東京タワーはネタの宝庫(後編)

記念コインにしっかりと愛を刻んだ山木&吉野。ついでにワタクシTakaのスーダラ三人組。次はコインの機械のすぐ傍にある忍者グッズを扱っているコーナーに行ってみました。その名も『手裏剣道場』。一回300円で5回手裏剣が投げられて、命中した回数に応じてプレゼントがもらえるらしい。「全部命中したら壁に飾ってある刀を差し上げます」山木「なにっ! 刀!?」

物証を晒しあげ! SUPER JUNIORファンが写真分析で「2人は付き合ってる!」

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「Sexy, Free & Single」/avex trax

 韓国の「国民の妹」ことIUと、SUPER JUNIORのウニョクの2ショット写真が流出したことはお伝えしたが(既報)、今度は、SUPER JUNIORのイェソンと、いじめ・脱退騒動で話題になったT-ARAのジヨンのウワサも浮上している。この交際のウワサは、韓国のオンラインコミュニティに、2人がお揃いのアイテムを身に着けている画像が多数アップされたことがきっかけだ。

 イェソンとジヨンがお揃いのリング、ブレスレット、サングラスを身に着け、その上イェソンの実家が経営するメガネ店の携帯ケースをジヨンが使っていたという物証から、「2人が付き合っているのは間違いない!」とファンは考えているようだ。

「海外の通信社があゆを撮影なんて、あるわけない」仕込みツーショットも虚しく……浜崎あゆみに迫る“退場の日”

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『LOVE』(avex trax)
 浜崎あゆみがバックダンサーと不倫交際していると「女性セブン」(11月29日・12月6日号/小学館)が報じて以降、浜崎本人とエイベックスが大慌てで「真剣交際」をアピールし、業界内の失笑を買っている。 「『女性セブン』の発売翌日には、海外通信社のカメラマンが撮影したとして、パリでのツーショット写真が一部スポーツ紙で公開されました。しかし、落ち目の日本人歌手を自発的に追いかける現地カメラマンなど、そうそういるわけがありません。“仕込み"である可能性が高く、不倫交際というマイナスイメージを払拭しようとするエイベックスの必死ぶりが目立っています」(週刊誌記者)  また、交際相手であるバックダンサーのマロちゃんこと内山麿我との関係について、「女性セブン」は、2007年頃より浜崎が一方的に内山に思いを寄せていた、との情報を紹介している。妻との離婚裁判に提出した陳述書で、内山は「自分は結婚しているから(嫉妬したあゆから)いじめを受けていた」と述べているという。  そもそも、浜崎は若い頃からひとりの交際相手に縛られるタイプではなく、いい男と見れば積極的にアタックしていたという。 「浜崎がデビュー前、新宿のナイトパブに勤務していたのは有名な話ですが、その頃には有力な客と片っ端から交際し、そのうちのひとりがエイベックス幹部だったのです。成功してからの浜崎は、デビュー前にオヤジとばかり交際した反動からか、自分よりも若い男性に目が向くようになったみたいですね」(同)  いずれにしても今回の不倫騒動は、浜崎あゆみの凋落を決定づける一撃となった、との見方が強い。進行中の離婚裁判とも関わるため、CMクライアントからも敬遠されそうだ。 「エイベックスはCDの売り上げ減を補うため、歌手やバンドをCMで売り出す戦略を打ち出しています。その中でも成功しているのはELTの持田香織ですが、浜崎あゆみは長年続いたパナソニックのCMが10年に終わったあとは、レギュラーのCMが定着していません。昨年オンエアされた栄養ドリンクのCMも、すぐに終わってしまいました」(音楽業界関係者)  最新CD『LOVE』の売れ行きは低調、CMでも稼げず、私生活でトラブル続出――。ゼロ年代のスター浜崎あゆみの“退場の日”が近づいている。 (文=越谷由紀)

「のうのうと生きてちゃいけない」“リストカッター”鳥居みゆきが生きる意味を得たマンガ

【サイゾーpremium】より ――サブカル系のマンガ読みとしても知られ、”リストカット”経験を持つ芸人・鳥居みゆき。今年7月に発売された小説『余った傘はありません』(幻冬舎)でも自らの死生観をぶつけているという彼女は、小さい頃から「35歳で死ぬ」と公言しているという。そんな彼女に、リストカット体験を踏まえて、生きる意味を与えてくれたマンガについて聞いてみた。
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(写真/オノツトム A/M)
──鳥居さんは、好きなマンガ家さんっているんですか? 鳥居みゆき(以下、鳥居) 丸尾末広先生が大好き! 9月にやった単独ライブのチラシも、丸尾先生に描いてもらったの。で、今度発売する丸尾先生の画集にもコメント書かせてもらったんだ! いいでしょ! ──うれしそうですね……。丸尾先生にハマったきっかけは? 鳥居 小さい頃に、古本屋で、見世物小屋を舞台にした『少女椿』(青林工藝舎)を立ち読みして衝撃を受けて。それからしばらく見世物小屋の人につきまとって、「見せ物じゃねーよ!」って怒られてたくらい。それ以来、ずーっとファン。でもね、当時は、お小遣いを全部甘いパンに使ってて、そればっかり食べて太ってたから「白豚」って呼ばれてたの。 ──えっと……? 鳥居 だから、丸尾先生のほかの本がなかなか買えなかったの。 ──ああ、なるほど。 鳥居 白豚って呼ばれるのは構わないけど、でも丸尾先生の本は欲しいなって悩んでて。結局パンを我慢して丸尾先生の本を買うようになったの。それで痩せたし。ちょっとスリムになったのは丸尾先生のおかげ。 ──丸尾ダイエットですか(笑)。 鳥居 そう。あとね、つげ義春先生の『夜が掴む』『外のふくらみ』(共にちくま文庫)も好き。みゆきも夜が怖くて、「同じ感覚の人がいたんだ」って思った。夜眠れなかったんだけど、これを読んで部屋の窓にガムテープで目張りして、夜とか外が入ってこないようにしたら安心できるようになった。 ──それからは、夜眠れるようになったんですね。 鳥居 ううん。眠れない。 ──え? 安心できるって……。 鳥居 安心しても眠れるかどうかは別。だって、昼に寝てるもん。 ──……。ところで、本題に入りますけど、”死の描写”に惹かれたマンガ作品ってありますか? 鳥居 丸尾先生の作品のように、死んだ時が一番美しくなるように描いてたり、性と食のとらえ方が真逆で、人も殺していいっていう、藤子・F・不二雄先生の『気楽に殺ろうよ』とか、死を大げさにせずに、身近にあるものとして描くものが好き。 ──自分の死を意識することは? 鳥居 いつも。指にささくれができても「死にてぇ」って思うもん。 ──聞いたところによると、リストカットの経験もあるとか……。 鳥居 うん。でも、ある時「リストカットはダセぇな」って気づいて。その痕を消そうと思って、リゲインのふたの下のクルクルってなってるとこで、傷の反対側を切って皮膚をくるんって剥がせば傷が消えるんじゃねぇかって考えて、やってみたの。 ──成功……してないですよね?リストカットより怖いですよ。 鳥居 もう血がドバドバ出て。おかげで「痛い、痛いぃー! はっ! 私、生きてる!」って思えたんだ。 ──リゲインの用法違いますよ。 鳥居 でも、リゲイン飲んだから「よし、やるぞ!」って勢いがついたし。まぁ、リストカットの痕は自然に消えて、リゲインの傷だけ残っちゃったんだけどね。あはは。 ──壮絶ですね……。生きることを考えたマンガ作品とかはあります? 鳥居 しりあがり寿先生の『ジャカランダ』で、それを考えた。この作品の中では、死は重要視されていなくて、人を平気で殴り殺しちゃったりするの。で、その世界ではある”木”をご神木のようにみんなでありがたがってるんだけど、その木が成長して人を殺すようになって、初めて人々が死を恐れるっていう内容で。これを読んで、「のうのうと生きてちゃいけないな」って感じたよ。逆に、『方舟』(太田出版)を読んだ時は「生きててもしょうがねーじゃん!」って考えさせられたりもしたんだけど……しりあがり先生のメッセージは押しつけがましくなくて、かえって受け入れやすい。そこがかっこいいって思うの。 ──本当に「死にたいな」と思い詰めた時は、そういったマンガに救われたりも? 鳥居 ううん。そういう時は『美味しんぼ』で栗田ゆう子がアワビのしゃぶしゃぶを食べてるシーンを読んで、「エッロいなー」って思ったり、『名探偵コナン』(小学館)とか適当に読んで、あまり深く考えないようにしてる。 ──そこは、あまり重くない本を選ぶんですね。ちなみに、鳥居さんが人にマンガを勧めるなら? 鳥居 うーん。しりあがり先生を勧めたら「ちょっと怖いよ」とか、丸尾先生を勧めたら「絵はキレイなんだけどね……」って言われたりしてイラッとするから、最近は弘兼憲史先生の作品を勧めてる。 ──これまた幅広い。 鳥居 この間も『黄昏流星群』(小学館)を読んでたら、おじさんがテレビをぼーっと見てて、小島(よしお)らしき芸人が「おっぱっぴー!」とかやってたら消されるっていうシーンがあって。すぐに小島に電話して「おい! お前、すべってるぞ!」って言ってやったわ。 ──小島さん……(笑)。 鳥居みゆき(とりい・みゆき) 1981年、秋田県生まれ。高校卒業後、お笑い養成所「松みのるお笑い塾」に入る。現在はサンミュージックプロダクション所属のピン芸人。『PON!』(日本テレビ)にレギュラー出演するほか、バラエティに限らず、映画やドラマ、小説などでも活躍中。近著に、『余った傘はありません』(幻冬舎)。 【「サイゾーpremium」では他にも自殺をとりまく事象に迫る記事が満載!】『よいこの黙示録』『ぢるぢる日記』etc. マンガ家たちはなぜ自殺したのか? 最期の作品に隠された”遺言”自殺大国の実相と社会的包摂の必要性“劣悪”精神医療と製薬会社の思惑が自殺者量産!?
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「サイゾーpremium」とは? 雑誌「サイゾー」のほぼ全記事が、
月額525円読み放題! (バックナンバー含む)

『エヴァンゲリオン』キャラクター診断!! あなたが本当に築きたい人間関係は?

【ハピズムより】

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※画像は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」公式サイト

 11月17日に公開される、映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版・Q」。この映画は、人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」に乗り、謎の生命体「使徒」に立ち向かう少年少女の戦い、彼らや彼らを取り巻くキャラクター達の人間関係、主人公・碇シンジの心の葛藤を強く描いたTVアニメシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」のリビルド(再構築)作品の3作目。新しいキャラクターやメカ、一新されたストーリーは、TVシリーズ当初からのファンだけでなく、幅広い世代の心をつかみ、今も多くのエヴァファンを生み出しております。

 前々作「序」、前作「破」ともに、この物語は使徒とエヴァの戦闘を中心に動いていますが、キャラクターがそれぞれ持ち合わせている心の欲求が強くぶつかり合い、物語を大きく動かしていきます。個性豊かなキャラクターたちに、自分を重ねている人も多いのではないでしょうか?

 では、あなたが持つ「人間関係に対しての心の欲求」とはどのようなものでしょうか? キャラクターと合わせて、運命数でみてみましょう。

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本当はお金がない!? 引田天功の事務所が309万円未払いで訴訟騒ぎ

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『プリンセス天功VSガチャピン・ムック
まほう対決!』/ポニーキャニオン

 プリンセス・テンコーこと、イリュージョニストの二代目・引田天功のマネジメント会社「森企画事務所」が、金銭問題で訴えられていたと、15日発売の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。世界的マジシャンとして活躍している引田は、大富豪としても有名で、「中東の王様から油田をもらった」と話すなど、セレブなイメージも漂わせている。しかしその一方で、引田が所属する森企画は、取引業者から未払金の支払いを求める裁判を起こされていたという。

 森企画事務所を訴えたのは、イベントなどを手がけるOPR社の佐治輝幸代表。2009年に、知人の紹介で森企画の落合昇社長を紹介された佐治氏は、同年7月にポストカードやポスターなどを納品。当初の代金は現金で支払われていたが、大きな仕事を引き受けるようになると売掛になり、次第に未払金は約330万円まで膨れ上がった。そして、今年5月24日、森企画を訴えるに至ったという。

17歳が元気に迫る!? 現役女子高生グラドルの妄想が描かれた甘い初恋物語

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 現役女子高生グラビアアイドルの高橋ひかるが、8作目のDVD&Blu-ray『17歳の初恋』を発売し、東京・秋葉原で記念のイベントを開催した。
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 9月に台湾で撮影したという本作。天候に恵まれ、パッケージ写真のような真っ青な空を満喫できたという。詳しい内容についても聞いてみた。 「ストーリーものなんですが、これまでの元気さプラスしっとりした私も出せていると思います。タイトルどおり、17歳での初恋や妄想(笑)を描いています! 私の方から元気に迫るんです!」 ――では、一番迫っている水着はどれでしょう? 「比較的小さめの水着が多くて(笑)、砂浜で着たオレンジと黄色と白のグラデーションのビキニがかわいいかなと思います。元気に走り回ったり、太陽に向かって叫んだりしてます!」 ――しっとりした方のシーンは? 「初めてお風呂のシーンを撮ったんですが、露天風呂でとっても気持ちよかったです!」  相変わらず元気いっぱいのHika-Chu。今後も女子高生グラビアアイドルの魅力を全開にしていきたいと抱負を語ってくれた。
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高橋ひかるオフィシャルブログ「ひかる☆Pop memory」 <http://ameblo.jp/chocolatemilk-1517/

楽天が取次事業参入?に見る“ややこしい”出版ビジネスの裏側

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 雑誌休刊騒動でゴタつく、出版界の大物Kの足元 パチンコマネーが日本の富裕層ビジネスに参入で湧き上がる懸念 目指せ寄付100億! 早大が長期計画で明らかにした“収入目標” ■特にオススメ記事はこちら! 楽天が取次事業参入?に見る“ややこしい”出版ビジネスの裏側 - Business Journal(11月16日)
電子書籍「kobo」に取次事業と、“本”ビジネスに
積極的な楽天のHPより
 9月8日、楽天が出版取次事業に参入するというニュースを朝日新聞が報道じた(http://book.asahi.com/booknews/update/2012090800003.html)。見出しは「楽天、書店に即日発送」。楽天から書店に本が即日発送されるというのは、どういう意味なのか? 誰が得で誰が損なのか? ここで簡単に解説しよう。  まず、「出版取次事業」とはなんなのかということが、一般的にあまり知られていないだろう。実は出版社が、つくった本を書店と直接やりとりしているということは、非常に少ない。ごく一部の出版社は特定の書店に直接納品していたりもするが、大半の出版社は取次と呼ばれる会社を通して、書籍を流通させている。  出版社は本ができあがると、取次に納品する。取次は倉庫にある本をできるだけ効率よく販売する役割を持っていて、全国の書店に配本したり、返品の管理をしたりする。日本では基本的に多くの本が再販制度の上で委託販売の形式をとっているため、書店は売れないかもしれない本も店頭に並べ、売れなかった分は取次に返品すれば損をしない。  買う人がいないかもしれない本でも、店頭に並ぶチャンスを与えてくれるシステムでもあるが、実は書店にとっては、欲しい本が確実に入手できるわけではない仕組みでもある。  たとえば出版社が100しか印刷できなかった本の前評判が高く、多くの書店が欲しいと声を上げたとしよう。すべての希望を合計すると200必要になる。しかし本は100しかない。この時、取次は過去の実績データから、確実に売ってくれそうな書店を優先する。都会の大規模店には30の希望に対して売り上げを見込んで40送ったのに、地方の小規模店で10希望を出しても1しか入荷しない、ということが起こるわけだ。  小規模店でもその本が欲しいという人がたくさんいれば、追加発注を行うしかない。しかし実際にはなかなか入荷できないのが難しいところだ。印刷物が品切れなのならば仕方ないが、実際には取次や出版社に在庫がある既刊でも、だいぶ待たされる。

●楽天を使えば待たなくてよくなる?

 取次会社は大手3社が大半のシェアを持っている。つまり、日本中の出版物を3社で捌いていると言っても過言ではない中、小さな書店からの問い合わせにネットショップのような速度で対応できないというのは、仕方ないのかもしれない。  一方で書店側も店の面積は限られており、大型倉庫があるわけでもないため、売れないかもしれない本を置いておく余裕はない。売れる本だけを並べ、売れそうにない本は棚に置かないまま取次に返送してしまうということもよくある。そのため、普段たくさん売れるわけではない本を欲しい人が1人だけいると、取次に問い合わせるしかなくなる。  しかし、今はAmazonがある。豊富な在庫を持ち、注文すれば当日や翌日に持ってきてくれる。書店で取り寄せを依頼すると7〜10日ほど待たされる上に、確実に入手できる保証はないのだから、書店は使わずAmazonで済ませるという人が多くなるのは当たり前だろう。この流れで、街の小規模書店はたいへんな勢いで消えている。  そこで楽天が乗り出すのが、二次取次だ。楽天自身もネット書店を運営しているため、立場的には街の書店と同じく大手取次会社から本を仕入れている側になる。しかし街の書店とは違い、大きな倉庫を持っており、ネット書店として注文に即日対応できるだけのシステムと人員を持っている。これを個人ユーザー向けではなく、書店向けに使うことで二次取次事業を行おうというのだ。

●高齢者でも子供でも、すぐ本が手に入る…かも?

 これはAmazonや楽天を普通に使っている人から見れば、なんの意味があるのかわかりづらいことかもしれない。宅配便の受け取りが難しいという人にはコンビニエンスストアでの店頭受け取りもあるし、街の書店にわずかな利益を与えることができる書店店頭受け取りサービスを提供しているネット書店もある。しかしそうしたサービスを受けられるのは、今のところ自分でPCやスマートフォンを使って注文できる人だけだ。  子供や高齢者などPCの扱いが苦手な人は、街の書店が消えたことで、本を入手するのが難しくなってしまっている。店があっても、人気のコミックスやテレビで話題になるような新刊書しか置いていないということも多い。少し前に出版された本や、あまり人気のない題材の本を読もうとすると、1週間以上待たされるのが当たり前になっていた。この状態が改善できる。  また、速く入手できるからネット書店を使っているが、できれば書店で購入したいという人もいるだろう。利益の行き先という難しいことを考えなくとも、毎週買っている週刊誌があったり、毎月購入するファッション誌があるから、どうせなら一緒に買えれば楽なのにと思う人は少なくないはずだ。しかも書店で購入すれば、段ボールゴミがたまらない。  街の書店にとっては楽天もネット書店の1つであって、ライバルであり敵だ。しかし自分では持ち得ない大型倉庫を持ち、最短即日で発送してくれるとなれば役には立つ。「敵の敵は味方」という理屈で、楽天を二次取次として利用する判断をする書店も出てくるだろう。  取次というのは1書店が1社に絞らなくてはいけないものではない。複数取次と取引をしている書店は数多くある。仮に楽天の二次取次を利用する場合にも、新刊書は従来どおり大手取次から回してもらうことができるし、時間がかかってもよい取り寄せも大手取次を利用することは可能だ。もしかしたら、小規模書店にとって光明となるかもしれない。

●書店は使う? 本格化する?

 一次報道では楽天が実際に取次業務を行う上で書店側からどの程度の利益を得るのかが書かれていないが、無償で倉庫業務を行うことはないだろう。書籍は販売価格が定められているため、削られるのは書店の取り分だ。実は大手取次でも通常の取り寄せフロー以外に特急取り寄せという方法はあり、在庫さえあるならば数日で書店まで来る。しかし書店側の取り分は削られる。  書店の取り分というのは非常に少ない。書籍価格や契約にもよるが、一般的に定価の20%強というところだ。1000円の書籍を販売したら、200〜250円程度が書店に入る。ちなみに取次の取り分は10%以下といったところだ。もし楽天が大手取次と同じく10%以下の手数料を取るとしたら、書店の取り分は10〜15%程度ということになる。1000円の書籍ならば100〜150円程度の利益というわけだ。  おそらく、大手取次の特急取り寄せよりも、楽天を利用したほうが速く入手できるようにはなるだろう。しかしもともと薄利だといわれている書店が、このサービスをどう受け止めるのだろうか。  実はこのサービス、まだ本格的な展開が決定されたわけではない。2012年10月から2013年春までの実証実験で、地方都市を拠点とする8書店が参加するのみだ。経済産業省が推進している書店活性化事業の一環として実施されるもので、仮にうまく行けば本格的な展開が行われる。楽天側の対応力と、書店側の反応を見守りたいところだ。 (文=エースラッシュ) ■おすすめ記事 雑誌休刊騒動でゴタつく、出版界の大物Kの足元 パチンコマネーが日本の富裕層ビジネスに参入で湧き上がる懸念 目指せ寄付100億! 早大が長期計画で明らかにした“収入目標” 「マンション売れ残りの裏で」リノベーション古民家が人気のワケ 出生前診断騒動が欠く“普通に生きる”ダウン症の人たちの実態

タブーなマンガ

【第1特集】

タブーなマンガ

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  • 「第一章」マンガ業界〈秘〉ウラ話
  • 『るろ剣』の映画化は効果無し? 書店員赤裸々座談会
  • 作画と原作が乱闘!? あの“打ち切り”マンガの真相
  • 自殺したマンガ家の最期の作品に見る遺言
  • 「第二章」いま最も危険なマンガ作品たち
  • 親日描写は読者のタブー!? 韓国マンガと日本の関係
  • リアルなのは『殺し屋1』ヤクザが批評するヤクザマンガ
  • 「第三章」マンガのいまを徹底検証
  • 消費社会論から読む「ジャンプ」が腐女子に媚を売る理由
  • マンガ家・マン臭きつ子が描く実録アシスタント秘話
  • マンガ界の“絶滅危惧種”!? 当世エロ劇画事情
ほか


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【第2特集】

リクルート上場に立ちこめる暗雲

2013年4月の株式上場に向けて、今年の10月1日付けで組織の再編を行い、持ち株会社「リクルートホールディングス」を設立したリクルート社。元祖・ブラック企業ともいえる同社の上場は、果たして組織に、世の中にどんな影響を与えるのか――同社上場後の功罪を検証したい。


【P様の匣】

逢沢りな(女優)

「カメラの前に立つのは恥ずかしい」






〈News Source & News Number ||〉
  • 原発事故警戒区域内で積み上がる「屍」の山
  • ワーナーがゴリ押し小野恵令奈 最優秀新人賞と年末賞レースの“行政”
  • 橋下徹vs.朝日で露呈した大阪市職員の複雑な“思い”
  • ニコ“オワタ”!? ドワンゴ大量リストラで「新しいことはもうできない」
  • 未解決「六本木クラブ襲撃事件」の真相を警察が隠蔽!?

ほか
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「タブーなマンガ」


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