
まさに落ち目。
毎年恒例の大手レコード会社・エイベックス主催の野外音楽イベント「a-nation」。今年は渋谷を舞台に10日間にわたって行われる都市型イべント「musicweek」と、東京と大阪のスタジアム会場で行われる「stadium fes.」という2つのスタイルに分けて開催されたが、26日、同イベントの最終公演が東京・味の素スタジアムで行われた。イベントを締めくくったのは、2年ぶりに大トリとして登場した浜崎あゆみ。長年エイベックスを支えてきた功労者の晴れの舞台である。昨年はトラブルで大トリを辞退した経緯があっただけに、関係者も“今年は、なんとしても大トリは浜崎を”と調整に奔走したという。
「浜崎は昨年、東方神起から分裂し、エイベックスと揉めて日本での活動ができなくなったJYJメンバーの兄とデュエット曲を歌うつもりだったが、残ったほうの東方神起からクレームが入った。これに浜崎がヘソを曲げ、東方神起が大トリを務める異常事態に。今年はこうした因縁も考慮して、同会場の25日の公演のトリに東方神起、26日のトリ&イベントの大トリを浜崎が務めることになった」(レコード会社関係者)
浜崎は赤いミニワンピにハイブーツを合わせた情熱的なコーディネートで登場し、ヒット曲「evolution」「BLUE BIRD」、音楽プロデューサーの小室哲哉作曲の新曲「You & Me」などを披露。ステージ中盤では花柄の浴衣に着替えてトロッコで会場を一周し、最後は浴衣からピンクのヒョウ柄チューブトップにデニムショーパンを合わせたコーディネートに着替え、「July 1st」を歌い上げたという。
だが、この浜崎の出番で、驚くべき光景が目撃されたというのだ。
「浜崎の前は人気K-POPグループのBIGBANGだったが、同グループのステージが終わると大勢の観客が帰り支度を始めた。浜崎のステージが始まり、場内には高々と浜崎の歌声が鳴り響いているにもかかわらず、帰ろうとする観客が各出口に殺到。どこの出口にも人だかりができてしまった。会場の最寄りは私鉄の小さな駅で、終了まで待っていたら駅のホームに人が入り切らなくなってしまうので、必然的に浜崎の熱狂的なファン以外は家路を急ぐことになったのだが、徐々に人が減っていく地獄絵図の客席を見ながらパフォーマンスする浜崎は気分がいいはずがない。ちなみに、同公演の中盤に登場したTRFやEvery Little Thingのステージは観客が席を立つこともなく、異様に盛り上がっていた」(ライブ会場にいたテレビ関係者)
今月発売された浜崎のベストアルバム『A SUMMER BEST』(avex trax)は、TOKIO長瀬との破局エピソードまで披露してプロモーションしたものの、オリコン・アルバムランキング初登場2位で、これまでの売り上げは11万枚程度。そろそろ「a-nation」の大トリを、ほかのアーティストに“禅譲”したほうがよさそうだが……。
月別アーカイブ: 2012年8月
嵐・大野智、お気に入りのアノ子を「オヤジの方が気に入ってしまい」里子に?

動物担当は相葉さん一人で十分よ~
4月クールで放送され、月9では異例の本格ミステリが話題となった、嵐・大野智主演の連続ドラマ『鍵のかかった部屋』(フジテレビ系)。大野が演じたのは警備会社に勤める防犯オタクで、鍵のことになると専門用語を駆使して早口でまくし立てる……という役どころ。SMAP・中居正広主演の『ATARU』(TBS系)と競り合った結果、同クールで平均視聴率1位(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得するなど、『怪物くん』(日本テレビ系)に続いて新境地を開拓した格好だ。
もともとアーティスト肌で凝り性の大野。撮影中も、ドラマ内で使われた密室を再現したミニチュア模型や変わった錠前など小道具にも興味津々で見入っていたそう。そんな中、あまりに気に入りすぎて持ち帰ってしまったのが、アゴヒゲトカゲの「カーギー」。小道具ではないのだが、4話のロケ地で訪れたペットショップで大野が気に入り、“鍵部屋”チームの仲間入りを果たしたのだという。待ち時間も飽きずにカーギーを眺めていたという大野。ラジオ『ARASHI DISCOVERY』(FM横浜)で、「1時間くらい撮影して帰ってきたら同じ場所にいて、全然動かないの。何考えてるんだろうな~って思う」と語っていたが、その姿、誰かに似ているような……?
リクルートの1兆円上場で不安視されるイケイケ社長!?
「週刊東洋経済 8/25号」の大特集は『リクルートの正体』。9月以降、大型上場案件が次々と控えている。日本航空(JAL)の再上場は9月。西武HDも早ければ年内の再上場が見込まれる。さらに、ゆうちょ銀行やかんぽ生命、東日本高速道路、JR貨物といった旧公社系企業も株式上場する方向にある。 そんななか、2013年4月に“東証デビュー”を予想されているのがリクルートだ。リクルートは今年1月、10月1日付で持ち株会社に「リクルートホールディングス」への商号変更を発表。持ち株会社の下に求人、住宅、結婚、進学情報など、部門ごとの事業会社に分社化することになった。 さらに6月の株主総会では、4月に就任した峰岸真澄新社長が上場に言及、一気に現実味を帯びた。リクルート側は具体的な上場スケジュールを明らかにしていないが、中間決算が固まる10月中に東証へ上場申請し、13年2月に承認を得て、4月に上場というのが最速シナリオだ。 リクルートの上場時の時価総額は、会社計画によると13年3月期は営業収益(売上高)1兆200億円と4期ぶりの1兆円の大台で、時価総額は控えめに見積もっても8300億円程度となる。仮に1兆円だとすれば、サービス業ではオリエンタルランドやセコムを抜いて首位に躍り出る。 現在76歳の創業者・江副浩正氏が西新橋の森ビル屋上で創業したのが60年。バブル絶頂期の88年には、当時の政権をも大きく揺るがしたリクルート事件という転機も迎えたが、新規事業を生み出す文化は変わらず、ハングリーさと明晰さを兼ね備えた人材を輩出し続けて52年がたった。 ネット化やグローバル化とリクルートをとりまく環境は劇的に変化している。新社長が目指す5~6年後の目標は「人材でグローバル・ナンバーワン、販促(広告)でアジア・ナンバーワン」と、勢いはとまらない(「峰岸真澄社長 単独インタビュー 『株式上場で世界一を目指す』」) ただし、上場で問題になりそうなのが、社員のモティべーションの低下だ。実はリクルートの筆頭株主は、総発行株の13.8%を保有している社員持ち株会だ。時価総額が1兆円ならば1400億円が社員の資産となり、在職年数が長い社員であれば、保有株が評価額1億円を超えるケースも続出しそうだという。上場で社内に億万長者が出れば、従来のハングリーさがなくなるのではないか。株を持つ者と持たない者とで格差が生まれる懸念をOBは指摘する。 江副氏も特集インタビューに登場し、「株は若干持っている程度」と告白した上で「私がいたときも上場しようと思えばできましたが、社員持ち株会の保有比率が3割以上あったので踏み切りませんでした。同じように社員持ち株会が筆頭株主だったソニーは、上場後に株を売却して辞める社員が多かったと創業者の盛田昭夫氏から伺って、上場はできないと思いました」と語っている。 もう一つ気になるのは、新社長・長峰岸氏の経歴だ。裕福な美容院の息子として生まれた峰岸新社長は80年代、立教大学でイベントを企画するプロデュース研究会に所属し、幹事長として学園祭を復活させた。大学時代からの友人にUSENグループの宇野康秀氏がいる……と、どこかキーワード的に「渋谷で働く社長」的な浮かれた感じがいなめないのだ。 上場で得る資金で、世界に打って出ると宣言したリクルートだが、このイケイケ感はどこかバブル的だ。やはりリクルートの正体は今でもバブル的なのかもしれない。 2014年“ホテル戦争”再び 「週刊ダイヤモンド 8/25号」の特集は『日本のもう一度泊まりたい! ベストホテル』だ。ホテル業界がこの秋、期待しているのが、東京で10月12~14日に開催されるIMF(国際通貨基金)・世界銀行年次総会だ。この年次総会は「最大の国際会議」とされ、187の加盟国から財務省や中央銀行の首脳など公式参加者だけで1万人。民間企業の非公式参加者を含めて2万人が来日する見込みだという。東京国際フォーラム、帝国ホテル、ホテルオークラ東京で会議が行われ、20のホテルが政府要人の宿泊先として指定されているという。経済効果は200億円。この機会を活用して、日本のよさをアピールしようと各ホテルはさまざまな趣向をこらしているという。 今年もホテルは話題が盛りだくさんだ。5月17日には皇居を目の前にしたパレスホテル東京がリニューアルオープン。IMF・世界銀行年次総会の直前の10月3日には日本で唯一、建物そのものが重要文化財という東京ステーションホテルがリニューアルオープンする。 パレスホテル東京と東京ステーションホテルは老舗ホテルながら好対照な再開業となっているという。パレスホテル東京は「年内の結婚披露宴の予約がすでにほぼいっぱいの状態」で宴会が中心だ。一方の東京ステーションホテルは歴史や鉄道ファンという固定層の宿泊客が期待されているという。 また、90年代には憧れとされたラグジュアリー(高級)ホテルも激変している。まず、87年にセゾングループが日本初のラグジュアリーホテルとして開業したのが、ホテル西洋銀座だが、今年5月、現在の経営主体である東京テアトルの子会社がホテルの立つ敷地の売却を決断せざるをえなくなった。売却額は178億円でホテルは来年5月で閉鎖される。 そして90年代には94年開業のウェスティンホテル東京(目黒区三田)、95年のパークハイアット東京と並んで、“新御三家”とされたフォーシーズンズホテル椿山荘東京(92年開業)だが、今年をもって、カナダのフォーシーズンズホテルとのフランチャイズ契約を解消。運営する藤田観光は来年1月からはホテル椿山荘 東京としてリニューアルするという。なお、東京駅に近接する「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」はフォーシーズンズホテルの経営で、まったく別だ。 ラグジュアリーホテルは、再び“ホテル戦争”が始まりそうだ。05年に開業したマンダリンオリエンタル東京に続いて、07年にはザ・リッツ・カールトン東京、ザ・ペニンシュラ東京が開業し、高級ホテル戦争になった。それから7年後の14年からは、再び高級ホテルの開業ラッシュとなる。 まず、虎ノ門1丁目、再開発中のいわゆるマッカーサー道路をまたぐ形で森ビルが建設中の超高層複合タワーにはハイアットホテルズが、パークハイアットとグランドハイアットの中間ブランドにあたる「アンダーズ」ブランドの高級ホテルを日本初展開する予定だ。 また、大手町の旧富士銀行本店跡地にはアジアの超高級リゾートホテルとして知られるアマンリゾートが開業する見通しだ。 さらに京都では、14年に鴨川、二条大橋たもとの一等地にザ・リッツ・カールトン京都がオープンする。客室数136室、京都市内で最大級の広さを誇るラグジュアリーホテルとなる。同じく14年には京都・東山区の病院跡地にフォーシーズンズホテル京都も登場予定だ。 16年には紀尾井町の旧赤坂プリンスホテル跡地に建設される超高層ビルにはマリオットグループが開業予定。大手町東地区では三菱地所が温泉を施設に組み込んだ高級ホテルを開業させる計画があるという。 ……これだけ高級ホテルができても自分とはまったく関係がないというご同輩のためにビジネスホテルの話題も少々。現在ビジネスホテル各社は、ベッド(Bedroom)、朝食(Breakfast)、大浴場(Bathroom)、いわゆる「3B」と呼ばれる施設、サービスの向上に力を注いでいる。低価格ながら高品質の施設・サービスを提供するビジネスホテルが着実に増加しているのだ。 アパグループでは「APA頂上戦略」と称して、15年度までの5年間で50店舗を東京で出店するという、集中出店を行なっている。一方、店舗数245で高知県以外の全都道府県に展開している東横インは、シングルルームが平均12平米と狭めだが、幅140センチメートルのダブルベッドを採用しているという(なお念のため、東横インは東急インとはまったく別物だ。ここまで類似商号が拡大するケースも珍しいのではないか)。今後の注目は、JR西日本系列のヴィアインホテルだ。関西では名の通っていたホテルだが、11年11月に秋葉原、今年2月に新宿、3月に東銀座に相次いで出店し、これから全国区のブランドに成長していきそうだ。 (文=松井克明/CFP) ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 医療タブー!なぜ“寿命を縮める”抗がん剤は使われるのか? 勃発!ヤマダvsビックカメラ戦争行方のカギは読売と財務省!? 法改正で見えた与野党議員とサラ金業界の癒着 三菱商事に三井物産 急ブレーキがかかった総合商社の快進撃 宇多田ヒカルに村上春樹も! なぜDQNネームが批判される? 夏野剛「まだガラパゴス化はiモードのせいというか、愚か者」 喫煙・肥満は2倍も損!?しないための賢い保険加入テクニック(左)「週刊東洋経済 8/25号」 (右)「週刊ダイヤモンド 8/25号」
リクルートの1兆円上場で不安視されるイケイケ社長!?
「週刊東洋経済 8/25号」の大特集は『リクルートの正体』。9月以降、大型上場案件が次々と控えている。日本航空(JAL)の再上場は9月。西武HDも早ければ年内の再上場が見込まれる。さらに、ゆうちょ銀行やかんぽ生命、東日本高速道路、JR貨物といった旧公社系企業も株式上場する方向にある。 そんななか、2013年4月に“東証デビュー”を予想されているのがリクルートだ。リクルートは今年1月、10月1日付で持ち株会社に「リクルートホールディングス」への商号変更を発表。持ち株会社の下に求人、住宅、結婚、進学情報など、部門ごとの事業会社に分社化することになった。 さらに6月の株主総会では、4月に就任した峰岸真澄新社長が上場に言及、一気に現実味を帯びた。リクルート側は具体的な上場スケジュールを明らかにしていないが、中間決算が固まる10月中に東証へ上場申請し、13年2月に承認を得て、4月に上場というのが最速シナリオだ。 リクルートの上場時の時価総額は、会社計画によると13年3月期は営業収益(売上高)1兆200億円と4期ぶりの1兆円の大台で、時価総額は控えめに見積もっても8300億円程度となる。仮に1兆円だとすれば、サービス業ではオリエンタルランドやセコムを抜いて首位に躍り出る。 現在76歳の創業者・江副浩正氏が西新橋の森ビル屋上で創業したのが60年。バブル絶頂期の88年には、当時の政権をも大きく揺るがしたリクルート事件という転機も迎えたが、新規事業を生み出す文化は変わらず、ハングリーさと明晰さを兼ね備えた人材を輩出し続けて52年がたった。 ネット化やグローバル化とリクルートをとりまく環境は劇的に変化している。新社長が目指す5~6年後の目標は「人材でグローバル・ナンバーワン、販促(広告)でアジア・ナンバーワン」と、勢いはとまらない(「峰岸真澄社長 単独インタビュー 『株式上場で世界一を目指す』」) ただし、上場で問題になりそうなのが、社員のモティべーションの低下だ。実はリクルートの筆頭株主は、総発行株の13.8%を保有している社員持ち株会だ。時価総額が1兆円ならば1400億円が社員の資産となり、在職年数が長い社員であれば、保有株が評価額1億円を超えるケースも続出しそうだという。上場で社内に億万長者が出れば、従来のハングリーさがなくなるのではないか。株を持つ者と持たない者とで格差が生まれる懸念をOBは指摘する。 江副氏も特集インタビューに登場し、「株は若干持っている程度」と告白した上で「私がいたときも上場しようと思えばできましたが、社員持ち株会の保有比率が3割以上あったので踏み切りませんでした。同じように社員持ち株会が筆頭株主だったソニーは、上場後に株を売却して辞める社員が多かったと創業者の盛田昭夫氏から伺って、上場はできないと思いました」と語っている。 もう一つ気になるのは、新社長・長峰岸氏の経歴だ。裕福な美容院の息子として生まれた峰岸新社長は80年代、立教大学でイベントを企画するプロデュース研究会に所属し、幹事長として学園祭を復活させた。大学時代からの友人にUSENグループの宇野康秀氏がいる……と、どこかキーワード的に「渋谷で働く社長」的な浮かれた感じがいなめないのだ。 上場で得る資金で、世界に打って出ると宣言したリクルートだが、このイケイケ感はどこかバブル的だ。やはりリクルートの正体は今でもバブル的なのかもしれない。 2014年“ホテル戦争”再び 「週刊ダイヤモンド 8/25号」の特集は『日本のもう一度泊まりたい! ベストホテル』だ。ホテル業界がこの秋、期待しているのが、東京で10月12~14日に開催されるIMF(国際通貨基金)・世界銀行年次総会だ。この年次総会は「最大の国際会議」とされ、187の加盟国から財務省や中央銀行の首脳など公式参加者だけで1万人。民間企業の非公式参加者を含めて2万人が来日する見込みだという。東京国際フォーラム、帝国ホテル、ホテルオークラ東京で会議が行われ、20のホテルが政府要人の宿泊先として指定されているという。経済効果は200億円。この機会を活用して、日本のよさをアピールしようと各ホテルはさまざまな趣向をこらしているという。 今年もホテルは話題が盛りだくさんだ。5月17日には皇居を目の前にしたパレスホテル東京がリニューアルオープン。IMF・世界銀行年次総会の直前の10月3日には日本で唯一、建物そのものが重要文化財という東京ステーションホテルがリニューアルオープンする。 パレスホテル東京と東京ステーションホテルは老舗ホテルながら好対照な再開業となっているという。パレスホテル東京は「年内の結婚披露宴の予約がすでにほぼいっぱいの状態」で宴会が中心だ。一方の東京ステーションホテルは歴史や鉄道ファンという固定層の宿泊客が期待されているという。 また、90年代には憧れとされたラグジュアリー(高級)ホテルも激変している。まず、87年にセゾングループが日本初のラグジュアリーホテルとして開業したのが、ホテル西洋銀座だが、今年5月、現在の経営主体である東京テアトルの子会社がホテルの立つ敷地の売却を決断せざるをえなくなった。売却額は178億円でホテルは来年5月で閉鎖される。 そして90年代には94年開業のウェスティンホテル東京(目黒区三田)、95年のパークハイアット東京と並んで、“新御三家”とされたフォーシーズンズホテル椿山荘東京(92年開業)だが、今年をもって、カナダのフォーシーズンズホテルとのフランチャイズ契約を解消。運営する藤田観光は来年1月からはホテル椿山荘 東京としてリニューアルするという。なお、東京駅に近接する「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」はフォーシーズンズホテルの経営で、まったく別だ。 ラグジュアリーホテルは、再び“ホテル戦争”が始まりそうだ。05年に開業したマンダリンオリエンタル東京に続いて、07年にはザ・リッツ・カールトン東京、ザ・ペニンシュラ東京が開業し、高級ホテル戦争になった。それから7年後の14年からは、再び高級ホテルの開業ラッシュとなる。 まず、虎ノ門1丁目、再開発中のいわゆるマッカーサー道路をまたぐ形で森ビルが建設中の超高層複合タワーにはハイアットホテルズが、パークハイアットとグランドハイアットの中間ブランドにあたる「アンダーズ」ブランドの高級ホテルを日本初展開する予定だ。 また、大手町の旧富士銀行本店跡地にはアジアの超高級リゾートホテルとして知られるアマンリゾートが開業する見通しだ。 さらに京都では、14年に鴨川、二条大橋たもとの一等地にザ・リッツ・カールトン京都がオープンする。客室数136室、京都市内で最大級の広さを誇るラグジュアリーホテルとなる。同じく14年には京都・東山区の病院跡地にフォーシーズンズホテル京都も登場予定だ。 16年には紀尾井町の旧赤坂プリンスホテル跡地に建設される超高層ビルにはマリオットグループが開業予定。大手町東地区では三菱地所が温泉を施設に組み込んだ高級ホテルを開業させる計画があるという。 ……これだけ高級ホテルができても自分とはまったく関係がないというご同輩のためにビジネスホテルの話題も少々。現在ビジネスホテル各社は、ベッド(Bedroom)、朝食(Breakfast)、大浴場(Bathroom)、いわゆる「3B」と呼ばれる施設、サービスの向上に力を注いでいる。低価格ながら高品質の施設・サービスを提供するビジネスホテルが着実に増加しているのだ。 アパグループでは「APA頂上戦略」と称して、15年度までの5年間で50店舗を東京で出店するという、集中出店を行なっている。一方、店舗数245で高知県以外の全都道府県に展開している東横インは、シングルルームが平均12平米と狭めだが、幅140センチメートルのダブルベッドを採用しているという(なお念のため、東横インは東急インとはまったく別物だ。ここまで類似商号が拡大するケースも珍しいのではないか)。今後の注目は、JR西日本系列のヴィアインホテルだ。関西では名の通っていたホテルだが、11年11月に秋葉原、今年2月に新宿、3月に東銀座に相次いで出店し、これから全国区のブランドに成長していきそうだ。 (文=松井克明/CFP) ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 医療タブー!なぜ“寿命を縮める”抗がん剤は使われるのか? 勃発!ヤマダvsビックカメラ戦争行方のカギは読売と財務省!? 法改正で見えた与野党議員とサラ金業界の癒着 三菱商事に三井物産 急ブレーキがかかった総合商社の快進撃 宇多田ヒカルに村上春樹も! なぜDQNネームが批判される? 夏野剛「まだガラパゴス化はiモードのせいというか、愚か者」 喫煙・肥満は2倍も損!?しないための賢い保険加入テクニック(左)「週刊東洋経済 8/25号」 (右)「週刊ダイヤモンド 8/25号」
巻き舌一般人と好印象の芸能人夫婦……家族向け施設で出会うさまざまな人

(C)倉田真由美
夏ということもあり、最近は毎週末1泊で旅行へ出かけてます。この間は箱根の温泉旅館に1泊したんですが、箱根周辺の子どもの遊び場をネットで調べたら「箱根の森彫刻美術館」くらいしかない。なので、箱根に行く途中に何かないか調べてみたら、平塚駅の近くに「平塚総合公園」というミニ動物園があって遊具が充実してる公園を見つけたので、ここに寄ってみることにしました。
平塚駅の駅ビルで昼ごはんを食べようと思って歩いていると、5歳ぐらいの男の子と3歳ぐらいの女の子を連れた金髪でつり目のママが、突然「オラ! こっち来いって言ってんだろーが、ボケ!」と巻き舌で子どもに向かって怒鳴り始めた! 妻くらたまと「いまの聞いた? あり得ないだろ」と話してると、そのママは独り言で「チッ! くそガキが!」とブツブツと怒ってるじゃないですか! 怖すぎる! 怒られた子どもは2人とも下を向いて無言です。いつもこんな感じで怒られてるのだろうか。しかし、自分の子どもに向かって巻き舌で怒鳴ってる親は初めて見ました。まるでヤンキーのケンカですね。
「ぜひ“リトル・ヘンリー”に登場を!」米ポルノ会社がヘンリー王子に出演依頼

「オレのは、リトルなんて表現じゃ収まんないぜっ!」
英国王位継承順位第3位にあるヘンリー王子のロイヤルな全裸写真が流出し、1週間がたとうとしている。8月17日、休暇で訪れたラスベガスMGMグランドホテルのバーでナンパした女性たちをVIP用スイートルームに招き入れたヘンリー王子。旅の恥はかき捨てとばかりに、オールヌードでどんちゃん騒ぎを楽しんだのだが、その様子を撮影した2枚の写真が、21日、米芸能ゴシップサイト「TMZ」に掲載されてしまった。1枚はイチモツを両手で隠している姿、もう1枚は同じく全裸になっている女性に後ろから抱きついている姿で、行為の最中を写したのではという声も上がっている。写真には王子の横顔しか写っていないが、鼻や顎などのラインや背格好、ネックレスから本人であることは明らか。王室報道担当官も22日に「王子であることを否定しない」との声明を発表し、本人であることをあっさりと認めた。
拉致問題解決は間近!? 金正恩第一書記が日本政府へメッセージ?

「週刊現代」9月8日号
優秀作
「世界的スクープ! 金正恩『単独会見』4時間」(「週刊現代」9月8日号)
佳作
「領土に侵略者!『野田総理』尖閣に立つべし」(「週刊新潮」8月30日号)
佳作
「読売新聞『取材メモ誤送信』ネタ元警察官は自殺未遂していた!」(「週刊文春」8月30日号)
次点
「急進的反原発に染まりかけた元首相夫人『安倍昭恵』」(「週刊新潮」8月30日号)
夏バテのせいか、週刊誌にも疲れが見える。中でも連続スクープを連発してきた文春にその色が濃い。今週の売り物は「主犯格は大物女優の娘【いじめ】青学中等部『セレブ子女』」だが、文春らしくない記事である。
いじめ事件が起きたのは、今年の5月下旬だそうである。保護者の一人がこう語る。
「二年生のA子さんが、数人のいじめグループによって、校内のトイレに追い込まれた。加害生徒は同級生の女子四人と男子二人。女子四人は直接手を下さず、“実行犯”の男子生徒に、いじめの指示をしていたらしい。男子はトイレの個室に無理矢理入り込み、白無地のブラウスにスカート姿のA子さんの衣服を剥ぎ取り、その様子を携帯電話のカメラで撮影したのです」
A子はこのことを父親に話し、激怒した父親が学校に怒鳴り込んで事態が明るみに出てしまった。ここまではいいのだが、それから後がいけない。「首謀者の一人はB子。あの○○さん(大物女優の実名)の娘です」というのだが、この女優が誰なのかさっぱりわからない。
もちろん、それがわかれば生徒たちのプライバシーに関わるから、配慮したのはわからないでもないが、読んでいて面白くない。これなら大物女優の実名を出して、娘の素行はボカして書けなかったものだろうか。
今週も「原色美女図鑑」でAKB48をやっているのも文春らしくない。東京ドーム公演の公式ムックを取れたことがそんなにうれしいのかね。
今週はそのようなわけで、グランプリ該当作が見当たらないので、優秀作と佳作、次点を選んでみた。
次点になったのは新潮の安倍元首相の妻の記事。これは現代でもやっているが、新潮のほうが短くピリッとしていていい。
夫の安倍晋三元首相は橋下徹大阪市長から組まないかと誘われているそうで、ご機嫌がいいようだが、その妻アッキーこと昭恵夫人が、山口県知事選に出馬した反原発の旗手・飯田哲也環境エネルギー政策研究所長と親交があるというのだ。
彼女は新潮のインタビューで、彼の講演会に行って、原発システムの在り方について疑問を抱くようになったと答えている。上関原発の建設予定地の祝島で、島中が建設阻止の反対運動を続けているが、そこへも行ってきたという。さすがに行くときは亭主から反対されたようだが、押し切ったそうである。
彼女は大学院で学び直して修士課程を終えた。修士論文のテーマはミャンマーでの寺子屋教育で、お金がなくて学校に通えない子どもたちの支援も続けている。震災以降は自給自足の生活を目指して、無農薬稲作も手がけているそうだ。
ウルトラ保守の星・安倍元首相も原発推進、憲法改正なんて言っていると、小沢一郎のように、自立した妻から三行半を突き付けられないとも限らないぞ。
佳作の文春の記事は、今の大新聞のお粗末さを浮き彫りにしていて興味深い。
読売新聞西武本社社会部記者が、福岡県警の暴力団捜査について取材した内容を、他社の記者たちに誤送信していた“事件”は、なんともお粗末である。
そこには、県警の東署警部補が暴力団関係者から、捜査上の便宜を図った見返りに現金を受け取っていたという情報が書いてあった。記者は慌てて受信者全員にメールを送信して削除と情報が漏れないように依頼し、社会部長にも報告していた。だが、読売新聞は翌日、その取材メモの内容を元に朝刊一面トップに記事を掲載してしまうのだ。
「『取材源の秘匿』を大原則にすれば、あり得ない判断である」(文春)
他社もやむなく読売の記事の後追いを始め、取材源として県警警務部監察室のX警視の名が浮上してきた。そしてX警視は自殺を図った。幸い一命はとりとめたが、捜査中の情報を漏らしたという警察内部の非難の目に耐えられなかったのであろう。
取材源を守るというジャーナリストとして最低限度のことさえ、今の新聞は忘れかけているようだ。
竹島、尖閣諸島をめぐって緊張が増している。週刊誌を読んでいるといつ戦争が起きても不思議ではない雰囲気である。中でも、この手のものでは「老舗」の強みを発揮しているのが文春と新潮である。
新潮は、タイトルは「尖閣」だが、もちろん中国だけではなく韓国にも言及している。
両誌を読んで感じるのは、韓国に対して厳しい論調が目立つようだ。文春は李明博大統領の肉親や側近20人が逮捕されていて、彼が大統領の座を退けば50%の確率で逮捕されるのではないかとこき下ろしている。
私は不勉強だから、尖閣諸島と竹島をめぐってなぜこのように対立が深まるのかよく理解できなかったが、新潮がこの素朴な疑問に答えてくれているので、こちらを佳作とした。
先日の野田佳彦首相の記者会見でも同様のことが述べられていたが、ときの首相が国民に説明するのは珍しいことのようだ。
江戸時代から日本人は尖閣諸島を利用していた。最盛期には200人を超す定住者がおり、1895年に明治政府は「これらの島々が他国に属していないことを慎重に確かめた上で日本の領土として編入」(新潮)したのだが、1968年に尖閣諸島の近海に石油が埋蔵されている可能性が指摘され、71年になって中国と台湾が領有権を主張し始めたというのだ。
一方、竹島は1905年に「明治政府が、尖閣諸島と同様に、周辺諸国の占有がなされていないと判断した上で閣議決定により島根県に帰属する官有地として実効支配を始めた」(新潮)とある。
これを見ると、尖閣諸島はともかく竹島のほうは「日本固有の領土」とするにはやや根拠が弱い気がする。そのためか、韓国は李承晩大統領のときに「李承晩ライン」なる境界線を引いて韓国領土に組み入れ、以降警備兵を常駐させるなどして「実効支配」を続けている。
この中で、中国問題に詳しい平松茂雄は「近代社会では国際法に則った実効支配が問題」で、尖閣諸島は日本の領土にし、日本が実効支配しているから問題ないとしているが、「国際法に則っている」かは疑問視されるが、竹島は韓国が現在では「実効支配」しているのだから、ややこしいことになるようだ。
ロシアのメドベージェフが大統領だった2年前に北方領土を訪問した。行く前に中国の胡錦涛国家主席と会い、領土問題について支持し合うという連携ができたと解説するのは中西輝政京都大学名誉教授。韓国はそれを見ていて、李大統領が「今だ」と竹島に上陸したのだと読む。
竹島に李大統領が上陸したことも日本側の反発を招いたが、その後の、「(天皇は)韓国を訪問したがっているが、独立運動で亡くなった方々を訪ね、心から謝るなら来なさいと(日本側に)言った」発言は、私のような自称リベラル派でも怒り心頭であった。
いくら支持率が落ちているからとはいえ、言っていいことと悪いことをわきまえるべきであろう。中国はもちろんだが、韓国と日本の溝は長く深い。私が最初に韓国を訪れたのは40年ほど前になるが、そのとき向こうの政府高官が、秀吉と加藤清正の朝鮮出兵によって韓国の歴史的建造物や重要な文書が焼かれたことを、つい昨日の如く怒り、私に食って掛かってきたことを思い出す。事の本質は領土問題ではなく、日韓双方の国民の中に根強くある嫌悪の情であろう。
ちなみに文春の中の首都大学東京鄭大均教授の「韓国被害者アイデンティティには未来がない」を引用してみたい。
「ほぼすべての韓国人には日本に対する敵意や憎悪が自明で本質的な感情になるという準備のようなものがあって、それは彼らの韓国人としての体験と分かちがたく結びついている。
韓国で韓国人として生きるものは、日本に対する敵意や憎悪がその心や身体に思考や感情のパターンとして刷り込まれるという体験から自由ではいられない。韓国人はその社会化の過程で、国家との一体感のようなものを早くから学ぶと同時に、反日の刷り込みもおこなわれる。
韓国では小学生の子どもでも『独島(日本では竹島=筆者注)はわれらの地』などと本気でいうが、この本気は、テレビの公共広告が毎日流し続けている『独島』の風景につながり、また学校教育における歴史理解の正答に支持され、よく知られた歌の文句に共鳴し、さらには、よく知られた清涼飲料水であるとか、その他の商品の広告宣伝によっても刷り込まれている。(中略)
ある程度の条件、状況が整えば、韓国人は誰しもが反日を実践してしまう。ロンドン五輪でのサッカー選手の行動も、今回の李大統領の言動も、その事例のひとつと考えればよい。(中略)
かつて国交正常化(65年)以後の日韓関係について、韓国研究者の故・田中明氏は『逃げの姿勢でその場をしのいでいこうとする日本』と『そうした日本を逃がすまいと襟首を掴んで要求し糾弾する韓国』と表現した。もう半世紀も続くこの構図を変えることを、私は日韓関係の新しい正常化と考えたい」
長く続いてきた日韓の歴史を冷静に見つめ直し、鄭教授の言うように「この構図を変える」努力を双方が歩み寄ってしなければ、日韓の負の歴史遺産を孫子の代まで残すことになる。今の日本が中国や韓国と付き合わないで生きていけるはずはないのだから。
ところで、シリア北部アレッポで取材中に殺害された山本美香(45)さんの死について触れておきたい。紛争地域へ入るだけでも覚悟がいることなのに、そこで虐げられている弱者の側に立ってカメラを回し、レポートする勇気には頭が下がる。
新聞記者だった父親は「娘は私の背中を見てジャーナリストになったそうだが、もう追い抜いた」とテレビで語っていたが、その通りであろう。それは親としての父を超えたのではない。大新聞にいたジャーナリストの父親を超えたのである。
新聞やテレビの特派員は、赴任している地域に紛争が起きれば、その地からいち早く引き上げてしまう。福島第一原発が爆発を起こした後、南相馬市や飯舘村から日本人記者がいなくなってしまったと、マーティン・ファクラー『ニューヨーク・タイムズ』東京支局長が『「本当のこと」を伝えない日本の新聞』(双葉新書)で書いている。そして、その後の現地報告をするのはフリーのジャーナリストたちである。紛争地域でも福島の高線量の避難区域に入ってルポしたのも彼らであった。
山本さんの志や勇気を評価するのはもちろんだが、そこで終わらせてはいけないと思う。既成メディアの記者たちの勇気のなさやジャーナリスト魂の欠如が指弾されなければならないはずである。自分たちは安全なところにいて、フリーが命懸けでとってくる現場報告や映像を流すだけではジャーナリストを名乗る資格はない。
8月26日付の朝日新聞社説「シリアでの死──山本さんが伝えた危機」の中の末尾にこうある。
「極限の危機に置かれた人々が生きる場に入り、その現実を世界に伝える。ジャーナリズムの重い責務を改めてかみしめる」
自分たちは危険から遠い場所にいて、ジャーナリストはこうあらねばいけないなどと寝言をいうだけの典型的な悪文である。朝日には、死を覚悟して戦地を取材するフリージャーナリストに対して恥ずかしいと思う気持ちが欠如している。
さて、今週の優秀作は現代の金正恩単独会見である。TBSテレビではその模様を8月22日から流しているから、現代の独占ではない。
これは、1982年に北朝鮮に渡って寿司職人となり、その後「金正日ファミリーの専属料理人」を務めた後、日本へ戻った藤本健二(66)が、北朝鮮側の招待で7月21日から8月3日まで平壌に滞在したとき、金正恩第一書記と再会した話である。
始めは北朝鮮からの訪朝要請に驚いたようだ。彼は1989年に20歳年下の有名歌手と金正日将軍の仲人で結婚し、間もなく成人する娘がいるそうだ。幼かった金正恩とよく遊んであげたそうである。
だが、2001年に北朝鮮を出て以来、妻子とは離ればなれである。会いたい気持ちは強いが逡巡していたところ、金正恩第一書記が自筆の手紙をよこし、ようやく決断した。
11年ぶりに見る平壌は「見違えるようでした。人々の表情は明るいし、ファッションはオシャレになっているし、携帯電話をかけたりしている」(藤本)
通称「8番宴会場」と呼ばれる場所で金正恩第一書記と会った。彼は李雪主夫人を従えて待っていた。我を忘れて走り寄り金正恩に抱擁したとき、涙が止めどなく流れたという。その時の様子が写真に撮られている。叔父で金正恩の信頼を得ているといわれる張成沢党行政部長とも親しく挨拶した。
歓迎の宴会は高級ボルドーワインを呑みながら行われた。藤本が持ち込んだマグロを食べ、フカヒレやアワビのご馳走が並んだ。そんな中で、藤本は「正恩王子」に言いたかったことを手紙にしたため、通訳に代読してもらったというのだ。
彼は「拉致問題」という言葉は北朝鮮の幹部たちのプライドを傷つけるため使わなかったが、「正恩王子と再会できるこのチャンスに、拉致問題を早く解決し、日本と国交を結んでほしいとお願いしたのです」(藤本)
金正恩第一書記は肯きながら聞いていた。「私は、正恩王子がすぐに行動を取ることを確信しました」(藤本)。彼は2000年に元山(ウオンサン)の将軍の別荘へ行ったとき、横田めぐみさんらしき女性とバッタリ出会ったのだそうだ。
そうだとすると、横田さんは生きている可能性が十分にある。しかも現在29歳の金正恩には、日本人拉致問題に関してはなんら責任がない。拉致問題を「過去の問題」として精算し、日朝国交正常化を金正恩第一書記の手で成し遂げてほしいという思いからだというのだ。
確かに、藤本が金正恩に手渡した日本文の手紙には、「敬愛する金正恩将軍、お願いです。横田めぐみさんたちを日本に帰国させてあげてください。そうしていただければ、日本との国交正常化や日本から多額の資金を引き出す道も必ず開けると思います」とある。藤本は「正恩王子が、遠からず拉致問題を解決してくれると信じています」と語っている。
今回の彼の訪朝はTBSテレビでも放映されることが事前にわかっていたから、北朝鮮側がそれを利用しない手はないだろう。政治色のない寿司職人・藤本だし、金正恩とは顔なじみで妻子もいるから、入国させる理由はつく。
金正恩に見せる手紙は事前に北の了解を取っているのは間違いない。そうだとすると、藤本を通じた金正恩第一書記の日本政府へのメッセージだと考えてもいいのではないか。
4年ぶりに北朝鮮との政府間協議が8月29日から中国・北京で開催される。このタイミングで出された「朗報」は現実になりうるのかもしれない。そんな期待を抱かせる記事である。もしそうなったら、この記事はテレビと共に世界的なスクープに昇格することは間違いない。
(文=元木昌彦)

1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
童貞よ、これが女だ! 「シワ」「閉経」「バツ1再婚」40女の現実を暴く「美ST」

『美ST』2012年10月号(光文社)
「美ST」10月号の表紙は中山美穂です。表紙も中のグラビアも破顔一笑、目の周りの笑いじわがかなり目立って“クシャ山美穂”って感じになっています。それをあえて修正せずに掲載してしまうところが、女性誌用語で言うところの“自然体”ってことなんでしょうね。確かに、それをよしとする雑誌もあることでしょう。しかし、これまで“SST(「美ST」の造語でシミ・シワ・たるみのこと)”を目の敵にしてきた「美ST」がそれをやるか!? と驚きました。アレアレ、もしかして、なんだかありそうじゃなーい?
<トピック>
◎40代こそチャンス 「美・復活劇」はじまる!
◎賢い45歳は更年期を恐れない
◎検証「再婚する人は美しい」説を追う!
宇多田ヒカルに村上春樹も! なぜDQNネームが批判される?
瑠美衣(るびい)、希星(きらら)、亜夢(あむ)、果夢(かのん)、姫凛(ぷりん)、今鹿(なうしか)……。自分の子どもに外来語の当て字やアニメキャラのような名前をつけるDQNネームがこのところ、激しいバッシングにさらされている。 「子供をオモチャにしている」「いじめの原因になる」「そんな名前をつけられて年をとったら大変」、さらには「親の知的レベルを疑う」「社会階層の低い家庭の特徴」といった批判まで……。 有名人の間でも異論続出で、先月、宇多田ヒカルがTwitterで「最近日本では風変わりな名前の子供が多いらしいけど、絶対読めない名前とか、日本語っぽくない名前とか、ちょっとかわいそうだなと思う。親御さんたちは愛情をもって名付けたんだろうけど……」と批判的な態度を示したのに続いて、あの村上春樹までがDQN問題に言及した。 自分の子どもに「椰子」と名付けて「ココナッツ」と読ませたいという女性が「そういう名前のつけ方を他人から批判されるとむかつく」とネットに書きこんでいたことを、新刊エッセイ『サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3』で取り上げ、こんな違和感を表明したのだ。 「うーん、むかつくかむかつかないかで、そう簡単に世界を二分されちまってもなあ……という気はした」 ちなみに、村上は自作の小説『ねじまき鳥クロニクル』で、登場人物に“赤坂ナツメグ”“赤坂シナモン”という「ココナッツ」も真っ青な名前をつけているのだが……。 それにしても、DQNネームは、本当にここまで批判されなければいけない行為なのだろうか。 実は、子供に奇抜な名前をつけるという流行は今に始まったことではない。江戸時代の侍社会では誰も読めないような難解な漢字の名前をつけるのが流行った時期もあったし、近代以降も、知識階級の一部では外来語や外国人的名前の当て字をするケースがけっこうあった。 たとえば、明治の文豪・森鴎外は長女の茉莉(マリ)を筆頭に、杏奴(アンヌ)、於菟(オットー)、不律(フリッツ)と、留学したドイツの影響丸出しの名前をつけているし、大正期の思想家であり作家の大杉栄は、魔子にエマ、ルイズ、ネストルと名付け、そのアナキストぶりをいかんなく発揮した。また、歌人の与謝野晶子・鉄幹夫妻にいたっては、アウギュスト、エレンヌなんていう到底、日本人とは思えない名前をつけている。 昭和の知識人でも、ノーベル賞を受賞した物理学者の江崎玲於奈なんて、完全にDQNネームだし、作家の故・三浦朱門もその名前はダンテの研究者だった父親がキリスト教の聖人・シモンにちなんで当て字したものだ。大江健三郎も娘に菜採子(なつみこ)に桜麻(さくらお)というかなり難読な名前をつけている。 こうしてみてくると、DQNネームを教養の欠如や社会階層の低さと関係づける批判がまったく的外れであることもよくわかるだろう。実際、最近だってヤンキー家庭だけがDQNネームをつけているわけではない。芥川賞作家の島田雅彦の息子は弥勒(みろく)だし、東大卒の高田万由子と東京藝大中退の葉加瀬太郎の子女は、向日葵(ひまり)。内田春菊は、在波(アルファ)、紅多(ベータ)、紅甘(ガンマ)、出誕(デルタ)と、4兄弟の名前をギリシア語アルファベットで統一する徹底ぶりだ。また、元高知新聞の元論説委員長を父にもつ京大卒の書評家・大森望の本名は、未来(みくる)。DQNどころか二次元萌えネームの先取りである。 しかも、誰がDQNネームをつけているかという以前に、重要なのは、名前が時代によって簡単に変遷していくものであるという事実だ。昭和初期に一般的だった千代、ハル、キヨ、君枝、和子、節子なんていう名前は今では完全に絶滅しているし、逆に3、40年前なら「芸能人じゃあるまいし」と変わり者扱いされていた美羽、杏、真理、里奈、翔、海斗なんていう名前が、現在、命名ランキングで堂々と上位につけている。 だから、DQNネームを「いじめられる」「年をとったら大変」などと心配することもほとんど意味がない。すでに、心愛(ココア)なんていうDQNギリギリの名前が2011年の命名ランキング8位に入っているのだ。このままおたく文化が進み、彼らが親になれば、アニメのような名前がもっと増えて、日本人はDQNネームだらけになるだろう。 みんながDQNネームなら恥ずかしがる必要なんてないし、いじめられることもない。年をとっても何の問題もない。老人ホームでみんなが「瑠美衣(るびい)ちゃん」「琉絆空(るきあ)くん」と呼び合う。そんな時代がくるだけだ。 まあ、DQNネームは画数が多いから、老眼にはかなりこたえると思うけれど……。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) ソネットを完全子会社化したソニー 次のねらいはニフティ!? 銀行が勝手に解約できちゃう!?高金利で客を釣るコワ〜い預金 「貯蓄もできる保険」はトクじゃない!?運用に回すほうがマシ 夏野剛「まだガラパゴス化はiモードのせいというか、愚か者」 低額で、大量の動画がTV・PC・スマホで見放題「hulu」 喫煙・肥満は2倍も損!?しないための賢い保険加入テクニック 低額で、大量の動画がTV・PC・スマホで見放題「hulu」「Twitter宇多田ヒカルアカウント」より
「Myojo」60周年記念号はお祭り状態! 元SMAP・森且行の写真も掲載

写真は木村拓哉
今月号の「Myojo」(集英社)はなんと60周年記念号! 誌面もお祭り状態です。表紙は、同誌の表紙登場ランキング1位(2000年以降~)の嵐が登場です。表紙をめくってみると、1999年12月号の初登場から2011年2月号までの表紙25号分がズラリ。目で追っていくだけで、松本潤の眉毛が徐々に細くなっていく様や二宮和也のヘアカラーの変遷、大野智の肌が黒くなっていく過程、相葉雅紀が垢抜けていく様子、時折変な髪型になっている櫻井翔など、見どころがいっぱい! 松本が「スギちゃんがいる!」と話すユニークなファッションの00年5月号、ピンクのスクールジャケットがまぶしい01年5月号などインパクト大の表紙をお楽しみください。
今月号は大充実の4大付録も見逃せません。NYC、NEWS、KAT-TUNなどの厚紙高画質ピンナップ、Hey!Say!JUMP、Kis-My-Ft2らのジャンボピンナップ、Sexy Zoneのスペシャルシールに、アイドル60人「60周年おめでとう」カードが付いています。

