
2012年も残すところあとわずか。ということで、今年アニメ業界を賑わせたニュースTOP10を勝手にピックアップ! ヒット作、話題作、炎上事件におめでたいニュースなど、なんでもアリのランキングで、2012年のアニメ業界を見送ろう。
1位 立て続けの脅迫で、『黒子のバスケ』関連イベント・企画が中止に!
今もなお続くこの事件。何者かによる脅迫により、各種イベントやコミケでの頒布活動が次々と中止に追い込まれてしまった。その損害額は計り知れないだろう。一日も早い解決が待たれるばかりだ。
2位 声優が続々結婚!
山寺宏一と田中理恵、小野大輔と谷井あすかの結婚報道をはじめ、人気声優(とりわけ女性声優)の結婚が立て続けに発表された2012年。毎月のように発表される結婚報告に、僕らの心は祝福したい気持ちと裏切られた気持ちの葛藤にさいなまれるのだった。2013年、僕らは平穏なアニメライフを送ることができるのだろうか。個人的には、舞太の婚約発表がショックでした!
3位 『ココロコネクト』事件で業界全体を巻き込んだ大炎上!
『ココロコネクト』OPテーマを担当したユニット「eufonius」の菊地創による、アキバ系アイドル・桃井はるこへの暴言ツイート。これがきっかけとなり『ココロコネクト』イベントでのドッキリ企画にショックを受ける声優・市来光弘のツイートが発見された。これが引き金となり、『ココロコネクト』関係者周辺が大炎上。eufoniusはいつの間にか主題歌から降板し、声優出演のウェブラジオも放送中止に。さらに、作品とは関係のない声優も巻き込まれるなど、業界全体を巻き込んだ騒動へと発展した。
4位 アニソングランプリが炎上!
次世代のアニソンシンガーを発掘するオーディション企画「全日本アニソングランプリ」。第6回となる今回は、優勝者の歌唱力にネット上では疑問の声が噴出。さらに、アニソン界の帝王・水木一郎がこの件についてツイート。アニソングランプリの在り方そのものへの問題提起とも取れるその発言に、多くのアニメファンは衝撃を受け、総合プロデューサーのTwitterアカウントへ突撃。炎上する騒ぎへと発展した。
5位 『おおかみこどもの雨と雪』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』『魔法少女まどかマギカ』などの劇場用アニメ大ヒット!
例年以上に話題作豊富だった2012年の劇場用アニメ。人気のテレビアニメを編集した『まどマギ』『劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-』や、『おおかみこどもの雨と雪』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』『ゴティックメード』など、アニメファン待望のオリジナル作品などが毎月のように公開され話題を振りまいた。
なお多くの芸能人・文化人を巻き込んで公開前から大フィーバー状態だった『ヱヴァQ』だが、「ヱヴァ:破」までの分かりやすい展開に浮かれていたファンは『ヱヴァ:Q』の難解な内容に困惑した模様。
6位 『さくら荘のペットな彼女』にサムゲタンが無理やりねじ込まれて炎上!
ライトノベル原作のテレビアニメ『さくら荘のペットな彼女』第6話において、風邪をひいたヒロインの一人・七海に主人公・空太の先輩・仁が韓国のお粥「サムゲタン」を作ってあげるシーンが登場。原作ではただのお粥だったのだが、なぜか韓国料理に改変されたことでアニメクラスタは大炎上。同時期に芸能人やメディアがこぞってサムゲタンを取り挙げたことから、「ステマでは?」との疑いも浮上した。
7位 『ジョジョ』テレビアニメ化ァッ!
カルト的な人気を誇っていた人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』が、連載開始25年目にしてまさかのテレビアニメ化。原作独特の擬音を描き文字で表現する演出や色彩感覚には賛否両論だが、今のところおおむね好評の様子?
8位 『機動戦士ガンダムAGE』ガンダムシリーズ最低視聴率記録更新!
『ダンボール戦機』『イナズマイレブン』などが人気のゲーム開発会社・レベルファイブとのコラボで、鳴り物入りでスタートした『機動戦士ガンダムAGE』。しかし、放送前の期待とは裏腹にアニメは大すべり。ガンダムシリーズの歴代最低平均視聴率を下回る2.56%を記録。あまりうれしくない歴代TOPの王冠をゲットしてしまった。
9位 『アイドルマスター』7年目の大飛躍!
2011年にテレビアニメ化され大きな話題を呼んだ人気ゲーム『アイドルマスター』だが、今年もその勢いは衰えなかった。11月28日発売された横浜アリーナでのライブを収録したBlu-ray『THE IDOLM@STER 7th ANNIVERSARY 765PRO ALLSTARS みんなといっしょに』が、週間BDチャート1位を記録し、CD「THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 生っすかSPECIAL 01」が第54回レコード大賞企画賞を受賞。ソーシャルゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」が驚異的なヒットを記録する一方、原作となった本家「アイドルマスター」の人気の健在ぶりを改めてアピールした。
10位 『うぽって』『ガルパン』などミリタリ系美少女アニメがブレイク!
『ストライクウィッチーズ』『ストラトスフォー』など、以前から密かに人気を集めていたミリタリー系美少女アニメだが、今年は『ストライクウィッチーズ劇場版』のヒットに始まり、『うぽって』『ガールズ&パンツァー』といったテレビアニメもヒット。武骨な兵器を操る美少女たちの活躍に今後も期待したい!
というわけで、みなさんの心に残っているニュースはありましたか? 来年も「週刊アニメ時評」は勝手にアニメを応援し、触れてほしくない話題にもズカズカと踏み込んでニュースにしていく所存であります。
(文=龍崎珠樹)
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