8月1日、「インディペンデント」紙のオリンピック特別版に、「セントラル・ロンドンはガラガラ」という見出しが躍った。 輸送を担当するボランティア・スタッフに、記事について感想を聞くと、「大げさなんだよ。メディアが大げさなのは、君自身がよくわかってるだろ?」と肩をポンと叩かれてしまった。 いつものロンドンの表情を知らないので即断は出来ないが、たしかに中心部では地下鉄やお店も空いている。記事によれば、中心部コベントガーデンの「ポーターズ」というレストランは、11年の7月27日におよそ4000ポンドの売り上げがあったが、1年後の同じ日の売り上げはわずかに1600ポンド。実に60%の落ち込みだ。 そのかわり、オリンピックのメイン会場となっているロンドン東側のストラットフォードは、新しいショッピングモールも併設されて、大繁盛。地下鉄なども東京並みの満員電車だ。 町のにぎわいが東側に移動しているのだが、ロンドン総体で見ると、海外からの観光客の数は減っているという。インディペンデント紙によれば、毎年、この夏の時期には海外から30万人の観光客が訪れるというが、オリンピックを目当てに訪れる人は10万人。観光市場が大幅に細っている。オリンピックは景気を上向かせる魔法の杖とはならなかった。 ただし、各会場の雰囲気は素晴らしい。卓球、柔道会場はほぼ満員。キャパシティが小さいこともあるが、試合の流れに一喜一憂し、観客が試合と一緒に呼吸しているのが伝わってくる。これは北京大会ではなかなか見られなかったものだ。 スポーツに対する理解度が高いのだと思う。 それでも人気競技に空席が目立つのは、チケットの価格設定に問題があったのではないか。陸上はまだチケットが余っているというニュースが流れているし、競泳の決勝でさえ、空席があった。競泳はもっとも高い席が日本円にして5万円を超えており、とても気軽に手を出せる値段ではない。 観客席に学生の姿が少ないのも、少しだけ気になる。その昔、1964年の東京オリンピックの時には、東京近郊では学校単位で競技を見学しにいったという話も聞く。いま、50代、60代の人たちにスポーツファンが多いのも、そうした記憶があるから、と思ったりもする。 オリンピックの計画、そして運営はその国の将来に大きな影響を及ぼしていく。 2020年のオリンピック、東京がどんな計画を練っていくのか気になるところだが、「日本らしさ」や「東京らしさ」を突き詰めていくことがとても重要になる。 (文=生島淳) ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) ユニクロが就職したい会社ランキングに入ってこないワケ ハウステンボスが公海上でカジノ営業を開始 ボロ物件で元本割れ、売却もできない…悪徳不動産業者の手口 放射性物質対策万全、コストコ生協の賢い“レジャー的”活用術 短寿命・低価格で凋落したパナソニックとソニーは復活なるか? グループリーグ突破の五輪代表に吹く追い風を分析 “帝王”勝栄二郎財務次官が、強靭な為替介入シフトをしく理由五輪の旗が飾られたロンドン市街。(「ウィキペディア」より)
月別アーカイブ: 2012年8月
ヤワラが金を獲ったあの夏。ビール片手に『柔道部物語』……あの頃の私

(C)安彦麻理絵
巷では、オリンピックが始まっている。が、いまひとつ、なんだかピンとこない。気がつけば始まってた、という感じ。「え? もうそんな時期??」みたいな。私だけがそうなんだろうか、と思ったりもしたが、そうじゃなくて、なんとなく世の中みんな「うそ!? もうオリンピック!?」って思ってるような気がする。そのくらい、なんだか今ひとつ盛り上がりに欠けてると思う。これがもし「東京でオリンピック」なんてことになってたら、一体どうなってたんだろう? お祭り騒ぎを装いつつも、なんだかみんなシラケてそうな気がする。
とはいえ、なんとなく見てしまった開会式。洗濯物を干しつつ、子どもらの世話に追われながらだったので、そこまでテレビにがぶり寄って見てたわけじゃないんだが。冒頭、ジェームズ・ボンドに扮したダニエル・クレイグ登場に、ナニゲにココロを奪われた。子どもらに、腹減っただの何だの、ギャアギャアせがまれながらも、ヘリからパラシュートで飛び降りるボンドを見て……「あああ……私もこんな人生を送りたかった……」と、自分の生き様に思いを馳せてしまった。それにつけても、ボンドだけではなくビートルズやらハリーポッターに、Mr.ビーンも登場だの、イギリスってナンダカンダと持ちネタの宝庫で感心した。音楽監督がアンダーワールドってのにもビックリしたし。ポール・マッカートニーの顔が、まるでオバちゃんみたいだったのにもビックリした。ところで、Mr.ビーンが出てきたんで、「じゃあもしかして、アブファブも出る!?」と期待したが、まぁ、当然出てきませんでした。
ブログは1年停止状態! リア・ディゾンは日本の芸能界に帰ってくる?

記憶の中のリアと若干顔が違うぞ!
2006年に来日し、グラビア界の黒船と呼ばれて一躍人気を博したリア・ディゾン。突然のデキ婚からスピード離婚、そして住居をニューヨークに移したところまでは公にされているが、唯一生存が確認できていたオフィシャルブログの更新が、停止してから1年が経過した。「ポイしないで」とファンに訴えた彼女は、現在どこで何をしているのだろうか。
日本国内の芸能プロダクションと契約を交わしたリアは、エキゾチックな顔立ちとおぼつかない日本語で懸命に話す仕草が話題となり、男性誌グラビアを席巻した。その後はバラエティ番組や女性誌にも登場し、念願の歌手活動を開始した翌07年には『NHK紅白歌合戦』に出場を果たした。
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グラドル滝川綾がバリでいけない恋に溺れちゃった!?

グラビアアイドルの滝川綾が6枚目のDVD『いけない恋』発売を記念して、東京・秋葉原でイベントを行った。







4月にバリで撮影されたという本作。バリ島はすでに4回目と、行きつけの店もあるほど。リラックスして撮影できたという。
「とにかく暑かったです。ビーチでの撮影はメイク直しが大変でした(笑)」
――どんな内容ですか?
「今までは甘えさせる内容が多かったと思うんですが、今回は甘えまくっています。ちょっと違った私が出ているかな? しかも、その中でこれまで以上の大人っぽさを出しています(笑)」
――では、その中でもいちばん見て欲しいシーンは?
「足ツボマッサージをされてのリアクションはすごいです。これは夜のリアクションに通じるものがあるという説もあります(笑)。あと、お風呂のシーンは光を合わせたり、すごく苦労してキレイに撮っていただいて......。お芝居もしているのでぜひ見て欲しいシーンですね」
――今日の水着もカラフルで、大人ですね。
「夏らしく原色で迫ってみました」
バラエティでも活躍中の綾ちゃん。当分は恋人も作らず仕事一本で頑張りたいと抱負を語っていた。

滝川綾オフィシャルブログ「綾のち晴れ」
http://ameblo.jp/ayahare/
愛されないのは服のせい! 「CLASSY.」のトンデモ発言は真実だった

「CLASSY.」2012年9月号(光文社)
独身女性向けファッション誌の中でも、ファッションと結婚・恋愛を真正面からリンクさせ、「私を選んでください!」と金切り声を上げる松野明美を連想させることでおなじみの「CLASSY.」。今までも「結婚できる服」「幸せになれる服」と読者のことを思って、かなり間違えた方向に進んでいた同誌ですが、今月号は「『恋から愛に変わる』服」だそうです。相変わらず、斬新かつあさっての方向に進む「CLASSY.」がもはや愛おしい。「CLASSY.」の「○○服」シリーズと、料理研究家・園山真希絵のレシピだけは、2012年の全世界のテクノロジーを駆使しても予想不可能。というわけで、今月号のレビューは「『恋から愛に変わる』服」だけを掘り下げてみたいと思います!
<トピック>
◎「万人受けアイテム」で出会いのチャンスを逃さない!
◎「お家デート服」で2人はもっと仲良くなれる
◎たまには着なきゃ! ギャップを作る「いい女」服
「主人公は自分と似ている」、ダメ男で素人童貞を演じる丸山隆平が告白
「TV LIFE Premium vol.2」(学研パブリッシング)の表紙と巻頭インタビューは、『24時間テレビ35「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)のメインパーソナリティーを務める嵐です。放送を前に5人が意気込みなどを語っています。今回の『24時間テレビ』は、嵐のバラエティー番組『嵐にしやがれ』(同)のスタッフが担当しているとのこと。『嵐にしやがれ』収録の合間に話し合いをしているそうです。気心知れたスタッフだからこそ生まれるチームワークのよさが期待できそうですね。
ほかにも今月号では、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔と北山宏光ら、現在放送中のドラマに出演しているジャニーズタレントのインタビューが満載。『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(テレビ朝日系)に主演している関ジャニ∞・丸山隆平のグラビアとインタビューもあります。演じているモテないダメ男・田西敏行のイメージとは180度異なり、グラビアではクールかつノーブルな雰囲気を漂わせている丸山。しかし、「田西敏行ってぶっ飛んだキャラですけど、どこか自分と似ているところも多いんですよね」と語ります。似ている点とは、「緊張すると、何かと体に支障をきたす」ところだそう。田西は緊張するとすぐおなかを下すのですが、丸山は赤面してしまうそう。確かに、バラエティ番組などでたまに真っ赤になっている丸山を見かけますが、カワイイですよね。
「握手券売ってる人たちとは別」矢沢永吉がAKB48を批判する深いワケ

『New Standard ~Blue Note Style
~』/GARURU RECORDS
近年になって媒体露出が増加している矢沢永吉が、取材時に「俺は握手券を売ってる人たちとは違う」という趣旨の発言をしているという。媒体によっては掲載不可の内容だが、7月26日付のスポーツニッポンでは、AKB48の名前こそ出さないものの「何枚買ったら手を握らせるとかあるのか知らないけど、もしあるなら一緒にしてほしくない。(中略)俺も100枚買ってくれたらアソコ握らしちゃうよ!」と、下ネタを交えつつ持論を展開していた。
2010年頃から、矢沢は「口パク」のアーティストを繰り返し批判していた。当時からネット上では、「口パク」批判も「AKB48批判か?」などと言われてきたが、ここへ来て「握手券」発言が飛び出したことから、AKB48に対する物言いであることは明確となった。歌手・ヤザワがAKB48に敵意を剥き出しにするのは、少々滑稽な気もするが、これは彼なりのプロモーションだと話すのはレコード会社関係者だ。
巨匠・コッポラ監督作からハロプロ初主演作まで 猛暑も吹っ飛ぶ、納涼映画3連発!

(C)Zoetrope Corp.2011
夏休み映画に欠かせない納涼ジャンルといえばもちろん、予想のつかない恐怖に肝を冷やしてゾクゾクするホラー映画。というわけで、今回は8月上旬に封切られるオススメのホラー新作3本を取り上げたい。
『遊星からの物体X ファーストコンタクト』(公開中)は、南極大陸の隔絶された基地で研究者らが遭遇する恐怖を描くSFホラー。南極の氷の中で太古の生命体が発見され、米国の考古生物学者ケイト(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)が調査のためにやって来た。氷漬けの状態で基地に運び込まれた生命体はその夜、氷から飛び出し、人間を襲い始める。その“物体”は、接触した相手の細胞を複製して人間になりすまし、突如恐ろしい姿に変形して新たな標的を攻撃。ケイトと隊員らは、誰が乗っ取られているのかすら分からず疑心暗鬼に陥り、絶望的な状況で敵との戦いを強いられる。
SF映画の古典『遊星よりの物体X』(51)を、ホラー界の巨匠ジョン・カーペンター監督がリメイクした『遊星からの物体X』(82)。その前日譚として製作されたのが本作だ。長編デビューとなるマティス・バン・ヘイニンゲン・Jr監督は、カーペンター版で後のホラー作品に大きな影響を与えた特殊メイクのインパクトを尊重しながら、最新のCG技術で異形のクリーチャーに変身する過程を衝撃的かつグロテスクに表現。寒々とした空間、孤立した環境で、仲間の中に潜む偽物を必死で探そうとする緊迫のシーンも、過去作の雰囲気を巧みに再現した。『ファイナル・デッドコースター』(06)の絶叫クイーンで世界に注目され、『ダイ・ハード4.0』(07)、『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(10)で演技の幅を広げてきたウィンステッドが、本作では知的な大人の魅力でヒロインに扮している。
フランシス・フォード・コッポラ監督の最新作『Virginia/ヴァージニア』(8月11日公開)は、『モルグ街の殺人』などで知られる19世紀の小説家エドガー・アラン・ポーをモチーフに描くホラー風味のゴシックミステリー。次回作に悩む小説家ホール(ヴァル・キルマー)がサイン会のために訪れた郊外の街では、身元不明の少女が胸に杭を打たれ殺されていた。保安官に殺人の謎解きと小説の共著を持ちかけられたホールは、夢の中で謎の少女ヴィー(エル・ファニング)とエドガー・アラン・ポーに導かれながら、現在と過去に街で起きた事件の秘密に迫っていく。
『ゴッドファーザー』3部作や『地獄の黙示録』(79)といった大作で有名なコッポラ監督だが、92年の『ドラキュラ』以来2度目のバンパイア物でもある本作は、インディペンデント作品に近いパーソナルな雰囲気が特徴。モノクロに近いダークブルーの色調で表現された月明かりの夜に、ファニングのイノセントではかない美しさが映える。ダコタ・ファニングの妹で、『SOMEWHERE』(10)、『SUPER 8 スーパーエイト』(11)、『幸せへのキセキ』(11)と話題作への出演が続く彼女が、霊的な役どころで新境地を開いている点も見どころだ。
邦画ホラーの注目は、ハロー!プロジェクトの人気アイドルグループ、スマイレージが主演する『怪談新耳袋 異形』(8月11日公開)。新人アイドルのシオリ(和田彩花)がグラビア撮影で訪れた山奥の旅館で女の霊に襲われる「おさよ」、アイリ(竹内朱莉)とハルカ(勝田里奈)の姉妹が自宅で真っ赤な怪人に遭遇する「赤い人」、両親と部屋を替えたモモカ(福田花音)が古い三面鏡に映った謎の老婆に追いつめられる「部屋替え」と、これら3話の前日譚として、シオリのデビューを祝して廃墟に集まったミサキ(田村芽実)ら6人組が体験する恐怖を描く「和人形」の計4話で構成される。
メガホンをとったのは、『片腕マシンガール』(07)、『電人ザボーガー』(11)などの作品で海外でもカルト的な人気を誇る鬼才・井口昇監督。アイドルグループの初主演作ということで、監督本来の過激描写は控えつつも、じわじわ来る恐ろしさとシュールな笑いで観客を楽しませてくれる。
(文=映画.com編集スタッフ・高森郁哉)
『遊星からの物体X ファーストコンタクト』作品情報
<http://eiga.com/movie/56722/>
『Virginia ヴァージニア』作品情報
<http://eiga.com/movie/58243/>
『怪談新耳袋 異形』作品情報
<http://eiga.com/movie/57986/>
