
「週刊文春」12月13日号 中吊り広告より
グランプリ
「田中みな実&オリラジ・藤森慎吾フライデー熱愛報道でもみ消した妊娠・堕胎・慰謝料350万円」(「週刊文春」12月13日号)
第2位
「『就職に本当に強い大学』教えます」(「週刊文春」12月13日号)
第3位
「読売新聞幹部が交際女性の目の前で『飛び込み自殺』するまで」(「週刊ポスト」12月21・28日号)
秀逸タイトル賞
「政権奪取へ“腹痛総裁”安倍晋三『トイレへダッシュ』」(「フライデー」12月21日号)
今週はタイトル(だけ!?)が面白かったフライデーに賞を進呈する。奪取とダッシュをかけたところがいい。こうすればもっと良くなったろうに。
「“腹痛総裁”安倍晋三 政権奪取よりもトイレへダッシュ!」
今週も選挙特集ばかりでいささか食傷気味だ。そんな向きが多いと思うので、ポストのブチ抜き全28ページ大特集でザッとおさらいをして次へいこう。
まずは定番の議席予測から。政治ジャーナリストの野上忠興と本誌取材班によれば、自民党圧勝で246議席、民主党103議席、未来22議席、維新48議席と読んでいる。
選挙区ごとの当落は省いて、週刊誌、夕刊紙、新聞の「予想獲得議席」一覧がわかりやすくていい。
自民党の獲得議席を一番少なく見ているのが週刊現代で174(小選挙区117+比例57)。一番多く見ているのは朝日新聞で272(213+59)。 民主党の獲得議席を一番少なく見ているのがやはり現代で19(1+18)、一番多いのがAERAで132(77+55)。維新の最小はAERAで39(25+14)、一番多いのが現代で183(112+71)。こんなに取れるわけはないだろうが。未来の最小はAERAで9(3+6)、最大は日刊ゲンダイの60(30+30)。ゲンダイは小沢一郎贔屓ということもあって多いのだろう。
下に結果という欄があるから、選挙結果を入れて、どこが近かったかを採点してみるがいい。
どこの調査結果を見ても自民党大勝である。これは政党が乱立したことで、自民党が漁夫の利を得るからだろう。全得票数の3割程度でも圧勝してしまうのだ。だが、あまり大勝させるとバツイチ安倍総理がどう迷走するかわからない。
ポストは政権交代で「業界地図」が激変すると書いている。公共事業をばら撒くといっているのだから、ゼネコンが大喜びするのは当然。
電力会社も同じで、東電・柏崎原発と関電・高浜原発は再稼働の準備を始めたとしている。通信分野では、自民党系のNTTが民主党系のソフトバンクから覇権を奪取するのではないかと見ている。航空業界では、民主党政権下で再建を成し遂げたJALには厳しく当たるのではないかと見る。
気になる安倍の経済政策だが、「アベノミックス」は株式のプロたちにどう見られているのか。意外といっては失礼になるが、「自公で過半数なら千円高も」あると、大方のプロは増減に幅はあるが、12月14日の終値から12月17日の終値までに上がると見ている。
また選挙後の安倍総理の「愛人」選びには、民主党ではなく維新と合流するケースもあるのではないかと読む。石原慎太郎や平沼赳夫は自民党と近いし、そのときは橋下徹大阪市長を外して、合流するのではないかというのである。
これは真実味がある。選挙中でも石原と橋下の言い分はかなり食い違っていたし、そこを他党に突かれていたから、分裂は必至であろう。
大方の選挙予測を見る限り、安倍自民党の選挙ポスターを文字っていえば「古い自民を取り戻す」だけの選挙でしかないようだ。バツイチ&腹痛総理では、難問山積の時代の舵取りをするのは荷が重いだろう。また来年夏の参議院選挙が天下分け目の合戦場になりそうである。
今週の3位には、ポストの読売新聞の記事。清武英利元読売巨人軍取締役球団代表が渡辺恒雄主筆に刃向かって叛乱を起こした「清武の乱」以来、文春で書かれた渡辺主筆の“不法”な運転免許の更新(読売側は否定)など、読売の不祥事が次々に出てきている。
この記事は内容的にはイマイチだが、気にはなる。
11月30日21時20分頃に読売新聞東北総局長のAが、仙台市の広瀬川の左岸高台にある西公園から川へ飛び込んだというのだ。
警察は自殺と見ているようだ。このA総局長は単身赴任だったが、東日本大震災報道の総指揮役で、読売も大きな期待をかけていたという。
彼は着実に仕事をこなすタイプで、それまでは浮いたウワサがなかったというのだが、2~3カ月ほど前から、20~30代の若い女性と半同棲しているというウワサが出ていた。その女性は仙台の繁華街の飲食店に勤務しているようで、Aとはそこで知り合ったそうである。だが、このところ激しい喧嘩をするようになり、近隣住人の証言では3日に1度は言い争う声が聞こえていたという。
その女性が一緒にいるとき、彼女の目の前で飛び込んだというのだ。
仙台は単身赴任の多い街で、こうした愛憎のもつれによる悲劇が起こることもあるようだ。大メディア人といえども人間であるから、年の差を超えた恋愛感情を持つことはあるだろう。しかし気になるのは、読売新聞という大新聞が大きく揺れている中で、こうしたことが起きたことである。
私の亡くなった父親が長年禄を食み、愛した読売が少しずつ土台から崩れつつあるのではないか。この記事を読んで、その感を強くした。
ところで歌舞伎界の至宝、中村勘三郎が亡くなり、ワイドショーはこぞって取りあげ、多くの特別番組が組まれた。
今日(12月10日)また、映画や舞台、放送と幅広く活躍し、味のあるのエッセイを書いた俳優の小沢昭一が亡くなってしまった。享年83歳。
TBSラジオの『小沢昭一の小沢昭一的こころ』は楽しみで、録音して聞いていた時期もあった。
小沢昭一の息子が講談社にいて、一緒に仕事をしていた時期もある。小沢一郎というがあの小沢一郎とは違って、人当たりのいい好青年だった。乙武洋匡の『五体不満足』という大ミリオンセラーを出した優秀な編集者である。
さて、2位には少し変わったものを取り上げてみた。文春の「就職に本当に強い大学教えます」という特集である。就活には間に合わないが、これから大学を選ぼうという受験生や親たちには必読だ。
千葉科学大は危機管理学部を持ち、卒業生の10%が消防官になっている。北海道の旭川大や苫小牧駒澤大は自衛官に強い。八王子にある日本文化大は卒業生の約4分の1が警察官になるそうだ。
今年7月に日経新聞が主要企業の人事トップに「人材育成の取り組みで注目する大学」を聞いたところ、1位に選ばれたのは国際教養大で2位は東京大学だったが、3位には立命館アジア太平洋大が入った。
不明を恥じるが、私は国際教養大は知らなかったし、立命館は知ってはいるがアジア太平洋大は知らなかった。偏差値は国際教養大が67.5で早稲田大の法学部並みだが、アジア太平洋大学は50.0とさほど高くはない。
だが、就職実績は東京海上日動火災、JR東海、電通、味の素、みずほFGと人気企業が並んでいる。
2校の共通点は地方にあることだ。国際教養大は秋田、アジア太平洋大は大分の山間部に設立された新興大学で、海外からの留学生が多く、英語の講義も充実していて積極的に学生の留学を推進している。
寮生活だから仲間との関係も密になり、英語が話せなくとも仲間同士が教え合ってマスターしていくそうだ。
国際教養大の一期生である水野勇気は大学を出て起業した。彼がこう話す。
「AIU(国際教養大のこと=筆者注)は今でこそ立派な図書館もありますが、基本的に山奥で何もない。三年間辺鄙なド田舎に来るのを選択している時点で、首都圏の学生とは違う。自分が何かに取り組まないと意味がない学校なんです。逆に言えば、そこが他の大学の学生とは違う魅力なのかもしれません」
だが、外国語が話せるというだけで、両校の人気は説明できないと、「大学通信」の安田賢治ゼネラルマネジャーはいう。
「長い寮生活では密な人間関係にもまれ、留学では世界各国さまざまなところに一人で向かう。こうした環境と経験が生きる力を育んでいる。評判でよく聞くのは、どちらの学生も誰とでも憶せず話せること。しかも英語に慣れているので、外国人が相手でも気後れせず議論もできる。そういう人としての強さが企業にとって魅力なのだと思います」
今はコミュニケーション能力を求める企業が多くなっているという。首都圏の大学に通い、希薄な人間関係の中で閉じこもりがちな学生では、これからの超グローバル化の時代を乗り切ることはできないということなのだろう。
今週のグランプリは文春のフライデー(11月16日号)のスクープに異議あり! とする記事に捧げる。
フライデーがTBSアナウンサーの田中みな実とお笑いコンビ「オリラジ」の藤森慎吾の熱愛を報じた。だが文春によれば、そのスクープは藤森がモデルの女性を妊娠させて慰謝料を払っていたスキャンダルを隠すために、吉本興業側がフライデーとバーターしたというのだ。
佐々木希似のモデル・中村さゆり(仮名・20代)が藤森との馴れ初めをこう話す。
「藤森さんと出会ったのは今年の六月、大阪の『X』というクラブに遊びに行った時のことです。一緒にいた友達がオリラジのファンで、彼を見つけたのです。(中略)
お酒に弱いみたいで、目が合った時にはすでにベロベロ。彼は私が気に入ったらしく、『乾杯しよっか』と声をかけてきました。彼のネタの『キミかわうぃ-ね!』とは言われなかったですね(笑)」
帰りに宿泊していたホテルの部屋番号と連絡先を彼女に渡していったが、その日は行かず、後日メールしたという。食事に誘われたのは、そのメールから1週間ぐらい経ってから。彼女が続ける。
「当時、すでにTBS田中みな実アナとの噂が出てましたが、藤森さんは『みな実とはいろいろ言われてるけど、何の関係もない。何もしてないし、付き合ってはいない』と言ってました。
そして、『明日もロケがあるんだ。もう帰らなきゃいけないけど俺一人で帰れる自信がないから、ホテルまで送ってよ』と私に言ってきたのです。確かに足元もおぼつかず、一人で帰れる状態ではなかった。しょうがないと思って部屋まで送ってあげたんです。私がバカでした。それが彼の手口だったんです」
ホテルの部屋に入ると藤森は豹変した。
「いきなり覆いかぶさってきたんです。私はそんなつもりはまったくなかったのですが、抵抗するのも疲れてしまい、セックスに応じてしまいました。彼はコンドームを持っていなかったので、仕方なく生でやりました。
挿入が始まってから『絶対、中には出さないでね』と注意したんです。でも、『出さないで』と言った時には、もう射精された後だったんです。本当にびっくりするほどあっという間にイってしまって……」
この日から約3カ月後に、彼女は体の異変に気づく。妊娠検査薬を買ってきて試すと陽性反応が出た。
そのことを藤森に伝えると「ごめんね」と謝った。結局、手術費込みで350万円を彼女に支払ったという。だがこれで一件落着とはいかなかった。
「実は私は先にフライデーの取材も受けていたのです。藤森さんからどんな扱いを受けるかわからなかったので、何らかの“証拠”を持っておきたい。それで編集部に連絡し、私と藤森さんの話し合いの現場写真を撮ってほしいと頼んだのです。
フライデーの記者さんは、『ぜひ記事にしたい』と意気込んで取材に来てくれました。藤森さんとの話し合いの際は、記者さんからICレコーダを借り、藤森さんとのやり取りを録音し、記者さんに返しました。また、カメラマンがホテルに張り込み、私と藤森さんの出入りを撮っています」
しかし、フライデーはこれを記事化せず、代わりに先の田中との熱愛写真が掲載されたのだ。
“売れっ子”藤森のスキャンダルが出ることを恐れた吉本興業が動き、フライデーとバーターしたと文春は書いている。
フライデー側は「載せる載せないは、こちらの自由だと思いますが」と回答しているから、彼女のいい分は事実のようだ。文春は「“やらせスクープ”を掲載したのであれば、同誌の信頼が揺らぐ」というが、この見方には少々異議がある。
雑誌は売れてなんぼの世界である。売れなければいくら格調高い記事を掲載しても、休刊していくことになりかねない。
フライデー編集長は、吉本興業がただ圧力をかけてくるだけだったならば突っぱねていたと私は思うし、そう思いたい。
だが、吉本側はおいしい対案を出してきた。それに彼女は一夜の代償として藤森から350万円を受け取っている。それを天秤にかけて編集長は判断を下したのだろうが、それを「けしからん」と一方的に責めることは、週刊誌の現場を知る私にはできない。
私のことでいえばフライデーの編集長時代、プロダクションの圧力で記事を取り止めたことなどないが、一度だけ某カメラマンの身内のスキャンダルを撮りながら、カメラマンに泣きつかれて言い分を聞いたことがある。
そのとき彼は、代案として、当時超売れっ子だった女優をフライデーに出すことを申し出てきた。 その女優は頑なにフライデーが撮影を申し込んでも拒否していた。私は、そちらのほうが販売的にもプラスになると考え承諾した。予想通り、その号の売れ行きは好調だった。
さらにいえば、こうした「情報」は必ずほかに流れるものである。フライデーがやらなければ文春、文春がやらなければ新潮がやったであろう。
スキャンダルを完全に封じ込めるのは、大手プロダクションがどんなに圧力をかけても無理である。現代のようにネットが発達した社会では、特にそうだろう。
(文=元木昌彦)
日別アーカイブ: 2012年12月10日
美魔女になりたくない「Domani」、最優先は“仕事ができる女”感

「Domani」2013年1月号(小学館)
先月号の「Domani」(小学館)のレビューで、読者モデルによる座談会連載において40代への漠然とした不安がトピックに挙がり、「もう、自分たちが家庭をもっても仕事を続ける先駆者になるしかない」とロールモデル宣言ともいうべき発言が出たことをお伝えしました。それを受けてか、今月号の「Domani」の特集は、30代女性に向けた新たな提案「2013年は“まあるい女”でいこう!」。2012年も「まちゃあきパンツ」「ハブ女」「地味美人」など新語を生み出してはまったく根付かなかった「Domani」だけに不安を感じるのですが、2013年こそは大丈夫??
<トピック>
◎まあるい服に、バッグと靴だけは、とんがっていこう!
◎男だらけの“オンナの下着”覆面座談会
◎新連載 堂本剛の“上から目線”“下から目線”
男に選ばれることに疲弊した女へ、元AV女優が送る『人妻、洗います。』

『人妻、洗います。』/双葉文庫
■今回の官能小説
『人妻、洗います。』川奈まり子(双葉文庫)
女は男に選ばれるもの――果たしてそうだろうか?
男が好みそうな服をまとい、髪の毛は柔らかに巻いて、清楚さを際立たせ、無言で男を誘う……そんな記号化された「モテ」の定義に躍らされている女性も少なくない。しかし、そんな定義を勝手に作り出したのも、もしかしたら私たち女なのかもしれない。実態のない「男目線」に振り回され続け、結果として、男に選ばれればラッキーだが、一方で選ばれなかった女たちは、どうするのか? さらに、今は、元気のない男たちがはびこる時代である。ぼけっと待っているだけでは、なかなか男は捕まえてくれない。目の前を何人もの男が通り過ぎてゆくたびに、次第に自信を喪失してゆく女たち。卑屈になり、殻にこもって「どうせ、私なんて選ばれない」が口癖になってしまう。
しかし、男から選ばれないのならば、自ら男を選べばいいのではないだろうか。かつて、AV女優として人気を博した川奈まり子の官能小説『人妻、洗います。』(双葉文庫)には、そんな女性としての自信を失った人妻たちの成長が描かれている。
男に選ばれることに疲弊した女へ、元AV女優が送る『人妻、洗います』

『人妻、洗います。』/双葉文庫
■今回の官能小説
『人妻、洗います。』川奈まり子(双葉文庫)
女は男に選ばれるもの――果たしてそうだろうか?
男が好みそうな服をまとい、髪の毛は柔らかに巻いて、清楚さを際立たせ、無言で男を誘う……そんな記号化された「モテ」の定義に躍らされている女性も少なくない。しかし、そんな定義を勝手に作り出したのも、もしかしたら私たち女なのかもしれない。実態のない「男目線」に振り回され続け、結果として、男に選ばれればラッキーだが、一方で選ばれなかった女たちは、どうするのか? さらに、今は、元気のない男たちがはびこる時代である。ぼけっと待っているだけでは、なかなか男は捕まえてくれない。目の前を何人もの男が通り過ぎてゆくたびに、次第に自信を喪失してゆく女たち。卑屈になり、殻にこもって「どうせ、私なんて選ばれない」が口癖になってしまう。
しかし、男から選ばれないのならば、自ら男を選べばいいのではないだろうか。かつて、AV女優として人気を博した川奈まり子の官能小説『人妻、洗います。』(双葉文庫)には、そんな女性としての自信を失った人妻たちの成長が描かれている。
「何もかも違和感だらけの作品だった」幾原邦彦監督が語る、『ウテナ』と故・川上とも子の追憶

8日夜、東京・テアトル新宿にて「Blu-ray BOX発売記念 少女革命ウテナ テアトルAN上映会カシラ」が開催された。2013年1月23日と2月27日に発売される上下巻に分けての「少女革命ウテナBlu-ray BOX」を記念したもので、全39話中、幾原邦彦監督セレクトによる「川上とも子(天上ウテナ)セレクション」11話分を上映。さらにトークとプレゼント大会もある濃密なイベントとなった。
斬新な表現とタブーを含む内容で物議を醸し、謎だらけの物語が多様な考察を生み、今日まで熱狂的に語り継がれている『少女革命ウテナ』。1997年のテレビシリーズオリジナルは16ミリフィルム音声2ch。これをHDリマスター、DTS-HD Master Audio 5.1ch化したBlu-ray映像をソースに劇場のシステムで鑑賞できる機会はほかになく、前売りチケットは発売後数分で完売した。
寒い外部と隔絶された暖かな館内で、詰めかけたファンが当日限定のスウィーティなオリジナルドリンク「薔薇の花嫁」(表面に薔薇の花弁を散らしてある。280円)を味わっていると、23時ちょうどから上映を前にトークが始まった。
11話(上映第1部:1、2、7、9話、第2部:12、14、23話、第3部:25、34、38、39話)を選ぶにあたっては「ざっくりと全体の流れがわかり、彼女(川上とも子)の声の変遷がわかるようにした」と、幾原邦彦監督。
「最近インターネットで見始めたのだという人が、今日の上映会やBlu-rayで見たときのリアクションが楽しみ。作品は時代の空気とセットになっているものだから、新しく入ってきた若い人にどういう印象で見られるかは気になる。この作品を『見つけ出してくれている』ということはありがたい。当時の情熱が、この作品を今日まで、この環境で見られるようにしてくれているのだと思うと、スタッフに感謝したい」(幾原監督)
MCを務めた池田慎一プロデューサーからは、いくつかの告知があった。12月19日から2013年4月14日まで杉並アニメーションミュージアムで小林七郎美術監督の展示会があり、『少女革命ウテナ』の作品が展示されるほかに、1話と2話が上映されること。劇中のマスコット的キャラクター「チュチュ」のぬいぐるみが29日からのコミックマーケット83、ブースNo.332にて限定販売されること。「天井桟敷」の系譜に連なるJ.A.シーザーの「万有引力」が寺山修司没後30周年公演を2013年5月23日から上演すること。2013年春に『少女革命ウテナ』の過去最大規模となる展示会を開催予定であること、などなど。幾原監督からは「友人にCD-BOXをあげてしまったが(すでに新品では買えず)プレミアがついている。再発してほしい」と要望があり、観衆の同意に圧された池田プロデューサーが「検討します」と答えるハプニングもあった。
極度に演劇的な演出や構成で知られる『少女革命ウテナ』を、幾原監督は「チャレンジングな企画だった」と振り返る。
「若く野心的だったからこそ、やってはいけないことをいっぱいやった。今のように深夜アニメがある時代ではない、そこで大人の人たちにこれをやれよと持って来られるのではなく、これは俺たちがやっていい、という興奮した状態」(幾原監督)で、誰も止める者がいない状態。言いたいことを言い合って軋轢も絶えなかった、だからこそ熱量が高い作品になった、という。
その若者のひとりが主演声優、天上ウテナ役を演じた川上とも子(故人/2011年没)だった。生前の映像が流されると、盟友のひとりである漫画家さいとうちほが登壇、幾原監督とともに思いを語った。
「アフレコのときにお会いしたのが初めてだと思うんですけど、とにかくウテナがのんびりしていることに驚きました。もっとシリアスなイメージだったので。作品は一枚ずつ重なって形になっていく。川上さんの雰囲気がキャラクターや作品の方向性をどんどん決めていった部分がある。それは私としては新鮮だったし、親しみがもてるウテナになった気がします」(さいとう)
「より、おおらかなキャラクターに印象は傾いた。主人公が男装している少女であると決めたときに、いわゆる宝塚のキリッとした男役の声なのであろうとは、スタッフそれぞれが漠然とは意識したと思う。もちろん僕もそうなんですけど、そうなのかなと思いつつ、そのイメージをさらに超えたニュアンスをほしいと思っていた」(幾原監督)
宝塚の男役的な声をそのまま当てると、パロディのようになってしまう。聴いたことのないニュアンスでしゃべってくれる人がよいと思っていたときに、当時新人だった彼女のピュアな声がオーダーに応えてくれたと今にして思う、と幾原監督は言う。
「何もかも違和感、私の画も川上さんの声もあの音楽もいろいろなものがマッチしていない(笑)異分子だらけのものが、1話ごとにどんどん変な方向に形が作られていく過程が1話ずつ見るとよくわかり、監督が普通ではないものを求めていたのがよくわかった」(さいとう)
自ら温泉を予約してスタッフの旅行を企画した彼女のような声優は、最近はなかなかいない――と幾原監督が思い出に触れたところで、スペシャルゲストである川上とも子のご母堂、川上賤子さんが挨拶を行った。
「みなさま、こんばんは。みなさまの反応を見ていると、川上とも子という子も、何かみなさんの心の中にこういう形で残っているんだなと、すごくうれしかったです。でも本当でしたら、私のかわりに川上とも子がここに立っていなければいけないのに、いないということが悔しいし、残念です。悲しいです。先ほどから幾原監督とちほ様のお話を聴いておりましても、『ウテナ』という作品は、やっぱり、幾原監督と、画を描かれたちほさんと、ウテナを演じた川上とも子の、三位一体の作品だって、いま私は感じております。その作品が熱線に包まれたと言っていらっしゃいましたけれども、それどころじゃないですよ、永遠の命を持っている立派な作品として、古今東西の名作として、これからもずっと生き続けていくと思うんです。
川上とも子が、ちょっと変なところもあったし、面白い子だということも言ってくださったんですけれども、実はとも子自身も、ウテナ役に決まったとき、初めての主役でしたので、この奇妙奇天烈な女の子の役をどういうふうにして表現したらいいか、すごく悩んでいました。なぜかと言いますと、桐朋(学園大学短期大学部)の演劇を出ておりまして、蜷川幸雄先生から『僕は君が声優になるのは反対です。あまりにもったいなさすぎる』というハガキをもらっていたんですね。それで自分が声優になるか女優になるか、悩んでいる瀬戸際のときにいただいた役で、この役をどういうふうに表現するかということによって、これからの一生が決まるんじゃないかって、はたで見ていてもかわいそうなくらい悩んでおりまして。最後にたどり着いた境地が『声の演技に、自分が高校時代から今までずっとやっていた演技の勉強をすべて声に生かそう』というものでした。だから、最初はばらばらだったものが、だんだんとも子のウテナになってきたというお話をうかがって、やっぱり彼女はそこまで努力していたんだなと、私もすごくうれしく思っております。
でも、本当のことを言いますと、幾原監督からこのお話をいただいたときに、どんなに監督が悔しく残念に思われているか、本当に私にはわかったんです。なぜかと言いますと、主役を演じたとも子がいなくなってしまったあとのウテナがどうなるか、やはり監督としても心配だし悔しかったと思います。画を描かれたちほさんと、おふたりが揃って病室にお見舞いに来てくださったときに、とも子が『あぁいいな、私も早く元気になって、またあのふたりと一緒に仕事がしたい!』と、ずっと言っておりました。
ここにいるみなさま方のお顔がちょっと、ここにいるとよく見えないのですけれども、とも子のことを思ってくださっている方たちだったんだなと、すごくわかりました。本当にありがとうございます」
「川上とも子の15年前の仕事をこの環境で聴いていただけるということに、本当に僕も興奮している」(幾原監督)、「川上さんが『終わるのが寂しい、寂しい』と半べそをかきながら何度も言っていたことが印象に残っています。すごくこれに入れ込んでいたなと思います。その生きた証しのような『ウテナ』をみなさんにもう一度見ていただけることは、川上さんにも本当に幸せなことだと思います」(さいとう)という言葉に送られ、休憩を挟んで上映が始まると満場のファンから拍手が湧き起こる。「オレのハートに火をつけたぜ」という台詞の場面では笑いも。本当に見たい人だけが集まったイベント上映ならではのいい雰囲気だ。
音の迫力も劇場ならでは。ズン、と腹に響く拡がりや重さは、決闘に向かうシーンで流れる「絶対運命黙示録」のメリハリをも強調していて、より物語に引き込まれる効果があるのではないかと思えるほどだった。
第1部終了後はプレゼント大会。原画が多数掲載されたセガサターン版ゲームソフトのおまけ資料集など、お宝を詰めた袋が当選者10名に手渡された。幾原監督がHDリマスター版の手応えを「思ったよりよかった。16ミリをこのサイズ(スクリーン)に拡大するわけだから大丈夫かと思ったけど、きれいだった。デジタル化に手間をかけているので、なんとか見られるレベルになっている。今のところ大丈夫。よかったでしょ?」と語り、問うと、大勢の拍手が返ってきた。
「(仕事が煮詰まったときなどに)黒薔薇編の世界って行ってみたくない?(※懺悔室のような場所が出てくる)」という第2部、「暁生が大活躍。たぶんこの音響で見るとすごいと思います。クルマの音だけで来ると思うんですよね。ガーッと。とおっ! って飛びますよね。当時、さいとう先生が衝撃を受けていましたね。『ああ、変態なんだ』と(※無意味なほどにシャツがはだけてポーズをとっている)」という第3部の最終回までの上映を終えると、時刻はもう始発が動く5時30分。
第1部後のトークでは、別のセレクションでの上映会を実現すべく動いていることも明らかにされた。今後も続くお祭りへの期待も含め、満腹といった感でファンはそれぞれの家路についた。
(取材・文=後藤勝)
「こんな楽なイタ電ってある?」自殺者まで出た豪ラジオ番組に英国が激怒

お祝いムードが一転……
ウィリアム王子の妻、キャサリン妃が待望の第1子を妊娠したことが発表され、国を挙げての祝福ムードに沸いているイギリス。しかしそのお祝いムードにケチがついてしまった。つわりで入院していたキャサリン妃の病院にイタズラ電話をかけたオーストラリアのラジオDJの2人を、病室まで取り次いでしまった看護師が、責任を感じ自殺するという事態が発生したのだ。看護師はとても真面目なインド人女性であり、夫と2人の子どもたちは深い悲しみに打ちのめされていると報道された。越えてはならない一線を越えたことにイギリス国民は大激怒。ロンドン警視庁がオーストラリア当局に連絡を入れたという報道も流れており、ラジオ局に対して何らかの法的処置が取られる可能性も出てきている。
『空飛ぶモンティ・パイソン』『Mr.ビーン』『リトル・ブリテン』など、これまで数多くの人気イギリスコメディ番組で笑いネタにされてきた英国王室。日本人ならドン引きするようなブラックユーモアも少なくないが、イギリス国民はそんなネタに爆笑してきた。しかし、誰もが王室に対しては敬意を持っており、ジョークにする際も直接的にプライバシーを侵害したり危害を加えるというようなことはしないと、きっちりと線引きをしていた。ヘンリー王子の“ラスベガスで全裸パーティー”写真が流出した時も、呆れながらも王子を応援する活動がネット上で繰り広げられたほどだった。3日にキャサリン妃ご懐妊が発表された時、もちろん国民は大喜び。ロイヤル・ベビーの性別、名前、髪の毛の色の賭けまでスタートし、国中が祝福ムードに沸いた。
ギャル男も童貞も中身は一緒? “最強ヘンタイ”読モのバカ・エロトークが炸裂!
世の中には把握しきれないほど無数の雑誌が存在しており、毎日のようにバンバン発行されておりますが、まあその大半は一生手に取ることすらないものでしょう。
「サイゾー」を読んでいるような、マスコミの裏を読んだり体制の裏をかいたりしている諸氏は比較的いろんな本を読んでいることとは思いますが、それでもお兄系とかギャル男系、オラオラ系メンズファッション誌なんて読まないでしょ? ……まあ「月刊ねじの世界」とか「月刊錦鯉」とかも読まないだろうけど。
ま、そういった超ニッチ&マニアックな専門誌はともかくとして、ボクらからすると「誰が読むんじゃ、こんな雑誌!?」と思ってしまうようなメンズファッション誌はなんだかんだですごい売れているらしいし、たぶん「サイゾー」を読んでるエッジでサブカルな人たちよりははるかにモテモテな生活を送っているハズ。
……ということで、普段だったら絶対に読まないメンズファッション誌を読み込んでモテモテになる秘訣を学び、ザ・インドア&ネット弁慶なボクらもモテモテになってしまいたいと思うのだ。
【11月発売のメンズファッション誌・激ヤバ企画ランキング】
1位 「宅飲み」(「MEN'S egg」1月号)
2位 「GAL100人から学べ!! クリスマスデート必勝マニュアル」(「MEN'S KNUCKLE」1月号)
3位 「THE 男の愛車」(「SOUL Japan」1月号)
■21世紀に現存していた悪羅悪羅系暴走族
時期が時期だけに、各誌がこぞって「女子に気に入られるデートスポットはココ!」「女子が喜ぶプレゼントはコレ!」なーんて女子に媚びまくったクリスマス特集を掲載している中、クリスマスなんて完全無視、女子が喜ぼうが悲しもうが知ったこっちゃないといった感じで我が道を突き進んでいるのが、悪羅悪羅(オラオラ)系メンズファッション誌「SOUL Japan」。
そりゃまあ、オラオラ言って強引に女子を従わせてる悪羅悪羅系の人たち(イメージ)が雑誌読んで「クリスマスプレゼントどうしようかなぁ~?」「どこのイルミネーションがキレイなの?」なんてウジウジ悩んでたらイヤですからねぇ。
で、そんな「SOUL Japan」には、今月も「チョイ悪」どころかガチで超悪い方たちが大集合しております。「黒と悪」をテーマにしたファッションに身を包んだ、見た目からして怖すぎる悪羅悪羅系の人々……街で絡まれたらソッコーお金出しちゃいますわ。
その中でもひときわ怖い&ヤバイ、悪羅悪羅の中の悪羅悪羅(打ち込むのがめんどくさくて「悪羅悪羅」って単語登録しちゃったけど、もう使う機会ないだろうなぁ……)とでも言うべき人たちが登場している特集が、「悪羅悪羅の生きざま」を紹介する「ソウルジャパンの男たちスペシャル」。
各界の悪羅悪羅な著名人に「やんちゃ」では済まされないほど悪かった頃の話を聞いているのですが、まあそのエピソードがハンパない。喉仏の部分にタトゥーでそのまんま「惡」の文字を刻み込んでる六本木のGP BAR代表のTAKUYAさんなんて「中学の時は日本刀の脇差しを持ち歩いてて、ムカつく同級生の首切ったり」してたそうですよ……なにそれ、江戸!? ボクの中学生時代には帯刀している知り合いはいませんでしたけどねぇ。
さらに高校に行ってからは「ムカつく教師の家の窓ガラス全部割ったり」暴走族に入ってからは「山下公園でナンパしてる地元の車のフロントガラス、片っ端から割ってた」……日本が治安いいだなんてウソですな、こりゃ。
そんなハードコア過ぎるにも程があるエピソード満載で、読んでいるだけでビクビクしてしまう「SOUL Japan」ですが、中にはちょっとホッコリした気分になってしまうページも。それがボクのオススメしたい企画「THE 男の愛車」。要は、読者さん自慢の愛車を紹介してしまう企画なんですが、今回取り上げられているのが茨城県のチーム(暴走族?)東日本RACING連盟「クソガキ」の違法改造されまくったバイクたち! いやあまだ現存してたんすね、暴走族って。
それにしても、このバイクたちがまあスゴイんですよ。違法改造されたバイクというのは古くから暴走族のお約束ではありますが、それがここまでミラクル進化を遂げていたとは……。
ドーンと突き立った竹槍マフラーやニョーンと伸びた三段シートなど、族のバイクってとにかくムダなパーツがくっつけられているというイメージがありましたが、最新モデルではそれぞれのパーツがさらに長く長ぁ~く伸びまくっておりムダ度倍増! 竹槍マフラーは3メートルを超え、三段シートも座高ほどの高さに、その後ろには「延パネ」と呼ばれる空気抵抗を無視しまくった謎のハネ(?)のようなパーツまで取り付けられ……。さらに、フツーは車体の前方についているハズのヘッドライト&カウルがなぜかドーンと持ち上げられて、乗る人の頭上1メートルくらいに位置している。何コレ、どこを照らしているの? そして前見えるの!?
その上、旗は付いているわ、電飾はビッカビカだわ、回転灯まで付いてるわで、もはやチンドン屋……いやクリスマスツリー、なんならエレクトリカルパレード状態に魔改造されたバイクたちに脳はクラクラです。しっかし、これだけ重心が上へ上へと行ってると、ちょっとバランス崩しただけで即コケてぶっ壊れちゃうこと必至でしょうな。
写真の解説には「すれ違う子どもたちも大喜び」と描かれていましたが、自らの命を賭けてエレクトリカルパレード・バイクに乗って子どもたちを喜ばせている彼らは、まさに悪羅悪羅系ミッキーマウスであるといえるでしょう(?)。
ちなみに、こんな彼らにヤンキー評論家の岩橋健一郎さんから「こんな車体でもマナーを守る。交通ルールを守る。免許もある。何も問題はないんだから」という熱いメッセージが送られていたんですけど、イヤ~……この車体自体に問題があるような気がしますが。
■ギャル男流デート必勝マニュアルとは
「ガイアが俺にもっと輝けと囁いている」
「そう力むな。大人の余裕でトレンチを羽織れ」
……などの印象的過ぎるキャッチコピーが話題となり、ネットでもある意味人気な「MEN'S KNUCKLE」は、今月号でも名キャッチコピーを連発していました。
「シャレオツ刑事がお前のハートを逮捕する!」(もちろん水野晴郎ばりにポリスコスプレしてるわけではなく、トレンチコート着てるだけ。それだけで刑事扱い!?)
「戦慄の戦慄を奏で、瞬時にバトルフィールドと化す!」(ちょっと意味が分からないんですけど……多分「戦慄の旋律」って書きたかったんだと思う)
「アメカジとか何カジとか言う前に、オレカジ。」(落合か!)
こんな感じで、ストリートスナップの写真たちには宇宙的かつ硬派な雰囲気を漂わせるキャッチコピーが付けられているのに、企画ページのほうは思いっきり軟派。「ホストが教える! 手のひら(ケータイ)で女をコロガス術・最強版!!」「冬の究極モテ男化計画!」など、とにかくモテるための企画が多数掲載されまくりです。
中でも注目の特集は「GAL100人から学べ!! クリスマスデート必勝マニュアル」なる直球のデート・マニュアル企画。内容的には、クリスマスにどこに連れて行けばいいのか、どんなファッションで行けばいいのか、どんなディナーを食べればいいのか、どうやってお持ち帰りするのか……と、かつて昭和の童貞たちが血眼になって読んでいた「ホットドッグ・プレス」のデート・マニュアルを彷彿とさせるベタなもの。メンナクを読んでいるような平成のお兄系と昭和の童貞、結局のところ「女子にモテたい」という点では一緒ということでしょうか。
ま、しかし、バブル全盛期とかならともかく、こんな不景気な時代になってもまだ腐れギャルどもは「ディナーは夜景の見えるホテルで……」とか「クリスマスには○○円以上のプレゼントじゃないと」とかぬかしてんのか!? と、憤慨しながら読み進めていくと、意外にもギャルに同情してしまう結果に。
だって「マジでクソ最悪だったメリクリスポット!」という項目に対する回答が「土手、マジで意味わかんない」ですよ。このクソ寒い時期に、クリスマスデートを土手で……さすがにソレはギャルがかわいそう! さらに「マジでクソいらねーって思ったプレゼント!」では「チュッパチャプス2本。ちなみにそれがその日のディナーになりました。マヂ最悪です」お……おう、プレゼントは金額じゃない、と言ってもいくらなんでもコレは。ギャル男たちも不景気なんだなぁ。
ちなみに今月号の「MEN'S KNUCKLE」には特別付録として「JOHNNY WOLF(そーゆーブランド?)」とコラボしたスマホ対応の手袋が付いています。特別価格650円で手袋が付いてきてしまうなんてお得! ……ちょっと前に天下一品のくじでもらった手袋にソックリな気もしなくもないけど。
■ギャル男読モたちの秘密が白日の下に……
そして今月、最も輝いていたメンズファッション誌は「MEN'S egg」! コギャル、マンバブームで一世を風靡した「egg」の姉妹誌だけあって、ターゲットはもちろんギャル男。そんで、誌面全体がとにかくチャラい!
タイトルそのまんまなモテ企画「今から始めるモテの秋冬ABC」からはじまり、男だったら誰でも憧れちゃうドエロにも程があるマ○コをお持ちの女の子を紹介する「神マンアーカイブス」(ま、要はAV女優や風俗嬢を紹介するページ)、「セフレカップルさんいらっしゃ~い(はーと)」、ギャル男なのにいまだセックス経験なしな童貞ギャル男とグラビアアイドルの対決企画「童貞VSグラビア~ン」などなど、チャラい企画がドトウのごとく押し寄せてきます。
こんなバカ・エロ&チャラい企画てんこ盛りな「MEN'S egg」の中でも突き抜けて大バカだった企画が「宅飲み」。MEN'S eggの読モたちが宅飲みしている体で好き勝手に語り合うという、一見フツーの対談コーナーなのだが、内容がホントにヒドイ! なんといっても今回のテーマは「オナニー」だもん、こんなファッション誌ありますか!?
のっけから「ロリ顔巨乳が好き」「汁男優が一斉にぶっかけるのが好き」「女の足裏が映ってさえいればいい」などと、ボクがこの中に混ざっても十分盛り上がれそうな男子校的AVトークに花が咲く中、眉ピアスに茶髪、さらにヒゲという強面な読モ「たあはむ(はーと)」がパソコン内に大量にストックしているお気に入りエロ動画の中にゲイビデオまであることが発覚し騒然となる。「たあはむってそっちの人だったんだ」とのツッコミはやんわりと否定しつつも、「普通にヌクでしょ!」「男同士のほうが気持ちいいポイントが分かってるから観てて面白い」とあっけらかんと返すたあはむ(はーと)。
さらに、ちょっと変態チックなオナニーもしてるんだぜ自慢で、他の読モたちが「彼女のパンツをかぎながら」「靴下をかぎながら」「好きな女の子の吸い殻を拾って……」まあ比較的分かりやすい嗜好を披露する中、我らがたあはむ(はーと)はマンカスを食べながらのオナニーが至高と言い放った。ヤバイ! 次元が違う! たぁはむ(はーと)、推せるわ! しかも、たあはむ(はーと)お気に入りのオナニースタイルは、あらかじめティッシュを広範囲に敷いておきフィニッシュ時に自由に飛ばしまくるというフリーダム&アクロバティックなオナニーとのこと(写真付きで解説)。
そのほかの読モたちも「学校帰りにシコりながら帰ってた」「授業中にシコッてた」「授業中はないけど、バスでならしたことある」「この撮影の前に1回ヌイてる」と衝撃的なオナニー体験を次々にカミングアウト。サブカル誌のバカ企画でも、ここまで赤裸々に語れませんよ!
しかし、毎日女とヤリまくりでオナニーなんかしてないと思っていたギャル男たちが、ボクら以上に熱いオナニーライフを送っていることを知り、「MEN'S egg」の読モたちにちょっと近親感を抱いてしまいました。そうだ「サイゾー」読んでるボクらも、メンエグの読モたちも、みんなみんなオナニーしてるんだ、友だちなんだ! ……ということで、みんなも恐れずにメンズファッション誌を購入し、モテモテになってしまいましょう(この企画を参考にしてモテモテになるかなぁ……?)。
(文=北村ヂン)
「ハゲてきた?」という指摘の前に! 女の薄毛問題の救世主「エビネエキス」とは

「ブロウ後に、肩に落ちた抜け毛の多さにびっくり!」「髪のボリュームがなくなって、何だかみすぼらしい」……そんなお悩みを持つ方はいませんか? 最近、女性の若年性脱毛症が増えています。脱毛症は男性のものとお思いかもしれませんが、それは大きな間違い! 確かに、男性のように額や頭頂部からだんだん薄くなることはありませんが、女性の脱毛症は、髪の一本一本が細く抜けやすく、髪全体が薄くなるのです。
原因は、毎日の積み重なるストレス、不規則な生活、バランスの悪い食事、過度なダイエットなど。髪は通常、「成長期」→「退行期」→「休止期」のヘアサイクル(毛髪周期)を正しく行っています。しかし、ストレスにより血管が収縮して頭皮や毛根に栄養がいかなくなってしまうと、このサイクルが乱れ、毛が太くなる前に「休止期」に突入してしまうことがあるのです。しかし、「はい、じゃあ今日からストレスのない生活をしましょう!」と言われても、忙しい現代を生きる女性にとっては、土台無理な話。だったら、育毛剤を試してみようと思っても、そのほとんどが男性用で、女性用のものはなかなかないのが現状です。
佐々木の持ち物検査
詐欺師「佐々木 秀之」
2月に出所してから被害者が急増してます
110番 VS 探偵
でも、最近は110番への信頼も薄れつつあるのが現状でしょう。
実際こんなことがありました。
ストーカー被害に遭っていたAさん。
付きまとわれたり、変なものを投函されたり…と、ストーカーの仕業としか思えない状況にとても悩んでいました。