舞台稽古中のVTRが映し出した、酒井法子への世間の“熱量”

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「独占インタビューは200万円よ!」

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎酒井法子がどうでもいい
 雨上がり決死隊・宮迫博之の病気発覚、鳥取連続不審死死刑判決など、ほかに大きなニュースがてんこ盛りで、どーでもよさに拍車がかかっていた、「酒井法子『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)独占告白インタビュー」。よくもまぁこんなもん、200万円で売ろうとしやがったな。都合のいい言い回ししかせず、困ると涙を流してごまかすふてぶてしさに、宮根も内心ちょっとキレ気味の様子であった。その後の中村勘三郎の訃報で、もう誰も酒井法子のことなんて思い出しゃしない。

 それはともかく、インタビュー時、舞台稽古の様子がVTRでちょっと流されたのだが、酒井法子、ずっと大根を手にしてるんである。何かどうしても大根を手に演技しなければならない筋運びだったんだろうが。大根片手に長ゼリフ。そのVをわざわざ使われてしまうところに、今の酒井法子に対する熱量が見て取れる気が。頑張れ酒井法子。誰も見ないけど。しみけん(清水健太郎)の代わりに、失恋レストランを開けるその日まで。なんのこっちゃ。

イエメン大富豪の無理難題にユアン・マクレガーが挑む!『砂漠でサーモン・フィッシング』

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(C)2011 Yemen Distributions Ltd., BBC and The British Film Institute.
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 今週も話題の最新映画の中から、奇想天外な展開とユーモラスなエピソードに引き込まれ、終盤はじわじわと感動がわき起こるユニークな実写作品と3Dアニメの2本を紹介したい。  『砂漠でサーモン・フィッシング』(12月8日公開)は、英国で話題を呼んだベストセラー小説をユアン・マクレガー主演で映画化したハートウォーミングなドラマ。英国の水産学者ジョーンズ博士(マクレガー)のもとに、イエメンの大富豪の代理人を務める女性ハリエット(エミリー・ブラント)から奇妙な依頼が舞い込む。「砂漠の国イエメンに鮭を泳がせて、鮭釣りができるようにしてほしい!」。ジョーンズは実現不可能と断るが、中東との緊張緩和を演出したい外務省が支援を決め、荒唐無稽な国家プロジェクトに発展。しぶしぶ承諾したジョーンズだったが、大富豪やハリエットの人柄に触れ、共に難題に取り組むうち、心境に変化が訪れる。  『スラムドッグ$ミリオネア』(08)のサイモン・ボーフォイによる脚本と、『ギルバート・グレイプ』(93)のラッセ・ハルストレム監督のメガホンで、英国人らしい風刺の効いたストーリーを巧みに映像化。意表を突くスリリングな場面やスペクタクルなシーンが出てくるかと思えば、政治家と広報官のショートメッセージを使ったお茶目なやりとりや、意味深な「魚視点の映像」など、クスリと笑わせるウィットも効果的。次々に問題が降りかかるプロジェクトの成否に加え、ジョーンズとハリエットのほのかな恋の行方も最後まで見逃せない。    続いて12月15日公開の『フランケンウィニー』(2D/3D上映)は、『アリス・イン・ワンダーランド』(10)のティム・バートン監督が、ストップモーションアニメのモノクロ3D映像という珍しい表現形式にチャレンジした意欲作。科学と映画作りが大好きな少年ヴィクターは、唯一の「親友」だった愛犬スパーキーを交通事故で亡くしてしまう。悲嘆するヴィクターだったが、カエルの死体に電気を流すと脚が動く実験にヒントを得て、落雷の電力を利用しスパーキーを見事よみがえらせる。しかし、死んだ犬を蘇生させたことが同級生らに知られてしまい、小さな町にやがて大騒動が持ち上がる。  バートン監督が長編デビュー前、1984年に製作した同名の実写短編映画が今作の原点(ただし当時から、ストップモーションアニメの構想はあったとか)。絵やパペットのキャラクターを動かして「命を吹き込む」というアニメーションの魔法に出会った若き日のバートンの喜びが、古典ホラー『フランケンシュタイン』を下敷きにした本作のストーリーにオーバーラップする。バートン監督のトレードマークであるキモカワ系のキャラたちが、ノスタルジックなモノクロの映像にしっくりとなじみ、さらに最新の3D映像技術で活写された本作。日本の怪獣映画も含む過去の特撮モノやホラー映画へのオマージュも満載で、往年の映画ファンから親子連れまで幅広い世代が楽しめる娯楽作に仕上がっている。 (文=映画.com編集スタッフ・高森郁哉) 『砂漠でサーモン・フィッシング』作品情報 <http://eiga.com/movie/58008/> 『フランケンウィニー』作品情報 <http://eiga.com/movie/56857/>

私は平安時代の姫君の身代わりなの!? 好きって気持ちを早く伝えたいのに……

【作品名】『千年愛―滴る夜露の君― 第4帖』 【作者】蒼田カヤ

【作品紹介】平安時代の光源氏の記憶を持って生まれた輝……。私は、輝のコトが好きだと気付いてしまった。どうしてもこの想いを伝えたいけど、私は「昔」の身代わりだじゃないかと不安になっちゃって……。こんなに好きにさせておいて、ズルいよ……!!

【サイゾーウーマンリコメンド】皆さん、「一体全体何のこっちゃ」と言わないで! 平安時代の夢をよく見る私、紫藤子ちゃんが、同じく、平安時代の記憶を持つ男に口説かれてるって話だから! ちゃんとおセックスもあるから、「TLにファンタジー要素はいらない」なんて人も、ぜひぜひ読んでってちょうだい。「嫌いっていわれるほどに追いたくなるのが 光源氏のころからの性分なんだ」という、紫式部もびっくりの新設定にも注目よ!

【清野とおるの、キ○チ○ガ○イと呼ばないで】第8話「ファック観葉植物」

1kanyo.jpg  観葉植物。  置くと部屋がオシャレになるし、ストレス解消にもなるし、目にも優しいし、いいことばかり……と思ってるそこのアナタ!!!  そう、アナタアナタ。  そう、ほら、そこのメガネのアナタ。  そう、お前だよお前。  最初は俺もそう思っていたのですが、そんないいことばかりではなく、時に観葉植物は恐ろしい凶器になるということを今日はお教えしましょう。  あれは、俺が一人暮らしを始めた2003年の秋のこと。 2kanyo.jpg  必要最低限の生活調度品や家財道具すらろくに買い揃えていないのに、花屋で観葉植物を物色している俺がいた。  昔から、観葉植物に強い憧れを抱いており、一人暮らしを始めた際には絶対に観葉植物を置くぞと心に固く決意していたからだ。  何を隠そう、実家の部屋はとても狭い上に物も多かったので、観葉植物を置く余裕がなかったのだ。 3kanyo.jpg  どれにしようか迷った結果、「幸福の木」というのに俺の観葉植物童貞を捧げることにした。  何がイイって、そんなの名前がイイに決まっている。  購入し、早速部屋に飾ってみた。 4kanyo.jpg  それを部屋に置いただけで、運気が急にアップしたかのような、まるで俺の人生に幸福がやってきたかのような、そんな温かい気持ちになった。  恐るべし、観葉植物効果!! 5kanyo.jpg  しかし幸福の木は、2週間もしないうちに枯れてしまった……。  水をあげすぎたのだろうか?  太陽に当てなかったからだろうか?  観葉植物初心者の俺にはよくわからなかったけど、とにかく幸福の木は枯れた。  俺のすべての運気が「皆無」になってしまったかのような、まるで俺の人生を全否定されたかのような、そんな陰鬱な気持ちになった。  枯れた観葉植物ほど非オシャレでみすぼらしいものはないので、すぐに捨てた。 6kanyo.jpg  そして再び花屋に赴き、第二の観葉植物を物色。  花屋のおばさんに、幸福の木が早々に枯れて、軽いPTSDに陥ってしまった経緯などを説明すると、「ああ、それなら」と、店内からある観葉植物を持ってきてくれた。 7kanyo.jpg  それは、サンスベリアという観葉植物。 8kanyo.jpg 9kanyo.jpg 10kanyo.jpg 11kanyo.jpg  育てるのが楽な上にマイナスイオンまで出されたら、そんなのもう購入するしかない。  早速購入し、部屋に飾った。  おばちゃんの言うとおり、サンスベリアはろくに水も光も与えなくても枯れずにピンピンして、俺の部屋になじんでくれた。  マイナスイオン効果か、部屋の空気も若干まろやかになったような気がしたけど、それは多分絶対気のせいだ。  形もサボテンを彷彿させ、なんともオシャレで気に入ったので、もう2鉢追加購入し、玄関に1つ、部屋に2つ置いた。 14kanyo.jpg  そしてサンスベリアに囲まれた、幸せな日々を送った。  そんなある日。  観葉植物との関係が修復不可能となるほどの、おぞましい事件が起きる。  外出しようと玄関を出た時、忘れ物に気づいたので部屋に戻ろうとした時のこと。 12kanyo.jpg  靴ひもを結び直すのが面倒だったので、「靴を片方だけ脱いでケンケンの術」で部屋に戻った。 13kanyo.jpg 15kanyo.jpg 16kanyo.jpg 「ギャ、ギャーーーーーーーーーーーーーーー!!!」 17kanyo.jpg  滑って転んだ先のサンスベリアに、顔面からダイブしてしまったのである……。  葉の先端が眼球に刺さる瞬間、反射的に目を閉じたので、眼球の損傷は免れた。 18kanyo.jpg  それでも目は真っ赤に充血し、洒落にならない雰囲気だったので、急いで眼科に行った。 19kanyo.jpg  ストレス解消にもなるし、目にもやさしいはずの観葉植物。  ストレス解消どころか、人生の4番目くらいの激しいストレスが俺を襲った。目にやさしいどころか、危うく失明するとこだったし。  今更マイナスイオン放出されたって、そんなのもう、ねえ……。 20kanyo.jpg  見るのも嫌になった俺は、その日のうちにすべてのサンスベリアを処分したのでありました。  以後、現在に至るまで俺の部屋に観葉植物は、ない。  ファック観葉植物。 (文・イラスト・写真=清野とおる) 1seinoprof.jpg ●せいの・とおる 1980年生まれ。東京都板橋区出身。地元・赤羽に生息する奇妙な人々を生き生きと描いた漫画『東京都北区赤羽』(Bbmfマガジン )が大ヒット中。 Twitter <https://twitter.com/seeeeeeeeeeeeno> 「キ○チ○ガ○イと呼ばないで」過去記事はこちらから

「一生逃げられない」家族で支配と従属を繰り返させ呪縛するモンスター

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前編はこちら

■緒方純子と松永太の出会い

 1962年、純子は緒方家の長女として生を受けた。祖父は元村会議員、父は農協の副理事を務める裕福な名家だった。厳格な父の元、まじめで順々な少女だった純子は地元の短大に進む。20歳になった頃、高校の同級生だった松永と再会し交際へと発展した。当時、松永は結婚していたが、「必ず離婚する。緒方家の婿養子になる」といって純子だけでなく家族も籠絡した。最後まで反対する純子の母親を、言葉巧みにラブホテルに連れ込んで関係を持ったともいわれる。そして純子への暴力が始まった。「処女ではなかった」から始まり、些細なことで暴力を振るわれるうち、純子は「暴力を振るわれる自分が悪い」という心理に追い込まれていく。次に、松永は純子を家族や友人から切り離していった。友人たちにひんしゅくを買うような電話を強要し、勤務先の幼稚園も辞めさせた。社会との関係を遮断させるのは、DVでもよく用いるパターンだ。友人や家族から隔離させることにより、松永は純子にとっての“唯一神”“絶対支配者”として君臨することに成功する。

 だが、当初は純子も多少とはいえ抵抗も試みている。それは自殺という自己犠牲の方法だった。だがこれは未遂に終わる。松永の呪縛は自殺未遂以降、さらに激しさを増していった。何度か逃亡も試みたが失敗したという。

「あなた有名人なの?」地下鉄での老婦人とジェイ・Zの会話が話題に!

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『Where I'm From:JAY Z Barclays Center Documentary』より

 30億円近くの年収を誇るHipHop、R&B界帝王のジェイ・Zが、今年秋にニューヨーク・ブルックリンのバークレイズ・センターで開催した8日間コンサートのドキュメンタリー動画をYouTubeに掲載。10月に報じられた地下鉄で移動した時の様子も収められており、隣に座った初老女性とジェイが交わした会話の一部も紹介された。初老女性は品のある穏やかな人で、ジェイとのやり取りがとても微笑ましいと、ネット上で大きな話題になっている。

 ラッパーで敏腕音楽プロデューサーであるジェイ・Zは、生まれ育ったブルックリンに強いこだわりを持っていることで知られる。スポーツにおいても応援するのはブルックリンにちなんだチームであり、NBAではブルックリン・ネッツの大ファン。このチームの新本拠地であるバークレイズ・センターの建設計画が立案された時も、早い段階で出資者としてプロジェクトに参加。建設中も何度も訪れ、自らブルドーザーに乗り工事を手伝ったりした。チームの新しいロゴとユニフォーム制作にもジェイは参加し、「あのジェイがプロデュースした!」とグッズは飛ぶように売れている。ジェイのネームバリューにより、バークレイズ・センターは「ニューヨーク・ブルックリンの一大アリーナ」と認知されるようになり、オープン前から大物アーティストたちがこぞってコンサートを行うことを決定。ジャスティン・ビーバー、ザ・フー、ボブ・ディラン、グリーン・デイ、レディー・ガガ、リアーナなど、来年の春先まで人気アーティストのコンサートで埋まっていると伝えられている。

ボクシング亀田の“御用紙”デイリーで、元世界王者・畑山氏が異例の痛烈批判「こんな試合でいいのか」

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亀田興毅オフィシャルブログより
 異例の批判に業界が騒然としている。  5日に大阪で行われたプロボクシングWBAバンタム級タイトルマッチに出場した同王者・亀田興毅が挑戦者のウーゴ・ルイスを退けたが、この試合を、翌日のデイリースポーツで元世界王者・畑山隆則氏が「こんな試合でいいのか」「こんな試合をしていたら、ファンの目は騙せない」などと痛烈に批判。「日本バンタム級王者の岩佐亮佑選手(セレス)とぜひ対戦してほしい」と、国内の実力者の具体名を挙げて対戦を要望するなど、亀田の世界王者らしからぬ戦いぶりに苦言を呈した。 「デイリーはそもそも、亀田ブームの黎明期から人気の盛り上げに一役買ってきた、亀田にとっての“御用紙”です。これまで、不可解な判定や反則行為で亀田三兄弟に世間の厳しい目が向いたときも、一貫して擁護の姿勢を貫いてきた。それだけに、今回の畑山氏の批判は波紋を呼びそうですよ」(専門誌記者)  畑山氏が批判を展開したのは、デイリー紙面の「畑山評論」という欄。以前にもWBC世界スーパーフライ級王者・佐藤洋太の試合に対して苦言を呈するなど、厳しくもボクシング愛にあふれた批評に読者の信頼も厚いコーナーだ。  実は、畑山氏と亀田三兄弟の間には、中継番組の解説席をめぐっての因縁もあるのだという。 「畑山氏は引退後、TBSのボクシング中継番組で竹原慎二氏とともに解説者を務めていたんです。ところが、亀田が際どい判定で勝利をものにした試合で2人が“正直”なコメントをしたところ、2人とも解説者を降板させられてしまった。亀田の人気は、そうやってTBSに作られ、守られてきたんです。その後、鬼塚勝也氏や佐藤修氏らの元世界王者が解説を務めていますが、亀田に不利な展開になると明らかにコメントに困っている場面をたびたび見かけますよ。おそらくTBS側からの“NG要望”があるんでしょう」(同)  実力派世界王者の防衛戦中継が地上波から消えてゆく中、今回の試合でも平均視聴率20%を超えるなど、相変わらず国民的な関心を集め続けている亀田三兄弟。だが、兄弟2人が世界タイトルを獲得し、長男・興毅は日本人唯一の3階級制覇を成し遂げているわりには、業界内での評価は著しく低いのが実情だ。“御用紙”からの異例の批判も、今後の試合ぶりで見返していくしかないだろう。

家は賃貸、保険は不要、結婚は早く…ドラえもんにお金を学ぶ

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) オリラジ藤森&田中みな実の裏に“訳あり”堕胎スキャンダル! 離婚で財産分与・慰謝料・養育費を不払いにする簡単な方法? 脅迫スパムメールが勝手にデータを改ざんし、身代金を要求! ■特にオススメ記事はこちら! 家は賃貸、保険は不要、結婚は早く…ドラえもんにお金を学ぶ - Business Journal(12月5日)
『野比家の借金』
(光文社/坂口孝則)
 さまざまなテレビ番組や雑誌などでもお馴染みの購買/調達コンサルタント・坂口孝則。いま、大手中小問わず企業から引く手あまたのコスト削減のプロである坂口氏が10月に上梓した、『野比家の借金』(光文社新書)が売れている。  国民的なマンガ『ドラえもん』の登場人物たち、主に野比家の人びとの行動や思考法をベースとして、人生に必要な「お金」について、わかりやすく解説した一冊となっている。そこに書かれている内容は、 「住宅は、持ち家ではなく賃貸で」 「生命保険、医療保険は加入不要」 「結婚はできるだけ早く」 など、一見すると、私たちの常識とはかけ離れているようにも思える内容が満載。そこで今回、「人生を踏み外さないための、お金のカラクリ」について坂口氏に聞いた。 ーーまず、なぜ『ドラえもん』をモチーフに、お金の本を書こうと思われたのですか? 坂口孝則氏(以下、坂口) 『ドラえもん』には、人生というか、人間の普遍的な部分が色々なかたちで描かれています。そして、私はこれからの世の中、すべての人が、お金をどう稼ぎ、有効に使っていくのかを真剣に考える必要があると考えています。そのためには、「お金力」いわゆる「マネーリテラシー」が大切になるのですが、『ドラえもん』には、そのマネーリテラシーが身に付くエピソードがたくさん盛り込まれています。 ーー各章の冒頭、または文中に、『ドラえもん』のエピソードが挿入されているので、具体的なイメージが浮かびますね。仮にそのエピソードを知らなくても、登場人物はのび太をはじめお馴染みのキャラばかりなので、とても読みやすいですね。 坂口 私が単に『ドラえもん』が大好きというのが、こうした本になった一番の理由なんですけど(笑)。 ●持ち家or賃貸 ーー『野比家の借金』は、全6章立てで、1章と2章は「持ち家」と「賃貸」がテーマとなっています。 坂口 家は人生で最もお金がかかるテーマですので、詳しく書きたかったのです。 ーーマネー関係の本はすでに類書が山のようにあり、この「持ち家or賃貸」というテーマも数多くの本が取り上げていますが、大体は、損得はほぼ同じで、あとはその人の価値観次第、といったあいまいな結論になっています。ところが、本書では明快に「賃貸」が薦められていますね。 坂口 本の中でも書きましたが、住宅の購入とは、不動産投資をするかどうかの問題だと考えています。持ち家を購入して得をするケースというのは、購入してから、地価あるいは不動産価格が上昇する場合に限られるのではないでしょうか。それは、経済が右肩上がりに成長していったバブル以前の時代では、確かに経済合理性があったと思います。しかし、経済はデフレ下の低成長時代に移行し、これから少子高齢化が本格化するという日本経済にあって、その合理性が今後も妥当なのかどうかは、大いに疑問となるところでしょう。 ーーなるほど。 坂口 私の主張は、資産を買うという行為は、その資産の価格が将来的に上がるのか下がるのか、どうなるかがわからない以上、ギャンブルに等しいという前提に立っています。それならば、大きなギャンブルになってしまう持ち家購入よりも、リスクの低い賃貸を選択するほうが安全ではないか、という結論となります。類書でもいわれているように、持ち家と賃貸のトータルの出費が変わらないのであれば、よりリスクの低い賃貸を選ぶほうが望ましい、という言い方もできるでしょう。 ーー本書の特長のひとつは、経済合理性に拠った結論を出した後に、その結論に納得できない人の感情というか、気持ちに関する部分にまで踏み込んでいるところです。 坂口 そこは意識して書きました。住宅の問題でも、「とはいうものの、やっぱりマイホームを持つという満足感は、お金では買えないよ」という気持ちは、多くの人に共通するものでしょう。私もそうした気持ちは理解できます。だからこそ、そう思ってしまう理由はどこにあるのか? を追求したいと考えました。その際、ヒントや答えは、やっぱり『ドラえもん』にあるんですよね(笑)。いろいろなエピソードを拝借することで、わかりやすくなった気がしています。 ●保険はいらない ーーそうした特長がよく表れているのが、生命保険や医療保険など、「保険」に関する3章ですね。 坂口 「万が一のときが不安だから、安心を買う」といった気持ちから、なんとなく保険に入っている人が多いと思いますが、果たしてそこに経済合理性があるのか? よく考えてみれば、生命保険であれ、医療保険であれ、起きる可能性が非常に低い「万が一」に備えて保険料を支払うよりも、その分を貯蓄に回すほうが現実的な合理性が高いと言えます。加えて、生命保険を例に挙げると、収入の柱である男性が死亡した場合、残された妻子には遺族年金が支払われます。こうした公的な援助と貯蓄を十分に活用するほうが、より合理的ではないでしょうか。どうしても入りたければ、都民共済のような安価な生命保険に加入すればいい。資産が少ない人ほど、そうすべきだと考えています。 ーー坂口さんは保険に加入しているのですか? 坂口 私は、子供を含めて家族がいますが、生命保険にも医療保険にも入っていません。ちなみに、家も賃貸ですし、もっぱら貯蓄に励んでいます(笑)。 ●早く結婚する ーーその次の4章では、「結婚」について語っていらっしゃいますが、こちらは、結婚するほうが合理的な選択であると。 坂口 はい。最大の理由は、2人で暮らしたほうが、生活費がかからないからです。人事院が公表している統計データによると、月の生活費は全国平均で一人世帯12万円に対して、二人世帯は16万円となっています。2人の男女が別々に暮らしていたら、月の生活費は12万円×2人=24万円かかりますが、2人一緒に暮らせば16万円で済むので、8万円生活費が浮くことになります。経済合理性を求めれば、早めに結婚するほど貯蓄が増やせることになります。 ーーお金が貯まってから結婚しよう、というのではなく、お金を貯めるためには結婚したほうがいい、ということですね。 坂口 かなり凡庸な結論で恐縮なのですが(笑)。今は未婚率が高まっています。その原因のひとつには、結婚相手の男性に求める条件として「経済力」を挙げる女性が、非常に多いのです。9割以上の女性が条件としているというデータがあるくらいですから。そのため、恋人がいるのに結婚しない女性も増えているのですが、そういう人たちには、結婚によって生活のコストが下がることを強く訴えたいと思います。低く見えてしまう彼氏の年収でも、十分結婚生活を続けることができるんだ、ということを。 ーー彼氏の年収が上がることを待っているくらいなら、さっさと結婚したほうがいいと。これは、強くアピールしておきたいですね。 坂口 5章のタイトルは「子供を持つなら家を買うな」となっていますが、子供を育てるコストが、持ち家を買うコストとほぼ同じになっていることを解説しています。子育てと家の購入を両立させることは、かなりハードルが高いことを知っておいてほしいです。 ーーその高いハードルを越えるためにも、早く結婚をしたほうがいいというわけですね……。 坂口 繰り返しになりますが、子供を持たないほうがいい、と言っているわけではありません。子供がいて家を買うにはそれなりの覚悟が必要です、と主張しているのです。人生のコストは冷静に計算すべきだと思います。 ーー6章は「転職」「起業」がテーマですが。 坂口 自分の経験をベースとして、転職あるいは起業を考えている人の参考になればと思って書きました。経済合理性うんぬん、というよりも、心構えについての解説といえましょうか。転職、起業を考えていた人で、この部分を読んでやめようと思ってしまった人は、やはりやめたほうが無難でしょう(笑)。まだ、時期尚早の段階だと思います。 (構成=松岡賢治/ファイナンシャルプランナー) ■おすすめ記事 オリラジ藤森&田中みな実の裏に“訳あり”堕胎スキャンダル! 離婚で財産分与・慰謝料・養育費を不払いにする簡単な方法? 脅迫スパムメールが勝手にデータを改ざんし、身代金を要求! 宣伝・営業経費で50%!?大手ハウスメーカー価格のカラクリ 保険会社の「医療保険は必要」にダマされてはいけない?

ジャニーズJr.安井謙太郎、大先輩を抑えて“女心マスター”に!?

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【ジャニーズ研究会より】

 毎回さまざまな謎や不思議を解き明かしてきた知的情報バラエティ『百識王』(フジテレビ系)。12月4日放送回では新コーナー「恋愛美女ドリル」がスタート。世の男性から出た「男はこんな時どうしたらいいの?」という恋愛の悩みに、道行く美女100人が回答し、「美女が選んだ答えが、恋愛においては正解」という共通理解のもと、出演者陣は美女の回答を予想。それぞれの恋愛偏差値が丸裸になるとあって、大いに盛り上がりました。

 この日出演していたのは、先生役のV6井ノ原快彦、そしてKis-My-Ft2藤ヶ谷太輔、Hey!Say!JUMP岡本圭人、A.B.C-Z戸塚祥太、ジャニーズJr.からは真田佑馬、京本大我、安井謙太郎の面々。冒頭、10月30日に放送された「美女に教わる こんな男が嫌われる」を振り返る場面では、美女の嫌いな服装の第1位が「タンクトップ」だったことから、その後「タンクトップはインナーでも着ないようにしてる」と井ノ原。すると周囲も「わかる~!」と同調。男性はあきれるほど単純ですね。