自称「格闘王」久保田武蔵の実態を関係者に取材!
当サイトでは、久保田と面識のある人物に接触することに成功した。「最初に、自分は世界的な格闘家だと言って、チャンピオンベルトを見せびらかすんです。そして、派手な経歴が書かれた名刺を出す。質問にも明るくさわやかに答えるから、信じちゃう人もいるんでしょう」。名刺の画像は、最近ネット上にも流出した。

フジテレビ『知りたがり!』
今、何かと世間を騒がせているロンブー淳が出演する『知りたがり!』(フジテレビ系)が、出演者を一新するというウワサが業界内を駆け巡っている。
「フジテレビとしては、全国ネットの午後の情報番組として12年ぶりに復活した『知りたがり!』ですが、視聴率が1~2%の日があったりと、かなりの低空飛行を続けています。おまけに、メインの司会者である伊藤利尋アナのひき逃げ騒動や、ロンブー淳の警察罵倒騒動などで、視聴者の心も離れています。そのとばっちりか、もうひとりの司会者、住吉美紀アナにも厳しい声が寄せられているそうです」(芸能事務所関係者)
住吉アナはNHKからフリーになって初の番組ということで、当初はかなり気合が入っていたようだが、午前中に生放送の仕事を入れるなど、スタッフたちからの評判もよくないという。
「彼女は、番組開始当初、『番組に生活を捧げる覚悟で、再婚はあきらめた』と言っていたのですが、ゲストにイケメンが来たりすると、明らかに態度を変えるなど、スタッフからも『いいかげんにしろ!』という声が聞こえてきています。フジの上層部の人たちも『彼女を降ろせ、という声が多い』と愚痴をこぼしているそうです。視聴率は伸びない、出演者たちは不祥事を起こすとなると、出演者を一新するというのはあり得るでしょうね。当初は、“打倒・ミヤネ屋”とみんな言っていましたが、いまや『韓流ドラマのほうがよかったんじゃないか』って言っていますよ」(フジテレビ関係者)
視聴率競争でもテレ朝、日テレに大きく水をあけられているフジテレビに、復活の目はあるのだろうか?

CMタイムはザッピングする派?
見たい番組がなくても、家にいると、とりあえずテレビをつけてしまうものです。そんな時、必ず目にするのはCM。好きな芸能人が出たり、心地よい曲が流れたりすると、思わず見とれてしまいますよね。最近は、赤い下着一枚で歩く美人が、実は男性だったという意表をつくものが話題になっていますが、そうでなくても、見てしまうものはけっこうあります。そこで今回は、CMの見方でわかる心理テストをしてみましょう。
何げなくテレビを見ていたあなた。ふとあるCMに釘付けになりました。その理由は?
A:知り合いが出ていたから
B:音楽が印象的だったから
C:セリフにインパクトがあったから
D:商品が気になったから
CMは、自己アピールの方法をあらわします。この答えで、あなたが得意とする「恋のアプローチ方法」がわかるのです。
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静かに見守ってあげましょうよ
嵐の相葉雅紀が、来年1月にスタートするフジテレビの連続ドラマ『ラストホープ』で、最先端の医療技術が集まる先進医療センターの医師役に初挑戦する。相葉は、聴診器で聞く“心音”からあらゆる症状を見立てる“診断のプロ”を演じ、多部未華子、田辺誠一らが医療センターで働くメンバーとして登場する。
すでに映画『神様のカルテ』で医者役を演じた先輩・櫻井翔から聴診器を借りたそうで、メンバーからのバックアップ態勢も万全のようだが、相葉本人も自ら熱心に役作りに励んでいるという。
「医者役ということで、いろいろと勉強を始め病院にも熱心に通っているそうです。しかし、どうやら親類のお見舞いを兼ねての病院通いのようです」(ドラマスタッフ)

『同窓会~ラブアゲイン症候群 DVD BOX』
(ポニーキャニオン)
俳優の三上博史がNHKで連続ドラマ初主演を務めている『実験刑事トトリ』の視聴率が振るわない。
「もともと、この枠があまり数字が取れる枠じゃないのはNHK側も理解しています。好評だった『ハゲタカ』や『外事警察』ですら、視聴率は2桁いっていませんからね。それでも、『梅ちゃん先生』で堀北真希演じる梅子の恋人役を務め話題となった高橋光臣を起用するなど、話題性も高かっただけに、初回視聴率の6.3%というのは不満でしょうね」(芸能事務所関係者)
主演の三上自身も、この数字には納得していないという。
「それもそのはず、本当はNHKではなく、民放のゴールデンで連ドラをやりたいそうなんです。すでにこの『実験刑事トトリ』の撮影は終わっていて、次の撮影に入っているのですが、それもWOWOWのドラマなんです。『震える牛』という作品で、平成版『砂の器』と評価が高い作品だけに、彼の演技力が生かされるということでキャスティングされたそうです」(同)
ところが、この作品についても不満を漏らしているのだという。
「事務所としても、なんとか民放のゴールデンで主演をやらせたいようですが、いかんせん、なかなか彼単独での主演は難しいようです。2年前に民放で主演して話題になった『同窓会~ラブ・アゲイン症候群』も、黒木瞳、高橋克典、斉藤由貴らとの4人主演でしたからね。とにかく、NHKでもWOWOWでも“数字”という結果を出せば、民放のゴールデンでも主演できると思いますが、そこまで主演にこだわらなければ、もっと仕事は増えるんでしょうけどね」(テレビ局関係者)
演技派だけに、主演以外でもいけそうなものだが……。
2006年1月、有価証券報告書虚偽記載の疑いなどで、六本木ヒルズのライブドア本社に東京地検特捜部が家宅捜索に踏み込んだ。世にいう「ライブドア事件」である。同社社長のホリエモンこと堀江貴文氏らは、証券取引法(現・金融商品取引法)違反で逮捕、起訴され、時代の寵児は、一転してバッシングの的に転落した。11年4月、最高裁は堀江氏の上告を棄却し、懲役2年6カ月の実刑が確定、現在は長野刑務所で服役中だ。 近鉄バファローズやニッポン放送買収、そして上記の事件など、絶えず日本中に話題を振りまき、加熱するメディア報道の渦中に居続けたライブドア。そんな同社の取締役として、経営の中枢に身を置き、堀江氏も厚い信頼を寄せていたのが、熊谷史人氏である。 熊谷氏は現在、「堀江貴文の早期仮釈放支援の会」(以下、支援の会)発起人として、署名募集など積極的に活動を行っている。そんな熊谷氏に、 「なぜ堀江氏の早期仮釈放を求めるのか?」 「加熱するメディア報道によりねじ曲げられた、ライブドア騒動の深層」 「堀江氏の素顔、そして刑務所で生活を送る今」 「基準があいまいな仮釈放制度の問題点」 などについて聞いた。 ーー熊谷さんが、堀江さんの早期仮釈放を求める運動をなさっている理由はなんでしょうか?「堀江貴文の早期仮釈放支援の会HP」より
熊谷史人氏(以下、熊谷) 一番の動機は、堀江さんが人間として好きだからです。ライブドアに入社してから、仕事上の付き合いは4年間くらいなんですが、その頃はプライベートな付き合いはほぼゼロでした。大きいビジョンを掲げ、世間のことを真剣に考えて、素直でシャイでいい経営者だなと尊敬していました。 ライブドア事件の裁判後、プライベートな付き合いが始まりました。そこでわかったのは、堀江さんは、おちゃらけて優しく、どこにでもよくいる人ですね。ともかく人を差別しないので、有名な人もそうでない人も、正面から向き合って接し、仲良くなれる。 ですので、「堀江さんを早く刑務所から出したい」と思う人は結構いるんですが、社会的な立場などから公には言いにくい方が多い。署名活動にしても、誰も手を挙げていなかったので、「私くらいしか、やる人がいないんじゃないか。堀江さんと一緒に経営をし、事件の内容も知っていて、反省の態度も知っているのは私だ」と思い至り、動こうかなと。 ーー仮釈放を求める活動には、どういった方々が賛同しているのですか? 熊谷 ジャーナリストの田原総一朗さんですとか、上杉隆さん、勝間和代さん、野口美佳さん、ビームスの設楽洋さん、サイバーエージェントの藤田晋さんなど、各方面から多くの方に賛同いただいています。 ーー刑務所の中での堀江さんは、どのようなご様子ですか? 熊谷 まじめに刑期を務めています。仕事は、刑務所内にいる老人のお世話、介護ですね。刑務所内の生活態度が良いということで、外部の人と面会できる回数も増えました。丸坊主になって、80キロくらいあった体重も65キロほどに落ちて。 スリムになって(笑)、もう別人みたいです。ただ、健康状態はあまり良くないので、そういった部分でも弁護団は早く出所させたいと。 ーー熊谷さんは、どれくらいの頻度で面会をされているのですか? 熊谷 3月に会ったきりです。今月から面会数が増えたので、また行けるかなと楽しみにしています。熊谷史人氏

「週刊文春」11月15日号 中吊り広告より
グランプリ
「ナベツネの違法行為を暴露する読売現秘書部長『爆弾日記』公開!」(「週刊文春」11月15日号)
第2位
「橋下維新への『絶縁状』」(「週刊文春」11月15日号)
第3位
「東京都知事選 私が支持する候補 落ちてほしい候補」ほか2本(「週刊現代」11月24日号)
人間社会同様、ライバルに勝てず常にナンバー2にしかなれない馬がいる。1963年にメイズイが優勝した皐月賞、日本ダービーの2着馬だったグレートヨルカ。1964年のシンザンが勝った日本ダービー、菊花賞の2着馬ウメノチカラ。
今年の牝馬3冠馬・ジェンティルドンナの2着だったヴィルシーナもそうだった。
だからこそ、ジェンティルの出ない第37回エリザベス女王杯(G1・芝2200メートル、京都競馬場、重)は、この馬に勝たせてやりたいという判官贔屓もあって、断然の1番人気になった。だが、無情にも激しく降る雨に行き脚が鈍り、4コーナー手前から内田騎手は追い通しで直線に向いたが、持ち前の鋭い差し足は見られない。それでもゴールまで100メートルぐらいのところで先頭に立ったが、重得意の7番人気レインボーダリア(柴田善)に外から差され、首差の2着に敗れてしまった。
チャンネルを変えて、石川遼が2年ぶりに勝ったゴルフを見た。3打差で楽勝かと思われたが、最後は1打差まで詰め寄られ、かろうじて凌ぎきった。インタビューで「優勝することを忘れてしまった」と石川は涙ぐんだ。ヴィルシーナもゴールを過ぎて、おのが不運を嘆き、心で泣いていたのかもしれない。
寺山修司は「競馬が人生に似ているのではなく、人生が競馬に似ているのだ」と言った。人生という舞台で2番手にさえなれなかった私は、ヴィルシーナが晴れの舞台で先頭ゴールする姿を見てみたい、引退するまでこの馬を買い続けよう、そう思っている。
さて、こちらは予想通りだが、政治資金規正法違反の罪で強制起訴された「国民の生活が第一」代表・小沢一郎被告(70)の控訴審判決が今日(11月12日)あり、「東京高裁小川正持裁判長は、小沢氏を無罪とした一審・東京地裁判決を支持し、検察官役の指定弁護士による控訴を棄却した」(asahi.comより)
これで、事実上無罪が確定したと見ていいだろう。ポストが書いているように「『無罪判決』で始まる 小沢一郎の逆襲」とはならないと思うが、年内総選挙もささやかれだした中、彼の動きも注目である。
総選挙も気になるが、都民としては「ポスト石原がどうなるのか」に関心がある。石原が後継指名した猪瀬直樹副知事に松沢成文前神奈川県知事、宇都宮健児日本弁護士連合会前会長も出馬表明し、舛添要一参議院議員も出馬の構えだし、東国原英夫前宮崎県知事もギリギリで出るのではないかといわれている。
帯に短し襷に長しで本命不在だが、争点は長きにわたった石原都政を評価するのかどうかということになろう。現代は、舛添インタビューも含めて時機を得た特集を組んでいる。
石原が辞任した直後に自民党東京都連が電話で3,000人の緊急調査をした。猪瀬副知事がダントツトップで約50%の支持を得て、2位の東国原前宮崎県知事が約10%、次いでキャスターの安藤優子、小池百合子元環境相だったと全国紙の政治部記者が語っている。
現代は、各界50人の著名人に「誰が都知事にふさわしいか」をアンケートした。
最も支持を集めたのは、やはり猪瀬副知事で14票。2位には舛添参議院議員と宇都宮日本弁護士連合会前会長が7票、東国原前宮崎県知事は1票しかなかったという。猪瀬副知事の支持理由は、実務経験、行政への理解度、問題意識の高さだそうである。注目は、石原都政を評価したのは16人で、6割近くが批判的で、その人たちは宇都宮を支持しているという点だ。
自民党は猪瀬支持でいきたいそうだが、自民党都連との仲の悪さがどうなるのか、予断を許さないそうである。
石原と一橋大学から60年の付き合いだという高橋宏首都大学東京理事長と鈴木哲夫日本BS放送報道局長との対談のタイトルは、「石原慎太郎はタダのアホか それとも天才なのか」。
だが、親友である高橋が悪口を言うわけはなく、わずかにこの発言が気になるだけである。
「高橋 私は国政で新しい風を吹かせるには、最低でも国会議員30人くらいの勢力がないと無理だと考えています。石原は100人規模で人を集めてみせるなんて言っているけど、寝ぼけるんじゃないと言いたいね。30人どころか10人だって集まるかどうか」
高橋は「今回のようにバカみたいなことで晩節を汚してほしくない」とも言っている。石原人気が盛り上がらなくては、そのご威光をたっぷり浴びて知事になろうとしている猪瀬副知事にも逆風になりかねない。
以前から都知事を狙っている舛添参議院議員のインタビューは、批判が当を射ている。
「石原都政というのは、一言で言えば、常に仮想敵を作り、『敵と戦う正義の味方』の面をする典型的なポピュリズム政治でした。例えば、銀行を敵にして外形標準課税を導入し、分が悪くなると新銀行東京を創設しました。ところが1500億円もの損失を出しても、まったく責任を取ろうとしない。私が厚労相を務めていた時代には、都の社会保障を『税金の無駄遣い』と一刀両断して大幅カットし、社会保障の現場を大混乱に陥れた。私は個人的にも母親を介護した経験がありますが、単純な利害得失で図れないのが社会保障というものです。それなのに石原都知事は、弱者の視点に立つということができない政治家でした。そして最後は『悪の中国』という世論を喚起し、都の経済をメチャクチャにした。それにまんまと煽られた野田政権も問題ですが、問題の発端は石原前都知事です」
またこうも語っている。
「公職選挙法の規定によれば、都知事が任期途中で辞任した場合、50日以内に新たな都知事を選出することになっています。ところがこの規定は、病気や不慮の事故など、緊急事態を想定したもので、石原氏のような無責任な知事のためにある規定ではありません。そのため、非常に中途半端な都知事選にならざるを得ません。本来なら、石原都知事の任期は2015年4月までなので、次の都知事を目す候補者たちは、少なくもその半年から1年くらい前から、様々な立場の人の意見に耳を傾けながら、じっくりと自己の政策マニフエストを練り込んでいきます。ところがたった50日間では、落選中の政治家くらいしか手を挙げられません。都知事を目指しているような人たちは皆、それぞれの道で要職に就いているからです。これは、このような中途半端な形で都知事を選ばざるを得ない有権者に対しても、大変失礼な事です。こうした無責任さが露呈したため、都知事を辞任した石原氏は『新党を創る』と意気軒昂ですが、すっかり空回りしています。永田町では、石原氏に対する冷めたムードが充満して、誰かの名言ではありませんが、『晩節を汚した暴走老人』扱いです」
今週の選にはもれたが、週刊新潮が石原と元銀座のクラブの女性との間に隠し子がいて、現在30歳になると報じている。この話、フライデー(1996年3月1日号)でも報じられているように、有名な話ではある。
付き合ったのは、彼女が22歳、石原が49歳の頃だそうだ。だが、彼女が妊娠してしまうのだ。彼女は石原が泊まっているホテルに押しかけ「どうしてくれるのよ」とドアを叩き続けたが、石原は出てこなかったという。
その後は、石原プロの幹部が店のママと対応を協議したそうだ。24歳で彼女は子どもを産むが、石原がその子どもに会うことはなかったと、元同僚ホステスが語っている。
石原が子どもを認知したのは94年、11歳の時だった。その同僚ホステスが、その男の子のことをこう評している。
「子どもは身長が高く、見た目は慎太郎さんよりもどちらかというと裕次郎さん似のイケメンですよ」
今回、新潮は彼女の父親にも話を聞いている。
「孫はもう30歳になった。これまでアルバイトをあちこち転々としていたけれど、今年2月、“就職したよ”って電話を寄越した。“良かったね”と返事をしたが、孫の将来がどうなるか俺には分からない。ただ、就職するにあたって、あちらの厄介にはなりたくないとハッキリ言っていた。孫の心意気は俺にとっては、嬉しいと言うべきか、悲しいと言うべきか……」
石原は新潮の取材にこう答えている。
「彼女がこれまで何の仕事をしてきたかは聞いていない。でも、僕から金額は言わないが、養育費も学費も出し、自分では完璧に責任を果たしたつもりです。借金をしたり、物を売ったりして、必死におカネを作った。石原プロが僕の代わりに養育費を払ったかって? それは、ナンセンス。まったく違う。無責任な謀略情報が流れているなんて初めて聞きました。80歳の老人の昔の情事などに、永田町は関心なんてないんじゃないの……。でもね、あなたたちのおかげで息子から連絡が来て、今度、初めて会うことにしましたよ」
再び国政を目指し、ひよっとすると総理の座もありうると囁かれる注目人物だけに、こうした超旧聞も流れてくるのだろう。
想定内だったのか、石原の受け答えは平静で大人の対応である。新潮の取材がきっかけで息子との対面を果たすことになった石原は、息子に何と声をかけるのだろうか。
橋下徹大阪市長の「日本維新の会」との連携を含めて、石原の動静は注目である。
今週の第2位は、文春の子ども服メーカー「ミキハウス」木村皓一創業社長(67)の激白。
これまで橋下徹大阪市長と「日本維新の会」を支え続けてきたのにと、橋下と松井に怒っている。
「私は大阪を良くするためにと思って『維新の会』を支援し、橋下徹市長らを選挙に通すためにずいぶんカネも使ってきました。彼らは何にもせんでも選挙に通ったと勘違いしているようですが、大阪の地場の人々が手弁当で支援したからこそ、『維新』は圧倒的な支持を得たんです。しかし、彼らは人気にのぼせあがり、国政進出すると息巻いている。諌める人を次々に切り捨て、周囲にはモノをハッキリ言える人間が一人もいなくなった。橋下市長と松井一郎府知事、いまや二人は裸の王様です」
離合集散は世の習いとは言うものの、わが世を謳歌してきた橋下たちに、何かが起きているようである。木村はこうも語っている。
「橋下も松井も、経済については何も知らない。関電の株が紙クズになるようなこと言うんやから。関電の個人株主は、国債なみに安定してるからと買ってるお年寄りがほとんどでっせ。老後の安心がパーや。彼らも自分の株だったら、そんな無茶しないでしょう。市の株やから言うんです。経済を舐めとるわ。つい先日も、米国育ちのベンチャー起業家の講演会を催し、橋下にも聴きにくるよう言うたのに、『木村とは原発問題で意見が合わないから行かない」と断られた。まるで子供。僕に怒られるのが嫌なんやろな。知人の国会議員が何人も『橋下に会わせてくれ』と頼みにきたけど、僕は『何でそんなに橋下に会いたいねん。あんたの値打ち下げるだけや。利用されるだけやで』と遠ざけてきた。結局はそれが正しかった。それにしても橋下という男は運がいい。今回の石原新党にしても、うまいこと利用しよる。政策が一致せんから言うて自分だけいい子になって、完全に石原さんの負けやんか。
でも橋下の頭にあるのは票だけ。国民の幸せのことなど一つも考えてへん。国際社会に通じる人脈もビジョンもない。さらに言うなら、自分がない。風に流されてきただけの人物です。(中略)あんな男を国政に通したら絶対アカン。日本のためになりません」
あれだけ面倒見たのに自分のいうことを聞かない、という恨み節にも聞こえるが、支持者からこうした声が出てくるのは、早くも選挙前から組織に綻び始めた証左かもしれない。
今週のグランプリは、文春の巻頭特集「告発スクープ ナベツネの違法行為を暴露する読売現秘書部長『爆弾日記』公開!」である。
タイトルがすごい。大メディアのトップが違法行為とは聞き捨てならないが、文春はこう書き始める。
「今から八年前、二〇〇四年のことである。警視庁公安部公安総務課で、ある情報が駆け巡った。『渡辺恒雄読売新聞主筆が運転免許更新のために必要な高齢者講習を受講せずに済ませるよう、読売新聞幹部が警視庁に依頼した。渡辺氏は同年五月三十日に七十八歳を迎えており、本件事案は四月三十日から五月三十日までの一カ月以内に発生した模様』この情報は二○○四年六月、小誌記者にもたらされたが、警視庁幹部は完全否定したため、それ以上、取材を進めることはなかった」
だが、今回決定的な証拠となる文書を入手したというのだ。それは、この件で中心的役割を果たした、当時の読売新聞警視庁記者クラブキャップ・山腰高士(現・読売新聞東京本社秘書部長)の「日記」だった。
この日記は当時、社会部に在籍していた人物から提供されたものだという。
反ナベツネ、社会部記者というとすぐに清武英利元読売巨人軍取締役球団代表が浮かぶが。
高齢者講習とは道路交通法改正により、75歳以上の高齢者に義務づけられたもの(2002年に70歳以上に改正)で、座学による講義、シミュレーターによる反応検査、運転実習などを各1時間ずつ計3時間受けなくてはいけない。これは高齢者の死亡事故件数の増加のためであった。偽りやその他の不正な手段により交付を受けた者は、1年以下の懲役か30万円以下の罰金に処せられる(今回のケースは時効になっている)。
天皇陛下も例外ではないという。しかしナベツネは、部下に「めんどくさい手続きを省いてほしい」と命じ、当時の広報部長などが奔走することになる。教習所の社長に頼み込み、渡辺主筆は何とか出向いたものの、わずか10分で免許の更新を受けたという。
私の知人も最近講習を受けてきたが、1日仕事になるといっていた。世の不正を告発する大新聞のトップがこんなことをしてはいけない。
文春はこう結んでいる。
「本誌が今回公表した日記からは、違法行為に加担せざるを得なかった記者たちの苦悩が読みとれる。警察権力の監視役である現場の記者たちの報道倫理をねじ曲げた渡辺氏の罪はあまりに重い」
私はこれを読んで、ノンフィクション作家・本田靖春が読売新聞を辞めるきっかけになった「正力コーナー」のことを思い出した。
「正力コーナー」とは、当時社長だった正力松太郎の要請によって、彼の動静を毎日のように紙面を使って報じたことをいうのだが、本田はこれを紙面の私物化だと批判し、やめさせるべきだと同僚に説いて回るが、誰も正力を恐れて声を上げなかった。
そんな読売に嫌気がさして、本田は読売を辞めることを決意する。
文春を読む限り、正力、務台光雄と続いてきた読売私物化は、渡辺主筆になって、さらにひどくなっているようだ。
当然ながら「読売新聞東京本社は8日、同日発売の週刊文春(11月15日号)に掲載された『ナベツネの違法行為を暴露する読売現秘書部長「爆弾日記」公開!』と題する記事について、改ざん・捏造(ねつぞう)の疑いのある記録や出所不明の資料をもとにしており、事実と全く異なる記述によって名誉が著しく毀損されたとする抗議書を、発行元の文芸春秋に送付した。
今後、同誌や記録の盗み出しなどにかかわった人物に対し、刑事、民事上の法的措置を講じる。(中略)引用された『日記』には、秘書部長も含め関係者の認識とは全く異なる記述が多数ある。秘書部長は当時、警視庁記者クラブのキャップとしてパソコンで業務記録をつけていたが、『日記』は、この業務記録を何者かが違法・不正な手段で盗み出し、データの一部を改ざん・捏造したものである疑いが強い。渡辺会長の運転免許更新についても、警視庁に不当な依頼をした事実は一切なく、所定通り教習所に出向き、高齢者講習を受けるなど適切な手続きを踏んでいた。抗議書では、『現秘書部長「爆弾日記」公開!』とする見出しについて、現職の秘書部長があたかも内部情報を自ら積極的に暴露したかのような印象を与える狡猾(こうかつ)かつ悪意に満ちた表現であり、秘書部長個人の名誉も毀損していると指摘した。さらに週刊文春は先月中旬以降、秘書部長や多数の社会部員に対して行った取材および、グループ本社広報部への質問で、この『日記』や出所不明の資料の存在について意図的に隠し、一切触れなかった。抗議書は、そうした取材・報道姿勢も『悪質、異常、アンフェアであり、報道倫理に反する』としている」(2012年11月8日12時53分 読売新聞)
読売側はまた、今回のことは清武氏がやったと言いたいようだが、これが事実だとしたら、事件は時効でも、大メディアを牛耳る最高幹部にあってはならない「醜聞」である。
それに抗議するなら、本人の承諾なしで「日記」が掲載された山腰高士読売新聞東京本社秘書部長ではないのか。
事実が違うなら堂々と指摘すればいいのに、表に出てこないのはどういう理由からなのか。一企業の人間としては、致命的な情報流出である。渡辺帝国の崩壊を予感させる記事だと、私には思える。
千丈の堤も蟻の一穴から始まる。これが渡辺主筆の命取りになるかもしれない。
(文=元木昌彦)

Photo by tsuda from Flickr
(前編はこちら)
■犯行時の信条は「お金持ちだけが幸せになれる」
知子は一攫千金を夢見ていた。金銭的に恵まれなかった幼少時代。しかし中学時代から周囲に「自分の父親は地主で大金持ち」といった嘘を吹聴しミエを張った。学力は優秀だったが、家の経済事情で合格した東京の大学にも入学は果たせなかった。最初に結婚した夫はムスタングに乗り「カネがなくても、最高の車に乗り、高級品を身につける。そうすれば自然にカネ回りがよくなる」と嘯くような男だ。そして離婚したが、地道に働くのではなく、売春をし、実母とともに生活保護を受ける生活へと落ちていた。知子は派手な服装で頻繁に外出し、周囲に怪しい儲け話を持ちかけ、「父は古美術の鑑定家」「父親の膨大な遺産が入った」という嘘を相変わらずついた。「貧乏人はいくら苦労しても絶対に幸せになれない。この世はお金持ちだけが幸せになれる。絶対に」。地道に働くなんて真っ平。これが犯行時の知子の信条だったという。また溺愛している息子を医者にするという夢のためにも金が必要だった。そんな中、知子が実行したのが2件の誘拐事件だった。
知子は一攫千金ばかりに固執した。だがその犯行は実に行き当たりばったりだと言わざるを得ない。保険金殺人にしても、あまりに安易な方法で失敗しているし、誘拐にしても遺体を隠すことなく投げ捨て、挙げ句2件とも金を入手すらできていないのだから。
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