久保田武蔵、サム・グレコとの対戦中止!そして…

自称「総合格闘技世界4冠王者」久保田武蔵が、12月27日のイベント「ICHIBAN~夢は叶う~」の中止を発表した。試合会場のディファ有明のHPにも、開催中止の情報が掲載された。後援を予定していた千葉県館山市のマスコットキャラの活動予定表からも、関連情報が削除された。

ノートパソコンから人類を護る

現在、年齢を問わず幅広い世代に普及しているノートパソコン。
そのとっても便利なノートパソコンが、男性の“大事な大事な生殖機能”を低下させるという研究が学術誌「ヒューマン・リプロダクション」で発表された。

矢沢永吉、桑田佳祐……100億円規模の資産を築く音楽界の大物たち

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EIKICHI YAZAWA 40th ANNIVERSARY 
LIVE 『BLUE SKY』
(GARURU RECORDS)
 売上不振によって縮小を続ける音楽業界だが、一部の成功者は莫大な資産を築いている。たとえば、NHK『紅白歌合戦』にサプライズ出場が決まった矢沢永吉。60代半ばに差し掛かった今も精力的に活動する矢沢だけに、その総資産は100億円近くに上るという。 「矢沢さんといえば、1998年に不動産投資の失敗で35億円の借金を抱えたことが広く知られています。01年の著書『アー・ユー・ハッピー?』(角川書店)で詳細を明かして話題となったのですが、実は借金を抱えた当初から猛烈に働き始め、出版の時点で返済をほぼ終えていたそうです。その後は、自社でグッズ通販やコンサート活動を行って利益を上げる“YAZAWAビジネス”に改良を加え、年間10億円以上のペースで資産を増やしています。現在は、都内に推定15億円の豪邸を建設中ですね」(矢沢をよく知るレコード会社関係者)  一昨年に食道がんを患ったものの、その後見事に復活した桑田佳祐もまた、100億円規模の資産を築いているという。 「桑田さんは過去の印税収入だけでも年間数億円入ってくる上、アルバムを作ったり、コンサートを行ったりした場合の“取り分”が通常よりもはるかに多いと言われています。所属事務所のアミューズにとって桑田さんは創業メンバーに等しい存在であり、長年の功労に報いる意味もあるのでしょう。都内に建てた推定10億円の豪邸のほか、神奈川県内のスタジオ兼自宅など複数の住居を所有しており、不動産資産だけでも数十億円規模に上るそうです」(音楽事務所関係者)  女性ミュージシャンでは竹内まりや、中島みゆきの名前も挙がる。 「竹内さんはご主人の山下達郎さんとの共同資産ですが、早くから個人事務所を設立して印税管理をしたため、資産は50億円に上ると言われています。ジャニーズとの太いパイプも少なからず資産形成にプラスだったでしょう。一方、中島さんはデビューから一貫してヤマハに所属。こちらもヤマハにとって大功労者ということで、印税の比率が他のミュージシャンよりも高いと言われています」(同)  他方、莫大な財産を築きながらも、会社経営に乗り出してつまずくケースもあるようだ。 「Mr.Childrenのプロデューサーでもある小林武史さんは、自身が経営する烏龍舎という会社でマネジメントや原盤管理を行うことで資産を築きましたが、ここ数年『烏龍舎の経営がうまくいっていない』との情報が音楽業界で流れています。ミスチルは別格としても、他の所属ミュージシャンには浮き沈みがあり、コンサートの動員不足で数億円の穴が開くこともある世界ですから。一説にはミスチルが活発にコンサートを行っているのは、烏龍舎の経営を立て直す目的もあると言われています」(同)  税務署の長者番付が発表されなくなって久しいが、贔屓のミュージシャンの資産に思いを巡らせるのも楽しいかもしれない。 (文=志田鉄三)

小向美奈子や小阪由佳のように輝きたい! アイドルライター・小明が選んだ「サイゾー」記事3選

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小明さんの撮りおろしグラビア満載
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【サイゾーpremium】より 12月無料購読キャンペーン開催! ――1999年の創刊以来、芸能界から政財界、ヤクザにIT業界まで、各業界のウラ側を見てきた「サイゾー」。巷間騒がれる小誌の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい! そんな思いから、「サイゾー」を愛読している物好きな(失敬!)有名人からおなじみの識者の方々に、「サイゾー」でしか読めないオススメ記事を選んでもらう『あの有名人&識者が選ぶサイゾーレコメンド!』企画。今回は小誌ではすっかりお馴染みとなったアイドルライターの小明さん! 小誌とも付き合いの長い彼女が選んだ「サイゾー」の記事をご紹介します!  サイゾーさんには2005年に「おかしなアイドルがいる」と中野ブロードウェイのタコシェさんでグラビアの撮影をしていただいたのをきっかけに、今まで遭ってきた痴漢遍歴を綴った『モテすぎてこまっちゃう』、告知にかこつけて各界の大御所に自分の悩みを相談する『アイドルライター小明の「大人よ、教えて!」"逆"お悩み相談』等々、本当に長く連載をさせていただき、その都度たくさんのものを得たり、失ったりさせていただきました。  売れもしないのにアイドルを続けるにあたって、いろんな葛藤もありましたが、そんな時、いつもサイゾーさんが側にいてくれた……I'm proud。サイゾーが私の小室です。悩める私に「あ、もう少しやってみよう」と思わせてくれた記事をいくつか紹介しますね。 『ホリエモン×小向美奈子 「覚せい剤より、ストリップと買収のほうが気持ちイイ!」』 (2010年1月号「特別インタビュー」より)  小向美奈子と言えば私がグラビアで鳴かず飛ばずだった頃の大スターです。そんな彼女がいつの間にやら覚醒剤でお縄となり、フィリピンに潜伏し、ストリッパーになり、今ではAV界のスターに。昔から『BUBKA』にアレな写真が出回る方ではありましたが、まさかここまで来るなんて! 本人の悲壮感の無さや豪快な性格に「意外となんとかなるもんだなー」とこちらも楽観的な気持ちに。謎の激太りをしてブログで電波な罵詈雑言を綴った後、見事ダイエットに成功して復帰した小阪由佳さんにも同じような多幸感がありますよね。不死鳥のように人間は輝ける。そんな希望を、彼女たちはくれます。 『「ブログ広告で毎月300万円」本業よりもはるかに儲かる芸能人のブログ広告の実態』 (2012年12月「限定ニュース」より)  流行のステマ事件、私のところには一切話が来ませんでした。この記事によると、『商品のPRである1記事あたりに対するギャラはアクセス数や芸能人のランクによってS~Eまでにランク付けされており、Sだと2000万円でEだと60万円程度』……!! アイドルとして一番輝いていた時期でもB級だったので、今現在は恐らくE級以下と判断されたのでしょう。悔しい……! 60万円あれば私は家賃と光熱費を払っても(都落ちしたので家賃が安いんです)半年ほどは食い繋いでみせます。ブログのアクセスだって悪くはないはずです(全くテレビに出ていないのに、一日に数万アクセスあるんですよ)。何ならヤプログ!からアメブロに移籍したってかまいませんし、誰よりもさりげなく宣伝してみせましょう。あまり懲りていらっしゃらない企業の方、ここに穴場がありますよ。なにとぞよろしくお願いいたします。 『人生達成率0~1割のキンコメ・高橋が嘆く「もっとドキドキできるアイドルと仕事したい」』 (2011年11月号「連載」【『卑屈の国の格言禄』】より)  私の前連載、『大人よ、教えて!』が終わってそろそろ死のうかと思っていた頃に始まった新連載。ただし単体でなく、同じ「サイゾーテレビ」(サイゾーの動画チャンネルですよ、ご存じですか)で番組をやっているキングオブコメディの高橋健一さんと抱き合わせです。ついに単体から抱き合わせに……AV女優でいったら単体女優から企画女優になったようなもので、これからいろいろNGも解禁しなきゃいけないのかな……と複雑な気分で対談に臨むと、私よりも更に不満でいっぱいな高橋さんがいました。「もっとドキドキできるアイドルと仕事がしたい」「本当は相方とこういうのがやりたい(相方の今野さんのみ、多忙)」「小明さんって、処女のブタじゃん」  暴言も吐かれすぎると心が強くなってくるというもので、これは私が小向美奈子、小阪由佳よろしくアッパーでアヴァンギャルドな精神を手に入れるための試練なのかもしれません……。 「サイゾーさんへ」  今回いろいろな記事を読み返して、私がサイゾーさんに初登場した2005年から、もう7年以上も経過していることに驚きが隠せません。その間ずっと定期的にお仕事をさせていただいていますが、未だに一度も表紙にはしていただけませんね。これって一体どういうことなんでしょうか。そんなに有名じゃなくても、編集部の一押しの女の子を表紙にしたりしてるじゃないですか。私もそろそろいいんじゃないですか? たまにいただくカラーページでも、だいたいゾンビのグラビアとか、幽霊とか、顔がうつらない何かの広告とか、だんだん酷い扱いになっていませんか? けっこう連載も続いているのに、書籍化の話がぜんぜん出ないのもどうしてですか? 私ってそんなに将来性ないですか? もしかして、私のことめんどくさいって思ってますか? ちょっとひとつよろしくお願いしますよ。お願いしましたからね。ね。ね。 (文/小明) 小明(あかり) 1985年、栃木県生まれ。2002年、ホットドッグプレスドリームガールズ準グランプリを受賞。現在、月刊サイゾーにて、キングオブコメディ・高橋健一と共に「卑屈の国の格言禄」を連載中。サイゾーテレビ『小明の副作用』出演し、サイゾーよりCD「君が笑う、それが僕のしあわせ」も発売中。芸能生活10周年を迎えている。 今なら無料で読める!サイゾーpremiumでは他にも不死鳥のように蘇ったアイドルたちを応援する記事が満載です!】【福田明日香】「カラオケでモーニング娘。も」結成メンバー・福田明日香の復帰理由【加護亜依】──活動休止、現状、そしてこれからにすべて答えます。【限定インタビュー】夏目三久が心中を激白! 「踏み出さなければどうにもならなかった」
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信者たる者理解すべき!? “愛・夢・幸福”を掲げるEXILE一族になるための夢者修行

【ハピズムより】

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ピラミッドの頂点に君臨するEXILE一族の皆様

 Love, Dream, Happiness! 「ハピズム」をご覧のみなさん、ごきげんよう。前回までは冒頭で、ハピズムさんがテーマに掲げている「フシギパワーでちょい上ライフ!」をしつこく言い続けてきたんだけど、もうやめることにしました。だって、よくよく考えたら意味わからないんだもの。フシギパワーって何よ。いくら言い続けたって、“ちょい上ライフ”とやらになる兆しが見えないし……。大体、「フシギパワーでちょい上ライフ!」の意味について今さら考えてしまうこと自体、人生がうまくいってない証拠よね。意味なんか考えちゃいけない類のものでしょ、これ。

 そんなわけでハピズムさんには申し訳ないけど、今回は「Love, Dream, Happiness!」にさせていただきました。愛・夢・幸福よ。気づけばアタシの人生に足りないものばかりで、フシギパワーよりも先にこれらを重視すべきだったわ。これまではアメリカンティーンエイジャー発の「Sex, Drug, Pizza」並みに乱れた私生活を送ってきたけれど、今後は「Love, Dream, Happiness」を重んじて生きていくつもり。

 そう改心させてくださったのは、リーダーのHIRO様が女優の上戸彩さんとめでたくご成婚されたことも記憶に新しい、EXILEの皆様。「Love, Dream, Happiness」とは、あの方々が掲げていらっしゃるメインテーマなのよ。今時珍しいくらい慈愛の精神に満ち溢れていて、当連載でアタシがずっと探し求めてきた“崇拝できる神様的存在”としても申し分ないよね。それでいて見た目は塗装工集団のようだから、いい意味で庶民的だし。

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「夜のベッドでいろいろ教えます!」日テレジェニック・船岡咲が××レッスンを披露?

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 モデル・女優・グラビアアイドルで「日テレジェニック2012」に輝いている船岡咲が、10枚目のDVD『Angel Kiss~咲っちょのお手伝い~』を発売、東京・秋葉原で記念のイベントを行った。
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 9月にタイで撮影したという本作。すでに4回目のタイということで、南国の空気をたっぷりと楽しんだという。イミシンなタイトルの本作に、タイの開放感はどのように注入されたのだろうか? 「ロケ期間中はお天気も良くて、すごく楽しかったです。内容は、私が見ている人にいろいろとお手伝いするという内容です(笑)」 ――たとえばどんなお手伝いを? 「プールで泳ぎを教えてあげたり、溺れてる人を助けて人工呼吸をしたり、テニスを教えてあげたりします! あと夜のベッドでもいろいろ教えます(笑)!」 ――いちばん楽しかったお手伝いは? 「人工呼吸です(笑)。あと、お手伝いさんのコスプレは、脚がとてもキレイに写っていたので嬉しかったです」  日テレジェニックに選ばれて生活が変わったという咲ちゃん。大学の勉強も忙しくなり、来年には20歳になる。ちょうど舞台の稽古の真っ最中で多忙な年末となっているようだ。
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船岡咲オフィシャルブログ <http://beamie.jp/?m=pc&a=page_fh_diary&target_c_diary_id=170400

関ジャニ∞・横山裕、Jr.時代の胸中は「KinKi Kidsの後釜は俺らや」

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ヤンキー少年だった横山さん

 デビュー組のジャニーズの中でも、関西に拠点を置いて活動をしていることから、関西Jr.との交流が深い関ジャニ∞。横山裕の自宅にJr.が集まったり、正月にはお年玉をあげたりと、事務所が面倒をみられない部分までサポートをしているようだ。そんな支えのお陰か、関西ジャニーズJr.は単独で『X’masコンサート2012』、『平成25年 明けましておめでとうコンサート』、さらには東京ドームで『選抜関西ジャニーズJr. 大江戸元旦公演』を開催するなど活躍をみせている。関ジャニ∞メンバーもさぞや誇らしいことだろう……と思いきや、最近は面倒見のよい横山でさえ把握できていないほど、新たにJr.が増えているようだ。先日も、「こんなん言うたら怒られるかもしらんけど、ほんまに(Jr.の顔が)わからへんわ。俺もっとわかってたもんな」と話していた。

 そんなボヤきをこぼしていたのは、12月13日に放送された『関ジャニ∞ 横山裕・ 村上信五のレコメン!』(文化放送)でのこと。アイドル雑誌『WiNK UP』(ワニブックス)に目を通しながら、「全然わからへんわ……」(横山)「大阪の子でもなかなか会わんもんね」(村上)と会話をしていた2人の目に「Sexy Boys」が止まったよう。

“不祥事量産”IBMリストラ面談の恐怖「君の妻に電話する」

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 「トクホコーラ」後発サントリーの苦悩 「コカ・コーラ」の動向は? なぜkindle評判高くkobo低い?電子書籍業界を占う 大手新聞社幹部、取材しない、記事は書けないが不倫はお盛ん ■特にオススメ記事はこちら! “不祥事量産”IBMリストラ面談の恐怖「君の妻に電話する」 - Business Journal(12月21日)
日本IBM本社
(「Wikipedia」より)
「ブラック企業アナリスト」として、テレビ番組『さんまのホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)、「週刊SPA!」(扶桑社)などでもお馴染みの新田龍氏。計100社以上の人事/採用戦略に携わり、あらゆる企業の裏の裏まで知り尽くした新田氏が、ほかでは書けない、「あの企業の裏側」を暴く!  皆さんは日本IBMという会社に、どのようなイメージをお持ちだろうか? 「就職人気ランキング上位企業」 「業界大手で、外資系ながら日本的な安定感を持った会社」 「堅実な業績」 「人材輩出企業」 「高収入でスキルも得られる」  私自身が就活生だった14年前、同社は光り輝くブランドであった。そして現在。同社にはイメージ通りの面と、そうではない面がある。まずはその乖離からみていきたい。  最初に、「就職人気ランキング上位企業」からだ。手元に1976年度入社以降の「就職人気企業ランキング」があるが、データが残っている限り、ほぼ毎年のようにトップ10位以内にランクインしている。しかし直近では、2002年度入社組の「理系5位」にランクインしたのを最後に、今までトップ10圏内に返り咲いていない。  総合ランキングからは姿を消したものの、「IT系企業人気ランキング」とか「女性が働きやすい会社ランキング」といった個別の指標を基にしたランキングでは、依然根強い人気を誇っている。  具体的には、「日経ウーマン」(日経BP社)が実施した「女性が活躍する会社ランキング」において、日本IBM は1位(11年)。そして、「2013年度 日経コンピュータ×楽天みんなの就職活動日記共同調査 IT業界就職人気ランキング」では、「男性就職人気企業ランキング」において4位となっている。  次に「人材輩出企業」については、もう実績だけをご覧いただければ一目瞭然だ。この評価については間違いないといえるだろう。 ・江崎玲於奈:ノーベル物理学賞受賞、横浜薬科大学学長、元芝浦工業大学学長、元筑波大学学長 ・佐野力:元日本オラクル社長 ・倉重英樹:RHJインターナショナル・ジャパン会長、元日本テレコム社長、元IBMビジネスコンサルティングサービス会長、元プライスウォーターハウスコンサルタント会長兼社長 ・北城恪太郎:前経済同友会代表幹事、元IBM AP President、元会長 ・新宅正明:日本オラクル会長 ・玉塚元一:リヴァンプ代表パートナー、ロッテリア会長 (以上、敬称略) 上記以外にも、東証一部上場企業の社長クラスがゴロゴロ存在しているのだ。 ●実際は10年連続減収、トラブル続出の問題企業  こうしたデータをもって、日本IBMは、「大手安定企業」で「業績好調な優良企業」といえるだろうか? 答えは「否」である。  同社の11年の売上高は8,681億円、経常利益で940億円、当期純利益は272億円だ。これだけを見れば明らかに「黒字大企業」なのだが、経年変化を見なければいけない。  10年度は、売上高が9,377億円、経常利益は1,242億円、当期純利益は773億円であったから、売上高では前年比7.4%減、最終利益では前年比64.8%減の「減収減益」だ。  しかも、01年に過去最高の売上高1兆7,075億円を記録して以来、10年連続で売上高は下降しており、この10年で売上はちょうど半分になっているのだ。同様に営業利益や経常利益も半分。最終利益については約5分の1となってしまっている。とても、業績好調といえないことは明白であろう。  さらに、あまり大きく報道されていないが、日本IBM関連の事件は結構多く存在しているのである。06年以降で、日本IBMが訴えられたり、事件の主体となったりした代表的な事例をみていこう。 【06年】 ・会計検査院による検査で、日本IBMが独立行政法人情報通信研究機構から受託していた研究2件に関し、実際には従事していない研究員の労働時間を含め人件費を請求していたと指摘を受ける 【07年】 ・東京リース株式会社が、販売代金153億4,100万円の債務履行と遅延利息の支払いを求め、日本IBMなど4社を東京地裁に提訴 ・ソースネクスト社が、ホームページ・ビルダーのライセンス供与に関して契約違反として提訴。08年7月に一部和解が成立 【08年】 ・スルガ銀行が「日本IBMの債務不履行によりシステムが完成せず、開発を中止せざるを得なくなった」として111億700万円の損害賠償訴訟を起こす。12年3月、東京地裁はスルガ銀行の訴えを認め、日本IBMに約74億1,000万円の支払いを命じる 【09年】 ・福岡銀行で前年に発生したIBM製基本ソフトウェアのバグによるシステム障害に続いて、今度は日本IBM保守要員の作業ミスが原因でシステム障害が発生。福岡銀行が日本IBMに対して損害賠償を検討中と報道される ・08年に行われた、「3カ月で1,500名の社員を退職させる」大規模な退職勧奨プログラムの中で、上司による人格否定、威嚇行為、誹謗中傷などの人権侵害を伴う組織的な退職強要があったとして、社員4名が「人権侵害を伴う退職強要の差し止め」と損害賠償を求めて提訴 【10年】 ・雑誌「プレジデント」(プレジデント社/5月3日号)の特集「働きがい」で、「IT業界部門の働きがいワースト企業」と報道される ・ゆうちょ銀行で発生した「民営化後最大」といわれるシステム障害は、IBM製磁気ディスク装置の制御プログラムのバグによるものとして、ゆうちょ銀がIBMへの損害賠償請求を検討中と報道される 【12年】 ・最高顧問の大歳卓麻氏が、一身上の都合による退職直前に、東京都迷惑防止条例違反(盗撮)容疑で警視庁により取り調べを受けていたことが報道される  いずれも不名誉な事件ばかりだ。しかも、これらは微妙に相互関連している。それは「大歳体制によるひずみの表面化」といってもいいかもしれない。  大歳氏が日本IBM社長に就任したのが99年。08年に会長兼務となり、09年から会長。そして今年、12年5月に最高顧問に就任している。この大歳氏こそ、「日本IBMをブラックにした張本人」と言われているのだ。実際、報道されている不祥事は、この時期と合致している。 ●リーダーには「首切りノルマを達成せよ」との通達  日本IBMは大歳体制下の04年、人事業績評価制度として、従業員個人の目標管理型業務評価制度「PBC」を導入した。これは、業績評価上位から  「1」(最大貢献、10~20%)  「2+」(平均を上回る貢献)  「2」(着実な貢献、2+と合わせて65~85%)  「3」(低い貢献)  「4」(極めて低い貢献、3と合わせて5~15%) の5段階を設定し、ボーナス額や昇給額決定にあたって考慮する指標となるものであった。  そして08年、この指標に基づき、問題となった大規模リストラが行われることになる。 つまり、PBCで「3」「4」と下位評価された社員、1,500人を対象にしたものだ。同社ではそれまでにもリストラを必要に応じて行っていたが、08年のケースでは「前年同様に高収益を確保している中での、正社員への大規模リストラ」であったため、世間の注目を集めた。  結局、会社として業績を「回復」させることはできなかったが、リストラは断行でき、かろうじて「利益を死守」することはできたのである。  では、同社のリストラというのはどのようなものなのか?  ここに実態を詳説しよう。08年のリストラ時、同社の各部門長宛に配布された内部資料「Resource Action Program」(下位15%、「3」「4」という低評価となった社員を退職に追い込むための指示文書)の冒頭には、このように書かれている。 「予定数の達成が、我々リーダー一人ひとりのAccountability(結果責任)となります」  つまり、「売上ノルマ」ならぬ「首切りノルマ」を達成せよ、というお達しなのだ。そして、このマニュアルに記された「社員を退職に追い込む方法」とは次のとおりである。 (1)まず会社がターゲット(対象者)を選定する (2)退職強要面談にあたる面接者をトレーニングする (3)ターゲットと「初回面談」を行う (4)必要に応じて面談を重ねる (5)社長臨席会議で、進捗状況を確認 (6)「退職意思確認」を経て「退職」へと追い込む  指示文書には、「あくまで本人の“自由意思”に基づいて決断するように、コミュニケーションしてください」と書かれているが、手順書を見る限り、自由意思で選べるゴールは「退職」しか存在しない。  従業員に退職を促すことを「退職勧奨」というが、法的には「人事評価が低かった」という理由で退職勧奨すること自体に問題はない。そして従業員側でも、退職勧奨を受けたからといって、それに従わなければならないという義務もない。つまり、退職勧奨は「やるのも自由」だし、「断るのも自由」なのである。問題になるのは、「本人が勧奨を断った後も、執拗に退職を迫る」といった行為があった場合だ。これは違法である。 「執拗」というのがどんなレベルなのか、裁判でも判断が分かれるところである。ちなみに同社で08年に行われたリストラで、従業員が「執拗に迫られた」として提訴していた件については、先ごろ東京地裁の判断で「違法性はない」となった。 ●リストラ強要面談の実態  面談を受けた経験者によると、面談で次のような話を繰り返しされることでプレッシャーが与えられていたようだ。果たして読者の皆さんは、これを「執拗ではなく、違法性がない」と捉えられるだろうか? 「あなたが今やっている仕事は、来月からもうないよ」 「去年からのあなたの業績が、まるで見えない。毎日何しに出勤しているんだ?」 「あなたの低い業績について、他のメンバーがなんて噂しているか知ってるのか?」 「今後何年居残っても、ずっと永久にPBCは3以下しかつかない。この先、毎年減給の繰り返しになるぞ」 「いくら探しても、あなたを引き取るマネジャーがいない。長い間、お疲れ様でした」 「あなた自身の今後のためにも、社外でのキャリアを探したほうが絶対いいよ」 「明日、あなたの両親/妻にPBCの現況と今後のキャリアについて電話するけど、言いたいことは?」 「残っても降格・減給にもなるし、格段に厳しいノルマや処遇になるのがもう見えている」 「いまどき、これほどの割増金が出るのは当社くらいだ。しかも、今回きり最後のチャンス」 「明日、○○という会社に面接にいってきなさい。これは業務命令です」 「社外でのキャリアを探すほうが、あなたの場合、圧倒的に最善の決断だ」  ちなみに、このような「成績下位者への退職勧告」というシステムは、外資系企業なら比較的広範にみられる光景、という印象があるかもしれない。同時に、思慮深い方ならこんな疑問を持たれることだろう。 「日系企業も外資系企業も同じ労働基準法が適用されてるのに、なぜ外資系だけ社員を簡単にクビにできるのか?」  次回、その疑問について探っていく。 (文=新田 龍/株式会社ヴィベアータ代表取締役、ブラック企業アナリスト) ■おすすめ記事 「トクホコーラ」後発サントリーの苦悩 「コカ・コーラ」の動向は? なぜkindle評判高くkobo低い?電子書籍業界を占う 大手新聞社幹部、取材しない、記事は書けないが不倫はお盛ん ローソン社長「敵はアマゾン」…ヤフーと組み通販へ殴り込み 挙式までの5日間、抗いがたい性欲に身を任せるふたり