「ビジネスも好調、芸能界でも……」“必ず一枚噛んでくる”神田うののしたたか復帰戦術

『ミセスUNO』(ベストセラーズ)
「最近、バラエティのキャスティングのときに、必ずと言っていいほど名前が挙がるのが、神田うのさんです。昨年秋の出産直後は仕事を控えていて、そのあとはビジネスが忙しかったのか、以前ほどは露出が多くありませんでした。それが、ここのところテレビで彼女を見ない日はないってくらい出ていますよね」(テレビ局関係者)  スギちゃんの復帰、カリスマボディメイクトレーナーの樫木裕実氏の独立騒動、園山真希絵の閉店騒動、美川憲一の独立騒動など、ここ最近の芸能界で話題になった出来事に、必ずと言っていいほど彼女が一枚噛んできている。 「ブログでは、極秘だった別所哲也さんの披露宴の日程を発表したり、“うの軍団”の一員の倖田來未さんの赤ちゃんについて発言したり、とにかく何かしら世間にアピールしている感は否めません」(芸能事務所関係者)  いわゆる“芸能界のご意見番”としての立ち位置に復帰した形となるのだが、本業のビジネスの調子が思わしくないのだろうか? 「いえいえ、そんなことはないですよ。はっきりいって、相当儲かってるようです。ただ、本人も表に出ないビジネスには少し飽きたのか、『やっぱり芸能人だし、華やかな場所に出ないとね』と、とにかく仕事を入れるようにマネジャーに言っていましたね。『忘れられないようにしないと!』と意気込んでいましたが、あれだけのキャラですから忘れる訳はないと思うのですが……」(同)  会見で2人目の子どもについて聞かれたうのは、少し先送りしたいと答えていたが、これからはしばらくテレビで目にする機会が増えそうだ。
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「ビジネスも好調、芸能界でも……」“必ず一枚噛んでくる”神田うののしたたか復帰戦術

『ミセスUNO』(ベストセラーズ)
「最近、バラエティのキャスティングのときに、必ずと言っていいほど名前が挙がるのが、神田うのさんです。昨年秋の出産直後は仕事を控えていて、そのあとはビジネスが忙しかったのか、以前ほどは露出が多くありませんでした。それが、ここのところテレビで彼女を見ない日はないってくらい出ていますよね」(テレビ局関係者)  スギちゃんの復帰、カリスマボディメイクトレーナーの樫木裕実氏の独立騒動、園山真希絵の閉店騒動、美川憲一の独立騒動など、ここ最近の芸能界で話題になった出来事に、必ずと言っていいほど彼女が一枚噛んできている。 「ブログでは、極秘だった別所哲也さんの披露宴の日程を発表したり、“うの軍団”の一員の倖田來未さんの赤ちゃんについて発言したり、とにかく何かしら世間にアピールしている感は否めません」(芸能事務所関係者)  いわゆる“芸能界のご意見番”としての立ち位置に復帰した形となるのだが、本業のビジネスの調子が思わしくないのだろうか? 「いえいえ、そんなことはないですよ。はっきりいって、相当儲かってるようです。ただ、本人も表に出ないビジネスには少し飽きたのか、『やっぱり芸能人だし、華やかな場所に出ないとね』と、とにかく仕事を入れるようにマネジャーに言っていましたね。『忘れられないようにしないと!』と意気込んでいましたが、あれだけのキャラですから忘れる訳はないと思うのですが……」(同)  会見で2人目の子どもについて聞かれたうのは、少し先送りしたいと答えていたが、これからはしばらくテレビで目にする機会が増えそうだ。

「JYPは負け犬状態」惨敗続きのK-POP米国進出、YGが一人勝ち?

JYPエンターテインメント公式サイトより

 YouTubeで再生回数が2億5,000万回を突破し、iTunesのシングルチャートでもアメリカ、イギリスを筆頭に世界30カ国で1位を記録したという、PSY(サイ)の「江南スタイル」。ただ今大ブレイク中の韓国のラッパー・PSYは、アメリカのトーク番組に出演したり、21日にラスベガスで開催されたリアーナ、ボン・ジョビ、ノー・ダウト、リンキン・パークら、ビッグアーティストが出演した音楽祭『iHeartRadio Music Festival 2012』にも特別ゲストとして招待された。思いもよらない歌手の世界的人気に最も驚いているのは、本人はもとより韓国民自身かもしれない。「世界にK-POP旋風が巻き起こった」と、韓国のネットユーザーは一様に浮かれている。

 K-POPと呼ばれる韓国音楽は、洋楽に多大な影響を受けており、アイドルグループの中に必ずといっていいほどコリアン・アメリカンなど英語を流暢に話せるメンバーがいるのは、その証だという。そして、PSYのブレイクにより、改めて注目を集めているのがJYPこと、パク・チニョン。Rain(ピ)や2PM、2AMの生みの親で、JYPエンターテインメントの代表で音楽プロデューサーでもある。

「業界ウケは悪いけれど……」一般人がコメントする映画CM続出のワケ

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東映公式サイトより
 「○○最高!」「感動しましたっ!」など、映画館で一般人がコメントする映画のテレビCMが、近年はやたらと多い気がする。  映画の内容はどうあれ、一般人による決まりきった新鮮味のないコメントは、映画を見たくなるどころか、むしろ面白い映画すらつまらなく見えてしまうリスクもあるのではないか。  なぜ、あの手のCMばかりが増えているのだろうか? ある映画ライターは言う。 「一般人コメントの映画CMが多い理由は、簡単に作れて、お金がかからないということが当然あるでしょう。そもそも、ああいったCMは、大作モノの映画に多いことからもわかるように、別に映画好きの人に向けて作っているものではないですから。CMを見て面白そうだとは思わなくても、とりあえず『話題作』『ヒットしている』というイメージがあることが重要で、『ヒマだな。映画でも見るか』と考えたときに、選択肢として印象に残っているものが挙がるということで、わかりやすいCMには十分意味があるんだと思いますよ」  また、映画関係者は言う。 「印象としては、東宝が一番やっている感じはします。以前、東宝の一般試写会の手伝いをしたときに、会場ロビーでがっつり場所を陣取って、積極的にお客さんに声をかけまくってコメントを取っていましたよ」  この手のCMの意味については、前述の映画ライターと同様の分析をしている。 「『〇〇最高!』『感動しましたっ!』などのコメントを使うCMって、映画業界で働く人間から見ると、胡散臭くわざとらしいですが、映画をあまり見ない層からしたら、そんな簡単な感想が一番響くのかもしれないですよね」  加えて、別の映画関係者は「客層」について指摘する。 「一般人が映画のコメントをすることによって、たとえば、カップルで見るような映画か、ファミリーが多いのかなど、その映画のターゲットがわかるという意義が大きいのではないでしょうか。映画に限らず、どんな商品でも一緒ですが、『自分に関係ないもの』と判断された時点で売り上げが伸びません。できるだけ等身大の人たち、自分と共通している人たちの声を拾うということが目的で、映画の内容を示している必要はあまりないんです」  一般人のコメントで「つまらなさそう」と判断する人は、映画好きの人だけということなのか? 「一部の人にのみ愛される映画」でなく、敷居を低くし、ターゲットをわかりやすくする手法が、一般人コメントの映画CMということなのかもしれない。

「業界ウケは悪いけれど……」一般人がコメントする映画CM続出のワケ

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東映公式サイトより
 「○○最高!」「感動しましたっ!」など、映画館で一般人がコメントする映画のテレビCMが、近年はやたらと多い気がする。  映画の内容はどうあれ、一般人による決まりきった新鮮味のないコメントは、映画を見たくなるどころか、むしろ面白い映画すらつまらなく見えてしまうリスクもあるのではないか。  なぜ、あの手のCMばかりが増えているのだろうか? ある映画ライターは言う。 「一般人コメントの映画CMが多い理由は、簡単に作れて、お金がかからないということが当然あるでしょう。そもそも、ああいったCMは、大作モノの映画に多いことからもわかるように、別に映画好きの人に向けて作っているものではないですから。CMを見て面白そうだとは思わなくても、とりあえず『話題作』『ヒットしている』というイメージがあることが重要で、『ヒマだな。映画でも見るか』と考えたときに、選択肢として印象に残っているものが挙がるということで、わかりやすいCMには十分意味があるんだと思いますよ」  また、映画関係者は言う。 「印象としては、東宝が一番やっている感じはします。以前、東宝の一般試写会の手伝いをしたときに、会場ロビーでがっつり場所を陣取って、積極的にお客さんに声をかけまくってコメントを取っていましたよ」  この手のCMの意味については、前述の映画ライターと同様の分析をしている。 「『〇〇最高!』『感動しましたっ!』などのコメントを使うCMって、映画業界で働く人間から見ると、胡散臭くわざとらしいですが、映画をあまり見ない層からしたら、そんな簡単な感想が一番響くのかもしれないですよね」  加えて、別の映画関係者は「客層」について指摘する。 「一般人が映画のコメントをすることによって、たとえば、カップルで見るような映画か、ファミリーが多いのかなど、その映画のターゲットがわかるという意義が大きいのではないでしょうか。映画に限らず、どんな商品でも一緒ですが、『自分に関係ないもの』と判断された時点で売り上げが伸びません。できるだけ等身大の人たち、自分と共通している人たちの声を拾うということが目的で、映画の内容を示している必要はあまりないんです」  一般人のコメントで「つまらなさそう」と判断する人は、映画好きの人だけということなのか? 「一部の人にのみ愛される映画」でなく、敷居を低くし、ターゲットをわかりやすくする手法が、一般人コメントの映画CMということなのかもしれない。

AYU・Tシャツがまるで遺影みたい!? “元キリスト”浜崎あゆみは復活できるのか?

【ハピズムより】

AYU様の天使時代

 フシギパワーでちょい上ライフ! 「ハピズム」をご覧のみなさん、今回も本題に入る前にちょっと聞いていただきたいことがあるのよ。こうして「ハピズム」さんで連載をスタートさせていただいてから、早3カ月余り。おかげ様で多くの方々に読んでいただけているみたいで、身近な人からも「読みました」と言ってもらえる機会が増えてきて、もうありがたい気持ちでいっぱい。いっぱいなんだけど、ちょっと気になる点もあって、なぜだか結構な割合で「『ハピズム』のジャニーズの連載、読みました」って言われるのよ。

 確かにこれまで“お布施したい神様候補”として、1回目に堂本剛様、3回目に山下智久様を取り上げさせていただいたけど、2回目ではベッキー様について書かせていただいたの。それなのになんで「ジャニーズの連載」なんて言われるのかしら……と思って、「ハピズム」さんに編集していただいてる当連載のアーカイブ一覧を見たら、すぐに理由が判明したわ。ベッキー様の記事だけ、アーカイブから抜けてるのよ。まだ3回分しか配信されていないのに、この事態……これはもうアタシのことを“ジャニーズ弄り芸のオカマ”に仕立て上げようとしているとしか思えないわね! そんな「ハピズム」さんのファシズム独裁に屈しないためにも、今回の“神様候補”にはこの方を挙げさせていただきます。奇しくもアイドル時代にはベッキー様の所属事務所・サンミュージックプロダクションに在籍されていた、“AYU”こと浜崎あゆみ様。

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名物会社「フリップサイド」の倒産で表面化した、コンサートビジネスの行き詰まり

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 ここ5~6年の音楽業界では、CDの売上低下を補うように、コンサートビジネスが活発化している。中堅の歌手やバンドが、年2回のコンサートツアーを行うのは当たり前となり、コンサート会場で販売されるグッズも数多く企画・開発されてきた。しかし、チケットの売れ行きに異変が起きているという。あるイベント関係者が解説する。 「ここ1~2年で、チケットが瞬時に売れてしまう公演と、いつまでたっても売れない公演が二極化する傾向にあるんです。人気の夏フェスや、Mr.Children、AKB48などのチケットは熱心なファンでも入手困難な状況ですが、中堅バンドになると6~7割も売れればいいほうで、開催日間際のディスカウント販売も当たり前になってきています。そのため、人気公演をめぐって、コンサート企画会社やチケット販売会社が熾烈な争いを繰り広げています」  そんな中、音楽業界ではよく知られたコンサート企画・運営会社である「フリップサイド」が9月26日、二度目の資金ショートを起こして経営破綻したと報じられた。  メディアの報道では、松山千春や中島みゆきなどを手がけてきたと報じられたが、2000年以降の同社はDIR EN GREYなどのビジュアルバンドや、Jポップ関連の大型公演も積極的に手がけていたという。 「フリップサイドは豪腕で知られる高山昌芳社長の個性が前に出た会社で、スタッフはその意向に忠実に従っているという印象でした。大物バンドや歌手からの信頼も厚かったのですが、ここ数年で生じたイベンター(コンサート企画運営会社)の業態変化に順応できなかった部分もあるのでは」(レコード会社関係者)  近年に音楽業界で起きた変化とは、大手レコード会社や有力事務所によるコンサート企画とチケットの卸販売が一般化したことだという。 「エイベックスを筆頭に、多くのレコード会社がコンサートビジネスに進出し、従来のイベンターを制作会社として起用するようになりました。この場合、チケットの売れ行きにかかわらず制作料が入ってくるため、安全なビジネスではあるのですが、大きな利幅は望めません。また制作請負だけでは、大きなコンサートを企画するための資金も稼げない。フリップサイドはあくまでもコンサート企画にこだわり、“下請け”をほとんどやらなかったことが苦境につながったのではないか」(前出のイベント関係者)  一部の人気公演だけが“金のなる木”となっている現状の音楽業界。レコード会社をはじめとする有力プレイヤーには、有力公演を取り合ったり、囲い込んだりするだけでなく、有望な若手や中堅の発掘にも力を入れてもらいたいものだ。 (文=島未知也)
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「オリジナル・ラブ」田島貴男、山下達郎と夢の一夜……のはずが!?

オリジナル・ラブオフィシャルサイトより

 音楽生活40年、現在でもリリースやコンサート活動が途絶えることなく現役の山下達郎が、後輩アーティストに“NO”を突きつけていたという。

 山下の音楽活動スタートは、大貫妙子らと70年代に結成したバンド「シュガー・ベイブ」。活動期間は約3年ほどだったが、その影響力は果てしなく、90年代に流行した「渋谷系」にも継承されていった。

リブセンスは大丈夫か? 史上最年少上場社長たちのたどった苦悩

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 馬主、カジノで数億…AKBの仕掛け人たちのハンパない裏の顔? 自衛隊、SNSでの防衛機密情報ダダ漏れが止まらない!? “無法国家”中国、汚点隠しに尖閣騒動を起こした!? ■特にオススメ記事はこちら! リブセンスは大丈夫か? 史上最年少上場社長たちのたどった苦悩 - Business Journal(9月30日)
『リブセンス』(日経BP社/上阪徹)
 9月7日、東証は求人情報サービスのリブセンス(6054)を、10月1日にマザーズから市場変更すると発表した。その後の報道によると、変更先は第1部になるという。  リブセンス社長の村上太一氏は現在25歳。昨年12月7日に25歳1カ月で株式新規上場を果たし、インターネット広告代理業のアドウェイズ(2489)の岡村陽久社長が持っていた26歳2カ月の最年少記録を更新したが、東証1部でも100円ショップのキャンドゥ(2698)の城戸一弥社長(27歳)を抜き、現職で最年少の社長になる。 「上場企業の最年少社長」といっても、20代の若さで社長職を受け継いだ経営者は過去にもいる。任天堂(7974)の山内溥相談役は、未上場時だが1949年に22歳で3代目の社長の座に就いており、64年に急死した堤康次郎氏の後任として、堤義明氏が国土計画(後のコクド)、西武鉄道の社長に就任したのは29歳の時である。現職では富士急行(9010)の堀内光一郎社長が89年6月に27歳で4代目の社長に就任しており、現在27歳のキャンドゥの城戸社長は2代目である。  だが、後継者ではなく自ら会社を創業した社長で、株式を上場させた時、それまでの最年少記録を書き換えた者は、最近25年間で以下の7人しかいない。  ・電話機の販売から通信事業に進出した新日本工販(現・フォーバル/8275)の大久保秀夫氏(現会長)  ・パソコン雑誌の出版社から出発したアスキー(消滅し、アスキー・メディアワークスが継承)の西和彦氏(退任)  ・全国で携帯電話ショップを運営する光通信(9435)の重田康光氏(現会長兼CEO)  ・インターネット広告とブログ運営を主力事業とするサイバーエージェント(4751)の藤田晋社長  ・ホスティング(レンタルサーバー)の事業を手がけていたクレイフィッシュ(現・e-まちタウン/4747)の松島庸氏(退任)  ・アドウェイズの岡村陽久社長  ・リブセンスの村上太一社長 史上最年少になれなかった孫正義、堀江貴文  この7人は全員、濃淡の差はあるが通信・IT業界に関わっている。彼らの周辺には、94年7月にソフトバンク(9984)が店頭登録市場に上場したとき36歳11カ月で、アスキーの西和彦氏に3歳及ばず最年少になれなかった孫正義氏、00年4月にライブドアが東証マザーズに上場した時は27歳6カ月で、クレイフィッシュの松島庸氏に1歳2カ月及ばず最年少になれなかった堀江貴文氏らがいる。  孫氏や堀江氏を加えて、『史記』など中国の歴史書のように各経営者の「列伝」を並べれば、それだけで通信・IT企業の経営者が若く、熱かった時代がよみがえる「激動の通信・IT業界25年史」が編さんできそうだ。  その中身は、アスキーの経営幹部の終わりなき暗闘がつづられた「西和彦伝」、ITベンチャーのきら星が興亡する「藤田晋伝」もかなり面白そうだが、その中で最もドラマチックなのはクレイフィッシュの「松島庸伝」と言っていいだろう。  株式上場最年少社長のその後はおおむね、苦労はしても経営破たんして行方不明になるような最悪の結末は迎えていない。  フォーバル(旧・新日本工販)の大久保氏は、10年に社長職を退いた後は「大久保秀夫塾」を主宰して経営者や起業家の育成に力を注いでいる。アスキーは消滅したが、創業者の西氏は現在、複数の大学で教鞭をとるなど主に教育者として活躍している。光通信は一時経営危機に陥ったが、03年に会長になった重田氏は自ら私財100億円を投じるなどして約3年で再建を果たし、現在も経営の第一線に立つ。サイバーエージェントの藤田氏は今やIT業界の重鎮として多くの若手経営者から尊敬を集める存在だ。  だが、その藤田晋氏や堀江貴文氏とともに、一時「若手IT起業家の三羽ガラス」と呼ばれ、史上最年少でマザーズ、NASDAQ同時上場という日本初の離れ業を演じたクレイフィッシュの松島庸氏はというと、その後は苦難の道を歩んだ末、わずか1 年2カ月後に会社を追われている。その後は上海や香港に渡って投資事業を手がけたり、07年に逮捕者が出た「梁山泊事件」のからみで名前が取り沙汰されたりしたが、通信・IT業界の表舞台からは姿を消して久しい。 元クレイフィッシュ・松島庸氏の悲劇  会社設立から追放されるまでの一部始終は、『追われ者-こうしてボクは上場企業社長の座を追い落とされた』(東洋経済新報社)という自著にくわしく書かれている。  日米ダブル上場で時価総額約1兆円、個人資産約2000億円を手にした直後、クレイフィッシュの最大のスポンサーで営業委託先の光通信に「寝かせ」と呼ばれる大量の架空契約が発覚する。兜町で「光通信ファミリー」を意味する「ヒカリモノ」と呼ばれたクレイフィッシュの株価は、光通信株と一蓮托生的にピークの5000万円から35万円まで大暴落した。松島氏は光通信との業務提携を解除するが、光通信は株価暴落で生じた約1000億円の負債の穴を埋めようとクレイフィッシュの虎の子の資金を横取りする謀略に出て、松島氏は必死で抵抗するものの、結局、村上ファンドを味方につけた光通信の退任要求と幹部の裏切りにより、会社を追われてしまった。 複雑な感情と友情  この本からは、株式上場最年少社長の先輩にあたる光通信の重田康光社長(当時)に対する「恩人だが、今は敵」「憎んでも憎みきれないけれど、縁を切るのは寂しい」といった、実に複雑な感情が読み取れる。    重田氏のことを「何を言ったところで、この人が動くのは、金と株だけだ」と言ったかと思えば、本のあとがきでは重田氏から届いた「今回の件は残念だった。君に才能はある。頑張れ」という手紙に心動かされ、「将来、私が再生できて世間も認めてくれたときには『私が育つきっかけを与えてくれてありがとう』と言えるようになるのかもしれない」とまで言っている。何でも敵と味方に分けたがり、白黒をつけたがり、勝ち負けにこだわる昨今の風潮からすると、むしろ新鮮に見えてくる。  退任後、生活費にも事欠くようになった松島氏を見かねて、自分たちのおごりで東京・赤坂の高級レストランで「残念会」を開いたのが、松島氏と共に株式上場最年少社長のタイトルを重田氏から奪取した藤田晋氏と、堀江貴文氏だった。「三羽ガラス」が揃った席上、堀江氏はこう言ってなぐさめたという。 「これで自由になれるじゃないか」 「アンファン・テリブル」が、元気のないニッポンを活性化するか?  そんな、まるで映画のような話から10年以上が過ぎて、才能とマネーが交錯して個性派がひしめいたITバブルは遠い昔の物語になった。当時、まだ中学生だったリブセンスの村上太一氏が株式上場最年少社長の記録を書き換えたが、この先も、時の流れと共に世代はどんどん移り変わっていく。  今は、株式会社は資本金1円でも設立できる。もしどこかの子どもが「会社をつくって社長になりたい」と言い出した時、正式には何歳以上であればなれるのか?    会社法では、保護者の承諾書さえあれば未成年であっても取締役にも社長にもなることができ、年齢の下限はない。「15歳以上」と言っている人がいるが、それは法務局が法人登記の際、代表権を持つ人全員の印鑑証明を要求しているからで、市区町村役場では15歳未満の印鑑登録を受け付けていないため印鑑証明が取れないという理由による。15歳未満は代表取締役社長はダメだが、代表権なしの取締役社長であれば問題はない。  昨年7月、カードゲーム開発のベンチャー企業・ケミストリー・クエストが神奈川県相模原市に設立され、当時12歳の小学6年生が「取締役社長」として登記されて「小学生の社長が誕生!」と話題になったが、その代表取締役は父親が務めている。もし、この会社が7年以内に上場すれば、未成年の上場企業社長が誕生する。  極端に言えば、話題づくりのために書類上、赤ちゃんを社長に就任させて、映画『ラストエンペラー』の主人公で清朝最後の皇帝、宣統帝(溥儀)即位「2歳10カ月」を破らせるのも、法的に不可能ではない。  それでも、上場を目指すには社長が代表権を持っていないと何かと不都合だというのなら、印鑑登録ができる15歳になるのを待って設立すればいい。設立から上場までの最短記録は00年9月にナスダック・ジャパン(現・ヘラクレス)に上場したまぐクリック(現・GMOアドパートナーズ/4784)の364日なので、15歳の誕生日に会社を設立すれば、15歳11カ月で創業社長の上場最年少記録を更新するのも、決して夢ではない。  そんな「アンファン・テリブル(恐るべき子どもたち)」によるベンチャーがどんどん出てきて、大人たちに元気がないニッポンのビジネス界をかき回して、活性化してほしいものだ。  だが、くれぐれも、カネの亡者のような大人、卑怯な謀略が大好きな大人のマネをしないように。そして、そんな大人にだまされないように。 (文=寺尾淳/フィナンシャル・プランナー) ■おすすめ記事 馬主、カジノで数億…AKBの仕掛け人たちのハンパない裏の顔? 自衛隊、SNSでの防衛機密情報ダダ漏れが止まらない!? “無法国家”中国、汚点隠しに尖閣騒動を起こした!? 回転寿司業界は音響メーカー「オーディオテクニカ」が支える!? リブセンス、スピード上場のお手本は、田中角栄のバラまき政治?