
自身の“マン遊記”を誇らしげに語る、
山田さん。
介護モノや熟女モノなどのAVには、よくおじいちゃんのようなAV男優が出演している。だが、彼らは本当に勃起するのか、疑問に思う人も多いだろう。現在、AV業界には10人ほどの60歳以上の、シニア男優が存在しているといわれている。その中のひとり、山田裕二さんが『65歳。職業AV男優』(宝島社新書)を上梓した。
毛皮商から一転、56歳から第二の人生としてAV男優の世界に飛び込み、さらには出会い系サイトで知り合った22歳と37歳の“彼女”を持ちながら、奥さんとも良好な関係を築いているという高齢化社会の肉食男子だ。いったい、この性豪は、どんな“性”活を送っているのだろうか? シニアAV男優の“マン遊記”を、とくとご覧あれ!
■本能の赴くままに
――若い頃から女性が好きだったんですか?
山田裕二(以下、山田) 当たり前ですよ! そんなの、質問するほうがおかしいでしょう。
――すいません……。
山田 人間はもともと動物ですから、女性が嫌いな男はいません。私は、本能に関しては歯止めがかからないんです。他の人から見れば異常なくらい、本能に忠実に生きていますね。
――やはり、若い頃から相当遊んでたんですか?
山田 もう、ずっと遊んでいますね。20代で結婚、その直後にはマンションに愛人を囲っていました。やはり男なので、女房とは違う狩りがしてみたくなってしまう。いい女を見ると、口説かなきゃいけないと思っちゃうんです。
――そんな義務はありません! ところで、AV男優になることに抵抗はなかったんですか? よく人前だと「勃たない……」という話も聞きますが。
山田 全然ありませんでした。毛皮商で営業もやっていましたから、大勢の前でおしゃべりをするのも得意だったんです。
――でも、大勢の前でセックスをする経験はないですよね。
山田 もちろん(笑)。AV男優としての初めての現場は、パラダイステレビの企画だったんですが、50歳前後の熟女系女優が相手でした。撮影場所のラブホテルに入ると、監督からは「騎乗位や正常位とバック、あとは好きなようにお願いします」と簡単に指示があっただけ。スタッフも監督とカメラマン2人しかおらず、恋人同士のような気分でできたのもよかったんでしょうね。
――“初体験”の感想はいかがでしたか?
山田 最高でしたね!! 終わってから女優さんに「すごいですね!!」と絶賛されたんです。
――“すごい”とは、やはりテクニックのこと?
山田 いえ、「硬いですね」と。
――さすがです(笑)。
山田 ただ、現場でさまざまな男優の仕事を見ていると、さすがに若い男優には負けますね。彼らの男性器はとりわけデカいんです! 自分も18センチくらいで小さいほうではありませんが、AV男優には20センチ以上の人はザラにいます。さらに、形も上下左右にしなりが加わっていて、感心してしまいますね。正直、羨ましいです。
――同世代の男優さんと比較すると、どうですか?
山田 スタミナでは負けていませんね。AV男優になる前から、食事や生活習慣など健康に気をつけていたんです。
――やはり、年齢的に健康には気を使うんですね。
山田 いえ、セックスのことを考えて健康を維持してきました。だって、健康でなければ何度もイカせられないじゃないですか!
――……まさに、AV男優というのは、山田さんにとって天職ですね。
山田 ただ、もちろんキツい部分もあります。肉体労働ですし、土方商売と同じです。いわば“セックス土方”ですかね(笑)。ハメるときは気持ちいいんですが、監督の指示通りに動かなければならないので、本能の赴くままに、とはいかない。冬に海に行き、オープンカーの中でセックスをするという撮影の時は、寒すぎてアソコが縮みましたよ。
■孫にAV出演がバレた!!
――ところで、山田さんには奥さんがいらっしゃいますよね。AV男優の仕事のことはご存じなんですか?
山田 はい。もうバレています。
――“親バレ”ならぬ、“妻バレ”ですか。
山田 今21歳になる孫がいるんですが、彼氏とAVを見ていたら、私が出ている作品だったらしいんです。それで、私が娘のところに遊びに行った時に「おじいちゃん、AV出てるよね」と……。突然だから、びっくりしましたよ。もちろん、その場では「いや、違う」と、否定しましたが。
――離婚には至らなかったのでしょうか?
山田 今までたくさん遊んできましたし、浮気もしょっちゅう。さまざまな修羅場もくぐってきましたから、妻にしたら「またか……」という気持ちでしょうね。
――しかし、これまでの修羅場は「遊び」ですよね。今回はAV男優という「仕事」です。より奥様の印象は悪いのでは?
山田 逆に「仕事だから」ということで、言い訳がしやすかったんですね。俳優さんだって、キスしたり濡れ場を演じますが、浮気ではありません。それと同じです! いろいろ嫌みも言われましたが、なんとか別れずに済みました。
――65歳の現在、どれくらい発射してるんですか?
山田 仕事はその時によって変動がありますが、だいたい月7〜10本です。あとは、仕事のためにオナニーもします。これは現場で持続力を保ち、暴発を防ぐため。それと、今は出会い系サイトで知り合った22歳と37歳の彼女がいます。
――彼女、ですか?
山田 はい。ただ、頻繁に会うわけではなく、2〜3カ月に1回ほどのペースでデートをしています。特に37歳の女性は相当に淫乱な女性で、カラダの相性も抜群にいい! セックスでも、お互いに舐め合いながら何度も昇天してしまいます。また、風俗にもよく足を運んでいますね。
――あの……奥様との情事はないんでしょうか?
山田 ありません! 50歳くらいまではしていましたが、それ以降はほとんどないですね。「女性として見ていない」というと失礼なのですが、やっぱり奮い立たない……。狩りも済んで、食べまくってしまったので、もう残っている肉がないんです(笑)。
■「気が狂うからもうやめて!!」
――今までお相手をした女優さんの中で、一番気持ちよかった女性は?
山田 頻繁に絡んでいるので、あまり覚えていられないんです。ただ、その中でも北条麻妃さんとか大堀香奈さん、成瀬心美ちゃんなどは別格によかったですね。
――心美ちゃんも!? 熟女女優さんだけではなく、若い女優さんの相手もしているんですね。
山田 プライベートでは若い子が好きです(笑)。ただ、仕事では、熟女のほうがやりやすい。30歳以上の女性は経験も豊富ですし、本当にセックスが好きな人ばかり。楽しんで仕事をされていますね。
――素人、玄人、女優さん含め、これまでどれくらいの人数をお相手したんですか?
山田 合計で2,000人は下らないでしょうか。気持ちよさでは、やっぱり仕事よりも、プライベートのセックスが一番です。5回も6回もイカせて「気が狂うからもうやめて!!」と言われたこともあります(笑)。また、バブルの頃は儲かって仕方がないので、昼間からソープを2軒はしごしたり、店の中で2人、3人と並べてプレイをしたり……。多分、ソープだけで数千万円は使っているんじゃないでしょうか。
――それでも、まだまだ性欲は衰えない……。
山田 そうですね。現在の2人の彼女も文句ないのですが、できればもう1人、30歳くらいでカラダもテクニックも最高な女性とお付き合いしたいと思っています。やはり、ハンターとしては、違う漁場に出てみたいんです!!
――山田さんから見たら、現在の「草食男子」など考えられませんね。
山田 日本人は、なぜそうなってしまったのでしょう……。僕の若い頃は、どうやっていい女を口説けるかばかり考えていました。路上でナンパをして引っ掛けて、ヤりまくっていましたね。ちょうど東京オリンピックをやっていた頃です。
――まさに、古き良き昭和の時代ですね。
山田 今の若いカップルは、デートをしてもセックスをしないという人も多いらしいじゃないですか! まったく信じられません。
――今後、挑戦してみたいものは?
山田 個人的には若い子としてみたいですね。JK、中学生、小学生といった設定が魅力的です。落ち着いた熟女のほうが仕事はしやすいんですが、若くて性格がよくていい子がいれば、ノーギャラでも出演してしまいますよ! もし犯罪でなければ、プライベートでも中高生と一戦交えているでしょうね……。
――それはさすがにマズいですよ! くれぐれも犯罪には気をつけてください!
●やまだ・ゆうじ
1947年生まれ、65歳の現役AV男優。52歳で自ら経営していた毛皮商を廃業し、エキストラを経て56歳でAV男優へ。60歳以上の男優は10人ほどしかいないといわれる中のひとり。出演作は『いやらしい愛人をつれて ドライブに行こう‥』(Fプロジェクト)、『禁断介護』(グローリークエスト)ほか多数。
日別アーカイブ: 2012年10月23日
iPS虚言男・森口尚史の世間イメージを端的に表した「ありゃモテないわ」

「週刊女性」11月6日号(主婦と生活社)
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の"欲望"に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
第148回(10/19~23発売号より)
橋下徹大阪市長VS「週刊朝日」(朝日新聞出版)の言論事件は、メディアの体たらくを露見させた一件だった。はなから「週刊朝日」ではなく朝日新聞をターゲットにした橋下に対し、編集権を盾に戦うべき朝日新聞も取材拒否を前に議論を尽くさぬままひれ伏した。もちろん親会社の意向に逆らえない「週刊朝日」も速攻連載を中止し、筆者の佐野眞一には「取材に応じないよう」緘口令を発動する始末。そもそも問題提起をするべき覚悟があったとは思えない。他メディアもこの問題に関し橋下擁護、腰砕けが続出。今後、メディア全体が橋下をタブー化し、ひれ伏す危険性さえ感じる事態である。
「ケーキより食べたい」サンタコスプレで、直也くんに私をプレゼント☆
【作品名】『露出コスプレ×絶頂の夜』 【作者】日浦亜紀
【作品紹介】恥ずかしい姿が見たいんだ、なんて直也くんはおねだりするけど、そんな勇気が持てない私。だけど、誰にでも優しい彼がほかの女の子と接する態度にどんどん不安が募ってきちゃって……。 「クリスマスケーキより甘い私を最後まで食べて……?」思い切ってコスプレをした、恥ずかしい姿の私だけを見て!!
【サイゾーウーマンリコメンド】まだ鍋のシーズンも始まってないのに、テーマは早くもクリスマス! っていうか、あと10週で2012年は終わっちゃうらしいですよ~。「ちょっと! ちょっとちょっと!」思わずザ・たっちが口から出ちゃうくらい戸惑う事実は胸に閉まって、とりあえず、作品はビックリするぐらい躍動感のない絵に注目だよ!
「冤罪の可能性は1,000件以上!?」不正アクセスでの成りすまし犯行に、警察は打つ手なし……

イメージ画像(「Thinkstock」より)
たとえ犯人を逮捕しても、問題は片付きそうもない。
遠隔操作ウイルスを使った成りすましの犯行予告・脅迫メール事件で、警視庁と4都府県警の合同捜査本部は、TBSに送られた犯行声明メールの送信元を特定するため、近く中継サーバーのあるヨーロッパに捜査員を派遣することになった。犯人は海外サーバーを経由しており、その追跡は世界規模に広がってしまうわけだが、この大捕り物で犯人を捕まえても“冤罪”の後始末はそう簡単ではなさそうだ。
「何しろ昨年、摘発したネット犯罪は5,000件以上で、うち不正アクセスや書き込みによるものだけでも数百件。中には逮捕された容疑者が否認していたものも多く、昨年以前のものをさかのぼれば、冤罪の可能性のあるものは1,000件を下らない」
こう話すのは、都内・ネットセキュリティー業者だ。
「当然、再審を求める声もあちこちから上がるでしょうし、司法関係もこれを無視するわけにはいかなくなる。さらに、現在進行形で同様の犯行が続けば、とても人手が足りない状態になるでしょう」(同)
問題はそれだけではない。刑事事件だけでなく、過去に民事で決着がついたネット事件の判決も「疑わしいものがたくさんある」と業者は話す。
「例えば、広島県在住の元作家Aさんは3年前、都内在住の男性からインターネットの掲示板で名誉毀損の誹謗中傷を繰り返されたと訴えられ、東京地裁から数十万円の支払いを命じられる判決を受けたんですが、Aさんはその数年前から認知症を患っていて、パソコンはその進行を防ぐためのリハビリにしか使っていなかったんです」(同)
当然、Aさんは法廷に出ることはできず、別の親族が文書で“身に覚えのない旨”申し立てを行った。さらにパソコンを調べたところ、遠隔操作された疑いのあるウイルスが検出され、成りすましの可能性が出てきたため、そのことも陳述したが「まったく聞き入れてもらえなかった」という。現在、Aさんの親族がこのセキュリティー業者にその証拠となるものを抜き出す作業を行ってもらっているところだ。
「ただ、現状では、よほど明確な証拠でも出さない限り、司法で不正アクセスの可能性を認めることはないんです。その証拠は我々専門家でも抽出が難しく、一般人が自力で立証することはまず不可能」(同)
ネットがらみの犯罪では刑事の冤罪だけでなく、民事で間違った判決が日本中で下されまくっている可能性があり、過去の件の再検証をどこまでやれるかという問題がある。とても犯人逮捕で一件落着する話ではなさそうだ。
芸術的格闘技“シラット”による映画革命だ! ジャカルタ発のアクション大作『ザ・レイド』

最強武術シラットとの出会いによって世界進出を果たした。
──主な舞台は高層マンションだけという極めてシンプルな設定。ブルース・ウィリス主演の人気シリーズの第1作『ダイ・ハード』(88)や、リュック・ベッソン監督の『レオン』(94)のホテルからの脱出劇などを連想させますが、よりスリリングな展開に仕上げていますね。 エヴァンス イエス。ストーリーをどう展開させていくかは、すごく考えたよ。通常のアクション映画をDVDで観るときって、どうしてもドラマ部分を飛ばしてアクションシーンを観てしまうよね? みんな、そうでしょ(笑)。この映画も、みんな格闘シーンが目当てだと思うけど、他のアクション映画みたいにドラマ部分を飛ばして観たいと思われないような展開にしたんだ。上映中は一切の油断が観客もできないような展開を考えたわけさ。もちろん緩急は付けているけど、ひと呼吸できても「いやいや、あの柱の後ろにはまだ敵が潜んでいるに違いない」と常にハラハラドキドキするようなアクション映画に仕立てたんだ。 ──一切の無駄なシーンを削ぎ落とした作品が今回の『ザ・レイド』というわけですね。 エヴァンス そういうことだね。アクションシーンとアクションシーンのつなぎ部分に違和感がないようにまとめたよ。どうしてもこの手の映画は“脚本の10ページにつき1回のアクション”みたいなペース配分で、無理やりな展開になりがちだからね。つなぎ部分は休憩タイムじゃなくて、より観ている人たちの緊張感を高めるためのパートとして考えたんだ。つまり、『ザ・レイド』はアクション映画ではあるんだけど、サバイバルホラーでもあるんだ。ホラー的な演出、スリラー的な要素を盛り込むことで、観ている人の緊張感をずっと持続させているんだ。それに高層マンションに突入したSWAT部隊は途中から分かれてしまう展開になるんだけど、これによって異なるロケーション、異なるトーンや色調になることで、変化が出せたと思うよ。Aチームがギャングと格闘している一方、Bチームは別のフロアで逃げ場のない密室に追い詰められて……みたいに気が抜けない展開にしたんだ。 ──主人公ラマが得意とするのは、インドネシアの伝統的格闘技シラット。エヴァンス監督はシラットのどこに魅了され、インドネシアで映画を撮るようになったんでしょうか? エヴァンス 実はボクは6年前までは、シラットのことを知らなかったんだ。もちろん格闘技全般が好きで、カンフー、ムエタイ、柔道、合気道などのファンではあったんだ。それで格闘技好きなことからインドネシアでシラットについてのドキュメンタリー番組を撮ることになり、そのときシラットの奥深さを知ったんだ。ドキュメンタリーの撮影をしながら、目からウロコが落ちるような体験をいろいろしたよ。シラットには200以上の流派があり、その流派ひとつひとつに異なる哲学がちゃんとあるんだ。それにインドネシアはイスラム教徒が多いけれど、インドネシアではイスラム教よりもシラットの歴史のほうが古いんだよ。そして、何よりもシラットのスタイルが興味深かった。とてもフレキシブルで、いろんな環境に適応できるようになっているんだ。密室で1対1で戦う場合、広い場所で複数の敵に襲われた場合など、いろんなシチュエーションに応じた戦い方があるんだ。型がきっちり固まっておらず、いろいろと発展させて使うことができるし、他の格闘技の影響を受けて、今でも変化している。そこがすごく面白いなぁと思ったんだ。主演のイコ・ウワイス、29歳。密室化した高
層マンションにて肉弾戦から銃撃戦まで何で
もありなバーリトゥード戦を繰り広げる。
──アクション映画に適した格闘技といえそうですね? エヴァンス うん、そう思うよ。他の格闘技は今ではどれもスポーツになっているけど、まぁシラットもスポーツ化はしているけど、もともとのシラットはコンバット用のもので、“生きるか死ぬか”という状況で使われていた非常にアグレッシブなもの。シラットにはいろんな種類があるんだけれど、そのひとつに「チマンデ・シラット」というのがあるんだ。これは相手の骨を折ることを目的とした、とても攻撃的なもの。でも、それとは逆に「チマンデ・オイル」というのも存在して、これは相手の折った骨を治癒するためのもの。骨を折るだけでなく、折った骨を治してしまう。これも、とても興味深いよね。ある種のドラマチックさを感じさせる、シラットならではの奥深さじゃないかな。 ──骨を折っちゃうのもエグいけど、たちまち治しちゃうんですね。シラット、すごいなぁ。『ザ・レイド』は過激なアクションシーンの連続ですが、本当に死傷者は出てないんですか? エヴァンス ラッキーなことに死者は出てないよ、まぁ負傷者は少しばかり出たけどね(苦笑)。 ■切腹、子連れ狼、サニー千葉……。日本映画が大好き! 『ザ・レイド』の特筆すべき点は、5歳からプンチャック・シラットを始めた主演のイコ・ウワイスをはじめ、主要キャストにプロの格闘家をそろえたアクションシーンのガチンコぶり。肉弾戦、銃撃戦、剣斬戦と、さまざまなシチュエーションでの変化に富んだ戦いが繰り広げられる。エヴァンス監督は前作『ザ・タイガーキッド 旅立ちの鉄拳』(09)でもイコを主演&コリオグラファーとして起用していたが、イコのデビュー作となったこちらの作品も手加減なしの驚愕作だった。観る側に痛みが伝わってくるようなリアルさ。それがエヴァンス監督とイコ・ウワイスとのコラボ作の特徴といえそうだ。 ──前作『ザ・タイガーキッド』もすごかったですね。隣のビルに飛び移った主人公役のイコが、続いて飛び移ろうとする敵を物干しざおで突き落とすシーンは、どうやって撮影したんですか? エヴァンス ジャンプしている敵を竹ざおでビルの下に突き落としてしまうシーンだね(笑)。インドネシア版のDVDには特典でメイキング映像が付いていたんだけど、日本版は残念ながら入ってなかったらしいね。あのシーンはずいぶん時間を掛けたよ。まず敵役をワイヤーで吊るして、本当に落っこちないようにしたんだ。それからジャストなタイミングで竹ざおで突けるように何度もテイクを重ねた。もちろん竹ざおの先端にはゴムをハメていたし、敵役の胸にはパットを入れていたよ。それでもテイクを重ねると、どうしても集中力が落ちてきてしまう。13回撮り直してとめたんだ。どうして13回かというと、13回目でイコが誤ってしまい、相手の首筋のすぐ横を竹ざおがすり抜けたんだ。もし、首を直撃していたら、多分死んでたんじゃないかな。それで、「これ以上はヤバい」とスタッフ一同焦って、撮影をストップしたわけさ。それが13回目だった。本編では7テイク目が使われているよ。アクションシーンの撮影は万全を期しているけれど、何度も撮り直すことで、どうしてもリスクが生じてしまう。アクション映画は、やっぱり危険が伴うものなんだ。 ──今回は落っこちた敵が手すりに当たって、背骨が逆V字になってしまう強烈シーンがありますが、あれはCGじゃないんですか?麻薬組織と麻薬王に買収されたマンションの住
民たちが次々とSWAT部隊に襲いかかる。
マンションにある物、すべてが凶器だ。
エヴァンス CGは使ってないよ。あのシーンは1ショットで撮っているように見えるだろうけど、実は3ショットを組み合わせたものなんだ。まず、マットを敷いた上に人が落っこちてくるショット。次に、落っこちた人の上半身が手すりに垂れ下がっているショット。そして反対側に下半身があるショット。その3つのショットをうまく組み合わせることで、あたかも手すりに当たって背骨が真っ二つに折れたように見えるシーンに仕上げたんだ。 ──CGに頼らず、アイデアをたっぷり使ったわけですね。 エヴァンス そうなんだよ! これだけアクションシーンがあると、ボクだけのアイデアでは追いつかない。それで撮影監督や特撮担当といろいろと相談して、アイデアを練り合うんだ。「こーゆーシーンを撮りたいんだけど、どう?」「あーやれば、撮れるんじゃないかな」というふうにね。3人でいろいろアイデアを出し合って、撮り進めていったんだ。 ──エヴァンス監督のプロフィールを見て気になったんですけど、デビュー作の短編映画のタイトルは『Samurai Monogatari』。よほど時代劇がお好きなようですね? エヴァンス ボクは小さい頃から、父親が映画好きで、ビデオをよく借りてきて一緒に観ていたんだ。ハリウッド映画だけじゃ物足りなくなって、香港のアクション映画や日本の時代劇といった作品もすごく観て、アジアに興味を持つようになったんだよ。黒澤明監督はもちろん、溝口健二監督の『雨月物語』(53)も大好きだ。あと、ダイゴローが出てくるのは何だった? そうそう、三隅研次監督の『子連れ狼』(72)も忘れられない作品。それに子どもの頃にいちばん好きだったのは、サニー千葉主演の『戦国自衛隊』(79)。あれは時代劇にSFタイムスリップを合体させた、最高に面白いエンタテインメント作だったと思うな。1カ月前には小林正樹監督の『切腹』(62)も観たよ。これにも痺れたね〜。 ──日本映画が大好きで、日活の『冷たい熱帯魚』(10)スタッフと組んで、北村一輝主演のバイオレンス映画『KILLERS』を製作することになったわけですか。こちら麻薬組織の最強戦士マッド・ドッグ(ヤ
ヤン・ルヒアン)。悪人顔だが、イコと共に本
作の過激なコリオグラフも担当している。
エヴァンス そうだね。ボクはチーフプロデュースではなく、コプロデュースという立場になるけどね。インドネシアで活躍しているモー・ブラザースが監督していて、製作の真っ最中。この間、撮影現場に立ち会ったけど、北村さんが普段とは全然イメージの異なる殺人鬼役に挑戦していて、すっごく面白い作品に仕上がると思うよ。日本のファンも期待していいんじゃないかな。 ──エヴァンス監督は、これから『ザ・レイド』の続編製作に加え、ハリウッドで『ザ・レイド』のリメイク、さらにはメジャースタジオでハリウッド大作を撮ることに。エヴァンス監督自身が大変な修羅場に足を踏み入れることになりますね。 エヴァンス そうなんだよ(笑)。でも、そういう状況でこそ、シラットは役に立つと考えているよ。シラットは精神面にも重点を置いていて、「シラット・ウラフニ」という言葉があるんだ。これは“自分からケンカを探しに行くようなまねはするな”という教え。シラットはただ相手を倒す技を教えるだけでなく、どうすればトラブルを回避できるかという教えも含んでいるんだ。どんなにストレスに悩まされても、ケンカ腰で仕事をしちゃいけない。平和的に解決できる方法が必ずあるはず。このことをボクはいつも心掛けているよ。インドネシアで映画を撮っていると、どうしてもインドネシアのスタッフはイギリスから来たボクに対して遠慮しがちだけど、ボクはみんな対等な関係だと考えているんだ。主演のイコがいないとボクは撮影ができない、でもイコはロケ車のドライバーがいないと撮影現場に来ることができない。みんなが協力し合わないと、映画はできないからね。シラットの教えを心掛けて、これからも面白いアクション映画を作っていくよ! (取材・文=長野辰次) 『ザ・レイド』 監督/ギャレス・エヴァンス 音楽/マイク・シノダ(リンキン・パーク)、ジョセフ・トラパニーズ 出演/イコ・ウワイス、ヤヤン・ルヒアン、ジョー・タスリム、ドニ・アラムシャ、レイ・サヘタピー、ピエール・グルノ、テガール・サトリヤ 配給/角川映画 R15 10月27日(土)より渋谷シネマライズ、角川有楽町シネマほか全国ロードショー (C)MMXI PT. MERANTAU FILMS http://www.theraid.jp ●ギャレス・エヴァンス ウェールズ生まれ。2003年に短編映画『Samurai Monogatari』で処刑を待つサムライを描いた。脚本も兼ねた低予算映画『Footsteps』(06)で長編監督デビューを果たし、スウォンジー湾映画祭で最優秀映画賞を受賞。2007年にインドネシアで撮影されたテレビ用ドキュメンタリー番組『The Mystic Arts of indnesia:Pencak Silat』を監督。このとき、プンチャック・シラットやスマトラ島東部の文化に触れ、すっかり心酔。ドキュメンタリー撮影で知り合ったイコ・ウワイスを主演に迎えた『ザ・タイガーキッド 旅立ちの鉄拳』(09)で注目を集める。本作の続編となる『Berandal』、ユニバーサルが企画開発を進めているクライムアクション大作『Breaking the Bank』などが監督作として予定されている。さらに北村一輝主演の日本・インドネシア合作映画『KILLERS』(13年世界公開予定)のプロデュースにも参加している。「香港のアクション映画や日本の時代劇が大好
き」というエヴァンス監督。礼節を重んじる
アジアの武術にすっかり心酔しているのだ。
「I LOVE mama」マタニティブルー&産後うつ特集に見る、若さへの偏見

「I LOVE mama」2012年12月号
(インフォレスト)
突然ですが、「パパフロ」をご存じですか? 「イクメンの道はパパフロから!パパと一緒におフロに入ろう」というページから今月のレビューはスタートしたく思います。「I LOVE mama」いわく「データによると親と入浴しているちびコは礼儀正しく、思いやりのあるコに育ちやすい★」んだそうです。まあ幼児であれば親のどちらかがフロに入れてあげないといけないですからね。イクメンパパに聞いたパパフロアンケートによると、約7割のパパが「週に2回以上」パパフロを実行、また約半数のパパが平日・休日ともにちびコと入浴しているんだとか。しかしこのアンケート「おフロでパパの背中を洗ってあげる?」「週に何回パパとおフロに入りたい?」などちびコたちへの質問が非常に作為的。75%のちびコが「パパの背中は洗わない」と答えているのに「パパフロしているちびコの4人に1人は背中を流している結果となったよ♪ 親孝行なちびコにパパはうれし涙がこぼれるね」などなど。調べてみたらこの「パパフロ」、「資生堂SUPER MiLD」のキャンペーン企画みたいです。「何もしないんだからせめてフロぐらい入れろ」というママたちのハードな本音も、イクメン仕立てにすればほらこんなにスーパーマイルド、ということなんでしょうか……ねぇ。
<トピックス>
◎イクメンの道はパパフロから!パパと一緒におフロに入ろう
◎美ママのネコメイク完全追跡!!
◎私たちが乗り越えたマタニティブルーと産後うつ
猟奇連続殺人事件を追う美青年! 退廃的探偵譚『CLOVER』を読む

『CLOVER』
少女漫画家の輩出を目的とした、「白泉社アテナ新人大賞」。『花とゆめ』、『別冊花とゆめ』、『LaLa』、『MELODY』といった名門少女マンガ誌4誌が合同募集と選考を行う、伝統ある漫画賞です。そして、同章の「デビュー優秀賞」を1997年に受賞した藤丞めぐる。代表作の『緋桜白拍子』は、平安時代を舞台に刺客が暗躍するアクションストーリーで、繊細なカットとサスペンスが絡み合う内容は話題となりました。そんな藤丞めぐるが現在連載中の最新作『CLOVER』は、舞台を19世紀イギリスに移し、殺人事件を追う探偵のサスペンスストーリーです。
住民とKDDIで訴訟も! 携帯の電磁波はやっぱりトンデモなの!?
各地で市民運動が起こりながらも、やっぱり一般的には「トンデモ」と思われている電磁波。しかし、WHOや国際がん研究機関が「発ガンの危険性あり」と警告する、立派な健康問題である。ドイツやカナダでは、携帯電話を販売する際、電磁波の強さの表示が義務づけらるなど、欧米では嫌疑の目が強いようだ。一方で、日本ではいまのところ、そうした“電磁波”に対して、法規制などの対象にはなっていない。そんな中、宮崎県延岡市では、住人たちがKDDIを相手取った“電磁波裁判”を繰り広げた。 KDDI電磁波裁判、退けられた住民の訴え ― 東洋経済オンライン(10月18日) 携帯電話基地局から発生する電磁波によって健康被害を受けたとして、住民たちがKDDIに対して起こしていたこの裁判。全国には無数の携帯基地局があり、今後も増加する一方のデータ通信量に対応するため、急激な増設が迫られている。この裁判の行方には、今後の携帯電話各社の命運がかかっていた。 17日に下された判決で宮崎地裁延岡支部は、健康被害と基地局の因果関係を否定し原告側の請求を棄却した。本記事によれば、KDDIの田中社長は「現時点では健康障害はないという認識。今後、WHOの最終的なリスク評価に色々なものがでてくればしかるべきコントロールを加えて、必要であればそれに沿った対応をしていく」とあくまで電磁波対策に対しては消極的な態度を示している。 有害な電磁波を遮断! オマケに電波感度もバッテリーも良くなる不思議なスマホケースが登場 ― ギズモード・ジャパン(8月9日) 基地局だけでなく、携帯電話端末から発生する電磁波が、人体に及ぼす影響も危惧されているという。イギリスでは16歳未満の携帯電話使用抑制を告知、フランスでも子ども向けの携帯電話のCMを禁止しており、海外でも議論が活発化しているのだ。本記事で紹介する「ポング電磁波対策ケース」は、内部に独自のアンテナモジュールが内蔵されており、通話時に頭部への電磁波の影響を抑える仕組みを採用。また、このケースによって、電波の吸収率も低減されるため、電波状況やバッテリーの保ちも良くなるなど、一石二鳥・三鳥のアイテムということだ。iPhone4/4S用は、Amazonで4980円と、ほかのケースと比較してやや高めの設定となっている。ところで、日本向け公式サイト(http://www.pong.co.jp/smaho)のデザインが、出会い系勧誘サイトなどみたいでやや怪しげなのは気のせいだろうか……。 スカイツリーにご用心!? 子供たちの脳を襲う「電磁波」の危険度 ― 週刊実話(9月23日) オープンしたばかりのスカイツリーから送信されている「ワンセグ放送用電磁波」にも警鐘が鳴らされている! といっても、中身はあまりスカイツリーには関係ない本記事。白眉なのは、記事中に登場する電磁波過敏症患者の証言だ。彼によれば、身体が痛むことで、同じマンションでテレビがついたり、パソコンが消えたりといった家電の使用状況が、あたかも超能力のようにわかってしまうというのだ! こうした事象に対して北里大学名誉教授で『そよ風クリニック』院長の宮田幹夫氏の証言する。 「電磁波を感じると皮膚がピリピリします。高圧送電線に近づくと過呼吸になったり、電車に乗る際はパンタグラフの下の車両には乗れないという患者も多い」 さすが“実話”というような切り口だが、実際にそうゆう患者さんもいるということか。 スマホ関連 金大新技術 電磁波 画面に表示 被写体サイズ 計測 ― 中日新聞(9月27日) 金沢大学理工学部で電磁波を研究する尾崎光紀助教授らのグループは、スマートフォンの動画撮影機能と、センサー、専用アプリを使用して、電磁波の向きや強さを調べる技術を開発。電磁波を発する機器にスマートフォン内蔵のカメラを向けることで、電磁波の強さや向きがディスプレイに映し出されるというスグレモノだ。 電磁波の計測には、これまで専用のアンテナを使用してグラフ化する測定方法が一般的だったが、スマートフォンを活用することで、より手軽な計測を実現! この技術が一般に広まり、身の回りの電磁波が可視化されれば、世間の関心はより強まっていくことだろう……か? (文=萩原雄太/かもめマシーン) ■おすすめ記事 緊急出版でもボロ儲け目論んだ朝日、なぜ橋下徹からフルボッコに? 大人気「ドリエル」はぼったくり!? 正しい睡眠補助薬のススメ サムスンから技術だけ盗まれ“用なし”クビ日本人が急増中!? 連鎖するネット心中、なぜ“救う側”のキヨシが自殺に至ったのか? ネット書き込みを6分でキャッチ! 中国サイト監視サービス開始「確実に調子悪いわ~」。(「Thinkstock」より)
「『グレイズ・アナトミー』を見事にパクッた」増田貴久の新ドラマは記録よりも記憶狙い?

<ジャニタレドラマ・ネットの声>
■『レジデント~5人の研修医』(TBS系、毎週木曜午後9時~) 初回平均視聴率8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)
NEWSの増田貴久が出演するドラマ『レジデント~5人の研修医』が18日から放送スタートしました。増田の連続ドラマ出演は、『RESCUE~特別高度救助隊』(同、2009年1月~3月)以来の約4年ぶり。
舞台は、病院の救命センター。そこに配属された5人の若い研修医たちの成長を描いていく作品です。主人公は、青林大学附属病院に勤務する1年目の研修医・美山しずく(仲里依紗)。物語は、しずくとその同期である矢沢圭(林遣都)、真中潤一(増田貴久)、小岩井陽菜子(大政絢)、新城紗知(石橋杏奈)とともに救命センターに配属される初日から始まります。いきなりその日の当直となったしずくと真中はそれぞれ、自殺未遂の常連患者の夏希(山下リオ)、腹痛を訴える中年男性(平泉成)の診察に当たるのですが……。
キリストの菌曜日
知ってた?キリストの日本名
「十来太郎大天空」トライタロウダイテンクウ
だって。




