
映画『妖怪人間ベム』公式サイトより
公開を控えた映画『妖怪人間ベム』(12月15日公開)で共演しているKAT-TUNの亀梨和也と女優でモデルの杏の親密ぶりが、「週刊文春」(文藝春秋)の11月15日号で報じられている。
2人は昨年10月から日本テレビで放送されたドラマ版で共演。その際、「現場であまりにも仲が良く、『亀ちゃん』『杏ちゃん』と呼び合い、ともに巨人ファンということもあって意気投合。共演する子役の鈴木福が間に入ると、まるで親子のようだった」(映画関係者)というが、映画版の現場でさらに急接近。クランクアップした9月には、杏が亀梨の主演舞台を一般席に座って観劇し、「亀ちゃーん」と舞台上の亀梨に声援を送っていたという。
杏の事務所は同誌の取材に対し、「そのような事実は一切ありません」と交際を完全否定したというが……。
「杏の所属事務所には、東山紀之と結婚した木村佳乃や、嵐の二宮和也と熱愛報道があった佐々木希がいて、ジャニーズとは因縁浅からぬ関係です。佐々木はすでにジャニーズタレントとの“共演NGリスト”に入っていますし、杏も亀梨とそういう関係になれば、即NGにされてしまう。第2シーズンもウワサされる『ベム』を失わないためにも、事務所としては完全否定するしかないですよ」(芸能ライター)
さらに、杏の事務所はジャニーズにとって、もともと“目の上のタンコブ”だったというのだ。
「若い世代のグループの売り出しがあまりうまくいってないジャニーズに対し、杏の事務所はうまく年が離れた成宮寛貴と松坂桃李が、それなりに演技力を評価され売れている。特に成宮は、ジャニーズも所属タレントをなんとかして押し込みたかった、テレビ朝日の人気刑事ドラマ『相棒』シリーズで水谷豊の相棒に抜擢された。本当だったら、昔からの戦略に従って成宮と松坂のいる事務所ごと徹底的に潰すところだが、木村と東山の夫婦関係が“ブレーキ”になっている」(同)
杏の事務所としては、亀梨と杏が交際している“証拠”が出ないことを祈るしかなさそうだ。
年別アーカイブ: 2012年
「国民の妹」IUに非処女の烙印! SUPER JUNIORメンバーとベッド写真流出

SUPER JUNIOR公式サイトより
先日発売されたライブDVD『SUPER JUNIOR WORLD TOUR SUPER SHOW4 LIVE in JAPAN』が海外アーティストとしては初めてオリコンチャートDVD、ブルーレイ部門で同時1位を獲得し、日本活動も順調なSUPER JUNIOR(以下、SJ)。そのメンバーであるウニョク(26歳)に熱愛疑惑が浮上し、日韓両方のK-POPファンをにぎわせている。
お相手は韓国で「国民の妹」と呼ばれ、絶大な人気を誇るIU(アイユー・19歳)。セクシーな衣装とパフォーマンスを引っさげ複数人で構成されるガールズグループがK-POP界を席巻する中、ワンピースにナチュラルメイクという流行に逆行する清楚なスタイルでソロ歌手としてデビューし、大成功を収めた、韓国では稀有な清純派アイドルである。
防衛省情報本部員も多数参加?のSNS秘密会は入会カンタン!?
今年9月26日、神戸港に寄港した護衛艦「ひゅうが」を見学した。入艦の際、簡単な手荷物検査だけで、特に身分証明書を求められることもなかった。艦内を見学していると、中国人、韓国人のグループも、多数見受けられた。 他方、同じ防衛省でも、陸上自衛隊や航空自衛隊の見学会では、手荷物検査のほか金属探知機によるチェックが行われる。この一事をもってしても、海上自衛隊のセキュリティ意識は、随分と低いものであることがうかがえよう。 前回記事(『自衛隊、SNSでの防衛機密情報ダダ漏れが止まらない!?』)で、海上自衛隊員の情報セキュリティに対する認識の甘さについて報告したが、リアル社会ですらこのような具合ゆえ、ネット社会ではさらに危ない状況になっているようだ。「wikipedia」より
●Facebookのプロフィールに反応する自衛隊学校は?
会員制SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のうち、ユーザーに実名での利用を呼びかけているのがFacebookだ。 この実名での利用では、ネット上ながら旧友と再会できるなどのメリットがある半面、ネット上の人物がはたして当該人物本人なのか、なりすましなのかどうかの判断がつきにくいというデメリットも指摘されている。 Facebookユーザーのプロフィールを見てみると、防衛省・自衛隊に勤務する人のうち、海上自衛隊勤務と称する人が著しく多い。SNS上とはいえ、かつての旧友や同窓生との再会はうれしいものだ。たとえ面識はなくとも、同じ高校や大学出身というだけで、無条件にSNS上での「友達」となり、親しく情報交換する人も少なくない。 どこの国でも、軍人は固い絆で結ばれているものだ。もちろん日本の自衛隊員は厳密には軍人とはいえないが、もしFacebook上で、自衛隊学校出身者になりすました場合、はたして同校出身の自衛官と親しくなれるだろうか? 自衛隊員の育成を目的とする主な学校は、防衛大学校、防衛医科大学校、そのほか陸・海・空の幹部候補生学校などがある。そこで、主な自衛隊学校の出身者になりすましたプロフィールをFacebook上に掲載し、その反応をみた。●海上自衛隊少年術科学校OBから、「秘密グループ」への招待が…
まずは防衛大学校出身者になりすましたプロフィールをFacebook上に掲載。しばらく放置していると、何人かの防衛大出身者からSNS友達の申請が来た。SNS友達になったが、あくまでも個人同士のやり取りに終始した。そのほか主だった自衛隊学校も同様だ。特に、自衛隊に関する内容のやり取りを行うことはなかった。 唯一違ったのが、海上自衛隊少年術科学校だ。プロフィール上に、ここの出身と掲載しているだけで、何人かのOBと思われる人物から、何らメッセージなどなくノーチェックで“お友達登録”が届き、Facebook上の「海上自衛隊・生徒」グループへの招待までされた。このグループは、一応、Facebook内では「秘密グループ」という扱いだ。 Facebook内では、さまざまなグループをつくって、ユーザー間での交流ができる。投稿内容、参加者共に公開している「公開グループ」、投稿内容や参加者は非公開だがグループの存在そのものは公にしている「非公開グループ」、そして投稿内容、参加者、どちらも非公開、かつ存在そのものが秘密の「秘密グループ」に分かれる。 もっとも秘密グループといってもFacebook側のバグなどにより、「秘密グループ」への投稿内容が表に出たという話は、ネットユーザーの間ではよく知られた話だ。とりわけスマートフォンからの投稿では、秘密グループに投稿したつもりでも、すべて公開になり、秘密が守れなかったという話もよく耳にする。●海上自衛隊は、情報セキュリティへの認識が甘い?
このFacebook上における「海上自衛隊・生徒」グループ、秘密会といいながらも、ここのOB個人が運営している個人のHPなどでその存在が明らかになっていることから、これはもう秘密会でもなんでもないだろう。 本稿執筆時、参加者140名弱のグループだ。一応、「海上自衛隊少年術科学校出身者の集まり」とあるが、参加者の中には、航空自衛隊出身者なども含まれていた。現職自衛官も多数参加している。ただし、実際に書き込みをしているのは20〜30名程度といったところか。 それにしても「なりすまし」をノーチェックで、自衛隊学校OBのコミュニティに引き入れる海上自衛隊少年術科学校とは、はたしてどのような学校なのか。一般大学卒の現役海上自衛隊幹部のA氏は、次のように話す。 「通信や水測(ソナー、潜水艦を探す機器)のオペレーターを養成するところで、中学卒業者を4年間で教育し、技術下士官にする制度。同窓の結束が強いことで知られる。それが長所でもあり短所。ネット上で、プロフィールにOBと書いていたから、無条件で信用したのだろう。防衛大や大卒の幹部候補生では考えられない」 現在は、この学校は廃校となったものの、海上自衛隊内では強い影響力のある派閥として機能しているという。 特に防衛省情報本部にも人材を多々輩出しているそうだ。 (文=陳桂華/ITライター) ■おすすめ記事 あの異色ブロガーが、“しょっぱい”出版ビジネスの闇に挑む 何もせずに高額料金をふんだくる!? 詐欺SEO業者の手口 「原因は粉飾決算」テレビショッピングの日本直販の倒産 逃げ場無し!? 社員専用SNS普及の兆し これだけ読めばわかる!大統領オバマの“生まれ方”恐怖物語はこれから……離婚成立でも高嶋政伸を追い詰める美元のシナリオ

「女性自身」11月27日号(光文社)
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の"欲望"に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
第151回(11/9~13発売号より)
小沢一郎「陸山会裁判」が1審に続き2審も無罪判決が下された。だが無罪判決に対する報道の少なさは何なのだろう。事件発覚当初、連日あれだけ大騒ぎして国民に小沢=悪人というイメージを刷り込んだマスコミだったが、ワイドショーなどは2審無罪をほぼスルー。おい、おい、である。この日本という国、そしてメディア闇は深い。
1位「美元『離婚はさせない!』あの『ゴージャス松野』流『泥沼法廷バトル5年』怨念計画」(「女性自身」11月27日号)
補欠「勝訴でも政伸を待ち受ける 粘着妻 美元“地獄の裁判ラッシュ”『1億円出すまで訴え続ける!』(「週刊女性」11月27日号)
2位「塩谷瞬 年上キラー健在! 連日連夜の『日替わり同伴デート』撮」(「週刊女性」11月27日号)
補欠「塩谷瞬『俺の肉食べる?』呆れた“お下品合コン”一部始終」(「女性セブン」11月22日号)
3位「野田首相夫人・仁実さん 夫・野田首相に“家事拒否”で迫っていた『公邸を出たい!』(「女性自身」11月27日号)
「ハワイ旅行に当選!」──実はウイルスに感染! 巧妙化する拡散手口に被害者が続出中

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複数の誤認逮捕につながった遠隔操作ウイルス事件、これと同様のウイルスに感染させる新たな手口が分かった。都内ネットセキュリティ会社の対策研究メンバーである樋口順英氏が「賞品がもらえるモニター募集のニセメールによる感染が見つかった」と、近く警視庁にも情報提供するという。
その手口は、唐突に届く“当選メール”だ。
「トヨタ プリウス、JTBハワイ旅行など豪華賞品に当選しました!」
こんな見出しのメール、その内容は当選した賞品を受け取る条件として「弊社の開発したツールバーを最低1カ月間、無料体験すること」とソフトをダウンロードするURLが掲載されたものだ。現在はすでにそのURLをクリックしてもエラー画面になってしまうが、被害者によると、メール受信直後にはソフトをダウンロードする画面があったという。
これは、ダウンロードするとパソコンを外部から遠隔操作できるプログラムを取り込んでしまうもので、当然、今回起こっているような、なりすましによる掲示板への投稿なども可能になるという。
「ただ、世間を騒がせている事件のものよりはソフトの出来が悪く、パソコンの動作が重く感じられるので異変には気付きやすい」と樋口氏。
「分かっているだけでも昨年11月から今年2月まで、この手口で4名のユーザーのPCへの感染が見つかりました。ただ、動作が重くなるだけでなく、ダウンロードしても画面にツールバーが実際に表示もされず、その4名は不審に思ってそれぞれ電器店やウイルスソフトの会社などに相談し、被害を出すことなく対処できています。でも、ほかで被害が出ている可能性があるので無視はできません」(同)
メールには当選者100名として、その中から「トヨタ プリウス」「JTBハワイ旅行・ペア5泊6日の旅」「ソニー46型液晶テレビ」「東芝ノートパソコン」「任天堂Wii&ソフト1本」「東京ディズニーリゾート・パークチケット(ペア)」の当選者が3名ずつ抽選で決まり、ほかは「3千円分の商品券」がもらえると書かれている。
しかし、メールやダウンロード画面に書かれていた運営会社の「株式会社EGC」は、樋口氏の調べによると該当する会社が存在せず、記載の都内住所も無関係なテナントビルのものだったという。
「4名に送信されたメールアドレスは、ドメインもwiughsk.com、iirutgi.com、yhjahu.com、dwiedapaqs.comとバラバラで巧妙に身元を隠していると思いますが、ランダムなアルファベットの印象は同じなので、似たようなメールを受信した人はくれぐれも注意してほしいです」(樋口氏)
ちなみにソフトをダウンロードした4名のうちひとりは現職の若い警察官、それも署から借りているノートパソコンにダウンロードしてしまったものだという。
(文=鈴木雅久)
バイト先のイケメン店長と先輩に挟まれて……下心アリアリな私は期待しちゃう☆
【作品名】『おいしく喰べて欲しいの☆ドッチ?』 【作者】伊吹美里
【作品紹介】イケメン店長に憧れて、ファーストフード店でバイトをし始めた私だけど、一個上の先輩・曽根さんのコトが気になってきてて……。ある日、店長と外食の約束をゲットして喜んでたら、曽根さんが冷たくなっちゃった。バイト中だけど、ショックで落ちこんでたら、店長に頬舐められて……!? まさかの急展開に頭が回らないよー!!
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ゲームの神様・横井軍平「枯れた技術の水平思考」が意味する、本当の“ものづくり”とは

『ものづくりのイノベーション
「枯れた技術の水平思考」とは何か?』
(P-Vine-Books)
コンシューマゲームファンにとってのXデーが近づきつつある。
その日は12月8日。世界に名をはせる任天堂が放つ、最新ゲームハード「Wii U」の日本国内発売日である(海外では先駆けて11月に発売される)。ゲーム市場全体の冷え込み、相対的に市場規模を拡大し続けるソーシャルゲームの台頭など、さまざまなニュースが関係者やゲームファンに届けられる中、果たして任天堂はどのようなゲームライフを我々に提示してくれるのだろうか。
そのように世界中が注目する今だからこそ、任天堂の次の一手に期待を寄せつつ『ものづくりのイノベーション「枯れた技術の水平思考」とは何か?』(P-Vine-Books)を読んでみてはいかがだろうか。
本書は大ヒット玩具「ウルトラハンド」に始まり、「ゲーム&ウオッチ」「ファミコン」「ゲームボーイ」といった任天堂のヒット商品を次々と考案しながらも、1997年に不慮の交通事故で他界したクリエイター・横井軍平氏がよく口にしていた発想方法「枯れた技術の水平思考」を、彼自身の言葉から読み解く発言集である。ゲームファンのみならず、技術分野・開発分野に携わる人ならこの言葉を、一度でも聞いたことがあるだろう。
「枯れた技術」=「すでに広く使用されてメリット・デメリットが明らかになっている技術」でコストを減らし、「水平思考」=「現在利用されているジャンルから離れ、まったく別のものに置き換えて使うことにより新しいものを生み出す、というこの考え方は、今や任天堂という大企業の根幹をなす思想となっている。
それを裏付けるように、家庭用ゲームが高度化・複雑化する中、任天堂はひと世代前のコンシューマゲーム機「ゲームキューブ」のアーキテクチャを応用しながらも、「家族で遊べるゲーム機」というコンシューマゲーム機の根本に立ち返った思想で設計された「Wii」や、タッチパネルという直感的な操作で老若男女問わず楽しめる「ニンテンドーDS」などを次々とヒットさせたことを記憶している読者も多いだろう(ただ、その後、ファミリー層が「ゲームファン」として定着したかどうかは別の話)。
世界一のゲームメーカー・任天堂に、今もなお多大な影響を残す横井軍平という人物が、いったいどのようなことを考え、ゲームという「ものづくり」に向き合ってきたかがうかがえる本書だが、
「本当の先端技術を使ったら売れるものはできません。娯楽の世界ではそんな高い商品は誰も買ってくれないのです」
「テレビのような受動的な機器には、そもそも立体の必要がないんじゃないですか。能動的に関わる世界ではじめて、立体であることが意味を持つんです」
など、ゲームファンのみならず、すべての「ものづくり」に携わる人々にとって多くの示唆を含んだ発言も多数収録されている点にも注目したい。
そして本書最大のポイントは、稀代の失敗ゲーム機として今もなおゲームマニアの間で語りぐさとなっている「バーチャルボーイ」の狙いについての、横井氏の発言がまとめられている点である。
かつては新機種が出るたびに、新たなエンタテインメント性を提案してきたゲーム機だが、ゲームのアイデアや内容ではなく性能勝負となってきた94~95年当時、彼が感じた閉塞感と新たな娯楽を提案せねばならないという危機感もまた、現在のコンシューマゲーム業界を先取ったものだといえる。
ゲーム機の性能競争が進むことでライトユーザーが振り落とされ、やがてゲームはマニアのものとなって先細っていく……。そんなゲーム業界の趨勢に危険性を感じた横井氏が、新たなゲームの価値観を提唱すべく誕生したのが「バーチャルボーイ」だったのだ。
バーチャルボーイを評価できなかったゲームファンに見る目がなかった、と断罪するつもりは毛頭、ない。だが、あの時……いや今も、我々はあまりにも表層的にしかゲーム、ひいては「ものづくり」というものを捉えていなかったのではないだろうか。
「ものづくり」という行為に対して物の見方をあらためて問い直し、日本が「ものづくり大国」として復権するためのヒントがちりばめられている現代のバイブル。それが本書なのだ。
ドラえもんがプチ整形!? 声優・水田わさびが天狗状態でブーイングの嵐?

『TV版NEWドラえもん プレミアムコレ
クション 感動スペシャル~君はかけが
えのない親友だ!』/ポニーキャニオン
国民的アニメともいわれ、今も根強い人気を誇っている『ドラえもん』(テレビ朝日系)だが、その収録現場では、昔から激しい対立と派閥争いが繰り広げられているという。特に、先代のドラえもん役・大山のぶ代と、のび太役・小原乃梨子が険悪だったことは有名な話。スタジオでは毎週、2人はそれぞれ端に立ち、収録が行われていた。
2005年、キャスト総入れ替えで、新生『ドラえもん』が誕生したが、現在も『ドラえもん』の現場では、水面下でさまざまないざこざが起こっているのだという。
まずは、主人公であるドラえもんの水田わさび。声優として細々と活動していた矢先、ドラえもん声優の座を獲得。さえない時代から一転、国民的人気キャラクターを演じることになった。ドラえもんに抜擢される前は、声優活動だけでは食べていけずに、新宿歌舞伎町のキャバクラで働き、エロゲーなどの吹き替えもこなしていたという。
笑いと文学をつなぐ究極読書芸人の隠れ家的ユートピア『ピース又吉の活字の世界』

『第2図書係補佐』(幻冬舎)
しゃべりと笑いと音楽があふれる“少数派”メディアの魅力を再発掘! ラジオ好きライターが贈る、必聴ラジオコラム。
ピースの又吉直樹は、今もっとも売れている芸人の一人である。そんな彼が、華やかなテレビのゴールデンタイムの裏で、驚くほど静かに、ひっそりと文学を語っている。芸人ラジオのゴールデンタイムといえば、テレビの喧噪がすっかり遠のいてからの時間帯、つまり『JUNK』(TBSラジオ)や『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)が放送されている、深夜1:00~3:00である。今ピースがラジオをやるならば、まさしくそのどちらかの枠がふさわしいだろう。しかし、又吉にとってラジオ初のレギュラー番組となる『ピース又吉の活字の世界』(ニッポン放送 水曜20:00~20:30)は、そのどちらの枠でもなく、時間も短く、コンビでもなければ、お笑い芸人然としたハイテンションでもない。30分間、又吉が本の魅力をただひたすら語るという、それだけの番組だ。しかしこれが、妙に面白い。その面白さの中に含まれる「妙さ」こそはまさに、優れた文学作品を読んだときに感じる面白さである。
お笑い芸人が、お笑い以外の趣味を核とした枠組みで番組をやることは、テレビでもラジオでも時にあるが、多くの場合、その芸人の持つ面白さは、扱っているジャンル自体の持つ面白さの枠内に押し込められてしまう。車好きの芸人が自動車の番組をやっても車自体の面白さには勝てず、競馬やパチンコの番組をやっても、その中でその芸人ならではの特長を出すのは、とても難しい。しかし、この『活字の世界』という番組においては、むしろテレビでの又吉よりも面白いといっていいくらい、彼の本領が発揮されていると感じる。それはきっと、本というものが、又吉にとって趣味という領域をはるかに越えてしまっているからだ。
初回放送で又吉は、「本が好きな人が世の中に増えて、どんどんみんな小説を書いて、その面白い小説が読める世の中になれば、最高の人生を過ごせるんじゃないかと思ってる」という、本好きのユートピア幻想ともいうべき理想論を掲げた。まるでこの世には本と人間以外には何も存在していないような、恐ろしくピュアでロマンティックな理屈である。又吉にとって本とは、すでに趣味の領域を越えて、イコール世界になっている。そんなことをいうと、「書を捨てよ、町へ出よう」と寺山修司のような、リア充目線のお説教がどこからか飛んできそうだが、本は人が書いたものである以上、それは人の思考回路そのものであり、さらには人の発想が組み立ててきた世界そのものであるということも、またひとつの事実ではないか。
だから又吉の中では、お笑いも文学も、同じ世界の中に含まれる。どちらも人の思考回路が露出した結果であり、それこそが人間そのものを表現しているということに違いはない。又吉にとって、文学は別腹に入れるべき単なる趣味ではない。彼はこの番組の中で、「笑いと文学は密接な関係にある。ほとんど一緒なんじゃないかとさえ思う」と語る。その二つは同等の、そして同種のものなのだ。だからこそ又吉は、文学における笑いを、お笑いと同じく「緊張と緩和」の構造から読み解いたり、敬愛する太宰治の作風について、「ナルシストな自分をさんざん書いて、そのあと転がり落ちるようなオチつけたり」する「お笑い芸人の手法」だと分析することで、世間に蔓延する「文学は暗い」という誤解を鮮やかに解いてみせる。
とはいえ、この番組の面白さは、そういった又吉の真摯な文学語りのみにあるわけではない。又吉が本の魅力を語ったり、本にまつわるゲストと話をしていく中で、芸人・又吉の根本にある奇妙な感性が、ところどころひょっこりと顔を出してくるのが楽しい。「売れない時代に古本を読みすぎて、新品の本を見たら紙が白すぎて目がチカチカした。僕にとっては日焼けしてる本が常識だった」と反転した価値観を披露し、「太宰はなんていったら怒るかをずっと考えていた時期がある」という謎の(しかしちょっとわかる)妄執を明かし、「バスを降りるとき、たくさん人が乗ってるのに、自分しかそこで降車ボタンを押さないと、『こんなとこで降りる奴はセンスがない』と思われるんじゃないかと思ってしまう」と、期待を越えるスケールの被害妄想を具体的に公表してみせる。又吉は本の魅力のベースにあるのは「共感」の力だと語るが、その先にある生理的な「違和感」というのも、また大きな魅力である。笑いも文学も、「共感」と「違和感」の狭間にできた渦のような場所から生まれる。
ゲストに訪れた歌人の穂村弘は又吉のことを、「次の瞬間、ものすごいことをこの無表情な人はしてしまいそうな感じがする」「それはもしかしたら、テレビでは映してはいけないようなことかもしれない」と評したが、そんな「共感の向こう側に突き抜けてしまいそうな危うさ」こそがまさに、文学と又吉に共通する最大の、そして不可解な魅力なのだと思う。テレビサイズには収まらない「又吉の世界=活字の世界」は、そのまま「ラジオの世界」にも通じている。
(文=井上智公<http://arsenal4.blog65.fc2.com/>)
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