文春、現代はどうした!? 怒れる週刊誌「週刊ポスト」がスクープ独占!

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「週刊ポスト」11月16日号 中吊り広告より
グランプリ 「『発電量ゼロ』原子力マフィアの総本山に1440億円!」(「週刊ポスト」11月16日号) 第2位 「日本の領土・馬毛島地主が『島を中国に売る!』と言い出した」(同)  第3位 「拝啓 池上彰様 『都知事選に出馬いただけないでしょうか』」(同) 次点 「あなたの知らない東京23区の謎」(同) 次点 「激撮スクープ! オリラジ藤森・TBS田中みな実アナ『真剣交際お泊まり愛』撮った!」(「フライデー」11月16日号)  不思議なことがある。週刊現代が尼崎の連続殺人事件を取り上げていないのだ。  11月1日の朝日新聞に、こういう記事が載った。 「兵庫県尼崎市の連続変死事件をめぐり、事件とは関係のない女性の写真が角田美代子被告(64)のものとして複数のメディアで報道された」  角田被告の写真を、関係ない女性の写真と間違えてしまったというのである。当然ながら、多くの新聞、テレビ、週刊誌はお詫びをしているが、現代は「今回の事件については報じていない」(朝日)から、間違えるはずもないと答えているのである。 これほど週刊誌にピッタリの事件はないと思うのだが、どうしてなのか。  「日本の編集長」(東京アドエージ)の11月号で現代の藤田康雄編集長は、週刊誌の編集現場時代は、「私は現場に行きたくてしょうがなかったクチです。ともかく事件ばかり取材していました」と語っているのに。  週刊大衆のように、事件取材はカネばかりかかって読者に受けないからやらない、という「主義」ではあるまい。  藤田編集長はこうも語っている。 「オレ、ダメ人間が好きなんですよ。(中略)断然、ダメ人間のほうが面白いんです。ダメ人間だとワクワクする」  角田被告はダメ人間ではないのだろうか。不可思議である。  今週は見ていただけばわかるように、週刊ポストの圧勝である。これほど1誌がほぼ独占したのは、この連載が始まって以来であろう。  このところ週刊朝日は「橋下徹大阪市長への全面謝罪」問題で低迷しているが、あれほど一時期スクープを連発した週刊文春の元気のなさが目立つ。奮起を促したい。  次点が2本。まずはフライデーの張り込みネタ。  「オリラジ」というのは「オリエンタルラジオ」の略で、お笑いコンビの一人、藤森慎吾(29)だそうだ。女性のほうは、TBS『サンデージャポン』の田中みな実アナ(25)。ぶりっ子で有名だそうである。  二人の仲が最初に報じられたのは5月。最初は交際を否定していたが、互いのマンションを行き来して愛を育んでいたようだ。  二人がフライデーされるのを用心している様は、なかなか微笑ましい。  芸能プロ関係者が二人の仲をこう明かす。 「藤森はこれまでどんな女性と付き合っても、本気になれないのか短期間で関係が終わっていました。でも今回は違います。すでに自分の親に田中アナを紹介し、親しい友人には関係を明かしているようです。本人も『とても大切な人』と話しています。田中アナも、親に藤森のことは伝えているそうですよ。彼女は埼玉県内の実家で両親と暮らしていましたが、藤森と付き合い始めてから都内で一人暮らしをするようになった。もちろん彼と会う時間を増やすためですが、藤森のマンションで手料理を振る舞うことも多いとか。結婚に向け、具体的に話が進んでいることは間違いないと思います」  藤森もフライデーの直撃に、交際を認めているし、11月5日のスポーツ報知がこう報じている。  「写真週刊誌『フライデー』でTBS・田中みな実アナウンサー(25)との“お泊まり愛”が報じられたお笑いコンビ『オリエンタルラジオ』の藤森慎吾(29)が4日、都内で行われたトークライブ出演後に報道陣の取材に応じ、田中アナとの交際を認めた」  それにしても、お笑い芸人って、どうしてこうモテるのかね。  次点の2番目は、地域ネタだが、なかなか読ませる。  大田区と江東区が壮絶な「領有権争い」を繰り広げているというのが、中央防波堤埋立地だという。  ここは廃棄物処分場として埋め立てられたが、近年コンテナ輸送の要衝として利用価値が高まっている。それまでも両区が所有権を主張し合っていたが、今年2月に江東区と結ぶ「東京ゲートブリッジ」ができたため、さらに激化したという。  大田区とは臨界トンネルでつながっている。江東区の市民から「中央防波堤は江東区固有の領土である」という声が大きくなり、お互いの「愛区心」が高まって収まる気配が見えないそうである。  その他「どの区にも属さない銀座『番外地』」とは、銀座9丁目(銀座は8丁目まで)を意味する銀座ナインなどの商業施設のあたりだが、高速道路の下だったため何区なのか議論されずにきた。しかし、そこに多くの商店ができたために、商店は店ごとに、中央区、千代田区、港区のどれかの自治体を選んで行政サービスを受けているそうだ。  「埼玉県の中にある『6軒』の練馬区住居」は、埼玉県の新座市に、住居表示は練馬区西大泉町という飛び地があり、面積は約560坪、6軒の「都民」の住居がある。どうしてなのかはよくわからないようだが、新座市側が編入しようとしたが、住民の合意が得られずそのままだという。  「墨田区と隅田川、『すみ』の表記がなぜ違う」は、本所と深川を統合した当時は、隅の字が当用漢字になかったから墨になった。  「目黒駅は品川区にあり、品川駅は港区にある」では、目黒駅は区内に建てるはずだったのに、地元住民がSLによる煙害を懸念して激しい反対運動が起こり、品川区の権之助坂に追いやられたからだそうである。  品川駅はかつて一帯が品川県という行政区だった名残だそうだ。ほかにも男の人口が多いのは台東区で、女の比率が高いのは目黒区だとか、23区のトリビアは面白い。  さて、石原慎太郎が抜けた後の東京の盟主が誰になるのかが関心を集めている。  石原が後継に指名した猪瀬直樹副知事は、彼の人間性もあるのだろう、一般的な人気がない。そこで我こそはと名乗りを上げると思われているのは、民主党の蓮舫議員、自民党では小池百合子議員、舛添要一議員、変わったところでは文筆家で白洲次郎の孫の白洲信哉の名前や、菅直人元総理の名まで挙がっている。  だが、そうした中で大本命と目されているのが、あの東国原英夫前宮崎県知事だそうだ。  確かに、前回の都知事選に出て政党の支持もなく169万票を集めたのだから、可能性はあると思うが、そうなったらどうしよう。  新潮が「ついに『東国原』当確で我らの生き恥」と、私のような東京都民の胸の内を代弁してくれている。 「よく考えて欲しい。いくら東国原氏が茶の間の人気者で、宮崎県の『セールスマン』として活躍したとはいえ、彼が1300万の民を抱える首都の顔になるなんて、想像するだけで戦慄を覚えるではないか。なにしろ彼はこれまで、後輩芸人に暴行を加えて書類送検され、16歳の少女との猥褻行為で警視庁の事情聴取を受けるなど、数々の不祥事を起こし、女性関係も“奔放”の極み。本誌(08年5月1・8日号)でも、宮崎県知事時代に20代の女性を弄び、挙句、150万円の手切れ金を支払った彼の行状を報じている。世間ではこういう男を『不届き者』と呼ぶ」  さらに、こう結ぶ。 「西の宮崎県から東の東京都への“国替え”を企図している東国原氏。名前に反して“東の国”とは縁が浅いままであってくれることを祈るばかりである」  まさにその通り。新潮はん、ええこと言いなはる。  ポストも東国原や猪瀬に東京を渡してはいけないと危機感をもったのか、意見広告とも思える特集をトップにもってきた。 「唐突で申し訳ありませんが」と断っているが、いまやテレビの寵児となった池上彰に出てくれと、誌面で呼びかけたのだ。  こういう誌面づくりに賛否はあるだろうが、私は好きである。  池上は「政治報道のタブーを破った」そうである。それは10年7月の参院選開票時に司会をし、「民主党支持の日教組の組織票はどれぐらいか」「公明党と創価学会の結びつき」などに踏み込んだからだそうだが、私は、その程度でタブーを破ったなどというなよ、と思ってしまうのだが。  池上は悪くないタマだとは思うが、本人がその気は「毛頭ない」と言い切っているのでは、ポストの片思いで終わるようだ。  前々回の都知事選の時、鳥越俊太郎元毎日新聞記者が出馬を打診されたことがあった。私は彼から直接聞いているが、体調の問題さえなければ出馬してもいいと思っていたという。  今回、彼は出ないだろうが、少しマシな知名度のある文化人が出馬すれば、大量得票は間違いない。取り沙汰されているニュースキャスターの安藤優子が出れば楽勝ではないか。どうかね安藤さん、出てみたら。  第2位は、鹿児島県種子島の西方12kmの東シナ海に浮かぶ馬毛島が、中国企業に売られるかもしれないという記事。  島の由来は、ポルトガル宣教師たちが鉄砲とともに渡来させた馬を養っていたことから。  無人島としては国内で2番目に大きい。島を所有するのは「立石建設工業」立石勲会長。彼のこんな発言が政府に伝わってきたからである。 「中国の企業が何社か接触してきている。日本の対応次第では売ってもいい」  防衛関係者がこう語る。 「それまでは、本意ではないだろうと高をくくっていたんですが、8月の尖閣諸島騒動で事態は一変した。馬毛島の周辺には佐世保や沖縄などの米軍基地があって地政学上、非常に重要な場所です。ここを本当に中国にとられたら国防上、危機的な状況に陥ると省内で危ぶむ声が高まってきた」  馬毛島は過去に幾度となく米軍によって軍用化が検討されてきたという。ポストによれば立石がここを購入した経緯はこうである。 「立石氏は鹿児島県で遠洋漁業の船長をした後に上京。64年に不動産会社『立石建設』を設立する。4年後には砂利や砂などの建設販売部門を独立させた『立石建設工業』を設立し、高度成長の波にも乗り、一大グループを築くまでになる。  東京で一旗揚げた立石氏に馬毛島購入を勧めたのは、たまたま知り合った防衛省幹部OBだったという。 『国防は30年、40年先を読まなくてはいけない。馬毛島はいつか、日本防衛の有力な基地になる』  立石氏は自ら率先して住民票を馬毛島に移し、防衛省幹部OBから耳打ちされた言葉を実行に移した。奇しくもその言葉が現実のものとなりつつある」  当初6割の所有だったが、次々に買い足され、この島に投じた金は150億円にも上るという。  島には3万人収容できるし、軍隊向きの港も兼ね備えていて、今すぐ米軍に提供できると彼は話しているという。  当時の防衛大臣・北澤俊美が立石と交渉したが、その額は50億円にも満たないものだったようである。  ある防衛省幹部が嘆いている。 「外国企業が離島を買うとなっても法的に禁止することができません。さらに問題なのが日本の法体系の中には買った土地に対する禁止条項がないこと。個々の自治体による行政上の制約はあるが、安全保障上の規制ではない。例えば通信施設が作られたとしても、国として強制的に立ち入り調査することはできないんです。外国企業に島を買い取られた場合、島を日本の監視下におくことは現実的に難しい」  中国による日本列島買い占めは、米軍にとっても頭の痛い問題のようである。  さて、今週のグランプリは「まったく発電していない原発」のために、値上げされた電力料金が使われていると告発する記事にあげたい。  国民の支払う電気料金が、発電量ゼロの「日本原子力発電」という会社へ支払われているというのである。 「ここは東海第二原発(110万kw)、敦賀原発1号機(33.7万kw)、同2号機(116万kw)の3基の原発を保有し、東電をはじめ、東北電力、中部電力、北陸電力、関西電力の本州5電力会社に電気を売る、卸電気事業者である。 3基のうち、東海第二は昨年3月の東日本大震災で自動停止した。敦賀1号機は昨年1月から、同2号機は昨年5月7日から、それぞれ定期検査のため停止されている。当然、その後、現在に至るまで発電量はゼロである。 ところが、同社の有価証券報告書によると、昨年度(12年度)は東電の約465億円をはじめ、関電・約641億円、中部電力・約307億円など、5社から電力を売った代金として合計約1443億円を受け取り、93億円の経常利益を上げている(震災の被害による特別損失計上で最終損益は赤字)。本社社員の平均年間給与は637万円。経産省が電気代値上げにあたって、電力各社に求めている賃下げ基準(大企業平均596万円)より高い。 敦賀2号機だけは昨年4月1日から5月7日に停止するまで37日間稼働したとはいえ、その間の発電量は10億kwhと前年度の発電量(162億kwh)の16分の1に過ぎない。 なぜ、事実上「発電ゼロ」の会社が利益を出せるのか。 「次の数字を比較してほしい。過去2年間の日本原子力発電の発電量と、電力5社が支払った金額は、 ◆11年度162億kwh 1736億円 ◆12年度 10億kwh 1443億円 と、発電量が16分の1に減ったにもかかわらず、電力会社の購入代金は2割しか減っていない」(ポスト)  一体、どんな会社なのか。 「日本原子力発電は原子力発電推進のために電力9社と政府系特殊法人の電源開発(現在は民営化)の共同出資で1957年に設立された国策会社だ。筆頭株主は東京電力(28.23%出資)。66年には日本初の商用原発『東海発電所』の運転を開始し、前述のように現在3基の原発を保有している。  社員数は関連会社を含めて2254人。原発推進派の政治家、与謝野馨・元財務相は議員になる前に社員だったことでも知られる」(同)  東電は今回の値上げで年間ざっと6150億円の増収を見込んでいるが、そのうちの1003億円はここのために使われたのだという。  東電にはこの会社を潰せない理由があった。原発事故で引責辞任した勝俣恒久前東電会長が天下っているからである。  ポストはこう結んでいる。 「この企業の清算を早く決断しない限り、東電だけではなく、値上げ方針を打ち出した関電はじめ全国の電力会社が新たな料金算定に原発企業への救済資金を盛り込むのは確実で、今後も国民負担は膨らむばかりだ。 これでも電気代値上げは仕方ないと思えるだろうか」 今、国民に成り代わり一番怒ってくれている週刊誌はポストである。   (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ)
1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか 

「芸能界甘ないで!!」濱田龍臣にマジギレした明石家さんま『からくりTV』

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(C)みかのはらみき

 今回は赤坂TBSにて『さんまのスーパーからくりTV』を観覧してきた。同番組は、前身の『さんまのからくりTV』から数えると、1992年から20年続くご長寿番組。ここから、「ご長寿早押しクイズ」や「からくりビデオレター」など数々の名物コーナーが生まれ、ボビー・オロゴンを発掘したのも、この番組だ。

 これまでの連載で、タモリ・たけしは見てきたので、今回の明石家さんまでついに「お笑いBIG3」をコンプリートである。スタンプカードが貯まったような達成感で興奮していると、控え室にもだんだんと人が集まってきた。ざっと100人超えである。下は高校生(?)から50代くらいまで。男性客もいるが、ゆうこりんファンだろうか。そして、意外と妙齢の2人組女性も多い。

ママ友がほしいオレとやる気のない妻くらたま、幼稚園入園後はどうなる?

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(C)倉田真由美

 今夏の目標だった、娘ココのオムツ外しと卒乳は結局できなかった! 大きな要因は、夏に妻くらまがココを連れて、実家の福岡に2週間帰省したことです。くらたまは「オムツ外しは、家であんたと一緒の時じゃないと無理!」とのこと。オレは平日は会社に行き、帰宅ががだいたい夜7時前後です。この時間帯だとココが寝るまでの3~4時間ほどしか一緒にいられない。しかもこの時間帯にウンチとおしっこってあまりしないんですよ!  と言っても、夜だけでもオムツ外しておけばいいんだけど、オムツさせてしまうんですよね。うーむ、どっかで怠けてしまってるんだろうなあ。

 そうなると1日中一緒にいられるのは土日だけなんですが、週末は毎週のように朝から家族でどこかしらに出かけてしまう=移動するので、必然的にオムツになってしまうわけです。1泊旅行も相変わらず月イチくらいで行ってるんですが、ホテルの部屋の中でオムツを外すわけにもいかず、結局外出中はずっとオムツ。

町山智浩氏に聞く“日本人の知らないアメリカ”

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町山氏
 サイゾー本誌に連載中の「映画でわかる アメリカがわかる」でもおなじみの、米カリフォルニア州バークレー在住のコラムニスト兼映画評論家・町山智浩氏。今秋同氏は、『99%対1% アメリカ格差ウォーズ』(講談社)、『教科書に載ってないUSA語録』(文藝春秋)、『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』(文春文庫、08年発刊の単行本の文庫化)という、すべて“日本人の知らないアメリカ”がテーマの単著を3冊連続で発刊した。新聞やテレビ、ウェブではわからない超大国の素顔を現地在住者の目線でレポートする町山氏に、アメリカの現在、そして11月6日に控えたアメリカ大統領選挙の展望を聞いた。 ──『教科書に載ってないUSA語録』は、2009年~12年にかけて、町山さんが日常生活やテレビで耳にしたはやり言葉やキャッチフレーズでアメリカの社会や政治を読み解くコラム集ですが、文字通り日本人の知らない「アメリカ語」だらけですね。 町山智浩(以下、町山) アメリカ人も知らない言葉もありますよ。毎年たくさんの新語が生まれて、意味もどんどん変わっていくから、誰もついていけないんです。普通に子どもと会話しててもわからない言葉があるくらい。英語って、日本語より造語をつくりやすい言語なんですよね。 ──「Eastwooding」(クリント・イーストウッドする)とか、うまいこと言いますよね。 町山 そうそう。「ing」をつければなんでも動詞化しちゃうし、「フレネミー」(friend+enemy=frenemy:友達ぶった敵)とか「チナメリカ」(China+America=Chinamerica:中国とアメリカの運命共同体)とか、2つの言葉をくっつけたり。インターネット時代になると、文字を打つのが面倒だから略語も使うじゃないですか。 ──「lol」(lough out loud:大爆笑)とかですね。 町山 「lol」は日本語の「ワロタ」や「w」とまったく同じ。だからすごく似てる部分もあって、一番おかしかったのは「トロール」(troll:インターネット上の「釣り」)。アメリカ人も「I'm trolling(それ釣りだから)」って書き込みしてるから、なんでここまで一緒なんだろうって(笑)。 ──そういったはやり言葉だけでなく、政治家の言葉もたくさん掲載されてますね。日本でも政治家の失言は叩かれますが、アメリカもそういうところは敏感ですか? 町山 ええ。というかむしろ、アメリカの「インターネットミーム」(ネット上で広がるネタ)は日本の比ではないです。失言からわずか数分以内にツイッターを埋め尽くさんばかりに拡散するし、失言をもとにしたコラ画像やMAD動画も大量に作られます。最近は特に、世間が失言で大騒ぎしすぎなんですよね。でも逆に、政治家の言葉は、キャッチフレーズになった場合は大きな力を持つんです。 ──オバマ大統領の「Hope」や「Change」みたいに。 町山 そのワンフレーズで国が動いちゃう。日本でもかつて「小泉劇場」なんてのがありましたけど、アメリカはもっと極端。ワンフレーズ・ポリティクスの国だから、この本でも政治ネタが非常に多くなってるんです。 ──お話を伺う限り、ネタには困らない感じだったんですね。 町山 ネタよりもオチで苦労しましたね。僕は、コラムってオチがなきゃいけないと思ってて、最後で笑えない原稿になったときはすごい罪悪感が……。どうしてもいいオチが浮かばないときは、娘に原稿を見せて考えてもらったり、ツイッターで「オチがなくて苦しんでまーす」ってつぶやいてみたり。 ──そうやって誰かのオチが採用されたケースもあるんですか? 町山 ええとね、かみさんが考えたオチは使わせてもらいました。ペッパー・スプレー(Pepper spray)っていうトウガラシの辛味成分を噴射するスプレーが問題になってるっていう話で。 ──あのオチは奥様の案だったんですか!(気になる方は、お手に取ってご確認を) 町山 あと、オチとは関係ないんですけど、文章だけだとどうしても発言者の雰囲気やおかしさが伝わらないところもあって、そこは澤井健さんのイラストにずいぶん助けられました。 ■「貧乏人に税金を使うな!」vs「金持ちに課税しろ!」 ──『USA語録』は時に下世話な笑えるコラム集ですが、ほぼ同時期に書かれた『99%対1% アメリカ格差ウォーズ』は、よりジャーナリスティックにアメリカ社会に切り込んでらっしゃいますね。 町山 『格差ウォーズ』の取材ではスマホを持ち歩いて、Ustで同時中継ルポみたいなことをしてたんですよ。証拠を残しておこうと思って。でも、いかんせん時差の問題で日本では見てくれる人が少なくて、「これは意味がねえ!」って途中でやめちゃいましたけど。 ──そういった現場感は本からも伝わってきます。書名の『99%対1%』は、上位1%の大金持ちがアメリカ全体の富の4割近くを独占している事態(原因はブッシュ政権時代の富裕層への減税)を表しているわけですが、象徴的なのは「ティーパーティー」と「ウォール街を占拠せよ」という2つの運動ですね。 町山 ティーパーティーの参加者は主にオバマの医療保険改革(「オバマケア」と揶揄される)に反対する人たち。大半は50代以上の白人で、だいたい襟のある服を着てるんですよ。一方で、アメリカの金融界に抗議してウォール街を占拠した人たちは、ほとんどが若者で人種もばらばら。格好はボロボロのジーンズにTシャツとかで、ピアス率が異常に高い。 ──そして、金持ちの白人は「貧乏人の医療保険に税金を使うな!」とアジり、貧乏な若者たちは「Tax the Rich(金持ちに課税を)」というプラカードを掲げていると。 町山 金持ちが気にしてるのは年金と高齢者用の医療保険なんですけど、どちらも破綻しかかってるんです。なのに、政府は貧乏な人たちの医療保険などの福祉にお金を回そうとしてる。だから「そんなことしたらオレたちの取り分が減るだろ!」「がんばって働いた見返りを待ってたのに、話が違うぞ!」と怒ってるんです。でも、若い子たちからすれば、最初から働き口もないひどい状態だから「せめてスタート地点に立たせてくれ!」と。彼らの多くは失業者ですからね。ウォール街を占拠している人たちに「なんで来たの?」ってインタビューしたら「職がないから」ってすごいストレートに答えてくれて。 ──そんな困った国のリーダーを決める大統領選挙が、来る11月6日に行われるわけですが、日本ではあんまり話題になってないんですよね。 町山 一番問題なのは、大統領選でいろんな政策論争が交わされてますけど、そこで対日政策が一切争点になっていないこと。アメリカにおける日本の経済的な存在感はゼロに近くなってるんです。 ──そういう理由なんですね。てっきり、日本がアメリカに興味をなくしてしまっているだけなのかと。 町山 もちろんそれもあると思います。どっちもどっちなんですよね。日本の雑誌も中国の記事ばっかりでしょ? アメリカでも「タイム」や「ニューズウィーク」は毎回中国とインドですよ。この両国はいま中流層が拡大しつつある過程で、彼らはいずれ巨大な消費層になります。日本とアメリカがなぜ大国になったかというと、消費力があったから。国力というのは生産力だけじゃなくて消費力=中流層の人口も重要。その点で中国とインドのポテンシャルは計り知れないから、これはヤバい。 ──逆にいえば、いま日本とアメリカが弱っているのは、格差が広がって中流層が崩壊しているからだと。 町山 中流がいない、一握りの金持ちとたくさんの貧乏人で構成される国のことは「第三世界」といいますからね。だから、いまやらなきゃいけないのは格差の是正なんです。 ■フロリダ州とオハイオ州を制した者が勝つ ──今回の大統領選は、「新自由主義」路線の共和党ロムニー候補 vs.「富の再分配」を標榜する民主党オバマ大統領ということになりますね。 町山 ロムニーのは、金持ちがもっと金持ちになればトリクルダウン(滴り落ちる)する、つまり貧乏人もおこぼれに与れるという理論だけど、それって科学的な根拠がないし、すでにブッシュ政権で失敗してます。一方のオバマは、大金持ちに課税して財源を得ようとしてるけど、議会で共和党に反対されて、まだ一度も課税法案を通せていない。 ──町山さんは、どちらが勝つと予想されます? 町山 オバマでしょうね。実はアメリカ大統領選って、フロリダ州とオハイオ州を制すれば勝つんです。アメリカでは共和党が強い州と、民主党が強い州がはっきりしているんですけど、どちらが勝つかわからない激戦州というのがいくつかあるんです。 ──共和党が強い州では、民主党の候補は何をしても勝てないわけですね。その逆もしかりで、結果として、その激戦州での選挙戦がカギを握る。つまり一握りの州の結果が勝敗を左右してしまうと。 町山 中でもフロリダとオハイオは、歴史的に見ても非常に影響力が大きい。まず、フロリダで票を動かすのは引退したユダヤ系の老人たち。フロリダって、州の政策として高齢者の税金を優遇したりして老人を呼び込んでるんです。彼らがニューヨークなど他の州で稼いできたお金をフロリダで使わせるためにね。で、この老人たちの関心事は何かというと、自分たちの年金と医療保険だけ。だから、そこだけ気をつけて戦えばいいんです。 ──有権者がユダヤ人=ユダヤ教徒ということは、共和党のロムニーは「福音派」(プロテスタント系のキリスト教右派。共和党の支持基盤でもある)というカードを切れませんね。 町山 フロリダはキューバ系の移民も多いんですけど、彼らはとにかく「共産主義が嫌い!」っていう思想だけ。あとね、ロムニーは大失言やっちゃったんですよ。アメリカ国民の47%は所得税を払ってないんですけど、彼は「所得税払わないやつらのことなんかどうでもいい」って言っちゃった。この47%にフロリダの老人は全員含まれるんですよ、所得がないから。 ──それは痛いですね。一方のオハイオは、どういう州なんですか? 町山 オハイオはもともと工業地帯で、東欧とかロシア系、あとイタリア系やアイルランド系の移民労働者が多い。彼らはプロテスタントではなくロシア正教やカトリックだから、やっぱり共和党にとっては戦いにくい。そもそもロムニーはモルモン教徒だから、キリスト教徒の支持を得にくいんです。その点、オバマはクリスチャンだからまだ有利なんですね。 ──それにしても、たった2州が世界のリーダーを決定するって、とんでもない話ですね。 町山 そこに関しては、最近はアメリカ人も「国の運命を決めるのが、ド田舎の労働者と年寄りでいいのか!」って怒ってるんですど、どうしようもない。 ──選挙のシステム上、重要な州である以上、そこに媚びるしかないんですね。 町山 ところがロムニーは、オハイオに対してもやらかしてるんです。オバマが09年に、経営破綻したGM(ゼネラルモーターズ)に公的資金を投入したとき、ロムニーは「自己責任で倒産させろ」って反対しちゃったの。結果的にGMは再生して自動車業界は救われました。で、オハイオには自動車工場もたくさんあるんですよ。大統領選に出るつもりだったら、絶対に言っちゃいけないことだった。 ──『USA語録』『格差ウォーズ』共に、失言製造機のサラ・ペイリン女史など共和党の議員が出てきますが、ロクな人がいない……。 町山 日本よりはマシですけどね(笑)。 ■アメリカ、中国、インドが三位一体で世界を支配!? ──では、今後アメリカはどこへ向かうのでしょう? 町山 いま中西部と南部では産業が崩壊しちゃったからスキルもないし、キリスト教原理主義だから高等教育を拒否して低教養な人たちが急増してるんですけど、彼らのような、「市民」として機能しない人たちをどうするのか。放っておくわけにもいかないから、アメリカはこれから大変な重荷を背負うことになります。 ──日本も、ここ20年くらいで就職し損なった人たちがたくさんいますから、同質の問題を抱えていますね。 町山 加えて、いまアメリカの一流大学の学生の半分くらいは、中国やインド系のアメリカ人もしくは留学生に占められつつあります。だからシティバンクとかアドビとかぺプシとか大企業のCEOにもインド系が増えて来ました。逆に白人のエリートは減っています。 ──学費が高すぎて大学に行けないアメリカ白人が増えている一方で、お金持ちの中国人やインド人がどんどん入ってくると。 町山 アメリカの中高生のレベルは先進国でも最低レベルですが、大学は世界一なんです。世界中のエリートがアメリカで学ぶから、、今後もアメリカは世界の「知的覇権」みたいなものを維持していくでしょう。ただ、中国とインド系のアメリカ人がアメリカの経済だけでなく、政治に加わるとどうなるのか。あるいは留学生たちが祖国に帰ってからどうするのか。おそらくアメリカで教育を受けた人たちはエリートになるでしょうから、中国もインドも変わらざるを得ないでしょう。当然、アメリカと両国との関係性も変わっていって、米中印の三位一体で世界を支配していくんじゃないですか。 ──そこで日本は……。 町山 仲間に入れてもらえないでしょうね。日本からの留学生は激減していますし、政治家が英語できない国だし。 ──ならば、この『USA語録』で英語の勉強を……。 町山 「まえがき」にも書きましたけど、まったく役に立たないどころか、うっかり日常で使うと銃で撃たれちゃうようなヒドい言葉も載ってますから(笑)。 (取材・文=須藤輝) ●まちやま・ともひろ 1962年、東京都生まれ。早稲田大学法学部卒。編集者として雑誌「映画秘宝」(洋泉社)創刊後に渡米。コラムニスト、映画評論家として「週刊文春」「ニューズウィーク日本版WEB」「クーリエ・ジャポン」「映画秘宝」などに連載を持つ。TOKYO MXTV『松嶋×町山 未公開映画を観るTV』、TBSラジオ『たまむすび』出演中。著書に『〈映画の見方〉がわかる本』(洋泉社)、『99%対1% アメリカ格差ウォーズ』(講談社)、『教科書に載ってないUSA語録』(文藝春秋)、『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』(文春文庫)など。

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『夜のアルバム』ユニバーサルクラシック
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  今年のNHK『紅白歌合戦』の出場者発表が迫ったが、紅白に影響力を持つ“芸能界の大物”に、紅白担当プロデューサーと演歌担当プロデューサーが毎週のように高級料理店で接待漬けにされているという情報が寄せられて愕然とした。  今年の紅白は元事務所幹部の“泥沼解任騒動”で芸能界から総スカンを食った小林幸子と、ジャズアルバムの大ヒットで11年ぶりの紅白返り咲きを狙っている八代亜紀の出場が注目されているが、小林も八代も、くだんの大物に嫌われているという。  小林に関しては、すでに何度も報道されているが、解任騒動で事務所を辞めた元社長と専務がこの大物を味方につけたことで、紅白出場が絶望視された。しかしその後、紅白の出場条件である、“年内にCDを発売する”という条件をクリア。10月17日に、さだまさし作詞作曲の新曲「茨の木」を発売した。さらに、小林自身が知り合いのNHK理事2人に「紅白に出たい」と直訴したことで、出場に一縷の望みを託した。  ところが、大物の息がかかったスポーツ紙が、新曲「茨の木」が初週で1,890枚しか売れず、紅白出場は絶望的という記事を掲載。小林の足を引っ張った。  このご時世、自主レーベルで初週に約2,000枚近く売れれば、演歌にとってはまずまずの出足だ。それをいきなり、「売れないから、紅白絶望」と報じるのは大物の意向を反映した“小林潰し”以外、考えられない。一応、芸能ジャーナリズムを標榜するスポーツ紙としては情けない話だ。  一方の八代は、10月10日に初のジャズアルバム『夜のアルバム』がユニバーサルミュージックから発売されて、3万枚を超す大ヒット。NHKの音楽番組にも出演し、11年ぶりに紅白返り咲きの可能性がささやかれているが、彼女も大物とそりが合わず、出場が危ぶまれている。  2人の“不仲説”の原因は、約30年前の『日本レコード大賞』に遡る。1980年のレコ大は八代と五木ひろしの2大演歌歌手が大賞を争う“五・八戦争”といわれ、レコ大史上に残る熾烈な戦いが繰り広げられた。五木陣営についたのが、この大物。八代についたのは“演歌界のドン”と呼ばれた長良プロダクションの故・長良じゅん会長だった。結果は八代の「雨の慕情」に軍配が上がった。以来、八代に対して、大物はいい感情を持っていないようだ。その大物が小林だけではなく、八代の紅白出場にも“ダメ出し”しているという。  だからといって、NHKが大物の言いなりになるとは思えないが、毎週のように紅白のプロデューサーと演歌担当のプロデューサーが大物に接待漬けにされているという情報が事実なら、2人が選ばれる可能性は極めて低い。  04年の紅白も担当したことがあるIプロデューサーが製作費の巨額横領事件で逮捕。その際に、大物の意向を受けた芸能ブローカーのTとの癒着が問題にされた。似たような構造は、今もあるのではないだろうか。NHKは、紅白発表前に、以前からウワサされている大物との癒着構造の調査に乗り出すことが先決だろう。 (文=本多圭)

ジャスティン・ビーバーのセックスドール「ジャスト・イン・ビーバー」がお目見え!

こちらがウワサの「ジャスト・イン・ビーバー」

 「白血病で余命わずか」というデマをTwitterで拡散されたり、交際相手であるセレーナ・ゴメスの父親を自称する男性から「ペニス増強剤を購入するためクレジットカードを不正利用された」「娘を妊娠させた中絶費用も立て替えてあげたのに返済しない」という事実無根の偽裁判を起こされたりと、最近、嫌なことばかり起こっているジャスティン・ビーバー。そんな彼に追い打ちをかけるような商品が販売されることになった。「ジャスト・イン・ビーバー」というセックスドールである。

 破局寸前とウワサされているセレーナとのお泊まりデートや超豪華デートが頻繁にゴシップされ、「18歳のくせに年不相応」だと叩かれることが多いジャスティン。本人はクリスチャンとして清く正しく生きていることを公言しており、先日受けた英タブロイド紙「Daily Mail」のインタビューでも、「(同年代の)ワン・ダイレクションやザ・ウォンテッドと遊ぶ時、クラブへ遊びに行こうという流れになれば、自分は必ず家に帰る」「アルコールを飲んで楽しい時間を過ごすというのもアリだと思うけど、自分はそういうタイプじゃない。みんなに良い人、良い影響力のある人だと思われたいんだ」と明かしたばかりだ。

【小明の副作用】第61回生放送アーカイブ「はっぴーばーすでい、ちつ!」

公式メルマガ始めました!! 2012年11月1日22時00分よりニコニコ生放送で生中継された、アイドルライター小明のトークバラエティ「小明の副作用」アーカイブ。 小明さんのお母さんである友子さんのお誕生日祝いから始まった今回。おめでたい雰囲気が一変、限界ぎりぎりOUTな下ネタに墜落してゆく一大スペクタクルをお楽しみください。 そして!樫原先生の手によるエンディングテーマソング「君が笑う、それが僕のしあわせ」とc/w「星が見えない会えない夜は」のCD&着うたはまだまだ発売中! 【小明の副作用】第61回 放送終了後のお楽しみ【サイゾーテレビ】 →次回生放送 ●着うたURL http://r.dwango.jp/iCG8D6mW ●新作ポスター販売中『サイゾーショップ』 http://cyzo.shop-pro.jp/?pid=48746847
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「コンサート中継の方が安心」、嵐の『FNS歌謡祭』出演に皮肉の声

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【ジャニーズ研究会より】

 年末の風物詩とも言える、フジテレビの音楽番組『FNS歌謡祭』の今年度公式ホームページがオープンし、出演アーティストの第一弾発表がされました。今年の放送は、12月5日(水)午後7時から約4時間の生放送で、司会はSMAP草なぎ剛とフリーアナウンサーの高島彩です。草なぎは2005年に司会に抜擢されて以降7回目(08年を除く)の大役ですが、もうすっかり慣れている模様。前に出過ぎず、フォーマルな場にもかかわらず淡々とアーティストと会話をする様に癒やされるファンも多いようです。

 さて、出演陣の中のジャニーズタレントを見てみると、初登場はテゴマスと山下智久。NEWSではなくテゴマスが出演することに関しては、ネットでも「なんでいまの時期にテゴマス?」「今年はNEWSに会いたかった」「山Pが出るから、NEWSとしては出ないってこと?」と戸惑いを隠せないファンが多いようです。今年は、山下と錦戸亮の脱退以来のコンサートツアーを成功させ、新生NEWSの地固めに努めてきただけに、テゴマスでの出演に納得できないという声も少なくありません。

構築費1億円で監督不要!? 日ハム優勝の秘密・選手評価システム

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 「手錠コンパ」「一泊二日コン」!? エスカレートする街コンの価値 季節限定商品「メルティーキッス」の“限定期間”はどれくらい? 裏取引で創業者個人の借金7億を解消…エース交易のお家騒動 ■特にオススメ記事はこちら! 構築費1億円で監督不要!? 日ハム優勝の秘密・選手評価システム - Business Journal(11月2日)
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「北海道日本ハムファイターズ公式HP」より
 日々忙しいビジネスマン&ウーマンに代わり、世に溢れるメディアの中から、知れば“絶対に”人に話したくなる報道や記事を紹介。日常でなんとなく耳にするあのニュース・情報の裏側や、テレビなどでは報じられないタブーに迫ります! 【今回ピックアップする記事】 『「日本ハムモデル」勝てる組織はこう作る』 (「週刊現代」<講談社/11月3日号>)  みなさんは、映画『マネー・ボール』(2011)をご覧になりましたか? ブラッド・ピット主演の野球映画で、いわゆるチームのGM(ゼネラルマネージャー)の仕事にスポットライトを当てた作品です。単なる野球映画ではなく、組織のマネージメントという側面もありビジネスマンにもヒットしました。  さて、日本のプロ野球では現在日本シリーズが盛り上がっていますが、先日行われたドラフト会議でもさまざまなドラマが待ち受けていました。今年のドラフトで一番盛り上がった瞬間は、3年時に甲子園春夏連覇を達成し、4球団が競合した大阪桐蔭高校の藤浪晋太郎投手を、1位指名競合抽選12連敗中だった阪神タイガース(PL学園の4番打者だった“番長”清原を抽選で外して以来)が引き当てた瞬間でしょう。阪神の和田豊監督は両手を上げてガッツポーズを取り、喜びを全身で表現していました。  その次が、高校野球地方予選で高校生最速となる160kmを出し、卒業後にアメリカメジャーリーグ行きを宣言している岩手花巻東高校の大谷翔平投手を、北海道日本ハムファイターズが単独指名した瞬間だったのではないかと思います。1位指名された大谷投手に笑顔はありませんでした。また日ハムの栗山英樹監督も、指名後の会見で「申し訳ない」と謝罪の言葉から始まったところなど印象深かったですね。大谷投手を日ハムが指名したことに対して、「メジャーに行かせてやれよ!」などの批判もあるといわれています。  それでは、なぜ日ハムはメジャーリーグ行きを宣言している選手を、野球ファンからバッシングされるリスクを負って、強行指名したのでしょうか? ちなみに日ハムは、昨年も巨人入団を希望していた原辰徳監督の甥っ子の東海大学に所属していた菅野智之投手を巨人と抽選で争い、当たりクジを引くも入団を拒否されています。他球団に対する嫌がらせか、それともドラフト制度に一石を投じたいのか……。  しかし、そのどれもが違います。日ハムは「その年で一番いい選手を1位指名する」という一貫したポリシーのもと、ドラフト指名選手を決定しているんです。ではどのようにして、一番いい選手を決定するのでしょうか。そこで必要となるのが、「週刊現代」(講談社)で明かされた選手の能力を、多角的に数値化する「ベースボール・オペレーション・システム(通称BOS)」という選手の評価システムです。  BOSは「安打より出塁を重視」「盗塁・犠打は評価しない」など、これまでの常識とは全く違う査定基準をアルゴリズムとして持っています。このシステムは映画『マネー・ボール』にも登場しており、日ハムは05年から約1億円の予算を投じて構築したそうです。このシステムで評価した“いい選手”を日ハムは、ドラフトで指名しているだけなんですね。もちろん、これはドラフトの選手だけではなく、日本ハムファイターズに所属している選手たちもこのシステムで評価され、それに準じた選手起用をされているということになります。  今年、開幕戦で投手が斎藤佑樹投手になったのも、チームの中心である4番打者に中田翔選手を固定されたのも、全てBOSで弾き出されたデータを元に考えられたオーダーなのです。さらに「現代」によると、日ハムの首脳陣は毎試合、必ず2回のミーティングを行っており、試合後の反省会では監督とコーチ、それからBOSを統括するチームで、次の試合のオーダーを決定するそうです。その結果、今シーズンの日ハムは、90通り以上の先発オーダーの組み替えを行いました。つまり、全てはデータを基に客観的に判断されたことであり、極端な言い方をすると、監督が変わったくらいでは、弱くなるはずのないシステムを構築しているということです。  さらに、このシステムの凄さは現有選手の戦力を全て把握しているため、余剰選手がなくなるところにあります。それは、日ハムの「支配下選手の少なさ」を見ても明らかです。日本プロ野球機構が定める支配下選手数の上限は70名。さらに、育成選手として別枠で登録が可能なため、支配下選手数が少ない球団の選手数でも実質80名近くに達します。しかし、日ハムはわずか66名(2012年シーズン)、しかも育成選手は0名です。これは、もの凄く効率的にスタッフィングができているということにほかなりません。  ここまでご説明すればおわかりだと思いますが、現在の日ハムの組織マネージメントは、一般企業にも当てはまることではないでしょうか。現在多くの企業は大学生たちをひとくくりにし、採用しているところが多いです。しかし、そのような採用方法で本当に優秀な人材を見つけることができるかといえば、宝くじで当たるかのような低い確率でしかありません。また、個人の能力を鑑みずに配属先を決めている企業は、今後先細りする可能性が高いでしょう。    そうならないためには、日ハムが取り入れているBOSクラスの素晴らしい人事評価システムが必要です。しかし、そのようなシステム(制度)を持っている企業が日本にどれほどあるのでしょうか? 大企業では未だに派閥査定や、または上司の気分しだいで査定されるなど旧態依然としたシステムがまだまだ存在しているようにも思えます。  今後、強い企業へと生まれ変わるためには自社に必要なスペックを持っている人材を見分ける採用を行い、さらにその人材を育成し、適所に配属することこそが必要なことではないでしょうか?  そんな世知辛いサラリーマン生活の中で、日ハムの試合を見たり、映画『マネー・ボール』を見たりして、組織論を熱く語っているビジネスマンは、意外にイケてる気がするのですが、いかがでしょうか!? これで、現在開催中の日本シリーズで、優勝でもしてくれれば、このシステムの凄さがさらに証明されるんですけど、今日(10月29日)時点で巨人に2連敗中なので、ちょっと残念です。この記事が掲載される頃には結果が出ているんでしょうかね?(笑) (文=アラキコウジ/ネタックス■おすすめ記事 「手錠コンパ」「一泊二日コン」!? エスカレートする街コンの価値 季節限定商品「メルティーキッス」の“限定期間”はどれくらい? 裏取引で創業者個人の借金7億を解消…エース交易のお家騒動 酒、クルマ、サバゲを愛する「ハゲ」「ヒゲ」女子が増殖中!? 巨大新聞社を揺るがす株事情、マスコミは見て見ぬふり…