美観地区だけじゃない──ビミョーなお楽しみスポット満載だった町・倉敷

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後楽園も、いまやリア充のデートスポットに堕ちたのか……。
 昨年末、取材のため長らく岡山県に滞在した。近年、「大都会岡山」はネットでよく目にするスラング。しかし、大都会であるはずの岡山市の人口はわずか70万人程度。倉敷市など周辺自治体を合わせて、ようやく100万人に達する程度である。そうした岡山県の実態は、先日発売された『これでいいのか岡山県』(マイクロマガジン社)で、じっくりと記した。  今回は、そんな岡山の隠れた観光スポットを紹介することにする。  岡山県で最も多くの人を寄せる観光地といえば、倉敷市の美観地区だ。岡山市には日本三名園のひとつ後楽園があるが、観光客の数ではかなわない。2011年の統計では、倉敷美観地区が323万人なのに対して、後楽園は66万4000人、圧倒的である。  何しろ、後楽園は単なる庭園。隣には岡山城もあるが、「見たらおしまい」である。茶店や土産物屋も数える程度で、よほど庭園や城が好きな人でなければ楽しめないだろう。対して、倉敷美観地区は街並みそのものが観光地になっているわけで、白壁の街並みを周遊しながら、ゆっくりと楽しむことができる。
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冬でもそれなりに店は混んでいる美観地区。ただ、散策している人は少なめ。
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それなりに賑わっている倉敷駅北口の大型店舗。
岡山県では、これくらいでも賑わっているんだよ!
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単に歩いている人だけなら、たくさんいる美観地区に通じる商店街。観光客は用がなさそうだよなあ
 ただ、人が集まっているのは美観地区だけ。起点となるJR倉敷駅と美観地区とは徒歩10分あまりの距離だが、その間にある商店街は閑散としている。一昨年には、駅の反対側に大型ショッピングモールもオープンしたが、商店街にはなんの恩恵もない。  JR倉敷駅も、併設していたホテルが廃業したこともあり、うらぶれた雰囲気に満ちている。 ■何も観光するモノがない鉄道・水島臨海鉄道  その倉敷駅の隣にあるのが、水島臨海鉄道の倉敷市駅だ。倉敷市の産業の柱となっているのが、水島コンビナート。その水島コンビナートへ物資を輸送する鉄道が、水島臨海鉄道である。倉敷市駅から出発する、この鉄道の旅客営業の終点は、三菱自工前駅。まさに工場地帯にふさわしい駅名だ(本線の終着駅は倉敷貨物ターミナル駅なのだが、一般客は乗せてくれない)。  倉敷市駅へとJR倉敷駅から、案内を見ながら飲食店が集まるビルの脇を歩いていくと、大きく「水島臨海鉄道のりば」という表示が。まさか、三階建てとは随分と儲かっているのだなあ……と近づいたら、看板が掛かっているのは自転車置き場。駅は、その裏であった。
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水島臨海鉄道はちょっと懐かしい感じのする車両。
 気を取り直して改札をくぐると、やってきたのはディーゼルカー。平日の日中だが、乗客はそれなりにいる。この先、ワクワクするような大工場が連なる車窓の風景現れるのかと期待していたが、まったく違う。  ずーっと続くのは住宅地ばっかり。終点一つ前の水島駅を過ぎると、ようやく工場群が見えてくる……ほんのちょっとだけ。なんとも期待はずれなまま、汽車は無情にも終点・三菱自工前駅に到着したのである。
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単に道路沿いにある駅。観光すべきスポットはまったく存在しない。
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工場群の中にあるだけに、過去に危険物を持ち込んだ人がいるんだろうか?
 降りたのは筆者のほかは、工場に用がありそうなサラリーマンが数人だけ。駅名の通り、駅の前には三菱自動車の工場が。あとは何もない。店も民家もなく、ただただ工場があるばかり。しばらく、折り返しの汽車もやってこないので、一つ手前の水島駅まで歩くことにしたのだが、途中、人に出会ったのはわずかに3人だけ。工場は絶賛稼働しているようだが、中を見ることもできず、ただ閑散とした道路が続いているだけなのだ。
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駅名にもなっている三菱自動車だが、特に見るべきものは何もない。
 筆者は、こうした旅行の時には、極力同じ路線を折り返すのを避けることにしている。なので、帰りは鉄道以外で別の場所に向かう手段を探してみた。きっと、バス路線はあるだろう。そう思って大きな道沿いを歩いていたら、バス停はあった。確かにそこはバス停なのだが、バスはやってこなかった。なぜなら、バス停には「バス路線廃止」のお知らせが貼り付けてあったのだ。いまやこのバス停は、児島ボート(競艇)開催日の臨時バスのためだけに使われているのだ。途方に暮れながら水島駅までたどり着いたが、やっぱり水島駅からのバスも廃止されていたのだった……。おまけに、この水島駅も駅前にコンビニすら見当たらない。遠くには工場群、周囲には住宅。こんな何もない風景を味わえる場所も、国内ではそうそうないのではなかろうか。 ■レトロというか、リアリズムすぎる町・玉島  そんな、うらぶれた風景を見せる場所が、倉敷市にはもう一カ所。水島と高梁川を挟んだ対岸にある、玉島地区がそれだ。玉島は、もとは倉敷市とは別に玉島市を形成していた江戸時代からの港町で、鉄道唱歌にも「金刀比羅宮に参るには 玉島港より汽船あり」と歌われている。しかし、対岸にもかかわらず、公共交通機関を使って玉島へたどり着くのは、一苦労だ。  まず、水島臨海鉄道で倉敷まで折り返し、JRで福山方面へ二駅目。新幹線停車駅の新倉敷駅が、玉島地区の中心となる鉄道駅だ。
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無機質な新倉敷駅で唯一、ほっこりするのは、このダルマのみ。
 だが新倉敷駅は、地名は「倉敷市玉島爪崎」となっているものの、港町として栄えた旧市街とは随分離れている。この新倉敷駅は、新幹線が開業する1975年までは玉島駅と呼ばれていたそうだが、もう、そのことを記憶している人も少ない。  旧市街地まではバスで10分ほど。しかし、バス停の前で筆者は愕然とした。次のバスは1時間10分後! 玉島の市街地へ向かうバスは、両備バスと井笠バスカンパニーの二つ。井笠バスカンパニーは、昨年、破産による事業停止で話題となった井笠鉄道バスの受け皿だ。もはや、バスを利用するのは高校生と老人くらいになってしまい、運行すればするほど赤字がかさんでいった結果の破産……日中とはいえ、この本数の少なさに「よほど乗る人が少ないのだ」と実感した。  でも、チェーン店と住宅地しかない住宅地を散策した後、ようやくやってきたバスには、もっと驚いた。先にやって来たのは井笠バスカンパニーのバス。一歩バスに足を踏み入れて、なにかのはずみでタイムスリップしてしまったのかと、思った。
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よくもまあ、こんなバスが現役で走っているモノだ。途中まで同じ路線を走る両備バスとは大違い
 バスの床が木でできていたのだ。しかも、ものすごく掃除が行き届いておらず、ホコリや砂が溜まって、リアリズムたっぷりのレトロ加減。座席の背面には「おっぱいぼいんぼい~ん」とか、落書きもそのまま。「田舎のバスはおんぼろ車~」という昔の流行歌が似合うほど、田舎じゃないと思うのだが……(と、そのバスに海外旅行帰りとおぼしき、大きなスーツケースを持って乗り込んできた若い女性がいたのも驚き)。  さて、そんなバスに揺られて10分ほどでたどり着いたのは玉島中央町。玉島は良寛ゆかりの名刹・円通寺で知られる町だが、近年はレトロな街並みで売り出し中だ(そう考えると、あのレトロなバスも合点がいく)。
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歴史を感じさせる? 落書きもちゃんとある。
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というわけで、本文に記した通り取り壊し中。
今頃、跡形もなくなっているんだろうなあ。
 その町の中心部にあるのが映画『ALWAYS三丁目の夕日』のロケ地にもなった、1948年建造の港水門である。さっそく、水門の方へ行ってみると、事前リサーチと違う姿がそこにはあった。水門の半分あまりが消滅しているのだ。聞けば、県道の改良工事で取り壊すことになったのだとか。レトロな街並みで売り出しているというのに、目玉になりそうなスポットを取り壊すとは、玉島の人々は、どこへ行こうとしているのか?
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人の数は少ないものの、意外に営業している店は多い。
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少なくとも、よいセンスであることは間違いない。
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ここなら、どんな機械音痴でもパソコンお知識が増えそう。
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なお、この地域のお土産は大手まんぢゅうではなく、藤戸まんぢゅうである。
 ……気を取り直して、ブラブラと町を散策してみるが、やっぱりウリにしているだけあって、街並みは昭和レトロな雰囲気に溢れている。人通りは少ないものの、営業中の店もけっこうあるし、どれも「昭和からやってますよ」感が半端ない。オシャレなカフェのようなものはもちろん、存在しない。  近年、都内でも商店街に無理矢理「江戸とか明治の街並みを再現しました」みたいな形で、町おこしを行っている地域もある。ところが、この商店街にはそうした無理矢理な感じがまったくない。ただ、今まで通りにやっているだけなのだ。レトロさをウリにした土産物屋があるわけでもなく、生活感があって心地よい。でも、たまたま見つけた饅頭屋で観光客も増えているのかと聞いてみると 「ぼちぼちですねえ」 と、まったく気のない返事が。  レトロ感をウリにしながら、ちとやる気がないようにも見えるこの町。でも、考えてみれば、レトロな雰囲気を「再現」して観光客を呼び込もうとしている町は、イヤらしい感じがプンプンする(都内にも、東海道の雰囲気を再現と銘打って店の看板や屋根を江戸時代風にした、ちょっと無理のある商店街が)。生活のために古いモノが取り壊されるのも、暮らしている人々がいるからこそ。こっちのほうがリアルでいいのかも。 (文=昼間たかし)

浅野温子様に憧れて……「ゴムパック」で露わになった私の“毛の穴”

美しくなりたい――世の女たちの狂おしい思いを、「42歳、ゲイ、汚部屋に一人暮らし」の漫画家・大久保ニューが担ぎ込む! 古今東西あらゆる美容法に食らいつき、美を追い求める女の情念まで引きずり出す――

 はじめまして☆漫画家の大久保ニューです。この度、サイゾーウーマンにて 「美容」についてのコラムを書くことになりました。42歳、ゲイ、汚部屋に一人暮らし……およそ「美」から遠い存在の私ですが、十代後半か らの長いつきあいである顔面アトピーのせいで、「美容」に対しては「ドドメ色な情念」を持っております。このコラム上で解毒するかのごとく、ブリュブリュ排出してゆこうと思いますので、みなさま、よろしく申し上げます!

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(C)大久保ニュー

上原さくら泥沼離婚、高嶋政伸・美元元夫妻に倣ったマスコミ暴露合戦

上原さくらオフィシャルブログより

 またまた泥沼の離婚劇が始まっている。女優の上原さくら(35)と、建設資材リース会社を経営する夫の青山光司さん(40)だ。

 上原が青山さんと再婚したのは2011年4月。その後、6月にはグアム島で挙式。ブログに「入籍した時は、気持ちの中で何か大きく変わった感じはしなかったのに、結婚式を挙げた時、ここまで生きてきた34年間の道のりで(中略)、今までにない幸せを感じました」と、綴っていた。

 それから1年3カ月、青山さんが自宅を出るという形で別居が始まった。青山さんは年収1億8,000万円といわれ、超高級車のフェラーリを乗り回す実業家。玉の輿結婚だったはずなのだ。しかし、2人にとっては、結婚そのものが“ボタンの掛け違い”だったのだろう。見せかけの愛は、すぐに憎しみに変わっていく。

9.11テロの首謀者ビンラディン抹殺作戦の全貌! アメリカの夜明けは遠く『ゼロ・ダーク・サーティ』

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CIAのビンラディン追跡チームに実在した女性分析官を主人公にした『ゼロ・ダーク・サーティ』。
機密情報の漏洩や拷問の有無をめぐって米国の配給会社にはクレームが寄せられている。
 いかにしてビンラディンは潜伏先をCIAに探し当てられ、米軍特殊部隊によって殺害されたのか。キャスリン・ビグロー監督、ジェシカ・チャステイン主演による『ゼロ・ダーク・サーティ』はその一部始終を記録したシリアスドラマだ。上映時間2時間38分にわたって異様な緊張感が持続する。映画というよりも映像による殺人調書と呼んだほうがいいかもしれない。2月25日(月)に発表されるアカデミー賞に作品賞、主演女優賞、脚本賞、編集賞、音響効果賞の5部門にノミネートされている。  米国人に多大なトラウマを与えた9.11同時多発テロの首謀者であるアルカイダの指導者ウサマ・ビンラディンを追い詰めたのは、実在するひとりの女性だった。CIAのビンラディン追跡チームの中心メンバーとして活躍した若き女性分析官マヤがこの物語の主人公だ。過酷な職場に放り込まれた女性が伝説のテロリストに関する情報収集と潜伏先の割り出しという仕事を成し遂げることで大きく変容していく様が描かれる。『ツリー・オブ・ライフ』(11)、『ヘルプ 心がつなぐストーリー』(11)、『テイク・シェルター』(11)で若奥さん役を演じたジェシカ・チャステインが冷血な爬虫類を思わせる風貌で“アメリカの敵”と対峙する。『ディア・ハンター』(78)に出演していた頃のクリストファー・ウォーケンを彷彿させる、冷たく光る青い瞳が印象的だ。
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新米局員だったマヤ(ジェシカ・チャステイン)だが、同僚たちが次々と倒れていく中、
上司に噛み付くタフな女になっていく。
 10年近くにわたるマヤとビンラディンとの水面下での戦いを『ハート・ロッカー』(08)でもコンビを組んだ脚本家のマーク・ボールと女傑ビグロー監督は詳細な資料に基づいて追っていく。CIAパキスタン支局に配属されて間もないマヤ(ジェシカ・チャステイン)は見るからに華奢で、こんな娘がテロリストに立ち向かえるのかと観ているほうが心配になる。案の定、秘密施設内でチームリーダーのダニエル(ジェイソン・クラーク)が捕虜を水責めにすると、マヤは正視できずに吐き気に襲われる。米国内では違法となっている捕虜への拷問まがいの尋問が、海外では平然と行なわれていた。マヤの様子をみてダニエルはやれやれと肩をすくめるが、上司のブラッドリー(カイル・チャンドラー)は澄ました顔でいう。「彼女はああ見えて、けっこー冷血らしいよ」。  その言葉通りだった。なかなか口を割らない捕虜への拷問を続けていく日々に、先輩のダニエルのほうが先に心が折れてしまう。残ったマヤは膨大な量の情報を分析しながら、執拗に尋問を続けていく。同僚のジェシカ(ジェニファー・イーリー)は仕事熱心なマヤを心配して食事に連れ出していたが、気配り屋の彼女は自爆テロの犠牲となってしまう。百戦錬磨のベテラン局員たちの後ろに隠れるように佇んでいたマヤだったが、望むも望まざるもいつの間にか自分がビンラディン追跡チームを率いていかなくてはならない立ち場となっていく。一度も逢ったことのないひとりの男の暗殺こそが、公務員であるマヤの使命となる。  ニーチェの言葉に「怪物と戦うものは、己が怪物にならぬよう気をつけよ」という一節がある。マヤはこの言葉をあたかも逆利用する。伝説のテロリストに立ち向かうために、自分自身を怪物化する道へ進む。すでに死んでいるかもしれないビンラディンを探すことに予算や労力を割くよりも、犠牲者を増やさないようテロ防止により力を注ぐべきだと唱える上司のブラッドリーをマヤはこっぴどくなじる。莫大な情報提供料(当初は30億円だったが、07年には60億円にまで増額)を支払うことで手に入れたアルカイダ関係者の家族の電話を盗聴し、アルカイダとビンラディンとを繋ぐ連絡員の所在を洗う。マヤの指示に従って危険地帯で動く現地スタッフは命がいくつあっても足りない。
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2011年5月1日午前0時30分、ビンラディン捕縛作戦が実施。
パキスタンの市街地にある邸宅に米軍特殊部隊が強襲を掛ける。
 気が遠くなるような捜査を積み重ね、ようやくパキスタンの首都イスラマバード近郊にある町・アボッターバードに高い壁に囲われた不審な屋敷があることを突き止める。この屋敷の主人はいっさい屋外に出ようとしない。スパイ衛星にキャッチされることを避けているに違いない。ここまで徹底して身を隠す必要がある人間は非常に限られている。宿敵の隠れ家がようやく判明したのだ。それなのに、なぜ上層部は即行動に移さないのか? マヤはCIAテロ対策センターの責任者であるジョージ(マーク・ストロング)を逆パワハラ同然の行動で連日突き上げる。拷問を見て嘔吐していた女の子の面影はまるでない。もはやCIAにマヤをコントロールできる人間はいなかった。かくして屋敷の主人がビンラディンであるという確実な証拠がないまま、海軍の特殊部隊ネイビーシールズを投入した「海神の槍作戦」が実行される。  マヤが見守る「海神の槍作戦」を再現した映像は、まるでスナッフフィルムでも観るかのようにまがまがしいリアリティーに満ちている。作戦が開始されたのは2011年5月1日、タイトルとなった午前0時30分。暗視カメラで撮影された映像の中、極秘開発されたステルス型ヘリコプター2機から降り立った特殊部隊の精鋭24名と爆発物探知訓練を受けた軍用犬が屋敷の中へと瞬く間に侵入していく。真夜中の侵入者に気が付いた男たち2人がまず射殺され、一緒にいた女性も犠牲となる。続いて、様子を見にきたビンラディンの息子も射殺。屋敷の1階を制圧した突入隊は2階にいたビンラディンの妻子たちを確保。3階へと逃げるビンラディンを追う。この日のために殺人トレーニングを積んできたプロたちの前では伝説のテロリストもあっけなかった。銃を持って反撃する暇もないまま胸と頭部を撃ち抜かれた。捕獲ではなく抹殺することが作戦の当初からの目的だった。作戦に要した時間はわずか38分。着陸時に損傷したヘリコプター1機を爆破処理して、24名の隊員と軍用犬は無傷のまま引き揚げた。事前に情報が漏れることを恐れ、パキスタン側には作戦のことはいっさい知らされなかった。他国に不法侵入しての軍事行動だったが、おおむね諸外国は世紀の大犯罪者を最小限の犠牲者で仕留めたオバマ政権を賞讃した。  ネイビーシールズが持ち帰ったビンラディンの遺体とマヤは対面する。マヤを普通の女性から怪物へと変容させた相手は、すでに冷たいムクロとなっていた。マヤは念願のミッションをコンプリートし、同僚や同胞たちの仇を討つことに成功した。彼女は自分に与えられた困難な仕事を最後までやり抜いたのだ。通常のドラマなら、仕事を通した女性の成長ぶりに感銘を覚えるクライマックスなのだが、そこには感銘とは大きく異なるザラザラとした違和感だけが残る。長年の責務をやり終えた彼女を優しく出迎えてくれる家族は果たしているのだろうか。彼女には精神的な拠り所としている宗教はあるのだろうか。マヤに関する具体的な家族構成や生い立ち、宗教観は最後まで明かされない。彼女を特定するような情報があると、報復の手掛かりとなってしまうからだ。伝説のテロリストは莫大な予算と多大な犠牲者を伴うことで抹消された。だが、テロの火がこの世界から消えることはない。 (文=長野辰次) zdt04.jpg 『ゼロ・ダーク・サーティ』 脚本/マーク・ボール 監督/キャスリン・ビグロー 出演/ジェシカ・チャステイン、ジェイソン・クラーク、ジョエル・エドガートン  配給/ギャガ 2月15日(金)よりTOHOシネマズ有楽町ほか全国公開  Jonathan Olley(c)2012 CTMG. All rights reserved. <http://zdt.gaga.ne.jp> ●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第208回]チェルノブイリ“立ち入り制限区域”で撮影敢行! オルガ・キュリレンコ主演の社会派作品『故郷よ』 [第207回]“明るい不登校児”のガラパゴスな団地ライフ! 中村義洋監督の箱庭映画『みなさん、さようなら』 [第206回]いつまでもバカやって、尻を追っかけていたい! ぬいぐるみの『テッド』は“永遠のエロ中学生” [第205回]石原慎太郎原作の異色ミステリー『青木ヶ原』ままならない人生の中で出会った恋人たちの行方 [第204回]陶酔と記憶の向こう岸にある世界に3Dで迫る! 松江哲明監督の『フラッシュバックメモリーズ』 [第203回]あの低視聴率ドラマ『鈴木先生』が映画版に! “鈴木式教育メソッド”は世界を変えられるか? [第202回]“余命刑事”が家族の絆と細菌兵器を奪回する! 究極の時間制限サスペンス『ブラッド・ウェポン』 [第201回]年末は“女体盛り”パーティーで盛り上がろう! ジェダイの騎士も集う秘密の宴『SUSHI GIRL』 [第200回]もし“理想の恋人”が目の前に現われたどーする!?  情熱的で予測不能な彼女『ルビー・スパークス』 [第199回]“耳フェチ”には堪えられない青春官能ムービー!『耳をかく女』桜木梨奈の無印演技に癒やされたい [第198回]ハリウッドの頑固オヤジがたどり着いた好々爺の境地! イーストウッド、4年ぶりの主演作『人生の特等席』 [第197回]この“明るいヘンタイ”っぷりがいいんじゃない!? 会田誠のアートなエロス『駄作の中にだけ俺がいる』 [第196回]三池監督ならではの“いのちの授業”が始まる! サイコパス教師と過ごす恐怖の文化祭『悪の教典』 [第195回]“絶対的価値”を求める男たちの翔んでもロマン! 井筒監督の犯罪サスペンス『黄金を抱いて翔べ』 [第194回]禁断の蜜が溢れるSM世界『私の奴隷になりなさい』セクシーアイコン・壇蜜がすべてをさらけ出した! 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[第66回]アナーキーな"社歌"で生産性アップ! 満島ひかり大進撃『川の底からこんにちは』 [第65回]超ヘビー級なシリアス劇『プレシャス』"家族"という名の地獄から脱出せよ [第64回]乱れ咲く"悪の華"ゼブラクイーン! 仲里依紗が過激変身『ゼブラーマン2』 [第63回] オタク王が見出した"夢と現実"の接点 ティム・バートン監督作『アリス──』 [第62回] バッドテイストな感動作『第9地区』 アナタはエビ人間とお友達になれるか? [第61回]スコセッシ監督の犯罪アトラクション『シャッターアイランド』へようこそ! [第60回]宮崎あおいの"映画代表作"が誕生! 毒を呑んでも生き続けよ『ソラニン』 [第59回]"おっぱいアート"は世界を救えるか? 母乳戦士の記録『桃色のジャンヌ・ダルク』 [第58回]現代に甦った"梶原一騎ワールド"韓流ステゴロ映画『息もできない』 [第57回]命知らずの変態レポーター、中東へ! 史上最大のどっきり?『ブルーノ』 [第56回]仲里依紗がアニメから実写へと跳躍! 母娘2代の時空旅行『時をかける少女』 [第55回]ビグロー監督はキャメロンより硬派! 人間爆弾の恐怖『ハート・ロッカー』 [第54回] "空気を読む"若者の悲劇『パレード』楽しいルームシェア生活の行き先は? [第53回]社会の"生け贄"に選ばれた男の逃亡劇 堺雅人主演『ゴールデンスランバー』 [第52回]『男はつらいよ』の別エンディング? "寅さん"の最期を描く『おとうと』 [第51回]ひとり相撲なら無敵のチャンピオン! 童貞暴走劇『ボーイズ・オン・ザ・ラン』 [第50回]ヒース・レジャーが最後に見た夢の世界 理想と欲望が渦巻く『Dr.パルナサスの鏡』 [第49回]トニー・ジャーは本気なんジャー! CGなしの狂乱劇再び『マッハ!弐』 [第48回]全米"オシャレ番長"ズーイー、見参! 草食系に捧ぐ『(500日)のサマー』 [第47回]市川崑監督&水谷豊"幻の名作"『幸福』28年の歳月を経て、初のパッケージ化 [第46回]押井守監督、大いなる方向転換か? 黒木メイサ主演『アサルトガールズ』 [第45回]ドラッグ漬けの芸能関係者必見!"神の子"の復活を追う『マラドーナ』 [第44回] 暴走する"システム"が止まらない! マイケル・ムーア監督『キャピタリズム』 [第43回]"人は二度死ぬ"という独自の死生観『ガマの油』役所広司の監督ぶりは? [第42回]誰もが共感、あるあるコメディー! 2ちゃんねる発『ブラック会社』 [第41回]タラとブラピが組むと、こーなった!! 戦争奇談『イングロリアス・バスターズ』 [第40回]"涅槃の境地"のラストシーンに唖然! 引退を賭けた角川春樹監督『笑う警官』 [第39回]伝説の男・松田優作は今も生きている 20回忌ドキュメント『SOUL RED』 [第38回]海より深い"ドメスティック・ラブ"ポン・ジュノ監督『母なる証明』 [第37回]チャン・ツィイーが放つフェロモン爆撃 悪女注意報発令せり!『ホースメン』 [第36回]『ソウ』の監督が放つ激痛バイオレンス やりすぎベーコン!『狼の死刑宣告』 [第35回]"負け組人生"から抜け出したい!! 藤原竜也主演『カイジ 人生逆転ゲーム』 [第34回]2兆円ペット産業の"開かずの間"に迫る ドキュメンタリー『犬と猫と人間と』 [第33回]"女神降臨"ペ・ドゥナの裸体が神々しい 空っぽな心に響く都市の寓話『空気人形』 [第32回]電気仕掛けのパンティをはくヒロイン R15コメディ『男と女の不都合な真実』 [第31回]萩原健一、松方弘樹の助演陣が過剰すぎ! 小栗旬主演の時代活劇『TAJOMARU』 [第30回]松本人志監督・主演第2作『しんぼる』 閉塞状況の中で踊り続ける男の悲喜劇 [第29回]シビアな現実を商品化してしまう才女、西原理恵子の自叙伝『女の子ものがたり』 [第28回]"おねマス"のマッコイ斉藤プレゼンツ 不謹慎さが爆笑を呼ぶ『上島ジェーン』 [第27回]究極料理を超えた"極地料理"に舌鼓! 納涼&グルメ映画『南極料理人』 [第26回]ハチは"失われた少年時代"のアイコン  ハリウッド版『HACHI』に涙腺崩壊! 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娘の友人と不倫、親子で薬物所持……セレブに見る機能不全家族の実態

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ハルク・ホーガンは息子の事故で一家離散状態……

 近年、「機能不全家族」をテーマにした作品がハリウッドでははやっている。アメリカ人の多くが機能不全家庭に育っているとされており、多くの人の共感を得られるからだろう。「機能不全家族」とは、本来家庭にあるべき「家族だんらん」「健全な子育て」「家族間の助け合い」などが機能していない、問題を抱える家族のことを指す。一見、幸せそうに見えても、夫婦関係が冷え切っていたり、子どもたちが精神的・肉体的な虐待を受けていたり、両親がアルコールや薬物依存の問題を抱えているという家庭が、アメリカではとても多い。

 ハリウッドスターにも、機能不全家庭の出身者が少なくない。現実逃避するため歌や演劇にのめり込んだと公言しているセレブもいるほどだ。今回は、世間に衝撃を与えた、セレブの機能不全家族の実態を紹介したい。

■ジェシカ&アシュリー・シンプソン

 誰もが羨むほど家族仲が良い敬虔なクリスチャン・ファミリーとして知られていた、シンプソン家。元牧師だった父ジョー(54)は2人の娘のマネジャーを務め、見事スターに育て上げた。ジェシカ(32)は父親に絶大な信頼を寄せ、母ティナ(52)とも親友以上のなんでも話せる関係を築き上げていると公言。元夫ニック・ラシェイとの新婚生活を追ったリアリティ番組では、「父が口を挟みすぎている」「嫌な舅」だと視聴者から叩かれたが、ジェシカは父をかばい、離婚後も良い親子関係を保ち続けた。

 しかし昨年、実はジョーとティナが築いていたのは、ウソに塗り固められた家庭だったことが発覚。2人は仕事を理由に長年別居生活を送っていたのだが、その間、ジョーはこともあろうに若い青年たちと浮気ざんまい。それを知ったティナがジョーのホテルに乗り込み、離婚を突きつけたと報じられた。その後、ジョーが8年前に極秘でジェシカに450万ドル(約4億円)の生命保険をかけていたとも伝えられ、彼の黒い部分があらわになり、世間は彼の二面性に失望した。

共産党上層部は大慌て!? レーダー照射は軍部の暴走だった!

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※イメージ画像 photo by Jorge Lascar's
from Flicker
 先月末、尖閣諸島周辺で中国海軍艦船が海上自衛隊の護衛艦に射撃管制用レーダーを照射していたことに関し、日本政府は中国政府に正式に抗議した。   これに対し、中国外務省は「知らなかった」と発言して以降ダンマリを続けているが、広東省ブロック紙記者によると「政府は、かなり慌てている」という。 「軍幹部が明かしたところによると、この一件については軍内部でも把握していた者は少なく、党への報告も行われていなかったそう。完全に現場による単独行動だったということです。責任者に、なんらかの処罰が下る可能性もある」  実は、人民解放軍の暴走が問題になった事例は過去にも複数存在する。  2008年には、北京、南京両軍区の複数の若手軍人が「台湾と開戦すべし」と書いた実名の血判状を相次いで上司に提出。キモを冷やした軍上層部が、慌てて彼らをなだめるという事態となった。  さらに11年1月には、北京訪問中だったゲーツ米国防長官と胡錦濤国家主席との会談の日に合わせるかのように、解放軍がステルス戦闘機「殲20」の初試験飛行を断行。このことは当時、中央軍事委主席でもあった胡錦濤にも事前に知らされておらず、会談には終始、気まずい雰囲気が流れていたという。  さらに、12年に失脚した元重慶市トップの薄熙来においては、解放軍のクーデターを画策していたという情報すらある。現在のところ証拠不十分ではあるが、そんなウワサも囁かれるほど、解放軍のガバナンス低下が危惧されているということは事実のようだ。  前出の記者もこう語る。 「解放軍の内部には現在、かつてないほど不満が蓄積している。一昔前なら、解放軍の軍人といえば、下士官レベルでも尊敬される存在だった。ところが改革開放が浸透して、世の中の関心は軍事より経済。ちょっとした個人事業主でさえ、自分の給与の何倍も稼いでいるし、人々からの尊敬も厚い。そんな中、若手を中心に、国内での軍部のプレゼンスを高めようとする動きが見られている。軍上層部や党は、彼らがいつか一線を越えるのではないかと、気をもんでいる」  日本がとばっちりを受けるような事態だけは、勘弁してもらいたいものだ……。 (文=牧野源)

業界人が明かす本当に有効なマスコミの叩き方

近年ますます失墜しているマスコミの信用。いまだに膨大な情報を発信し続けるマスコミに複雑な思いを抱く人も多いのではないだろうか。もしマスコミに問題があった場合、我々一般人はどのような行動をすればいいのだろう。今回は現役のマスコミ関係者に、最も有効なクレームの方法、言い換えれば「自分たちが一番困るクレームの方法」を尋ねた。

女スカウトの凄腕テクニック

彼女はデリヘル嬢のスカウトだった。女性スカウトマンはこの業界では非常に珍しい。
しかし、彼女は女性ならではの手口を使って、次々とスカウトを成功させていた。


その手口とはこうだ。
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ゲイ男性が猥褻行為!犯行画像をツイッターで自慢

猥褻行為を繰り返し、その現場で撮影したとされる画像をTwitterで自慢している人物が存在するとの情報提供があった。

この人物は、自身はゲイであると述べていて、そのような話題を扱った内容ばかりである。1月上旬と中旬のツイートに、泥酔して路上に倒れている男性たちを撮影した画像がいくつもあった。男性らは服を脱がされているのだが、眠ってしまっているため全く気がついていない様子だ。