
『KARAコレクション』(ユニバーサル・シグマ)
竹島問題で揺れる日韓両国だが、日本でも人気のK-POPガールズグループKARAが、韓国で猛バッシングを受けている。23日、ソウルで行われた帰国会見で、報道陣から「竹島はどこの領土か?」と質問されたが、言葉を濁してしまったからだ。
この記者会見を受けて、韓国のニュースサイトでは「韓流を代表するグループだから、当然それに合った行動を取る責任がある」と批判。また、韓国の大手紙も「韓国のネットユーザーからひんしゅくを買っている」と報じた。
「韓国では日本で活躍した自国の芸能人が、“踏み絵”のように竹島問題について見解を求められます。ぺ・ヨンジュンや少女時代、キム・テヒらも『独島は韓国の領土』と公言していますし、ユンソナに至っては『歪曲された日本歴史教育に悩み苦しんだ』などと発言し、日本のファンのひんしゅくを買ったものです。自国の芸能人に反日的なスタンスを強要するのは国民性なのでしょうが、大人げないというしかないですね。だったら、日本へ出稼ぎに来なければいいのに、と思いますけどね」(K-POPに詳しい音楽ライター)
KARAもこうした韓国芸能人らの先例に倣うかと思われたが、彼女たちの現状を考えると、そうもいかない事情があるようだ。「現在のKARAの芸能活動は日本に軸足を置いていますからね」と前出の音楽ライターが語るように、母国での人気は少女時代らに完全に水をあけられ、いまや人気の源は日本であると言っていいほど。「日本での活動を考えると、露骨な反日発言はできないでしょう。そもそも韓国では、KARAは“親日”ではないか、という批判がかねてからありました」(同)というから、彼女たちも苦しいところだろう。
だが皮肉なことに、日頃はK-POPに辛辣な日本のネットユーザーの間で、KARAの株は急上昇。「KARAは大人の対応したね! 偉い!」「これはKARAがかわいそう。韓国の民度の低さがわかる」「KARAのファンになろうかな?」「KARAをいじめちゃいかん!」「やっぱKARAは親日だわ 大好き」などと、称賛や同情の書き込みが相次いでいる。
KARAは23日、韓国で5枚目のミニアルバム『PANDORA』を発表し、音源チャートでそれまで39日間、首位を独走していたPSYの『江南(カンナム)スタイル』を退け1位を獲得。母国での人気が再燃しそうな矢先だっただけに、今回の竹島問題は彼女たちにとって不運だったというしかないだろう。
日別アーカイブ: 2012年8月28日
小鼻が大きい人はエリート街道まっしぐら! 鼻の形でわかる出世運

出世できるかどうかは“鼻”にかかってる!?
出世して高い地位と高収入を得たい。それは、多くの人が願っていることでしょう。仕事をしている人ならば誰しも、自分が出世するのかどうか、上司や部下とどう付き合ったら、出世につながっていくのか、気になるはずです。そこで今回は、「鼻」の形に注目! 人相学的に鼻には、その人の理想の高さや、お金を稼ぐ能力の有無が表れ、出世できるかどうかがわかるからです。自分の、あるいは上司や部下の鼻の形をよく観察してみましょう。
■高い鼻の人……最強の出世運を持つ
鼻が高い人は、とても理想が高く、出世欲の強い人です。仕事では、現状に満足せず、常に上を目指してがんばるため、出世できる可能性は高いでしょう。あなたの上司が高い鼻の場合、指示されたことをこなすだけでは認めてもらえません。「こんな企画を考えてみたんですけれど、どうでしょうか?」と、仕事への意欲を全面に出すといいでしょう。「こいつは見どころがある」と思ってもらえ、高いポジションを与えられるかもしれません。また、あなたの部下が高い鼻だったら、重要な任務を与えましょう。実力よりも少し上の仕事をさせれば、自分を鍛え上げて、いずれあなたの強い力になってくれます。
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「歌っている最中に続々と観客が帰ってゆく……」a-nation大トリ・浜崎あゆみのステージが地獄絵図に

まさに落ち目。
毎年恒例の大手レコード会社・エイベックス主催の野外音楽イベント「a-nation」。今年は渋谷を舞台に10日間にわたって行われる都市型イべント「musicweek」と、東京と大阪のスタジアム会場で行われる「stadium fes.」という2つのスタイルに分けて開催されたが、26日、同イベントの最終公演が東京・味の素スタジアムで行われた。イベントを締めくくったのは、2年ぶりに大トリとして登場した浜崎あゆみ。長年エイベックスを支えてきた功労者の晴れの舞台である。昨年はトラブルで大トリを辞退した経緯があっただけに、関係者も“今年は、なんとしても大トリは浜崎を”と調整に奔走したという。
「浜崎は昨年、東方神起から分裂し、エイベックスと揉めて日本での活動ができなくなったJYJメンバーの兄とデュエット曲を歌うつもりだったが、残ったほうの東方神起からクレームが入った。これに浜崎がヘソを曲げ、東方神起が大トリを務める異常事態に。今年はこうした因縁も考慮して、同会場の25日の公演のトリに東方神起、26日のトリ&イベントの大トリを浜崎が務めることになった」(レコード会社関係者)
浜崎は赤いミニワンピにハイブーツを合わせた情熱的なコーディネートで登場し、ヒット曲「evolution」「BLUE BIRD」、音楽プロデューサーの小室哲哉作曲の新曲「You & Me」などを披露。ステージ中盤では花柄の浴衣に着替えてトロッコで会場を一周し、最後は浴衣からピンクのヒョウ柄チューブトップにデニムショーパンを合わせたコーディネートに着替え、「July 1st」を歌い上げたという。
だが、この浜崎の出番で、驚くべき光景が目撃されたというのだ。
「浜崎の前は人気K-POPグループのBIGBANGだったが、同グループのステージが終わると大勢の観客が帰り支度を始めた。浜崎のステージが始まり、場内には高々と浜崎の歌声が鳴り響いているにもかかわらず、帰ろうとする観客が各出口に殺到。どこの出口にも人だかりができてしまった。会場の最寄りは私鉄の小さな駅で、終了まで待っていたら駅のホームに人が入り切らなくなってしまうので、必然的に浜崎の熱狂的なファン以外は家路を急ぐことになったのだが、徐々に人が減っていく地獄絵図の客席を見ながらパフォーマンスする浜崎は気分がいいはずがない。ちなみに、同公演の中盤に登場したTRFやEvery Little Thingのステージは観客が席を立つこともなく、異様に盛り上がっていた」(ライブ会場にいたテレビ関係者)
今月発売された浜崎のベストアルバム『A SUMMER BEST』(avex trax)は、TOKIO長瀬との破局エピソードまで披露してプロモーションしたものの、オリコン・アルバムランキング初登場2位で、これまでの売り上げは11万枚程度。そろそろ「a-nation」の大トリを、ほかのアーティストに“禅譲”したほうがよさそうだが……。
嵐・大野智、お気に入りのアノ子を「オヤジの方が気に入ってしまい」里子に?

動物担当は相葉さん一人で十分よ~
4月クールで放送され、月9では異例の本格ミステリが話題となった、嵐・大野智主演の連続ドラマ『鍵のかかった部屋』(フジテレビ系)。大野が演じたのは警備会社に勤める防犯オタクで、鍵のことになると専門用語を駆使して早口でまくし立てる……という役どころ。SMAP・中居正広主演の『ATARU』(TBS系)と競り合った結果、同クールで平均視聴率1位(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得するなど、『怪物くん』(日本テレビ系)に続いて新境地を開拓した格好だ。
もともとアーティスト肌で凝り性の大野。撮影中も、ドラマ内で使われた密室を再現したミニチュア模型や変わった錠前など小道具にも興味津々で見入っていたそう。そんな中、あまりに気に入りすぎて持ち帰ってしまったのが、アゴヒゲトカゲの「カーギー」。小道具ではないのだが、4話のロケ地で訪れたペットショップで大野が気に入り、“鍵部屋”チームの仲間入りを果たしたのだという。待ち時間も飽きずにカーギーを眺めていたという大野。ラジオ『ARASHI DISCOVERY』(FM横浜)で、「1時間くらい撮影して帰ってきたら同じ場所にいて、全然動かないの。何考えてるんだろうな~って思う」と語っていたが、その姿、誰かに似ているような……?
リクルートの1兆円上場で不安視されるイケイケ社長!?
「週刊東洋経済 8/25号」の大特集は『リクルートの正体』。9月以降、大型上場案件が次々と控えている。日本航空(JAL)の再上場は9月。西武HDも早ければ年内の再上場が見込まれる。さらに、ゆうちょ銀行やかんぽ生命、東日本高速道路、JR貨物といった旧公社系企業も株式上場する方向にある。 そんななか、2013年4月に“東証デビュー”を予想されているのがリクルートだ。リクルートは今年1月、10月1日付で持ち株会社に「リクルートホールディングス」への商号変更を発表。持ち株会社の下に求人、住宅、結婚、進学情報など、部門ごとの事業会社に分社化することになった。 さらに6月の株主総会では、4月に就任した峰岸真澄新社長が上場に言及、一気に現実味を帯びた。リクルート側は具体的な上場スケジュールを明らかにしていないが、中間決算が固まる10月中に東証へ上場申請し、13年2月に承認を得て、4月に上場というのが最速シナリオだ。 リクルートの上場時の時価総額は、会社計画によると13年3月期は営業収益(売上高)1兆200億円と4期ぶりの1兆円の大台で、時価総額は控えめに見積もっても8300億円程度となる。仮に1兆円だとすれば、サービス業ではオリエンタルランドやセコムを抜いて首位に躍り出る。 現在76歳の創業者・江副浩正氏が西新橋の森ビル屋上で創業したのが60年。バブル絶頂期の88年には、当時の政権をも大きく揺るがしたリクルート事件という転機も迎えたが、新規事業を生み出す文化は変わらず、ハングリーさと明晰さを兼ね備えた人材を輩出し続けて52年がたった。 ネット化やグローバル化とリクルートをとりまく環境は劇的に変化している。新社長が目指す5~6年後の目標は「人材でグローバル・ナンバーワン、販促(広告)でアジア・ナンバーワン」と、勢いはとまらない(「峰岸真澄社長 単独インタビュー 『株式上場で世界一を目指す』」) ただし、上場で問題になりそうなのが、社員のモティべーションの低下だ。実はリクルートの筆頭株主は、総発行株の13.8%を保有している社員持ち株会だ。時価総額が1兆円ならば1400億円が社員の資産となり、在職年数が長い社員であれば、保有株が評価額1億円を超えるケースも続出しそうだという。上場で社内に億万長者が出れば、従来のハングリーさがなくなるのではないか。株を持つ者と持たない者とで格差が生まれる懸念をOBは指摘する。 江副氏も特集インタビューに登場し、「株は若干持っている程度」と告白した上で「私がいたときも上場しようと思えばできましたが、社員持ち株会の保有比率が3割以上あったので踏み切りませんでした。同じように社員持ち株会が筆頭株主だったソニーは、上場後に株を売却して辞める社員が多かったと創業者の盛田昭夫氏から伺って、上場はできないと思いました」と語っている。 もう一つ気になるのは、新社長・長峰岸氏の経歴だ。裕福な美容院の息子として生まれた峰岸新社長は80年代、立教大学でイベントを企画するプロデュース研究会に所属し、幹事長として学園祭を復活させた。大学時代からの友人にUSENグループの宇野康秀氏がいる……と、どこかキーワード的に「渋谷で働く社長」的な浮かれた感じがいなめないのだ。 上場で得る資金で、世界に打って出ると宣言したリクルートだが、このイケイケ感はどこかバブル的だ。やはりリクルートの正体は今でもバブル的なのかもしれない。 2014年“ホテル戦争”再び 「週刊ダイヤモンド 8/25号」の特集は『日本のもう一度泊まりたい! ベストホテル』だ。ホテル業界がこの秋、期待しているのが、東京で10月12~14日に開催されるIMF(国際通貨基金)・世界銀行年次総会だ。この年次総会は「最大の国際会議」とされ、187の加盟国から財務省や中央銀行の首脳など公式参加者だけで1万人。民間企業の非公式参加者を含めて2万人が来日する見込みだという。東京国際フォーラム、帝国ホテル、ホテルオークラ東京で会議が行われ、20のホテルが政府要人の宿泊先として指定されているという。経済効果は200億円。この機会を活用して、日本のよさをアピールしようと各ホテルはさまざまな趣向をこらしているという。 今年もホテルは話題が盛りだくさんだ。5月17日には皇居を目の前にしたパレスホテル東京がリニューアルオープン。IMF・世界銀行年次総会の直前の10月3日には日本で唯一、建物そのものが重要文化財という東京ステーションホテルがリニューアルオープンする。 パレスホテル東京と東京ステーションホテルは老舗ホテルながら好対照な再開業となっているという。パレスホテル東京は「年内の結婚披露宴の予約がすでにほぼいっぱいの状態」で宴会が中心だ。一方の東京ステーションホテルは歴史や鉄道ファンという固定層の宿泊客が期待されているという。 また、90年代には憧れとされたラグジュアリー(高級)ホテルも激変している。まず、87年にセゾングループが日本初のラグジュアリーホテルとして開業したのが、ホテル西洋銀座だが、今年5月、現在の経営主体である東京テアトルの子会社がホテルの立つ敷地の売却を決断せざるをえなくなった。売却額は178億円でホテルは来年5月で閉鎖される。 そして90年代には94年開業のウェスティンホテル東京(目黒区三田)、95年のパークハイアット東京と並んで、“新御三家”とされたフォーシーズンズホテル椿山荘東京(92年開業)だが、今年をもって、カナダのフォーシーズンズホテルとのフランチャイズ契約を解消。運営する藤田観光は来年1月からはホテル椿山荘 東京としてリニューアルするという。なお、東京駅に近接する「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」はフォーシーズンズホテルの経営で、まったく別だ。 ラグジュアリーホテルは、再び“ホテル戦争”が始まりそうだ。05年に開業したマンダリンオリエンタル東京に続いて、07年にはザ・リッツ・カールトン東京、ザ・ペニンシュラ東京が開業し、高級ホテル戦争になった。それから7年後の14年からは、再び高級ホテルの開業ラッシュとなる。 まず、虎ノ門1丁目、再開発中のいわゆるマッカーサー道路をまたぐ形で森ビルが建設中の超高層複合タワーにはハイアットホテルズが、パークハイアットとグランドハイアットの中間ブランドにあたる「アンダーズ」ブランドの高級ホテルを日本初展開する予定だ。 また、大手町の旧富士銀行本店跡地にはアジアの超高級リゾートホテルとして知られるアマンリゾートが開業する見通しだ。 さらに京都では、14年に鴨川、二条大橋たもとの一等地にザ・リッツ・カールトン京都がオープンする。客室数136室、京都市内で最大級の広さを誇るラグジュアリーホテルとなる。同じく14年には京都・東山区の病院跡地にフォーシーズンズホテル京都も登場予定だ。 16年には紀尾井町の旧赤坂プリンスホテル跡地に建設される超高層ビルにはマリオットグループが開業予定。大手町東地区では三菱地所が温泉を施設に組み込んだ高級ホテルを開業させる計画があるという。 ……これだけ高級ホテルができても自分とはまったく関係がないというご同輩のためにビジネスホテルの話題も少々。現在ビジネスホテル各社は、ベッド(Bedroom)、朝食(Breakfast)、大浴場(Bathroom)、いわゆる「3B」と呼ばれる施設、サービスの向上に力を注いでいる。低価格ながら高品質の施設・サービスを提供するビジネスホテルが着実に増加しているのだ。 アパグループでは「APA頂上戦略」と称して、15年度までの5年間で50店舗を東京で出店するという、集中出店を行なっている。一方、店舗数245で高知県以外の全都道府県に展開している東横インは、シングルルームが平均12平米と狭めだが、幅140センチメートルのダブルベッドを採用しているという(なお念のため、東横インは東急インとはまったく別物だ。ここまで類似商号が拡大するケースも珍しいのではないか)。今後の注目は、JR西日本系列のヴィアインホテルだ。関西では名の通っていたホテルだが、11年11月に秋葉原、今年2月に新宿、3月に東銀座に相次いで出店し、これから全国区のブランドに成長していきそうだ。 (文=松井克明/CFP) ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 医療タブー!なぜ“寿命を縮める”抗がん剤は使われるのか? 勃発!ヤマダvsビックカメラ戦争行方のカギは読売と財務省!? 法改正で見えた与野党議員とサラ金業界の癒着 三菱商事に三井物産 急ブレーキがかかった総合商社の快進撃 宇多田ヒカルに村上春樹も! なぜDQNネームが批判される? 夏野剛「まだガラパゴス化はiモードのせいというか、愚か者」 喫煙・肥満は2倍も損!?しないための賢い保険加入テクニック(左)「週刊東洋経済 8/25号」 (右)「週刊ダイヤモンド 8/25号」
リクルートの1兆円上場で不安視されるイケイケ社長!?
「週刊東洋経済 8/25号」の大特集は『リクルートの正体』。9月以降、大型上場案件が次々と控えている。日本航空(JAL)の再上場は9月。西武HDも早ければ年内の再上場が見込まれる。さらに、ゆうちょ銀行やかんぽ生命、東日本高速道路、JR貨物といった旧公社系企業も株式上場する方向にある。 そんななか、2013年4月に“東証デビュー”を予想されているのがリクルートだ。リクルートは今年1月、10月1日付で持ち株会社に「リクルートホールディングス」への商号変更を発表。持ち株会社の下に求人、住宅、結婚、進学情報など、部門ごとの事業会社に分社化することになった。 さらに6月の株主総会では、4月に就任した峰岸真澄新社長が上場に言及、一気に現実味を帯びた。リクルート側は具体的な上場スケジュールを明らかにしていないが、中間決算が固まる10月中に東証へ上場申請し、13年2月に承認を得て、4月に上場というのが最速シナリオだ。 リクルートの上場時の時価総額は、会社計画によると13年3月期は営業収益(売上高)1兆200億円と4期ぶりの1兆円の大台で、時価総額は控えめに見積もっても8300億円程度となる。仮に1兆円だとすれば、サービス業ではオリエンタルランドやセコムを抜いて首位に躍り出る。 現在76歳の創業者・江副浩正氏が西新橋の森ビル屋上で創業したのが60年。バブル絶頂期の88年には、当時の政権をも大きく揺るがしたリクルート事件という転機も迎えたが、新規事業を生み出す文化は変わらず、ハングリーさと明晰さを兼ね備えた人材を輩出し続けて52年がたった。 ネット化やグローバル化とリクルートをとりまく環境は劇的に変化している。新社長が目指す5~6年後の目標は「人材でグローバル・ナンバーワン、販促(広告)でアジア・ナンバーワン」と、勢いはとまらない(「峰岸真澄社長 単独インタビュー 『株式上場で世界一を目指す』」) ただし、上場で問題になりそうなのが、社員のモティべーションの低下だ。実はリクルートの筆頭株主は、総発行株の13.8%を保有している社員持ち株会だ。時価総額が1兆円ならば1400億円が社員の資産となり、在職年数が長い社員であれば、保有株が評価額1億円を超えるケースも続出しそうだという。上場で社内に億万長者が出れば、従来のハングリーさがなくなるのではないか。株を持つ者と持たない者とで格差が生まれる懸念をOBは指摘する。 江副氏も特集インタビューに登場し、「株は若干持っている程度」と告白した上で「私がいたときも上場しようと思えばできましたが、社員持ち株会の保有比率が3割以上あったので踏み切りませんでした。同じように社員持ち株会が筆頭株主だったソニーは、上場後に株を売却して辞める社員が多かったと創業者の盛田昭夫氏から伺って、上場はできないと思いました」と語っている。 もう一つ気になるのは、新社長・長峰岸氏の経歴だ。裕福な美容院の息子として生まれた峰岸新社長は80年代、立教大学でイベントを企画するプロデュース研究会に所属し、幹事長として学園祭を復活させた。大学時代からの友人にUSENグループの宇野康秀氏がいる……と、どこかキーワード的に「渋谷で働く社長」的な浮かれた感じがいなめないのだ。 上場で得る資金で、世界に打って出ると宣言したリクルートだが、このイケイケ感はどこかバブル的だ。やはりリクルートの正体は今でもバブル的なのかもしれない。 2014年“ホテル戦争”再び 「週刊ダイヤモンド 8/25号」の特集は『日本のもう一度泊まりたい! ベストホテル』だ。ホテル業界がこの秋、期待しているのが、東京で10月12~14日に開催されるIMF(国際通貨基金)・世界銀行年次総会だ。この年次総会は「最大の国際会議」とされ、187の加盟国から財務省や中央銀行の首脳など公式参加者だけで1万人。民間企業の非公式参加者を含めて2万人が来日する見込みだという。東京国際フォーラム、帝国ホテル、ホテルオークラ東京で会議が行われ、20のホテルが政府要人の宿泊先として指定されているという。経済効果は200億円。この機会を活用して、日本のよさをアピールしようと各ホテルはさまざまな趣向をこらしているという。 今年もホテルは話題が盛りだくさんだ。5月17日には皇居を目の前にしたパレスホテル東京がリニューアルオープン。IMF・世界銀行年次総会の直前の10月3日には日本で唯一、建物そのものが重要文化財という東京ステーションホテルがリニューアルオープンする。 パレスホテル東京と東京ステーションホテルは老舗ホテルながら好対照な再開業となっているという。パレスホテル東京は「年内の結婚披露宴の予約がすでにほぼいっぱいの状態」で宴会が中心だ。一方の東京ステーションホテルは歴史や鉄道ファンという固定層の宿泊客が期待されているという。 また、90年代には憧れとされたラグジュアリー(高級)ホテルも激変している。まず、87年にセゾングループが日本初のラグジュアリーホテルとして開業したのが、ホテル西洋銀座だが、今年5月、現在の経営主体である東京テアトルの子会社がホテルの立つ敷地の売却を決断せざるをえなくなった。売却額は178億円でホテルは来年5月で閉鎖される。 そして90年代には94年開業のウェスティンホテル東京(目黒区三田)、95年のパークハイアット東京と並んで、“新御三家”とされたフォーシーズンズホテル椿山荘東京(92年開業)だが、今年をもって、カナダのフォーシーズンズホテルとのフランチャイズ契約を解消。運営する藤田観光は来年1月からはホテル椿山荘 東京としてリニューアルするという。なお、東京駅に近接する「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」はフォーシーズンズホテルの経営で、まったく別だ。 ラグジュアリーホテルは、再び“ホテル戦争”が始まりそうだ。05年に開業したマンダリンオリエンタル東京に続いて、07年にはザ・リッツ・カールトン東京、ザ・ペニンシュラ東京が開業し、高級ホテル戦争になった。それから7年後の14年からは、再び高級ホテルの開業ラッシュとなる。 まず、虎ノ門1丁目、再開発中のいわゆるマッカーサー道路をまたぐ形で森ビルが建設中の超高層複合タワーにはハイアットホテルズが、パークハイアットとグランドハイアットの中間ブランドにあたる「アンダーズ」ブランドの高級ホテルを日本初展開する予定だ。 また、大手町の旧富士銀行本店跡地にはアジアの超高級リゾートホテルとして知られるアマンリゾートが開業する見通しだ。 さらに京都では、14年に鴨川、二条大橋たもとの一等地にザ・リッツ・カールトン京都がオープンする。客室数136室、京都市内で最大級の広さを誇るラグジュアリーホテルとなる。同じく14年には京都・東山区の病院跡地にフォーシーズンズホテル京都も登場予定だ。 16年には紀尾井町の旧赤坂プリンスホテル跡地に建設される超高層ビルにはマリオットグループが開業予定。大手町東地区では三菱地所が温泉を施設に組み込んだ高級ホテルを開業させる計画があるという。 ……これだけ高級ホテルができても自分とはまったく関係がないというご同輩のためにビジネスホテルの話題も少々。現在ビジネスホテル各社は、ベッド(Bedroom)、朝食(Breakfast)、大浴場(Bathroom)、いわゆる「3B」と呼ばれる施設、サービスの向上に力を注いでいる。低価格ながら高品質の施設・サービスを提供するビジネスホテルが着実に増加しているのだ。 アパグループでは「APA頂上戦略」と称して、15年度までの5年間で50店舗を東京で出店するという、集中出店を行なっている。一方、店舗数245で高知県以外の全都道府県に展開している東横インは、シングルルームが平均12平米と狭めだが、幅140センチメートルのダブルベッドを採用しているという(なお念のため、東横インは東急インとはまったく別物だ。ここまで類似商号が拡大するケースも珍しいのではないか)。今後の注目は、JR西日本系列のヴィアインホテルだ。関西では名の通っていたホテルだが、11年11月に秋葉原、今年2月に新宿、3月に東銀座に相次いで出店し、これから全国区のブランドに成長していきそうだ。 (文=松井克明/CFP) ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 医療タブー!なぜ“寿命を縮める”抗がん剤は使われるのか? 勃発!ヤマダvsビックカメラ戦争行方のカギは読売と財務省!? 法改正で見えた与野党議員とサラ金業界の癒着 三菱商事に三井物産 急ブレーキがかかった総合商社の快進撃 宇多田ヒカルに村上春樹も! なぜDQNネームが批判される? 夏野剛「まだガラパゴス化はiモードのせいというか、愚か者」 喫煙・肥満は2倍も損!?しないための賢い保険加入テクニック(左)「週刊東洋経済 8/25号」 (右)「週刊ダイヤモンド 8/25号」
