になるが、キャメラは追わない。食と睡眠は人の無防備な姿を見せてしまう。そういう意味でも撮影に挑んで欲しかった。きっと彼女も、あの雰囲気だったら取材を了解したのではないだろうか。  番組は冒頭で「政治の軋轢を文化は超え得る」と断言していた。その答えを制作スタッフは少女時代のメンバーの口から語らせようとする。だが「一部では韓国のアーティストの活動が少なかったという意見があるけど」という質問に対し、彼女たちは日本語で真意を伝えることは難しそうだ。これにもスヨンは「私の考えでは、音楽には国とか言葉が違っても問題がない。音楽は心から聞いてること。もっといい音楽を作りたい、聞かせたい」と答える。たどたどしくも、懸命さの伝わる日本語で。 「素直な情熱にも国境がない」とナレーションがフォローするが、それを体現しているのは少女時代のライブだ。番組のファーストカットで十分に証明されている。だからこそ僕は『情熱大陸』の視点をもっと見たかった。取材者が気付かない現実を、膨大な取材結果を通して、時には強引な形で見せてしまう、お得意の方法で。やさしさだけでは真意を伝えるのは難しい。 (文=松江哲明) ■おすすめ記事 オセロ中島の早期復帰熱望に、テリー伊藤「病気直ってない。復帰前にすべきことある」 うつ病・社畜・就職浪人…… 生きづらい社会になった日本に全世界が同情中? 小出恵介はポスト・ジミー大西? お笑い芸人より目立つ“ギョウチュウ”俳優の発見 逆三角形で、お腹すっきり! 須藤元気が教えるスーツで出来る筋トレで目指せ、細マッチョ!! 「服が透ける」スマホアプリは透けない!? ワンクリ詐欺で「スケベ野郎!」と罵倒され…