衆議院選挙東京8区杉並から立候補し、石原帝国ともいわれる杉並の地で奮闘中の山本太郎。高円寺や阿佐ヶ谷の駅前などで連日、有権者に訴え続けている。
そんな山本の応援をするために、ジュリーこと沢田研二が14日、荻窪駅前に駆けつけるとの発表が数日前にあった。
歌謡界のスーパースターだったジュリーも今年で64歳。最近はテレビで見かけることは少なくなり、活動は舞台やライブが中心。それゆえに若い有権者層にジュリーのメッセージが届くものかと不安視する声も……。
ところが、18時に登場予定のジュリーをひと目見るために、1時間以上前から荻窪駅北口前はものすごい観衆で膨れ上がっていたのである。杉並在住の人々以外に、地方から来た中年女性グループの姿も。老若男女合わせて1,000人ほどの観衆が寒空の下、カメラやスマホを持ち、ジュリーを待ち続けていた。
そして、18時を少し過ぎた頃、「芸能界の中で覚悟を決めていろんなメッセージをみなさんに伝えている大先輩がいます。沢田研二さんです」と山本が紹介すると、遂にジュリーが登場。コンサートホール以外の場で、生ジュリーを見る機会は滅多にないからか、興奮したファンたちから「ジュリー!」と熱い声援が。

ライブ会場さながらの雰囲気の中、「昔はジュリー、今はジジィです」と自虐ギャグを飛ばしたジュリー。髪は白くなり、体型も随分変わっていた。だが、やはり昭和のスターの人気は絶大である。10分ぐらいの短い時間にもかかわらず、ジュリーのメッセージに聞き入る通行人が続出し、広場は一時通行不可能になり、パトカーが出動する騒動に。
「やっぱり“原発NOや”という山本太郎に一票を入れてください」
「くれぐれも区民のみなさんどうかよろしくお願いします」

最後にそうメッセージを残すと山本と固く握手。荻窪駅北口前広場を後にした。
(撮影・文=シン上田)