浜崎あゆみを「ゲッティ イメージズ」がセレブ認定!? 謎深まる報道ルート

「女性セブン」11月29日&12月6日合併号
(小学館)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の"欲望"に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第152回(11/16~20発売号より)

 ジャニーさんが3つ目のギネス世界記録を打ち立てた。「チャート1位を獲得した歌手を最も多くプロデュースした人物」で。これまでジャニーさんは「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」「最も多くのNo.1シングルをプロデュースした人物」で2回のギネス記録を持っていて今回は3つ目だが、この調子でどんどん申請すれば、まだ記録は伸びるかも。名目はどうにでも捻り出せそうなものばかりだし。でも、80代になってこれだけギネスを連発する意図はなに? 本格的に後世に名を残したいのか? 過去に脛に傷持つジャニーさんは、亡くなられた森光子さんのように文化勲章なんかはもらえそうにない。だから自分で“申請”、ってちょっと恥ずかしい。

「市民球団」なんて真っ赤なウソ!? “最弱キャラ”に甘んじる、広島カープ球団フロントを徹底糾弾

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『「マツダ商店(広島東洋カープ)」
はなぜ赤字にならないのか?』
(文工舎)
 ペナントレースが終了し、今年も4位、Bクラスに甘んじた。21世紀に入って、12球団の中で唯一、Aクラス入りを果たしていない広島東洋カープが、最後に優勝の美酒を浴びたのは山本浩二監督時代の1991年にまでさかのぼる。それ以来、毎年成績は下がり続け、今では不甲斐ない成績が当然のものとなってしまった。  もはや、“最弱キャラ”が板につき、それが魅力となってしまった感もある。人気バラエティ番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「広島カープ芸人」回では、チュートリアル徳井、アンガールズ、ロザン宇治原、有吉弘行などが「マスコットが気持ち悪い」「野次を飛ばしやすい」などと、カープをネタに盛り上がっていた。  もちろん、勝つことだけがスポーツを応援する楽しみではない。だが、ファンならば、やはり応援するチームが勝利する姿を見たいものだろう。広島市在住の作家・堀治喜氏の著作『「マツダ商店(広島東洋カープ)」はなぜ赤字にならないのか?』(文工舎)は、広島不調の原因として、オーナーである松田元氏を痛烈に批判する一冊だ。  タイトル通り、万年Bクラスであるにもかかわらず、カープの経営は赤字になることはない。それどころか、40年にわたって、黒字を出し続ける優良経営だ。有力な親会社があるわけではないカープでは、他球団と比較すると選手の年俸は安く、1億円プレイヤーは数えるほど。かつては名物の“たる募金”を募りながら、球団の運営をやりくりするほどだった。そんな姿勢が許されてきたのが、広島に貼られた「市民球団」という免罪符だ。しかし、本書はそのイメージを打ち破る。  創設時こそ本来の意味での「市民球団」であったものの、時を経るにつれて、その実態は形骸化。現在では、球団株式のほとんどは松田元を中心とする松田家によって保有されている。3代目オーナーである松田恒次は、経営危機に陥っていたカープを救うために、東洋工業に援助を依頼。当初の約束では「球団を私物化することはない、一時預かるだけだ」といって株を引き取ったものの、恒次の後を継いだ4代目オーナー・松田耕平は球団株を松田家に集約、その約束は果たされないまま今に続いている。  そして、現在のオーナーを務める5代目・松田元氏が2002年に球団を譲り受けると、広島の転落劇は決定的なものとなり、Bクラスが指定席となっていった。  だが、それでもカープの人気は衰えることはなく、2011年には158万人もの来場客を維持している。その理由を、堀氏は、一部メディアの報道姿勢に問う。球団批判は行われることはなく、ほとんどがカープに対して好意的なものばかり。時折、批判が行われたとしても、本質的な球団トップの経営姿勢にまで踏み込まれることはない。メディアとのなれ合いのもとに、カープはぬくぬくと“市民球団”の甘い汁を吸い続けた。その結果、オーナー自らが「勝率5割を目指す」と、最弱チームらしい低い目標を語り、万年Bクラスに甘んじても大規模な戦力補強がなされることはない。観客が入り、興行が成立するのであれば、年俸の高いスター選手を抱える必要はないのだ。経営術としては一流なのかもしれないが、チームは弱体化の一途をたどる。堀氏の言うとおり、「勝つ気がない」と勘繰られてもおかしくない。  帝京大経済学部教授・大坪正則氏も「奇想天外な提案」と前置きしながらも、松田家がオーナーを務める弊害を説き、「市民の、市民による、市民のための」球団としてNPO法人による運営を提唱。誰もが、このままではいけないと気づきはじめているのだ(http://www.sankeibiz.jp/business/news/121114/bsg1211140502003-n1.htm)。  シーズン終了後に行われたドラフト会議でカープは、龍谷大平安高の高橋大樹や二松学舎大付高の鈴木誠也など野手を指名。また、助っ人外国人としてメッツに所属していたフレッド・ルイス外野手の獲得に乗り出している。来年こそは、ネックとなっている貧打を克服したい考えだ。  どんなに負け続けても愛され、入場客を獲得し続ける広島東洋カープは、スポーツ経営にとって、稀にみる理想の球団だろう。しかし、その負けが経営陣の怠慢と保身、そして金儲け主義によって続いていると知れば、ファンたちはいったいどんな顔をするだろうか? 「まな板の鯉」ではなく「鯉の滝登り」を見るために必要なのは、選手のトレードや補強ではなく、球団トップの退場なのかもしれない。 ●ほり・はるよし 1953年生まれ、作家。主な著書に『衣笠祥雄はなぜ監督になれないのか?』(洋泉社)、『ダメージ―復活に賭けたプロ野球トレーナーの戦い』(現代書館)、『カープ猛者列伝』(文工舎)など。

Hなプリクラ撮影が趣味の私……カレシ候補の2人といつのまにか●●プリに!?

【作品名】『ゲーセンで発情!エロプリで3P』 【作者】清水沙斗子

【作品紹介】バイト先のゲーセンで、啓介先輩と光太くんに同時に告白されちゃった!! できれば、私の趣味を理解してくれる方と付き合おうと思ってるんだけど……その趣味は、「下着姿やハダカでプリクラを撮るコト」なの! そうだ! 啓介先輩と光太くん、どっちとの方がより素敵なエロプリを撮れるか、試してみよう!

【サイゾーウーマンリコメンド】2012年、サイ女「トンデモラブコミ大賞」に輝くのではないかという、最高傑作が届きました。おっぱいをボロンと出してプリクラを撮るという、エロプリ趣味も去ることながら、カレシ選考のためにエロプリ撮影会を開催、しかも、男2人もノリノリで、結局3Pに……というトンデモぶり。「エロプリではなくハメプリになった」という、非常に客観的なオチも秀逸ですね。いやぁ、このラブコミに出逢えて、本当によかった!

酢飯にお肉をオン! ボリューム満点の「ダブルオニオンスライス」

IMGP7323.jpg 料理の数だけダジャレがある――。ダジャレをこよなく愛する男が考案する、笑えるおいしいレシピ。  「ただいまー。友達からいいものもらってきたよ」  「あら、何かしら。リンゴ? ナシ?」  「ブブー。タマネギでした」  「なーんだ、タマネギか」 IMGP7278.jpg  「ということで、今日の夕ご飯は、オニオンスライスです!」  「またずいぶん簡単なメニューね」  「タマネギを薄くスライスして、はい、できあがり! あー、目が痛い」 IMGP7291.jpg  「ちょっと、まさか夕飯これだけじゃないでしょうね」  「大丈夫! 俺の作るオニオンスライスは、ダブルなオニオンスライスだから。ここで酢飯を用意します」  「え、酢飯?」 IMGP7304.jpg  「続きまして、豚の薄切り肉をシャブシャブにして、ポン酢と絡めて酢飯に乗せます」  「へー、酢飯と豚シャブか。わかった、これにさっきのオニオンスライスを乗せて食べるのね!」 IMGP7320.jpg  「正解! 酢飯にお肉をオン。そこにオニオンスライスを乗せる。ほら、ダブルオニオンスライスだ。」  「え、ダブルってどういうこと?」   「酢飯を中途半端に英語で言うと、酢ライス。そこにお肉をオン。ということは……」 男&女 「お肉をオンした酢ライス、略してオニオンスライス!」  「そこにオニオンスライスを乗せるから、ダブルオニオンスライスなのね! 素敵!」  「そういうこと。好みでポン酢、マヨネーズ、鰹節なんかを掛けて召し上がれ」 IMGP7335.jpg ■材料  ・タマネギ ・酢飯 ・豚薄切り肉 ・ポン酢 ・お好みでマヨネーズ、鰹節など ■作り方 1、タマネギをなるべく薄切りにして、オニオンスライスを作る。 2、ご飯にすしのこか寿司酢を加えて、酢飯を用意する。 3、豚薄切り肉をサッと茹でて、豚シャブをつくり、ポン酢と和えておく。 4、酢飯に豚シャブ、オニオンスライスを乗せる。 5、お好みでポン酢、マヨネーズ、鰹節などをトッピング。 ■玉置メモ ・お肉を使ったチラシ寿司というところでしょうか。辛いタマネギが苦手な人は、薄切りにしたタマネギを酢水にさらして、よく絞ってから乗せてください。 ・酢飯と豚シャブとタマネギという、めったに出会わない組み合わせをポン酢がうまく包み込んでくれます。そこにマヨネーズと鰹節がいいアシストをしてくれるのです。辛党の人は七味唐辛子を振ってもいいですね。あ、刻みノリを散らしてもいいかも。ああ、またお腹が空いてきました。 ・これに合うお酒は、もちろん沖縄のオニオンビール、じゃなくてオリオンビールですかね。 (文=玉置豊) 「男のダジャレレシピ」過去記事を読む

「パンツの中にも手を入れて……」報道各社が自主規制したNHK森本アナの卑劣な犯行手口

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 NHK『おはよう日本』を担当する同局アナウンサー・森本健成容疑者が15日、電車内で女性の胸を触るなどして強制わいせつ容疑で現行犯逮捕されていたこよがわかった。警視庁などによると、同容疑者は14日午後7時45分ごろ、東急田園都市線の渋谷駅から二子玉川駅に着くまでの約11分間、23歳の女子大生の胸を触っていたという。  当時、車内は大混雑しており、身動きも取れない状態で、女子大生は「大声を出せず、逃げることもできなかった」などと話している。  逮捕当初、森本容疑者は「酒に酔って記憶がない。そのようなことはしていない」と否認していたが、16日に容疑を認め、その後、処分保留で釈放された。同容疑者は「大変なことをした。これからどうなるのか」と話しているという。  局内では“人格者”で有名だった同容疑者の逮捕に、一時は「誤認逮捕」や「冤罪」を指摘する声も上がっていたが、取材を進めると、およそ「酒に酔っていた」では済まされない卑劣な犯行手口が浮かび上がってきた。  社会部記者は「痴漢行為ですが、迷惑防止条例ではなく強制わいせつ罪が適用されたのは、当局が相当悪質と判断したため。被害女性の真正面にいた同容疑者が満員電車をいいことに、女性に接近し、右手で胸を11分間揉みしだいたことは報じられていますが、実は下半身にも手を伸ばしているんです。それもパンツの中にまで。このことは各テレビ局もつかんでいますが、放送を自粛しました」と話す。  被害女性の怒りは今もなお凄まじく「最初否認していた森本容疑者が“オチた”のも、被害女性が警察に事件の詳細を事細かに話していたから」(同)という。森本容疑者には、局内では決して見せない“裏の顔”があったようだ。

自分探しより墓探しをしろ!? 「婦人公論」が説く“理想の最期”とは

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「婦人公論」11月22日号/中央公論新社

 今号の「婦人公論」(中央公論新社)の特集は、「40代から向き合う『理想の最期』」です。筆者はもうすぐ40歳。理想の生き方すらなんだかよくわからないのに、早くも理想の最期と向き合わねばならないということにどんよりしました。もう時間切れってこと!? 確かに誰でも、いつ死ぬかはわかりませんし、幸い平均寿命まで生き長らえたとしても、すでに折り返し地点ですから、いつまでも自分探しなんかしてないで、墓探しをしろよということなんですよねぇ。ああ、そういえば墓穴はいつも掘っているのに、墓がない。

 しかしですねぇ~、最近の「婦人公論」の流れはどうなんですか。前号の特集は「不安な時代だから働き続けたいあなたへ」で、中高年の就職難の現実を容赦なく知らしめました。その前の号の特集は、「大人になった娘が苦しむ 母の呪縛を逃れたい」でドロドロの母娘関係を取り上げ、その2カ月前には「親の老いは待ってくれない」で介護問題に迫り、その1カ月前には「うつな気分に負けない生き方」です。暗い、暗いよ! 生きるのが辛すぎるよ!! そうなんです、「婦人公論」センパイは、いつも暗くてまじめで、そしてとってもエロくて、ジャニーズ好き(今号は嵐のコンサートルポあり)。なんだか人生の味方は「婦人公論」だけのような気がします。頼りにしてるよ~。

<トピック>
◎特集 40代から向き合う「理想の最期」
◎嵐 渡辺えりさんが熱狂空間を初体験!
◎火野正平 “元祖プレイボーイ”が語るかっこいい男の枯れ方

聴覚障害を持つ娘と父の絆に涙『ゆきの、おと~花嫁の父~』

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 震災後の新潟・山古志と東京・浅草を舞台に、障害を持つ娘とその父・祖父の心の絆を、温かくかつユーモアを交えて描いた井沢満の小説『ゆきの、おと~花嫁の父~』(講談社)。今年、柳葉敏郎、貫地谷しほり、向井理、橋爪功といった豪華俳優陣でドラマ化もされ、大きな反響を呼びました。今回ご紹介するのは、本作のコミカライズ。『恋詩』(フェアベル)での繊細な心理描写が高く支持されている今村リリィが作画を担当し、物語の世界観をより深く鮮やかに表現しています。

 新潟・山古志に住む聴覚障害を持つ美音。家族と共に中越地震を乗り越え、地元の青年との結婚準備で上京した浅草で、老舗船宿の若き船頭・丸とめぐり会う。美音は丸に縁を感じ、丸もまた美音の暖かい強さに惹かれていく。結局、婚約を解消となってしまった美音。丸は、美音を嫁にもらいたいと両親に告げ、美音の父・里志に会うべく、山古志へと向かうのだが……

ライブドア元幹部が語る、粉飾に仕立てられた(?)“事件”

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 資産10兆円の“移民”中国富裕層の海外脱出が始まった! 印税は紙の7倍!? Kindleネット出版をやってみた スマホOSから始まる!? Windowsが“少数派”になる日 ■特にオススメ記事はこちら! ライブドア元幹部が語る、粉飾に仕立てられた(?)“事件” - Business Journal(11月19日)
「堀江貴文の早期仮釈放支援の会HP」より
【前編はこちら】 『ライブドア元幹部が語る、ホリエモン仮釈放支援に取り組むワケ』  2006年1月、有価証券報告書虚偽記載の疑いなどで、六本木ヒルズのライブドア本社に東京地検特捜部が家宅捜索に踏み込んだ。世にいう「ライブドア事件」である。同社社長のホリエモンこと堀江貴文氏らは、証券取引法(現・金融商品取引法)違反で逮捕、起訴され、時代の寵児は、一転してバッシングの的に転落した。11年4月、最高裁は堀江氏の上告を棄却し、懲役2年6カ月の実刑が確定、現在は長野刑務所で服役中だ。  近鉄バッファローズやニッポン放送買収、そして上記の事件など、絶えず日本中に話題を振りまき、加熱するメディア報道の渦中にい続けたライブドア。そんな同社の取締役として、経営の中枢に身を置き、堀江氏も厚い信頼を寄せていたのが、熊谷史人氏である。  熊谷氏は現在、「堀江貴文の早期仮釈放支援の会」(以下、支援の会)発起人として、署名募集活動など積極的に活動を行っている。そんな熊谷氏に、前回に引き続き、  「誤って報じられたライブドア事件、裁判の深層」  「堅実だったライブドアの経営」  「着々と進んでいたソニー、ボーダフォンの買収話」 について聞いた。 ――熊谷さんは、「支援の会」を通じて、堀江さんの仮釈放を求める活動なさっていますが、逮捕後、マスコミでは「堀江さんだけが特捜部と戦っていて、熊谷さんを含め残りの幹部は検察の描いたストーリーを認めている」と報じられていましたね。
熊谷史人氏
熊谷史人氏(以下、熊谷) それは事実を伝えていません。ああいう事件に至り株主に損害を与えたこと、そして有罪判決を受けたことは真摯に反省していますが、事件についてはいまだに誤解があると思っています。  起訴事実のうち、いわゆる粉飾(2004年9月期の有価証券報告書の虚偽記載)とされたことは2つあります。「ファンド(投資事業組合)からの収益の会計処理」と「(取引先からの)売上の付け替え」です。検察の描いたストーリーは、これにより「約3億円の赤字を約50億円の黒字に見せかけた」というものですが、私はファンドにはタッチしていなかったので、検察での取り調べでも「全然知りませんよ」と言いました。ただ、売上の付け替えのほうは「違法性の認識はなかったにせよ、関与してました」と。  ファンドのほうは、堀江さんも知らなかったと思います。ただ、売上の付け替えのほうは「全く知らない」というのは無責任な発言じゃないかと当時は思いましたね。なぜなら、付け替えの舞台が堀江さん直下の事業部だったからです。彼は毎月売上の確認をします。期末の売上が予算に対し1〜2億円足りないとき、「どうにか2億持ってきました」という話が部下から上がってきたら、「どこから持ってきたのか」を認識すべきだし、まったく知らないなら職務怠慢だと。ただ、違法性の認識はなかったという供述では、全被告が一致しています。 ――「違法性の認識」が、事件のポイントだったと。 熊谷 一つはそうですね。上場会社では、会社内で経理処理をまとめ、それを会計のプロである公認会計士にチェックしてもらう。それを公認会計士が正しいと言えば正しいんだ、と考える。そのための会計士ですから。「専門家が合法だと評価したことを、なぜ素人のわれわれが違法だと思えるのか?」という話です。  ファンドからの収益の部分は、架空の利益ではなく、ライブドアグループにお金が入ったことは間違いない。その収入を「会計上どこに分類するか」という問題です。 ――そのことが、検察の言うほど悪質なのかは意見が分かれるでしょうが、自社株の売却益が還流したものを「売上」にすることに違和感はなかったんでしょうか? 熊谷 まったくなかったですね。なぜかというと、ライブドアにはファイナンス部門(ライブドアファイナンスという子会社)があって、そこではベンチャー投資をしていました。そこが金融事業で上げた売上を、子会社の単独決算で売上にするのは正しい。そして、グループの連結決算で、子会社の売上をグループの売上にするのも普通のことなんです。

●アイディアの源

――そうしたスキームのアイディアは、ライブドア社内から生まれたのでしょうか? 熊谷 ライブドアファイナンス(旧社名:キャピタリスタ)の社長をやっていた野口英昭さん(強制捜査直後に死去)が、2002年くらいに同社を辞め、某証券会社の副社長になる。同証券の投資部門ではトップですが、その野口氏が、買収案件とともにストラクチャー(事業の構造、スキーム)を持ってきました。  株式交換で企業を買収すると、ライブドア株が被買収会社の元オーナーの手に渡り、元オーナーには、その株を早く現金にしたいというニーズがある。そこで、その株を引き取るファンドを同証券側で立ち上げるから、ライブドアもお金を出しませんかと。そのお金は、ライブドア側からすると「ファンドに対する出資」です。株の売買も、ライブドアの人間ではなく、同証券の人間がやった。株価は、上がるか下がるかわかりません。たまたまあのときライブドア株が上がったからファンドが儲け、ライブドアファイナンスは分配金を得ました。当時、ファンドから上がってくる分配収益は売上計上してよかった。また、ファンドの決算を本体の決算と連結処理しなくていい、というルールでした。 ――つまり、「簿外」にしてもいいということで、当時は多くの企業が、ファンドをつくっていろんなビジネスをしたわけですね。 熊谷 そうです。「連結にしなくていい」という考えでいくと、ファンドからの投資収益の売上計上は合法だし、逆に「自社株の売却益だった」という考えでいくと違法になる。 ――そうすると「ファンドを使った粉飾」容疑についての実質的な争点は、「野口さんが関わって立ち上げられたファンドが、ライブドアとは切り離されたものなのか、それとも事実上一体のダミーなのか?」ということだったのでしょうか? 熊谷 ええ。ファンドが、ライブドアの連結決算に入るかどうかということですね。裁判所の判断は、「連結かどうかの基準の議論はよそう。ファンドとライブドアは一体でダミーなんだから、連結処理しないといけない」というものでした。  私は検察官に、「これは会計処理の問題じゃない。もしファンドがライブドアと一体で『自社株売買』だというなら、商法違反で立件すべきじゃないか」と言いました。なんで無理に「粉飾」に仕立てたのか? 堀江さんは会計の専門家ではないので、会計士が「これでいい」と言えば、当然売上計上しますよ。

●堀江氏と宮内氏の正義

――裁判で堀江さんの弁護団は、「宮内亮治元CFOが、人材派遣会社トラインの買収を通じてライブドアに入るべき利益の一部(約1.5億円)を、宮内さんらの個人会社に入れていた。それを材料に、検察は宮内さんと事実上の司法取引をし、検察に有利=堀江さんに不利な供述を引き出した」という趣旨の主張をしました。 熊谷 そのあたりについては、私は関知していないので、なんとも言えません。ただ、宮内さんと堀江さんは、それぞれの正義があって、会社のために行動していたと私は信じています。

●持続可能だったビジネスモデル

――ライブドアについては、堀江さんを広告塔にM&Aを繰り返し、時価総額を膨らませ、それをベースにまた株式交換で買収をしてという、M&Aを本業にしているかのような報道もされました。そうしたビジネスモデルは、時価総額が大きくなり続ける局面では成り立っても、いつかははじけたのではないでしょうか? 熊谷 いや、持続可能だったと思います。私は当時、資本政策もIRも担当していましたが、時価総額を維持するために純資産の確保に力を入れていました。事件の直近の決算では、純資産で2400億円くらいあった。当時の手元流動性はヤフーや楽天よりも高かった。表では株式交換でバンバン会社を買って不安定に見えたかもしれませんが、純資産を堅実に増やしていましたから、仮に市況が悪くなっても、ほかの会社みたいに株価は下がらない。だから上場廃止後、ライブドアの株を買い集め外資系のファンドは、200〜300億円くらいのレベルで儲かったといわれています。 ――上場廃止後、ライブドア株がだいぶ割安になったところで外資が買い占め、資産を山分けしたということですね。もう一つ、ライブドアは果敢にM&Aを進めましたが、歴史もカラーも違う会社と高いシナジー効果を発揮するというのは難しかったのではないでしょうか? 熊谷 ライブドアは「社風がないのが社風」だったので、買収した後もライブドア・カラーを押し付けませんでした。堀江さんは面倒くさがりで、担当者に「あとはやっといて」というタイプなので、買収された企業は従来の経営スタイルを維持できるんです。 ――ところで、ニッポン放送買収への道が閉ざされた後、ソニーとボーダフォンの買収を狙っていたと言われていますが、本当ですか? 熊谷 本当です。「(逮捕された)06年は、どっちかは買収しよう」と、前年末から雑談レベルで始めて、「ここの部門はライブドアが取って、ここはサムスンに売って」などと話していました。そして、投資銀行も含めて正式にキックオフミーティングを予定していたのが、強制捜査の翌日(1月17日)だったんですね。結局、やれなかったんですが。 ――ニッポン放送買収の件では、日本中を揺るがせるほど世間のリアクションは大きかったですが、それは「想定内」だったのでしょうか? 熊谷 想定外ではないけど、想定以上でした。麻痺してましたよね、あのときは。一度、大きな案件の高揚感を覚えてしまうと、もっと新たな高揚感を得たくなるんですね。その連続だったじゃないですか。だから、どんどんディールも大きくなっちゃって。 (構成=北健一/ジャーナリスト) ■おすすめ記事 資産10兆円の“移民”中国富裕層の海外脱出が始まった! 印税は紙の7倍!? Kindleネット出版をやってみた スマホOSから始まる!? Windowsが“少数派”になる日 ヤクルト買収でお家騒動! 販売会社が仏ダノンと組む!? 倒産予備軍は5万社!? 金融円滑化法で混乱する地銀の苦悩

全ジャニーズファン衝撃! 関ジャニ∞の「トリプルデート」発言

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【ジャニーズ研究会より】

 現在、コンサートツアー『KANJANI∞ LIVE TOUR!! 8EST』真っ最中の関ジャニ∞。11月17日に行われた福井県・サンドーム福井公演のMCで、“三馬鹿”(=横山裕、村上信五、渋谷すばる)が発言した内容がファンの間で物議を醸しています。

 口火を切ったのは、横山でした。「昔、オレとヒナ(村上)とすばるで温泉行ったんは福井?」と尋ねると、渋谷が「トリプルデートしたところ。それぞれ彼女連れて行きました」と、恋人との温泉旅行を悪びれもせず暴露。さらに、村上が「もう時効、時効」と言い放つと、3人はその“トリプルデート”の詳細を語り出したのでした。

「“幸せに見えること”と“幸せであること”は別」小島慶子が説く幸福のカタチ

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「自分にとって何が幸福かわかなかったら書き出してみては?」と提言

(前編はこちら)

 女性誌「VERY」の人気連載をまとめた著書『女たちの武装解除』(光文社)を上梓した小島慶子さんは、本書で母親が考える幸福の価値観に縛られ苦しんだことを明かしている。では、人にとって真の“幸せ”とは何だろうか。

――小島さんは、元女子アナというステイタスもあり、女性として成功していると言えると思います。そうでありながら、なぜ家族の問題や苦悩を語り、発信し続けているのでしょうか。

小島慶子(以下、小島) こんな話、どこにでもあると思うからです。母とのことは死にたいくらい苦しいことだったけど、私は自分の体験が特別だとか、人より苦労したとはまったく思ってません。私みたいな、はたから見たら何の問題もないような人生でも、「家族ってなんだろう」「自分の幸せはどうやって決めたらいいんだろう」と悩み、つらい思いをしている人はいっぱいいると思うから、「そうなんだ、カウンセリングを受けたら気が楽になるんだ」「そういう考え方をすると、ものの見方が変わるんだ」と誰かが思ってくれたらうれしいなと思って書きました。