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すごくよかった、と紹介されていたので、『おかんの昼ごはん―親の老いと、と本当のワタシと、仕事の選択』(山田ズーニー著、河出書房新社)を読んだ。親を思う気持ちの“王道”というような読者のエピソードも満載。確かにいい話だ。切なくて鼻の奥がツンとする。でもそんないい話に、居心地の悪い思いをしている子どもも少なくないだろう。だって、母親が重い、なんて決して人には言えないから。母親が年老いて弱くなってしまうと、なおさらだ。しかし、年老いても、弱くなっても、重いものは重い。
<登場人物プロフィール>
木村知恵(40) 夫、小学生の子ども二人と東京都内に暮らす
伊藤道彦(43) 木村知恵の兄。独身、東京在住
伊藤好子(72) 木村知恵の母



