Google+、梅田彩佳現象、ネ申テレビ、大型新人衝撃降臨……AKB48の2012年5大革命&2013年展望

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今年はこの人を中心にまわっていく……?
(撮影=後藤秀二)
 激動の2012年を駆け抜けたAKB48。映画『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』公開、前田敦子電撃卒業発表、選抜総選挙での篠田麻里子の「潰すつもりで来てください」宣言、東京ドーム3days、海外移籍発表、じゃんけん選抜の島崎遥香優勝、ウェイティング公演開始、レコード大賞受賞など、さまざまな話題を振りまいた。そんなAKB48に起きた2012年の5大革命を、評論家・本城零次が独自視点で検証する。 ■ネット上でも“会いに行けるアイドル”に Google+が教えたネットリテラシーと個性の磨き方  SNSサイト・Google+(通称ぐぐたす)の登場は、AKB48グループに一大パラダイムシフトを起こした。メンバーの趣味を反映した部活が生まれ、美術部は展覧会を開いたほか、ぐぐたす選抜として楽曲「ぐぐたすの空」が誕生。  ブログ、モバメ(モバイルメール)との最大の違いは、投稿のコメント欄でメンバーとファンがリアルタイムでチャットのように会話する文化が生まれたことだ。検閲なしで紡ぎ出される言葉は、時にハプニングも巻き起こしたが、管理された無菌室状態ではなく、メンバーに何がOKで何がアウトなのかを自らの肌でジャッジをさせることで、ネットリテラシーとコンプライアンス意識を芽生えさせた。「転ばない方法ではなく、転んだ時の対応力を培う」「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えろ」にも通じる、自立心を養う方法だ。  動画も投稿できるGoogle+では、自主的に投稿番組を始めるメンバーも現れた。SKE48のみならずAKB48グループ最年長、最長研究生・松村香織は「BBQ 松村香織の今夜も1コメダ」を開始。彼女はぐぐたす選抜参加、「週刊プレイボーイ」連載も開始し、選抜総選挙34位を獲得。SKE48研究生公演の仲間たちの熱意を訴えたことも話題を呼んだ。  さらに、「キスだって左利き」の選抜にも選ばれ、研究生公演の舞台裏に迫ったドキュメンタリー映像も自ら編集して公開。ラジオ『‟AKB”三昧』(NHK-FM)では秋元康氏から「もしも昇格の話が来ても、断れ」と想像の斜め上を行くアドバイスを受けながらも、ついには、コンサートにも通うほど好きなSMAPと『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で、SKE48として共演を果たした。  一般的に女性アイドルは、ジャニーズが好きなことは公言しない。なぜなら、周囲から偏見を持たれ、叩かれるからだ。「出る杭は打たれる」が、松村は「出すぎた杭は打たれない」という人生を選ぼうとしている。誰にも頼らず、自分のやり方を突き通す元メイドカフェ店員が、憧れのジャニーズに謁見するまでのシンデレラストーリーは、彼女のように人生のがけっぷちギリギリで、もがきながら生きている人にエールを送った。「チャンスの順番」はどこかから来るものでなく、自ら作り出すものだと、彼女は自分の生き方で証明しようとしている。  そのほか、Google+の動画では、書籍化の予定もある平田梨奈の「30秒英会話」、小林茉里奈の「まりなってるNEWS」のほか、相笠萌、桑原みずき、木下有希子らは得意のダンスを披露し、佐藤実絵子はファンレターの返事を動画で1通1通語った。また、NMB48は、公演・コンサート終演直後に汗ビショの状態で感想を語る、シズル感満載の動画を届け、山本ひとみはショートコントを披露し、渡辺美優紀は“エアにぎにぎ”として握手会を動画で再現するなど、大人の手で編集されていない圧倒的なまでのリアリティがある。  そこには偶像ではなく、地に足を着け、時に爆笑するぐらいコミカルに、時に涙腺を刺激するほど全力で青春を謳歌している“生きているアイドル”がいた。彼女たちが放つインディビジュアルな個性。それこそがAKB48だ。ゴマンといる芸能人の中で、10年後も生き残っていられるのはほんの一握り。まずは、AKB48グループという200人以上いる集団の中で、自分だけの揺るがない絶対的な個性を磨くことが肝要なのだ。 ■梅干しは干されるからこそ、100年たっても腐らない!! AKB48の“梅ちゃん先生”梅田彩佳という奇跡  周囲と比較されながらも、勉学に励み、地域の人々を医者として支えた女性を描いたNHK朝ドラ『梅ちゃん先生』が幅広い層から支持された2012年。AKB48の梅ちゃん・梅田彩佳も八面六臂の活躍を見せた。  握手会でファンと相談して演出を決めた1月10日の生誕祭から、『週刊AKB』(テレビ東京系)の「梅田彩佳物語」放送、総選挙16位、チームBキャプテン就任、じゃんけん選抜15位、決意の断髪、そしてクリスマス前の公演で「おっぱいがほしい」と“脱・推定Aカップ”をサンタクロースにお願いするまで、彼女ならではの真摯さと周囲を明るくするチャーミングさで激動の1年を駆け抜けた。梅田チームBキャプテンとなり、2回目の公演となった11月5日、彼女は初日に出られない7人の仲間への思いも背負い、こう語った。 「初日はみんな違うかもしれないけど、どの日が初日というよりも、ステージはとても大事なところなので、毎日が初日の気持ちでいっぱいです。たった数十cm高いステージに上がるために、みんなすごい努力を陰でしてきました。でも、それはステージの上では見せることじゃないので、“アイドルの私たち”を見せなければいけません。その葛藤もしつつ、苦悩したり楽しんだり泣いたり笑ったりしてるところを、これからも見ていただけたらうれしいです」  最前列までの距離は1.4m、ステージの高さは34.5cmのAKB48劇場。だが、そのわずかな距離が、演者と観客を分ける絶対的な境界線だ。その舞台に上がれるのは、栄光をつかむ意思と同時に、批判を受ける覚悟を持った者だけ。足の故障でステージに立てない1年間を経験している彼女には、それが身に染みてわかっているのだろう。  たとえ今、大きなチャンスがなくても、ファンに感謝し、目の前の仕事一つ一つに誠実に向き合い、ブログに熱い思いを記せば、誰かは必ず見てくれる。「周囲は変わらなくても、自分を変えることはいつでもできる」「人は生きながら、何度でも生まれ変われる」……そんなことを思わせてくれた彼女は、非選抜メンバー、いや、世のすべての夢追い人にとっての希望の星。梅の果実は干されることで梅干しとなり、100年たっても腐らないという。7年間、腐らず熟成された梅田という梅干しは今、最も芳醇な味わいを醸している。そして、これからもっとおいしくなっていくはずだ。 kamitere.jpg ■“愛あるムチャぶり”番組『AKB48ネ申テレビ』が見せる、AKB48の本気とテレビマンの信念  AKB48劇場がファンに見守られながらメンバーを育むゆりかごだとすれば、メンバーに“愛あるムチャぶり”という形で、普段の活動では学べない人生の機微を経験させてくれるのが『AKB48ネ申テレビ』(CSファミリー劇場)だ。  山寺修行、富士山登山、大学での授業、韓国海兵隊やハイパーレスキュー隊体験、ガス溶接資格取得など、2008年から多岐にわたるムチャぶりを企画。中学・高校からAKB48に加入し、芸能界以外の社会経験を積む機会のないメンバーたちに、実社会の厳しさや価値観を教えてきた。  2012年も「初めてのアルバイト」「書人になれ!」「サーカス団に入団!!」など名企画を連発する中、12月23日にスペシャルとして放送されたのが「ブロードウェイへの道!」。秋元才加、大場美奈、大家志津香、倉持明日香、永尾まりや、増田有華がショービズの本場・ニューヨークの舞台学校「Passport to Broadway」の短期プログラムに参加。6人で共同生活をしながら、2日後に公演を行うため、各国の生徒と共にパフォーマンスを学んだ。  増田は抜群の歌唱力と舞台度胸のみならず、「歌える喜び」を即興ラップで披露。秋元はラップには苦戦しながらも翌日のダンスで見事リベンジし、センターを任され、それぞれ各メンバーが自分の殻をぶち破る好機となった。舞台の監督を務めたエイミー・ウェンスタインは「AKB48のメンバーを誇りに思います。たった2日間で、アメリカ人の演者と共同作業を行い、英語のブロードウェイ楽曲を9曲も覚え、踊り、歌ったのです」と絶賛。メンバーがブロードウェイを目指すなら推薦状を書き、関係者に紹介することも伝えた。  AKB48の表現力の成長のみならず、人間性の向上にも主眼を置かれた貴重な番組だ。地上波ではさまざまな制約があり、ここまで振り切れた番組を作るのは難しい。だが、CSならではの「本当にいい作品を作れば、視聴者はついてくる」というテレビマンの信念、そして彼らの投げる球を、豪快なフルスイングで涙を流しながら打ち返すAKB48のマジとガチ。その両者が共鳴し合い、華麗なハーモニーを奏でるこの番組はまさに、“ネ申テレビ”だ。 ■新チーム体制始動! ウェイティング公演で見えてきた課題  11月から始動した3代目となる新チーム体制。詳細は再組閣・3代目チームA・K・B公演を徹底検証参照。公演開始から2カ月が経過したが、ファン人気が高いのは梅田チームB、大島チームK、篠田チームAの順のようだ。  チームBはパフォーマンスでもトークでもファンを楽しませる釣り師がいい影響を与え、中盤の一人のメンバーをフィーチャーして知られざる一面を語るトークも好評だ。大島チームKは激しい曲の連続で、劇場ならではの熱量を最も感じられる。  一方、篠田チームAは若いメンバーが多いせいか、課題も見える。特にAKB48の原点である「桜の花びらたち」のAメロ、Bメロの腕の振りはシンプルなだけに、もう少し統一が必要だ。2005年、完成前のAKB48劇場で、この曲の16ビートを覚えることからAKB48のレッスンは始まった。だが今では、公演で同曲を披露しているSKE48の研究生、HKT48の研究生のほうが、振りが揃っている。この事実を受け止め、意思を統一し、進化の起爆剤とできるかが、新体制の課題だ。  さて、今回のウェイティング公演は1チーム21~23人、公演に出られるのは16人で、5~7人は出られないのだ。事実、「第2回AKB48紅白対抗歌合戦」のチーム曲では、その場にいるのに出られないという、事実上のベンチ入りが如実になった。そんな状況下で、各チームが絆を育み、互いを高めあい、メンバーの成長と共に楽曲を入れ替え、セットリストが変化していくことも、注目したい公演だ。 ■博多に芽吹いた可能性の萌芽・田島芽瑠 AKB48グループの未来を変える逸材の誕生
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HKT48 OFFICAL WEB SITE
「花は散るからこそ美しい」  前田敦子という“Flower”は自ら女優としての夢を追い、後進に席を譲った。彼女の好きな花はバラ。「内気な恥ずかしさ」「気まぐれな美しさ」「無邪気」を花言葉とするバラは、まさに彼女そのものだ。  AKB48という花壇の一番日のあたる場所は、最も人目を引くのと同時に、常に批判にさらされる。そこには、真の覚悟を持った花か、純真無垢な新芽しか咲くことを許されない。かつて2008年に新芽としてその場に咲いたのは松井珠理奈。レコード会社の契約が終了し、流転するAKB48に、SKE48から選抜に電撃加入し、現在のブレイクの礎を作った。そして、2012年、絶対的エースが去る危機的状況の時にこそ、“中興の祖”たる存在は現れる。  前田の卒業発表から3カ月後の2012年6月、その一大パラダイムシフトを起こす“Beginner”は、多くのタレントを輩出してきた福岡のHKT48に2期生として現れた。芽吹いたばかりの小さなつぼみの名前は、田島芽瑠(たしま・める)。  フランス語で「海」を意味する「メル」に、可能性の萌芽を想起させる「芽」と、幸運をもたらす石・ラピスラズリを意味する瑠璃の「瑠」という漢字を組み合わせた希少な名前の12歳(加入当時)だった。  研究生として活動を開始する中、AKB48「永遠プレッシャー」にHKT48初のオリジナル曲「初恋バタフライ」が収録されることとなった。そのセンターに抜擢されたのは1期生も飛び越えて、田島だった。同曲では、少女への淡い初恋が描かれ、「君は僕のflower」と表現される。新芽が小さな花を咲かせた瞬間だった。  田島は「たくさんの人に元気を与える、ヒマワリのような存在になれたら」と語る。彼女は誰よりも太陽を受け成長し、咲き誇らなければならない運命を自覚していた。  だが、彼女も突然、センターとしてすべてのファンから受け入れられるのは難しいのかもしれない。なぜなら、センターとは、センター以外のメンバー全員のファンをも納得させられる存在でなければならないからだ。瑠璃を用いたことわざ「瑠璃の光も磨きがら」のように、瑠璃が美しいのは磨くからであり、素質があっても修練を積まなければ大成しないのだ。  そんな彼女が2013年、1月7日、13歳の誕生日を迎え、同日行われた公演での生誕祭で自ら作った「夢への一歩」と題した詩を読み上げた。仲間への思い、そして夢への熱意を込めながら、「気になる視線 気にする評価 迷子のよう」と苦悩もにじませた。秋元康氏から「10年に一人の逸材」と評され、周囲から特別視されるがゆえに、評価を気にし、観客に見守られながらも、迷子のような孤独や不安を抱えていたことも吐露したのだった。  彼女のような逸材がHKT48に入り、AKB48にも14期として岡田奈々、前田美月など、将来有望な未完の大器が次々に加入した。人気が安定期に入り、劇場公演を通して、メンバーを育て、メディアや関連各所と協力して、多方面に活動し、芸能プロダクションに移籍させていく人材育成の方法論が整ったのだ。今後も各グループには全国各地から少女たちがAKB48を選んで加入していくだろう。「人気とは高さではなく、長さ」とも言われるとおり、AKB48グループは数十年、一定の人気をキープする存在となっていくはずだ。  そのほか、メンバーの卒業・辞退も相次いだ。増田有華の最後の握手会でファンが掲げた「有華の夢は僕らの夢」の横断幕には、応援する側、される側を越えた人間同士の絆を痛感させられた。舞台『ウィズ~オズの魔法使い』オーディションで仲谷明香が語った「仲間なのに戦わなきゃいけない」の言葉には、夢をかなえたいと願う彼女たちの意志の強さと、むしろ「仲間だから正々堂々と戦える」という潔さを感じた。そんな、枚挙にいとまがないほど、さまざまな出来事に揺れた1年だった。公演で熱いパフォーマンスを見せ、Google+で、ありのままの日常を見せる彼女たちの姿は、あたかもそれは人生の縮図のようだ。これからもAKB48グループは“そこに生きているアイドル”として、ファンと対話しながら、世間を驚かせるサプライズを起こしていく。 ■AKB48の2013年展望~「エンタテインメントとは、予想は裏切るが、期待には応えること」  2013年は年始からリリースラッシュだ。シングルでは1月9日に岩佐美咲、1月16日にノースリーブス、1月30日にSKE48、2月6日に柏木由紀、2月20日にAKB48、3月13日に乃木坂46、春には高橋みなみのシングルが発売される。アルバムでは1月1日に公演曲を収録した『studio recordingsコレクション』19作品、2月27日にNMB48『てっぺんとったんで!』がリリースだ。  2011年、AKB48グループのシングルで15曲が1位、2012年は、AKB48グループと乃木坂46のシングルで17曲が1位を記録した(秋元康氏作詞としてはKinKi Kids「変わったかたちの石」も含めれば18曲)。かつて、1986年には、おニャン子クラブ関連シングルが30枚、1位を獲得している(同一曲で複数週1位もあり、52週中36週1位を記録。高井麻巳子ソロ2曲、新田恵利ソロ1曲以外は秋元氏作詞)が、2013年はその記録に肉薄する可能性もありそうだ。  2月20日発売のAKB48のシングルのセンターを誰が務めるのかも注目されている。「UZA」は大島優子、松井珠理奈のダブルセンター、「永遠プレッシャー」は、じゃんけん選抜で優勝した島崎遥香が務めたが、2013年1発目で30枚目となるこの曲のセンターのメンバーが今後のAKB48の舵取りに大きな影響を及ぼすことになりそうだ。  その発表の場となると予測されるのが、1月24日~1月27日開催の「リクエストアワーセットリストベスト100」。1月23日の「ユニット祭り」と併せて5日連続で開催される。「ファースト・ラビット」1位(記事参照)と予想したところ、記事掲載5日後に放送されたラジオ『“AKB48”三昧』でNHK・石原真エグゼクティブプロデューサーも同曲を1位と予想。前田敦子が出演するのか否かも含めて、今年の「リクアワ」は注目だ。  同ラジオで秋元康氏の口から語られたのが、「来年は新公演祭り」という言葉。NMB48チームN、SKE48チームSの公演の順となりそうだが、メンバーも、多忙な秋元氏に「この子のために歌詞を書いてやりたい!」とクリエイター心を刺激し、創作意欲をかきたてる存在にならなければならない。事実、秋元氏は「アテ書きされるようになりなさい」と語っている。  SKE48チームKIIの高柳明音は、進退をかけて選抜総選挙で「公演をやらせてください」と直訴したのは周知の事実だが、それ以前にチームKIIは、秋元氏にチームKIIがどんなチームか、自分たちのことを知ってほしいという切なる思いと、初のオリジナル曲「愛の数」への感謝を手紙に書いて送っていたことが、『SKE48 OFFICIAL HISTORY BOOK』(徳間書店)で明かされた。チームKIIの熱意が、秋元氏を突き動かし、かつてない演出を盛り込んだ「ラムネの飲み方」公演が誕生したと言っても過言ではない。メンバーがそれぞれの揺るぎない個性を発揮し、チームとしての方向性を確立した瞬間、チームN、チームS、そして、まだオリジナル曲のない各チームにも瞬く間に、曲が揃うのではないだろうか。  コンサート、ツアー、ウェイティング公演のセットリストは、メンバーが意見を出すようになっているが、2013年のテーマはそうしたメンバーの自主性が重んじられるようになるだろう。  その兆候のひとつとして、松井玲奈が1月1日のブログで『NHK紅白歌合戦』について「来年も出場させていただけたときが、SKEが認めてもらえた時」と綴り、反響を巻き起こした。メンバーたちが生誕祭などで度々語るのが「恩返し」という言葉。応援してくれるファン、運営スタッフ、そして、仕事相手として使ってくれる番組制作者、マスコミやクライアント、すべての期待に応えることが、彼女たちの恩返しなのだ。  パフォーマンスも強化しながら、NMB48が行っている吉本興業新喜劇などの笑いやトーク力を強化し、バラエティ番組でも、1回目の出演で爪あとを残し、2回目も呼んでもらえる存在にならなければならない。各グループでの年始の公演でも、多くのメンバーが「トーク力アップ」を目標とした。SKE48に北原里英が兼任になった理由も、そんなバラエティスキル強化のためもあるのではないだろうか。握手会でファンを釣るように、画面の向こうの視聴者を釣るトークもできた時、AKB48はさらなる段階に漕ぎ出すだろう。 「エンタテインメントとは、予想は裏切るが、期待には応えること」  今年もAKB48は予想の斜め上を行くサプライズで、痛快なまでにファンを裏切り、期待以上の興奮をくれるだろう。 (文=本城零次<http://ameblo.jp/iiwake-lazy/>)

girl next door・千紗の結婚に「赤字の回収業務を」とエイベックスが躍起

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「all my life」/avex trax

 元日恒例のスポーツ紙による芸能スクープ合戦で、北島康介とgirl next door(以下ガルネク)千紗の婚約が明らかになった。エイベックスのお荷物となりつつある“社長室案件”ガルネクの意外なゴールインに、関係者らは胸をなで下ろしているという。

 今年は年始から、「松浦亜弥&w-inds.橘慶太、年内入籍」「優木まおみ、一般人スタイリストと結婚」と、おめでたいニュースが連発された芸能界。しかしうわさすら浮上していなかった現役アスリートとアーティストの意外な結婚には、世間の興味はそこまでそそられなかったようだ。

「それもそのはず、北島はいいとして千紗の知名度があまりにも低かったんです。2008年にエイベックスが『社運を懸けて』と意気込み、同年に日本レコード大賞新人賞受賞、『NHK紅白歌合戦』初出場とまさに破竹のデビュー。しかし、その実情がエイベックスによる“ゴリ押し”だったことは明らかで、テレビのスポットCMや各種広告など、金に物を言わせたプロモーションが続けられたものの、肝心のリリースは全然パッとせず。現在では新譜のリリースでさえ、ニュースになることは少なくなってしまいました」(週刊誌記者)

急展開! 六本木襲撃事件で「関東連合」元リーダー石元太一に逮捕状を出した当局の狙いとは──

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『不良録 関東連合元リーダーの告白』
(双葉社)
 昨年9月、東京・六本木のクラブ「フラワー」で、飲食店経営の藤本亮介さんが目出し帽をかぶった複数の男性に殴打され死亡した事件が、新たな局面を迎えている。  警視庁は9日までに凶器準備集合罪の疑いで、暴走族グループ「関東連合」の元リーダー・石元太一容疑者(詐欺罪で起訴、公判中)の逮捕状を取った。石元容疑者は2010年、歌舞伎俳優・市川海老蔵が飲食店で暴行された際に現場に同席していた人物で、昨年8月には自伝を出版し、俳優デビュー会見も開いていた。  六本木襲撃事件では早くから「関東連合」の名前が飛び交ったことから、同容疑者にも疑惑の目が向けられていたが、当時、石元容疑者は「俺は一切関係ない」と関与を否定していた。ところが今回、急転直下の逮捕劇となったわけだが……。  当局の調べによれば、襲撃した実行犯10数人が、石元容疑者の住んでいた港区内のマンションから現場へタクシーで向かったことや、現場近くで同容疑者が犯行グループと接触している姿が確認されたことから、事件に関与した可能性が高いと判断した。  だが、裏事情を知る人物は「石元が黒幕で、藤本さん殺害を指示したのかというと、それは違う」と否定的。むしろ「当局が狙っているのは石元の後ろにいる人物」だという。  上下関係の厳しい「関東連合」において、石元容疑者の影響力は絶大だが「さらに上の先輩に、六本木を牛耳っているXという人物がいる。当局はこの男をどうしても挙げたい。今回の事件でも黒幕はこの男じゃないか? と言われている」(同)という。このXと石元容疑者は親密な関係で、一説には「石元はXの金庫番」とウワサされている。警視庁担当記者によれば「六本木襲撃事件を突破口に、当局は関東連合の弱体化を目論んでいる。それには、下っ端連中をいくらパクってもキリがない。最大の狙いはXで、彼を挙げるためにはまず石元を潰さないといけないと判断した。彼を徹底的に調べることで、X逮捕の糸口が必ず見えてくる」。  昨年秋から同容疑者の再逮捕を繰り返しているのも、身柄を拘留するための半ば“別件逮捕”に近いという。当局 vs 関東連合の攻防は、いよいよ最終局面に入ったということか。

「タイプライターが愛人?」セレブの奇妙な収集癖

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タランティーノに足より好きなものがあったの?

 華やかな世界で活躍するハリウッド・セレブたち。リッチなイメージ通り、宝石や絵画を集めたり、乗馬やリゾートに旅行するのが趣味だという人が多い。しかし、そんなセレブの中にも変わった趣味を持つ者がいる。役者や歌手としてのイメージとは異なる意外な物をコレクトする“妙な収集癖”のあるセレブもいるのだ。今回は、ちょっと変わった物を収集している「セレブの変わったコレクション」を紹介したい。

■ブリトニー・スピアーズ

 薬物にアルコール、おまけにメルトダウンと私生活が荒れているイメージが強いブリトニー・スピアーズだが、何年も前からアンティーク・ドール収集という乙女チックな趣味がある。アンティーク・ドールとは、19世紀にヨーロッパのブルジョア階級の令嬢や貴婦人の間ではやったビスク・ドールを指す。手作りのため表情はひとつひとつ異なり、リアルな顔を怖いと思う人も少なくないが、半面マニアも多い。値段は1体100万円を軽く超えるものばかり。相当なお金持ちでないとコレクターにはなれない。ちなみに、デミ・ムーアもアンティーク・ドール好きで、自宅にたくさんのコレクションを所持すると伝えられている。

→Pia-no-jaC←に聞いてみた「ミュージシャンの本命になるにはどうしたらいいんですか!?」

ピアノのHAYATOさん(左)とカホンのHIROさん(右)に挟まれる小明
 昨年の私の一番アイドルっぽい活動といえば、CD「君が笑う、それが僕のしあわせ」の発売です。なんてったってAKB48やSMAPの楽曲を手がけた樫原伸彦先生の作曲ですから、アイドルとして完全に箔がついたと言えましょう。今回はその樫原先生のツテをフルに活用して、インストゥルメンタルユニット→Pia-no-jaC←(ピアノジャック)さんに会わせていただきました! 樫原先生、ありがとう!! HAYATO どうも、ピアノジャックのピアノです。 HIRO ピアノジャックのジャックです。 ――ピアノ担当のHAYATOさんにカホン担当のHIROさん! 初めまして、小明です。以前、日刊サイゾーでAKB48の音大生の松井咲子さんがピアノジャックを好きだと語っていて(記事参照)、それで日刊サイゾーに呼ばれたら、普通、AKBとの対談だと思いますよね。今回はなんだかすみません。 HIRO いやいや、そんなことは。 ――えー、この度は、通算10枚目のアルバムということで……。 HIRO あ、プロモーションもしてくれるんですか? ――いえ、一応聞いてみただけです。ピアノジャックさんと私の共通点は、やっぱり樫原伸彦先生ですよね。ウィアー・ザ・樫原チルドレン、言わば腹違いの兄妹みたいなものだと思うんです。というわけで、私がサイゾーテレビでやっている番組『小明の副作用』のオープニングテーマを作ってもらえませんか? HIRO う……それは、スタッフさんを通していただいて。 HAYATO ちょっと唐突すぎですよ! なんとなく想像はつきましたけども! ――では、樫原先生との出会いを聞いていいですか? HIRO 早いな、切り替えが。 HAYATO うちの社長が、樫原先生に俺たちのライブを見てくれってお願いしてくれて。その時、いくら樫原先生に「音源送って」って言われても「ライブに来てください」って、ライブ日程しか送りつけなかったという。それでライブに来ていただいて、「おもしろい」と言っていただいて。元々、プレイヤーとしての師匠はいなかったんですけど、スタジオに入るたびに技法を教えてもらって、初めて俺の師匠ができたんです。 ――なんだか美しいエピソードですね! 私も樫原先生の作曲でCDを出させていただいたんですけど……。 HAYATO それは、どんな流れで? ――飲みの席で、編集さんが「アイドルの曲作ってもらいたいんですよー」「へー、いいよー」みたいな。 HIRO・HAYATO マジすか!!!! ――マジすよ!!!! ものすごいラッキーだったんですよね。そのときからよくPJライブの話を聞ていましたよ。年間150~200本のライブをこなされるんですよね。今年のツアースケジュールも4月までみっちりで、しかも全国各地。これ……家、いります? HIRO たまにバカらしくなるんですよね。1カ月に2日しか家にいない時もあって。 ――もったいない! 2人で4畳半とか借りればいいんじゃないですか! HIRO 最初はそうだったんですよ。お金もなかったし、4畳半で2万5,000円、1人1万2,500円みたいな。中野あたりにあるんです。 ――そこ、もう空いてるなら私が住みたい……。 HIRO もともと大阪に住んでて、月に1回東京にライブしに来るみたいな感じやって、毎回、キーボードとカホンを持って行くのが大変なんで、倉庫代わりで借りておこうって。 ――暮らせるぶん、トランクルームより安いですね! HIRO 安いでしょ? お風呂はないですけど、寝られるし。けど、借りた瞬間にライブが増えて、ほぼ東京にいることが多くなって……。多分、事務所は、虎視眈々とそれを狙っていたんですよ。「借りたよー」って言った瞬間にガーって増えたんで……。 ――結局、その4畳半にはどれぐらい住まれたんですか? IMG_1642_.jpg HIRO 2年ぐらいかな。 ――けっこう住みましたね! HIRO 契約するとき大変でしたよ。大家さんにも「4畳半に2人で住みます」なんて言えないじゃないですか? 友達みたいな感じで一緒に行ってコソコソ話しながら、やっと借りれた(笑)。 ――2年暮らせば荷物もどんどん増えるし、スペース的に2人暮らしは可能なんですか? HAYATO 2人、抱き合って寝てたよね(笑)。 ――やだ、萌える……(赤面)。 HIRO あと、俺が片付けられないんで、それでケンカしたこともありましたね。最終的に子どもみたいに「この線からこっち入ってきたら全部燃やすからな!!」って……。あと、俺、神戸に住んでたときは、家がなくてライブハウスに住んでた。 ――オペラ座の怪人みたいだけど、つまりホームレス! HIRO ホームレスではないですよ! ちゃんと月3万ぐらいで借りてましたよ! もう閉めちゃってるライブハウスで、トイレもシャワーもなかったんで、トイレはコンビニのトイレ使ってたんです。それで3万は高いですけど、練習し放題なんですよ。 HAYATO そうそう。その時はもうピアノジャックを組んでいたんで、ライブ終わった後に、とりあえずそこで2人で朝まで泊まっていくみたいな。 ――悲惨な貧乏生活も楽器があるとどことなく美しい話になるのが不思議です。じゃあ、まともな生活が送れるようになったのは最近ってことですか? HIRO そうですね。トイレが増えて、シャワーが増えて、徐々に人の暮らしに近づいてきました(笑)。 ――今はもう、麻布とかのコンクリート打ちの高そうなマンションにお住まいなんでしょ……。 HIRO 普通の1DKですよ! 昔はカホンが30個ぐらい家にあったので部屋一面カホンだったんですけど、最近かなりの量を倉庫に移動させて、それでもまだ一部屋楽器ですけど。 ――でも、カホンって四角いから、うまくやれば……。 HIRO そう! 壁っぽくなるんですよね。テトリス的に積んでね。 HAYATO うちも1DKくらい。ツアーが始まるとまた帰れないけど、それはそれで、ツアー先のホテルが快適だったりしますし(笑)。 ――あ、ツアーと言えば、ミュージシャンという職業はツアー先で現地妻が増えると聞きました! 主にネットの匿名掲示板でですけれど! HIRO 現地妻(笑)! 全然増えないんですよ!! チャレンジはするんですけど、全部、流れていく感じです。わかります? 俺の風貌でカホンを叩いても、別に普通じゃないですか? でも、HAYATOの風貌でピアノ弾いてたら、そのギャップにやられるんですね。この際だから言いますけど、営業周りやお店周りを2人でやっていても、HAYATOだけ電話番号を渡されるんですよ! HAYATO (笑)。 ――えーと、ありますよね、そういうことって! HIRO ないですよ! ライブ終わりに紙コップに水もらいにいったら、スタッフさんが「あれ? HAYATOさん、コップになんか書いてありますよ」って言うから見てみたら裏に名前と電話番号書いてあって! 俺のは何にも書いてないのに! 樫原先生に「HIRO、お前はそれでいいのかよ」って言われて急いで水を飲み干して、物欲しそうにうろうろしたりして……。 ――ライブ中に1番しゃべっているのに……。でも、HIROさんはステキですよ! HIRO ありがとうございます。 HAYATO 完全なフォローですね。 HIRO みんな、そうやってフォローはするんですけど、アプローチするのはこっち(HAYATO)なんですよね。わかっています。ありがとうございます。 ――正直、女は基本的にピアニストに弱いと思います……! でも、私もだいたい友達がかわいいとか、姉がキレイだとかで、隣にいる人に注目が集まる方なんで、眼前の人間の熱視線が隣に集中する事はよくありますよ。けっこうしゃべってるのに、完全に私を見ていない状態。 HIRO 視線が隣にガーっていくの、わかりますよね。ツアー最後のHAYATOのMCで、今まで普通に聴いていた人が「ハー……(はぁと)」ってなったりしますもん。 HAYATO なっていないよ、そんなの。 HIRO 目がキラキラしてんなーオイ! って思うよ。 ――HAYATOさんはMCでも真面目なこと話してキメるじゃないですか! いいとこ取りですよ! ずるい! HAYATO それはそれでプレッシャーありますよ。絶対、滑られへんみたいな。だからHIROはいいなって思うよ。失敗して笑いを取れるっていう特権が。 HIRO 俺は、ピアノジャックの滑り担当だから。ピアノジャックは、それでいいんです……。 IMG_1626_.jpg ――逆に、どうやったらミュージシャンから番号を聞かれるんでしょう? ミュージシャンの方と仕事でお会いすることはあっても、番号聞かれることなんて、まったくないですよ。 HAYATO 自分から渡してみたらいいのに。袖とかに忍ばせて、「ありがとうございました~」って……。 HIRO 後ろから、ポケットに入れるとか。 ――旅館で仲居さんにおひねりを渡す感じですね。そのアプローチは職権乱用で会える人に限定されますけれど、例えば普通にライブに通っていて、打ち上げにも呼ばれない普通のファンの場合はどういうアプローチが有効なんですか? HIRO えー、ちょっと本気やないですか! やっぱり、プリクラとか自分の顔がわかるもんがあったほうがいいですね。 HAYATO うん。顔はわかったほうがいいよ。 ――今のプリクラの修正機能は優秀なので、有効そうですね! HIRO あー、1回ノリでHAYATOとスタッフと3人で撮ったんですけど、HAYATOがめっちゃかわいくなっちゃって。 HAYATO 目がめっちゃクリックリになったんですよ! HIRO サングラスですら、クリックリになりましたからね。 HAYATO そうなるとプリクラは効果的じゃないかもね……。だからって写真も怖くなっちゃうからなー。 ――難しいですねー。どういう感じの人と付き合うんですか? 事務所NGでしたら、伏せますけれど。 HIRO 伏せるも何も、いないですけれど(真顔)。 ――ツアーが多いと家にも帰れないし、たまに帰っても疲れてるし、そんな時「ディズニーランド連れてけ」とか言われたりすると思うと……恋人を作るのも面倒になりそうですね。 HAYATO 我慢させてしまうよね。だから、ピアノジャックとしての自分しか知らない人より、音楽と関係ないところで知り合った人の方が、自分を知ってくれていて、楽なのかなって思います。 ――なるほど! つまり、ファンだということを隠して知り合うっていうのが有効そうですね! HAYATO そうかもね! HIRO ガードは1枚なくなるかもね。でも、そういうアプローチをさりげなくできる人はいいんじゃないですか? 俺は番号渡されないですけど。 ――根に持ってますねー! HIRO あ! ありました! 俺もさりげなく渡されたことが! けど、そのままHAYATOと海に飛び込んじゃって、全部濡れて、もらった名前と番号が宝の地図みたいになったんですよ。 HAYATO 美人さんやったのにな……。 ――ご縁がなかったということで……もう一度、2人で暮らせばいいじゃない! ちなみに、お2人はどういう流れでピアノジャックを結成されたんですか? HAYATO 元々は、違うバンドでやってたんですけど、出会って、初めて音を合わせたら、めちゃくちゃ面白くなってしまって。目が合うだけでやりたいことがわかるし、こう、遊んでみても付いてくるし。初めは別のメンバーもいたんですけど……。 HIRO 他のメンバーそっちのけで楽しんでしまって、「いつまでたってもこのソロ終わらないな、もっとやれ! イエーイ!」っていうのをずっとやっていたら、2人になっていました。 ――将来が不安になったことありませんか? HIRO ありますよ。けど、今までCDを10枚出してきたので、それを上回るようにがんばる。昔の自分は超えていきたいと思います。 HAYATO デビューしたときよりも、作るたびにプレッシャーは高くなっていきます。でも、変わらないところは、楽しむところやと思っているので。まぁ、練習は辛いですけど(笑)。レコーディングとかも大変じゃないですか。歌録りとか、大変やったでしょ? IMG_1648_.jpg ――私、独自の音程を持ってるタイプというか、世間ではそれを音痴と言うらしいんですけど、それで、1曲に13時間ぐらいかかったんですよ……。 HAYATO え!! 喉は大丈夫だったんですか!? ――休み休みやらせていただいて、途中で何度か樫原先生が寝落ちされてましたね。「あ、寝た! 休める!」と思いながら。ピアノジャックのレコーディングは楽しそうですよね! HAYATO 道場に近いですよ。レコーディングという名の合宿。 HIRO 合宿というか、軟禁でしたよね。2日ぐらい、スタジオの壁しか見るものがなかった。 HAYATO 寝るときもピアノの下で。 HIRO ご飯を食べるときだけ、2階に行くことが許される。だんだん壁の木目が人の顔に見えてきて……。 ――ストーカーに軟禁されている女みたいですね。法的手段に訴えたら勝てそう……。そんなご苦労を経てのライブ、ぜひ生で観てみたいです。けど、もうけっこうソールドアウト! HIRO ぜひ! 関東近郊だと、千葉あたりは比較的観やすいかも。 ――千葉いいですね! 千葉には実家がありしたよ! もう、ないんですけど……。 HAYATO えっ。 ――気づいたら実家が売られちゃってたんですよ。なので、もう帰る場所がなくて。東京の中野でがんばってアイドルやってたんですけど、そこも都落ちして田舎に引っ越して……もうアイドルも11年めですよ。完全に限界がきています。でも、ここでピアノジャックに番組のオープニングを作ってもらえたら、きっとがんばれる……。 HAYATO リターンしてきたよ! さっきよりはちょっと自然にきましたね。同情を誘う感じで。 ――そんな私にオープニングテーマを。 HIRO・HAYATO ……。 ――(舌打ち)。じゃあ、ツアーがんばってください。また、家に帰れない日々が始まればいいんですよ。今日はありがとうございました。 HIRO・HAYATO 遊びにきてね!  日本ゴールドディスク大賞CLASSIC ALBUM OF THE YEARを受賞したミュージシャンに向かって、延々「ミュージシャンの本命彼女になるにはどうすればいいか」と聞き、「私のために曲を作れ」と主張しつづけたというのに→Pia-no-jaC←はずっと優しかった。というか心が広かった。「やっぱり何かを成し遂げている最中の男のオーラがありますね! 現在進行形で、INGって感じ!」と、この上なく頭の悪い賛辞を浴びせて解散した後、「あ、そこで番号を渡せばよかったんだ」と気づきました。本年こそは職権をフルに乱用し、あわよくばどこかに嫁ぎたい。 (取材・文=小明)
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撮影/市村岬
●→Pia-no-jaC(ピアノジャック) HAYATO(Piano)、HIRO(Cajon)の二人で構成されるインストゥルメンタルユニット。鍵盤と打楽器というシンプルな編成ながら多彩な音を生み出す。ロックでもジャズでもないその独自の音楽性が多方面から注目を受け、ディズニーやゲーム音楽とのコラボレーション、宝塚歌劇団、テレビ番組など、数多くの楽曲提供を行なっている。2012年7月にはヴァイオリニスト葉加瀬太郎氏とのコラボアルバム『BATTLE NOTES』発売。この作品が第27回日本ゴールドディスク大賞 2013 CLASSIC ALBUM OF THE YEARを受賞した。 2012年12月5日にはクラシックを大胆アレンジした『EAT A CLASSIC 4』発売。オリジナル曲とクラシックカバーをサーカスやミュージカルのように様々な演出を駆使して披露するライブパフォーマンスは国内外から絶大な支持を受けており、ライブには子どもから大人まで幅広い層が足を運んでいる。舞台と客席、会場が一体となるピースフルな光景がメディアで取り上げられること多数。9月には東京日比谷野音での全曲ライブを超満員で達成。この圧巻のライブは一度体験する価値あり! ●「→Pia-no-jaC← 5th Anniversary JACKPOT TOUR 2013」 2013年1月18日(金)神奈川県 横浜赤レンガ倉庫1号館ホール【完売】 2013年1月19日(土)埼玉県 HEAVEN'S ROCKさいたま新都心 VJ-3【完売】 2013年1月20日(日)茨城県 水戸ライトハウス【完売】 2013年1月25日(金)京都府 KYOTO MUSE【完売】 2013年1月26日(土)静岡県 Live House 浜松窓枠【残りわずか】 2013年1月27日(日)岐阜県 岐阜Club-G【完売】 2013年2月2日(土)千葉県 行徳文化ホールI& I【完売】 2013年2月3日(日)山梨県 甲府KAZOO HALL【残りわずか】 2013年2月9日(土)宮城県 仙台Rensa 2013年2月10日(日)山形県 ミュージック昭和Session 2013年2月11日(月・祝)秋田県 秋田Club SWINDLE 2013年2月15日(金)長野県 長野CLUB JUNK BOX 2013年2月16日(土)新潟県 新潟LOTS 2013年2月23日(土)香川県 高松オリーブホール 2013年2月24日(日)高知県 高知LIVE HALL CARAVAN SARY 2013年3月2日(土)北海道 Zepp Sapporo 2013年3月8日(金)和歌山県 和歌山OLDTIME 2013年3月9日(土)大阪府 Zepp Namba【残りわずか】 2013年3月10日(日)広島県 広島CLUB QUATTRO 2013年3月12日(火)滋賀県 滋賀U-STONE 2013年3月15日(金)奈良県 奈良NEVER LAND【残りわずか】 2013年3月16日(土)鳥取県 米子AZTiC laughs【残りわずか】 2013年3月17日(日)山口県 周南TIKI-TA 2013年3月20日(水・祝)大分県 大分DRUM Be-0【残りわずか】 2013年3月22日(金)熊本県 熊本DRUM Be-9 2013年3月23日(土)福岡県 Zepp Fukuoka 2013年3月24日(日)長崎県 長崎DRUM Be-7 2013年3月30日(土)愛知県 名古屋市公会堂 大ホール 2013年3月31日(日)石川県 金沢EIGHT HALL 2013年4月6日(土)東京都 渋谷公会堂【残りわずか】 料金:前売 5000円(一部会場でドリンク代必要) チケット発売中

イソフラボンから卒業! バストの願いを叶えるのはヒアルロン酸だった!?

Photo by L'imaGiraphe (en travaux) from
Flickr

 世の女性を惑わせる、数々の育乳方法。鍋なら豆乳鍋、おにぎりなら納豆巻き、間食におから配合のクッキーと、日夜せっせとイソフラボンの摂取に励んでいる女性も密かに多いのでは。しかし悲しいかな、どれだけ摂取したところで目に見えて胸が大きくなるわけではないのが現実。背中の肉を胸に持ってこようが、ブラを外せば元の体形に戻ってしまう浮世の悲しみ……。結局、バストアップへの欲望がある限り、無常なループが繰り返されてしまいそうです。そこで今回は、全国に21院を展開する美容外科の中央クリニックに、近頃の豊胸事情について聞いてきました。

大手ホテルチェーンT、相次ぐ不祥事と苦情拒絶の実態

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) がんばれ楽天社員! 英語の次はコンピュータ言語公用語化? アップル、電子書籍参入の真の狙いとは?…専用リーダー駆逐なるか 世襲否定のユニクロ、2年後に本当のリスクと試練が訪れる!? ■特にオススメ記事はこちら! 大手ホテルチェーンT、相次ぐ不祥事と苦情拒絶の実態 - Business Journal(1月9日)
「Wikipedia」より
 Tホテルチェーンは宿泊オンリー、駅前立地という経営方針で急成長してきたビジネスホテルの最大手だが、何かと物議をかもす事件が相次ぐことでも知られる。  ここ数年だけでも、ホテルの駐車場をつぶしてロビーにするとか、身障者用の客室を会議室や倉庫に改造するという建築基準法を無視した違法行為が発覚。また、ホテルの地下から致死量を超える濃度の硫化水素ガスが発生して被害者を出したりもした。  ホテルの会員カード獲得のノルマを従業員に強要し、従業員の中には架空の人物のカードをつくって、自腹で発行手数料を負担している例もあった。東日本大震災の折には、宿泊客に対して、「地震で生ずる被害は自己責任であり、損害賠償を請求しない」という誓約書に署名させるなどの、とんでもない所業が問題となった。せこい話では、NHK受信料の未払いで訴訟沙汰になったこともある。 ●宿泊料金を二重受領  そんなTホテルチェーンだが、最近また妙なウワサが流れている。  Sさん(48歳、会社経営)はある日、神奈川県内のJR駅前にあるTホテルに宿泊した。数日前に外資系法人の運営するホテル予約サイトで予約を入れ、銀行のデビットカードで決済を済ませておいた。ところが、当日チェックインしたところ、ホテルの従業員は「宿泊料金が未払いなので、この場で支払ってほしい」と言う。Sさんはフロントで言い合いになるのもどうかと思い、仕方なく支払ったが、どうも気に入らない。「予約時と宿泊時で二重払いではないか。予約時に決済した(すでに預金口座から引き落とされていた)お金はどうなっているか」と聞いたが、ホテル側は「それはカード会社のほうへ問い合わせてくれ」との一点張りだった。  その後、忙しさにかまけてその宿泊料金のことをすっかり忘れていたSさんだったが、数週間後に思い出して口座をチェックしたら、返金はされていなかった。そこでデビットカードを発行する銀行に問い合わせた。電話に出た担当者は、宿泊先のホテルから予約確定の連絡が入らないかぎり、返金は実行されないと説明した。普通は予約が入った翌日、少なくとも2〜3日以内に確定の連絡が来るという。 ●態度を急変させた支配人  Sさんは、今度は宿泊したTホテルに電話すると、支配人が電話口に出た。宿泊費が二重払いになっているから返金してくれと伝えたが、相変わらずカード会社と話してくれと言う。「いや、カード会社は、ホテル側の手続きが必要だと言っている。このままでは明らかな二重払いを故意に返金しなかったということで、消費者団体に訴えるしかない」と主張すると、相手の態度がさすがに変わった。担当部署と相談するという。  業界関係者によれば、苦情が多すぎて対応が大変との理由で、Tホテルには苦情の窓口はなく、すべて支配人が処理するという仕組みのようだ。本件についても、支配人が予約管理を行う関連会社に問い合わせてみると言う。  実はTホテルチェーンは、カード決済で1度ならず事件を起こしている。最も大きかったのは、会員カード情報が大量に外部に漏れ、クレジットカード番号が通販ネットで不正に利用されたため、100万円程度の実害が生じたというものだ。  Sさんはこうしたやりとりを根気よく繰り返し、同ホテル社内でどういう判断になったかはわからないが、最初は2カ月後に返金するというホテル側の言い分をつっぱねて、最終的に2日後に返金させることができた。だが、SさんにはTホテルに対する不信感は拭えない。 「私が返金を申し出なかったら、ホテル側は放置したままだったと思う。ネット上でカード予約決済をするのは普通だから、私のような二重払いの客の申し出がなく、返金されないまま眠っていれば莫大な金額になる。いい加減な対応で済ませるわけにいかないのではないか」とSさんは憤慨する。 ●利用客の苦情を無視するという怠慢  ここで提起された問題は2つある。まず決済と処理のタイムラグによって被る利用者の不利益だ。システムとして二重払いの負担を強いているホテル側の態度は、どう考えてもおかしい。考えようでは故意の悪用も不可能ではないだろう。次に、宿泊客が事実をつかんで抗議しても、一向に対応しないホテルスタッフ、および担当部署の怠慢だ。ホテルがサービス業であることを、一体どれだけの従業員が自覚しているのか疑問といわねばなるまい。  Tホテルの創業者兼前社長には、かつて数々の不祥事で火の粉を浴びながら放った、「時速60キロのところを、68キロくらいのスピード違反ならかまわないと思ってやっちゃった」という名言がある。 「この程度なら許されるだろう」という消費者軽視の態度は、問題視されてもおかしくない。 (文=岩崎寿次/ビジネスコラムニスト) ■おすすめ記事 がんばれ楽天社員! 英語の次はコンピュータ言語公用語化? アップル、電子書籍参入の真の狙いとは?…専用リーダー駆逐なるか 世襲否定のユニクロ、2年後に本当のリスクと試練が訪れる!? プロアナウンサーが徹底調査、日常生活の“ひっかかる”日本語 知られざる文壇という“社会”の裏側…“ドン”丸谷才一の死で終焉を迎えるのか

3,000部限定の写真集発売! 藤ヶ谷太輔・北山宏光・玉森裕太の魅力を解剖

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『【限定保存版】Kis-My-Ft2 藤ヶ谷
太輔 北山宏光玉森裕太 オレたちが
世界を奪る!』(鹿砦社)

 2012年に大きく躍進したジャニーズといえば、Kis-My-Ft2が筆頭に上がるのではないでしょうか。2011年にデビューしたばかりの彼らですが、主軸となる歌、ダンス、ローラースケート以外にも、ドラマ、バラエティなどテレビ番組に頻繁に出演し、才能を発揮しています。特にグループの中心として活動を引っ張っているのは、藤ヶ谷太輔、北山宏光、玉森裕太の3人。本書は、その3人の魅力が1冊で堪能できるという、これまでにない異色の写真集です。

 藤ヶ谷は、2012年1月期のドラマ『理想の息子』(日本テレビ系)に出演したのち、スマートフォン向け放送局のドラマ『シニカレ』(NOTTV)で主演、さらに、7月期には『ビギナーズ!』(TBS系)で主演を果たしました。10月期は『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』(フジテレビ系)でSMAP・木村拓哉と共演し、木村の後輩サラリーマン役として存在感ある演技を見せるなど俳優活動が活発です。北山は、藤ヶ谷とともに『ビギナーズ!』に出演したほか、『J'J Kis-My-Ft2 北山宏光 ひとりぼっち インド横断 バックパックの旅』(日本テレビ系)でインド一人旅に挑戦。

高嶋政伸と“泥沼離婚”成立の美元 フィリピンでの目撃情報も「かなりやつれて……」

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『M』(ハピネット)
 昨年11月、高嶋政伸との離婚が成立したモデル・美元が年末、フィリピン・マニラで目撃された。  現地の日本料理店で働く女性店員によると、美元は市内の日本料理店が多く集まる地区で日本人とみられる男女数名と寿司店に出入り、またデパートでショッピングを楽しむ姿などを目撃したという。ただ「テレビや雑誌などで見た姿より、かなりやつれている感じだった」という。 「周囲の人たちも、過剰に美元さんを気遣うような感じだったので、何か病気でもしたのかと思いました」(同)  実は、美元の様子がおかしいと心配する話は、日本でも再三聞かれていた。美元が開催した豪華パーティーにも出席したことがある友人女性は「深夜、美元さんからいきなり電話がきて『私の部屋が何者かに荒らされた』と言うので警察を呼ぶよう勧めたのですが、彼女はそこから一方的に映画や食事の話を始めた」と、美元の会話が不自然だったことを告白。 「何か変だと思って、翌日こちらから電話して『部屋は大丈夫か』と聞くと、『私の勘違いだった』って。その後も似たような二転三転する言動が増えて、精神的に情緒不安定なのかと思いました」(同)  また、撮影仕事をきっかけに美元と親交を持った芸能関係者も「昨年12月に電話がきたけど、こっちの話をまったく聞かず『インターネットが私を追いかけてくる』とか意味不明な話を早口でまくしたてて、一体何が言いたいのか最後まで分からなかった。以前の上品な口調とまったく違った」と様子の変化に驚いている。  こうした話から関係者間では“美元が精神的に病んでしまったのではないか”という見方が強まっているのだ。そんな中での、フィリピンでの目撃情報。現地では昨年10月から美元出演映画のロケが行われていたことが判明しており、一緒にいたのは映画関係者と思われるのだが、前出の女性店員によると、美元がマニラで精神カウンセリングを受けている可能性があるという。 「市内のある教会にも美元さんが来たことを人づてに聞いたんですが、そこは精神カウンセラーの神父がいることで有名な教会なんです」  実際、その教会に連絡してみたところ、美元が訪れたかどうかは話してもらえなかったものの「うつ病など精神的に問題を抱えた多くの方々がここを訪れるので、我々はその手助けをしている」とのことだった。  美元は裁判で高嶋側から異常とも思えるほどの浪費を暴露され、世間でのイメージは悪化。テレビのワイドショーなどでは、月々支払われる約50万円の生活費目当てに裁判を引き延ばす作戦ではないかとも批判され、実際には裁判は早期決着となったものの、そのイメージダウンからか所属事務所との契約も失い、表舞台から姿を消したままだ。自己顕示欲が強いタイプの美元が、ブログひとつ更新しなくなったのも、精神不安定説を強めている。 「世間からのバッシングに加え、頼っていた建築デザイナーに不倫疑惑が浮上して関係が壊れたという話も聞きました。そもそも浪費癖も、精神的なストレスをためやすい反動とも見ることができますし、芸能界に戻らないほうが本人のためだと思いますけどね」(前出・芸能関係者)  離婚によって3,000万円もの慰謝料を手にしたともいわれる美元だが、離婚騒動の余波で受けた彼女のダメージは、金で解決できるものではなさそうだ。 (文=鈴木雅久)