「りぼん少女」のときめき情報がいっぱい! 80年代の「ふろく」は国宝なのだ

少女だった頃、心をときめかせてくれた少女マンガ雑誌……と、その横にいつも一緒にいた「ふろく」という名の相棒。そばにいるのが当たり前だったから気付けなかった、あの頃の「ふろく」の魅力を、「昭和的ガーリー文化研究所」所長のゆかしなもん(通称・ゆかしな)がお届け☆

 まだインターネットもスマホもなかった、1970~80年代の、あの熱き時代。少女漫画の黄金期ともいえる時代だった。クソ田舎に住む多感なイモ少女は、近所の薄汚ねえ本屋に平積みされたピッカピカの分厚い少女漫画誌の数々に、いつも心をときめかせていた。っていうか、それしか楽しみがなかった。

 昭和50年生まれを代表する「クズ女」になった今、コミックスの大人買いなんかで作品を懐かしく読み返す機会はあっても、「ふろく」って、もうとっくに捨てちゃっている。ある人にとっては、それはただの「ゴミ」でしかない。しかし、ゆかしなにとってそれは、何物にも代えがたい「国宝」なのである、いやマジで。「ふろく」こそもう一度見たいし触りたいし、最大級にときめくマジカル☆ガーリーアイテムだったじゃん!?

秋の夜長にメカバトル! 期待の秋クールスタートのロボットアニメ

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テレビ東京『超速変形ジャイロゼッター』
 かっこいいロボットやメカの活躍が見たいんだ!  そんな少年の心を忘れないアニメファンのためのアニメが、2012年秋クールから続々とスタートする。  まずは、テレビ東京系列の夕方枠でスタートした『超速変形ジャイロゼッター』を挙げたい。ある日突然「君は選ばれたドライバーだから、これに乗りなさい」と言われた主人公・轟き駆流が、巨大な人型ロボットに変形する赤いスポーツカー「ジャイロゼッター・ライバード」を託され、悪者と戦う。  この上なくシンプルで分かりやすく、少年の心を滾らせるストーリーだが、これぞロボットアニメ。『ガンダム』シリーズや『マクロスF』でメカデザインを担当した石垣純哉による、マッシブなロボットのデザインもさることながら、さまざま自動車メーカーの協力で実現した「実在の自動車が変形する」というコンセプトもなかなかそそるものがある。そのロボットがPerfumeよろしくグリグリとダンスを踊るED映像も、一部のアニメファンの間で話題となっている。  もしかしたら、今期アニメにおけるダークホースといえるかもしれない。  アニメファンにとってのゴールデンタイム・深夜枠に目を向けると、『武装神姫』(TBSほか)がなかなかイイ感じだ。  コナミデジタルエンタテインメントが2006年より展開する「MMSフィギュア」と呼ばれる可動モデルに、メカニカルな武装を施した「武装神姫」シリーズを題材とした本作は、主人公の男子高校生・理人と4体の美少女武装神姫たちの生活や活躍を描く。イメージとしては『プラレス3四郎』の世界観でチャム・ファウがMS少女みたいな格好で戦う感じだろうか。違うか。失礼しました。  ……さて。この世界では、手のひらサイズの美少女フィギュアである武装神姫たちは量産され、ショップで売られていることが普通となっている。そのため、ヒロインたちはホビーの一種といえる。実際に彼女たちの間接や背中のビス穴などが描かれ、あくまで「フィギュア」として徹底的に描かれる。  その一方で、武装神姫たちは主人公に対する好意を寄せ、時には普通の女の子のように恥じらい、愛情を表現もする。これがまた、ペットのようにかわいらしいのだ。  これだけだと、また「フィギュア萌え族」だのなんだのとバッシングを受けそうだが、いざアクションシーンが始まると巨大でゴテゴテしたメカニックパーツが武装神姫たちの全身を覆い、3D映像を駆使したアクロバティックで非常にスピーディなバトルを繰り広げる。  本作の3D監督を担当するのは、『IS』や『創聖のアクエリオン』も手がけた井野元英二。その名前は知らずとも、仕事ぶりは作品を通して多くのアニメファンが知るところだろう。とにかく少年の心を燃え上がらせる「かっこいい」と「かわいい」。そして、思わず手元に置いておきたくなるようなヒロインたちのキャラクター設定など、心揺さぶられる要素がこれでもかと詰まっているのだ。  ちなみに、本作の主題歌や劇伴を手がけるのは織田哲郎だ。90年代、良質なアニメソングを多数生み出した彼のハイクオリティなサウンドにも注目したい。  そして10月11日より、アニメファン最大の注目タイトル『ROBOTICS;NOTES』(フジテレビ系)がスタートする。ゲーム版に続き、昨年テレビ版が放送され、来年には劇場版の公開が予定されているヒット作『STEINS;GATE』と世界観を同じくする「科学アドベンチャーシリーズ」最新作の本作にも、ロボットが登場する。本作ももともとはゲームが原作だが、アニメ作品としてロボットがどのような活躍を見せてくれるのか。放送が待ち遠しい限りだ。 (文=龍崎珠樹) ■バックナンバー 【第22回】『マブヤー』に続け! 沖縄発ご当地アニメ『はいたい七葉』が全国制覇を狙う!? 【第21回】まるで電波少年!? 『ココロコネクト』ドッキリ事件が業界を巻き込み大炎上中! 【第20回】新ジャンル? 「不憫萌え」の女王・高垣彩陽の演技が光る話題作『ソードアート・オンライン』 【第19回】「売りスレ」では計測不能!? アニメDVDの売り上げを陰で支えるレンタル市場 【第18回】「求められるのは声優ソングばかり……」表舞台を追われたアニソン歌手の現在 【第17回】美少女たちが追いつめられる姿にゾクゾク!? リアル系ロボットアニメ『トータル・イクリプス』 【第16回】夏アニメの穴馬!? “いわく付き”SNSゲームアニメ『探検ドリランド』に熱視線 【第15回】 キーワードはホモソーシャルな描写!? 今夏は「乙女ゲーム原作アニメ」が熱い! 【第14回】「まるで90年代の夕方6時枠アニメ!?」『モーレツ宇宙海賊』の大器晩成ぶり 【第13回】もはや“声優アイドルフェス”!? アニソン重鎮不在の「アニサマ2012」に不安の声 【第12回】「期待外れ?」「これぞ京アニ?」 賛否両論『氷菓』の本当の見どころ 【第11回】「燃え上がれ、俺の小宇宙よ!」前作ファンもニヤリ『聖闘士星矢Ω』 【第10回】「見たかったのはコレジャナイ!?」声優アイドルアニメ『夏色キセキ』に早くも黄色信号 【第9回】大コケの『機動戦士ガンダムAGE』を徹底検証! 求められる新たな「ガンダム像」とは? 【第8回】アニメ業界の新トレンド!? “分割2クール作品”急増の裏事情 【第7回】ついに世代交代!? 若手アイドル声優が続々歌手デビュー 【第6回】AKB48 vs 声優アイドルユニット アニメ界もついにアイドル戦国時代突入か!? 【第5回】一流アニメファンなら女児向け作品もチェックせよ!? 『スマイルプリキュア!』 【第4回】過激なピンク描写が男子の下半身を直撃!『アマガミSS+ plus』 【第3回】今クール話題の学園モノを徹底分析!『男子高校生の日常』『Another』 【第2回】ロボット好き必見! 洗練されたメカたちが大活躍『輪廻のラグランジェ』 【第1回】水樹奈々が歌いながらバトル!? 「戦うヒロイン」アニメに大注目!

40オンナに寄り添う「STORY」が、対肩こり・汗じみファッションを提唱!

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「STORY」2012年11月号/光文社

 ここ最近レビューでは紹介していなかった連載「悩んだらピン子に訊け!」から、今月はスタートしたいと思います。今回のテーマは「仕事のこと」。キレイごとは言わず、全体的にグッとくる回答が多いこの人生相談。

 しかし一番の読みどころは、ちょいちょい差し込まれるピン子センセイのご自慢エピソード。今月も冒頭から「橋田先生にいつも言われんの。『ピン子、あんたは女優じゃなくたって、何やっても大成功してる』って。私もそう思う」と飛ばしてます。そんな“ピン子のピン子によるピン子のためのピン子伝説”が、本来の悩み相談をややこしくさせいることもしばしば。「ちやほやされる対象が20代30代の若い子に移ってしまって虚しい」という、ピン子センセイへのデッカい釣り針としか思えない相談に「『○○先輩みたいな大人の女になりたい』と思わせなさい」と、ごもっともなお答えをしたかと思いきや、突然「私も髪の毛長いときあったけど、あるときばさっと切ったわよ。覚えてる?」と、通行人の喉元にナイフを突きつけるような逆質問を。「フマキラーのCM、人形みたいに綺麗だったでしょ?」センセイ、一体それは何人形……ハイ、心にモヤモヤを残したままではございますが、気を取り直して今月のラインナップを。

<トピックス>
◎悩んだらピン子に訊け!
◎大特集 「今日着る服がわからない!」魂の叫びに愛の回答
◎私たちのCHALLENGE STORY「産まない」という苦い選択が、新しい私の始まりでした 

公園デビューも連合赤軍もオウムもみんな同じ――山本直樹が描いた閉鎖された社会

【ハピズムより】

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『レッド』(講談社)最新刊

 真っ白な紙の上に新たな世界を創造していくマンガ家たち……そんな彼らに、作品づくりを通して体験したスピリチュアルな世界や、作品に込められた思いについて話を聞く当連載。すっかり久しぶりとなってしまった(!)第2回は、「イブニング」(講談社)にて連載中の『レッド』【1】が好評な山本直樹先生にご登場いただきました。これまで、“本業”であるエロマンガを活動の主体としながらも、1996年に映画化され、家族のあり方に迫った『ありがとう』(小学館)【2】や、新興宗教を題材とした『ビリーバーズ』(復刊ドットコム)【3】など、独自の視点で社会問題を取り上げてきた山本先生に、中学生時代の信仰の話から、オウム真理教に興味を持った経緯まで、お話をうかがってきました。

――このインタビューは、マンガ家の方にご自身のスピリチュアル体験や信仰について語っていただいているのですが、山本先生はなにかそういったものは……。

山本直樹(以下、山本) ないんですよね。全くない(笑)。

――とはいえ、ご自身の作品では新興宗教が登場することも多く、現在連載中の『レッド』も、ある種宗教に似た暴走するイデオロギーを描かれていますよね?

山本 実は僕、中二まではクリスチャンだったんです。函館近くの田舎町で育って、田舎な分、逆に新しいもの好きでした。年に1回、町に外国人の宣教師がやって来て、大きなテント張って「天幕集会」っていう宣教をやるんです。そこできれいなカードやグッズなんかをくれるのがうれしくて、町の教会にも通い始めました。あと、最初にいた先生が女の人で、すごくきれいだったんだよね。でも、今思うとかなり原理主義っぽい感じの人で、「共産主義者は悪魔の手先!」なんて言ったり、進化論を否定したりする人だったんですけど……。で、その後に来たのは若い男の先生で、「キリストとその弟子も、原始共産制みたいなものだからねえ」なんて言っていて、随分いいかげんなもんでしたよ。とりあえず、聖書も3回くらいは通読しました。ほとんどがつまらないけど、時々面白いところがあってね。

――先生の作品に宗教が出てくるのも、そのころの記憶が影響しているんでしょうか?

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名門大学に入るための名門高校、アメリカの学歴カースト制

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※イメージ画像『レイコ@チョート校 
―アメリカ東部名門プレップスクール
の16歳』(集英社)

 先日、米経済誌「フォーブス」が、毎年恒例の米優良大学ランキングを発表した。1位に輝いたのはニュージャージー州にある名門プリンストン大学。コネチカット州のイェール大学、マサチューセッツ州のハーバード大学、ニューヨーク州のコロンビア大学も、それぞれ5位、6位、8位にランクインしており、アイビーリーグの強さを見せつけた。

 この調査は、卒業後の成功度、卒業率、学生の満足度、学費、大学の負債などに基づき点数をつけてランキングしている。最も重要視されているのは卒業後の成功度。今回、アイビーリーグをはじめとする名門私立校の多くは、入学基準の一つに「この学生は卒業後に社会的な成功を収め、大学に多額の寄付をするようになるか」ということを見る。大学に進学する際に受ける共通テストSATの点数だけでなく、長文エッセーや1対1の面接試験を行うのは、その学生の将来性も見極めるためだという。また、両親や親族に同校の卒業生がいるかどうかもかなりのポイントになるとのこと。頭が良いだけでなく将来有望でポテンシャルの高い学生を選んで入学させているため、アイビーリーグや名門私立校は毎年上位にランキングされるのである。

“本番?”中国マッサージ店事情

先月の9月6日、新橋で中国マッサージ店の一斉摘発があった。
摘発の対象となったビルは、新橋富田ビルディング三号館。
中国人の若い女性が手で男性客の陰部を刺激して、
射精をさせる性風俗のサービスをやっていた。

新橋に中国マッサージは約2-300軒あるといわれている。

「知らない人が写っている!?」AKB48大島優子の2013年カレンダーが別人すぎると話題に

『壁掛 AKB48-03大島 優子 カレンダー
2013年』(わくわく製作所)
 長くセンターを務めてきた前田敦子の卒業後、次期エース候補の筆頭と目されているAKB48の大島優子。そんな大島の2013年のカレンダーが11月30日に発売されるが、そのサンプル画像がネット上に公開され「まるで別人のよう」と話題になっている。 「AKBの来年のカレンダーといえば、小学館から同日に発売されるオフィシャルカレンダーが“パンツ付”ということで話題を呼んでいますが、それとは別に大島や板野友美、渡辺麻友など人気メンバー13人が個別のカレンダーを発売予定で、すでに予約注文の受付が始まっています」(アイドルに詳しい編集者)  その個別のカレンダーが、ネット上の掲示板で「AKBが顔イジりすぎてヤバイ」と話題になっているのだ。AKBといえば、一部メンバーの整形疑惑などが過去にも報じられているが、今回話題になっているのは整形ではなく“修整”のようだ。確かに、普段テレビで見かける大島とは顔が違うような気がしないでもないが……日常的にこうしたグラビアの画像修整を行っているという“職人”に話を聞くと、 「一見したところ、どのメンバーの写真も画像処理ソフトによる修整が入っていることは明らか。特に大島さんの写真は“知らない人が写っている”と思ってしまうほど、印象が変わっています。こうした印象の変化は撮影による部分もあると思いますが、私たちはどれだけ修整を加えても“本人である”という印象からは離れないように気を付けている。その感覚からすると、この仕事は少し逸脱しているような気がしますね。要するに、やりすぎです」  AKBと画像修整といえば、以前、前田が表紙を務めた雑誌「CUTiE」(宝島社)でも「別人じゃねーか!」と波紋を呼んだことがあった(※記事参照)。売れっ子になり、テレビでも露出の増えた彼女たちにとって、こうした過度のイメージ操作は、もはや不必要と思えるのだが……。

韓国”ネトウヨ・ネトサヨ”の真の脅威朴槿恵の大統領就任で反日運動が激化!?

【サイゾーpremiumより】
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『「反日」の正体』(文芸社文庫)
「MB、独島(竹島)を電撃訪問」──。  終戦記念日を目前に控えた8月10日、MB【編註:明博(Myung-Bak)のイニシャルから韓国でこう呼ばれる】こと李明博大統領のとった行動は、韓国メディアにとっても大きなサプライズだった。実効支配している強みから、「日本との間に領土問題は存在しない」との立場を貫く韓国政府は、竹島問題を外交の俎上に載せるのを避けてきたからである。  日本から見ると、竹島の領有権や日本海(韓国では東海)の呼称問題で、韓国は自国の立場を世界に向けて無遠慮にアピールしている印象があるが、実は、そうした活動を担っているのはほとんど民間団体なのだ。  中でも図抜けた行動力を持っているのが、「VANK(Voluntary Agency Network of Korea)」というNGO組織である。  その名は日本のネトウヨなどの間でも知られており、ネットで検索すると、「韓国最大のネット右翼」「サイバーテロ集団」などの言葉にぶつかる。「日本海」「竹島」などと表記された海外の文献や地図を見つけるや、「独島」「東海」への修正を求めるメールを会員が一斉に送付し、それが受け入れられるまで続けるため、「サイバーストーカー集団」などと呼ぶ向きもある。2010年には、日本のネットユーザーが韓国フィギュアスケート界の妖精金姸兒に対する中傷を書き込んだことをきっかけに、「日韓サイバー戦争」が勃発。2ちゃんねるをアクセス不能にさせられた日本側のユーザーたちが、VANKのウェブサイトを主な報復対象にしたこともあった。  こんな説明を受けてしまうと、外国人排斥を掲げ、路上にも繰り出してヘイトクライムまがいのデモを行う日本のネトウヨとイメージがかぶってしまうかもしれないが、その実像は著しく異なる。  そもそも、韓国における右翼・左翼のあり方は、日本とはかなり異なっている。ごくごく大ざっぱに言うと、韓国には日本からの独立以来、「日本支配下の親日派=保守=右翼」、「日本支配下の独立運動勢力=革新=左翼」という流れがあるのだ。そして日本とは違い、破天荒な活動を展開するのは主にネトサヨであり、ネトウヨは”リアルな優等生エリート集団”が頭脳戦を展開させている。  実際、彼らと同様の主義主張を展開する韓国の民族派団体の関係者にVANK会員の評判を問うと、「とにかく礼儀正しく、知識が豊富」(独島博物館李元徽学芸研究士)、「純真でひたむき。彼らを見ていると癒やされる」(民族問題研究所の趙世烈事務総長)などと、まさに学校の優等生に向けられる評価そのものだった。  ただ、そんな礼儀正しく純真な彼らの活動が、きわめて大きな”破壊力”を持っているのも事実である。VANKはナショナル・ジオグラフィック、ヤフー、米国務省、ユニセフ、WHO、グリーンピース、コロンビア百科事典、米中央情報局などに粘り強くメール攻勢を続けており、これまで少なくとも300のウェブサイト、1000点の教科書の表記を「修正」させたという。  そのパワーの源泉としては、伸び続ける会員数が第一にある。竹島問題がヒートアップするさなか、VANKの朴基台団長に直撃した。 「現在の会員数は7万5000人で、ここ約5年間で5倍に増えました。このうち常時500~600人ほどが、オンライン上で独島などの表記修正を働きかける作業や、韓国に関する正しい知識を海外に普及させる広報活動に携わっています。また、学校の夏休み期間には1500人規模のオフライン会合が全国で頻繁に行われていますよ」  現在、VANKは大統領直々の指示により、政府から支援金を得ており、同団体への加入は、学歴社会である韓国の受験戦争にも有利に働くようになってきているという。というのも、彼らは、12段階のテストをクリアした、”エリート”たちのみを正会員として迎えているのだ。  1段階目の設問は「気に入った韓国広報サイトを見つける」「自分の故郷の文化や観光地を紹介した文章を作る」など比較的容易だが、2段階目以降は「英語で自己紹介する」「英語で(表記の)修正要請文を作る」などと、中学・高校生にはハードルが高いと思われるような項目が登場する。さらに段階を進めると「海外に知り合いを何人作ったか」「その時、どのように韓国を宣伝したか」など実践度が増していく。そして、サイバー外交官への最後の難関には「抗議すべきサイトとその発見方法」や「国際書簡(親書、協力要請書簡)を送る」など、本物の外交官顔負けの課題が用意されている。 「会員のうち約5万人が学生です。大学入試の勉強と並行してテストを受ける高校生も多いですよ。外国籍の会員も約1万5000人いて、50人ほどと少数ながら日本人もいます。ですから、韓国語と英語のみならず、世界のほとんどの主要言語に対応できる。今のペースでいくと、会員数は近い将来100万人規模になると思うのですが、そうなれば必然的に、VANKが育てあげた”サイバー外交官”の中から、本物の外交官が生まれる、ということになっていくでしょうね」(朴団長)  となれば、100万人のネトウヨが一斉に日本へ攻勢をかける、という事態も起こりうるのだろうか? 「そんなことはありませんよ。私たちは右翼とか民族主義者とかに誤解されがちですが、目的はあくまで韓国について”正しく”知ってもらうこと。東日本大震災のときも、会員たちが義援金を送っていますし。VANKが過激であるかのように言われるのは本意ではありません」(同) ■内閣総辞職させる脅威日本の敵はネトサヨ?  2ちゃんねるの騒動はあったものの、韓国メディアの関係者たちに意見を求めてみても、皆一様に「VANKは悪質なサイバーテロを行うような団体ではない」と答えた。  同国の情報当局者によれば、「何か大きな騒ぎを起こす勢力がいるとすれば、韓国では右翼よりもむしろ左翼のほうだ」という。韓国のネット左翼は、革新派の市民団体や世論と密接な連携を持っている。政界の保守勢力や旧体制派のメディアは、言論関係の法律解釈で彼らの活動を封じようとしたこともあったが、あまり功を奏していない。むしろ、ネット左翼の影響力は、ますます強まっているのだ。  実際、牛海綿状脳症(BSE)問題を受けて停止されていた米国産牛肉の輸入再開を韓国政府が決定(08年4月)した際には、ネトサヨらの呼びかけで大規模な抗議運動が発生。一時は首都機能がマヒ寸前となり、政権を内閣総辞職にまで追い込んだ。  また、03年の盧武鉉政権の誕生も象徴的といえる。前年の大統領選挙において、脱地縁、脱学閥などを訴え、既存の選挙システムに依存しないことを公言した盧陣営だったが、予想通り苦しい戦いを強いられた。ただ、盧武鉉の政策が韓国の構造的な転換につながると支持した勢力は、新しい選挙戦の形を模索する。そこで利用されたのが、インターネットだった。結果、中でも「ノモサ」という団体に所属する左派の若年層が中心となり、ネットをフルに活用してほかの有力候補者を蹴散らすこととなったのである。  そして、そんな勢いに乗る韓国の左翼が最も闘志を燃やすのは反米運動においてだが、それがいつ日本に向かってこないとも限らない。  たとえば、今年末の大統領選で最有力候補といわれている与党セヌリ党の朴槿恵元代表は、父である朴正熙元大統領が旧日本軍の将校出身であることなどから、左翼からは「親日派の末裔」と見られている。韓国人ジャーナリストが言う。 「現在の従軍慰安婦問題のこじれは、朴正熙元大統領の結んだ日韓基本条約に端を発している側面があるため、保守派からの政権奪還を目指す”ネトサヨ”は当然、朴槿恵元代表を親日派として指弾するでしょう。  仮に、朴槿恵元代表が竹島問題で『弱腰』と見られる態度を取れば、ネトサヨによる親日派攻撃はいっそう大きく燃え上がるでしょう。ハッキリ言って、右翼が中心になってきた従来の反日運動はまだまだ甘い。街頭の反米デモで火炎瓶を振りかざし、戦闘警察(機動隊)との流血沙汰を繰り返してきた左翼陣営が本気で反日に転じたら、今までとは次元の違う騒ぎが起きる可能性がある」  ネトウヨ・ネトサヨ、いずれにせよ、韓国社会に大きな影響力を持つ彼らの活動が激化すれば、現在の危うい日韓関係にまでその力が及ばないとも限らない。竹島問題をはじめ、これ以上、トラブルが大きくならないことを願うばかりだ。 (文/河 鐘基) ■ネトウヨ・ネトサヨ 韓国では、ネットの住人を指して「ネチズン=ヌリクン」という。これは、2000年頃、左派=革新派勢力が中心となって形成されたものであり、彼らがネット左翼(ネトサヨ)の源流と言われる。対して、ネット上で旧体制派の保守勢力的な発言をする人たちを、ネット右翼(ネトウヨ)と呼ぶ。 【「サイゾーpremium」ではこの他にも日韓領土問題に迫った記事が満載!】慰安婦問題でも大統領の保身のためでもない! 竹島問題が加熱した本当の理由なぜ国境の島のウェザーニュースを報じないのか?領土問題にはパフォーマンスで応じろ!ナショナリストな左翼が選ぶ安直な"右翼"に対処する 懐が深い"左翼"本のススメ
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月額525円読み放題! (バックナンバー含む)

公園デビューも連合赤軍もオウムもみんな同じ――山本直樹が描いた閉鎖された社会

【ハピズムより】
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『レッド』(講談社)最新刊
 真っ白な紙の上に新たな世界を創造していくマンガ家たち……そんな彼らに、作品づくりを通して体験したスピリチュアルな世界や、作品に込められた思いについて話を聞く当連載。すっかり久しぶりとなってしまった(!)第2回は、「イブニング」(講談社)にて連載中の『レッド』【1】が好評な山本直樹先生にご登場いただきました。これまで、“本業”であるエロマンガを活動の主体としながらも、1996年に映画化され、家族のあり方に迫った『ありがとう』(小学館)【2】や、新興宗教を題材とした『ビリーバーズ』(復刊ドットコム)【3】など、独自の視点で社会問題を取り上げてきた山本先生に、中学生時代の信仰の話から、オウム真理教に興味を持った経緯まで、お話をうかがってきました。 ――このインタビューは、マンガ家の方にご自身のスピリチュアル体験や信仰について語っていただいているのですが、山本先生はなにかそういったものは……。 山本直樹(以下、山本) ないんですよね。全くない(笑)。 ――とはいえ、ご自身の作品では新興宗教が登場することも多く、現在連載中の『レッド』も、ある種宗教に似た暴走するイデオロギーを描かれていますよね? 山本 実は僕、中二まではクリスチャンだったんです。函館近くの田舎町で育って、田舎な分、逆に新しいもの好きでした。年に1回、町に外国人の宣教師がやって来て、大きなテント張って「天幕集会」っていう宣教をやるんです。そこできれいなカードやグッズなんかをくれるのがうれしくて、町の教会にも通い始めました。あと、最初にいた先生が女の人で、すごくきれいだったんだよね。でも、今思うとかなり原理主義っぽい感じの人で、「共産主義者は悪魔の手先!」なんて言ったり、進化論を否定したりする人だったんですけど……。で、その後に来たのは若い男の先生で、「キリストとその弟子も、原始共産制みたいなものだからねえ」なんて言っていて、随分いいかげんなもんでしたよ。とりあえず、聖書も3回くらいは通読しました。ほとんどがつまらないけど、時々面白いところがあってね。 ――先生の作品に宗教が出てくるのも、そのころの記憶が影響しているんでしょうか? 山本 まあ、幼少期にそんな現場に通っていたら、少なからず影響は受けているでしょうね。実際、欧米の映画を見ると、キリスト教文化が透けて見えたり、「この人がこういうふうに動くのは、聖書のあの節からきているんだろうな」なんてことに気づいたりするので、今でも影響はあると思います。でもそこで免疫ができちゃったから、それ以降、信仰心みたいなものを持ったことは一切ないんですよね。 ――例えば、『ありがとう』では「ニコニコ人生センター」という、その後の『ビリーバーズ』の設定でも使われる宗教団体が登場します。『ありがとう』の開始がオウム事件直前の1994年末でしたが、新宗教をマンガのネタとして扱うのがかなり早かったですよね。

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女優・橘花梨が初海外で「普段絶対に着用しない水着」姿を披露!

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 女優でCMなどでにも出演している橘花梨がファーストDVD『かりん党』と『かりん党 DVD-BOX』の発売を記念して、東京・秋葉原でイベントを行った。
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 5月末から6月にかけて、グアムで撮影したという本作。外国に行くのも初めてだったという、初めてづくしの初DVD撮影の想い出から仕上がりまで聞いてみた。 「とても楽しかったです! 『海外!』という感じでした。海もきれいでしたし!」 ――きれいな海で、どんな撮影を? 「風と日差しが物凄くて(笑)。日傘が飛んでいったり。あと、まぶしくて目つきが悪くならないように頑張りました! 特にピンクの水着が気に入っています。ちょっときわどいビキニなんですけど、けっこう堂々とできました!」 ――他に気に入っている水着は? 「DVDの方のジャケットになっている、プールで着た黒い水着を勝手にセレブ水着と名付けました(笑)。普段だったら絶対に着ないような水着なので楽しめました!」  すでに舞台やTVCF(森永MOW)で活躍中の逸材。保育の勉強をする大学1年生でもある。今後は本格的な息の長い女優になりたいという。
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橘花梨オフィシャルブログ「東村山フェスティバル」 <http://ameblo.jp/tachibana-karin/