
『おかんの昼ごはん』(山田ズーニー、
河出書房新社)
「連休、ふるさとに帰ってみると、おかんが『老いて』いた。」
親元から離れ、普段は自分のことで手いっぱいの身に刺さるような一文から始まる『おかんの昼ごはん』(山田ズーニー、河出書房新社)。本書は、Webサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」に掲載された著者のエッセイと、そこに寄せられた読者からのメールを通して、“親が老いること”などについて語られた一冊だ。
東京で働く著者が、ある時実家に帰省して見たものは、料理上手だったのに手の込んだ料理を作らなくなり、娘に指示を出してばかりで自分からは働かなくなった、母親の「老い」だった。


