テイラー・スウィフト「次もイギリス人がイイ~」、パーティーで物色

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ふんどしドレスでこんなにキメ顔できるのはテイラーだけ!

 イギリスの人気ボーイズグループ「ワン・ダイレクション」のハリー・スタイルズと破局した後、「しばらく1人の時間が欲しい」と宣言し、バレンタインも特定の男性とは過ごさず、珍しく“彼氏いない歴”を更新しているテイラー・スウィフト(23)。別れた男性のことを歌詞にし、ヒット作を生み出している彼女が米芸能誌「Vibe」で「私の恋愛が長続きしないのは、交際中も『ほっといて』という気持ちがあるから」「いて座は恋に溺れがちだけど、自分の空間を大切にしたい独立心旺盛なタイプの人間なの」と自己分析し、しばらく自分を見つめる時間が欲しいと公言したのは先月半ばのことだった。

 今月10日には第55回グラミー賞授賞式のオープニング・パフォーマンスで、テイラーは未練たらたらの男が「まだ君のことを愛しているんだ」と言う歌詞の部分をイギリス訛りで歌い、ハリーをディスったと話題に。新曲の『I Knew You Were Trouble』も、ハリーに浮気されたことを歌ったものだとウワサされ、浮気男のハリーに落とし前をつけたようだ。

カルトな記者会見と自由報道協会

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宗教、洗脳、自己啓発セミナー、悪徳商法……身近に潜むニッポンのカルトな風景に「やや日刊カルト新聞」の藤倉善郎がゆる~く切り込む!  上杉隆氏という人が代表を務める「自由報道協会」という団体があります。この団体をカルトだと言うつもりはありませんが、私もいちおう報道に携わる身として、違和感を抱きつつ目の隅でややヲチしていました。しかし、まさかカルトネタで「自由報道協会」をいじる日が来ようとは。ましてや自分が自由報道協会を批判する記者会見を自由報道協会で行うなんてことも、さすがに想像していませんでした。 ■自由報道協会にサイエントロジーが登場  自由報道協会をざっくり説明すると、新聞やテレビによる記者クラブが官公庁等の記者会見などを独占しているのはおかしい、雑誌社やフリージャーナリストにも取材させろと主張して、自ら記者会見を開催する団体です。その目的はご立派なのですが、2012年4月、協会は自らが主催する記者会見で、カルト的な宗教団体の宣伝に加担してしまいました。精神医療を批判する4団体が名を連ねて、精神医療被害の実態報告や改善要求を披露した会見で、うち1団体が、宗教団体「サイエントロジー」の関連団体「市民の人権擁護の会」だったのです。  サイエントロジーは、トム・クルーズやジョン・トラボルタなどハリウッド・スターの信者を抱えていることで知られていますが、高額なセミナー料金などが原因で、日本も含めてさまざまな国で問題視されている宗教団体です。教義の一環として、精神医学、特に精神安定剤等の薬の使用を否定しており、「市民の人権擁護の会」はサイエントロジーの教えを広め実践するために教祖ロン・ハバードが創設したフロント組織といえる存在です。  「市民の人権擁護の会」は、自由報道協会主催の記者会見に登場した際、サイエントロジーとの関係を明らかにはしませんでした。協会が事前告知した会見概要等にも、その旨は書かれていません。さらに、ジャーナリスト・岩上安身氏責任編集の「IWJ」なども、「市民の人権擁護の会」がサイエントロジーであることを伝えないまま、会見内容をネットで垂れ流しました。  カルトにも表現の自由がありますから、記者会見をやるのも自由です。しかし、自らの素性を明らかにせずに布教活動をするのは、宗教ステルスマーケティングです。ましてや、そんなものに「報道」だの「ジャーナリスト」だのを名乗る人々がまんまと乗せられるというのは、あまりに恥ずかしい出来事です。 ■自由報道協会いじり  そこで私は、やや日刊カルト新聞の記者たちや、サイエントロジー問題に詳しい紀藤正樹弁護士とともに、自由報道協会で記者会見を開くことにしたのです。もちろん、自由報道協会を批判する記者会見です。  協会に会見開催の依頼を送ると、難なく承認されました。自由報道協会を批判する記者会見を自由報道協会が主催する。なんと懐の深い協会でしょう。  ところが協会側は、私が申請したタイトル「“サイエントロジー記者会見”に関する記者会見」を「サイエントロジーに関する記者会見」に変更するよう求めてきた上、会見概要の説明文を無断で改ざん。協会の問題ではなく、サイエントロジーの問題だけを語る記者会見であるかのように一般告知されてしまいました。  協会は、素性を明らかにしないカルト的な団体の会見情報はそのまま掲載するのに、会見の趣旨を正直に記載した我々の会見情報は、わざわざ違う趣旨に改ざんしてしまったのです。  こういう理不尽なリアクションがあると、よりいっそういじりがいが出てきます。 ■協会代表がルール無視
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 会見では、記者席に自由報道協会の上杉隆代表もいました。私たちがサイエントロジーの問題点や、自由報道協会がサイエントロジーの記者会見を開催したことの問題点、私たちの記者会見の内容について事実と違う告知を行ったことについて会見で語り、質疑の時間になりました。すると、上杉氏は、 「質問ではありませんが」 と前置きして、延々と自己弁護を始めました。そうかと思うと、私が発言している最中に遮りながら 「はい、いいですか? 今のご発言いいですか?」 などと不規則発言をします。  協会の記者会見には、いろいろ小うるさいルールがあります。たとえば会見者に質問する人は持論を展開するのではなく質問をしろとか、質問は1人1問だとか、会見者の発言を遮るなとか。  これらのルールはとても厳格に運用されています。2011年11月の小沢一郎氏の記者会見では、質問をした読売新聞の記者が、小沢氏の返答に納得いかなかったらしく食い下がり、小沢氏の発言を遮りながら何度も質問しようとしました。すると、上杉氏や前出の岩上さんらに取り囲まれ、口汚く罵倒され、その様子をネットで晒されるという仕打ちを受けました。  ところが私たちの記者会見では、このルールを代表の上杉氏自身が破りまくります。そして、自由報道協会の誰も、このルール違反を制止しようとしません。もちろん、上杉氏を取り囲んで口汚く罵り、吊るし上げる人もいませんでした。  自らの権利を主張し他者の行動を制限することには熱心で、自らのルール違反と他者の権利を守ることには無頓着。まさにカルトのような独善ぶり。  今回はカルトそのものをいじるのではなく、カルト的な団体に加担した自由報道協会をいじるという変則的な「いじり」でした。にもかかわらず、気分はすっかり「カルトいじり」です。 ■上杉隆氏の記者会見?  会見での上杉氏の主張の内容も、まるでカルト団体の人と会話しているかのような気分になれるほど、支離滅裂でした。 「自由報道協会の主催の会見の趣旨に対してのタイトルや文言については、自由報道協会に権限があります。主催者側に権限があるのであって、ゲストスピーカーである藤倉さんに文言の権限がありません」(上杉氏) 「であれば、サイエントロジーの記者会見を主催したことに対して、場を提供しただけとはいえない。編集権を持っているのであれば、編集したことに対する責任があります」(藤倉) 「編集権を持った瞬間から責任は発生しますよ。場を貸しただけにならないですよ。ホームページだって、場を貸しただけにはならない」(紀藤弁護士)  編集権というのは、雑誌等の編集部が表現の内容について他から干渉を受けない権利を指すもので、メディアの「表現の自由」を支える上でなくてはならないものです。しかし「編集権」には「編集責任」が伴います。  上杉氏はどうも、「編集権」は重要な事実を隠蔽して人々を誤解させても許されるという権利だと勘違いしているようです。  上杉氏の暴走は止まりません。 「この団体がサイエントロジーとウワサされていることは事前に知っておりました」 とまで言い出したのです。自由報道協会は、サイエントロジー会見の直後、私の取材に対して「サイエントロジーだとは知らなかった」とコメントしていました。なのに、代表者である上杉氏は知っていた。 「私は知ってました。ただ、他の人間が知ってたかどうかは知りません」(上杉氏)  それでは、会見者にサイエントロジーが混じっていることを代表者の上杉氏が知っていながら事務局等に教えず、そのまま会見を開催させてしまったということです。  上杉氏があまりにも不規則発言を繰り返すので、まるで「上杉隆記者会見」のようになってしまいました。おかげで、口を開けば開くほどドツボにハマる上杉氏を堪能することができました。  会見の最後の最後でも、上杉氏は 「質問がありましたので」 などと言って話し始めたりしていました。誰も上杉氏に質問なんかしていないのに。  上杉氏は、人間には聞こえない声を聞く能力も持っているようです。 ■今度は法輪功に加担  この記者会見から5カ月後の2012年10月。自由報道協会は、今度は法輪功の宣伝活動に利用されました。国際人権活動家を名乗るデービッド・キルガー氏による「中国の臓器移植事件について」という会見です。中国当局から弾圧されている法輪功の信者たちが、投獄され、移植用に臓器を奪われているというのです。    この会見を協会に持ち込んだのは、法輪功の関連団体である「大紀元」の広報担当者だったのですが、協会はこの会見と法輪功の関係に触れないまま一般に告知しました。実際の記者会見では、冒頭で司会者が「法輪功の支援団体である大紀元からの要請により開催」とアナウンスしましたが、大紀元は法輪功の支援団体ではなく、実質的にはほぼイコールに近い団体です。なぜって、大紀元を編集したり取材して記事を書いている人や路上で配布している人たちは法輪功信者ですから。  法輪功がカルトかどうかについては、とりあえず断定しないでおきます。彼らの主張がどこまで本当かも知りません。中国で自由に活動できなかったり人権を侵害されているのであれば気の毒に思いますし、法輪功問題に限らず中国は人権上、非常に問題がある国だと思います。  しかし、だからといって、「第三者による意見や報道」であるかのように偽って新聞(大紀元)を発行したり記者会見を行ったりする法輪功の手口が正しいのかというと、それはまた別問題。単なる正体隠しのプロパガンダです。まったく信用に値しません。 ■自由報道協会にご注意を  カルト団体を見て笑っている皆さんの中には、自分はカルトになんか騙されないと思っている人が多いのではないかと思います。確かに、カルトの滑稽さを笑い飛ばせる人は、比較的騙されにくいかもしれません。しかし正体を隠して「事実であれば深刻な問題」といえるテーマを使って宣伝活動をするカルトにも、絶対に騙されないと言い切れるでしょうか。そういった宣伝活動を、自由報道協会のような第三者団体が後押ししていても、絶対に騙されないと言い切れるでしょうか。そういう会見を取材した自称ジャーナリストが、無責任に会見内容を右から左に垂れ流していても、絶対に騙されないと言い切れるでしょうか。  この調子だと自由報道協会もそこに群がる「ジャーナリスト」たちも、今後またどんなカルトに利用されるか、わかったものではありません。みなさん、くれぐれもご注意を。  あと、自由報道協会での「発表モノ」を右から左に垂れ流してきた自称ジャーナリストの皆さん。それって、あなた方が批判している記者クラブメディアと、やっていることは変わりません。カルトに利用される云々以前に、もうちょっと考えてやったほうがいいと思いますよ。 「カルトなニッポン見聞録」過去記事はこちらから ●ふじくら・よしろう 1974年生まれ。東京出身。0型の乙女座。宗教やスピリチュアル団体をめぐる「カルト問題」を取材するフリーライター。ニュースサイト「やや日刊カルト新聞(http://dailycult.blogspot.jp/)」主筆。著書に『「カルト宗教」取材したらこうだった』(宝島社新書)。

“日付以外は全て誤報”な東スポが、あり得ないネタ記事を書く裏事情

【サイゾーウーマンより】
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『東スポ黄金伝説。』/太陽出版
 24日、東京スポーツ新聞社の恒例イベント「第22回東スポ映画大賞」の授賞式が都内ホテルで行われ、審査委員長のビートたけしを始め、三浦友和、西田敏行、壇蜜、キンタロー。など、俳優からタレントまで豪華な顔ぶれが集結した。東スポといえば、「日付以外は全て誤報」とまでいわれる娯楽色の強い夕刊紙だが、芸能界においてここまで影響力を持つのは、それなりの理由が存在している。  東スポの名物記事といえば、やはりUFOやUMAなど、オカルト全開の一面記事だろう。2007年にはカッパの撮影に成功したという記事が大きな話題になり、中高年男性がメイン読者の東スポを、学生や主婦も手に取るという異常事態が発生した。また芸能面でも、要所要所で的確なスクープを飛ばすというのも大きな魅力といえるだろう。 「東スポの記者は、他紙に比べてレベルが高いというか、相当の取材量を常日頃からこなしています。通常の芸能イベントの取材でも、発表内容や登壇者のコメント以外に、誰も気付かない舞台裏や、主催者と報道陣のイザコザなどを記事にしているんです。ほかのスポーツ紙の倍以上の取材をいつも行っているといっても過言ではありません。囲み取材でも、東スポがいる時といない時では、芸能人から引き出すコメントの質がガラリと変わる……なんてこともあります」(週刊誌記者)  しかしそれでも、「所詮東スポだから」といわれてしまうのは、やはり他紙とはひと味もふた味も違った“飛ばし記事”(※不確かな情報や憶測に基づいて書かれた記事)にその所以があるだろう。書かれてしまったタレントはたまったものではないが、どう考えてもあり得ない話を大きく報じ、時に一面を飾ってしまう場合もある。

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祇園の舞妓から銀座の女帝へ……『女帝花舞』が描く女の成り上がり

 歌舞伎町、六本木、すすきの、中洲と全国にはいくつも夜の歓楽街があります。しかし、夜の女たちの頂点といえば、銀座においてほかにはないでしょう。銀座のクラブには、大人の社交場として政治、経済、文化、芸能界など各界の大物を裏から支え続けてた、お水の中でもプロ中のプロの女が働く名店が多くあります。夜の銀座を発展させてきたママたちは、働く女性の先駆けともいわれています。今回紹介する『女帝花舞』は、そのプロが集う街・銀座のクラブを舞台にした女の成り上がり物語です。

がん医療のタブー…効かない抗がん剤、寿命を縮める手術が横行するカラクリ

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 平均年収は300万円以下?! 衰退化が止まらない美少女ゲーム業界の現状 『パズドラ』でガンホーが8倍増益 アイテム商法苦戦でDeNAとGREEの活路は? 読売、清武潰しの実態〜損害賠償1億請求、出版妨害、社員尾行疑惑? ■特にオススメ記事はこちら! がん医療のタブー…効かない抗がん剤、寿命を縮める手術が横行するカラクリ - Business Journal(2月25日)
『どうせ死ぬなら「がん」がいい』
(宝島社新書/近藤誠・中村仁一)
 現在、日本人の死因1位であるがん。がん治療といえば、抗がん剤や外科手術が頭に浮かぶが、慶應義塾大学医学部講師で、昨年10月に『どうせ死ぬなら「がん」がいい』(宝島社新書/中村仁一共著)を上梓した近藤誠氏によると、こうした治療は寿命を縮めるだけではなく、多くの苦痛をもたらすという。  そんな近藤氏に、 「がん患者は、がんではなく“がん治療”で苦しむ」 「がんの9割に抗がん剤は無意味」 「がんの外科手術をしないほうが寿命が伸びる」 「なぜ病院・医者は、無意味だと知っていても、抗がん剤投与や手術をするのか?」 「人間ドックやがん検診で寿命が縮まる?」 などについて聞いた。 ーー本書は『どうせ死ぬなら「がん」がいい』と、かなり挑発的なタイトルですが、なぜ、死ぬならがんがいいのでしょうか? 近藤誠氏(以下、近藤) がんは、ほとんどの場合、最後まで患者の意識はしっかりしていますし、普通の生活を送れます。また、何よりも周りにかける迷惑の度合いが、他の病気と比べて低いので、家族などに惜しまれながら死んでいくことができます。日本人の死因でがんの次に多い心筋梗塞や脳卒中では、なかなかそうはいかない。例えば、脳卒中の場合などは半身不随になって、何年も寝たきりになる人も多いですね。そういう介護生活になると、本人も大変ですが、周りにも迷惑をかけてしまいます。 ーーしかし、「がんは痛い」というイメージがあります。 近藤 皆さんがそういうイメージを持たれているのは、抑えきれないほどの強烈な痛みや苦しみを伴い、のたうち回って死ぬと思われているからでしょう。そういう痛みや苦しみは治療から来るものであって、世間で思われているほどがんは痛くはありません。つまり、患者は手術で痛み、抗がん剤で苦しむわけです。そういう治療の痛みを、がんの痛みだと思ってしまうわけです。痛いのは治療するからですよ。そして不必要な手術をしたり、抗がん剤治療をするから、苦しい死、悲惨な死になってしまうのです。  病院経営という面から見ると、がんの治療というのは、すごく大きな割合を占めています。がんが怖いから病院に来たり、人間ドックを受けたりするわけですよね。でも、医者が「外科手術はほとんど無意味だから、放射線治療でいい」とか、「抗がん剤は効かない」「がん検診や人間ドックは受ける必要がない」というようなことを言い始めたら、誰も病院に来なくなり、治療の数も減って、つぶれる病院がたくさん出てしまいます。だから、医者はそういうことを知っていても誰も言わないわけです。  それから、痛みという意味では、治療を受けて当面延命できた場合には、どこかに転移している病巣が育つ時間を与えるということです。つまり、「骨に転移が出て痛い」「脳に転移して麻痺が出た」というようなことにつながるわけです。これも、やはり治療したがゆえの痛みであり、苦しみです。 ーー外科手術でがんを切り取らないほうが、長生きできるのですか? 近藤 胃がんで外科手術というのは、間違っていると思います。とにかく食事がとれていれば胃がんでは死にません。でも、歴史的に外科医が治療に当たってきましたから、「がんというと外科手術」という風潮がまだ残っているわけです。そして、それを疑わない人が多い。固形がんの治療は、痛みが現れたときに、それを抑えたり、QOL(Quality of life:生活の質)を維持するために緩和的な治療をすればいいと思います。 ーーそれは若い人にも言えることですか? 近藤 若い人こそ先が長いのですから、QOLが高い治療を選ばないといけませんね。「まだ若いのだから、徹底的にやりましょう」と言う医者がいますが、これは罠です。徹底的にやると、臓器を全部摘出されてしまいますよ。気をつけてください。 ●固形がんに抗がん剤は効かない? ーー「がんには、抗がん剤を使うのが当たり前」と思っている人が多いと思います。 近藤 間違えないようにしないといけないのは、がんには血液がんと固形がんの2種類あって、固形がんというのは、胃がん、肺がん、肝臓がん、大腸がん、乳がんのような塊をつくるがんです。このような日本人がよくかかるがんには、抗がん剤は効かない。でも、急性白血病や悪性リンパ腫のような血液がんには効果があります。先日亡くなられた市川団十郎さんが急性前骨髄球性白血病と診断されたのは、2004年でしたね。昔ならだいたい半年くらいで亡くなられていたと思います。団十郎さんの場合も治ったわけではなくて、延命効果ですけれども、それにしてもやはり10年近くも長生きできたというのは、抗がん剤の効果もあったと考えなければいけない。 ーー本の中で、9割の人はがんという病気そのものではなく、治療に苦しめられているとも書かれていますね。 近藤 寿命を縮めるがん治療というのは、すごく多いのです。中村勘三郎さんの場合が典型的ですね。勘三郎さんの場合には、人間ドックでがんが見つかったわけですが、それまではなんの自覚症状もなかったと聞きます。いずれは食べ物などがのどを通りにくいというような自覚症状が出たと思いますが、治療をせずに放置しておけば、あと2~3年は生きられたでしょう。もちろん4月の新歌舞伎座のこけら落としにも出演できました。がん検診を受けてがんが見つかると治療に走ってしまう、これは多くの人が陥りやすい間違いなのです。自覚症状が出てから医者にかかれば十分です。 ーーがんと診断されたら、どのように治療すればいいのでしょうか? 近藤 早期発見努力をせずに、例えば肺がんであれば少し呼吸が苦しいとか、食道がんや胃がんは食べ物が通らないとか、そのような自覚症状が出てがんが見つかった場合は、それは「がんもどき」ではなく、本物のがんですね。それに対しては体が一番楽な治療、つまり外科手術は避け、臓器を残す非手術的な治療を選ぶことです。  選択の道は2つあります。例えば食道がんだと、1つは、食べられなくなっても完全放置することです。そうすると、最後には水も飲めなくなって餓死することになります。健康な人が食べたいのに食べられないというのは悲惨ですが、体が衰弱して食べようと思っても無理というときには、心理的な飢餓感は少なくなるようです。この道を選ぶのはなかなか難しいのですが、体は楽なまま死ねます。  もう1つの道は、放射線治療を選択する道です。食事をすることができるようにもなりますし、長生きできる。それに臓器を残すわけですから、QOL、生活の質の面でもいいですね。12時間もかかる、開胸・開腹手術をしなくても済みます。しかも、比較試験の結果を見れば、外科手術より放射線治療のほうが成績がいい、治療で死ぬ人が少ないというのははっきりしているのです。比較試験というのは、外科手術を受けたグループと放射線治療を受けたグループの2つに分けて、それぞれを5年後の生存率などいろいろな観点から比較するものですが、試験結果は論文などで公表されていますから、外科医も当然知っているはずですよ。 ●病院・製薬会社・厚労省のタブー ーーそうした事実を知りながらも、なぜ病院はがん患者に対し、抗がん剤投与や外科手術を行うのですか? 近藤 まず病院側は、先ほども申し上げた通り、病院経営の大きな部分を、がん検診や抗がん剤投与、外科手術をはじめとするがん治療が占めている。外科医は、手術をしなければ、自分のよって立つものがなくなってしまう。製薬会社にとっても、抗がん剤は大きな収益をもたらせる。そして厚生労働省はこうした現状を是認しているし、基本的には病院、製薬会社寄りの立場です。つまり、外科手術や抗がん剤を否定することは、病院・製薬会社・厚労省にとってタブーともいえます。 ーーそのタブーを侵した近藤さんに対し、圧力がかかったりすることはないのでしょうか? 近藤 20年ほど前、月刊誌「文藝春秋」(文藝春秋)に『がん検診・百害あって一利なし』を載せた際は、病院の上層部から呼び出されて、「謝罪しろ」と言われたりしました。また、今でも肩書は講師のままで、出世させないなどという程度の措置は受けていますが、それ以上の圧力をどこからか受けたりするようなことはありません。また、私の主張は論文やデータに基づいていますので、正面切って反論してくる人もいません。 ーー外科医の方々は、実際に自身や家族ががんになっても、手術をするのですか? 近藤 普段がん患者の手術を行っている外科医でも、自分や母親ががんになると、手術ではなく放射線治療にするケースは多いですよ。 ●がん検査で発がん率上昇? ーーCTスキャンなどを使った検査が原因の発がん死亡率は、日本が世界一だと書かれていますね。 近藤 これほど国民に被曝させている国はないですね。原発事故での被曝量が問題になったときに、特攻隊の隊長さんが27ミリシーベルトの放射線を浴びて問題になりました。ですが、CT検査を受けると普通は20〜30ミリシーベルト程度は被曝しますし、多い人だと50〜100ミリシーベルトの人もいます。CT検査を受けたことで、5~10%くらいは発がんしている可能性があります。10年以上前にイギリスで出された報告では、すでに日本人のがん死亡の3%くらいは、放射線によるものだと推定されました。 ーーがんを予防するには、どのようにすればよいのでしょうか? 近藤 喫煙者は禁煙することです。それから規則正しい生活を送り、適量のバランスがとれた食事をとるのが一番だと思いますね。太りすぎもよくないし、痩せすぎもよくない。メタボと騒がれていますが、ちょっとくらいメタボでも、それほど寿命が短いわけではありません。それから、「長生きしたければ、肉を食べるな」と言う人もいますが、そういうことをしたら逆に寿命を短くしてしまいます。肉ではないにしても、魚や卵など、良質のタンパク質は必要です。  人間は、何万年、何十万年にわたって、炭水化物、野菜、あるいは動物性タンパク質を食べて生きてきました。そして、それに適応して今の体があるわけです。ある特定の食べ物を長く断つと、体にゆがみやきしみを生じることがありますね。 ーー一般にがん予防というと、がん検診や人間ドックが頭に浮かびます。 近藤 がんの中には、大きくならず、あるいは放っておくと消えてしまうものがあります。こういうものを「がんもどき」と言っているのですが、痛い、苦しいなど日常生活で不便を感じる症状がなく、検査や人間ドックなどで見つかるがんは、ほとんど「がんもどき」です。つまり、がん検診や人間ドックなどの早期発見努力をしてがんを無理やり見つけ出すから、放っておけば消えてしまうがんもどきのために臓器を失って苦しむことになるわけです。  死ぬまで気づかずに共存共生できるがんというのは、たくさんあります。50歳以上の男性では、50%以上の人が前立腺がんを持っていますが、普通は気づきませんね。前立腺がんが原因で亡くなる男性は1%しかいない。胃がんでも大腸がんでも、同じような傾向があります。 ーーしかし、会社員は年1回の健康診断を受けなければなりません 近藤 私は、定期的に健康診断を受けさせるのは、人権侵害だと思っているのです。健康診断を義務づけている国は日本以外にありません。でも、そういうことを主張して会社と闘うのは難しいでしょうから、健康診断を受ける際には、がんが発見されそうなものはなるべくやめる。身長、体重、視力を測って、それで済めばそれだけにしておくのが一番ですね。採血検査、それから胃のレントゲンや胸部レントゲンとか、とにかくがんが発見されそうなものはなるべく省く。そうすると、はるかに長生きできますよ。 (構成=編集部) ■おすすめ記事 平均年収は300万円以下?! 衰退化が止まらない美少女ゲーム業界の現状 『パズドラ』でガンホーが8倍増益 アイテム商法苦戦でDeNAとGREEの活路は? 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【小明の副作用】第69回生放送アーカイブ「重大発表はいきなりやってくる」

公式メルマガ始めました!! 2013年2月21日22時00分よりニコニコ生放送で生中継された、アイドルライター小明のトークバラエティ「小明の副作用」アーカイブ。 2013年3月30日に大阪・十三で公開収録イベントが行われることが発表された今回。トーク内容はいつも通り聞いたそばから忘れてしまうようなものですが、エンディングテーマ後にバレンタインプレゼント企画の抽選発表会がありますよ~。 そして!樫原先生の手によるエンディングテーマソング「君が笑う、それが僕のしあわせ」とc/w「星が見えない会えない夜は」のCD&着うたはまだまだ発売中! 【小明の副作用】第69回 放送終了後のお楽しみ【サイゾーテレビ】 →次回生放送 ●着うたURL http://r.dwango.jp/iCG8D6mW ●新作ポスター販売中『サイゾーショップ』 http://cyzo.shop-pro.jp/?pid=48746847
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“当たり前の世界”を見つめ直す、『泣くな、はらちゃん』の無垢な問いかけ

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『泣くな、はらちゃん』|日本テレビ
「テレビはつまらない」という妄信を一刀両断! テレビウォッチャー・てれびのスキマが、今見るべき本当に面白いテレビ番組をご紹介。  3本しか弦がなかったギターの絵に弦を3本描き足し、そのコマに音符を描くと世界にメロディが生まれ、「はらちゃん」は歌い出した。それは新たな世界が生まれた瞬間だった。『泣くな、はらちゃん』(日本テレビ系)は越前さんが日記代わりに描く漫画の世界の住民だったはらちゃんが、彼女の住む(ドラマ上の)現実の世界に実体化して飛び出し、暗く淀んだ自分たちの世界を、彼らにとって創造主で「神様」である越前さんを幸せにすることで変えようと奮闘する物語だ。  脚本を担当するのは岡田惠和。プロデューサーの河野英裕と組むのは、同枠で放送された野心的問題作『銭ゲバ』以来。『泣くな、はらちゃん』は河野Pがこれまで手がけてきた「人間でないものから人間を見て、人間ってなんだろうということを考えてきた」という『Q10』や、『妖怪人間ベム』の流れを汲む作品でもある。はらちゃんを演じるのは、漫画的バカ演技をしたら右に出る者はいない長瀬智也。そしてヒロイン越前さんには、麻生久美子という抜群で絶妙なキャスティングだ。  かまぼこ工場で働く越前さんは、仕事で意地悪をされても「私はね、誰も傷つけたくないし、干渉したりもしないんですよ。人はそれぞれ皆違うわけですから。だからね、私のことも放っておいてほしいわけですよ。私は誰も攻撃しない。傷つけない。だから私にもそうしてほしい」というような自己主張すらできない、地味で自己評価が異常に低い女性。彼女が描いている漫画の主人公がはらちゃんである。越前さんは、そんなはらちゃんに漫画の中で自分の不満ややるせなさを代弁して語らせ、現実世界の八つ当たりをしている。  始まりは、彼女の弟ひろし(菅田将暉)のサイテーな行動だった。彼は姉の部屋へ金目のものを物色しようと忍び込み、彼女が描く漫画のノートを見つけ、それを外に投げ捨ててしまう。すると漫画の世界が激しく揺れ、そこに裂け目ができた。それが現実世界への入り口だった。そうやってノートを激しく振ると、漫画の世界の住民が現実の世界に現れ、また誰かがノートを開くと漫画の世界に戻っていくのだ。  現実世界に放り出されたはらちゃんは、田中(丸山隆平)に遭遇する。彼は越前さんと同じかまぼこ工場で働き、彼女を「神様」と崇め、思いを寄せていた。  はらちゃんは田中の案内で越前さんに出会うと、彼女に訴える。 「あなたが幸せでないと、我々の世界は曇ったままなんです。どうか幸せになってください。そのために頑張って戦ってください。お願いです、神様、世界を変えてください。あなたが笑えば世界が輝くんです!」  彼は、越前さんをライバル視する清美(忽那汐里)、パートリーダーで“何か”を知っていそうな百合子(薬師丸ひろ子)、いい加減だけど憎めない工場長・玉田(光石研)、そして越前さんの母(白石加代子)らに出会い、そこで見るものひとつひとつに驚き「これはなんですか?」と“当たり前”の質問を繰り返す。はらちゃんにとって、現実世界は何もかもが新鮮。なにしろ、漫画の世界は、わずか5人だけがいる狭い居酒屋がすべて。だから、分からないことだらけなのだ。  「犬とはなんですか?」「車とは?」「かまぼこって?」「働くとはどういうことですか?」「猫って?」「漫画?」「恋とは?」「片思い?」「両思いって?」「チューとはなんですか?」と。はらちゃんの無垢な疑問は、世界そのものの意味を揺るがす。その結果、何気ない言葉や物や事象が、胸の中に溶けていくように定義し直されていく。すると、当たり前のことがどこか美しく見え始めるのだ。  越前さんに逢いたいと思うだけで胸が痛くなることを「恋」だと知ったはらちゃんは、それが「両思い」になれば、越前さんが「幸せ」になるのだと教わる。その彼の真っすぐさに彼女は惹かれ、やがて2人は「両思い」になる。しかし、同時にお互いの「住む世界」が違うことに気づく。違う世界に住む2人の恋は「楽しいぶん、切ない」のだ。    第5話ではらちゃんは「死」とは何かと疑問を抱く。 「死ぬってなんでしょうか?」 「どういうことかしらねえ……。世界からいなくなるってこと?」 「いなくなる? それは困ります!」 「死んでいなくなったら、どうなるんですか?」 「消えてなくなるんだろうなぁ、命がなくなるわけだから」 「もう会うことはできないんですか?」  そして、「はらちゃん」「玉ちゃん」と呼び合うまで意気投合した工場長・玉田が突然の死を迎える。悲しみに暮れる越前さんを抱き寄せ、はらちゃんは涙を落とす。 「もう逢えないんですね、工場長さん、玉ちゃんに。悲しいですね……もう逢えないなんて。越前さんも、いつか死んでしまうんですか? イヤです。そんなの絶対イヤです。私も死にたいです……。どうして、私は死なないんでしょうか?」  人は死ぬ。それは抗いようのない人類最大の理不尽でマッチョなシステムだ。そして誰が死のうが、それとはなんの関係もなく世界は続いていく。なんとシュールなことだろう。  『泣くな、はらちゃん』は、はらちゃんという違う世界の人物の視点を通じて、世界を見つめ直すドラマだ。ポップで明るいファンタジーラブコメディの楽しさに腹を抱えて笑いながら、いつの間にかその切なさに泣き、同時に脳の奥で深い思考が駆け巡る。世界とは何か? 物語とは何か? 人間とは何か? 生と死とは何か? と。そして人間が生きること、死ぬことを、ファンタジーの力でしかできない方法で肯定し、救おうとしている。玉田の死を、はらちゃんと越前さんは2人なりのやり方で乗り越える。「玉ちゃん」とは同じだけど違う「たまちゃん」の創造である。一方でそれは、世界や人間の実存自体を問うものだ。「神様」は考えなければならない、「物語の終わり」を。  『泣くな、はらちゃん』はメタの世界でさらにメタの視点に立ち、「物語の終わり」の本質にまで踏み込もうとしている。その時僕らは、はらちゃんと同じ視点で「これはなんですか?」と問答することで、当たり前だと思っていた世界を作り直し「物語の終わり」のその先へ進むことができるかもしれない。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>)

“日付以外は全て誤報”な東スポが、あり得ないネタ記事を書く裏事情

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『東スポ黄金伝説。』/太陽出版

 24日、東京スポーツ新聞社の恒例イベント「第22回東スポ映画大賞」の授賞式が都内ホテルで行われ、審査委員長のビートたけしを始め、三浦友和、西田敏行、壇蜜、キンタロー。など、俳優からタレントまで豪華な顔ぶれが集結した。東スポといえば、「日付以外は全て誤報」とまでいわれる娯楽色の強い夕刊紙だが、芸能界においてここまで影響力を持つのは、それなりの理由が存在している。

 東スポの名物記事といえば、やはりUFOやUMAなど、オカルト全開の一面記事だろう。2007年にはカッパの撮影に成功したという記事が大きな話題になり、中高年男性がメイン読者の東スポを、学生や主婦も手に取るという異常事態が発生した。また芸能面でも、要所要所で的確なスクープを飛ばすというのも大きな魅力といえるだろう。

“日付以外は全て誤報”な東スポが、あり得ないネタ記事を書く裏事情

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『東スポ黄金伝説。』/太陽出版

 24日、東京スポーツ新聞社の恒例イベント「第22回東スポ映画大賞」の授賞式が都内ホテルで行われ、審査委員長のビートたけしを始め、三浦友和、西田敏行、壇蜜、キンタロー。など、俳優からタレントまで豪華な顔ぶれが集結した。東スポといえば、「日付以外は全て誤報」とまでいわれる娯楽色の強い夕刊紙だが、芸能界においてここまで影響力を持つのは、それなりの理由が存在している。

 東スポの名物記事といえば、やはりUFOやUMAなど、オカルト全開の一面記事だろう。2007年にはカッパの撮影に成功したという記事が大きな話題になり、中高年男性がメイン読者の東スポを、学生や主婦も手に取るという異常事態が発生した。また芸能面でも、要所要所で的確なスクープを飛ばすというのも大きな魅力といえるだろう。